JP3451415B2 - ネットワーク管理システムのデータベース同期方法 - Google Patents
ネットワーク管理システムのデータベース同期方法Info
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- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L41/00—Arrangements for maintenance, administration or management of data switching networks, e.g. of packet switching networks
- H04L41/02—Standardisation; Integration
- H04L41/0233—Object-oriented techniques, for representation of network management data, e.g. common object request broker architecture [CORBA]
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- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L41/00—Arrangements for maintenance, administration or management of data switching networks, e.g. of packet switching networks
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、管理システムと被
管理システムとのデータベースを同期化するネットワー
ク管理システムのデータベース同期方法に関する。ネッ
トワークの管理として、例えば、ネットワーク構成要素
等を管理する構成管理と、障害の検出とその分析,通
知,復旧等を行う障害管理と、応答性能等を管理する性
能管理と、不正なアクセスの防止等の為のセキュリティ
管理と、回線等の使用量等を管理するコスト管理との項
目に分けることができる。そして、ネットワークの規模
等に対応して既に各種の管理方式が提案されており、例
えば、交換機や多重化装置等のネットワークエレメント
対応に個別に管理する方式や、複数のネットワークエレ
メントに対して集中して管理する方式等が知られてお
り、それぞれデータベースを構築して管理する場合が一
般的である。
管理システムとのデータベースを同期化するネットワー
ク管理システムのデータベース同期方法に関する。ネッ
トワークの管理として、例えば、ネットワーク構成要素
等を管理する構成管理と、障害の検出とその分析,通
知,復旧等を行う障害管理と、応答性能等を管理する性
能管理と、不正なアクセスの防止等の為のセキュリティ
管理と、回線等の使用量等を管理するコスト管理との項
目に分けることができる。そして、ネットワークの規模
等に対応して既に各種の管理方式が提案されており、例
えば、交換機や多重化装置等のネットワークエレメント
対応に個別に管理する方式や、複数のネットワークエレ
メントに対して集中して管理する方式等が知られてお
り、それぞれデータベースを構築して管理する場合が一
般的である。
【0002】又ネットワークエレメント等を被管理シス
テムとし、これらの被管理システムを集中的に管理する
管理システムを設けて、ネットワークの管理を行うネッ
トワーク管理システムに於いて、被管理システムに構築
したデータベースの内容と、管理システムのデータベー
スの被管理システム対応の内容とを一致させる同期化の
処理が必要となる。
テムとし、これらの被管理システムを集中的に管理する
管理システムを設けて、ネットワークの管理を行うネッ
トワーク管理システムに於いて、被管理システムに構築
したデータベースの内容と、管理システムのデータベー
スの被管理システム対応の内容とを一致させる同期化の
処理が必要となる。
【0003】
【従来の技術】分散配置された複数のデータベースの内
容をそれぞれ同一とする同期方法は、既に各種の方法が
提案されている。例えば、データベースの更新要求に対
して、そのデータベースをロックして新たな更新要求を
受け付けないようにし、データベースの更新後に、その
ロックを解除する方法があり、データベースの更新要求
毎にロックすることにより、処理が煩雑となる問題かあ
った。又データベースのレコード毎等にタイムスタンプ
を付加し、データベースの更新時には、このタイムスタ
ンプを参照して最新のタイムスタンプのレコードを用い
て更新する方法が知られている。
容をそれぞれ同一とする同期方法は、既に各種の方法が
提案されている。例えば、データベースの更新要求に対
して、そのデータベースをロックして新たな更新要求を
受け付けないようにし、データベースの更新後に、その
ロックを解除する方法があり、データベースの更新要求
毎にロックすることにより、処理が煩雑となる問題かあ
った。又データベースのレコード毎等にタイムスタンプ
を付加し、データベースの更新時には、このタイムスタ
ンプを参照して最新のタイムスタンプのレコードを用い
て更新する方法が知られている。
【0004】又それぞれデータベースを有するセンタ・
コンピュータとリモート・コンピュータとの間を通信回
線で接続し、それぞれのデータベースにタイムスタンプ
を付加したレコードを格納し、データベースの更新時
に、データベース更新情報要求に含まれるタイムスタン
プ情報に比較して新しいタイムスタップを有するレコー
ドを読出し、これを更新情報ファイルに圧縮して送出
し、この更新情報ファイルをバッファに一旦格納した
後、データベースに展開して更新処理を行うものである
(例えば、特開平5−204739号公報参照)。
コンピュータとリモート・コンピュータとの間を通信回
線で接続し、それぞれのデータベースにタイムスタンプ
を付加したレコードを格納し、データベースの更新時
に、データベース更新情報要求に含まれるタイムスタン
プ情報に比較して新しいタイムスタップを有するレコー
ドを読出し、これを更新情報ファイルに圧縮して送出
し、この更新情報ファイルをバッファに一旦格納した
後、データベースに展開して更新処理を行うものである
(例えば、特開平5−204739号公報参照)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来例のデータベース
同期方法は、一方のデータベースの更新に従って他方の
データベースに更新要求を行い、例えば、レコード単位
で他方のデータベースの更新を行うものであり、この場
合のデータ転送回数を軽減する為に、前述の従来例に於
いては、転送データを圧縮してファイル化するものであ
る。
同期方法は、一方のデータベースの更新に従って他方の
データベースに更新要求を行い、例えば、レコード単位
で他方のデータベースの更新を行うものであり、この場
合のデータ転送回数を軽減する為に、前述の従来例に於
いては、転送データを圧縮してファイル化するものであ
る。
【0006】又交換機や多重化装置等の複数のネットワ
ーク・エレメントを有するシステムに於いては、各ネッ
トワーク・エレメント毎にデータベースを備え、且つこ
れらのネットワーク・エレメントを被管理システムとし
て管理する管理システムを配置し、その管理システムに
於いても、各ネットワーク・エレメントのデータベース
と同一の内容を格納したデータベースを構築して、シス
テムの運用,保守等を行うものである。
ーク・エレメントを有するシステムに於いては、各ネッ
トワーク・エレメント毎にデータベースを備え、且つこ
れらのネットワーク・エレメントを被管理システムとし
て管理する管理システムを配置し、その管理システムに
於いても、各ネットワーク・エレメントのデータベース
と同一の内容を格納したデータベースを構築して、シス
テムの運用,保守等を行うものである。
【0007】その場合に、被管理システムとしてのネッ
トワーク・エレメントがそれぞれ異なる製造会社或いは
異なる構成を有することが多いものであるから、被管理
システムとしてのネットワーク・エレメントのデータベ
ースの内容も相違することになる。従って、管理システ
ムのデータベースを構築及びネットワーク・エレメント
のデータベースの再構築に伴う管理システムのデータベ
ースの再構築が複雑な処理となり、システム運用上問題
となる。本発明は、被管理システムの構成に関係なく、
論理的には同一の内容のデータベースとし、管理システ
ムに於けるデータベースの構築及び再構築の処理を簡単
化することを目的とする。
トワーク・エレメントがそれぞれ異なる製造会社或いは
異なる構成を有することが多いものであるから、被管理
システムとしてのネットワーク・エレメントのデータベ
ースの内容も相違することになる。従って、管理システ
ムのデータベースを構築及びネットワーク・エレメント
のデータベースの再構築に伴う管理システムのデータベ
ースの再構築が複雑な処理となり、システム運用上問題
となる。本発明は、被管理システムの構成に関係なく、
論理的には同一の内容のデータベースとし、管理システ
ムに於けるデータベースの構築及び再構築の処理を簡単
化することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のネットワーク管
理システムのデータベース同期方法は、(1)管理シス
テムと、この管理システムによって管理される単一又は
複数の被管理システムとからなるネットワーク管理シス
テムに於いて、被管理システムは、システム構成をモデ
ル化した管理情報ツリー構造のデータベースを構築し、
又管理システムに於いて、データベースの構築を行う管
理情報ツリーの上位階層の情報を、被管理システムから
管理システムに転送し、この管理システムは、上位階層
の情報を基にデータベースの構築を開始し、この上位階
層の情報に従って下位階層の情報を被管理システムに要
求し、この被管理システムは、管理システムの要求に従
ってデータベースから読出した情報を管理システムに送
出し、管理システムは、被管理システムから転送された
情報により、先に構築したツリーの下位にディジタルベ
ースを構築する過程を含むものである。
理システムのデータベース同期方法は、(1)管理シス
テムと、この管理システムによって管理される単一又は
複数の被管理システムとからなるネットワーク管理シス
テムに於いて、被管理システムは、システム構成をモデ
ル化した管理情報ツリー構造のデータベースを構築し、
又管理システムに於いて、データベースの構築を行う管
理情報ツリーの上位階層の情報を、被管理システムから
管理システムに転送し、この管理システムは、上位階層
の情報を基にデータベースの構築を開始し、この上位階
層の情報に従って下位階層の情報を被管理システムに要
求し、この被管理システムは、管理システムの要求に従
ってデータベースから読出した情報を管理システムに送
出し、管理システムは、被管理システムから転送された
情報により、先に構築したツリーの下位にディジタルベ
ースを構築する過程を含むものである。
【0009】又(2)被管理システムのシステム再構築
に伴うデータベースの再構築時に、管理システムにシス
テム再構築を通知し、この管理システムは、被管理シス
テムのデータベース再構築に伴って必要となる下位イン
スタンス情報を要求し、この要求に対して被管理システ
ムは、データベースから読出した下位インスタンス情報
を管理システムに送出し、この管理システムは、受信し
た下位インスタンス情報を基にデータベースの再構築を
行う過程を含むことができる。
に伴うデータベースの再構築時に、管理システムにシス
テム再構築を通知し、この管理システムは、被管理シス
テムのデータベース再構築に伴って必要となる下位イン
スタンス情報を要求し、この要求に対して被管理システ
ムは、データベースから読出した下位インスタンス情報
を管理システムに送出し、この管理システムは、受信し
た下位インスタンス情報を基にデータベースの再構築を
行う過程を含むことができる。
【0010】又(3)被管理システムのシステム再構築
に伴うデータベースの再構築時に、管理システムにシス
テム再構築及びバックアップ管理情報を通知し、この管
理システムは、バックアップ管理情報を参照して自シス
テムのバックアップ情報を用いて自システムのデータベ
ースの再構築を行う過程を含むことができる。
に伴うデータベースの再構築時に、管理システムにシス
テム再構築及びバックアップ管理情報を通知し、この管
理システムは、バックアップ管理情報を参照して自シス
テムのバックアップ情報を用いて自システムのデータベ
ースの再構築を行う過程を含むことができる。
【0011】又(4)被管理システムのシステム再開時
に、再開レベル対応にデータベースを初期設定し、管理
システムにシステム再開と再開レベルとを通知し、この
管理システムは、再開レベルに対応してデータベースを
初期設定する過程を含むことができる。
に、再開レベル対応にデータベースを初期設定し、管理
システムにシステム再開と再開レベルとを通知し、この
管理システムは、再開レベルに対応してデータベースを
初期設定する過程を含むことができる。
【0012】又(5)被管理システムの新規機能追加等
を含む新ソフトウェアによるシステム再開時に、この被
管理システムはデータベースを再構築し、管理システム
に新ソフトウェアによるシステム再開を通知し、この管
理システムは、被管理システムに対して新規機能追加に
対応する管理情報ツリーの下位インスタンス情報を要求
し、この要求に対してデータベースから読出した下位イ
ンスタンス情報を管理システムに送出し、この下位イン
スタンス情報を基に管理システムのデータベースを再構
築する過程を含むことができる。
を含む新ソフトウェアによるシステム再開時に、この被
管理システムはデータベースを再構築し、管理システム
に新ソフトウェアによるシステム再開を通知し、この管
理システムは、被管理システムに対して新規機能追加に
対応する管理情報ツリーの下位インスタンス情報を要求
し、この要求に対してデータベースから読出した下位イ
ンスタンス情報を管理システムに送出し、この下位イン
スタンス情報を基に管理システムのデータベースを再構
築する過程を含むことができる。
【0013】又(6)被管理システムのバージョンアッ
プ等に伴う新ソフトウェアによるシステム再開時に、こ
の被管理システムは、データベースを再構築し、且つ管
理システムに新ソフトウェアによるシステム再開とデー
タベースの更新レベルとを通知し、管理システムは、被
管理システムに前記更新レベルに対応するインスタンス
情報の要求を行い、この要求に対してデータベースから
読出したインスタンス情報を管理システムに送出し、こ
の管理システムは、インスタンス情報を基にデータベー
スの再構築又はデータベースの整合をとる過程を含むこ
とができる。
プ等に伴う新ソフトウェアによるシステム再開時に、こ
の被管理システムは、データベースを再構築し、且つ管
理システムに新ソフトウェアによるシステム再開とデー
タベースの更新レベルとを通知し、管理システムは、被
管理システムに前記更新レベルに対応するインスタンス
情報の要求を行い、この要求に対してデータベースから
読出したインスタンス情報を管理システムに送出し、こ
の管理システムは、インスタンス情報を基にデータベー
スの再構築又はデータベースの整合をとる過程を含むこ
とができる。
【0014】又(7)被管理システムの新ソフトウェア
移行に伴うシステム再開時に、この被管理システムは、
データベースを再構築し、且つ管理システムに新ソフト
ウェアによるシステム再開を通知し、管理システムは、
データベースの差分レコードを要求し、被管理システム
は、新旧のデータベースについての差分レコードを求め
て管理システムに送出し、この管理システムは、差分レ
コードを基にデータベースの更新を行う過程を含むこと
ができる。
移行に伴うシステム再開時に、この被管理システムは、
データベースを再構築し、且つ管理システムに新ソフト
ウェアによるシステム再開を通知し、管理システムは、
データベースの差分レコードを要求し、被管理システム
は、新旧のデータベースについての差分レコードを求め
て管理システムに送出し、この管理システムは、差分レ
コードを基にデータベースの更新を行う過程を含むこと
ができる。
【0015】
【発明の実施の形態】図1は本発明を適用するシステム
構成の概要説明図であり、1は管理システムのオペレー
ション・システム(OS)、2は運用管理プロセッサ
(OMP)、3はメインプロセッサ(MPR)、4は呼
制御プロセッサ(CPR)、5はシェルフ(SLF)、
6は回線(LINE)、7は被管理システムとしてのネ
ットワーク・エレメント(NE)を示す。
構成の概要説明図であり、1は管理システムのオペレー
ション・システム(OS)、2は運用管理プロセッサ
(OMP)、3はメインプロセッサ(MPR)、4は呼
制御プロセッサ(CPR)、5はシェルフ(SLF)、
6は回線(LINE)、7は被管理システムとしてのネ
ットワーク・エレメント(NE)を示す。
【0016】この被管理システムのネットワーク・エレ
メント7は、呼制御プロセッサ4により回線6を介した
呼に対して図示を省略した通話路スイッチを制御して交
換接続する交換機に相当する場合を示し、運用管理プロ
セッサ2を介して管理システムのオペレーション・シス
テム(OS)1との間で管理情報の授受を行うことにな
る。又管理システムのオペレーション・システム(O
S)1は、一つのネットワーク・エレメント7又は図示
を省略した複数のネットワーク・エレメント等を管理す
るものである。
メント7は、呼制御プロセッサ4により回線6を介した
呼に対して図示を省略した通話路スイッチを制御して交
換接続する交換機に相当する場合を示し、運用管理プロ
セッサ2を介して管理システムのオペレーション・シス
テム(OS)1との間で管理情報の授受を行うことにな
る。又管理システムのオペレーション・システム(O
S)1は、一つのネットワーク・エレメント7又は図示
を省略した複数のネットワーク・エレメント等を管理す
るものである。
【0017】図2は本発明の実施の形態のシステム構成
対応の管理情報ツリーの説明図であり、8はネットワー
ク・エレメント7を総合的に管理する管理エレメント
(MER1)、9は、運用管理プロセッサ2,メインプ
ロセッサ3,呼制御プロセッサ4に対応するイクイプメ
ント(EP R1)、10は例えば45MbpsのDS
3等の回線6に対応し、回線を終端するポイント(L
TTP)、11はシェルフ5に対応するイクイプメント
