JPH0986491A - 水ジェット推進艇の座席シートの構造 - Google Patents

水ジェット推進艇の座席シートの構造

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JPH0986491A
JPH0986491A JP7248065A JP24806595A JPH0986491A JP H0986491 A JPH0986491 A JP H0986491A JP 7248065 A JP7248065 A JP 7248065A JP 24806595 A JP24806595 A JP 24806595A JP H0986491 A JPH0986491 A JP H0986491A
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JP
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seat
driver
engine
hull
cover
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JP7248065A
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Tomoyoshi Koyanagi
智義 小柳
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Yamaha Motor Co Ltd
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    • B63SHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; RELATED EQUIPMENT
    • B63BSHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; EQUIPMENT FOR SHIPPING 
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B63SHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; RELATED EQUIPMENT
    • B63BSHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; EQUIPMENT FOR SHIPPING 
    • B63B34/00Vessels specially adapted for water sports or leisure; Body-supporting devices specially adapted for water sports or leisure
    • B63B34/10Power-driven personal watercraft, e.g. water scooters; Accessories therefor
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B63SHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; RELATED EQUIPMENT
    • B63JAUXILIARIES ON VESSELS
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    • B63J2/06Ventilation; Air-conditioning of engine rooms

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  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
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  • Exhaust Silencers (AREA)
  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 船内スペースの有効利用が図られるととも
に、後部座席が汚されたり、傷つけられたりするのを確
実に防止する。 【解決手段】 船体中心線上に設けられた操作ハンドル
と、この操作ハンドルの後側に設けられた跨座式の運転
者用座席シート21と、この運転者用座席シート21の
後側に隣接して設けられた跨座式の後部座席シート22
とを備え、この運転者用座席シート21はその後端部に
係止手段7が設けられて座席台3に対して着脱可能に構
成され、この係止手段7を覆うように上記後部座席シー
ト22が座席台3に対して着脱可能に取付けられ、上記
運転者用座席シート21の下側にはエンジンの点検口3
2が形成され、運転者用座席シート21はこのエンジン
の点検口32のカバーを構成し、上記後部座席シート2
2の下側には物入れ6が設けられ、この後部座席シート
22はこの物入れ6のカバーを構成している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、水ジェット推進艇な
どの水ジェット推進艇の座席シートの構造に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】最近、水ジェット推進機を搭載して海上
を高速で滑走し、急旋回や急停止などの種々の運転を行
なうようにした水ジェット推進艇が広く用いられてい
る。この水ジェット推進艇として、船体中心線上に操作
ハンドルが設けられるとともに、この操作ハンドルの後
側に跨座式の運転者用座席シートとその後側に後部座席
