JP3438833B2 - 耐衝撃性熱可塑性樹脂の製造法 - Google Patents
耐衝撃性熱可塑性樹脂の製造法Info
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Description
れ、特に耐衝撃性および成形品外観の良好な熱可塑性樹
脂の製造法に関する。
れる樹脂−ゴム2相系の熱可塑性樹脂があるが、このA
BS樹脂は、耐衝撃性を付与するために用いられている
ブタジエン系重合体が、主鎖中に化学的に不安定な二重
結合を多く有するため、紫外線などによって劣化し易く
耐候性の劣る欠点の有ることが知られている。この欠点
を改良する方法として、主鎖中に二重結合をほとんど有
さない飽和ゴム状重合体を使用する方法が提案されてお
り、その、代表的なものにアクリル系ゴムを使用したも
のが知られている。この飽和ゴムは、紫外線に対しては
安定であり優れた耐候性をもつ、その反面、反応活性点
を有していないため、架橋密度が低く、グラフト構造を
構成しにくい。そのため、ゴムが成形中に変形し、成形
品表面にいわゆるウェルド二色性を生じやすく、ABS
樹脂に較べて成形品外観が劣るという欠点があった。
て共重合したり、過酸化物架橋等の方法が提案されてい
る。しかし、これらの方法では、確かに、アクリル系ゴ
ムの架橋密度を上げることで成形品外観は改良される
が、同時にアクリル系ゴムのガラス転移温度が上昇する
ことにより耐衝撃性が低下する欠点がある。そこで、ブ
タジエン系重合体の優れた耐衝撃性とアクリル系ゴムの
優れた耐候性を両立するために、ブタジエン系重合体ゴ
ムラテックスを核として、これにアクリル酸エステルと
架橋剤としての多官能性単量体を乳化グラフト共重合さ
せたグラフト重合体ゴムを使用することが提案されてい
る。
酸エステルの重合方法が非常に重要な技術的要素である
ことが分っている。特に、この点について提案されてい
るものとしては、例えば、アクリル酸エステルの重合を
完結させることなく、重合途中で停止するもの(特開昭
58−187411号公報)、ブタジエン系重合体ゴム
にアクリル酸エステルをグラフト共重合させたグラフト
重合体ゴム存在下に、芳香族系単量体の重合を行うに際
して多官能性単量体としてポリアリルモノマーを用いる
もの(特開昭61−155416号公報)、アクリル酸
エステルの重合時にグラフト交叉剤および架橋剤として
異なった2種の多官能性単量体を併用するもの(特開昭
62−181312号公報)等がある。これらの方法に
より、耐衝撃性と耐候性の顕著な両立向上は認められる
ものの、アクリル系重合体を用いた時の欠点の1つであ
る成形品外観劣悪さをも含めた改良がなされているとは
言えない。
における欠点を改良する目的で研究を行った結果、耐衝
撃性と耐候性を顕著に向上させ、且つ、成形品外観が改
良され、さらに、耐熱性に優れる熱可塑性樹脂の製造法
を見出し、本発明を成すに至った。ここで、成形品外観
とは光沢度および発色性をいう。
る耐衝撃性熱可塑性樹脂の製造法は、多官能性単量体
(I)0〜6重量%、炭素数1〜13のアルキル基を有
するアクリル酸エステル(II)64〜100重量%およ
び(II)と共重合可能な他のビニル化合物(III)0〜
30重量%を全体が100重量%になるように使用され
る重合性単量体(a)95〜60重量部をジエン系重合
体(b)5〜40重量部の存在下に重合を完結させるか
又は重合途中まで乳化重合させて得られるグラフト重合
体ゴム(A)5〜90重量部(但し、重合途中の場合、
未反応の重合性単量体(a)を含む)の存在下に単量体
(B)として芳香族ビニル化合物(IV)0〜99.99
9重量%、メタクリル酸エステル(V)0〜99.99
9重量%およびシアン化ビニル化合物(VI)0〜40重
量%及び多官能性単量体(VII)の1種または2種以上
の0.001〜5重量%を全体が100重量%になるよ
うな割合で95〜10重量部配合して乳化重合させるこ
とを特徴とする。
合体ゴム(A)がジエン系重合体(b)を核として、重