・ホルダー(EPH)を示し、矢印は上位方向を示す。
対応の管理情報ツリーの説明図であり、8はネットワー
ク・エレメント7を総合的に管理する管理エレメント
(MER1)、9は、運用管理プロセッサ2,メインプ
ロセッサ3,呼制御プロセッサ4に対応するイクイプメ
ント(EP R1)、10は例えば45MbpsのDS
3等の回線6に対応し、回線を終端するポイント(L
TTP)、11はシェルフ5に対応するイクイプメント
・ホルダー(EPH)を示し、矢印は上位方向を示す。
【0018】システム構成について、OSI(Open S
ystems Interconnection)モデルやSNMP(Simpl
e Network Management Information Protocol )
モデルに基づいて管理情報ツリーを形成するもので、図
1のシステム構成に対して、図2に示すように、管理エ
レメント(ME R1)8の下位のインスタンスが、プ
ロセッサ等を含むイクイプメント(EP R1)9と、
回線の終端ポイント(L TTP)10であり、又イク
イプメント(EP R1)9の下位のインスタンスが、
シェルフ等のイクイプメント・ホルダー(EPH)11
である。従って、システム構成や製造会社が異なる場合
も論理的には同一の管理情報ツリー構成としてデータベ
ースを構築することができる。
ystems Interconnection)モデルやSNMP(Simpl
e Network Management Information Protocol )
モデルに基づいて管理情報ツリーを形成するもので、図
1のシステム構成に対して、図2に示すように、管理エ
レメント(ME R1)8の下位のインスタンスが、プ
ロセッサ等を含むイクイプメント(EP R1)9と、
回線の終端ポイント(L TTP)10であり、又イク
イプメント(EP R1)9の下位のインスタンスが、
シェルフ等のイクイプメント・ホルダー(EPH)11
である。従って、システム構成や製造会社が異なる場合
も論理的には同一の管理情報ツリー構成としてデータベ
ースを構築することができる。
【0019】従って、管理システム及び被管理システム
がそれぞれデータベースを有し、被管理システムが図1
に示すネットワーク・エレメント7の構成を有する場
合、図2に示す管理情報ツリーとして初期データベース
が構築され、その内容と管理システムのデータベースの
ネットワーク・エレメント7対応の内容とが等価となる
ように同期処理される。又管理システムが分散処理構成
の場合、分散処理機能に対応したインスタンス情報を被
管理システムから収集して、それぞれの管理システムが
被管理システムを管理する為のデータベースを構築する
ことになる。
がそれぞれデータベースを有し、被管理システムが図1
に示すネットワーク・エレメント7の構成を有する場
合、図2に示す管理情報ツリーとして初期データベース
が構築され、その内容と管理システムのデータベースの
ネットワーク・エレメント7対応の内容とが等価となる
ように同期処理される。又管理システムが分散処理構成
の場合、分散処理機能に対応したインスタンス情報を被
管理システムから収集して、それぞれの管理システムが
被管理システムを管理する為のデータベースを構築する
ことになる。
【0020】図3は本発明の実施の形態の初期データベ
ース構築時の動作説明図であり、管理システムのオペレ
ーション・システムOSと、被管理システムのネットワ
ーク・エレメントNEとについて示すものであり、例え
ば、図1に示す構成のネットワーク・エレメントNEを
構築し、そのシステム構成のモデル化に基づいた管理情
報ツリー構成の初期データベースを構築する(A1)。
ース構築時の動作説明図であり、管理システムのオペレ
ーション・システムOSと、被管理システムのネットワ
ーク・エレメントNEとについて示すものであり、例え
ば、図1に示す構成のネットワーク・エレメントNEを
構築し、そのシステム構成のモデル化に基づいた管理情
報ツリー構成の初期データベースを構築する(A1)。
【0021】この初期データベースの構築の後に、自律
的又はコマンド投入(A2)によって管理情報ツリー
(MIT)の上位インスタンス情報を、ネットワーク・
エレメントNEから管理システムのOSへ通知する。こ
の場合、管理システムに於ける被管理システム対応のデ
ータベースの構築を開始できる最低限の管理情報ツリー
(MIT)の上位のインスタンス情報、例えば、図2の
管理エレメント(MER1)8又は更にイクイプメント
(EP R1)9を含めた上位のインスタンス情報を管
理システムに送出する(A3)。
的又はコマンド投入(A2)によって管理情報ツリー
(MIT)の上位インスタンス情報を、ネットワーク・
エレメントNEから管理システムのOSへ通知する。こ
の場合、管理システムに於ける被管理システム対応のデ
ータベースの構築を開始できる最低限の管理情報ツリー
(MIT)の上位のインスタンス情報、例えば、図2の
管理エレメント(MER1)8又は更にイクイプメント
(EP R1)9を含めた上位のインスタンス情報を管
理システムに送出する(A3)。
【0022】なお、管理システムが完成されている場合
は、被管理システムのデータベースが構築された時に自
律的に管理システムに通知するか、又はコマンド投入に
より通知することになるが、管理システムも構築途中の
場合、管理システムの構築後に、コマンド投入によっ
て、被管理システムから管理システムに、データベース
の構築開始が可能の上位インスタンス情報を送出する。
は、被管理システムのデータベースが構築された時に自
律的に管理システムに通知するか、又はコマンド投入に
より通知することになるが、管理システムも構築途中の
場合、管理システムの構築後に、コマンド投入によっ
て、被管理システムから管理システムに、データベース
の構築開始が可能の上位インスタンス情報を送出する。
【0023】管理システムは、被管理システムのネット
ワーク・エレメントNEから通知された管理情報ツリー
の上位インスタンス情報を基に、管理システムのデータ
ベースに、被管理システム対応の上位インスタンスを構
築し(A4)、その上位インスタンスの配下に存在し、
且つ管理システムに於いて管理する為に必要とする下位
インスタンス情報要求を、被管理システムのネットワー
ク・エレメントNEに送出する(A5)。
ワーク・エレメントNEから通知された管理情報ツリー
の上位インスタンス情報を基に、管理システムのデータ
ベースに、被管理システム対応の上位インスタンスを構
築し(A4)、その上位インスタンスの配下に存在し、
且つ管理システムに於いて管理する為に必要とする下位
インスタンス情報要求を、被管理システムのネットワー
ク・エレメントNEに送出する(A5)。
【0024】例えば、管理システムに於いて、被管理シ
ステムのネットワーク・エレメントNEから、図2の上
位インスタンスとして、管理エレメント(ME R1)
8とイクイプメント(EP R1)9との上位インスタ
ンス情報を受信処理すると、管理システムは、そのイク
イプメント(EP R1)9の配下の下位インスタンス
情報要求を送出し、又管理エレメント(ME R1)8
の配下の下位インスタンス情報要求を送出する。
ステムのネットワーク・エレメントNEから、図2の上
位インスタンスとして、管理エレメント(ME R1)
8とイクイプメント(EP R1)9との上位インスタ
ンス情報を受信処理すると、管理システムは、そのイク
イプメント(EP R1)9の配下の下位インスタンス
情報要求を送出し、又管理エレメント(ME R1)8
の配下の下位インスタンス情報要求を送出する。
【0025】被管理システムでは、管理システムからの
下位インスタンス情報要求に従ってデータベースから読
出した下位インスタンスの例えばイクイプメント・ホル
ダー(EPH)11又は終端ポイント(L TTP)1
0を送出する(A6)。このような処理を繰り返して、
管理システムで必要とする被管理システムの下位インス
タンス情報を収集し、被管理システム対応の管理システ
ムに於けるデータベースを構築する(A7)。
下位インスタンス情報要求に従ってデータベースから読
出した下位インスタンスの例えばイクイプメント・ホル
ダー(EPH)11又は終端ポイント(L TTP)1
0を送出する(A6)。このような処理を繰り返して、
管理システムで必要とする被管理システムの下位インス
タンス情報を収集し、被管理システム対応の管理システ
ムに於けるデータベースを構築する(A7)。
【0026】図4は交換システムのデータベースの要部
説明図であり、回線の実装状況や運用状態を管理するオ
ブジェクト・クラス間の関係を示し、オブジェクト・イ
ンスタンスは、この構成に基づいて管理される。同図に
於いて、21は一つの交換システムとして管理する総て
のハードウェアや機能を包括して管理する管理エレメン
ト(Managed Element R1;ME R1)であり、
図2の管理エレメント(ME R1)8に相当する。又
22は一交換システムを構成する単一又は複数のプロセ
ッサ等のハードウェアや機能を包括管理するイクイプメ
ント(Equipment R1;EP R1)であり、図2の
イクイプメント(EP R1)9に相当する。
説明図であり、回線の実装状況や運用状態を管理するオ
ブジェクト・クラス間の関係を示し、オブジェクト・イ
