JP6417956B2 - 船外機の盗難防止装置 - Google Patents

船外機の盗難防止装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6417956B2
JP6417956B2 JP2015008770A JP2015008770A JP6417956B2 JP 6417956 B2 JP6417956 B2 JP 6417956B2 JP 2015008770 A JP2015008770 A JP 2015008770A JP 2015008770 A JP2015008770 A JP 2015008770A JP 6417956 B2 JP6417956 B2 JP 6417956B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
engine
outboard motor
authentication
stop switch
authentication means
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015008770A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016132376A (ja
Inventor
吉川 幸宏
幸宏 吉川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suzuki Motor Co Ltd
Original Assignee
Suzuki Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Suzuki Motor Co Ltd filed Critical Suzuki Motor Co Ltd
Priority to JP2015008770A priority Critical patent/JP6417956B2/ja
Priority to US14/995,595 priority patent/US9663213B2/en
Publication of JP2016132376A publication Critical patent/JP2016132376A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6417956B2 publication Critical patent/JP6417956B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B63SHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; RELATED EQUIPMENT
    • B63JAUXILIARIES ON VESSELS
    • B63J99/00Subject matter not provided for in other groups of this subclass
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B63SHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; RELATED EQUIPMENT
    • B63HMARINE PROPULSION OR STEERING
    • B63H20/00Outboard propulsion units, e.g. outboard motors or Z-drives; Arrangements thereof on vessels
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B63SHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; RELATED EQUIPMENT
    • B63BSHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; EQUIPMENT FOR SHIPPING 
    • B63B17/00Vessels parts, details, or accessories, not otherwise provided for
    • B63B2017/0009Methods or devices specially adapted for preventing theft, or unauthorized use of vessels, or parts or accessories thereof, other than by using locks

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Ocean & Marine Engineering (AREA)
  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
  • Lock And Its Accessories (AREA)