合性単量体(a)としてアクリル酸エステルをグラフト
重合させたものであることである。もう1つの重要な点
は、上記の方法で合成したグラフト重合体ゴムの存在下
に重合させる単量体(B)は、前記した特定の成分を特
定割合で含むものであるが、特に多官能性単量体(VI
I)の1種または2種以上を必須成分として使用するこ
とである。
(a)としてのアクリル酸エステルの重合に際し多官能
性単量体を存在させること、このようにして得られるグ
ラフト重合体ゴムの合成においてグラフト重合を重合率
100%まで完結させず重合率50〜93%で重合を停
止させること若しくは単量体(B)を分割して重合させ
ることである。
発明のグラフト重合体ゴム(A)を得る場合ジエン系重
合体(b)としては、ポリブタジエン、ブタジエン−ス
チレン共重合体等が使用でき、重合性単量体としては
(a)としては多官能性単量体(I)、炭素数1〜13
のアルキル基を有するアクリル酸エステル(II)および
必要に応じて(II)と共重合可能な他のビニル化合物
(III)が使用でき、特に制限はない。例えば、多官能
性単量体(I)としてはアリル(メタ)アクリレート、
ジビニルベンゼン、エチレングルコールジ(メタ)アク
リレート、ジエチレングルコールジ(メタ)アクリレー
ト等の非水溶性のポリアルキレングリコールジ(メタ)
アクリレート、ジアリルフタレート、ジシクロペンタジ
エンジ(メタ)アクリレート、トリメチロールプロパン
トリ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールヘキ
サ(メタ)アクリレート、1,4−ブタンジオールジ
(メタ)アクリレート、1,6−ヘキサンジオールジ
(メタ)アクリレート、ジアリルフタレート、トリアリ
ルイソシアヌレート、トリアリルシアヌレート等が挙げ
られる。これらのうち好ましいものはアリルメタクリレ
ート、ジビニルベンゼン、ノナエチレングリコールジメ
タアクリレート、1,6−ヘキサンジオールジアクリレ
ートである。さらに、最も好ましいものはアリルメタク
リレートおよびジビニルベンゼンまたは、ノナエチレン
グリコールジメタクリレートである。
量体(a)中、6重量%以下、好ましくは4重量%以下
で使用される。6重量%を越えると架橋密度が過剰とな
り、耐衝撃性が低下する。一方、多官能性単量体(I)
が少なすぎるとグラフト重合体ゴムの架橋密度が不十分
となり、成形品外観が劣る傾向があるため、多官能性単
量体(I)は、重合性単量体(a)中、0.01〜3重
量%の範囲で使用することが好ましく、0.05〜2重
量%の範囲で使用することが最も好ましい。
リル酸エステル(II)としてはエチルアクリレート、n
−ブチルアクリレート、2ーエチルヘキシルアクリレー
ト等があり、このうちn−ブチルアクリレートが特に好
ましい。このアクリル酸エステル(II)は、単量体中に
64〜100重量%、好ましくは68〜99.9重量
%、最も好ましくは73〜99.5重量%使用される。
64重量%未満ではアクリルゴムの特性が低下する。ア
クリル酸エステル(II)と共重合可能な他のビニル化合
物(III)としては、アクリロニトリル、スチレン等が
あり、重合性単量体(a)中、0〜30重量%、好まし
くは0〜25重量%の範囲内で使用される。30重量%
を越えると重合性単量体(a)を重合させたときにアク
リルゴムとしての特性が充分得られなくなる。
合体(b)は、(b)/(a)が重量比で5/95〜4
0/60の割合で使用される。5/95未満では、耐衝
撃性、成形品外観の改良効果が不充分であり、40/6
0を越えると耐候性が悪くなり好ましくない。また、上
記ジエン系重合体(b)は予め水性媒体中に分散させた
ラテックス体として使用するのが乳化重合に際し、分散
を容易にする上で好ましい。
の乳化重合は、一般に知られている方法で行うことがで
きる。この乳化重合において重合は必ずしも完結させる
必要はない。すなわち、重合性単量体(a)の重合率
