JP2581996Y2 - 表示装置 - Google Patents

表示装置

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JP2581996Y2
JP2581996Y2 JP1993034492U JP3449293U JP2581996Y2 JP 2581996 Y2 JP2581996 Y2 JP 2581996Y2 JP 1993034492 U JP1993034492 U JP 1993034492U JP 3449293 U JP3449293 U JP 3449293U JP 2581996 Y2 JP2581996 Y2 JP 2581996Y2
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俊之 鈴木
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  • Casings For Electric Apparatus (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、例えばテレビモニタな
どの表示部材が筐体の外方へ移動し且つ立ち上りまたは
立ち下がり姿勢などに回動する表示装置に係り、特に表
示部材の表示面前方から操作しやすい操作部が設けられ
た表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図12は、従来の車載用の表示装置を示
す斜視図である。この表示装置は、筐体1が自動車のコ
ンソールパネル内に埋設され、ノーズ部2の先端面がコ
ンソールパネル面に現れる状態に設置される。筐体1内
にはA1−A2方向へ移動する支持部材3が設けられて
おり、さらにこの支持部材3の内部に設けられた移動ブ
ラケットにテレビモニタなどの表示部材4が支持されて
いる。
【0003】非使用時は、表示部材4が水平姿勢にて筐
体1内に収納され、表示部材4の上端面4aと支持部材
3の先端がノーズ部2の前面と同一面に位置している。
上端面4aに設けられた操作釦5を押すと、筐体1の内
部に設けられた動力により支持部材3と共に水平姿勢の
表示部材4がA1方向へ突出する。支持部材3は図12
の位置にて停止し、さらに前記移動ブラケットが前進し
これと共に表示部材4が前進する。そして表示部材4
は、所定寸法だけ突出した後に図12にて鎖線で示す姿
勢に立ち上り回動し、その表示画面4bが車内方向へ向
けられる。使用後は前記操作釦5を押すことにより、表
示部材4はまず実線で示す水平姿勢に回動し、次にA2
方向へ移動して筐体1内に収納される。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】上記車載用の表示装置
では、車内での設置スペースに制約があるため筐体1の
外形寸法をあまり大きくすることができず、よって筐体
1内に収納される表示部材4の大きさも限られたものと
なる。しかも表示部材4の表示画面4bはある程度広く
確保しなくてはならないため、表示画面4b以外の領域
例えば表示画面4bの下方向の余裕領域4cの面積は非
常に狭くなる。そのため余裕領域4cにスイッチなどの
操作部材を設けようとした場合、その大きさや数が制約
され、例えばテレビモニタの電源スイッチやチャンネル
シフトスイッチを配置する程度が限界である。
【0005】また表示部材4の上端面4aにはスペース
余裕があるが、表示部材4が鎖線で示すように立ち上が
り姿勢となったときに上端面4aは上向きで且つ斜め後
方へ向けられるため、この部分に頻繁に操作する必要の
ある操作スイッチを配置すると、操作しずらいものとな
る。さらにこの上端面4aに多数の操作スイッチを配置
した場合、表示部材4の上端内部に大きなプリント基板
を収納しなくてはならなくなり、表示部材4の内部構造
が密集し表示画面4bを構成する液晶パネルなどの配置
スペースが制約を受けることになる。したがって、現状
では、上記上端面4aに、表示部材4の突出・収納操作
用などのように頻繁に操作する必要のない1個または2
個の操作釦5を設けるに留まっている。
【0006】本考案は上記従来の課題を解決するもので
あり、表示部材が筐体から突出し、且つ回動できるもの
において、操作しやすい向きに設置でき、また操作面も