Description

本発明は、船舶等に搭載される船外機に装備されて、その盗難を防止するのに好適な盗難防止装置に関する。
自動車等の車両に装備される盗難防止装置として所謂、スマート・キーレスエントリーシステムがある。このシステムではエンジン停止時にキーレスコントローラやECM(エンジンコントロールモジュール)のプログラムにより自動的にロックをかけ、携帯機(電子キー)無しではエンジンを始動することができないようにしている。一方、船舶では例えば海洋沖での停泊中に携帯機を紛失した場合等に、エンジン始動できないことで漂流してしまうのを回避するために、沖での停泊中にロックをかけずにアンロック状態とするシステムがある。このシステムによれば、携帯機を紛失してもエンジンを始動することが可能となる。
なお、この種の船舶における盗難防止装置もしくはシステムとして、例えば特許文献1に開示されるものが知られている。
既存のシステムにおいて、機械式キー付イグニッションスイッチと携帯機を併用したシステムでは、イグニッション・オンを機械式キー付イグニッションスイッチで行い、ロック状態、アンロック状態への移行を携帯機のボタン操作により行う。沖での停泊中にはロックをかけずにアンロック状態とすることで、携帯機を紛失してもエンジンを始動できる状態にしておく。
特開2011−121448号公報
ところが、上述のように沖での停泊時にアンロック状態とするため、例えば特に子供によるスイッチ誤操作あるいは乗員による不用意な操作等によってエンジンが始動してしまう場合がある。このような場合、船舶が急発進することがあり、そのままでは操船コントロールに著しく影響する。この種のシステムにおいて、本来的な盗難防止機能を保証しながら、使い勝手や安全性を確保維持するのは極めて重要な問題となる。
本発明は上記の問題に鑑み、使用性等に優れ、高い安全性を保証し得る船外機の盗難防止装置を提供することを目的とする。
本発明の船外機の盗難防止装置は、エンジンが搭載される船外機の作動を制御する船外機制御手段と、ID情報が格納される電子キーと、前記電子キーから前記ID情報を取得して認証用ID情報と一致するか否かを判定する認証手段とを含み、前記ID情報が前記認証用ID情報と一致すると判定したとき前記船外機制御手段に対して前記エンジンの始動を許可することにより、前記船外機の盗難の防止を図る船外機の盗難防止装置であって、前記認証手段は、前記船外機制御手段に前記エンジンの始動を許可した旨の情報を記憶して、前記電子キーのID情報の認証なしに前記エンジンの始動を許可するアンロック状態と、前記電子キーのID情報の認証を必要とせずに所定の解除操作により前記エンジンの始動が許可されるチャイルドロック状態とを設定可能とし、前記認証手段を起動して前記電子キーとの交信を開始させる一方、前記認証手段を停止させる該認証手段の起動停止スイッチと、前記エンジンのスタータモータを起動して該エンジンを始動させる一方、前記エンジンを停止させる該エンジンの始動停止スイッチと、チャイルドロック状態を設定するチャイルドロックスイッチとを別体に備え、前記認証手段の起動停止スイッチ及び前記エンジンの始動停止スイッチを押しボタン式スイッチにより構成し、前記エンジンの始動停止スイッチで起動する前記スタータモータを駆動するスタータモータ駆動回路に、前記エンジンが始動するまでの一定時間駆動状態を維持させるラッチ回路を備え、前記認証手段の停止時及びアンロック状態からの前記エンジンの再始動時それぞれにおける前記認証手段の起動停止スイッチ及び前記エンジンの始動停止スイッチの押圧操作時間を、前記認証手段の起動時及び前記エンジンの停止時よりも長く設定したことを特徴とする。
本発明によれば、アンロック状態から必要に応じてチャイルドロック状態に移行し、このチャイルドロック状態では認証手段の起動停止スイッチ及びエンジンの始動停止スイッチを操作してもエンジンを始動することができない。一方、必要に応じてチャイルドロック状態を解除するができ、船外機の使用状況等に合せて高い安全性を確保することができる。
本発明の実施形態における適用例としての船舶を斜め後方から見た斜視図である。 本発明の実施形態における船舶の操船システムの構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態におけるイグニッションスイッチ及びチャイルドロックスイッチを含むスイッチまわりの具体的な構成例を示す図である。 本発明の実施形態における盗難防止装置の動作を説明するためのフローチャートである。 本発明の実施形態におけるチャイルドロック時の盗難防止装置の動作を説明するためのフローチャートである。 本発明の実施形態におけるチャイルドロック時の別の盗難防止装置の動作を説明するためのフローチャートである。 本発明の第2の実施形態における盗難防止装置の動作を説明するためのフローチャートである。
以下、図面に基づき、本発明による船外機の盗難防止装置における好適な実施の形態を説明する。
図1は、本発明の適用例としての船舶1を斜め後方から見た斜視図である。先ず、図1を用いて、船舶1の全体構成について概略説明する。なお、図1を含め、以下の説明で用いる図においては、必要に応じて車両の前方を矢印Frにより、車両の後方を矢印Rrによりそれぞれ示す。
図1に示すように船舶1の船体2の後部に位置するトランサムには、それぞれエンジンが搭載された複数の船外機3(ここでは2基の船外機3A,3B)がブラケット装置を介して取り付けられる。
船体2の前側には操船室4が設けられ、この操船室4はステアリングハンドル5と、リモートコントロールレバー6と、イグニッションスイッチ7と、チャイルドロックスイッチ8とを備える。一方、船外機3にはECM9(エンジンコントロールモジュール)を備え、イグニッションスイッチ7及びチャイルドロックスイッチ8はCANライン10を介して、船外機3(船外機3A,3B)のECM9とそれぞれ接続される。