は、この乳化重合の際に必ずしも100%である必要は
ない。優れた耐衝撃性を得るという観点からは重合性単
量体(a)の重合途中で、好ましくは重合率が50〜9
3%、特に好ましくは重合率が60〜90%の時点で上
記乳化重合を停止させることが好ましい。重合率が50
%未満では、単量体(B)の重合の際に単量体(B)と
共重合する比率が高くなって熱変形温度が低下する傾向
がある。また、重合率が93%を越えると耐衝撃性の向
上効果が低下する傾向がある。
に際し、少量の乳化剤としてオレイン酸ナトリウム、ラ
ウリル硫酸ソーダ、ドデシルベンゼンスルホン酸ソーダ
等のアニオン系乳化剤やポリオキシエチレンセチルエー
テルのようなノニオン系乳化剤を使用してもよく、また
重合開始剤としては、過硫酸塩やキュメンハイドロパー
オキサイドーナトリウムホルムアルデヒドスルホキシレ
ートで構成されるレドックス系のものが使用される。
単量体(B)を重合させるに際し、1回で全量一括添加
して重合させたり、数回に分割して重合したり、あるい
は全単量体を滴下しながら重合する等のいずれの重合方
法を採用しても構わないが、第1段目として、単量体
(B)のうち5〜30重量%を重合が重合率50%以上
になるまで重合させた後、第2段目として単量体(B)
の残量を添加して重合させることが好ましい。最も好ま
しい方法は、第1段目として、多官能性単量体(VII)
の全量を単量体(B)のうち5〜30重量%中に加え、
これを重合率50%以上になるまで重合させた後、第2
段目として、単量体(B)の残量を添加して重合させる
方法である。このような2段重合法を採用することによ
り、更に、流動性、熱変形温度が高く、且つ、耐衝撃性
の高い樹脂を得ることができる。ここで、重合率は、
〔1−(第1段目の重合終了時の未反応残留モノマ−の
全重量)/(使用したグラフト重合体ゴム(A)中に含
まれる重合性単量体(a)の未反応残留モノマ−の重量
+第1段目で使用する単量体(B)の使用重量)〕×1
00%で計算したものである。
割された単量体(B)のそれぞれが、芳香族ビニル化合
物(IV)0〜99.999重量%、メタクリル酸エステ
ル(V)0〜99.999重量%、シアン化ビニル化合
物(VI)0〜40重量%及び多官能性単量体(VII)
0.001〜5重量%を全体が100重量%になるよう
に配合させて重合させることが好ましい。
0.001〜5重量%であり、好ましくは0.005〜
4重量%であり、最も好ましくは0.01〜2重量%で
ある。0.001重量%未満であると成形品外観が悪化
し、5重量%を越えると耐衝撃性が低下する。また、芳
香族ビニル化合物(IV)を30重量%以上で使用する場
合、本発明で最終的に得られる樹脂の成形性が良好であ
り、シアン化ビニル化合物を10重量%以上使用すると
耐薬品性が向上する。シアン化ビニル化合物(VI)の
量が多すぎると成形性が低下するので40重量%を越え
ない範囲で使用しなければならない。
は、α−メチルスチレン、α−エチルスチレン等のα−
置換スチレン、クロロスチレン、ビニルトルエン、t−
ブチルトルエン等の置換スチレン、及びスチレン、メタ
クリル酸エステル(V)としては、メタクリル酸メチ
ル、メタクリル酸エチル、メタクリル酸ブチル等のメタ
クリル酸アルキルが使用できる。シアン化ビニル化合物
(VI)としては、アクリロニトリル、メタクリロニトリ
ル等が使用できる。多官能性単量体(VII)としては、
多官能性単量体(I)と同様のものが使用でき、特に、
アリルメタクリレート、ジビニルベンゼン又はノナエチ
レングリコールジメタクリレートが好ましい。多官能性
単量体(VII)としてアリルメタクリレートと他の多官
能性単量体とを併用することがさらに好ましい。この場
合の他の多官能性単量体としてはジビニルベンゼン又は
ノナエチレングリコールジメタクリレートが好ましい。
(A)と上記単量体(B)は(A)5〜90重量部に対
して、(B)95〜10重量部使用されることが好まし
い。(A)/(B)が重量比で5/95未満では最終的