広くできる操作部を備えた表示装置を提供することを目
的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本考案の第1の手段とし
は、筐体の内部から外方へ移動し且つ外方へ移動した
状態でその表示面の向きを変える方向へ回動できる表示
部材が設けられた表示装置において、前記表示部材に
、その前面に重なる姿勢と前面に対して起立する姿勢
との間に回動できる操作部が設けられていることを特徴
とするものである。
【0008】また、第2の手段として、筐体の内部に収
納された状態から筐体の出口の外方へ移動してその表示
面の向きを変える方向へ回動できる表示部材と、表示部
材が筐体に収納されているときに前記出口を閉じる閉鎖
姿勢にある操作部と、前記操作部を支持し、表示部材が
前記出口から突出するときに前記操作部の支持箇所を前
記閉鎖姿勢における前記支持箇所の位置よりも筐体の外
方へ移動させて前記操作部を表示部材の突出を妨げず且
つ操作可能な姿勢で設置する支持部材と、を有するもの
である。
【0009】
【作用】上記第1の手段では、表示部材が筐体の内部に
収納されている状態では、操作部が表示部材の前面に重
ねられており筐体内にて操作部の収納スペースを広く必
要としない。また、表示部材が筐体の外方に突出して例
えば立ち上がりや立ち下がり方向へ回動したときに、操
作部が表示部材の前面に対し起立した姿勢となる。この
起立姿勢では、操作部の表面全域を使用できるため、キ
ーボードなどの多数のスイッチを使用した操作部を構成
できる。また操作部は操作しやすい向きとなる。
【0010】第2の手段では、表示部材が筐体に収納さ
れているときに操作部が蓋としての機能を発揮する。ま
た表示部材が筐体外方へ突出するときには、前記操作部
その突出を妨げず、且つ操作可能な姿勢となるため、
この操作部の上面に配置されたキーボードなどの多数の
スイッチによって表示部材などの操作ができるようにな
る。また、例えばこの操作部が蓋として機能する際の外
面に、種々の装置の操作用としての操作スイッチなどを
設けることもできる。
【0011】
【実施例】以下、本考案について図面を参照して説明す
る。図1と図2は本考案の第1実施例の表示装置を動作
別に示す斜視図、図3〜図5は第2実施例の表示装置を
動作別に示す側面図、図6は第3実施例の表示装置を示
す部分側面図である。第1実施例ないし第3実施例は請
求項1に記載の考案に対応している。図1に示す第1実
施例では、図12に示した従来例と同様に、自動車のコ
ンソールパネルなどに埋設される筐体1の前部にノーズ
部2が設けられている。筐体1内には支持部材3がA1
−A2方向へ移動自在に設けられ、さらにこの支持部材
3内に移動ブラケット(図示せず)がA1−A2方向へ
移動自在に設けられ、この移動ブラケットにテレビモニ
タなどの表示部材11の基部が支持されている。この表
示部材11は、表示画面11aを有する前面11bがや
や奥まった位置に設けられ、この前面11bの左右には
サイドリブ11c,11cが前方に突出し、また前面1
1bの上方には突出寸法の長いトップリブ11dが設け
られている。このサイドリブ11c,11cとトップリ
ブ11dは、液晶パネルなどで構成される表示画面11
aへの直射光を防ぐ機能を有している。
【0012】図2に示すように、サイドリブ11c,1
1cの下部には凹部11e,11eが形成されており、
この凹部11e,11eの底面は前記前面11bと同一
面となっている。表示部材11の前面11bの下部両端
には支持突起11f,11fが設けられ、この支持突起
11f,11f間に操作パネル12の基部が挟まれ、こ
の操作パネル12の基部は軸17により前記支持突起1
1f,11fに回動自在に支持されている。
【0013】図1に示すように、上記軸17を支点とし
て操作パネル12を表示部材11の前面11bと重なる
ように回動させると、操作パネル12が凹部11e内に
収まり、操作パネル12の裏面12aは前記サイドリブ
11c,11cの表面とほぼ同一面となる。またこのと
き操作パネル12は表示画面11aの下部を部分的に覆
う状態となる。また図2に示すように、操作パネル12
を表示部材11の前面11bから起立する姿勢に回動さ
せると、操作パネル12はほぼ水平姿勢となる。またこ
のとき表示画面11aの全面が目視可能になる。操作パ
ネル12の基部と前記支持突起11f,11fとの間に
