JP3430221B2 - シート材搬送装置及びこれを備えた画像形成装置 - Google Patents
シート材搬送装置及びこれを備えた画像形成装置Info
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- JP3430221B2 JP3430221B2 JP34934393A JP34934393A JP3430221B2 JP 3430221 B2 JP3430221 B2 JP 3430221B2 JP 34934393 A JP34934393 A JP 34934393A JP 34934393 A JP34934393 A JP 34934393A JP 3430221 B2 JP3430221 B2 JP 3430221B2
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- Japan
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- transfer material
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- forming apparatus
- transfer
- conveying
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- Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
- Controlling Sheets Or Webs (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、とくに画像形成装置
に用いるに適した転写材等のシート材搬送装置及びこれ
を具備する画像形成装置に関するものである。
に用いるに適した転写材等のシート材搬送装置及びこれ
を具備する画像形成装置に関するものである。
【０００２】
【従来技術と解決すべき課題】静電複写機、同プリンタ
などにおける転写済みの転写材を定着部位に搬送する搬
送手段としては、適数本の無端状の搬送ベルトを並置し
て、これに転写材などのシート材をこれに載せて搬送す
るものが従来から広く実用されている。
などにおける転写済みの転写材を定着部位に搬送する搬
送手段としては、適数本の無端状の搬送ベルトを並置し
て、これに転写材などのシート材をこれに載せて搬送す
るものが従来から広く実用されている。
【０００３】このような搬送手段では、搬送手段の適所
に転写材の存否を検知すべく、転写材が存在していると
きにはこれに当接するように検知レバーが配設してある
のが普通である。
に転写材の存否を検知すべく、転写材が存在していると
きにはこれに当接するように検知レバーが配設してある
のが普通である。
【０００４】ところでこの種の搬送手段は、この部分に
転写材がジャムした場合には搬送手段を下方に下降させ
て、操作者が手を入れてジャムした転写材を除去できる
ようなスペースを確保している。
転写材がジャムした場合には搬送手段を下方に下降させ
て、操作者が手を入れてジャムした転写材を除去できる
ようなスペースを確保している。
【０００５】転写材などの存否を検知する検知レバー
は、搬送ベルト上面から突出しているのが普通であるの
で、上述のように搬送ベルトを下降するように構成した
場合、検知レバーの存在によってジャム処理がやりにく
くなったり、検知レバーを損傷するおそれを免れなかっ
た。
は、搬送ベルト上面から突出しているのが普通であるの
で、上述のように搬送ベルトを下降するように構成した
場合、検知レバーの存在によってジャム処理がやりにく
くなったり、検知レバーを損傷するおそれを免れなかっ
た。
【０００６】本発明はこのような事態に対処すべくなさ
れたものであって、ベルト等の搬送部材を、ジャム処理
などのために定位置から退避させる場合には検知部材も
シート載置面から没入して、これが処理の邪魔になった
り損傷することを阻止することを目的とするものであ
る。
れたものであって、ベルト等の搬送部材を、ジャム処理
などのために定位置から退避させる場合には検知部材も
シート載置面から没入して、これが処理の邪魔になった
り損傷することを阻止することを目的とするものであ
る。
【０００７】
【課題を解決する技術手段、その作用】上記の目的を達
成するため、本発明は、走行するシート材搬送部材と、
この上面に突出してシート材の存否を検知する検知部材
と、シート材のジャム処理などのために前記搬送部材を
退避位置に変位させ得るシート材搬送装置において、前
記検知部材を変位可能の前記搬送部材と一体に配設する
とともに、搬送部材が退避位置に移動する際、前記検知
