JP3437041B2 - 小型船舶の始動装置 - Google Patents

小型船舶の始動装置

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JP3437041B2 JP27655096A JP27655096A JP3437041B2 JP 3437041 B2 JP3437041 B2 JP 3437041B2 JP 27655096 A JP27655096 A JP 27655096A JP 27655096 A JP27655096 A JP 27655096A JP 3437041 B2 JP3437041 B2 JP 3437041B2
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  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】この発明は、小型船舶の始動
装置に関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来、FRP製の小型船舶として、船尾
船底に水ジェット推進機を搭載した水ジェット推進艇が
用いられている。この船は不使用時には岸壁に係留し、
あるいは浜上げしておくが、船の盗難防止のためにエン
ジンの始動を可能にする鍵を設けて、人が船を離れる際
には鍵を抜いてエンジンが始動しないようにしている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】上記構成においては、
人が鍵を紛失したり盗難に遭ったりした場合には、船を
始動させることができなくなるという問題がある。 【0004】この発明は、このような従来の課題を解決
するためになされたものであり、簡単な構造で、鍵の紛
失や盗難によるトラブルのおそれのない小型船舶の始動
装置を提供するものである。 【0005】 【課題を解決するための手段】本発明は、推進機および
その駆動用のエンジンが設置された小型船舶において、
上記小型船舶は、船体中心線上に設けられた操作ハンド
ルと、この操作ハンドルの後側に設けられた跨座式の座
席シートとを備えるとともに、エンジンの始動を行なう
スタータモータなどの始動手段への通電を制御するスイ
ッチをオン・オフ操作する操作手段がゲージパネルに設
けられ、上記操作ハンドルは、幅方向両側部に握り部が
形成されているとともに、この両握り部間には上面が弾
性体で覆われたクッション部が形成され、上記ゲージパ
ネルは、上記操作ハンドルの直前に配置されて、その操
作手段は、複数個の押しボタンを具備し、上記押しボタ
ンを特定の順序で押した場合のみ上記スイッチをオンさ
せるように構成され、上記押しボタンは、上記クッショ
ン部の両側端より幅方向外側に位置しないように配置さ
れているものである。 【0006】ここにいう始動手段とは、エンジンを始動
させるための電気回路に設けられた部品、例えばスター
タモータや点火プラグなどを指すものである。また推進
機およびその駆動用のエンジンが同じケーシング内に収
容された船外機を搭載した船舶も、ここにいう小型船舶
に含まれる。 【0007】この発明では、押しボタンを所定の順序と
異なる順序で押した場合にはスタータモータは駆動され
ないので、他人がエンジンを始動させることはできず、
したがって、他人がこの船をいたずらで運転したり、船
が盗まれたりすることは防止することができる。また運
転者は鍵を持つ必要がないために、鍵を無くしたり、盗
まれたりするおそれもない。 【0008】また、押しボタンを具備した操作手段は、
操作ハンドルのクッション部の直前に配置されているた
めに、運転者は肘をクッション部について体を安定させ
た状態で操作をすることができ、押しボタンを確実に正
しい順序で押すことができるという利点がある。 【0009】さらに、押しボタンは、操作ハンドルのク
ッション部の直前であってその両側端より幅方向外側に
位置しないように幅内に配置されているために、運転者
は肘をクッション部について体を安定させた状態で操作
をすることがとくに容易であり、操作が非常にやりやす
く押しボタンを確実に正しい順序で押すことができると
いう利点がある。 【0010】 【0011】 【0012】 【発明の実施の形態】図1および図2において、小型船