は操作パネル12が水平姿勢よりも下向きとならないよ
うにストッパ機構が設けられている。あるいは操作パネ
ル12が図2に示す水平姿勢に回動したときに、操作パ
ネル12が軽ロックされるよう、ロック機構が設けられ
ていてもよい。
【0014】上記操作パネル12の表面12bすなわち
図2の状態で上向きとなる面には、各種操作部材が配置
されている。この操作部材は多数のスイッチ釦13,1
4などである。表示部材11が地上放送や衛星放送など
を映すテレビとして使用される場合には、これらのスイ
ッチ釦は、電源スイッチ、チャンネルシフトスイッチ、
または各チャンネルごとに設けられた多数の選局スイッ
チなどとして使用される。また表示装置11が自動車の
ナビゲータ表示装置、または道路情報などの種々の情報
表示装置あるいはファクシミリの画面表示などとして使
用される場合には、前記スイッチ釦13,14などをテ
ンキースイッチまたは多数のキーボードスイッチとして
使用することが可能である。さらに操作パネル12の表
面12bに小型液晶パネルやLED表示パネルなどのよ
うな副モニタ画面15を配置することも可能である。ま
た表示部材11の上端面11gには、この表示部材の収
納・突出操作用の1個または2個程度の操作釦16が設
けられている。
【0015】上記第1実施例の表示装置の動作について
説明する。非使用状態では、図1に示すように操作パネ
ル12は表示部材11の前面11bと重ねられる姿勢で
あり、そのまま鎖線で示す水平姿勢にて筐体1内に収納
されている。このとき、表示部材11の上端面11gと
支持部材3の先端がノーズ部2の前面と同一面に位置
し、収納・突出操作用の操作釦16のみが前方に現れて
いる。使用時に上記操作釦16を押すと、筐体1の内部
に設けられた動力により支持部材3と共に水平姿勢の表
示部材11がA1方向へ突出する。支持部材3は図1の
位置にて停止し、さらに前記移動ブラケットが前進しこ
れと共に表示部材11が前進する。そして表示部材11
は、所定寸法だけ突出した後に図1に示す姿勢に立ち上
り回動し、表示画面11aが車内方向へ向けられる。こ
の表示部材11の立ち上り回動は、移動ブラケットに設
けられたモータの動力により、あるいは支持部材3の内
側に設けられたガイド機構により自動的に行われる。
【0016】表示部材11が図1に示す姿勢に立ち上り
回動した状態では表示画面11aの下部が操作パネル1
2により覆われているが、手動で操作パネル12を回動
させ、図2に示すように前方へ起立させるように回動さ
せると、表示画面11aの全面が目視可能となる。また
操作パネル12の表面12bが上向きになり、各種スイ
ッチ釦13,14が操作しやすい位置に現れる。この各
種スイッチ釦13,14を操作することにより所定の表
示情報を画面11aに映しだすことができる。
【0017】使用後は操作部材11の上端面11gにあ
る操作釦16を押すことにより、表示部材11はまず鎖
線で示す水平姿勢へ自動的に回動し、次にA2方向へ移
動して筐体1内に収納される。このとき操作パネル12
が図2に示す起立姿勢のままであると、操作パネル12
がノーズ部2に当たって損傷するおそれがある。これを
防止するためには、操作パネル12の姿勢を検知するス
イッチ機構を設け、操作パネル12が手動で図1に示す
姿勢まで確実に回動させられたことが検知されたときに
のみ、操作釦16の操作により表示部材11の収納動作
が開始できるように制御すればよい。また図1に示すよ
うに、操作パネル12が折り畳まれた状態では、操作パ
ネル12は凹部11e内に収納され、パネル裏面12a
が表示部材11のサイドリブ11c,11cの前面とほ
ぼ同一面となる。よってこの操作パネル12を設けるこ
とによって、収納状態の表示部材11の幅寸法が増大す
ることはなく、表示部材11と操作パネル12とが筐体
1内に無理なく収納されることになる。
【0018】図3ないし図5に示す第2実施例は、表示
部材11が突出して回動するときに、操作パネル12が
自動的に表示部材11の前面に対して起立姿勢となるも
のである。この実施例では、筐体1内に支持部材3がA
1−A2方向へ駆動され、さらに支持部材3内を移動ブ
ラケット21がA1−A2方向へ駆動される。そして表
示部材11の基部は移動ブラケット21に回動自在に支
持され、且つ移動ブラケット21に設けられたモータ動