部材を搬送部材のシート材載置面から没入させる手段を
設けてなるシート材搬送装置、または、像担持体上に形
成した可転写トナー像を転写材に転写した後、この転写
材を、搬送装置に載置搬送して定着部位に搬送する画像
形成装置において、前記搬送装置が、走行する転写材搬
送部材と、この上面に突出して転写材の存否を検知する
検知部材と、転写材のジャム処理のために前記搬送部材
を退避位置に変位させ得るとともに、前記検知部材を前
記搬送部材と一体に配設し、前記搬送部材が退避位置に
移動する際前記検知部材を転写材載置面から没入させる
手段を具備してなる画像形成装置である。
成するため、本発明は、走行するシート材搬送部材と、
この上面に突出してシート材の存否を検知する検知部材
と、シート材のジャム処理などのために前記搬送部材を
退避位置に変位させ得るシート材搬送装置において、前
記検知部材を変位可能の前記搬送部材と一体に配設する
とともに、搬送部材が退避位置に移動する際、前記検知
部材を搬送部材のシート材載置面から没入させる手段を
設けてなるシート材搬送装置、または、像担持体上に形
成した可転写トナー像を転写材に転写した後、この転写
材を、搬送装置に載置搬送して定着部位に搬送する画像
形成装置において、前記搬送装置が、走行する転写材搬
送部材と、この上面に突出して転写材の存否を検知する
検知部材と、転写材のジャム処理のために前記搬送部材
を退避位置に変位させ得るとともに、前記検知部材を前
記搬送部材と一体に配設し、前記搬送部材が退避位置に
移動する際前記検知部材を転写材載置面から没入させる
手段を具備してなる画像形成装置である。
【０００８】このように構成することによって、ジャム
処理に際して検知部材を損傷することもなく処理作業の
遂行を容易にすることができる。
処理に際して検知部材を損傷することもなく処理作業の
遂行を容易にすることができる。
【０００９】
【実施例の説明】「図１」は本発明の実施例たる搬送装
置の側面図、「図２」はその一部の構成を記す拡大斜視
図である。画像形成装置内部適所に取着した一対の搬送
フレーム１、１間にわたって架け渡したアイドラー３、
駆動軸２に取着した駆動プーリ４にわたってベルト５が
巻回してある。
置の側面図、「図２」はその一部の構成を記す拡大斜視
図である。画像形成装置内部適所に取着した一対の搬送
フレーム１、１間にわたって架け渡したアイドラー３、
駆動軸２に取着した駆動プーリ４にわたってベルト５が
巻回してある。
【００１０】転写材は図示右方にある画像形成部位（不
図示）でトナー像を担持した転写材が搬送ベルト５の右
端から該ベルトに載置され、不図示の駆動源によって駆
動される駆動軸２、駆動プーリ４によって走行するベル
ト５に沿って左方に進行して不図示の定着部位に搬送さ
れるものとする。
図示）でトナー像を担持した転写材が搬送ベルト５の右
端から該ベルトに載置され、不図示の駆動源によって駆
動される駆動軸２、駆動プーリ４によって走行するベル
ト５に沿って左方に進行して不図示の定着部位に搬送さ
れるものとする。
【００１１】図示の装置の場合、搬送ベルト５は「図
２」に示すように２本のベルト材から形成されており、
その中間間隙部には、ベルトの下方にフォトインタラプ
タ７が配設してあり、これに近接して検知レバー６が揺
動自在に配置してあって検知手段を構成している。この
検知手段は搬送フレーム等適所に固定配置してある。
２」に示すように２本のベルト材から形成されており、
その中間間隙部には、ベルトの下方にフォトインタラプ
タ７が配設してあり、これに近接して検知レバー６が揺
動自在に配置してあって検知手段を構成している。この
検知手段は搬送フレーム等適所に固定配置してある。
【００１２】該検知レバー６は「図３」からわかるよう
に、３本の脚部６ａ、６ｂ、６ｄを具備しており、常態
においては同図に示すように一つの脚部６ａがベルト５
の上面から突出するように重心位置が設定してあり、転
写材が到来したときこれに当接して図示反時計方向に回
動するようになっている。
に、３本の脚部６ａ、６ｂ、６ｄを具備しており、常態
においては同図に示すように一つの脚部６ａがベルト５
の上面から突出するように重心位置が設定してあり、転
写材が到来したときこれに当接して図示反時計方向に回
動するようになっている。
【００１３】また前記レバー６の脚部６ｄは、脚部６ａ
が上記のようにベルト上面から突出する常態において
は、「図３」に示すように、フォトインタラプタ７の間
隙部にあって遮光する位置にある。
が上記のようにベルト上面から突出する常態において
は、「図３」に示すように、フォトインタラプタ７の間
隙部にあって遮光する位置にある。
【００１４】さらに常態においては、検知レバーには脚
部６ｂが設けてあり、該脚部６ｂが画像形成装置内不動
部適所９に近接する位置にあるものとする。
