JP3436039B2 - 自動車用ディスプレイのレイアウト構造 - Google Patents

自動車用ディスプレイのレイアウト構造

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JP3436039B2
JP3436039B2 JP02535297A JP2535297A JP3436039B2 JP 3436039 B2 JP3436039 B2 JP 3436039B2 JP 02535297 A JP02535297 A JP 02535297A JP 2535297 A JP2535297 A JP 2535297A JP 3436039 B2 JP3436039 B2 JP 3436039B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ナビゲータ、その
他の機能を行うため、自動車に搭載されるディスプレイ
のレイアウト構造に関する。
【0002】
【従来の技術】ナビゲーションディスプレイやテレビ等
のディスプレイをインストルメントパネルの内部に配置
して、フロントウインドパネル又はインストルメントパ
ネルの上面に支持した反射部に反射させて乗員の視認に
適応させているものとして、特開平6ー183284号
或いは特開平6ー144081号公報に示すような、所
謂ヘッドアップディスプレィが周知である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
のヘッドアップディスプレイの機器を単に、インストル
メントパネルの上面に配置しただけでは、ディスプレイ
の機器及びその反射部が前方視界を遮るため、運転時に
ディスプレイ配置部分の前方が見えにくくなり、運転を
妨げるおそれがある。
【0004】又、フロントウインドパネルから車内に入
射する光によって、ディスプレイの表示画面が薄く見
え、ディスプレイの表示が見えにくくなる問題も発生す
る。
【0005】本発明は、ディスプレイをインストルメン
トパネルの上面に配置した場合に発生する上述のような
問題点を考慮してなされたものであり、運転時の前方視
界を遮ることがなく、しかも車内に入射する光によって
ディスプレイの表示画面が見えにくくなることがないデ
ィスプレイのレイアウト構造を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、開口部が形成され、インス
トルメントパネルの上面に取り付けられたケースと、該
ケースの内部に格納される位置及び前記開口部から突き
出るように立ち上がる位置に夫々移動可能なるディスプ
レイと、前記開口部を閉鎖する位置及び上方への回動に
よって開口部を開放する位置に夫々移動可能なるフード
とを備え、前記フードは、前記ケースに回転自在に軸支
されると共に常時閉方向に付勢されてなる第1フード
と、この第1フードの付勢力により回転折れ曲がり自在
に軸支されると共に、第1フードの付勢力より弱い付勢
力で常時閉方向に付勢されてなる第2フードとからな
り、前記第2フードは、前記ディスプレイの立ち上がり
時に、前記ディスプレイの上部を覆い且つアイポイント
と前記ディスプレイの上限との接線及びアイポイントと
フロントフードとの接線の間に位置するように配置され
てなることを特徴とする。
【0007】請求項2の発明は、請求項1記載の自動車
用ディスプレイのレイアウト構造であって、前記第1、
第2フードの裏面とディスプレイの背面とが、滑動自在
なることを特徴とする。
【0008】請求項3の発明は、請求項2記載の自動車
用ディスプレイのレイアウト構造であって、前記ディス
プレイの背面に回転自在の回転子が取り付けられ、この
回転子が当接するリブが前記フードの裏面に形成されて
いることを特徴とする。
【0009】請求項4の発明は、請求項1〜3のいずれ
かに記載の自動車用ディスプレイのレイアウト構造であ
って、前記第1フードの裏面に断熱材が取り付けられて
いることを特徴とする。
【0010】
【0011】
【発明の効果】請求項1の発明では、第1フード及び第
2フードが閉方向に常時付勢されているため、開口部が
閉状態となり、ディスプレイをケース内に格納すること
ができる。このため、不使用時にディスプレイがインス
トルメントパネルから立ち上がることがなく、ディスプ
