JP3436406B2 - テーブル回転型袋詰め包装機 - Google Patents

テーブル回転型袋詰め包装機

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、充填物投入位置におい
て袋内への充填物の投入の有無を検出する手段を備えた
テーブル回転型袋詰め包装機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の一般的なテーブル間欠回転型包装
機の包装システムを図9を参照して説明すると、同シス
テムは、貯袋器A内の袋1を吸盤3で吸着して持ち上
げ、これを把持装置Bで掴みテーブルT側のチャック2
に受け渡す給袋工程(I)、捺印器Cにより袋1の表面
に製造年月日を捺印する捺印工程(II)、開口装置D
の吸盤4で袋1を開口する開口工程(III)、図示し
ない計量機E又は人手によりホッパー5を介して固形充
填物を袋1内へ投入する充填物投入工程(IV)、タン
ク6内の充填液を袋1内に充填する液状物充填工程
(V)、袋1の口をシール装置Fにより熱シールする口
封シール工程(VI、VII)、及び完成した袋1を外
部に排出する排出工程(VIII)からなり、テーブル
Tとともに上記工程間をそれぞれ所定時間毎に移動と停
止を繰り返しながら回転する(つまり間欠回転する)袋
1に対し、各工程において各々の動作が実行される。
【0003】上記包装機において、充填物投入工程(I
V)での袋1への充填物の投入は計量器又は人手により
行われるが、何らかの原因、例えば計量機の計量遅れ、
計量機のトラブル等で投入が行われなかった場合には、
空の袋1に次工程以降において液状物の充填及び口封シ
ールがなされ、その結果充填物の入らない不良袋ができ
る。
【0004】このような不良袋の発生をなくすため、一
般的には充填物投入位置(充填物投入工程(IV)が行
われる位置)に袋内充填物の有無を検知するためのセン
サーを設置している。そして、上記センサーにより充填
物「有」と検知された場合は、テーブルTが所定角度回
転して袋1を次工程に進め、次工程以降において通常の
包装動作が続行されるが、充填物「無」と検知された場
合は、テーブルTは回転せずそのまま待機の状態とな
り、その間に充填物未投入の原因がチェックされ修復さ
れて充填物の投入が行われた後、再起動され袋1を次工
程に進める。
【0005】充填物投入位置において袋1内の充填物の
有無を検知する上記センサーとしては、袋1に近接した
位置に設置され、充填物投入による静電容量の変化を検
知する静電容量型の近接スイッチ7(図7)、又は袋1
の外面に接触する位置に設置され、充填物投入後の袋1
の膨らみを内蔵されたバネの付勢力に打ち勝つ荷重の有
無で検知するリミットスイッチ8(図8)が一般的であ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、近接スイッチ
7による場合、スイッチに水滴や汚れが付着するとそれ
が静電容量に影響を与え誤検出の原因となり、また、ア
ルミ箔袋のような金属製の袋に対しては、アルミ箔自体
を検出し内部の充填物の有無についての検出ができない
という問題がある。一方、リミットスイッチ8による場
合は、充填物投入後の袋1の膨らみを検出するのでアル
ミ箔袋やプラスチック袋などの平型袋に対しては有効で
あるが、自立型袋に対しては、開口され整形されたもの
は袋自体に膨らみがあり且つ多少の剛性があるため、空
袋でも充填物「有」と誤検出されるという欠点がある。
【0007】このように、例えば充填物が未投入である
のに充填物「有」と誤検出されると、その検出信号に基
づきテーブルTが所定角度回転して空袋を次の工程に進
め、次工程以降において液状物の充填及び口封シールが
なされ、固形充填物の入らない不良袋ができる。従っ
て、袋が無駄になるばかりか、誤検出に伴うチェック作
業が必要となり生産性向上の妨げとなる。本発明は、上
記従来のテーブル間欠回転型袋詰め包装機の問題点に鑑
みてなされたもので、袋内の充填物の有無を検出する際
の誤検出をなくし、袋の無駄を減らすとともに生産性の
向上を図ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、回転するテー
ブルに設けたチャックにより袋の両側縁を把持して吊り
下げ、その袋に対し充填物の投入及びその後の包装動作
を行うテーブル回転型袋詰め包装機において、袋がアル
ミ箔袋であり、充填物投入位置において袋内に充填物を
