JP3435171B2 - 高耐圧半導体素子 - Google Patents

高耐圧半導体素子

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JP3435171B2 JP11714592A JP11714592A JP3435171B2 JP 3435171 B2 JP3435171 B2 JP 3435171B2 JP 11714592 A JP11714592 A JP 11714592A JP 11714592 A JP11714592 A JP 11714592A JP 3435171 B2 JP3435171 B2 JP 3435171B2
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Description

【発明の詳細な説明】
[発明の目的]
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高耐圧半導体素子に関
する。
【0002】
【従来の技術】半導体素子の高耐圧化の方法として、高
電圧が印加される素子領域の接合終端部の周囲にガード
リングを設ける方法が知られている。このガードリング
は、終端部pn接合から伸びる空乏層先端部の電界集中
を緩和して、素子を高耐圧化する。電界集中を緩和する
効果は、ガードリング層の拡散深さや、ガードリング層
と端子領域の間の距離、複数のガードリング層を設ける
場合にはさらにガードリング層間の距離を最適設計する
ことによって得られる。
【0003】図16はその様なガードリング構造を持つ
高耐圧ダイオードの終端部構造を示している。高抵抗の
n型シリコン層1(基板)の表面にアノード領域となる
高濃度p型層2が形成され、この高濃度p型層2から所
定距離離れて、空乏層の伸びを止めるための高濃度n型
層3が形成されて、この高濃度n型層3にはカソードと
同電位を与える電極5が形成されている。高濃度p型層
2と高濃度n型層3の間にこの例では二つのガードリン
グとして、高濃度p型層21、22が形成されている。
基板の裏面には、高濃度n型層6を介してカソード電極
7が形成されている。この方式では、ガードリング層と
端子領域の間の距離、複数のガードリング層を設ける場
合のガードリング層間の距離の設計が難しいという問題
があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】以上のように従来のガ
ードリング構造の高耐圧半導体素子では設計が難しいと
いう問題があった。本発明は上記の点に鑑みなされたも
ので、設計が容易で優れた高耐圧特性を得ることができ
る高耐圧半導体素子を提供することを目的とする。 [発明の構成]
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の視点にお
いて、高耐圧半導体素子は、半導体基板の第1導電型高
抵抗層に選択的に第2導電型高濃度層が設けられ、この
第2導電型高濃度層から所定距離離れて前記第1導電型
高抵抗層に第1導電型高濃度層が設けられた構造を持つ
半導体素子において、前記第2導電型高濃度層と第1導
電型高濃度層との間で前記第1導電型高抵抗層の表面ま
たは底部に前記基板より誘電率の大きい絶縁体膜が配設
されていることを特徴とする。
【0006】本発明の第2の視点において、高耐圧半導
体素子は、半導体基板に形成された第1導電型層及び第
2導電型層と、前記第1導電型層と前記第2導電型層と
の接合部の両側に夫々が位置するように、前記基板に配
設された第1電極及び第2電極と、前記第1電極及び第
2電極の間を繋ぐように配設された、前記基板より誘電
率の大きい絶縁体膜と、を具備することを特徴とする。
【0007】
【作用】本発明は、後に詳細に説明するように、絶縁体
膜の誘電率が十分に大きい場合、その中の電界が周囲の
影響を受けることなくその絶縁体に与えられる条件で決
定されるという特性を利用している。すなわち本発明の
ような構造を持つ素子の接合部、例えば終端接合部分の
外側に素子基板に比べて高誘電率の絶縁体膜を配設する
と、その絶縁体膜中に均一な電界分布が形成され、これ
により素子に高い逆バイアスが印加された時の絶縁体膜
近傍の電界集中が効果的に緩和される。
【0008】
【実施例】以下、図面を参照しながら本発明の実施例を
説明する。
【0009】図1は、本発明の一実施例に係る高耐圧ダ
