JP3435683B2 - 回転指示計器 - Google Patents

回転指示計器

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JP3435683B2 JP25310997A JP25310997A JP3435683B2 JP 3435683 B2 JP3435683 B2 JP 3435683B2 JP 25310997 A JP25310997 A JP 25310997A JP 25310997 A JP25310997 A JP 25310997A JP 3435683 B2 JP3435683 B2 JP 3435683B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は回転指示計器に関
し、例えば指針の回動角によって車速等を指示する車載
用メータに適用し得る。
【0002】
【従来の技術】図6に、この種の回転指示計器の原理構
成を示す。図6において、1は回転指示計器としてクロ
スコイル式の速度計を示す。速度計1は、制御回路2に
よって形成された第1及び第2の駆動電圧V1及びV2
をクロスコイルLを形成する第1及び第2のコイルL1
及びL2にそれぞれ印加する。なお制御回路2は車速セ
ンサ3により形成される車速に比例した周波数のパルス
信号を入力して、このパルス信号を周波数/電圧変換す
ることにより駆動電圧V1、V2を形成する。
【0003】また速度計1は、指針Aを取付けた指針軸
Rによって軸支された永久磁石のマグネットロータMg
をクロスコイルL内に配置した構造になっている。そし
てクロスコイルLに印加される駆動電圧V1、V2に応
じてクロスコイルLから発生する磁界によってマグネッ
トロータMgが所定角度だけ回転駆動され、指針Aが回
動する。
【0004】すなわち、第1及び第2の駆動電圧V1及
びV2は、図7に示すように、車速に対応する指針Aの
回動角度を位相θとするV0cosθ、V0sinθの位
相のずれた電圧に設定されており、この駆動電圧V0
osθ、V0sinθによって第1のコイルL1と第2
のコイルL2が発生する磁界の合成磁界の方向は、指針
軸Rを中心に車速に応じた角度で回転され、この合成磁
界の方向にマグネットロータMgが回動されて指針Aと
文字盤Bによって車速が指示される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このように
従来の回転指示計器では、マグネットロータMgが必要
となるため、この分計器が大型化することになる。また
指針Aは指針軸Rを介してマグネットロータMgに打ち
込み等により取り付けられるが、このときマグネットロ
ータMgに対する指針Aの取り付けに誤差があると、指
針Aと文字盤Bによって指示される車速が実際の車速と
異なってしまうため、非常に慎重な取り付け作業が要求
される欠点がある。
【0006】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、組立作業が容易でかつ小型の回転指示計器を提案し
ようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明により成された請求項1に記載の回転指示計器
は、図1に示すように、計器板11と、該計器板11上
に配設され、被計測系の回転速度に応じて各々通電され
る電流値が変化されることにより、同一平面内で異なる
磁束密度の磁界を発生する複数の磁気コイル30と、前
記計器板11上に係合自在に取り付けられている指針ア
ッシー取付け部材12と、該指針アッシー取付け部材1
2に回転自在に取り付けられている支持部13と、該支
持部13に固定されて支持部13を介して前記計器板1
1に回転自在に取り付けられる指針アッシー部20と、
該指針アッシー部20と一体に形成され、前記磁気コイ
ル30から発生する磁界を受けて前記指針アッシー部2
0を回転させる磁石24とを有し、前記支持部13は、
前記複数の磁気コイル30が前記指針アッシー部20を
円環状に囲むように前記複数の磁気コイル30の中心位
置に設けられ、前記指針アッシー部20は、ほぼ円柱形
状の基体部22と、該基体部22から水平方向に延長す
るように前記基体部に取り付けられた指針23と、前記
基体部22から鉛直方向に延長するように形成され、前
記支持部13と係合して前記基体部22を前記計器板1
1に回転自在に保持する指針軸21とを有する。
【0008】この結果、指針アッシー部20と当該指針
アッシー部20を回転させるための磁石24を一体に形
成したことにより、従来指針アッシー部とは別部品であ
ったマグネットロータを設ける必要がなくなり、この分
構成を小型化できる。またマグネットロータへの指針ア
ッシーの取り付け作業を省略できるため、組立作業を容
易化できる。
【0009】
【0010】かくするにつき、磁石24を指針アッシー
部20内にコンパクトに内蔵することができるようにな
る。
【0011】さらに本発明により成された請求項1に
載の回転指示計器は、指針アッシー部20を支持部に係
合する際に、磁気コイル30に所定の回転速度に対応す
る電流を通電させるようにした。
【0012】この結果、指針アッシー部20を支持部1
3に係合する際に磁石24が磁気コイル30からの磁界
を受けるので、指針アッシー部20は所定の回転速度に
対応する回転位置に回転移動される。この状態で指針軸
21を支持部13に係合させれば、磁気コイル30と指
針アッシー部20との相対的位置合わせが自動的にされ
るので、磁気コイル30の設定通電量に対する指針アッ
シー部20の回転方向の取り付け位置を正確かつ容易に
決めることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本発明の一実
施形態を説明する。
【0014】図1において、10は全体として実施の形
態による回転指示計器を示し、計器板11上には、指針
アッシー取付け部材12が係合自在に取り付けられてい
る。この指針アッシー取付け部材12には例えばボール
ベアリングにより回転自在に支持部13が取り付けられ
ており、支持部13には指針アッシー部20の指針軸2
1が打ち込みにより固定されている。これにより指針ア
ッシー部20は支持部13を介して計器板11に回転自
在に取り付けられる。
【0015】また計器板11上には、指針アッシー部2
0を円環状に囲むようにして複数の磁気コイル30が配
設されており、各磁気コイル30には所定の制御回路
(図示せず)によって被計測系の回転速度に応じた電流
が流される。これにより磁気コイル30は、同一平面内
で計測した回転速度に応じて異なる磁束密度の磁界を発
生するようになされている。なお磁気コイル30と指針
アッシー部20の間には、例えば速度表示がなされた文
字盤(図示せず)が配置される。
【0016】ここで指針アッシー部20は、図2及び図
3に示すように構成されている。すなわち指針アッシー
部20は、ほぼ円柱形状の基体部22と、基体部22か
ら水平方向に延長するように基体部22に取り付けられ
た指針23と、基体部22から鉛直方向に延長するよう
に形成され複数の磁気コイル30の中心位置に設けられ
た回転自在の支持部13と係合することにより、基体部
22を計器板11に回転自在に保持する指針軸21とを
有する。
【0017】かかる構成に加えて、指針アッシー部20
においては、基体部22に磁石24が内蔵されている。
この実施形態の場合、磁石24は指針23が取り付けら
れる位置に対して指針軸21を挟んで対向する位置に設
けられている。
【0018】このように、回転指示計器10において
は、指針アッシー部20と磁気コイル30からの磁力を
受けて指針アッシー部20を回転させるための磁石とを
一体に形成したことにより、従来指針アッシー部とは別
部品であったマグネットロータを設ける必要がなくな
り、この分構成を小型化できる。またマグネットロータ
への指針アッシーの取り付け作業を省略できるため、組
立作業を容易化できる。
【0019】この実施形態の場合、計器板11上には、
図4に示すように、磁気コイル30として6個の磁気コ
イルC1〜C6が配設されており、これらの磁気コイル
C1〜C6の通電量が被計測系の回転速度に応じた値に
制御されることにより、磁気コイルC1〜C6から同一
平面内で異なる磁束密度の磁界が発生する。そして、指
針アッシー部20の磁石24がこの磁界による磁力を受
けて磁束密度の小さな方向から大きな方向に回転移動す
るような力を受け、この結果指針アッシー部20全体も
その方向に回転する。
【0020】ここで指針アッシー部20を支持部13に
係合する際には、磁気コイルC1〜C6に所定の回転速
度に対応する電流を通電する。これにより、図5に示す
ように、指針アッシー部20を支持部13に係合する際
に、磁石24の回転位置が隣り合う磁気コイルC1、C
2からの発生磁界の強弱に基づいて決まるので、指針ア
ッシー部20は所定の回転速度に対応する回転位置に回
転移動される。
【0021】この状態で指針軸21を支持部13に係合
させれば、磁気コイルC1〜C6と指針アッシー部20
との相対的位置合わせが自動的にされるので、磁気コイ
ルC1〜C6の設定通電量に対する指針アッシー20の
回転方向の取り付け位置を正確かつ容易に決めることが
できる。すなわち回転指示計器10では、コイル磁界が
直接指針アッシー部20に作用するので、支持部13へ
の打ち込みずれが発生しない。
【0022】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、指針アッ
シー部と磁石を一体に形成したことにより、組立が容易
でかつ小型の回転指示計器を実現できる。
【0023】また指針アッシー部を支持部に係合する際
に、磁気コイルに所定の回転速度に対応する電流を通電
したことにより、磁気コイルの設定通電量に対する指針
アッシー部の回転方向の取り付け位置を正確かつ容易に
決めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態による回転指示計器の全体構成を示
す一部断面図である。
【図2】指針アッシー部の断面図である。
【図3】指針アッシー部を底面方向から見た平面図であ
る。
【図4】磁気コイルの配置を示す平面図である。
【図5】指針アッシー部の取付け作業の説明に供する略
線図である。
【図6】従来の回転指示計器を示す略線図である。
【図7】各磁気コイルに印加する電圧波形を示す信号波
形図である。
【符号の説明】
10 …… 回転指示計器 11 …… 計器板 13 …… 支持部 20 …… 指針アッシー部 21 …… 指針軸 22 …… 基体部 23 …… 指針 24 …… 磁石 30 …… 磁気コイル