投入する際に発生する振動を検出する振動検出手段を備
え、該振動検出手段から出力される検出信号に基づき充
填物投入の有無を識別することを特徴とし、また、充填
物投入位置において袋内に充填物を投入する際に発生す
る振動を検出する振動検出手段と、充填物投入工程にお
ける所定のタイミングで同期信号を出力する同期信号発
生手段と、該振動検出手段から出力される検出信号と該
同期信号の双方に基づき充填物投入の有無を識別し以後
の袋詰め包装工程を制御する制御装置を備えることを特
徴とする。なお、本発明は、テーブル間欠回転型袋詰め
包装機のみでなく、テーブル連続回転型の袋詰め包装機
(テーブルが一定速度で連続回転し、各工程毎にテーブ
ルの周囲に配置された装置がテーブルの回転に追随して
所定角度分回転するタイプ)に対しても適用することが
できる。
【0009】上記振動検出手段における振動センサーと
しては接触式又は非接触式の適宜のものが選択でき、接
触式振動センサーの場合、その検出端が、充填物投入時
の衝撃により振動する適当な被検出部、例えば袋の外面
あるいは袋を把持するグリッパーアームに接触するよう
に設置され、さらに要すれば、振動センサーを検出位置
と非検出位置の間で変位させる変位置機構を設け、検出
位置において検出端が上記のごとき被検出部に接触する
ように設置することもできる。
【0010】接触式振動センサーとしては、例えば被検
出部に接触する検出棒(例えばピアノ線)を備えた圧電
素子型振動センサーが知られているが、検出棒以外の形
態でも使用でき、抵抗変化型、コンデンサー型等の他の
検出原理に基づくものも使用できる。一方、非接触式振
動センサーとしてはマイクロホンが使用でき、この場
合、充填物が袋内に投入されるとき発生する音響振動を
検出する。
【0011】
【作用】本発明は、上記テーブル間欠回転型袋詰め包装
機の前工程から回送され充填物投入位置において停止し
た袋に、例えば計量器からホッパーを経て充填物が投入
されると、袋の材質や形態、充填物の種類等に関わら
ず、その衝撃により袋自体や袋を支持する機器(例えば
グリッパーアーム)、又は充填物が通過するホッパー等
が振動し、あるいはその衝撃により音響振動が発生する
ことに着目し、これらの振動を充填物投入の有無の識別
に利用すべく、従来の近接スイッチやリミットスイッチ
による検出手段に代えて上記振動検出手段を設置したも
のである。
【0012】本発明によれば、前工程から充填物投入位
置に回送されてきた袋やグリッパーアーム等、又は充填
物投入位置にあるホッパー等に接触式振動センサーの検
出端が接触し、あるいは上記回送されてきた袋と非接触
式振動センサーとが接近し、充填物投入により発生する
振動又は音響振動を検出する。従来の近接スイッチやリ
ミットスイッチによる検出の場合、被検出部が袋自体に
限られていたが、充填物投入時に発生する振動を検出す
る本発明の袋詰め包装機の場合、袋自体だけでなく袋を
支持する機器等も適宜被検出部として選択することがで
きる。
【0013】また、上記袋詰め包装機は好ましくは同期
信号発生手段を備え、充填物投入工程における所定のタ
イミングで(例えば充填物投入開始に合わせて)同期信
号を出力し、これにより充填物投入時に発生する振動検
出手段からの検出信号を選択的に取り込むことができる
ようにしたので、袋内への充填物投入の有無を正確に識
別できる。具体的には、例えば同期信号をオンオフ信号
とし、この信号が出力されている間に振動検出手段から
の検出信号の出力があったとき、充填物投入「有」と判
定するようにしておくものである。なお、このような同
期信号発生手段を備えた袋詰め包装機自体は従来公知の
ものである。本発明の他の具体的作用については以下の
実施例において詳述する。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1〜図6を参照し
て説明する。なお、図1〜図5において、従来例(図7
〜図9)と同一の装置、工程には同一の番号又は記号を
付している。
【0016】さて、本発明に関わるテーブル間欠回転型
袋詰め包装機(図1参照)は、基本的には図9と同様
に、袋1を把持して間欠回転するテーブルTと、テーブ
ルTの周囲に各工程(I〜VIII)を実施すべく配置
された各装置を主たる構成とし、給袋工程(I)におい
てテーブルT側のチャック2に把持された袋1はテーブ
ルTとともに間欠回転し、捺印工程(II)に回送され
ここで表面に製造年月日を捺印され、開口工程(II
I)において袋口が開かれ、充填物投入工程(IV)に