イオードである。n型の高抵抗シリコン層(基板)1の
表面部に、アノード端子領域である高濃度p型層2が選
択的に形成され、この高濃度p型層2から所定距離をお
いて空乏層の伸びを止めるための高濃度n型層3が形成
され、それぞれにアノード電極4、カソード電極5が形
成されている。これらアノード電極4とカソード電極5
の間に跨がって、n型シリコン層1の表面にはシリコン
より誘電率の大きい絶縁体膜8、例えばTiO2 膜が形
成されている。シリコン層1の裏面には高濃度n型層6
が形成され、これにカソード電極7が形成されている。
【0010】この様な高耐圧ダイオードにおいて、アノ
ード電極4、カソード電極5間に逆バイアスを印加する
と、高濃度p型層2からn型シリコン層1内に空乏層が
拡がる。シリコンの誘電率に比べて絶縁体膜8のそれが
十分大きいとすると、この逆バイアス印加時、絶縁体膜
8内の電界は、周囲の影響を受けることなくアノード電
極4と電極5によって決定されて、横方向に一定の電界
すなわち均一な電位勾配が形成される。この結果絶縁体
膜8下のn型シリコン層内の電界集中が緩和される。
【0011】この絶縁体膜8による効果を、より一般的
に図2を参照して説明する。図2は、誘電率ε1 の誘電
体Aと誘電率ε2 の誘電体Bが接している状態である。
この構造の誘電体A、Bの境界面を挟んだ微小領域Ωに
ついて、ガウスの定理を適用すると、次式(1)を得
る。
【0012】
【数1】 Qは、領域Ωの電荷の総量である。図2の領域Ωの厚み
dが、長さlより十分小さいとすると、(1)式は、次
式(2)のように書き替えることができる。
【0013】
【数2】
【0014】ε1 は誘電体A側の領域Ω1 の誘電率、ε
2 は誘電体B側の領域Ω2 の誘電率であり、σは境界a
b間の線電荷密度である。この(2)式の両辺をε2
割ると、次の(3)式が得られる。
【0015】
【数3】
【0016】ここで、ε2 がε1 より十分大きく、また
ε2 がσlより十分大きいとすると、(3)式の左辺第
1項と右辺は、左辺第2項に比べて非常に小さくなり、
従って近似的に次式(4)が得られる。
【0017】
【数4】 この(4)式から明らかに、次式(5)が得られる。
【0018】
【数5】
【0019】ここで、ψは電位であり、(5)式は反射
型境界条件を示している。つまり、ε2 がε1 より十分
大きく、またε2 がσlより十分大きいという条件が満
たされると、誘電体Bの領域Ω2 の内部電界は、誘電体
Aの影響を受けることなく、誘電体Bの領域Ω2に与え
られた固定境界条件のみによって決定される。
【0020】本発明による電界集中の緩和効果は、SI
POS等の高抵抗体膜を用いた所謂フィールドプレート
によるものと結果的に同じである。しかし、フィールド
プレートは微小電流を流すことによって形成される電位
分布を利用するのに対して、本発明は絶縁体膜内に形成
される均等電界を利用する点で、原理的に異なる。本発
明の効果が得られるためには、(4)式の近似が成立す
る程度に絶縁体膜の誘電率が素子材料であるシリコンに
比べて十分に大きいことが必要であるが、実用上シリコ
ンの誘電率に比べて5倍以上の誘電率を持つ絶縁材料を
用いることが好ましい。その様な絶縁体材料として例え
ば、TiO2 、BaTiO3 等がある。シリコンに比べ
て10倍以上の誘電率を持つ絶縁材料を用いれば、より
好ましい。
【0021】図3乃至図12は、第2乃至11実施例に
係る高耐圧ダイオードを示す断面図である。これら図に
おいて、対応する部分は同一の符号を付して、詳細な説
明を省略してある。
【0022】図3は、図1の実施例の構造を基本とし
て、高誘電率の絶縁体膜8と高抵抗n型シリコン層1の
間にシリコン酸化膜9を介在させた本発明の第2実施例
を示す。この実施例によっても、逆バイアス印加時、絶
縁体膜8中の電界は一様分布となり、これが酸化膜9を
介してシリコン層1の電界集中を緩和する働きをする。
なおここで、シリコン酸化膜9の厚さは1μm以下が好
ましい。
【0023】図4は、素子の底部に高誘電率の絶縁体膜
13(131 、132 、133 )を配設した本発明の第
3実施例を示す。これは例えば、高抵抗n型シリコン層
1を第1の基板とし、第2のシリコン基板11との間で
その間にシリコン酸化膜10を介して直接接着により得
られる誘電体分離構造であって、n型シリコン層1の底
部のシリコン酸化膜10との界面部に複数個の高誘電率