に得られる樹脂の耐衝撃性が低下し、90/10を越え
ると機械的強度、耐熱変形性が低下する。
在下に上記単量体(B)を重合させるには、乳化重合が
最も適している。乳化重合に際し、乳化剤、重合開始
剤、連鎖移動剤等が適宜添加される。重合開始剤として
は、過硫酸塩やキュメンハイドロパーオキサイドーナト
リウムホルムアルデヒドスルホキシレート等のレドック
ス系開始剤が上記単量体(B)に対し、約0.1〜2重
量%使用される。連鎖移動剤としては、t−ドデシルメ
ルカプタン等が単量体(B)に対して約1重量%以内の
量が使用される。重合温度は、20〜100℃、特に5
0〜90℃の範囲で行うことが好ましい。なお、グラフ
ト重合体ゴムの製造に関しても同様の条件を採用すれば
よい。
させて得られる耐衝撃性耐候性樹脂は、該重合が乳化重
合の場合は、重合終了後そのラテックスをカリミョウバ
ンまたは硫酸アルミニウムを溶解した熱水と混合する塩
析等の方法を利用して、凝固分離させられ、脱水乾燥し
た後、例えば、押出し機等を使ってペレット化し、熱可
塑性樹脂として成形に供される。
は、100%でなくてもよい。最終重合率は80%以上
であることが好ましく、特に85%以上であることが好
ましい。最終重合率が小さすぎると、未反応モノマーが
多くなり、臭気の問題が起こるだけでなく、耐熱性、耐
衝撃性等の物性が低下する傾向がある。この場合、最終
重合率は、 〔1−(単量体(B)の重合終了時の未反応残留モノマ
−の全重量)/(使用したグラフト重合体ゴム(A)中
に含まれる重合性単量体(a)の未反応残留モノマ−の
重量+単量体(B)の使用重量)〕×100% で求めたものである。
は、例えば、スチレンーアクリロニトリル共重合体、ス
チレンーα−メチルスチレンーアクリロニトリル共重合
体、スチレン−アクリロニトリル−メタクリル酸メチル
共重合体、ポリ塩化ビニル等と適宜混合して使用しても
よい。
下記において、部は重量部を意味する。また、成形材料
の物性の測定は、次の方法で行った。 光沢度(%) JIS Z 8741 に準じて入射角60度における
平面光沢度を測定した。測定温度は23℃±2℃、用い
た光沢度計は日本電色工業株式会社製VG−IB型を用
いた。 発色性 分光色差計(サカタインスク株式会社製)を用いて成形
品の黒色度を測定し発色性の尺度とした。 アイゾット衝撃強さ ASTM−D256に準じて行った。試験片の厚さは1
/8インチ、ノッチ付とした。測定温度は23℃±2
℃、用いたアイゾット衝撃試験機は東洋精機株式会社製
であった。 耐候性 サンシャインカ−ボンウェザ−メ−タ−(スガ試験機株
式会社製WEL−SUN−HCH型)を用い、JIS
A 1415に準じて行った。1000時間照射後の伸
び率の保持率を測定した。伸びの測定方法は次のとおり
である。 伸び JIS K 6310に準じて、引張り試験機(オリエ
ンティック株式会社製UTM−III−500型)を用
いて測定した。 試験条件:チャック間距離112mm±0.05mm 標線間距離50mm±0.05mm フルスケール200kg チャートスピード100mm/分 テストスピード10mm/分 測定温度23℃±2℃ 伸び率の計算式:伸び率(%)=〔(L−L0)/L0〕
×100 L0は試験片の標線間距離(mm)、Lは試験片の破断
時における標線間距離(mm)である。 熱変形温度 ASTM D−648−56に準じて行った。試験片は
1/2インチのものを用い、荷重18.4kgf、昇温
速度2.0±0.2℃の条件で行い、試験片の変形が
0.26mmに達したときの温度を熱変形温度とした。
分で300部) 成分II アクリル酸ブチル 700部 アリルメタクリレート 0.689部 成分III 過硫酸カリウム 0.4部 亜硫酸ナトリウム 0.04部 乳化剤 9.2部 脱イオン水 1420部 <重合操作>反応容器に成分Iおよび均一に溶解した成
分IIIを仕込んで混合撹拌した後、均一に溶解した成分I
Iを添加し、窒素置換後昇温し、60〜65℃で約4.