レイ不使用時の前方視界を確保できる。又、第2フード
が第1フードよりも弱い付勢力で閉方向に付勢されてお
り、第1フードに対して第2フードが屈曲することがな
く、これらのフードが略同一平面状となり、ケースの外
観が向上する。さらに、第2フードは、ディスプレイの
立ち上がり時に、アイポイントとディスプレイの上限と
の接線の上方に位置するため、ディスプレイを見るとき
の邪魔とならず、ディスプレイが見易くなる。しかも、
この状態で第2フードは、アイポイントと車体のフロン
トフードとの接線よりも上方に位置することがなく、デ
ィスプレイ立ち上がり時の前方視界を確保できる。第2
フードがディスプレイの上部を覆うため、車内に外部光
が入射しても、ディスプレイの表示画面に達しないた
め、表示画面が見易くなる。
【0012】
【0013】
【0014】請求項2の発明では、ディスプレイの背面
と第1、第2フードの裏面とが滑動自在となっているた
め、摩擦が小さくなってこれらの円滑に接触でき、ディ
スプレイ立ち上がり時の円滑な作動が可能となる。
【0015】請求項3の発明では、ディスプレイ背面と
フード裏面との滑動が、リブと回転子とによって行われ
るため、接触面積が少ない状態でも滑動を確保でき、デ
ィスプレイの立ち上がりや格納の際の異音発生を防止で
きる。
【0016】請求項4の発明では、第1フード裏面に
設けた断熱材がケース内部への熱伝導を抑制するため、
ケース内のディスプレイを熱から保護できる。このた
め、太陽光が照射するインストルメントパネルの上面
に、ディスプレイを配置した場合であっても、ディスプ
レイの熱破壊を防止できる。
【0017】
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図示する実施の形
態に基づいて説明する。図1は本発明の一実施形態の全
体斜視図であり、図2はこの実施形態が取り付けられる
インストルメントパネル1の斜視図である。
【0019】図2に示すインストルメントパネル1にお
いては、運転席との対向部分に、メータ類を装着するた
めのメータ取付穴2が形成されると共に、メータ取付穴
2の左側には、多重放送等の固定式のディスプレイを装
着するためのディスプレイ取付穴3及びオーディオを装
着するためのオーディオ取付穴4が形成され、さらにメ
ータ取付穴2の右側には、エア吹き出しをするための吹
き出し用穴5が形成されている。このインストルメント
パネル1の上面6におけるフロントウインドパネル側に
は、デフロフスター用の横長のスリット7が開口されて
いる。さらに、オーディオ取付穴4の上方に位置するイ
ンストルメントパネル1の上面6には、取付用凹部14
が形成されており、この取付用凹部14に図1に示すケ
ース8が嵌め込みによって固定されるようになってい
る。
【0020】図1に示すように、ケース8には、開口部
13が上面に形成されると共に、該開口部13を閉鎖及
び開放するフード17が設けられている。このケース8
内には、表示画面としての液晶パネル10を有したディ
スプレイ9が格納される。この場合、ケース8の開口部
13は、フード17によって常時閉鎖されているが、デ
ィスプレイ9がケース8から突き出る際の立ち上がりに
追随してフード17が上方に回動することにより、その
開放が行われる。
【0021】図3は、ケース8の上面となる蓋体11を
示し、フード17によって封鎖される開口部13と、こ
の開口部13の両側から垂下するフード取付用フランジ
12、12とを備えている。
【0022】該フード取付用フランジ12、12には、
後述するようにフード17における第1フード22を回
転可能に取り付けるための取付ピン24(図4参照)を
挿入するピン穴36が形成されている。
【0023】前記ケース8の内部には図4及び図5に示
すように、回動プレート18が配置され、この回動プレ
ート18に前記ディスプレイ9が保持されている。
【0024】前記回動プレート18は、前記ケース8の
側面に掛け渡された支軸19によって、ケース8内で回
動可能となっており、この回動によってディスプレイ9
がケース8から突き出たり、ケース8内に収納されるよ
うに作動する。
【0025】前記ディスプレイ9の基端側(支軸19
側)の端部には、ピン20が取り付けられており、この