シートが設けられたものがあり、さらにこの運転者用座
席シートの下側にエンジンの点検口を形成し、運転者用
座席シートを着脱可能に構成してエンジンの点検口のカ
バーとしたものが提案されている。そして運転者用座席
シートを船体に対して着脱操作するための係止手段は運
転者用座席シートの後端部両側に設けられており、後部
座席シートを取り外すことなく運転者用座席シートを取
り外すことができるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記構成においては、
エンジンの点検、整備のために運転者用座席シートを度
々取り外しすることになるが、後部座席シートが取付け
られた状態で、運転者用座席シートのみを取り外してエ
ンジンの点検、整備を行なうと、エンジンの部品などに
よって後部座席シートが汚されたり、傷つけられたりす
るという問題がある。
【0004】この発明は、このような従来の欠点を解消
するためになされたものであり、エンジンの点検、整備
を行なう際に後部座席シートが汚されたり、傷つけられ
たりするのを確実に防止することができる水ジェット推
進艇の座席シートの構造を提供することを目的とするも
のである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、船体
中心線上に設けられた操作ハンドルと、この操作ハンド
ルの後側に設けられた跨座式の運転者用座席シートと、
この運転者用座席シートの後側に隣接して設けられた跨
座式の後部座席シートとを備え、この運転者用座席シー
トはその後端部に係止手段が設けられて船体に対して着
脱可能に構成され、この係止手段を覆うように上記後部
座席シートが船体に対して着脱可能に取付けられ、上記
運転者用座席シートの下側にはエンジンの点検口が形成
され、運転者用座席シートはこのエンジンの点検口のカ
バーを構成しているものである。
【0006】上記構成では、運転者用座席シートを取り
外すには、まず後部座席シートを取り外す必要がある。
すなわち、エンジンの点検、整備は必ず後部座席シート
が取り外された状態で行なわれることになり、エンジン
の点検、整備を行なう際にエンジン部品などによって後
部座席シートが汚されたり、傷つけられたりすることが
確実に防止される。しかもこの係止手段は後部座席シー
トによって覆われて外部に露出しないために、邪魔にな
らないという利点がある。
【0007】請求項2の発明は、上記後部座席シートの
下側には物入れが設けられ、この後部座席シートはこの
物入れのカバーを構成しているものである。
【0008】上記構成では、簡単な構造で船内空間を有
効に活用することができるという利点がある。
【0009】なお、上記係止手段は必ずしも係止手段の
真上を覆っている必要はなく、運転者用座席シートを取
付けた状態で後部座席シートを取付ければ係止手段が後
部座席シートによって隠され、これに手が届かなくなる
一方、後部座席シートを取り外せば係止手段が表れてこ
れに手が届くようになる構成であればよい。
【0010】
【発明の実施の形態】図1〜図4において、小型船舶の
船体1にはその中央部付近の船体中心線上に操作ハンド
ル20が設置され、その後側には座席台3上において船
尾方向に延びる跨座式の運転者用座席シート21および
後部座席シート22が設けられ、その両側には座席シー
ト21,22上の人が足を乗せるフートデッキ39が形
成されている。この座席台3は、図8に示すように両側
のフートデッキ39の内側が立ち上がってその立上り壁
によって形成されている。上記運転者用座席シート21
は、その後端部に後述するように単一の係止手段7が設
けられて船体に対して着脱可能に構成され、この係止手
段7を覆うように上記後部座席シート22が船体に対し
て着脱可能に取付けられている。またこの運転者用座席
シート21の下側にはハッチコーミング31によってエ
ンジンの点検口32が形成され、運転者用座席シート2
1はこのエンジンの点検口32のカバーを構成し、運転
者用座席シート21を取り外すことによりエンジンの点
検口32を開くことができるようにしている。
【0011】また上記後部座席シート22の下側には物
入れ6が配置され、後部座席シート22がこの物入れ6
のカバーを構成し、後部座席シート22を取り外すこと
により物入れ6の上部開口部を開くことができるように
している。上記運転者用座席シート21の前下部側面に
は、燃料コック63および船体内部に空気を取入れるエ
アインテーク(貫通穴)74が形成されている。
【0012】また船首部の内部には船首デッキ7が形成
され、この船首デッキ7は船の長さ方向中央部が高くな
るようにV字形に形成され、その最高部から前側の前方
傾斜部に船首物入れ71および空気取入れダクト72が
設けられている。この船首デッキ7の上側は、船首デッ
キのカバー76と物入れのカバー75とで覆われてい
る。また後部座席シート22の両側および後側の基部を
覆うように、平面形状U字形のグリップ部材8が取付け
られ、水中の人が船尾端から乗船する際にこのグリップ
部材8の後端部を握るようにしている。
【0013】また船体の内部には船体中心線上で長さ方
向中央部付近にエンジン5が設置され、その後側には船
尾端まで延びる水ジェット推進機4が設置されて、この
水ジェット推進機4の内部で回転するインペラーの軸が
エンジン5の駆動軸に連結されている。この水ジェット
推進機4はその後部が船尾端に開口する船尾ケーシング
(船尾ポンプ室)44内に配置され、水ジェット推進機
4は船底に開口する水導入口42を備え、インペラーの
回転によりこの水導入口42から水を導入し、船尾の水
噴射口41から後方の所定方向に噴射させることにより
船体に推進力および旋回力を生じさせるようにしてい
る。
【0014】上記エンジン5の一側部の上部にはエンジ