舶の船体1にはその中央部付近の船体中心線上に操作ハ
ンドル20が設置され、その後側には座席台3上におい
て船尾方向に延びる跨座式の運転者用座席シート21お
よび後部座席シート22が設けられ、その両側には座席
シート21,22上の人が足を乗せるフートデッキ39
が形成されている。上記操作ハンドル20の直前にはゲ
ージパネル6が配置され、この操作ハンドル20は幅方
向両側部に握り部28が形成されているとともに、この
両握り部28間には上面が弾性体で覆われたクッション
部25(図1,2の網掛け部)が形成されている。また
上記座席台3は、両側のフートデッキ39の内側が立ち
上がってその立上り壁によって形成されている。上記運
転者用座席シート21は、その後端部に図示しない係止
手段が設けられて座席台3に対して着脱可能に構成さ
れ、この係止手段を覆うように上記後部座席シート22
が座席台3に対して着脱可能に取付けられている。また
この運転者用座席シート21の下側にはハッチコーミン
グ31によってエンジンの点検口32が形成され、運転
者用座席シート21はこのエンジンの点検口32のカバ
ーを構成し、運転者用座席シート21を取り外すことに
よりエンジンの点検口32を開くことができるようにし
ている。 【0013】上記操作ハンドル20の一端部にはコント
ロールボックスが設けられており、このコンソールボッ
クスには、エンジンの始動スイッチ、カールコードを介
して運転者の腕に連結されたランヤードスイッチ、エン
ジンの停止スイッチなどが取付けられている。そして、
ランヤードスイッチが外れたりエンジンの停止スイッチ
が押されたりすると、点火回路が開いてエンジンが停止
するように構成されている。 【0014】また上記後部座席シート22の下側には物
入れ77が配置され、後部座席シート22がこの物入れ
77のカバーを構成し、後部座席シート22を取り外す
ことにより物入れ77の上部開口部を開くことができる
ようにしている。上記運転者用座席シート21の前下部
側面には、燃料コック73および船体内部に空気を取入
れるエアインテーク(貫通穴)74が形成されている。 【0015】また船首部の内部には船首デッキ7が形成
され、この船首デッキ7は船の長さ方向中央部が高くな
るようにV字形に形成され、その最高部から前側の前方
傾斜部に船首物入れ71および空気取入れダクト72が
設けられている。この船首デッキ7の上側は、船首デッ
キのカバー76と物入れのカバー75とで覆われてい
る。また後部座席シート22の両側および後側の基部を
覆うように、平面形状U字形のグリップ部材8が取付け
られ、水中の人が船尾端から乗船する際にこのグリップ
部材8の後端部を握るようにしている。 【0016】また船体の内部には船体中心線上で長さ方
向中央部付近にエンジン5が設置され、その後側には船
尾端まで延びる水ジェット推進機4が設置されて、この
水ジェット推進機4の内部で回転するインペラーの軸が
エンジン5の駆動軸に連結されている。この水ジェット
推進機4はその後部が船尾端に開口する船尾ケーシング
(船尾ポンプ室)44内に配置され、水ジェット推進機
4は船底に開口する水導入口42を備え、インペラーの
回転によりこの水導入口42から水を導入し、船尾の水
噴射口(ステアリングノズル)41から後方の所定方向
に噴射させることにより船体に推進力および旋回力を生
じさせるようにしている。 【0017】上記エンジン5の一側部の上部にはエンジ
ンの排気膨張室51が配置され、ここから導出された第
1排気管(ホース)59の先端部は船尾ポンプ室44の
一側部に配置されたウォータロック52に接続され、こ
のウォータロック52からの第2排気管53は船体中心
線上の上方に向かって船体幅方向に延びた後、湾曲して
船尾ポンプ室44の上方から斜め後下方に延び(逆U字
状に形成し)、船尾ポンプ室44の前端上部で前方斜め
上向きに形成された壁45に接続されて船尾ポンプ室4
4内に開口している。この壁45を前方斜め上向きに形
成したために、逆U字状に形成しかつ前傾させた第2排
気管53の先端部を船尾ポンプ室44に接続させる部分
でさらに湾曲させる必要がない。したがって、第2排気
管53の先端部を前傾させることにより後部デッキ13
の上方の空間を広く確保して船体後方からの再乗船を容