部６ｂが設けてあり、該脚部６ｂが画像形成装置内不動
部適所９に近接する位置にあるものとする。
【００１５】このような構成となっているので、転写材
が搬送ベルト５の図示右方から供給されてベルトに乗っ
て進行すると、これが検知レバー６の脚部６ａに当接し
てこれを傾動し、これとともに脚部６ｂがフォトインタ
ラプタ７の間隙部から離脱して転写材の存在を示すこと
になる。
が搬送ベルト５の図示右方から供給されてベルトに乗っ
て進行すると、これが検知レバー６の脚部６ａに当接し
てこれを傾動し、これとともに脚部６ｂがフォトインタ
ラプタ７の間隙部から離脱して転写材の存在を示すこと
になる。
【００１６】ジャムが発生してこの転写材を除去するた
めに、画像形成装置の蓋を開け、操作レバー等を操作し
てカム８を作動させてベルト５を、駆動軸２側を中心に
回動下降させて、ベルト５上面に操作者が手を挿入でき
るスペースを確保する場合、検知レバー６を含む検知手
段も下降するので、該レバーの脚部６ｂが不動部９に当
接し、ベルト５の下降にともなって該レバー６を反時計
方向に回動させるので、ベルト５上面から突出している
脚部６ａはベルト面下に没入する。
めに、画像形成装置の蓋を開け、操作レバー等を操作し
てカム８を作動させてベルト５を、駆動軸２側を中心に
回動下降させて、ベルト５上面に操作者が手を挿入でき
るスペースを確保する場合、検知レバー６を含む検知手
段も下降するので、該レバーの脚部６ｂが不動部９に当
接し、ベルト５の下降にともなって該レバー６を反時計
方向に回動させるので、ベルト５上面から突出している
脚部６ａはベルト面下に没入する。
【００１７】このように検知レバーの突出脚部が没入し
た状態でジャム処理を遂行できるので、検知手段を破損
することを確実に阻止することができる。作業が終了し
て搬送ベルト等を旧位に復すると検知レバー６も「図
３」に示す位置に帰り、以後転写材を検知できる位置に
戻る。
た状態でジャム処理を遂行できるので、検知手段を破損
することを確実に阻止することができる。作業が終了し
て搬送ベルト等を旧位に復すると検知レバー６も「図
３」に示す位置に帰り、以後転写材を検知できる位置に
戻る。
【００１８】「図４」は本発明の他の実施例を示すもの
である。図示の装置では、前記「図３」に示すものと対
応する部位には同一の符号を付して示してあり、それら
についての説明は省略する。
である。図示の装置では、前記「図３」に示すものと対
応する部位には同一の符号を付して示してあり、それら
についての説明は省略する。
【００１９】この装置においては、検知レバー６に配設
した脚部６ｃに近接して、装置本体内不動部９に設けた
台部１０が設けてあり、搬送ベルト５の下降に従って該
脚部６ｃが前記台部１０に当接して検知レバー６の突出
部６ａをベルト５上面から没入させる。
した脚部６ｃに近接して、装置本体内不動部９に設けた
台部１０が設けてあり、搬送ベルト５の下降に従って該
脚部６ｃが前記台部１０に当接して検知レバー６の突出
部６ａをベルト５上面から没入させる。
【００２０】このように構成することによって、検知レ
バー６を回動させるための装置本体側の不動部９の位置
にかかわらず、適切に検知レバー６を回動させることが
できる。
バー６を回動させるための装置本体側の不動部９の位置
にかかわらず、適切に検知レバー６を回動させることが
できる。
【００２１】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
例えば画像形成装置において、画像形成部位から定着部
位に転写材を搬送する、搬送ベルトによる搬送装置にお
いて、ジャム処理等のために搬送ベルトを下降させて処
理操作のためのスペースを確保する場合、該搬送ベルト
の転写材載置面から転写材の存否を検知する検知部材が
突出しないようにしたから、検知部材の損傷を確実に阻
止でき、作業自体容易且つ迅速に行うことが可能とな
る。
例えば画像形成装置において、画像形成部位から定着部
位に転写材を搬送する、搬送ベルトによる搬送装置にお
いて、ジャム処理等のために搬送ベルトを下降させて処
理操作のためのスペースを確保する場合、該搬送ベルト
の転写材載置面から転写材の存否を検知する検知部材が
突出しないようにしたから、検知部材の損傷を確実に阻
止でき、作業自体容易且つ迅速に行うことが可能とな
る。
【図１】 本発明の実施例を示す搬送装置の要部側面図
【図２】 同上検知部材が存在する部位近傍を示す斜視
図
図
【図３】 同上検知部材が配設してある部位近傍を示す
拡大側面図
拡大側面図
【図４】 他の実施例を示す要部の側面図
３ アイドルローラ
５ 搬送ベルト
６ 検知レバー
７ フォトインタラプタ
９ 装置本体側の不動部
１０ 台部
フロントページの続き