ンスタンスは、この構成に基づいて管理される。同図に
於いて、21は一つの交換システムとして管理する総て
のハードウェアや機能を包括して管理する管理エレメン
ト(Managed Element R1;ME R1)であり、
図2の管理エレメント(ME R1)8に相当する。又
22は一交換システムを構成する単一又は複数のプロセ
ッサ等のハードウェアや機能を包括管理するイクイプメ
ント(Equipment R1;EP R1)であり、図2の
イクイプメント(EP R1)9に相当する。
【0027】又23はプロセッサ等のハードウェアを収
納するシェルフ等を示すイクイプメント・ホルダー(E
quipment Holder ;EPH)であり、図2のイクイプ
メント・ホルダー(EPH)11に相当する。又24は
回線についての信号,データの送受信を制御する装置の
属性や状態を示す回路パック(Circuit Pack ;C
P)を示し、又AFOは影響オブジェクト・リスト(A
ffected Object List)で、その属性は、そのオブジ
ェクト・クラスのインスタンスが直接的に何らかの影響
を与え得るオブジェクト・クラスのインスタンスを示
す。
納するシェルフ等を示すイクイプメント・ホルダー(E
quipment Holder ;EPH)であり、図2のイクイプ
メント・ホルダー(EPH)11に相当する。又24は
回線についての信号,データの送受信を制御する装置の
属性や状態を示す回路パック(Circuit Pack ;C
P)を示し、又AFOは影響オブジェクト・リスト(A
ffected Object List)で、その属性は、そのオブジ
ェクト・クラスのインスタンスが直接的に何らかの影響
を与え得るオブジェクト・クラスのインスタンスを示
す。
【0028】又25は光伝送回線を物理的に終端するポ
イント(Optical SPI TTPBidirectional;S
PI TTP)、26は信号やデータを増幅する装置間
での制御を終端するポイント(RS TTP Bidirec
tional;RS TTP)、27は信号やデータを多重化
する装置間での制御を終端するポイント(MS TTP
Bidirectional;MS TTP)、28は約50Mb
psの信号やデータの送受信を終端するポイント(VC
4 TTP Bidirectional;VC4 TTP)、29
はアドミニストラティブ(Administrative )・ユニッ
トのグループの管理(AUG Bidirectional;AUG
B)を示す。
イント(Optical SPI TTPBidirectional;S
PI TTP)、26は信号やデータを増幅する装置間
での制御を終端するポイント(RS TTP Bidirec
tional;RS TTP)、27は信号やデータを多重化
する装置間での制御を終端するポイント(MS TTP
Bidirectional;MS TTP)、28は約50Mb
psの信号やデータの送受信を終端するポイント(VC
4 TTP Bidirectional;VC4 TTP)、29
はアドミニストラティブ(Administrative )・ユニッ
トのグループの管理(AUG Bidirectional;AUG
B)を示す。
【0029】又30は約50Mbpsの信号やデータの
アドミニストラティブ・ユニットの管理(AU4 CT
P Bidirectional;AU4 CTP)、31は信号や
データを増幅する装置間で制御する情報のコネクション
・ポイント(RS CTPBidirectional;RS CT
P)、32は信号やデータを多重化する装置間で制御す
る情報のコネクション・ポイント(MS CTP Bid
irectional;MSCTP)、33は約620Mbpsの
信号やデータの管理(AU44cCTPBidirectiona
l;AU44cCTP)、34は約620Mbpsの信
号やデータの送受信を終端するポイント(VC44cT
TP Bidirectional;VC44cTTP)を示す。
アドミニストラティブ・ユニットの管理(AU4 CT
P Bidirectional;AU4 CTP)、31は信号や
データを増幅する装置間で制御する情報のコネクション
・ポイント(RS CTPBidirectional;RS CT
P)、32は信号やデータを多重化する装置間で制御す
る情報のコネクション・ポイント(MS CTP Bid
irectional;MSCTP)、33は約620Mbpsの
信号やデータの管理(AU44cCTPBidirectiona
l;AU44cCTP)、34は約620Mbpsの信
号やデータの送受信を終端するポイント(VC44cT
TP Bidirectional;VC44cTTP)を示す。
【0030】又SBOは、オブジェクト・リスト(Sup
ported By Object list)で、その属性は、そのオブ
ジェクト・クラスのインスタンスがその属性にリストさ
れているオブジェクト・インスタンスにより、何らかの
直接的影響を受けることを示す。又UCPは、上りポイ
ント(Upstream Connectivity Pointer)であり、そ
の上り方向の信号やデータのコネクション・ポイントや
終端ポイントを示す。又DCPは、下りポイント(Dow
nstream Connectivity Pointer)であり、その下り方
向の信号やデータのコネクション・ポイントや終端ポイ
ントを示す。又矢印は、下位のオブジェクト・クラスよ
り上位のオブジェクト・クラスに対する方向を示す。
ported By Object list)で、その属性は、そのオブ
ジェクト・クラスのインスタンスがその属性にリストさ
れているオブジェクト・インスタンスにより、何らかの
直接的影響を受けることを示す。又UCPは、上りポイ
ント(Upstream Connectivity Pointer)であり、そ
の上り方向の信号やデータのコネクション・ポイントや
終端ポイントを示す。又DCPは、下りポイント(Dow
nstream Connectivity Pointer)であり、その下り方
向の信号やデータのコネクション・ポイントや終端ポイ
ントを示す。又矢印は、下位のオブジェクト・クラスよ
り上位のオブジェクト・クラスに対する方向を示す。
【0031】次に、約620Mbpsの回線インタフェ
ースに関するデータベースの構築手順を説明する。 (a)被管理システムの構築時に、システム構成のモデ
ル化に基づいて、管理エレメント(ME R1)21と
イクイプメント(EP R1)22のオブジェクト・ク
ラスのインスタンスが生成される。
ースに関するデータベースの構築手順を説明する。 (a)被管理システムの構築時に、システム構成のモデ
ル化に基づいて、管理エレメント(ME R1)21と
イクイプメント(EP R1)22のオブジェクト・ク
ラスのインスタンスが生成される。
【0032】(b)又イクイプメント・ホルダー(EP
H)23のインスタンスが、イクイプメント(EP R
1)22の配下に生成される。 (c)又回路パック(CP)24のインスタンスが、そ
の回路パック(CP)24を収容するイクイプメント・
ホルダー(EPH)23のインスタンスの配下に生成さ
れる。
H)23のインスタンスが、イクイプメント(EP R
1)22の配下に生成される。 (c)又回路パック(CP)24のインスタンスが、そ
の回路パック(CP)24を収容するイクイプメント・
ホルダー(EPH)23のインスタンスの配下に生成さ
れる。
【0033】(d)又終端ポイント(SPI TTP)
25のインスタンスが、管理エレメント(ME R1)
21の配下に生成され、その終端ポイント(SPI T
TP)25の配下にコネクション・ポイント(RS C
TP)31が生成される。この時、対応する回路パック
(CP)24のインスタンスと関連付ける為、終端ポイ
ント(SPI TTP)25のオブジェクト・リストS
BOに対応する回路パック(CP)24のインスタンス
を示すように、且つ回路パック(CP)24のオブジェ
クト・リストAFOが対応する終端ポイント(SPI
TTP)25のインスタンスを示すように、それぞれの
値を設定する。
25のインスタンスが、管理エレメント(ME R1)
21の配下に生成され、その終端ポイント(SPI T
TP)25の配下にコネクション・ポイント(RS C
TP)31が生成される。この時、対応する回路パック
(CP)24のインスタンスと関連付ける為、終端ポイ
ント(SPI TTP)25のオブジェクト・リストS
BOに対応する回路パック(CP)24のインスタンス
を示すように、且つ回路パック(CP)24のオブジェ
クト・リストAFOが対応する終端ポイント(SPI
TTP)25のインスタンスを示すように、それぞれの
値を設定する。
【0034】(e)又終端ポイント(RS TTP)2
6のインスタンスが管理エレメント(ME R1)21
の配下に生成され、コネクション・ポイント(MS C
TP)32のインスタンスが終端ポイント(RS TT
P)26の配下に生成される。この時、終端ポイント
(RS TTP)26のインスタンスと対応するコネク
ション・ポイント(RS CTP)31のインスタンス
とを対応付ける為に、それぞれの下りポイントDCPと
上りポイントUCPとに対応するインスタンスを設定す
る。
6のインスタンスが管理エレメント(ME R1)21