易にしつつ、上記先端部の曲がりを少なくして排気抵抗
を低減させることができる。水ジェット推進機4の後部
は船尾ポンプ室44内を船尾端まで延び、その後端部の
ステアリングノズル41にはリバースバケットが設けら
れている。また船尾部船側にはスポンソン9が取付けら
れている。 【0018】運転者用座席シート21は、エンジンハッ
チコーミング31の上面にパッキンを介して載置され、
これによってシール構造でエンジンの点検口32が閉鎖
されている。また運転者用座席シート21の後端下部に
は図示しない係止手段が設けられて着脱可能に構成され
ている。後部座席シート22の下側には後部物入れ77
が設けられ、この後部物入れ77の上にパッキンを介し
て後部座席シート22が載置されている。この後部座席
シート22の後端部には運転者用座席シート21と同様
に係止手段が設けられている。 【0019】上記ゲージパネル6は、図3に示すように
スピードメータなどのメータ61および複数個の押しボ
タンを具備する操作手段62が取付けられてなり、この
操作手段62にはオン・オフスイッチ66およびリレー
67を介してエンジンのスタータモータ68が接続され
ている。このスタータモータ68は、エンジン5を始動
させるための電気回路に設けられた始動手段の1つであ
り、エンジン5のクランク軸を回転させることによって
エンジン5を始動させる。そして操作手段62の複数個
の押しボタンを予め設定された特定の順序(暗証番号)
で押すことにより、ECUからなる制御手段Eによって
オン・オフスイッチ66がオンにされ、これによって、
操舵ハンドル20に設けられた始動スイッチ660をオ
ンにさえすればリレー67が作動される状態、すなわ
ち、スタータモータ68を駆動させてエンジンの始動が
可能な状態になるように構成されている。したがって、
予め設定された順序と異なる順序で押しボタンを押して
も、オン・オフスイッチ66は作動しないためにスター
タモータ68は作動しない。また上記操作手段62は、
その押しボタンの操作が容易なように、図1に示すクッ
ション部25の直前であってその両側端より幅方向外側
に位置しないように幅B内に配置されている。 【0020】表示部620はストップウォッチ、航走時
間などを表示するもの、モード切換えボタン610は表
示部620の表示モードを、例えばストップウォッチか
ら航走時間というように切換えるものである。操作手段
62のうち一番上のボタン621はストップウォッチあ
るいは航走時間の計測のスタートボタンあるいはリセッ
トボタンとして機能する。すなわち、エンジンの運転中
にモード切換えボタン610を押して表示部620の表
示モードを例えば航走時間モードに切換え、ボタン62
1を押せば航走時間の計測が開始される。そして、航走
時間の計測が終了すればボタン621を再度押して表示
部620の表示をリセットすればよい。 【0021】なお、エンジンの運転中においては、ボタ
ン621はストップウォッチあるいは航走時間の計測の
スタートボタンあるいはリセットボタンとして機能する
ため、暗証番号の入力ボタンとしては機能しない。すな
わち、エンジンの停止状態においてのみ操作手段62は
暗証番号の入力手段として機能してオン・オフスイッチ
66をオン・オフすることができる。 【0022】上記オン・オフスイッチ66は一旦オンに
なると、ランヤードスイッチや停止スイッチによってエ
ンジンが停止してもオン状態が維持されるように構成さ
れている。そして、オン・オフスイッチ66は、操作手
段62の複数個の押しボタンを予め設定された特定の順
序(暗証番号)で押した場合に制御手段Eによってオフ
にされるように構成されている。この場合の暗証番号
は、オン・オフスイッチ66をオンにする場合のそれと
同一でもよいし、異なるようにしてもよい。なお、オン
・オフスイッチ66をオンにする場合とオフにする場合
との暗証番号を同一にする場合は、オン・オフスイッチ
66がオフ状態で暗証番号を押せば、オン・オフスイッ
チ66がオンになり、オン・オフスイッチ66がオン状
態で暗証番号を押せば、オン・オフスイッチ66がオフ
になるように構成すればよい。 【0023】なお、図3の構成の代わりに、図4に示す
ような構成を採用することもできる。この例では操作手
段62には電装ボックス63に設けられた点火ユニット