ンの排気膨張室51が配置され、ここから導出された第
1排気管(ホース)59の先端部は船尾ポンプ室44の
一側部に配置されたウォータロック52に接続され、こ
のウォータロック52からの第2排気管53は船体中心
線上の上方に向かって船体幅方向に延びた後、湾曲して
船尾ポンプ室44の上方から斜め後下方に延び(逆U字
状に形成し)、船尾ポンプ室44の前端上部で前方斜め
上向きに形成された壁45に接続されて船尾ポンプ室4
4内に開口している。この壁45を前方斜め上向きに形
成したために、逆U字状に形成しかつ前傾させた第2排
気管53の先端部を船尾ポンプ室44に接続させる部分
でさらに湾曲させる必要がない。したがって、第2排気
管53の先端部を前傾させることにより後部デッキ13
の上方の空間を広く確保して船体後方からの再乗船を容
易にしつつ、上記先端部の曲がりを少なくして排気抵抗
を低減させることができる。水ジェット推進機4の後部
は船尾ポンプ室44内を船尾端まで延び、その後端部に
はステアリングノズルおよびリバースバケット41が設
けられている。また船尾部船側にはスポンソン9が取付
けられている。
【0015】図3〜図5に示すように、上記座席台3の
上壁30上に上記運転者用座席シート21および後部座
席シート22が取付けられ、さらに後部座席シート22
の後部および両側部を覆うように平面形状U字形のグリ
ップ8が取付けられている。図4においては、運転者用
座席シート21の底部の輪郭を21Bで示し、頂部の輪
郭を21Tで示している。また後部座席シート22の底
部の輪郭を22Bで示し、頂部の輪郭を22Tで示して
いる。
【0016】エンジンハッチコーミング31は上壁30
が折り曲げられて形成され、その上面にパッキン33を
介して運転者用座席シート21が載置されてシール構造
でエンジンの点検口32が閉鎖されている。運転者用座
席シート21の後端下部には係止手段7が設けられ、こ
の係止手段7は運転者用座席シート21の下部に取付け
られた係止部本体71と上壁30に取付けられて係止部
本体71に係止される係止ピン710とこの係止部本体
71と係止ピン710との連結を着脱するレバー711
とから構成されている。また運転者用座席シート21の
前端下部には係止爪73が左右一対取付けられ、この係
止爪73が係止される係止片75が運転者用座席シート
21の前側の座席台3に取付けられている。
【0017】後部座席シート22の下側には物入れ6が
設けられ、この物入れ6の開口縁部600が、上壁30
に設けられた開口12の周縁に当接している。図6にも
示すようにその開口縁部600上にパッキン60を介し
て後部座席シート22の底板222が載置されている。
この後部座席シート22の後端部には上記同様の係止手
段7、すなわち後部座席シート22の下部に取付けられ
た係止部本体72と上壁30に取付けられて係止部本体
72に係止される係止ピン720とこの係止部本体72
と係止ピン720との連結を着脱するレバー721とか
らなる係止手段が構成されている。また後部座席シート
22の前端下部には、図5に示すように係止爪723が
左右一対取付けられ、この係止爪723が係止される係
止片725が後部座席シート22の前側の座席台の上壁
30に取付けられている。そしてこの後部座席シート2
2を取付けた状態で、図3に示すように運転者用座席シ
ート21の後面210と後部座席シート22の前面22
0とが近接するために、運転者用座席シート21用の係
止手段7は後部座席シート22により覆われてレバー7
11の操作ができない状態になる。
【0018】上記グリップ部材8は、図6および図7に
示すように平面形状U字形で左右対称形状にプラスチッ
クで一体に形成され、その内部には全体的に中空部80
が形成されている。このグリップ部材8の一方(船首
側)の端部の両外側には空気流入口81が左右一対形成
され、中間部内側にも流入口82が形成され、他方(船
尾側)の端部には流出口83が形成され、各サイドにお
いて空気流入口81,82と空気流出口83とは互いに
中空部80を介して連続している。また内側には相対向
してボルト穴85が形成されたリブ84が突出形成さ
れ、図7に示すようにこのボルト穴85にボルト88を
通して上壁30に締め付けることにより、上壁30上に
グリップ部材8を固定して取付けるようにしている。そ
して船の航走時には、流入口81から中空部80に流入
した空気は、流出口83に向かって流れ、この流れによ
りグリップ部材8の内側の空気は流入口82を通して中
空部80中に吸い込まれ、流出口83から排出されるこ
とになる。さらにグリップ部材8の内側の空気が流入口
82から中空部80内に吸い込まれることに伴い、エン
ジンルーム内の空気もダクト77を通って流入口82か
ら中空部80内に吸い込まれ、これによってエンジンル
ーム内の換気が良好に行なわれる。
【0019】また図4、図5および図8に示すように、
空気ダクト77の先端分岐管771,772が後部座席
シート22と運転者用座席シート21との間の上壁30
に船幅方向左右対称の位置に開口し、下端部は上記水ジ
ェット推進機のプロペラシャフト49の下方において、
船が転覆した場合でも水面より下側にならない位置に開
口している。このように、空気ダクト77の上端を2つ
に分岐させたため、船体の狭いスペースに開口させたに
もかかわらず、広い開口面積を確保することができる。
また先端分岐管771,772を後部座席シート22の
下側に開口させることにより後部座席シート22で開口
部上側を覆うようにし、これによって構造を簡単にする
とともにスペースの有効利用を図っている。
【0020】さらに図1および図8に示すように、エン
ジンハッチのコーミング31をエンジン5の排気膨張室
51の上端部より低い位置に設定しており、このコーミ
ング31の部分に運転者用座席シート21の下端部を設
置している。運転者用座席シート21の高さは船体全体