5時間重合させた後冷却して重合を停止させた。この時
の重合率は65%であった。
定した。 重合率の測定法 重合系から少量の反応混合物を採取し、この重量を測定
した後、赤外線ランプで加熱し、乾燥し、残存した不揮
発分の重量を測定し、次の計算式により求めた。 α:重合系に存在する反応混合物全重量 β:採取した反応混合物の不揮発分重量 γ:採取した反応混合物の重量 δ:使用したポリブタジエンゴムラテックスの固形分重
量 ε:使用したアクリル酸ブチルと多官能性単量体(アリ
ルメタクリレート)との合計重量 重合率=〔(α×β÷γ−δ)/ε〕×100% この重合率を、以下重合率Aという。
を反応容器に仕込み、均一に撹拌混合した後、上記1ー
1で得たグラフト重合体ゴムラテックス1118部(固
形分で458.4部)を添加し、窒素置換しながら更に
30分撹拌混合した。その後、約70℃にて2.5時間
重合し、重合率が55%以上に到達していることを確認
した後、更にピロリン酸ソーダ5.83部、硫酸第一鉄
0.112部を各々添加溶解し、続いて、成分VIを約
3.5時間かけて連続的に滴下した。滴下終了後、同温
度で約1時間保温した後80に昇温し30分保温し目的
の樹脂ラテックスを得た。最終重合率は約90%であっ
た。この樹脂ラテックスを硫酸アルミニウムを溶解した
熱水中で塩析し、析出した粉体を脱水乾燥して目的の樹
脂粉末を得た。
定した。 重合率の測定法 重合系から少量の反応混合物を採取し、この重量を測定
した後、赤外線ランプで加熱し、乾燥し、残存した不揮
発分の重量を測定し、次の計算式により求めた。 α:重合系に存在する反応混合物全重量 β:採取した反応混合物の不揮発分の重量 γ:採取した反応混合物の重量 δ:使用したグラフト重合体ゴムラテックスの固形分重
量 ε:使用したグラフト重合体ゴムラテックス中の未反応
残留モノマー重量 ζ:使用したスチレン、アクリロニトリル及び多官能性
単量体(アリルメタクリレート及びジビニルベンゼン)
の合計重量 重合率=〔(α×β÷γ−δ+ε)/(ε+ζ)〕×1
00% この重合率を、以下重合率Bという。
重量%になるように、この樹脂粉末と別途に合成したア
クリロニトリルースチレン共重合体(AS樹脂)を混合
し、この混合物を押出機でペレット化し、性能評価用試
料とし、特性を測定した。結果を表1に示す。ゴムの含
有量は次の数1のとおり計算した。
の重合を重合率Aが50%、60%、70%、80%、
92%で各々停止させたこと以外は実施例1と全く同様
に行った。特性を測定した結果を表1に示す。
の重合率Aを45%で停止させたこと以外は実施例1と
全く同様に行った。特性を測定した結果を表1に示す。
のアクリル酸ブチルの重合率Aを95%で停止させたこ
と以外は実施例1と全く同様に行った。特性を測定した
結果を表1に示す。
成形品の諸特性の関係を示した。その結果、良好な諸特
性を得るためには適度な重合率の範囲のあることが分か
る。すなわち、重合率が45%(実施例3)の場合、熱
変形温度が低下する傾向があり、95%(実施例4)の
場合はアイゾット衝撃強度が低下する傾向がある。バラ
ンスのとれた諸特性を得るためには50%以上93%以
下であることが望ましい。
中の多官能性単量体(アリルメタクリレート)の配合量
を0部、3.52部(0.5重量%)、7.07部
(1.0重量%)、14.28部(2.0重量%)に各
々変更した以外は実施例1と同様に行った。特性を測定
した結果を表2に示す。
ル酸ブチルの配合量を647.31部、多官能性単量体
の配合を52.69部(7.53重量%)とすること以
外は実施例1と全く同様に行った。特性を測定した結果
を表2に示す。
メタクリレート配合量と成形品の諸特性の関係を示し
た。その結果、アリルメタクリレートを全く配合しない
場合よりも若干配合するほうが成形品の諸特性は向上す
ることが分かる。但し、7.53重量%配合する(比較
例1)と逆に諸特性は低下する。つまり、良好な諸特性
を得るためには、適当な配合量が存在することは明らか
である。また、アリルメタクリレートの代わりに表3に
示した各種多官能性単量体を用いても、請求範囲の配合
量を守る限り良好な諸特性が得られる。
中の多官能性単量体としてアリルメタクリレートの代わ
りにジビニルベンゼン、エチレングリコールジメタクリ
レート、テトラエチレングリコールジメタクリレート、
ノナエチレングリコールジメタクリレート、ノナプロピ
レングリコールジメタクリレートを各々1種ずつ用いる
こと以外は実施例1と同様に行った。特性を測定した結
果を表3に示す。
−ト、t−EDMAは、テトラエチレングリコールジメ
タクリレ−ト、n−EDMAは、ノナエチレングリコー
ルジメタクリレ−ト、n−PDMAは、ノナプロピレン
グリコールジメタクリレ−ト、HDAは、1,6-ヘキサン
ジオールジアクリレ-トを意味する。
いて、成分(V)中の多官能性単量体のうちジビニルベン
ゼンの配合量を0部(0重量%)、0.1部(0.01
4重量%)、1.2部(0.171重量%)、1.8部
(0.256重量%)としたこと以外は実施例1と同様
に行った。特性を測定した結果を表4に示す。
いて、多官能性単量体のうち配合するアリルメタクリレ
ート量を14.3部(2.00重量%)とする以外は実
施例1と全く同様に行った。特性を測定した結果を表4
に示す。
いて、多官能性単量体のうち配合するジビニルベンゼン
量を14.3に部(2.00重量%)とする以外は実施
例1と全く同様に行った。特性を測定した結果を表4に
示す。
いて、多官能性単量体を配合しないこと以外は実施例1
と全く同様に行った。特性を測定した結果を表4に示
す。
いて、成分(V)中の多官能性単量体のうちアリルメタク
リレートの配合量を3.2部(0.45重量%)、6.