の配下に生成され、コネクション・ポイント(MS C
TP)32のインスタンスが終端ポイント(RS TT
P)26の配下に生成される。この時、終端ポイント
(RS TTP)26のインスタンスと対応するコネク
ション・ポイント(RS CTP)31のインスタンス
とを対応付ける為に、それぞれの下りポイントDCPと
上りポイントUCPとに対応するインスタンスを設定す
る。
【0035】(f)又終端ポイント(MS TTP)2
7のインスタンスが管理エレメント(ME R1)21
の配下に生成され、管理ポイント(AU44cCTP)
33が終端ポイント(MS TTP)27の配下に生成
される。この時、終端ポイント(MS TTP)27の
インスタンスと対応するコネクション・ポイント(MS
CTP)32のインスタンスを対応付ける為、それぞ
れの下りポイントDCPと上りポイントUCPとに対応
するインスタンスを設定する。
7のインスタンスが管理エレメント(ME R1)21
の配下に生成され、管理ポイント(AU44cCTP)
33が終端ポイント(MS TTP)27の配下に生成
される。この時、終端ポイント(MS TTP)27の
インスタンスと対応するコネクション・ポイント(MS
CTP)32のインスタンスを対応付ける為、それぞ
れの下りポイントDCPと上りポイントUCPとに対応
するインスタンスを設定する。
【0036】(g)又終端ポイント(VC44cTT
P)34のインスタンスが管理エレメント(ME R
1)21の配下に生成される。この時、終端ポイント
(VC44cTTP)34のインスタンスと対応する管
理ポイント(AU44cCTP)33のインスタンスを
対応付ける為、それぞれの下りポイントDCPと上りポ
イントUCPとに対応するインスタンスを設定する。
P)34のインスタンスが管理エレメント(ME R
1)21の配下に生成される。この時、終端ポイント
(VC44cTTP)34のインスタンスと対応する管
理ポイント(AU44cCTP)33のインスタンスを
対応付ける為、それぞれの下りポイントDCPと上りポ
イントUCPとに対応するインスタンスを設定する。
【0037】前述の手順により被管理システムの初期デ
ータベースが構築され、図2に示す手順に従って管理シ
ステムに通知されて、管理システムに、被管理システム
対応のデータベースが構築される。なお、一旦オブジェ
クト・インスタンスが生成された後にポイントの値が設
定されるが、属性が持つ値が変わることがあり、その場
合は属性変更が管理システムに通知される。
ータベースが構築され、図2に示す手順に従って管理シ
ステムに通知されて、管理システムに、被管理システム
対応のデータベースが構築される。なお、一旦オブジェ
クト・インスタンスが生成された後にポイントの値が設
定されるが、属性が持つ値が変わることがあり、その場
合は属性変更が管理システムに通知される。
【0038】又それぞれのオブジェクト・クラスのイン
スタンスでは多数の属性が管理される。例えば、終端ポ
イント(MS TTP)27について示すと、(1).保守
運用上の管理状態を示すアドミニストラティブ・ステー
ト(Administrative State)、(2).総合的な動作状態
を示すオペレーショナル・ステート(OperationalSta
te)、(3).発生しているアラームの最高レベルを示すア
ラーム・ステート(Alarm State)、(4).発生してい
るアラームの一覧を示すカレント・プロブレム・リスト
(Current Problem List )、(5).アラームのレベ
ルや理由を定義したインスタンスを示すアラーム・シバ
リティ・アサイメント・プロファイル・ポインタ(Ala
rm Severity Assignment Profile Pointer)、
(6).インスタンスを識別する情報(MS TTP I
d)がある。
スタンスでは多数の属性が管理される。例えば、終端ポ
イント(MS TTP)27について示すと、(1).保守
運用上の管理状態を示すアドミニストラティブ・ステー
ト(Administrative State)、(2).総合的な動作状態
を示すオペレーショナル・ステート(OperationalSta
te)、(3).発生しているアラームの最高レベルを示すア
ラーム・ステート(Alarm State)、(4).発生してい
るアラームの一覧を示すカレント・プロブレム・リスト
(Current Problem List )、(5).アラームのレベ
ルや理由を定義したインスタンスを示すアラーム・シバ
リティ・アサイメント・プロファイル・ポインタ(Ala
rm Severity Assignment Profile Pointer)、
(6).インスタンスを識別する情報(MS TTP I
d)がある。
【0039】又属性の値は、(1) と(2) とについては、
状態変化時に値が代入され、状態変更通知が被管理シス
テムから管理システムに通知される。又(3) と(4) とに
ついては、アラーム発生時にアラームが被管理システム
から管理システムに通知されると共に、それらの属性の
内容が更新される。又(5) はアラームのレベルや理由を
定義したインスタンスを変更した場合に、属性の値の変
更が被管理システムから管理システムに通知される。
状態変化時に値が代入され、状態変更通知が被管理シス
テムから管理システムに通知される。又(3) と(4) とに
ついては、アラーム発生時にアラームが被管理システム
から管理システムに通知されると共に、それらの属性の
内容が更新される。又(5) はアラームのレベルや理由を
定義したインスタンスを変更した場合に、属性の値の変
更が被管理システムから管理システムに通知される。
【0040】図5は本発明の実施の形態の運用中のデー
タベース再構築時の動作説明図であり、被管理システム
のネットワーク・エレメントNEと管理システムのオペ
レーション・システムOSとについて示し、システム運
用中(B1)に於いて、被管理システムのネットワーク
・エレメントNEの障害発生等によりシステム再構築を
行う(B2)。このシステム再構築に伴ってネットワー
ク・エレメントNEのデータベースも再構築することに
なる。この場合、基本的なシステム構成は変更がないか
ら、管理情報ツリーの上位インスタンスは、再構築前と
変化しない場合が一般的である。
タベース再構築時の動作説明図であり、被管理システム
のネットワーク・エレメントNEと管理システムのオペ
レーション・システムOSとについて示し、システム運
用中(B1)に於いて、被管理システムのネットワーク
・エレメントNEの障害発生等によりシステム再構築を
行う(B2)。このシステム再構築に伴ってネットワー
ク・エレメントNEのデータベースも再構築することに
なる。この場合、基本的なシステム構成は変更がないか
ら、管理情報ツリーの上位インスタンスは、再構築前と
変化しない場合が一般的である。
【0041】被管理システムのネットワーク・エレメン
トNEは、データベースの再構築後に、自律的に管理シ
ステムに対してシステム再構築を通知する(B3)。管
理システムのOSは、ネットワーク・エレメントNEの
管理情報ツリーの上位インスタンス情報の変更がないこ
とにより、ネットワーク・エレメントNEの再構築通知
に従って、下位インスタンス情報要求をネットワーク・
エレメントNEに対して行う(B4)。ネットワーク・
エレメントNEは、この要求に従って再構築したデータ
ベースから下位インスタンス情報を読出して管理システ
ムに送出する(B5)。それによって、管理システムの
データベースを再構築することができる(B6)。
トNEは、データベースの再構築後に、自律的に管理シ
ステムに対してシステム再構築を通知する(B3)。管
理システムのOSは、ネットワーク・エレメントNEの
管理情報ツリーの上位インスタンス情報の変更がないこ
とにより、ネットワーク・エレメントNEの再構築通知
に従って、下位インスタンス情報要求をネットワーク・
エレメントNEに対して行う(B4)。ネットワーク・
エレメントNEは、この要求に従って再構築したデータ
ベースから下位インスタンス情報を読出して管理システ
ムに送出する(B5)。それによって、管理システムの
データベースを再構築することができる(B6)。
【0042】図6は本発明の実施の形態のバックアップ
管理情報によるデータベースの再構築時の動作説明図で
あり、システム運用中(C1)は、被管理システムのネ
ットワーク・エレメントNEのデータベース及び管理シ
ステムのデータベースに於いては、定期的にバックアッ
プをとっているものである。そして、ネットワーク・エ
レメントNEの障害発生時は、その障害が復旧した時
に、システムの動作を再開できるように、システム再構
築を行う(C2)。この場合、ネットワーク・エレメン
トNEのデータベースは、バックアップ情報を用いて再
構築することができる。
管理情報によるデータベースの再構築時の動作説明図で
あり、システム運用中(C1)は、被管理システムのネ
ットワーク・エレメントNEのデータベース及び管理シ
ステムのデータベースに於いては、定期的にバックアッ
プをとっているものである。そして、ネットワーク・エ
レメントNEの障害発生時は、その障害が復旧した時
に、システムの動作を再開できるように、システム再構
築を行う(C2)。この場合、ネットワーク・エレメン