また、ECM電源リレー11(図2参照)と接続されたキーレスコントローラ12が搭載され、これらはCANライン13を介して、船外機3のECM9とそれぞれ接続される。操船者が携帯所持する電子キー14(携帯機)に格納された所定のID情報が、キーレスコントローラ12及び電子キー14間で交信されるようになっている。なお、緊急停止用のエマージェンシストップスイッチ15を装備する。
操船者は、通常時にはステアリングハンドル5及びリモートコントロールレバー6を操作することで船舶1を操船することができる。
ここで、図2は船舶の操船システムの構成を示すブロック図である。本実施形態の操船システムにおいて、ステアリングハンドル5やリモートコントロールレバー6による操作情報に基づいて船外機3A,3Bを電気的に制御することで、船外機3A,3Bのシフト、スロットル及びステアリング等を変化させることができる。
本発明に係る船外機3において、電子キー14の認証を行うことにより船外機3の盗難を防止する盗難防止装置を備えている。本実施形態では盗難防止装置は、エンジンが搭載される船外機3の作動を制御する船外機制御手段であるECM9と、ID情報が格納される電子キー14と、電子キー14からID情報を取得して、それが認証用ID情報と一致するか否かを判定する認証手段であるキーレスコントローラ12とを含んで構成される。そして、キーレスコントローラ12は、ID情報が認証用ID情報と一致すると判定したとき船外機制御手段に対してエンジンの始動を許可し、これにより船外機3の盗難の防止を図るようにしている。
上記の場合、認証手段であるキーレスコントローラ12は、船外機制御手段であるECM9にエンジンの始動を許可した旨の情報を記憶して、電子キー14のID情報の認証なしにエンジンの始動を許可するアンロック状態と、電子キー14のID情報の認証を必要とせずに所定の解除操作によりエンジンの始動が許可されるチャイルドロック状態とを設定可能とする。
具体的には後述するが、盗難防止装置は、認証手段を起動して電子キー14との交信を開始させる一方、認証手段を停止させる該認証手段の起動停止スイッチと、エンジンのスタータモータを起動して該エンジンを始動させる一方、エンジンを停止させる該エンジンの始動停止スイッチと、チャイルドロック状態を設定するチャイルドロックスイッチ8とを別体に備える。
図3は、本実施形態におけるイグニッションスイッチ7及びチャイルドロックスイッチ8を含むスイッチまわりの具体的な構成例を示している。イグニッションスイッチ7として、キーレスコントローラ12(認証手段)の起動停止スイッチであるパワーボタン16とエンジンの始動停止スイッチであるスタートボタン17とを備えると共に、チャイルドロックスイッチ8を有する。
本実施形態においてパワーボタン16及びスタートボタン17は、押しボタン式スイッチにより構成される。
また、スタートボタン17で起動するエンジンのスタータモータを駆動するスタータモータ駆動回路には、船外機3のエンジンが始動するまでの一定時間(t)駆動状態を維持させるラッチ回路(自己保持回路)を備える。
更に、認証手段の停止及びアンロック状態からのエンジンの再始動時における認証手段の起動停止スイッチ(パワーボタン16)及びエンジンの始動停止スイッチ(スタートボタン17)の押圧操作時間(時間t1,t2)を、認証手段の起動時及びエンジンの停止時よりも長く設定している。
次に、本実施形態における盗難防止装置の動作等について、図4のフローチャートを参照しつつ説明する。先ず、バッテリスイッチ18のON動作によってキーレスコントローラ12が待機状態になり、ステップS1でパワーボタン16が操作されるとキーレスコントローラ12が起動し、ステップS2において盗難防止装置がロック状態かアンロック保持状態かを判定し、盗難防止装置がアンロック保持状態の時には電子キー14の照合を経ずにエンジンの始動を許可するアンロック状態に移行し、盗難防止装置がロック状態の時にはステップS3にて操船者が所持する電子キー14と交信して認証番号の照合を行い、この認証が附合されると盗難防止装置をロック状態から、エンジンの始動を許可するアンロック状態に移行し(ステップS4)、具体的にはECM電源リレー11をONして、船外機3のECM9やエンジン補機(燃料ポンプ等)に電力を供給する。
この状態で、ステップS5にてイグニッションスイッチ7のスタートボタン17を押してONさせると、スタータモータが作動してエンジンが始動する(ステップS6)。この場合、スタータモータ駆動回路のラッチ回路により、スタートボタン17の押圧操作後、エンジン始動までの時間tだけ駆動状態が維持される。
次に、電源のOFF動作において、盗難防止装置をロック状態(盗難防止装置の停止状態)にする場合、エンジンが運転されている状態(エンジンの始動が可能なアンロック状態も含まれる)で、ステップS7にてイグニッションスイッチ7のパワーボタン16を長押し(例えば3秒以上(時間t1))する。これによりステップS11にてキーレスコントローラ12はロック状態へ移行するが、その際、キーレスコントローラ12によりECM電源リレー11をOFFして、ECM9への電力を遮断し(ステップS8、ステップS9)、エンジンの始動を不能にする。
なお、ロック状態への移行に際して、電子キー14の照合を行い(ステップS10)、この認証が附合されるとロック状態に移行する(ステップS11)ようにし、あるいはかかる照合を行わないでもよい。つまりこの場合の電子キー14の照合は、必要に応じて適宜選択可能である。
その後、ステップS12にてバッテリスイッチ18(図2参照)がOFFされて、バッテリ19からの電源供給が遮断され、ステップS13にてキーレスコントローラ12が停止する。次回のキーレスコントローラ12の起動時にはロック状態で開始する。