4部(0.91重量%)としたこと以外は実施例1と同
様に行った。特性を測定した結果を表5に、実施例8〜
9及び比較例2と共に示す。
下での乳化重合における多官能性単量体配合量が成形品
の諸特性に及ぼす影響を調べた結果の1例を示した。実
施例7に示した結果から、ここに示した配合量の範囲内
においては、成形品の諸特性は非常にバランスのとれた
良好な水準を保っている。ジビニルベンゼンを増加させ
るに伴い、光沢度及び熱変形温度が向上し、逆にアイゾ
ット衝撃強度が若干低下する傾向が見られる。ジビニル
ベンゼン配合量を一定に保ち、アリルメタクリレート配
合量を2水準で変化させた場合(実施例10)も良好な
諸特性が得られる。但し、アリルメタクリレートとジビ
ニルベンゼンを全く配合しない場合(比較例2)は諸特
性が著しく低下する。また、これらの配合量の総和が2
重量%を越える場合(実施例8〜9)には、アイゾット
衝撃強度が低下する傾向がある。
いて、成分(V)中の多官能性単量体のうちジビニルベン
ゼンの代わりにエチレングリコールジメタクリレート、
テトラエチレングリコールジメタクリレート、ノナエチ
レングリコールジメタクリレート、ノナプロピレングリ
コールジメタクリレート、1.6−ヘキサンジオールジ
アクリレートを各々用いること以外は実施例1と全く同
様に行った。特性を測定した結果を表6に示す。
各種多官能性単量体を用いた場合の例を示した。その結
果、請求範囲の配合量を守る限り、ジビニルベンゼン以
外の多官能性単量体を用いても良好な諸特性が得られる
ことが分かる。これらの結果では、耐候性には変化は認
められないが、いずれの場合も良好な結果である。
ムラテックスを使用した。 1−2 グラフト重合体ゴムラテックス存在下での乳化重合 成分IV 脱イオン水 1280部 乳化剤 9.1部 ロンガリット 4.7部 成分V スチレン 108.2部 アクリロニトリル 46.3部 アリルメタクリレート 2.853部 ジビニルベンゼン 1.114部 キュメンハイドロパーオキサイド 0.235部 成分VI スチレン 240.8部 アクリロニトリル 103.2部 キュメンハイドロパーオキサイド 0.660部 tードデシルメルカプタン 1.605部
を反応容器に仕込み、均一に撹拌混合した後、上記1−
1のグラフト重合体ゴムラテックス1860部(固形分
で762.6部)を添加し、窒素置換しながら更に30
分撹拌混合した。その後、約70℃で2.5時間重合
し、重合率が55%以上に到達していることを確認した
後、更にピロリン酸ソーダ2.10部、硫酸第一鉄0.