トNEのデータベースは、バックアップ情報を用いて再
構築することができる。
【0043】そして、ネットワーク・エレメントNEか
ら管理システムに、システム再構築通知とバックアップ
管理情報とを送出する(C3)。このバックアップ管理
情報は、ネットワーク・エレメントNEに於いてデータ
ベース再構築時に用いたバックアップ情報の日時情報,
バージョン情報等を含むものである。管理システムは、
被管理システムのネットワーク・エレメントNEから通
知された情報を分析し、管理システムのデータベースの
バックアップ情報の中のバックアップ管理情報に対応し
たデータを用いて、管理システムのデータベースの再構
築を行う(C4)。
ら管理システムに、システム再構築通知とバックアップ
管理情報とを送出する(C3)。このバックアップ管理
情報は、ネットワーク・エレメントNEに於いてデータ
ベース再構築時に用いたバックアップ情報の日時情報,
バージョン情報等を含むものである。管理システムは、
被管理システムのネットワーク・エレメントNEから通
知された情報を分析し、管理システムのデータベースの
バックアップ情報の中のバックアップ管理情報に対応し
たデータを用いて、管理システムのデータベースの再構
築を行う(C4)。
【0044】基本的には、管理システムのデータベース
と被管理システムのネットワーク・エレメントNEのデ
ータベースとは同期がとれた状態となり、システム運用
を開始できる(C5)。このシステム運用中に、管理シ
ステムは、被管理システムのネットワーク・エレメント
NEのデータベースの内容を確認する為に、インスタン
ス情報要求を行い(C6)、ネットワーク・エレメント
NEは、要求に対応するインスタンス情報をデータベー
スから読出して管理システムに送出する(C7)。管理
システムは、データベースに格納されているインスタン
ス情報と、受信したインスタンス情報とを照合すること
により、データベースの整合を図ることができる(C
8)。
と被管理システムのネットワーク・エレメントNEのデ
ータベースとは同期がとれた状態となり、システム運用
を開始できる(C5)。このシステム運用中に、管理シ
ステムは、被管理システムのネットワーク・エレメント
NEのデータベースの内容を確認する為に、インスタン
ス情報要求を行い(C6)、ネットワーク・エレメント
NEは、要求に対応するインスタンス情報をデータベー
スから読出して管理システムに送出する(C7)。管理
システムは、データベースに格納されているインスタン
ス情報と、受信したインスタンス情報とを照合すること
により、データベースの整合を図ることができる(C
8)。
【0045】図7は本発明の実施の形態のシステム再開
時の動作説明図であり、システム再開のレベルを定め、
そのレベル対応の初期設定を予め管理システムのオペレ
ーション・システムOSと被管理システムのネットワー
ク・エレメントNEとの間で定めておくものである。そ
して、システム運用中(D1)に、何らかの原因によっ
てネットワーク・エレメントNEの運用を一時的に中止
し、その原因の除去によりシステム再開を行う(D2)
と、管理システムに対してシステム再開通知と再開レベ
ル情報とを送出する(D3)。
時の動作説明図であり、システム再開のレベルを定め、
そのレベル対応の初期設定を予め管理システムのオペレ
ーション・システムOSと被管理システムのネットワー
ク・エレメントNEとの間で定めておくものである。そ
して、システム運用中(D1)に、何らかの原因によっ
てネットワーク・エレメントNEの運用を一時的に中止
し、その原因の除去によりシステム再開を行う(D2)
と、管理システムに対してシステム再開通知と再開レベ
ル情報とを送出する(D3)。
【0046】被管理システムのネットワーク・エレメン
トNEでは、システム再開のレベルに対応してデータベ
ース状態初期設定を行い(D4)、管理システムでは、
ネットワーク・エレメントNEからの再開の情報分析を
行って(D5)、再開レベルに対応したデータベース状
態初期設定を行う(D6)。即ち、再開レベルの通知に
よって、システム再開後の被管理システムのデータベー
スと、管理システムのデータベースとの同期をとること
ができる。
トNEでは、システム再開のレベルに対応してデータベ
ース状態初期設定を行い(D4)、管理システムでは、
ネットワーク・エレメントNEからの再開の情報分析を
行って(D5)、再開レベルに対応したデータベース状
態初期設定を行う(D6)。即ち、再開レベルの通知に
よって、システム再開後の被管理システムのデータベー
スと、管理システムのデータベースとの同期をとること
ができる。
【0047】図8は本発明の実施の形態の新ソフトウェ
ア移行時の動作説明図であり、被管理システムのネット
ワーク・エレメントNEに於ける機能追加,新サービス
追加等による新ソフトウェアによるシステム再開時(E
1)、その新ソフトウェアに対応してデータベースの再
構築を行う。そして、管理システムに対して新ソフトウ
ェアによるシステム再開通知を行う(E2)。
ア移行時の動作説明図であり、被管理システムのネット
ワーク・エレメントNEに於ける機能追加,新サービス
追加等による新ソフトウェアによるシステム再開時(E
1)、その新ソフトウェアに対応してデータベースの再
構築を行う。そして、管理システムに対して新ソフトウ
ェアによるシステム再開通知を行う(E2)。
【0048】管理システムのオペレーション・システム
OSは、被管理システムのネットワーク・エレメントN
Eからの情報を分析し、ネットワーク・エレメントNE
に対して新ソフトウェアに伴った追加分のインスタンス
情報要求を行う(E4)。ネットワーク・エレメントN
Eは、要求に対応したインスタンス情報をデータベース
から読出して管理システムへ送出する(E5)。それに
よって、管理システムのデータベースの再構築が行われ
(E6)、管理システムのデータベースと、被管理シス
テムのデータベースとの同期がとられる。
OSは、被管理システムのネットワーク・エレメントN
Eからの情報を分析し、ネットワーク・エレメントNE
に対して新ソフトウェアに伴った追加分のインスタンス
情報要求を行う(E4)。ネットワーク・エレメントN
Eは、要求に対応したインスタンス情報をデータベース
から読出して管理システムへ送出する(E5)。それに
よって、管理システムのデータベースの再構築が行われ
(E6)、管理システムのデータベースと、被管理シス
テムのデータベースとの同期がとられる。
【0049】図9は本発明の実施の形態の更新レベル通
知による動作説明図であり、被管理システムのネットワ
ーク・エレメントNEに於いて、パッチ(Patch)等に
より新ソフトウェアによるシステム再開を行うと(F
1)、ネットワーク・エレメントNEのデータベースも
それに対応して再構築される。そして、管理システムの
オペレーション・システムOSに対して、新ソフトウェ
アによるシステム再開通知及びデータベースの更新レベ
ルを送出する(F2)。
知による動作説明図であり、被管理システムのネットワ
ーク・エレメントNEに於いて、パッチ(Patch)等に
より新ソフトウェアによるシステム再開を行うと(F
1)、ネットワーク・エレメントNEのデータベースも
それに対応して再構築される。そして、管理システムの
オペレーション・システムOSに対して、新ソフトウェ
アによるシステム再開通知及びデータベースの更新レベ
ルを送出する(F2)。
【0050】管理システムは、通知された情報を分析し
(F3)、被管理システムのネットワーク・エレメント
NE対応のデータベースについて、更新レベルに対応す
るインスタンス情報をネットワーク・エレメントNEに
要求する(F4)。ネットワーク・エレメントNEは、
この要求に対してデータベースから読出したインスタン
ス情報を管理システムに送出する(F5)。
(F3)、被管理システムのネットワーク・エレメント
NE対応のデータベースについて、更新レベルに対応す
るインスタンス情報をネットワーク・エレメントNEに
要求する(F4)。ネットワーク・エレメントNEは、
この要求に対してデータベースから読出したインスタン
ス情報を管理システムに送出する(F5)。
【0051】管理システムは、受信したインスタンス情
報によりデータベースの再構築(F6)又はデータベー
スの内容とを照合して不一致点を検出し、その不一致点
の整合をとる(F7)。それによって、新ソフトウェア
移行に伴うデータベースの同期をとることができる。
報によりデータベースの再構築(F6)又はデータベー
スの内容とを照合して不一致点を検出し、その不一致点
の整合をとる(F7)。それによって、新ソフトウェア
移行に伴うデータベースの同期をとることができる。
【0052】図10は本発明の実施の形態の差分レコー
ドによる動作説明図であり、被管理システムのネットワ
ーク・エレメントNEは、新ソフトウェアによるシステ
ム再開時、旧ソフトウェアのデータベースと新ソフトウ
ェアのデータベースとの差分レコードを作成する(G
1)。そして、管理システムのオペレーション・システ
ムOSに、新ソフトウェアによるシステム再開を通知す
る(G2)。
ドによる動作説明図であり、被管理システムのネットワ
ーク・エレメントNEは、新ソフトウェアによるシステ
ム再開時、旧ソフトウェアのデータベースと新ソフトウ