次に、盗難防止装置をアンロック状態(認証番号の照合無しにエンジンの始動を可能とする状態)にする場合、エンジンが運転されている状態(電子キー14の認証が附合され、エンジンを始動前の状態を含む)からイグニッションスイッチ7のパワーボタン16を短押し(例えば3秒未満)する(ステップS7)。これによりエンジンが停止し(ステップS14)、ステップS17にてキーレスコントローラ12はアンロック状態を維持するが、その際、キーレスコントローラ12によりECM電源リレー11をOFFして、ECM9への電力を遮断する(ステップS15、ステップS16)。次回のキーレスコントローラ12の起動時にはアンロック状態で開始する。
次に、盗難防止装置のキーレスコントローラ12をアンロック状態からチャイルドロック状態にする場合、図5において先ず、盗難防止装置のアンロック状態で開始する。このアンロック状態でステップS21にてチャイルドロックスイッチ8をONし(例えば3秒以上の長押し)、これによりチャイルドロック状態に移行することができる(ステップS22)。
このチャイルドロック状態ではイグニッションスイッチ7のパワーボタン16及びスタートボタン17を操作してもエンジンを始動することができない。従って、沖での停泊時等に例えば子供によるスイッチ誤操作でエンジンが始動してしまうことがない。
一方、チャイルドロック状態を解除する場合、ステップS23にてチャイルドロックスイッチ8を再びONし(例えば3秒以上の長押し)、これによりステップS24にてチャイルドロック状態が解除される。これと共にステップS25にてキーレスコントローラ12のアンロック状態(ステップS4)に移行する。
なお、ステップS23でのチャイルドロックスイッチ8のON操作がなければ、チャイルドロック状態が維持されたまま、ステップS26にてバッテリスイッチ18がOFFされて、バッテリ19からの電源供給が遮断され、キーレスコントローラ12が停止する(ステップS27)。次回のキーレスコントローラ12の起動時にはアンロック状態で開始する。
また、暗証番号を用いてチャイルドロック状態を解除することができる。図6において先ず、盗難防止装置のアンロック状態で開始する。このアンロック状態でステップS31にてチャイルドロックスイッチ8をONし(例えば3秒以上の長押し)、これによりチャイルドロック状態に移行することができる(ステップS32)。
このチャイルドロック状態ではイグニッションスイッチ7のパワーボタン16及びスタートボタン17を操作してもエンジンを始動することができない。
一方、チャイルドロック状態を解除する場合、ステップS33にて予め設定した暗証番号を入力し、その設定された暗証番号の照合が行われる(ステップS34)。暗証番号が附合すればチャイルドロックが解除され(ステップS35)、これと共にステップS36にてキーレスコントローラ12のアンロック状態(ステップS4)に移行する。
ここで、暗証番号の入力は、チャイルドロックスイッチ8を所定のパターンで操作(ON/OFF)することにより行うことができる。暗証番号の具体的な入力方法として、例えば2桁の暗証番号を使用する。この場合、ステップS33において暗証番号の1桁目の数の回数だけチャイルドロックスイッチ8をON操作し、1桁目の番号が附合すれば2桁目の数の回数だけチャイルドロックスイッチ8をON操作する。2桁目の番号が附合すれば暗証番号は最終的に附合し、これによりチャイルドロックが解除される。
なお、ステップS33での暗証番号の入力操作がなければ、チャイルドロック状態が維持されたまま、ステップS37にてバッテリスイッチ18がOFFされて、バッテリ19からの電源供給が遮断され、キーレスコントローラ12が停止する(ステップS38)。次回のキーレスコントローラ12の起動時にはアンロック状態で開始する。
本発明による船外機の盗難防止装置における第2の実施形態は、盗難防止装置の起動停止スイッチとアンロック状態に移行させるスイッチを異なるボタンにした例である。
第2の実施形態における盗難防止装置の動作等について、図7のフローチャートを参照しつつ説明する。盗難防止装置をアンロック状態(認証番号の照合無しにエンジンの始動を可能とする状態)にする場合、エンジンが運転されている状態(電子キー14の認証が附合され、エンジンを始動前の状態を含む)から開始し、イグニッションスイッチ7のスタートボタン17を押すと(ステップS41)、ステップS42にてエンジンが停止する。ステップS45のようにキーレスコントローラ12はアンロック状態を維持するが、その際、キーレスコントローラ12によりECM電源リレー11をOFFして、ECM9への電力を遮断する(ステップS43、ステップS44)。
この状態ではスタートボタン17を押せば(例えば3秒以上の長押し(時間t2))、認証番号の照合無しにECM電源リレー11がONされ、船外機3のECM9への電力供給が再開し、スタートボタン17でスタータモータが起動してエンジンを始動することができる。
第2の実施形態では特に、盗難防止装置の起動停止操作用ボタン(パワーボタン16)とエンジンの始動停止操作用ボタン(スタートボタン17)を別にし、エンジンの始動停止操作用ボタンでエンジンを停止させると自動的に認証が不要なアンロック状態に移行する。これにより誤って、認証が必要なロック状態にしてしまう等の誤操作を未然に防止することができる。
以上、本発明を種々の実施形態と共に説明したが、本発明はこれらの実施形態にのみ限定されるものではなく、本発明の範囲内で変更等が可能である。
上記本発明の実施形態において、ラッチ回路に係る時間tや、パワーボタン16及びスタートボタン17に係る時間t1,t2は必要に応じて適宜変更可能である。
1 船舶、2 船体、3 船外機、4 操船室、5 ステアリングハンドル、6 リモートコントロールレバー、7 イグニッションスイッチ、8 チャイルドロックスイッチ、9 ECM、10 CANライン、11 ECM電源リレー、12 キーレスコントローラ、13 CANライン、14 電子キー、15 エマージェンシストップスイッチ、16 パワーボタン、17 スタートボタン、18 バッテリスイッチ、19 バッテリ。