042部を各々添加溶解し、続いて、成分VIを約1.5
時間かけて連続的に滴下した。滴下終了後、同温度で約
1時間保温した後、80℃に昇温し30分保温し目的の
樹脂ラテックスを得た。最終重合率(重合率B)は約9
0%であった。
化重合法で合成したアクリロニトリル−スチレン−α-
メチルスチレン三元共重合体(アクリロニトリル/スチ
レン/α−メチルスチレン=28/5/67、含有重量
比)のラテックス65部(樹脂分で)を混合し、硫酸ア
ルミニウムを溶解した熱水中で塩析し、析出した粉体を
脱水乾燥して樹脂粉末(ゴム含有量19.5重量%)を
得た。この樹脂粉末を押出機でペレット化し、性能評価
用試料とし、特性を測定した。結果を表7に示す。上記
樹脂粉末のゴム含有量は次の式(数2)で求めたもので
ある。式中、(イ)は上記樹脂ラテックス、(ロ)は上
記三元共重合体のラテックスを意味する。また、(イ)
及び(ロ)の固形分には、未反応残留モノマーは含まな
い。
造したものと同様のものを使用したこと(成分IIの重合
を重合率Aが50%、60%、70%、80%、92%
で各々停止させたこと)以外は実施例12と全く同様に
行った。特性を測定した結果を表7に示す。
造したものと同様のものを使用したこと(成分IIの重合
率Aを45%で停止させたこと)以外は実施例12と全
く同様に行った。特性を測定した結果を表7に示す。
造したものと同様のものを使用したこと(成分IIのアク
リル酸ブチルの重合率Aを95%で停止させたこと)以
外は実施例12と全く同様に行った。特性を測定した結
果を表7に示す。
成形品の諸特性の関係を示した。その結果、良好な諸特
性を得るためには適度な重合率の範囲のあることが分か
る。すなわち、重合率が45%(実施例14)の場合、
熱変形温度が低下する傾向があり、95%(実施例1
5)の場合はアイゾット衝撃強度が低下する傾向があ
る。バランスのとれた諸特性を得るためには50%以上
93%以下であることが望ましい。
造したものと同様のものを使用したこと〔成分II中の多
官能性単量体(アリルメタクリレート)の配合量を0
部、3.52部(0.5重量%)、7.07部(1.0
重量%)、14.28部(2.0重量%)に各々変更し
たこと〕以外は実施例12と同様に行った。特性を測定
した結果を表8に示す。
造したものと同様のものを使用したこと〔アクリル酸ブ
チルの配合量を647.31部、多官能性単量体の配合
を52.69部(7.53重量%)とすること〕以外は
実施例12と全く同様に行った。特性を測定した結果を
表8に示す。
メタクリレート配合量と成形品の諸特性の関係を示し
た。その結果、アリルメタクリレートを全く配合しない
場合よりも若干配合する方が成形品の諸特性は向上する
ことが分かる。但し、7.53重量%配合する(比較例
3)と衝撃強度が低下する。つまり、良好な諸特性を得
るためには、適当な配合量が存在することは明らかであ
る。また、アリルメタクリレートの代わりに表9に示し
た各種多官能性単量体を用いても、請求範囲の配合量を
守る限り良好な諸特性が得られる。
造したものと同様のものを使用したこと(成分II中の多
官能性単量体としてアリルメタクリレートの代わりにジ
ビニルベンゼン、エチレングリコールジメタクリレー
ト、テトラエチレングリコールジメタクリレート、ノナ
エチレングリコールジメタクリレート、ノナプロピレン
グリコールジメタクリレートを各々1種ずつ用いるこ
と)以外は実施例12と同様に行った。特性を測定した
結果を表9に示す。
いて、成分(V)中の多官能性単量体のうちジビニルベン
ゼンの配合量を0部(0重量%)、0.1部(0.02
重量%)、1.5部(0.298重量%)、3.0部
(0.596重量%)としたこと以外は実施例12と同
様に行った。特性を測定した結果を表10に示す。
いて、多官能性単量体のうち配合するアリルメタクリレ
ート量を7.8部(1.54重量%)、15.6部
(3.03重量%)とする以外は実施例12と全く同様
に行った。特性を測定した結果を表10に示す。
いて、多官能性単量体を配合しないこと以外は実施例1
2と全く同様に行った。特性を測定した結果を表4に示
す。
いて、成分(V)中の多官能性単量体のうちジビニルベン
ゼンの代わりにエチレングリコールジメタクリレート、
テトラエチレングリコールジメタクリレート、ノナエチ
レングリコールジメタクリレート、ノナプロピレングリ
コールジメタクリレート、1.6−ヘキサンジオールジ
アクリレートを各々用いること以外は実施例12と全く