ェアのデータベースとの差分レコードを作成する(G
1)。そして、管理システムのオペレーション・システ
ムOSに、新ソフトウェアによるシステム再開を通知す
る(G2)。
【0053】管理システムは、ネットワーク・エレメン
トNEからの通知情報を分析し(G3)、ネットワーク
・エレメントNEに差分レコードを要求する(G4)。
ネットワーク・エレメントNEは、作成済の差分レコー
ドを管理システムに送出する(G5)。管理システム
は、この差分レコードを基にデータベースを更新する
(G6)。それによって、新ソフトウェアによるシステ
ム再開時のデータベースの同期をとることができる。な
お、差分レコードは、管理システムにシステム再開を通
知した後、オンラインにて作成することも可能である。
トNEからの通知情報を分析し(G3)、ネットワーク
・エレメントNEに差分レコードを要求する(G4)。
ネットワーク・エレメントNEは、作成済の差分レコー
ドを管理システムに送出する(G5)。管理システム
は、この差分レコードを基にデータベースを更新する
(G6)。それによって、新ソフトウェアによるシステ
ム再開時のデータベースの同期をとることができる。な
お、差分レコードは、管理システムにシステム再開を通
知した後、オンラインにて作成することも可能である。
【0054】図11は交換システムのシェルフ構成説明
図であり、点線は機能ブロック、二重線ブロックはシェ
ルフを示し、ASSWはATM加入者スイッチ、BMP
は広帯域メインプロセッサ、NSSは狭帯域スイッチン
グシステム、ORBは光リングバス、MOSはメインテ
ナンス・オペレーション・サブシステム、AISWはA
TMインターコネクションスイッチ、OSはオペレーシ
ョン・システムであって、メインテナンス・オペレーシ
ョン・サブシステムMOSが前述の管理システムに相当
し、ツリー構造で各部のデータ名(シェルフ名−カード
名)を管理することになる。
図であり、点線は機能ブロック、二重線ブロックはシェ
ルフを示し、ASSWはATM加入者スイッチ、BMP
は広帯域メインプロセッサ、NSSは狭帯域スイッチン
グシステム、ORBは光リングバス、MOSはメインテ
ナンス・オペレーション・サブシステム、AISWはA
TMインターコネクションスイッチ、OSはオペレーシ
ョン・システムであって、メインテナンス・オペレーシ
ョン・サブシステムMOSが前述の管理システムに相当
し、ツリー構造で各部のデータ名(シェルフ名−カード
名)を管理することになる。
【0055】又FIFSHはOC−12C(622Mb
/s)回線に対するファイバ・インタフェース・シェル
フ、SIFSHは、OC−3(156Mb/s)回線又
はDS3(45Mb/s)回線に対する加入者インタフ
ェース・シェルフ、ADS1SHはDS1(1.5Mb
/s)回線に対するATM DS1シェルフ、BSGC
SHは広帯域シグナリンググループ制御シェルフ、TC
GSHは試験呼発生シェルフ、ASSWSHはATMス
イッチ・シェルフ、SBMESHは加入者メッセージ・
ハンドラー・シェルフ、GWMESHはゲートウェイ・
ハンドラー・シェルフである。
/s)回線に対するファイバ・インタフェース・シェル
フ、SIFSHは、OC−3(156Mb/s)回線又
はDS3(45Mb/s)回線に対する加入者インタフ
ェース・シェルフ、ADS1SHはDS1(1.5Mb
/s)回線に対するATM DS1シェルフ、BSGC
SHは広帯域シグナリンググループ制御シェルフ、TC
GSHは試験呼発生シェルフ、ASSWSHはATMス
イッチ・シェルフ、SBMESHは加入者メッセージ・
ハンドラー・シェルフ、GWMESHはゲートウェイ・
ハンドラー・シェルフである。
【0056】又IOUSH,IOESH,PRESH,
PFUSHは広帯域コールプロセッサを構成するシェル
フである。又広帯域メインプロセッサBMPを構成する
DKSHは磁気ディスク・シェルフ、CPSHはシステ
ムプロセッサ・シェルフ、IOSH−Gはインタフェー
ス・シェルフである。
PFUSHは広帯域コールプロセッサを構成するシェル
フである。又広帯域メインプロセッサBMPを構成する
DKSHは磁気ディスク・シェルフ、CPSHはシステ
ムプロセッサ・シェルフ、IOSH−Gはインタフェー
ス・シェルフである。
【0057】ATM加入者スイッチASSWのファイバ
・インタフェース・シェルフFIFSHは、OC−12
(622Mb/s)の光ファイバを収容するもので、こ
のシェルフFIFSH対応に4個のATM OC12C
カードグループOC12PGA−1を備えている。
・インタフェース・シェルフFIFSHは、OC−12
(622Mb/s)の光ファイバを収容するもので、こ
のシェルフFIFSH対応に4個のATM OC12C
カードグループOC12PGA−1を備えている。
【0058】又OC−3C/DS3対応の加入者インタ
フェース・シェルフSIFSHは、OC−3C(156
Mb/s)の場合、ATM OC3−Cカードグループ
OC3CPGA−A,OC3CPGB−Aにより構成さ
れ、又DS3(45Mb/s)の場合、このシェルフ対
応にそれぞれ8個のATM DS3カードグループAD
S3PGA−Aと、回路エミュレーションDS3カード
グループCDS3PGA−Aと、フレームリレーDS3
カードグループFDS3PGA−Aと、このシェルフ対
応に4個のATM DS1カードグループADSINF
A−Aとにより構成されている。
フェース・シェルフSIFSHは、OC−3C(156
Mb/s)の場合、ATM OC3−Cカードグループ
OC3CPGA−A,OC3CPGB−Aにより構成さ
れ、又DS3(45Mb/s)の場合、このシェルフ対
応にそれぞれ8個のATM DS3カードグループAD
S3PGA−Aと、回路エミュレーションDS3カード
グループCDS3PGA−Aと、フレームリレーDS3
カードグループFDS3PGA−Aと、このシェルフ対
応に4個のATM DS1カードグループADSINF
A−Aとにより構成されている。
【0059】又DS1(1.5Mb/s)回線対応の加
入者インタフェース・シェルフADS1SHは、このシ
ェルフ対応にそれぞれ8個のフレームリレーDS1カー
ドグループFDS1PGA−Aと、SMDS DS1カ
ードグループSDS1PGA−Aと、回路エミュレーシ
ョンDS1カードグループCDS1PGA−Aとにより
構成されている。
入者インタフェース・シェルフADS1SHは、このシ
ェルフ対応にそれぞれ8個のフレームリレーDS1カー
ドグループFDS1PGA−Aと、SMDS DS1カ
ードグループSDS1PGA−Aと、回路エミュレーシ
ョンDS1カードグループCDS1PGA−Aとにより
構成されている。
【0060】前述のように、各シェルフ名を上位階層と
し、それぞれのシェルフを構成するカード名を下位階層
として、メインテナンス・オペレーション・サブシステ
ムMOSに於いてデータベースを構築し、システムの管
理を行うことができる。
し、それぞれのシェルフを構成するカード名を下位階層
として、メインテナンス・オペレーション・サブシステ
ムMOSに於いてデータベースを構築し、システムの管
理を行うことができる。
【0061】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、ネット
ワーク・エレメント等の被管理システムの初期データベ
ースを構築した場合は、その管理情報ツリーの上位イン
スタンス情報を管理システムに転送して管理システムの
データベースの構築を開始し、管理システムは、その上
位インスタンス情報を基に、自管理システムのデータベ
ースに於いて必要とする下位インスタンス情報を被管理
システムに要求するから、管理システムに於ける被管理
システム対応のデータベースを構築することができる利
点がある。
ワーク・エレメント等の被管理システムの初期データベ
ースを構築した場合は、その管理情報ツリーの上位イン
スタンス情報を管理システムに転送して管理システムの
データベースの構築を開始し、管理システムは、その上
位インスタンス情報を基に、自管理システムのデータベ
ースに於いて必要とする下位インスタンス情報を被管理
システムに要求するから、管理システムに於ける被管理
システム対応のデータベースを構築することができる利
点がある。
【0062】又初期データベースを構築後に、被管理シ
ステムのデータベースを、システム再構築に伴う再構
築、又は機能追加やバージョンアップによる新ソフトウ
ェアに移行した場合の再構築に於いては、管理システム
に通知し、管理システムからの要求に従った下位インス
タンス情報を被管理システムのデータベースから管理シ
ステムのデータベースへ転送するか、又は差分レコード
を転送するか、又再開レベルやバックアップ管理情報を
通知することにより、管理システム側で、再開レベルに
対応した初期値の設定やバックアップ管理情報に対応し
たバックアップ情報の設定により、管理システムのデー
タベースを再構築することができ、運用中のシステムの
サービス中断を最小限にすることかできる利点がある。
ステムのデータベースを、システム再構築に伴う再構
築、又は機能追加やバージョンアップによる新ソフトウ
ェアに移行した場合の再構築に於いては、管理システム
に通知し、管理システムからの要求に従った下位インス
タンス情報を被管理システムのデータベースから管理シ