力により表示部材11は水平姿勢から立ち上り姿勢に回
動駆動されるようになっている。
【0019】表示部材11の下部には図1と同様の操作
パネル12の基部が軸17により回動自在に支持されて
いる。また図1と同様に操作パネル12は表示部材11
に対し折り畳まれた状態で凹部11e内に収まるように
なっている。ただし操作パネル12の両側端面にはガイ
ド軸22が突設されている。表示部材11の両側に位置
するそれぞれの支持部材3には直線的に延びるガイド溝
3aが形成され、前記ガイド軸22はこのガイド溝3a
に摺動自在に挿入されている。
【0020】第2実施例の動作について説明する。非使
用時には、表示部材11が水平姿勢となりこれを支持し
ている移動ブラケット21は支持部材3内にてA2方向
へ移動させられている。また支持部材3も筐体1内でA
2方向へ移動させられている。すなわち表示部材11は
図3の状態よりもさらにA2方向へ移動しており、表示
部材11の上端面11gが、筐体1前方のノーズ部(図
示せず)とほぼ同一面となっている。この状態で表示部
材11の上端面11gに設けられた操作釦16を押す
と、筐体1内の動力機構により支持部材3がA1方向へ
駆動され、図3の位置にて支持部材3が停止する。その
後にさらに移動ブラケット21がモータ動力により支持
部材3に対してA1方向へ移動させられる。
【0021】移動ブラケット21が図4で示す位置付近
へ移動した時点で、移動ブラケット21内の動力機構に
より表示部材11が立ち上り方向へ回動させられる。そ
して移動ブラケット21が図5の位置まで移動する間
に、表示部材11は立ち上り姿勢となる。表示部材11
が立ち上り姿勢に回動させられる間、操作パネル12に
設けられたガイド軸22はガイド溝3a内を直線的に移
動する。そのため表示部材11が回動し始めた時点か
ら、操作パネル12は軸17を支点として表示部材11
に対して相対的に回動させられ、凹部11e内から徐々
に抜け出る。そして図5に示すように、表示部材11が
立ち上がったときに、操作パネル12は水平姿勢のまま
前方へ突出し、図2に示したのと同様に操作パネル12
が表示部材11の前面に対して起立姿勢となる。収納動
作では図5の状態から表示部材11が水平姿勢に回動さ
せられ、その後に移動ブラケット21がA2方向へ駆動
され、さらに支持部材3がA2方向へ駆動されるが、こ
のとき操作パネル12はガイド溝3aによりガイドさ
れ、表示部材11の凹部11e内に重ねられる。
【0022】次に図6に示す第3実施例では、筐体1内
から表示部材11が水平姿勢にて突出した後に、この表
示部材11が上部に回動支点を有して下向きに回動させ
られて立ち下がり姿勢となり、これにより表示画面11
aが車内に向けられるように構成されている。そして、
操作パネル12は、表示部材11の下部に設けられた軸
17を支点として手動にて回動できるようになってい
る。表示部材11が筐体1内に収納されるときには、操
作パネル12が表示部材11の凹部11e内に入るよう
に折り畳まれ、また使用時には操作パネル12が表示部
材11の前面から起立する姿勢に手動で回動させられ、
操作パネル12の表面12bに設けられた各種スイッチ
釦が操作できるようになる。
【0023】以下に説明する第4実施例と第5実施例は
請求項2に記載の考案に対応するものである。図7は第
4実施例の表示装置の外観斜視図、図8と図9は動作別
の側面図、図10と図11は第5実施例の動作別側面図
である。第4実施例では、先端にノーズ部2を有する筐
体1内に支持部材3がA1−A2方向へ駆動されるよう
に収納され、この支持部材3内に移動ブラケット21が
A1−A2方向へ駆動されるように設けられている。そ
して表示部材11の基部が移動ブラケット21に回動自
在に支持され、移動ブラケット21に搭載された動力機
構により、表示部材11が水平姿勢から立ち上り姿勢に
回動させられるようになっている。あるいは支持部材3
に設けられたガイド機構により表示部材11が立ち上り
姿勢に回動させられる。
【0024】そして支持部材3の先端には支持突起3b
が設けられ、この支持突起3bに操作パネル31の基部
が軸32により回動自在に支持されている。操作パネル
31は手動により図8に示す垂直姿勢と図9に示す水平
姿勢とに回動させられる。図8に示す垂直姿勢のとき、
図7にも示すように、この操作パネル31は筐体1なら