同様に行った。特性を測定した結果を表11に示す。
に、各種多官能性単量体を用いた場合の例を示した。そ
の結果、請求範囲の配合量を守る限り、ジビニルベンゼ
ン以外の多官能性単量体を用いても良好な諸特性が得ら
れることが分かる。これらの結果では、耐候性には変化
は認められないが、いずれの場合も良好な結果である。
とアクリロニトリル−スチレン−α-メチルスチレン三
元共重合体のラテックスを樹脂分で70部混合すること
以外、実施例12に準じて行った。結果を表12に示
す。なお、実施例12と同様にして求めた樹脂粉末のゴ
ム含有量は16.7重量%であった。
とアクリロニトリル−スチレン−α-メチルスチレン三
元共重合体のラテックスを樹脂分で30部混合すること
以外実施例12に準じて行った。結果を表12に示す。
なお、実施例12と同様にして求めた樹脂粉末のゴム含
有量は39.1重量%であった。
在下での乳化重合に際しアリルメタクリレートの使用量
を8部(1.55重量%)、ジビニルベンゼンの使用量
を8部とすること、さらに樹脂ラテックスを樹脂分で3
0部とアクリロニトリル−スチレン−α-メチルスチレ
ン三元共重合体のラテックスを樹脂分で70部混合する
こと以外、実施例12に準じて行った。結果を表12に
示す。なお、実施例12と同様にして求めた樹脂粉末の
ゴム含有量は16.7重量%であった。なお、実施例1
2と同様にして求めた樹脂粉末のゴム含有量は39.1
重量%であった。
とアクリロニトリル−スチレン−α-メチルスチレン三
元共重合体のラテックスを樹脂分で30部混合すること
以外、実施例22に準じて行った。結果を表12に示
す。
性、光沢度、発色性等の外観に優れる熱可塑性樹脂が製
造できる。請求項2〜6における方法のいずれかによ
り、耐衝撃性がより優れる熱可塑性樹脂が製造できる。
Claims (6)
- 【請求項1】 多官能性単量体(I)0〜6重量%、炭
素数1〜13のアルキル基を有するアクリル酸エステル
(II)64〜100重量%及び(II)と共重合可能な他
のビニル化合物(III)0〜30重量%を全体が100
重量%になるように使用される重合性単量体(a)95
〜60重量部をジエン系重合体(b)5〜40重量部の
存在下に重合を完結させるか又は重合途中まで乳化重合
させて得られるグラフト重合体ゴム(A)5〜90重量
部(但し、重合途中の場合、未反応の重合性単量体
(a)を含む)の存在下に、単量体(B)として芳香族
ビニル化合物(IV)0〜99.999重量%、メタクリ
ル酸エステル(V)0〜99.999重量%及びシアン
化ビニル化合物(VI)0〜40重量%及び多官能性単量
体(VII)の1種または2種以上の0.001〜5重量
%を全体が100重量%になるような割合で95〜10
重量部配合して乳化重合させることを特徴とする耐衝撃
性熱可塑性樹脂の製造法。 - 【請求項2】 グラフト重合体ゴム(A)を製造するに
際し、重合性単量体(a)の重合を重合率が50%と9
3%の間で停止させる請求項1記載の耐衝撃性熱可塑性
樹脂の製造法。 - 【請求項3】 多官能性単量体(I)を必ず使用する請
求項1又は請求項2記載の耐衝撃性熱可塑性樹脂の製造
法。 - 【請求項4】 多官能性単量体(VII)がアリルメタク
リレート、ジビニルベンゼン又はノナエチレングリコー
ルジメタクリレートである請求項1〜3のいずれかに記
載の耐衝撃性熱可塑性樹脂の製造法。 - 【請求項5】 多官能性単量体(VII)としてアリルメ
タクリレートと他の多官能性単量体とを併用する請求項
1〜4のいずれかに記載の耐衝撃性熱可塑性樹脂の製造
法。 - 【請求項6】 他の多官能性単量体がジビニルベンゼン
又はノナエチレングリコールジメタクリレートである請
求項5記載の耐衝撃性熱可塑性樹脂の製造法。
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JP6-112653 | 1994-05-26 | ||
JP11265394 | 1994-05-26 | ||
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-
1994
- 1994-07-22 JP JP16987594A patent/JP3438833B2/ja not_active Expired - Fee Related
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