64を介して始動手段たる点火プラグ65が接続され、
操作手段62の複数個の押しボタンを特定の順序で押す
ことにより、図示しない制御手段によって点火ユニット
64を作動させて点火プラグ65の始動を可能にするよ
うに構成されている。 【0024】図5および図6は船体1の船首端に形成さ
れた曳航手段の構成を示し、船体中心線上の船首端には
凹部10が形成され、ここに船幅方向平行に延びるバウ
アイ11が形成されている。従来は、図7および図8に
示すように船首端の凹部10には船体長さ方向(斜め上
下方向)にバウアイ12が設けられていたために、曳航
用ロープ13をバウアイ12に係止させて引っ張ると、
バウアイ12の上端部と凹部10の上壁との間の先細り
の空間に曳航用ロープ13が食い込んで、抜けにくくな
るという問題があったが、上記図5および図6の構成で
はこのような欠点は解消されている。 【0025】上記後部物入れ77の前側には、図9に示
すように空気ダクト76が配置され、この空気ダクト7
6の上端は後部座席シート22と運転者用座席シート2
1との間の座席台上壁30に船幅方向中央の位置で開口
し、下端部はエンジン5の後側において、船が転覆した
場合でも水面より下側にならない位置に開口している。
このように、空気ダクト76の上端を後部座席シート2
2の下側のデッドスペースに配置させたため、構造を簡
単にすることができるとともにスペースの有効利用が図
られている。 【0026】図10に示すように、上記グリップ部材8
は平面形状U字形で左右対称形状にプラスチックで一体
に形成され、その内部には全体的に中空部80が形成さ
れている。このグリップ部材8の一方(船首側)の端部
の両外側には空気流入口81が左右一対形成され、中間
部内側にも流入口82が形成され、他方(船尾側)の端
部には流出口83が形成され、各サイドにおいて空気流
入口81,82と空気流出口83とは互いに中空部80
を介して連続している。また内側には相対向してボルト
穴85が形成されたリブ84が突出形成され、このボル
ト穴85にボルトを通して座席台上壁30に締め付ける
ことにより、上壁30上にグリップ部材8を固定して取
付けるようにしている。そして船の航走時には、流入口
81から中空部80に流入した空気は、流出口83に向
かって流れ、この流れによりグリップ部材8の内側の空
気は流入口82を通して中空部80中に吸い込まれ、流
出口83から排出されることになる。さらにグリップ部
材8の内側の空気が流入口82から中空部80内に吸い
込まれることに伴い、エンジンルーム内の空気もダクト
76を通って中空部80内に吸い込まれ、これによって
エンジンルーム内の換気が良好に行なわれる。 【0027】上記構成において、船の航走時には運転者
用座席シート21の運転者は、操作ハンドル20の握り
部28を握って運転し、またゲージパネル6のメータ6
1を見ることができる。そして運転を終了し、船を岸壁
に係留させて運転者が船から離れる際には、エンジンの
停止スイッチを押してエンジンを停止させるとともに、
エンジンのロックを行なう。すなわち、停止スイッチを
押してエンジンを停止させた後に操作部62の押しボタ
ンを所定の順次で押すことにより、制御手段Eによって
図3に示すオン・オフスイッチ66をオフにして、操作
ハンドル20に設けられた始動スイッチ660をオンに
してもスタータモータ68が駆動されない状態、すなわ
ち、他人がエンジンを始動させることができない状態に
なる。 【0028】そして、操作手段62の複数個の押しボタ
ンを予め設定された特定の順序で押さない限りはオン・
オフスイッチ66のオン状態が維持されるので、運転者
が落水してランヤードスイッチが外れてエンジンが停止
した場合も、始動スイッチ660をオンにすることによ
って直ちにエンジンの再始動を行なうことができる。船
を再度運転する場合には、運転者は運転者用座席シート
21に跨ってゲージパネル6の操作部62の押しボタン
を所定の順序で押せばよい。これによって制御手段Eに
より図3のオン・オフスイッチ66をオンさせ、エンジ
ンの始動が可能な状態になる。この状態で操作ハンドル
20に設けられた始動スイッチ660をオンにすればス
タータモータ68が駆動されてエンジンが始動する。こ
の押しボタンは、図1に示すようにクッション部25の