びにノーズ2の開口部を塞ぐ蓋として機能する。すなわ
ち水平姿勢にて筐体1内に収納された表示部材11の上
端面11gは露出せず、この上端面11gの前方が操作
パネル31により覆われた状態になる。
【0025】図7に示すように、開口部を塞ぐ姿勢の操
作パネル31の外面31aには、種々のスイッチ釦3
3,34および液晶パネルなどの表示部材35が設けら
れている。この種々のスイッチ釦33,34は、表示部
材11が筐体1内に収納されているときに、外面に向け
られるため、表示部材11の操作とは無関係な操作に使
用することができる。例えばこのスイッチ釦33,34
により筐体1の奥側に配置されたラジオチューナまたは
筐体1と別の位置に設けられたラジオチューナを操作す
ることが可能である。この場合選局情報などは表示部材
35に画面表示される。または前記スイッチ釦33,3
4をCDチェンジャのコントロールスイッチとして使用
することができる。
【0026】表示部材11を使用するときには、手動に
より操作パネル31を前方へ回動させる。これにより筐
体1内部の表示部材11の上端面11gが現れるので、
この上端面11gに設けられた収納・突出操作用の操作
釦16を押すことができる。この操作釦16を押すと、
前記の実施例と同様に、支持部材3がA1方向へ移動
し、さらに移動ブラケット21がA1方向へ移動し、移
動ブラケット21に設けられた動力あるいは支持部材3
に設けられたガイド機構により表示部材11が立ち上り
姿勢に回動させられる。
【0027】図9に示すように表示部材11が立ち上り
姿勢に回動すると、既に手動で水平姿勢とされている操
作パネル31が表示部材11の前面に対して起立姿勢と
なる。ただし、このとき前記スイッチ釦33,34など
が設けられた外面31aが下向きになり、逆側の内面3
1bが上向きになる。この上向きとなる内面31bに
は、図2に示したような、表示部材11を操作するため
のスイッチ釦13,14や副モニタ画面15が設けられ
ており、これらにより表示部材11の表示動作を操作で
きるようになる。また支持部材3がA1方向へ移動する
ときに、操作パネル31が図8に示す垂直姿勢から図9
に示す水平姿勢へ自動的に回動するように構成すること
もできる。この場合、表示部材11の突出操作用の操作
釦を、操作パネル31の外面31aにおいて前記スイッ
チ釦33,34と共に設ければよい。また表示部材11
の収納操作用の操作釦は、図9に示す水平姿勢の操作パ
ネル31において上向きとなる内面31bに設ければよ
い。または収納操作用の操作釦を符号16で示したよう
に表示部材11の上端面11gに設けてもよい。
【0028】図10と図11に示す第5実施例では、表
示部材11の上端前方に設けられた軸42により操作パ
ネル41が回動自在に支持されている。この操作パネル
41は図11にて鎖線で示すように表示部材11の上端
面11gに重ねられる姿勢と、実線で示すように表示部
材11の前面の前方へ起立する姿勢とに手動で回動させ
ることができる。表示部材11が筐体1内に収納されて
いるときには、図10に示すように、表示部材11の上
端面11gに重ねられた操作パネル41が、筐体1およ
びノーズ部2の開口部を塞ぐ蓋として機能する。図10
に示すように蓋として機能しているときの操作パネル4
1の外面41aには、図7に示したように、チューナコ
ントロールまたはCDチェンジャコントロール用の各種
スイッチ釦33,34と共に表示部材11の突出操作用
の操作釦などが配置される。
【0029】また図11に示すように、操作パネル41
を前方へ起立する姿勢に回動させると、操作パネル41
の内面41bが上向きとなるため、この内面41bに図
2に示したような表示部材11を操作するためのスイッ
チ釦13,14を配置することができる。この場合内面
41bに突起のないシート状のスイッチ釦を設ければ、
操作パネル41が図11にて破線で示すように表示部材
11の上端面11gに重ねられたときに、内面41bに
設けられたスイッチが上端面11gに当たることがな
い。また内面41bに突出するスイッチ釦を設け、表示
部材11の上端面11gにこのスイッチ釦を逃げる凹部
を形成してもよい。
【0030】また上記内面41bにスイッチ釦を設けな
い場合であっても、操作パネル41を図11にて実線で
示す姿勢に起立させると、直射光が表示画面に当たるの
を防止するサンバイザーとして機能できる。この場合表