の設計上決められており、このため上記のようにコーミ
ング31の高さを低くすると、運転者用座席シート21
の両側部212の曲率半径Rを大きく設定することが可
能になり、これによって旋回時に運転者が体を容易に左
右に移動させることができ、旋回性が向上する。すなわ
ち、図8仮想線で示すように、コーミング31を高く設
定すると、シートの両側部212は小さな曲率半径にせ
ざるを得なくなり、これによって運転者が体を左右に動
かす際にシートの両側部212が引掛かるために容易に
体を左右に動かせなくなるからである。
【0021】上記構成において、通常の航走時には運転
者用座席シート21はその前端部の係止爪73を係止片
75に挿入させるとともに、後端部の係止部本体71を
係止ピン710に係止させて固定させ、また後部座席シ
ート22は前端部の係止爪723を係止片725に挿入
させるとともに、後端部の係止部ほた72を係止ピン7
20に係止させて固定させる。この状態では、エンジン
の点検口32も物入れ6もシール構造で閉鎖される。
【0022】エンジン5の点検を行なう際には、運転者
用座席シート21を取り外す必要があるが、係止手段7
は後部座席シート22に覆われているために、まず後部
座席シート22を取り外す必要がある。後部座席シート
22は、その後端部の係止手段7のレバー721を手で
操作することにより本体72と係止ピン720との係止
を外し、後部座席シート22を後方にずらすことにより
前端部の係止爪723が係止片725から外れるため、
取り外すことができる。これによって運転者用座席シー
ト21の係止手段7が露出することになり、したがって
レバー711を操作して係止手段7の係止を外し、シー
ト全体を後方にずらすことにより運転者用座席シート2
1を取り外すことができる。
【0023】このように、運転者用座席シート21を取
り外すには、まず後部座席シート22を取り外す必要が
あり、このためエンジンの点検、整備は必ず後部座席シ
ート22が取り外された状態で行なわれることになり、
エンジンの点検、整備を行なう際にエンジン部品などに
よって後部座席シート22が汚されたり、傷つけられた
りすることが確実に防止される。しかもこの係止手段は
後部座席シートによって覆われて外部に露出しないため
に、邪魔にならないという利点もある。さらに船幅方向
に左右一対設けるのではなく中央部に1個のみ設ける
と、構造が簡単になるという利点がある。また物入れ6
の開閉の際には、上記の操作により後部座席シート22
のみを取り外せばよい。
【0024】なお、船体1の転覆により第2排気管53
から水が浸入するが、浸入した水は船体1の復元により
第2排気管53の逆U字形の頂部から一部はウォータロ
ック52中に入り、残りは再び船尾ケーシング44内に
排出される。またウォータロック52中に浸入した水は
その内部に溜り、エンジン5へ浸入するのは防止され
る。しかも第2排気管53は逆U字形に構成されている
ために、この部分でも水の浸入防止効果が達成されてい
る。
【0025】
【発明の効果】請求項1の発明では、運転者用座席シー
トを取り外すには、まず後部座席シートを取り外す必要
がある。すなわち、エンジンの点検、整備は必ず後部座
席シートが取り外された状態で行なわれることになり、
エンジンの点検、整備を行なう際にエンジン部品などに
よって後部座席シートが汚されたり、傷つけられたりす
ることが確実に防止される。しかもこの係止手段は後部
座席シートによって覆われて外部に露出しないために、
邪魔にならないという利点がある。
【0026】請求項2の発明では、簡単な構造で船内空
間を有効に活用することができるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を示す船体の側面図である。
【図2】図1の平面図である。
【図3】座席シート取付け部の縦断面図である。
【図4】座席シート取付け部の平面図である。
【図5】座席シート取付け部の分解斜視図である。
【図6】座席シートおよびグリップ部材の取付け部の図
7VI−VI位置での部分横断面図である。
【図7】グリップ部材の斜視図である。
【図8】座席部での船体横断面図である。
【符号の説明】
1 船体 3 座席台 4 水ジェット推進機 5 エンジン 6 物入れ 7 係止手段 8 グリップ部材 20 操作ハンドル 21 運転者用座席シート 22 後部座席シート 31 ハッチコーミング 32 エンジンの点検口

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 船体中心線上に設けられた操作ハンドル
    と、この操作ハンドルの後側に設けられた跨座式の運転
    者用座席シートと、この運転者用座席シートの後側に隣
    接して設けられた跨座式の後部座席シートとを備え、こ
    の運転者用座席シートはその後端部に係止手段が設けら
    れて船体に対して着脱可能に構成され、この係止手段を
    覆うように上記後部座席シートが船体に対して着脱可能
    に取付けられ、上記運転者用座席シートの下側にはエン
    ジンの点検口が形成され、運転者用座席シートはこのエ
    ンジンの点検口のカバーを構成していることを特徴とす
    る水ジェット推進艇の座席シートの構造。
  2. 【請求項2】 上記後部座席シートの下側には物入れが
    設けられ、この後部座席シートはこの物入れのカバーを
    構成していることを特徴とする請求項1記載の水ジェッ
    ト推進艇の座席シートの構造。
JP7248065A 1995-09-26 1995-09-26 水ジェット推進艇の座席シートの構造 Pending JPH0986491A (ja)

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