ピン20がケース8に形成されたカム溝21に摺動自在
に係合している。
【0026】前記カム溝21は、図4及び図5に示すよ
うに、運転席側に向かって徐々に、高くなっており、こ
のカム溝21に沿ってピン20が前後往復移動すること
によって、ディスプレイ9が伏臥状態及び起立状態を繰
り返す。
【0027】該ピン20の摺動は、図示を省略したモー
タが駆動することによってなされるものであり、モータ
の回転をピン20の摺動運動に変換するラック及びピニ
オン(図示省略)によって、これらが連結されている。
【0028】前記フード17は、第1フード22及び第
2フード23の2部材からなり、これらのフード22、
23によってケース8の開口部13が閉鎖される。
【0029】図6は、前記第1フード22を示し、幅方
向の両端部が下方に屈曲されることにより、屈曲フラン
ジ37、37が形成され、この屈曲フランジ37、37
にピン穴38、38が夫々形成されている。
【0030】該ピン穴38は、図3に示すケース8の蓋
体11のピン穴36、36と連通し、この連通状態で取
付ピン24(図4及び図5参照)が挿入されることによ
り、第1フード22が蓋体11に回転自在に軸支され
る。
【0031】前記取付ピン24には、図4及び図5に示
すように、第1閉止用ばね26が取り付けられており、
この第1閉止用ばね26によって第1フード22は開口
部13を封鎖する閉方向に常時付勢されている。
【0032】さらに、第1フード22の後方側には、ピ
ン形成筒39が一体的に形成されており、このピン形成
筒39の左右の両端部から連結ピン25、25が突出し
ている。該連結ピン25、25は、前記第2フード23
を回転可能に取り付けるためのものである。
【0033】図7は、前記第2フード23を示し、前記
第1フード22の連結ピン25、25が挿入されること
により、前記第1フード22に対して該第2フード23
を回転可能に連結する連結用ピン穴40、40(一方側
は図示省略)が、その対応部位に形成されている。
【0034】この連結ピン25にも、図4及び図5に示
すように、第2閉止用ばね27が取り付けられ、これに
より第2フード23は第1フード22と同様に、開口部
13を閉鎖する閉方向に常時付勢されている。
【0035】このような第1フード22及び第2フード
23の第1、第2閉止用ばね26、27の付勢力は、第
1閉止用ばね26が大きく、第2閉止用ばね27が小さ
くなるように設定されるものである。このような関係と
することによって、第1フード22及び第2フード23
が常に、閉状態となっていると共に、この閉状態では、
第2フード23と第1フード22の連結部分、すなわち
連結ピン25部分で、これらのフード22、23が屈曲
することがなくなる。これにより第1フード22及び第
2フード23が略同一平面状となり、外観が向上する。
【0036】このようなフード17に対して、ディスプ
レイ9はピン20がカム溝21を摺動することによっ
て、せり上がるように起立する。このせり上がりの際
に、ディスプレイ9の背面9aがフード17の裏面と接
触して、フード17を押し上げ、フード17が開口部1
3を開放する。
【0037】かかるディスプレイ9とフード17との接
触は、これらが滑動自在の状態でなされるようになって
いる。この滑動を行うため、ディスプレイ9の背面9a
の先端部分には、回転子29が取り付けられると共に、
第1フード22及び第2フード23の裏面22a,23
aには、回転子29との対向位置にリブ30、31がそ
れぞれ形成されている。
【0038】第1フード22側のリブ30は、図6に示
すように、第2フード23側の端部における幅方向の略
中央部分に形成されており、第2フード23側のリブ3
1は、図7に示すように、幅方向の略中央部分にフード
23を前後方向に縦断するように形成されている。
【0039】この構造では、ディスプレイ9が立ち上が
る際に、第2フード23のリブ31に回転子29が当接
し、回転子29がリブ31に沿って転動しながらディス
プレイ9が上方に傾斜する。そして、さらにディスプレ
イ9が上方に傾斜することによって、回転子29は第1
フード22のリブ30に当接し、リブ30に沿って転動
しながら、第1フード22を押し上げる。これにより、
第1フード22は第1閉止用ばね26の付勢力に抗して
押し上げられて、上方に回転するため、フード17全体