Claims (2)

  1. エンジンが搭載される船外機の作動を制御する船外機制御手段と、ID情報が格納される電子キーと、前記電子キーから前記ID情報を取得して認証用ID情報と一致するか否かを判定する認証手段とを含み、前記ID情報が前記認証用ID情報と一致すると判定したとき前記船外機制御手段に対して前記エンジンの始動を許可することにより、前記船外機の盗難の防止を図る船外機の盗難防止装置であって、
    前記認証手段は、前記船外機制御手段に前記エンジンの始動を許可した旨の情報を記憶して、前記電子キーのID情報の認証なしに前記エンジンの始動を許可するアンロック状態と、前記電子キーのID情報の認証を必要とせずに所定の解除操作により前記エンジンの始動が許可されるチャイルドロック状態とを設定可能とし
    前記認証手段を起動して前記電子キーとの交信を開始させる一方、前記認証手段を停止させる該認証手段の起動停止スイッチと、前記エンジンのスタータモータを起動して該エンジンを始動させる一方、前記エンジンを停止させる該エンジンの始動停止スイッチと、チャイルドロック状態を設定するチャイルドロックスイッチとを別体に備え、
    前記認証手段の起動停止スイッチ及び前記エンジンの始動停止スイッチを押しボタン式スイッチにより構成し、
    前記エンジンの始動停止スイッチで起動する前記スタータモータを駆動するスタータモータ駆動回路に、前記エンジンが始動するまでの一定時間駆動状態を維持させるラッチ回路を備え、
    前記認証手段の停止時及びアンロック状態からの前記エンジンの再始動時それぞれにおける前記認証手段の起動停止スイッチ及び前記エンジンの始動停止スイッチの押圧操作時間を、前記認証手段の起動時及び前記エンジンの停止時よりも長く設定したことを特徴とする船外機の盗難防止装置。
  2. エンジンが搭載される船外機の作動を制御する船外機制御手段と、ID情報が格納される電子キーと、前記電子キーから前記ID情報を取得して認証用ID情報と一致するか否かを判定する認証手段とを含み、前記ID情報が前記認証用ID情報と一致すると判定したとき前記船外機制御手段に対して前記エンジンの始動を許可することにより、前記船外機の盗難の防止を図る船外機の盗難防止装置であって、
    前記認証手段を起動して前記電子キーとの交信を開始させる一方、前記認証手段を停止させる該認証手段の起動停止スイッチと、前記エンジンのスタータモータを起動して該エンジンを始動させる一方、前記エンジンを停止させる該エンジンの始動停止スイッチとを別体に備え
    前記認証手段の起動停止スイッチ及び前記エンジンの始動停止スイッチを押しボタン式スイッチにより構成し、
    前記エンジンの始動停止スイッチで起動する前記スタータモータを駆動するスタータモータ駆動回路に、前記エンジンが始動するまでの一定時間駆動状態を維持させるラッチ回路を備え、
    前記認証手段の停止時及びアンロック状態からの前記エンジンの再始動時それぞれにおける前記認証手段の起動停止スイッチ及び前記エンジンの始動停止スイッチの押圧操作時間を、前記認証手段の起動時及び前記エンジンの停止時よりも長く設定したことを特徴とする船外機の盗難防止装置。
JP2015008770A 2015-01-20 2015-01-20 船外機の盗難防止装置 Active JP6417956B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015008770A JP6417956B2 (ja) 2015-01-20 2015-01-20 船外機の盗難防止装置
US14/995,595 US9663213B2 (en) 2015-01-20 2016-01-14 Outboard motor anti-theft security system