おいて固形充填物が袋1内へ投入され、液状物充填工程
(V)において充填液が袋1内に充填され、口封シール
工程(VI、VII)において袋1の口がシールされ、
最後に排出工程(VIII)において完成した袋1が外
部に排出されるようになっている。
【0017】そして、上記袋詰め包装機の充填物投入位
置には、例えば圧電素子型振動センサー10とコントロ
ーラ11からなる振動検出手段が設置される。振動セン
サー10は検出棒(例えばピアノ線)10aを有し、図
2に明瞭に示されるように、その検出棒10aがテーブ
ルTの間欠回転とともに回送されてくる袋1の外面に丁
度接触する位置に延出し、充填物12が袋1内に投入さ
れるとき発生する振動をとらえる。振動センサー10で
検知する振動レベルはコントローラ11に入り、コント
ローラ11は、振動センサー10で所定の振動レベル以
上の振動を所定時間(例えば0.5秒)以上連続して検
知した場合に、検出信号(オン−オフ信号)を制御装置
13に対し出力するようになっている。
【0018】また、この袋詰め包装機には同期信号発生
手段14が設けられ、充填物投入工程における所定のタ
イミングで同期信号(オン−オフ信号)を制御装置13
に出力するようになっている。同期信号の出力タイミン
グは、例えば、停止した袋1に対し充填物の投入が開始
されるタイミングに合わせて設定される。
【0019】次に、図3を参照して上記袋詰め包装機に
おける充填物投入確認手順及びその後の制御手順につき
説明すると、(S1)前工程で袋口を開口された空袋1
が充填物投入位置に回送され停止し充填物投入工程に入
ると、(S2)充填物が袋1に投入されるタイミングで
同期信号発生手段14から同期信号が出力され、これが
制御装置13に送られる。次に、(S3)振動センサー
10が充填物投入時に発生する振動をとらえ、コントロ
ーラ11からの出力信号が制御装置13に送られたと
き、(S4)制御装置13はこれら両信号を受け充填物
投入「有」と判定し、テーブルTを回転させ、充填物が
投入された袋1を次工程へ送り、当該袋1に対し次工程
以降で通常の包装動作を継続するよう指示する。
【0020】しかし、(S5)同期信号出力後所定時間
経過しても、例えば計量機の計量遅れ、計量機のトラブ
ル等、何らかの原因により充填物の投入が行われず、充
填物投入を示すコントローラ11からの出力信号が制御
装置13に送られてこないとき、制御装置13は充填物
投入「無」と判定し、テーブルTを回転させず待機さ
せ、その待機時間の間に未投入の原因がチェックされ
る。そして、(S6)所定の待機時間の間に計量が行わ
れ、あるいはトラブルが解消して袋1への充填が行われ
ると、振動センサー10がこれを検知しコントローラ1
1から出力信号が制御装置13に送られる。ここで制御
装置13は充填物投入「有」と判定し、テーブルTを回
転させ、充填物が投入された袋1を次工程へ送り、当該
袋1に対し次工程以降で通常の包装動作を継続するよう
指示する。
【0021】一方、(S7)所定の待機時間が経過して
も、例えば計量遅れが直らず充填物の投入が行われない
場合には、(S8)制御装置13はテーブルTを回転さ
せ、袋1を空のまま次工程に回送するが、当該袋1に対
しては次工程以降で通常の包装動作(液状物の充填、口
封シール)を行わないよう指示し、(S9)排出工程で
未使用の袋1を回収する。回収された袋1は再利用され
る。
【0022】なお、この実施例では、同期信号発生手段
14を設け、その同期信号と振動検出手段からの出力信
号の双方に基づいて充填物投入を判定するので、振動検
出手段からの出力信号については充填物投入時のものを
選択的に取り込むことができる。つまり、振動センサー
10は、袋1に充填物を投入したとき発生する振動のほ
か、充填物投入位置に回送されてきた袋1が検出棒10
aに接触するときの振動や、次の工程に向け回送される
袋1が検出棒10aから離脱するときの振動等を拾い、
これが所定の振動レベル以上で所定時間以上継続するも
のであればコントローラ11から検出信号として出力さ
れるが、同期信号発生手段14を設け同期信号と検出信
号の双方に基づいて充填物投入を判定することにより誤
検出を防止することができる。
【0023】また、上記実施例では、袋自体の機械的な
振動を接触型振動センサー10により検知するので、従
来の静電容量型近接スイッチのように袋の材質によって
は検出不可能となるということがなく、また、該近接ス
イッチに比べ水滴や汚れの影響を受けにくい。さらに、
回送されてきた空袋の膨らみに押されて検出棒10aの