が開口部13から離れて、開口部13が開放される。
【0040】このような回転子29及びリブ30、31
による滑動では、ディスプレイ9とフード17との間の
摩擦が小さくなるため、円滑な作動を行うことができ
る。又、回転子29とリブ30、31とは接触面積が少
ないため、ディスプレイ9の立ち上がりや格納の際に、
異音が発生することがなくなる。
【0041】ディスプレイ9は以上の作動によって開口
部13から突き出て、図5に示すような使用状態となる
ことができる。このディスプレイ9の起立状態におい
て、第2フード23は第2閉止用ばね27の付勢力によ
って、第1フード22からディスプレイ9方向に折れ曲
がるため、ディスプレイ9上を覆った状態となる。これ
により、フロントウインドパネルから太陽光が車内に入
射しても、ディスプレイ9の液晶パネル10が反射する
ことがなく、ディスプレイ9の液晶パネル10が見易く
なっている。
【0042】この実勢形態において、フード17が立ち
上がった状態での第2フード23は、図5及び図8に示
すように、図示しないシートの最後摺動位置(リアモー
スト)での運転者のアイポイント32とディスプレイ9
の上限との接線35及びアイポイント32と、車体のフ
ロントフード33(図8)との接線34の間に位置する
ように設定されている。
【0043】このことは、運転時に運転者が見る前方視
界の下限よりも、第2フード23、すなわちディスプレ
イ9が下方に位置することであり、ディスプレイ9が前
方視界を遮ることがないため、広範囲の視界を確保する
ことができる。
【0044】これにより、ディスプレイ9をインストル
メントパネル1の上面に配置しても、ディスプレイ9が
運転の支障となることがない。
【0045】アイポイント32とディスプレイ9の上限
とを接続する接線35に対し、第2フード23の略全体
が上方に位置している。従って、ディスプレイ9を見る
ときに第2フード23が邪魔とならず、ディスプレイ9
が見易くなる。
【0046】図4及び図5に示すように、フード17の
裏面には、シート状の断熱材28が取り付けられてい
る。該断熱材28は、第1フード22の裏面に配置され
ているが、第1フード22に対しては、複数箇所に取り
付けられるものであり、第2フード23の裏面に対して
も同様に、適宜箇所に取り付けられる。
【0047】断熱材28としては、空気層を有したもの
が良好であり、例えば、ウレタン発泡体やポリプロピレ
ン、ポリエチレン混成の不織布等を選択できる。
【0048】このように、フード17の裏面に断熱材2
8を設けることによって、太陽光によってフード17が
温度上昇しても、ケース8内部に伝達される熱量が少な
くなるため、ケース8内のディスプレイ9を熱から保護
することができる。
【0049】ディスプレイ9は、ケース8内に伏臥状態
で格納される。すなわち、ディスプレイ9は、その液晶
パネル10がケース8の底面8aに臨むように格納され
るものである。この伏臥状態のディスプレイ9に対し、
ケース8の底面8aには、図4及び図5に示すように液
晶パネル10に臨む通気穴16が形成されている。これ
に加えて、インストルメントパネル1の上面に形成され
た取付用凹部14には、導通穴15が形成されており、
図4に示すように、この導通穴15と通気穴16とが連
通している。
【0050】このように、導通穴15と通気穴16とが
連通することによって、車内空気Aを挿通穴15から通
気穴16に導入することができる。
【0051】そして、導入された車内空気がディスプレ
イ9の液晶パネル10と接触して液晶パネル10を冷却
する。
【0052】このため、太陽光の輻射熱によってインス
トルメントパネル1が高温となっても、液晶パネル10
の温度上昇が少なくなり、液晶パネル10が熱破壊され
ることがない。
【0053】これによりディスプレイ9をインストルメ
ントパネル1の上面に配置する際の高温に起因した不都
合を解消できる。
【0054】図9は、ディスプレイ9の移動の軌跡を連
続的に描いたものであり、ディスプレイ9の移動の案内
となるカム溝21の形状を設定することによって、図9
のような軌跡によって移動する。このような軌跡に沿っ
た移動では、伏臥状態から立ち上がり状態までの移動が