絶縁体膜13が配設されている。絶縁体膜13を複数個
に分割しているのは、これまでの実施例と異なり、この
実施例では絶縁体膜13の端部にアノード電極4、カソ
ード電極5を接続していないためである。
【0024】この実施例の構造では、アノード・カソー
ド間に逆バイアスが印加されてn型シリコン層1が完全
空乏化した時、高濃度p型層2と高濃度n型層3の間の
空乏層に全電圧がかかるが、このときフローティング状
態の絶縁体膜13の電位はその位置によって決まり、か
つ絶縁体膜13中ではその周囲に比べて電界が十分小さ
い状態になる。したがってn型シリコン層1の底部の横
方向の電位分布を見ると、絶縁体膜13の部分では平坦
になるような段階的な電位分布が形成される。これによ
って、基板11側からの影響による素子底部の電界集中
が緩和されて、やはり高耐圧特性が得られる。
【0025】図5は、n型シリコン層1の底部全体に連
続的に高誘電率絶縁体膜13を配設した本発明の第4実
施例を示す。この実施例では、アノード電極4、カソー
ド電極5を素子底部まで埋め込んで絶縁体膜13の両端
部にそれぞれ接続している。これにより、図1のように
素子表面に絶縁体膜8を設けた場合と同様の原理で、裏
面側での電界集中が緩和される。
【0026】図6は、図1と図5の構造を組み合わせた
本発明の第5実施例で、終端部のn型シリコン層1の両
面から高誘電率絶縁体膜8、13で挟み込んでいる。こ
れにより、一層の高耐圧化が図られる。図7は、図1の
構造と図4の構造を組み合わせた本発明の第6実施例を
示す。この実施例によっても、優れた高耐圧特性が得ら
れる。
【0027】図8は、図1の実施例の構造を基本とし
て、n型高抵抗シリコン層(基板)1の表面部にアノー
ド端子領域である高濃度p+ 型層2を選択的に形成し、
その周囲に低不純物濃度のp- 型層15を形成した本発
明の第7実施例を示す。この実施例によっても、逆バイ
アス印加時、前記高抵抗シリコン層表面の電界が緩和さ
れ、高耐圧を得ることができる。
【0028】図9は、図8の実施例の構造を基本とした
本発明の第8実施例を示す。図8の実施例と異なる点
は、p+ 型層2に接する低不純物濃度層としてp- 型層
15を設け、更にこれに接して、これより低不純物濃度
のp--型層16を設けていることである。
【0029】この実施例によれば、p+ 型層2の底部コ
ーナーでの電界集中をより一層緩和することができ、逆
バイアスを印加した時のn型層1に伸びる空乏層の素子
表面からの厚みが、p+ 型層2から離れるにつれて滑ら
かに変化して消失する。従って、先の第7実施例に比べ
て更に効果的に耐圧向上を図ることができる。
【0030】図10は、図3の実施例の構造を基本とし
て、n型高抵抗シリコン層(基板)1の表面部にアノー
ド端子領域である高濃度p+ 型層2を選択的に形成し、
その周囲に低不純物濃度のp- 型層15を形成した本発
明の第9実施例を示す。この実施例によっても、逆バイ
アス印加時、前記高抵抗シリコン層表面の電界が緩和さ
れ、高耐圧を得ることができる。
【0031】図11は、図10の実施例の構造を基本と
して、アノード電極4を低不純物濃度のp- 型層15を
覆うように形成した本発明の第10実施例を示す。この
実施例によっても、逆バイアス印加時に前記高抵抗シリ
コン層表面の電界が緩和され、高耐圧を得ることができ
る。
【0032】図12は、図11の実施例の構造を基本と
した本発明の第11実施例を示す。図11の実施例と異
なる点は、p+ 型層2に接する低不純物濃度層としてp
- 型層15を設け、更にこれに接して、これより低不純
物濃度のp--型層16を設けていることである。
【0033】この実施例によれば、p+ 型層2の底部コ
ーナーでの電界集中をより一層緩和することができ、逆
バイアスを印加した時のn型層1に伸びる空乏層の素子
表面からの厚みが、p+ 型層2から離れるにつれて滑ら
かに変化して消失する。従って、先の実施例に比べて更
に効果的に耐圧向上を図ることができる。
【0034】以上の実施例では、pn接合ダイオードに
ついて説明したが、本発明では、上記実施例で説明した
のと同様のダイオード構造を含むMOSFET、IGB
T、バイポーラトランジスタ、サイリスタ等の各種高耐
圧プレーナ素子に適用することが可能である。次に、本
発明を導電変調型MOSFETに適用した実施例を説明
する。