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 計器板と、該計器板上に配設され、被計
    測系の回転速度に応じて各々通電される電流値が変化さ
    れることにより、同一平面内で異なる磁束密度の磁界を
    発生する複数の磁気コイルと、前記計器板上に係合自在
    に取り付けられている指針アッシー取付け部材と、該指
    針アッシー取付け部材に回転自在に取り付けられている
    支持部と、該支持部に固定されて支持部を介して前記計
    器板に回転自在に取り付けられる指針アッシー部と、該
    指針アッシー部と一体に形成され、前記磁気コイルから
    発生する磁界を受けて前記指針アッシー部を回転させる
    磁石とを有し、 前記支持部は、前記複数の磁気コイルが前記指針アッシ
    ー部を円環状に囲むように前記複数の磁気コイルの中心
    位置に設けられ、 前記指針アッシー部は、ほぼ円柱形状の基体部と、該基
    体部から水平方向に延長するように前記基体部に取り付
    けられた指針と、前記基体部から鉛直方向に延長するよ
    うに形成され、前記支持部と係合して前記基体部を前記
    計器板に回転自在に保持する指針軸とを有するこ とを特
    徴とする回転指示計器。
  2. 【請求項2】 前記指針アッシー部を前記支持部に係合
    する際に、前記磁気コイルに所定の回転速度に対応する
    電流を通電させるようにしたことを特徴とする請求項1
    に記載の回転指示計器。
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