示部材11を操作するスイッチ類を表示部材11の前面
の下部の11hで示す領域にのみ設けてもよい。なお上
記実施例では表示部材として液晶パネルなどを使用した
テレビモニタとしたが、LEDや他の表示パネルを使用
したものであってもよい。また表示部材11のA1方向
の突出と、立ち上りまたは立ち下がり方向への回動は、
かならずしも動力により行う必要はなく、手動により動
作させるものであってもよい。
【0031】
【考案の効果】請求項1記載の考案では、操作部が表示
部材の前面に重ねられて筐体内に収納されるため、筐体
内に操作部の収納スペースを広く設ける必要がない。ま
た、表示部材が筐体の外方に突出して例えば立ち上がり
や立ち下がり方向へ回動したときに、操作部が表示部材
の前面に対し起立した姿勢となる。この起立姿勢では、
操作部が使用しやすい向きになり、また操作部の表面全
域を使用できるため、キーボードなどの多数のスイッチ
を配置できる。
【0032】請求項2記載の考案では、表示部材が筐体
に収納されているときに操作部が蓋としての機能を発揮
する。また表示部材が筐体外方へ突出するときには、
記操作部はその突出を妨げず、且つ操作可能な姿勢とな
るため、この操作部の上面に配置されたキーボードなど
の多数のスイッチによって表示部材などの操作ができる
ようになる。また、例えばこの操作部が蓋として機能す
る際の外面に、種々の装置の操作用としての操作スイッ
チなどを設けることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の車載用表示装置の操作パネルが折
り畳まれた状態を示す斜視図、
【図2】第1実施例にて操作パネルが表示部材から起立
した状態を示す斜視図、
【図3】第2実施例の車載用表示装置の表示部材が突出
し始める状態を示す側面図、
【図4】第2実施例にて表示部材が立ち上り回動し始め
た状態を示す側面図、
【図5】第2実施例にて表示部材の立ち上りが完了した
状態を示す側面図、
【図6】第3実施例の車載用表示装置の表示部材が立ち
下がった状態を示す側面図、
【図7】第4実施例の車載用表示装置の操作パネルが蓋
として機能している状態を示す斜視図、
【図8】図7の状態を示す部分側面図、
【図9】第4実施例にて表示部材が立ち上がった状態を
示す部分側面図、
【図10】第5実施例の車載用表示装置にて操作パネル
が蓋として機能している状態を示す側面図、
【図11】第5実施例にて表示部材が立ち上がった状態
を示す側面図、
【図12】従来の車載用表示装置を示す斜視図、
【符号の説明】
1 筐体 2 ノーズ部 3 支持部材 11 表示部材 11a 表示画面 11b 表示部材の前面 11c サイドリブ 11d トップリブ 11e 凹部 11g 上端面 12 操作パネル 13,14 スイッチ釦 16 操作釦 21 移動ブラケット 31,41 操作パネル 33,34 スイッチ釦
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B60R 11/02 B60K 35/00 G09F 9/00 312 H04N 5/64 521 H05K 5/02

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筐体の内部から外方へ移動し且つ外方へ
    移動した状態でその表示面の向きを変える方向へ回動で
    きる表示部材が設けられた表示装置において、前記表示
    部材には、その前面に重なる姿勢と前面に対して起立す
    る姿勢との間に回動できる操作部が設けられていること
    を特徴とする表示装置。
  2. 【請求項2】 筐体の内部に収納された状態から筐体の
    出口の外方へ移動しその表示面の向きを変える方向へ
    回動できる表示部材と、表示部材が筐体に収納されてい
    るときに前記出口を閉じる閉鎖姿勢にある操作部と、前
    記操作部を支持し、表示部材が前記出口から突出すると
    きに前記操作部の支持箇所を前記閉鎖姿勢における前記
    支持箇所の位置よりも筐体の外方へ移動させて前記操作
    部を表示部材の突出を妨げず且つ操作可能な姿勢で設置
    する支持部材と、を有する表示装置。
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