位置が変位した場合でもこの変位の絶対値自体を振動と
して検出するものではないから、従来のリミットスイッ
チのような袋の形態による誤検出が起こりにくい。
【0024】ところで、上記実施例は、検出棒10aを
有する振動センサー10を使用し、これを検出棒10a
がテーブルTの間欠回転とともに回送されてくる袋1の
外面に接触するように設置し、袋1に充填物が投入され
たときに生ずる振動を検出するようにした例(図2)で
あるが、この振動センサー10を図4又は図5に示すよ
うに設置することもできる。
【0025】まず、図4の実施例は、袋1を把持するグ
リッパーアーム16の振動を検出するようにしたもので
あり、グリッパーアーム16がテーブルTの回転にとも
ない充填物投入位置に回送されてきたとき、検出棒10
aが該グリッパーアーム16に接触するように設置され
る。
【0026】このように、グリッパーアーム等の機器類
の機械的振動を接触型振動センサーにより検出するとき
は、袋の材質や形態の違いによる影響を完全に排除する
ことができるほか、袋の形態が変わる度に検出端の位置
を調整するという必要性がなくなる(袋自体の振動を検
出する場合は、袋の大きさや形状によって検出端の位置
を調整するのが好ましい)という利点がある。
【0027】また、振動センサーの検出端が袋外面に接
触するように設置されている場合には、回送されてくる
袋が振動センサーの検出端に接触したとき、コシのない
材質の袋であれば該検出端に接触した部分が潰れ、これ
に充填物が投入されても潰れた部分から下に落ちず、ち
ょうど袋内の中間部に充填物のブリッジができたように
なることがあり、このブリッジは以降の工程でも解消さ
れにくいため、口封シール工程において熱シール部が充
填物をかみ込んで不完全なシール部が形成されるおそれ
があるが、グリッパーアーム等の機器類の機械的振動を
検出するように振動センサーを設置する場合にはそのお
それがない。
【0028】さらに、振動センサーの検出端が袋外面に
接触するように設置されている場合には、回送されてく
る袋が振動センサーの検出端に接触したとき傷ついた
り、コシのない材質の袋ではぐしゃぐしゃに潰れること
もあるが、グリッパーアーム等の機器類の機械的振動を
検出するように振動センサーを設置する場合にはそのお
それがない。
【0029】図5に示す実施例は、振動センサー10を
図示しない駆動手段により往復回動する変位機構17に
取り付け、振動センサー10を検出位置(実線)と非検
出位置(仮想線)の間で変位可能としたもので、例えば
充填物投入直前に変位機構17が作動して検出棒10a
を袋1の外面に接触させ、充填物投入の検出後変位機構
17が逆に作動して非検出位置に戻すように設定されて
いる。いうまでもないが、変位機構17の作動のタイミ
ングの設定はこれに限られない。
【0030】このように、振動センサーを検出位置と非
検出位置の間で変位させる変位置機構を設けることによ
り、例えばテーブルが充填物投入位置に停止したタイミ
ングで周期的に変位置機構を作動させ、振動センサーの
検出端を停止した被検出部に接触させるという操作が可
能となり、より外乱の少ない検出信号を得ることができ
る。また、袋が充填物投入位置に停止した後、この変位
置機構により袋の外面に向け振動センサーの検出端が接
触するようにした場合、回送されてくる袋に対し固定さ
れた検出端が接触する場合(図2参照)に比べ袋が傷つ
きにくく、コシのない材質の袋でもぐしゃぐしゃに潰れ
にくい。なお、グリッパーアーム等の機器類の機械的振
動を検出するように振動センサーを設置する場合にも、
この変位置機構を適用することができる。
【0031】図6に示す実施例は、振動センサーとして
非接触式のマイクロホン18を用いたもので、袋1に充
填物が投入されるとき発生する音響振動(発生音)をと
らえることができるように、回送されてくる袋1の近傍
に設置される。これには各種のフィルタ等のS/N比を
向上させる手段を用い、検出精度を上げるのが好まし
い。
【0032】マイクロホンにより充填物投入時の音響振
動を検出する場合、常時非接触で検出することが可能で
あるので、接触に基づく機械的外乱がなく良好な状態で
検出をすることができ、加えて前記接触型センサーと同
じく袋の材質や形態の違いにほとんど影響を受けないと
いう利点がある。また、非接触であることから、袋内に
充填物のブリッジが形成されるという不都合が発生せ
ず、袋が傷ついたり潰れたりすることもない。
【0033】
【発明の効果】本発明によれば、充填物投入工程におい