直前であってその両側端より幅方向外側に位置しないよ
うに幅B内に配置されているために、運転者は肘をクッ
ション部25についた状態で操作をすることができ、操
作が非常にやりやすく、押しボタンを確実に正しい順序
で押すことができるという利点がある。 【0029】なお、押しボタンを所定の順序と異なる順
序で押した場合にはスタータモータ68は駆動されない
ので、他人がエンジンを始動させることはできず、した
がって、他人がこの船をいたずらで運転したり、船が盗
すまれたりすることは防止することができる。また運転
者は鍵を持つ必要がないために、鍵を無くしたり、盗ま
れたりするおそれはない。 【0030】また図4の構成の場合には、押しボタンを
所定の順序で押すことにより、点火プラグ65の作動を
可能にしたり、不可能にしたりし、これによって上記同
様にエンジンの始動を可能にし、あるいは不可能にす
る。 【0031】 【発明の効果】本発明では、押しボタンを所定の順序と
異なる順序で押した場合にはスタータモータは駆動され
ないので、他人がエンジンを始動させることはできず、
したがって、他人がこの船をいたずらで運転したり、船
が盗まれたりすることは防止することができる。また運
転者は鍵を持つ必要がないために、鍵を無くしたり、盗
まれたりするおそれもない。 【0032】また、押しボタンを具備した操作手段は、
操作ハンドルのクッション部の直前に配置されているた
めに、運転者は肘をクッション部について体を安定させ
た状態で操作をすることができ、押しボタンを確実に正
しい順序で押すことができるという利点がある。 【0033】さらに、押しボタンを具備した操作手段
は、操作ハンドルのクッション部の直前であってその両
側端より幅方向外側に位置しないように幅内に配置され
ているために、運転者は肘をクッション部について体を
安定させた状態で操作をすることがとくに容易であり、
操作が非常にやりやすく、押しボタンを確実に正しい順
序で押すことができるという利点がある。
【図面の簡単な説明】 【図1】この発明の実施例を示す船体の平面図である。 【図2】図1の側面図である。 【図3】ゲージパネルの平面説明図である。 【図4】ゲージパネルの他の例を示す平面説明図であ
る。 【図5】図1の船首部の拡大側面図である。 【図6】図5の正面図である。 【図7】従来例を示す図5相当図である。 【図8】図7の正面図である。 【図9】図1の後部座席シート部の拡大断面図である。 【図10】グリップ部材の斜視説明図である。 【符号の説明】 1 船体 4 水ジェット推進機 5 エンジン 6 ゲージパネル 11 バウアイ 20 操作ハンドル 21 運転者用座席シート 25 操作ハンドルのクッション部 28 操作ハンドルの握り部 61 メータ 62 操作手段 64 点火ユニット 65 点火プラグ 67 リレー 68 スタータモータ(始動手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI F02N 15/00 B63H 21/24

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 推進機およびその駆動用のエンジンが設
    置された小型船舶において、上記小型船舶は、船体中心線上に設けられた操作ハンド
    ルと、この操作ハンドルの後側に設けられた跨座式の座
    席シートとを備えるとともに、エンジンの始動を行なう
    スタータモータなどの始動手段への通電を制御するスイ
    ッチをオン・オフ操作する操作手段がゲージパネルに設
    けられ、 上記操作ハンドルは、幅方向両側部に握り部が形成され
    ているとともに、この両握り部間には上面が弾性体で覆
    われたクッション部が形成され、 上記ゲージパネルは、上記操作ハンドルの直前に配置さ
    れて、その操作手段は、複数個の押しボタンを具備し、
    上記押しボタンを特定の順序で押した場合のみ上記スイ
    ッチをオンさせるように構成され、 上記押しボタンは、上記クッション部の両側端より幅方
    向外側に位置しないように配置されている ことを特徴と
    する小型船舶の始動装置。
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