ステムのデータベースへ転送するか、又は差分レコード
を転送するか、又再開レベルやバックアップ管理情報を
通知することにより、管理システム側で、再開レベルに
対応した初期値の設定やバックアップ管理情報に対応し
たバックアップ情報の設定により、管理システムのデー
タベースを再構築することができ、運用中のシステムの
サービス中断を最小限にすることかできる利点がある。
【図1】本発明を適用するシステム構成の概要説明図で
ある。
ある。
【図2】本発明の実施の形態のシステム対応の管理情報
ツリーの説明図である。
ツリーの説明図である。
【図3】本発明の実施の形態の初期データベース構築時
の動作説明図である。
の動作説明図である。
【図4】交換システムのデータベースの要部説明図であ
る。
る。
【図5】本発明の実施の形態の運用中のデータベース再
構築時の動作説明図である。
構築時の動作説明図である。
【図6】本発明の実施の形態のバックアップ管理情報に
よるデータベース再構築時の動作説明図である。
よるデータベース再構築時の動作説明図である。
【図7】本発明の実施の形態のシステム再開時の動作説
明図である。
明図である。
【図8】本発明の実施の形態の新ソフトウェア移行時の
動作説明図である。
動作説明図である。
【図9】本発明の実施の形態の更新レベルの通知による
動作説明図である。
動作説明図である。
【図10】本発明の実施の形態の差分レコードによる動
作説明図である。
作説明図である。
【図11】交換システムのシェルフ構成説明図である。
1 管理システムのオペレーション・システム(OS)
2 運用管理プロセッサ(OMP)
3 メインプロセッサ(MPR)
4 呼制御プロセッサ(CPR)
5 シェルフ(SLF)
6 回線(LINE)
7 被管理システムのネットワーク・エレメント(N
E) 8 管理エレメント(ME R1) 9 イクイプメント(EP R1) 10 終端ポイント(L TTP) 11 イクイプメント・ホルダー(EPH)
E) 8 管理エレメント(ME R1) 9 イクイプメント(EP R1) 10 終端ポイント(L TTP) 11 イクイプメント・ホルダー(EPH)
フロントページの続き
(72)発明者 水間 圭司
神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地
富士通株式会社内
(72)発明者 小崎 義洋
神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地
富士通株式会社内
(56)参考文献 特開 平7−226777(JP,A)
特開 平7−250065(JP,A)
特開 平7−295907(JP,A)
特開 平6−223020(JP,A)
特開 平7−152634(JP,A)
特開 平9−93265(JP,A)
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
G06F 12/00
G06F 13/00
H04L 12/24
H04L 12/26
Claims (7)
- 【請求項1】 管理システムと、該管理システムによっ
て管理する単一又は複数の被管理システムとからなるネ
ットワーク管理システムに於いて、 前記被管理システムは、システム構成をモデル化した管
理情報ツリー構造のデータベースを構築し、 前記管理システムに於いて前記データベースの構築を行
う前記管理情報ツリーの上位階層の情報を、前記被管理
システムから前記管理システムに転送し、 該管理システムは、前記上位階層の情報を基にデータベ
ースの構築を開始し、該上位階層の情報に従って下位階
層の情報を前記被管理システムに要求し、 該被管理システムは、前記管理システムの要求に従って
データベースから読出した情報を前記管理システムに送
出し、該管理システムは、前記被管理システムより転送
された情報によって、先に構築したツリーの下位にディ
ジタルベースを構築する過程を含むことを特徴とするネ
ットワーク管理システムのデータベース同期方法。 - 【請求項2】 前記被管理システムのシステム再構築に
伴うデータベースの再構築時に、前記管理システムにシ
ステム再構築を通知し、該管理システムは、前記被管理
システムのデータベース再構築に伴って必要となる下位
インスタンス情報を要求し、該要求に対して前記被管理
システムは、前記データベースから読出した下位インス
タンス情報を前記管理システムに送出し、該管理システ
ムは、受信した下位インスタンス情報を基にデータベー
スの再構築を行う過程を含むことを特徴とする請求項1
記載のネットワーク管理システムのデータベース同期方
法。 - 【請求項3】 前記被管理システムのシステム再構築に
伴うデータベースの再構築時に、前記管理システムにシ
ステム再構築及びバックアップ管理情報を通知し、該管
理システムは、前記バックアップ管理情報を参照して自
システムのバックアップ情報を用いて自システムのデー
タベースの再構築を行う過程を含むことを特徴とする請
求項1記載のネットワーク管理システムのデータベース
同期方法。 - 【請求項4】 前記被管理システムのシステム再開時
に、再開レベル対応にデータベースを初期設定し、前記
管理システムにシステム再開と再開レベルとを通知し、
前記管理システムは、再開レベルに対応してデータベー
スを初期設定する過程を含むことを特徴とする請求項1
記載のネットワーク管理システムのデータベース同期方
法。 - 【請求項5】 前記被管理システムの新規機能追加等を
含む新ソフトウェアによるシステム再開時に、該被管理
システムはデータベースを再構築し、前記管理システム
に前記新ソフトウェアによるシステム再開を通知し、該
管理システムは、前記被管理システムに対して新規機能
追加に対応する管理情報ツリーの下位インスタンス情報
を要求し、該要求に対してデータベースから読出した下
位インスタンス情報を前記管理システムに送出し、該下
位インスタンス情報を基に前記管理システムのデータベ
ースを再構築する過程を含むことを特徴とする前記請求
項1記載のネットワーク管理システムのデータベース同
期方法。 - 【請求項6】 前記被管理システムのバージョンアップ
等に伴う新ソフトウェアによるシステム再開時に、該被
管理システムは、データベースを再構築し、且つ前記管
理システムに新ソフトウェアによるシステム再開とデー
タベースの更新レベルとを通知し、前記管理システム
は、前記被管理システムに前記更新レベルに対応するイ
ンスタンス情報の要求を行い、該要求に対してデータベ
ースから読出したインスタンス情報を前記管理システム
に送出し、該管理システムは、前記インスタンス情報を
基にデータベースの再構築又はデータベースの整合をと
る過程を含むことを特徴とする請求項1記載のネットワ
ーク管理システムのデータベース同期方法。 - 【請求項7】 前記被管理システムの新ソフトウェア移
行に伴うシステム再開時に、該被管理システムは、デー
タベースを再構築し、且つ前記管理システムに新ソフト
ウェアによるシステム再開を通知し、前記管理システム
は、データベースの差分レコードを要求し、前記被管理
システムは、新旧のデータベースについての差分レコー
ドを求めて前記管理システムに送出し、該管理システム
は、前記差分レコードを基にデータベースの更新を行う
過程を含むことを特徴とする請求項1記載のネットワー
ク管理システムのデータベース同期方法。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07556096A JP3451415B2 (ja) | 1996-03-29 | 1996-03-29 | ネットワーク管理システムのデータベース同期方法 |
US08/815,634 US5956719A (en) | 1996-03-29 | 1997-03-13 | Synchronization method applied to databases in network management system |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07556096A JP3451415B2 (ja) | 1996-03-29 | 1996-03-29 | ネットワーク管理システムのデータベース同期方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09265426A JPH09265426A (ja) | 1997-10-07 |
JP3451415B2 true JP3451415B2 (ja) | 2003-09-29 |
Family
ID=13579696
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP07556096A Expired - Fee Related JP3451415B2 (ja) | 1996-03-29 | 1996-03-29 | ネットワーク管理システムのデータベース同期方法 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5956719A (ja) |
JP (1) | JP3451415B2 (ja) |
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