【0035】図13は、本発明の第12実施例である導
電変調型MOSFETの要部構造を示し、図14(a)
〜(g)はその製造工程を順に示す。この素子構造を製
造工程に従って以下に説明する。
【0036】先ず、裏面にp+ 型層30(図13参照)
が形成されたp- 型Si層31の表面に深いp+ 型層3
6を選択的に拡散形成する。また、これより中心側に
型層32とその周囲に連続するn- 型層33とを拡散形
成する(図14(a))。
【0037】次に、厚いフィールド酸化膜38を全面に
形成した後、これを選択的にエッチングする。そして、
これにより露出したSi層上にゲート酸化膜39を形成
する(図14(b))。
【0038】次に、全面にゲート電極材料である多結晶
シリコン膜51を堆積する。続いて、これにフォトレジ
スト52のパターンを形成して多結晶シリコン膜51を
選択的にエッチングする。そして、これにより開いた開
口部からボロンをイオン注入する(図14(c))。
【0039】次に、熱処理により、上記のイオン注入し
たボロンをドライブイン拡散してp型ベース層34を形
成する。この際、同時に素子表面に酸化膜41を形成す
る(図14(d))。
【0040】次に、多結晶シリコン膜51の内ドレイン
側の余分な部分を選択的にエッチングしてゲート電極4
0を形成する。この際、酸化膜41も一部を除いて除去
し、ゲート電極40の一部を露出させる。続いて、n型
層32及びn- 33上のフィールド酸化膜38からゲ
ート電極40の露出部にまたがるように、高い誘電率を
持つ絶縁体膜42を形成する(図14(e))。
【0041】次に、ゲート電極40及び誘電体絶縁膜4
2をマスクの一部としてドレイン/ソースとなるn+ 型
層48及びn+ 型層35を形成する。また、ソース側に
は、コンタクト抵抗を下げるため、p+ 型層37を拡散
形成する(図14(f))。
【0042】次に、全面に絶縁膜43を堆積し、更に、
コンタクトホールを開けてドレイン電極44及びソース
電極45を形成する。ドレイン電極44は、誘電体絶縁
膜42に直接接触し、またその一部がゲート電極の上方
に位置するようにする(図14(g))。
【0043】このように形成された導電変調型MOSF
ETにおいて、ゲートとソースとの間に低出力インピー
ダンスのゲート回路を接続し、ドレインとソースとの間
に正電圧を印加した場合、両端がそれぞれドレイン電位
及びゲート電位に固定された高い誘電率の絶縁膜中に
は、横方向に一様な電位傾斜が生じる。このため、素子
内部の電界集中が緩和され、ドレイン接合近傍の局部的
な電界集中が防止される。また高い誘電率を持つ絶縁体
膜42に強制的に電界が形成されるので、n- 型層33
の表面からも空乏層が広がる。従って、n- 層33の不
純物濃度が従来より高くても完全に空乏化するから、十
分な高耐圧特性が得られる。
【0044】図15は本発明をサイリスタ構造に適用し
た本発明の第13実施例を示す。この実施例では、n型
の高抵抗シリコン基板61の裏面にp型不純物層62が
形成される。また、前記基板61の表面及び裏面から選
択的にp型不純物層63及び64が形成される。裏面側
では、更に、前記基板61の裏面にp+型高濃度不純物
層65が形成され、その上に電極66が配設される。
【0045】表面側では、p型不純物層62、63、6
4に囲まれるn型基板に選択的にp型不純物層67が形
成される。更に、p型不純物層67の表面側に選択的に
n+型高濃度不純物層68が形成され、これに接するよ
うに電極69が配設される。また、p型不純物層64の
表面側にp+ 型高濃度不純物層70が選択的に形成さ
れ、これに接するように電極71が配設される。電極6
9と電極71との間にはこれらを繋ぐように高誘電率の
絶縁体72が配設される。
【0046】この第13実施例において、前記電極66
に0バイアス、電極69に正のバイアスをかけると、前
記不純物層67、68によってなる接合に、逆バイアス
が印加される。また同様に、n型基板61及びp型不純
物層62、63、64よりなる接合にも逆バイアスが印
加される。この時に、表面に形成されている高誘電体7
2によって素子表面部分の電界を緩和することができ、
高耐圧を得ることができる。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、誘
電率の大きい絶縁体膜を用いることにより絶縁体膜近傍
の基板部分の電界集中が緩和され、これにより高耐圧化