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015008770A JP6417956B2 (ja) 2015-01-20 2015-01-20 船外機の盗難防止装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016132376A JP2016132376A (ja) 2016-07-25
JP6417956B2 true JP6417956B2 (ja) 2018-11-07

Family

ID=56407242

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015008770A Active JP6417956B2 (ja) 2015-01-20 2015-01-20 船外機の盗難防止装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US9663213B2 (ja)
JP (1) JP6417956B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6947275B2 (ja) * 2016-12-05 2021-10-13 スズキ株式会社 燃料電池船

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3437041B2 (ja) * 1995-10-18 2003-08-18 ヤマハ発動機株式会社 小型船舶の始動装置
US6077133A (en) * 1997-07-09 2000-06-20 Sanshin Kogyo Kabushiki Kaisha Locking device for outboard motor
JP2001088789A (ja) * 1999-09-24 2001-04-03 Yamaha Motor Co Ltd 小型推進艇の盗難防止装置
JP2002225799A (ja) * 2001-02-05 2002-08-14 Sanshin Ind Co Ltd 水上走行船の盗難防止装置
JP2007120061A (ja) * 2005-10-26 2007-05-17 Honda Motor Co Ltd 電子キー
JP5081101B2 (ja) * 2008-08-22 2012-11-21 ヤマハ発動機株式会社 船舶用盗難抑止装置およびそれを備えた船舶
JP5162566B2 (ja) * 2009-12-09 2013-03-13 本田技研工業株式会社 船外機の盗難防止装置
JP5266193B2 (ja) * 2009-12-09 2013-08-21 本田技研工業株式会社 駆動源搭載機器の盗難防止装置
JP2014118839A (ja) * 2012-12-13 2014-06-30 Suzuki Motor Corp 船外機の始動制御装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2016132376A (ja) 2016-07-25
US9663213B2 (en) 2017-05-30
US20160207604A1 (en) 2016-07-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7254466B2 (en) Engine start controller
JP5081102B2 (ja) 船舶用盗難抑止装置およびそれを備えた船舶
CN110843729B (zh) 车辆防盗方法及***
US7100557B2 (en) Engine start control system and control method
US8712601B2 (en) Vehicle control system
JP5081103B2 (ja) 船舶用盗難抑止装置およびそれを備えた船舶
JP5599759B2 (ja) 始動制御装置
JP5081101B2 (ja) 船舶用盗難抑止装置およびそれを備えた船舶
CN111767528A (zh) 车辆用认证装置及车辆用认证方法
KR100817659B1 (ko) 차량 엔진 제어 시스템 및 방법
JP6365196B2 (ja) 船外機のキーレスエントリー制御システム
JP2010208554A (ja) 車両盗難防止装置、車両盗難防止方法、およびプログラム
JP2007153190A (ja) 車両用始動装置
JP6417956B2 (ja) 船外機の盗難防止装置
JP3857383B2 (ja) 車両用ステアリングロックシステム
JP2005248710A (ja) 小型船舶のエンジン制御方法
KR100901292B1 (ko) 버튼시동 차량의 시프트락 제어시스템
JP4350114B2 (ja) 推進体盗難防止装置
JP4172297B2 (ja) 車両等の盗難防止装置
JP4886475B2 (ja) 車両用ドアロック制御装置
JP2012148602A (ja) 車両盗難防止装置
JP3630433B2 (ja) 短いアンロック時間を有する可動性付与禁止装置
JP2007239589A (ja) エンジン始動装置及びエンジン始動方法
JP2006175999A (ja) 船外機の盗難防止システム
JP2008001134A (ja) 車両用セキュリティ制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170508

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180222

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180227

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180406

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180911

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180924

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6417956

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151