円滑になされ、これにより良好な立ち上がりを行うこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態におけるケースの斜視図で
ある。
【図2】インストルメントパネルの斜視図である。
【図3】ケースの蓋体を示す斜視図である。
【図4】ケース内へのディスプレイの格納状態の断面図
である。
【図5】ディスプレイが立ち上がった状態の断面図であ
る。
【図6】第1フードの斜視図である。
【図7】第2フードの裏面側の斜視図である。
【図8】アイポイントとフロントフードとの接線に対す
るディスプレイの配置を示す側面説明図である。
【図9】ディスプレィの挙動を示す軌跡線図である。
【符号の説明】
1 インストルメントパネル 8 ケース 9 ディスプレイ 13 開口部 17 フード 22 第1フード 23 第2フード 28 断熱材 29 回転子 30 31 リブ 32 アイポイント 33 フロントフード 34 35 接線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI G09F 9/00 363 G09F 9/00 363A (56)参考文献 特開 平8−9277(JP,A) 特開 平3−215709(JP,A) 特開 平5−42854(JP,A) 特開 平8−80762(JP,A) 特開 平9−224202(JP,A) 実開 平5−72553(JP,U) 実開 平4−529(JP,U) 実開 平2−40633(JP,U) 実開 昭61−14126(JP,U) 実開 平2−11730(JP,U) 欧州特許出願公開1048968(EP,A 1) 仏国特許出願公開2793060(FR,A 1) 国際公開97/46422(WO,A1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60K 35/00 B60K 37/00 - 37/06

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開口部が形成され、インストルメントパ
    ネルの上面に取り付けられたケースと、 該ケースの内部に格納される位置及び前記開口部から突
    き出るように立ち上がる位置に夫々移動可能なるディス
    プレイと、 前記開口部を閉鎖する位置及び上方への回動によって開
    口部を開放する位置に夫々移動可能なるフードとを備
    え、 前記フードは、前記ケースに回転自在に軸支されると共
    に常時閉方向に付勢されてなる第1フードと、この第1
    フードの付勢力により回転折れ曲がり自在に軸支される
    と共に、第1フードの付勢力より弱い付勢力で常時閉方
    向に付勢されてなる第2フードとからなり、 前記第2フードは、前記ディスプレイの立ち上がり時
    に、前記ディスプレイの上部を覆い且つアイポイントと
    前記ディスプレイの上限との接線及びアイポイントとフ
    ロントフードとの接線の間に位置するように配置されて
    なることを特徴とする自動車用ディスプレイのレイアウ
    ト構造。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の自動車用ディスプレイの
    レイアウト構造であって、 前記第1、第2フードの裏面と前記ディスプレイの背面
    とが、滑動自在なることを特徴とする自動車用ディスプ
    レイのレイアウト構造。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の自動車用ディスプレイの
    レイアウト構造であって、 前記ディスプレイの背面に回転自在の回転子が取り付け
    られ、この回転子が当接するリブが前記フードの裏面に
    形成されていることを特徴とする自動車用ディスプレイ
    のレイアウト構造。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれか1項に記載の自
    動車用ディスプレイのレイアウト構造であって、 前記第1フードの裏面に断熱材が取り付けられているこ
    とを特徴とする自動車用ディスプレイのレイアウト構
    造。
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