(56)参考文献 特開 昭60−2542（ＪＰ，Ａ)
特開 平７−133038（ＪＰ，Ａ)
特開 昭63−225048（ＪＰ，Ａ)
実開 昭61−38167（ＪＰ，Ｕ)
実開 平２−46771（ＪＰ，Ｕ)
実開 平２−66531（ＪＰ，Ｕ)
(58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名)
B65H 7/00 - 7/20
B65H 43/00 - 43/08
Claims (3)
- 【請求項１】 像担持体上に形成された可転写トナー
像が転写された転写材を載置搬送して定着部位に搬送す
る搬送装置と、搬送中の転写材に当接して回動軸を中心
に回動する、該搬送装置に設けられた検知部材とを有す
る画像形成装置において、 前記搬送装置は、 転写材を搬送する搬送定位置と、この搬送定位置から退
避する退避位置とに移動自在なものであり、 前記検知部材は、転写材に当接する脚部とその他の脚部を有し、且つ、 前記搬送装置が搬送定位置から退避位置へ移動すること
により、前記その他の脚部が画像形成装置の不動部に当
接して回動して、前記当接する脚部が、前記搬送装置の
転写材を載置する載置面から没入するものであることを
特徴とする画像形成装置。 - 【請求項２】 前記検知部材の前記その他の脚部は、
前記搬送装置が退避する退避方向に突出したものであっ
て、前記搬送装置が前記退避位置に移動することによ
り、前記その他の脚部は、画像形成装置内部に当接する
もであることを特徴とする請求項1記載の画像形成装
置。 - 【請求項３】 前記搬送装置は、 転写材を搬送する搬送方向に延びると共にこの搬送方向
に直交する方向に所定距離離れて配置された一対の無端
ベルトの上面に転写材を載置してこの無端ベルトを回転
させることにより転写材を搬送するものであり、 前記検知部材は、 前記一対の無端ベルトの間に配置されたものであること
を特徴とする請求項１又は２に記載の画像形成装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34934393A JP3430221B2 (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | シート材搬送装置及びこれを備えた画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34934393A JP3430221B2 (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | シート材搬送装置及びこれを備えた画像形成装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07196204A JPH07196204A (ja) | 1995-08-01 |
| JP3430221B2 true JP3430221B2 (ja) | 2003-07-28 |
Family
ID=18403136
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP34934393A Expired - Fee Related JP3430221B2 (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | シート材搬送装置及びこれを備えた画像形成装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3430221B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4561805B2 (ja) * | 2007-10-12 | 2010-10-13 | ブラザー工業株式会社 | 画像形成装置 |
| JP6537383B2 (ja) * | 2015-07-14 | 2019-07-03 | キヤノン株式会社 | シート搬送装置および画像形成装置 |
-
1993
- 1993-12-28 JP JP34934393A patent/JP3430221B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH07196204A (ja) | 1995-08-01 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20030320 |
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| R250 | Receipt of annual fees |
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