て回送されてきた空袋内に充填物が投入されると、その
投入時に発生する振動又は音響振動を振動検出手段によ
り検出するようにしたので、充填物投入の際の誤検出が
減り、袋の無駄をなくし生産性を向上させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に関わるテーブル間欠回転型袋
詰め包装機の説明図である。
【図2】振動検出手段を設置した実施例の説明図であ
る。
【図3】本発明の実施例に関わるテーブル間欠回転型袋
詰め包装機の制御手順を示すフロー図である。
【図4】振動検出手段を設置した実施例の説明図であ
る。
【図5】同じく振動検出手段を設置した実施例の説明図
である。
【図6】同じく振動検出手段を設置した実施例の説明図
である。
【図7】充填検出手段を設置した従来例の説明図であ
る。
【図8】同じく充填検出手段を設置した従来例の説明図
である。
【図9】本発明が適用されるテーブル間欠回転型袋詰め
包装機の説明図である。
【符号の説明】
1 袋 2 チャック 5 ホッパー 10 振動センサー 10a 検出棒 11 コントローラ 13 制御装置 14 同期信号発生手段 16 グリッパーアーム 17 変位機構 18 マイクロホン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−124521(JP,A) 特開 昭50−95091(JP,A) 特開 平2−159280(JP,A) 特開 平5−162498(JP,A) 特開 昭60−251017(JP,A) 特開 平6−171621(JP,A) 実開 昭61−122590(JP,U) 実公 昭50−36042(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65B 1/00 - 1/48 B65B 43/00 - 43/62 B65B 57/00 B65B 57/10 G01V 1/00

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転するテーブルに設けたチャックによ
    り袋の両側縁を把持して吊り下げ、その袋に対し充填物
    の投入及びその後の包装動作を行うテーブル回転型袋詰
    め包装機において、袋がアルミ箔袋であり、充填物投入
    位置において袋内に充填物を投入する際に発生する振動
    を検出する振動検出手段を備え、前記振動検出手段から
    出力される検出信号に基づき充填物投入の有無を識別す
    ることを特徴とするテーブル回転型袋詰め包装機。
  2. 【請求項2】 回転するテーブルに設けたチャックによ
    り袋の両側縁を把持して吊り下げ、その袋に対し充填物
    の投入及びその後の包装動作を行うテーブル回転型袋詰
    め包装機において、袋がアルミ箔袋であり、充填物投入
    位置において袋内に充填物を投入する際に発生する振動
    を検出する振動検出手段と、充填物投入工程における所
    定のタイミングで同期信号を出力する同期信号発生手段
    と、該振動検出手段から出力される検出信号と該同期信
    号の双方に基づき充填物投入の有無を識別し以後の袋詰
    め包装工程を制御する制御装置を備えることを特徴とす
    るテーブル回転型袋詰め包装機。
  3. 【請求項3】 上記振動検出手段が接触式振動センサー
    を備え、該接触式振動センサーの検出端が充填物投入時
    に振動する被検出部に接触するように設置されることを
    特徴とする請求項1又は2に記載されたテーブル回転型
    袋詰め包装機。
  4. 【請求項4】 被検出部が袋の外面又は袋を把持するグ
    リッパーアームであることを特徴とする請求項3に記載
    されたテーブル回転型袋詰め包装機。
  5. 【請求項5】 上記接触式振動センサーの検出端を検出
    位置と非検出位置の間で変位させる変位置機構を備え、
    検出位置において検出端が被検出部に接触するように設
    置されることを特徴とする請求項3又は4に記載された
    テーブル回転型袋詰め包装機。
  6. 【請求項6】 上記振動が音響振動であり、振動検出手
    段が振動センサーとしてのマイクロホンを備えることを
    特徴とする請求項1又は2に記載されたテーブル回転型
    袋詰め包装機。
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