された半導体素子が提供可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る高耐圧ダイオードを
示す断面図。
【図2】高誘電率絶縁体膜による電界集中緩和の作用を
説明するための図。
【図3】本発明の第2実施例に係る高耐圧ダイオードを
示す断面図。
【図4】本発明の第3実施例に係る高耐圧ダイオードを
示す断面図。
【図5】本発明の第4実施例に係る高耐圧ダイオードを
示す断面図。
【図6】本発明の第5実施例に係る高耐圧ダイオードを
示す断面図。
【図7】本発明の第6実施例に係る高耐圧ダイオードを
示す断面図。
【図8】本発明の第7実施例に係る高耐圧ダイオードを
示す断面図。
【図9】本発明の第8実施例に係る高耐圧ダイオードを
示す断面図。
【図10】本発明の第9実施例に係る高耐圧ダイオード
を示す断面図。
【図11】本発明の第10実施例に係る高耐圧ダイオー
ドを示す断面図。
【図12】本発明の第11実施例に係る高耐圧ダイオー
ドを示す断面図。
【図13】本発明の第12実施例に係る導電変調型MO
SFETを示す断面図。
【図14】図13図示のMOSFETの製造工程を順に
示す断面図。
【図15】本発明の第13実施例に係るサイリスタ構造
を示す断面図。
【図16】従来の高耐圧ダイオードの構造例を示す断面
図。
【符号の説明】
1…高抵抗n型シリコン層、 2…高濃度p型層、 3…高濃度n型層、 4…アノード電極、 5…電極、 6…高濃度n型層、 7…カソード電極、 8、13…高誘電率絶縁体膜、 9、10…シリコン酸化膜、 11…シリコン基板。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭48−17973(JP,A) 特開 昭62−195133(JP,A) 特開 平4−14266(JP,A) 特開 平2−16751(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 29/861 H01L 29/06 301

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】半導体基板の第1導電型高抵抗層に選択的
    に第2導電型高濃度層が設けられ、この第2導電型高濃
    度層から所定距離離れて前記第1導電型高抵抗層に第1
    導電型高濃度層が設けられた構造を持つ半導体素子であ
    って、前記第2導電型高濃度層と前記第1導電型高濃度
    層との間で前記第1導電型高抵抗層の底部に前記基板よ
    り誘電率の大きい絶縁体膜が配設されていることを特徴
    とする高耐圧半導体素子。
  2. 【請求項2】前記絶縁体膜は、前記第2導電型高濃度層
    と前記第1導電型高濃度層との間で分割された複数の部
    分からなることを特徴とする請求項1に記載の高耐圧半
    導体素子。
  3. 【請求項3】前記第1導電型高濃度層と前記第2導電型
    高濃度層とに夫々接続され且つ前記第1導電型高抵抗層
    の底部まで延びる第1電極及び第2電極を具備し、前記
    絶縁体膜は前記第1電極及び前記第2電極の間を繋ぐよ
    うに配設されることを特徴とする請求項1に記載の高耐
    圧半導体素子。
  4. 【請求項4】半導体基板の上面内に形成された第1導電
    型のドレイン層と、 前記ドレイン層から所定距離離れて前記基板の上面内に
    形成された第1導電型のソース層と、 前記ソース層と前記ドレイン層との間に挟まれた前記基
    板の上面内の第2導電型のチャネル領域と、 前記ドレイン層上に配設されたドレイン電極と、 前記ソース層上に配設されたソース電極と、 前記チャネル領域上にゲート絶縁膜を介して設けられた
    ゲート電極と前記ドレイン電極と前記ゲート電極との間
    で前記基板上に配設された、前記基板より誘電率の大き
    い絶縁体膜と、 を具備することを特徴とする高耐圧半導体素子。
  5. 【請求項5】前記基板はシリコンからなり、前記絶縁体
    膜はシリコンの誘電率に比べて5倍以上の誘電率を有す
    ることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の
    高耐圧半導体素子。
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