JP3412428B2 - 電話端末装置 - Google Patents

電話端末装置

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JP3412428B2
JP3412428B2 JP31596296A JP31596296A JP3412428B2 JP 3412428 B2 JP3412428 B2 JP 3412428B2 JP 31596296 A JP31596296 A JP 31596296A JP 31596296 A JP31596296 A JP 31596296A JP 3412428 B2 JP3412428 B2 JP 3412428B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インターネットな
どのデータ通信が可能な電話端末装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年、パーソナルコンピュータが著しく
普及しており、また、モデムを搭載したパーソナルコン
ピュータでのデータ通信も盛んに行われている。
【0003】このようなコンピュータ通信を行うには、
モデムを電話回線に接続し、パーソナルコンピュータか
らコンピュータ通信サービス業者(以下、プロバイダと
称す)に電話をかける。プロバイダのホストコンピュー
タとパーソナルコンピュータが接続されると、次に使用
者のユーザーID及びパスワードをホストコンピュータ
に送信することによってインターネットのワールドワイ
ドウェブ、電子メールなどの利用が可能となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成では、パーソナルコンピュータは、データ通信専
用であり、音声通話ができないという課題があった。
【0005】本発明は、上記従来の課題に鑑み、電話端
末機上で、音声通話及びネットワークとの通信の双方を
行うことができるようになる電話端末装置を提供するこ
とを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は電話通信網との
接続を行う電話通信網インターフェイスと、電話通信網
を介して音声通信を行うための音声通信部と、電話通信
網を介してネットワークとの通信を行うためのネットワ
ーク通信部と、電話通信網インターフェイスに、音声通
信部とネットワーク通信部とのいずれを接続するかを選
択する選択手段とを設けたので、電話端末機上で、音声
通話及びネットワークとの通信の双方を行うことができ
るようになる。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、電話通信網とのインターフェイスを行う電話通信網
インターフェイス手段と、電話通信網との音声による通
話を行う音声通話手段と、電話通信網とのデータ通信を
行うデータ通信手段と、前記音声通話手段と前記データ
通信手段を電話通信網に切り替え接続する切り替え手段
と、電話通信網にダイヤル信号を送出するダイヤル信号
発生手段と、個人の電話番号とデータ通信用の電話番号
と、個人の電子メールの宛先を前記個人の電話番号と対
応づけて記憶した記憶手段と、前記記憶手段に記憶され
た電話番号を表示する表示手段と、電子メールモード若
しくは音声通話モード及び前記記憶手段に記憶された電
話番号を選択する選択手段と、前記選択手段で個人の電
話番号及び電子メールモードを選択した場合には、前記
ダイヤル信号発生手段に前記記憶手段に記憶された前記
データ通信用の電話番号をダイヤルさせ、前記切り替え
手段に前記データ通信手段を電話通信網に接続させた後
前記データ通信手段が前記記憶手段に記憶された電子メ
ールの宛先を送信するよう制御し、前記選択手段で個人
の電話番号及び音声通話モードを選択した場合には、前
記ダイヤル信号発生手段に前記記憶手段に記憶された個
人の電話番号をダイヤルさせ、前記切り替え手段に前記
音声通話手段を前記電話通信網に接続させるよう制御す
る制御手段を備えたことを特徴とするものであり、記憶
手段に記憶された個人宛に電子メールを送信する場合に
は自動的にデータ通信用の電話番号をダイヤルし、デー
タ通信手段を電話通信網に接続し、記憶手段に記憶され
た個人と音声通話をする場合には自動的にその個人の電
話番号をダイヤルして音声通話手段を電話通信網に接続
するという作用を有する。
【0008】
【0009】
【0010】
【0011】
【0012】
【0013】
【0014】
【0015】本発明の請求項に記載の発明は、電話通
信網とのインターフェイスを行う電話通信網インターフ
ェイス手段と、電話通信網との音声による通話を行う音
声通話手段と、電話通信網とのデータ通信を行うデータ
通信手段と、音声通話手段とデータ通信手段を電話通信
網に切り替え接続する切り替え手段と、電話通信網にダ
イヤル信号を送出するダイヤル信号発生手段と、個人の
電話番号とデータ通信用の電話番号並びに電話番号に関
連した名称情報を記憶した記憶手段と、記憶手段に記憶
された名称情報又は電話番号と名称情報を表示する表示
手段と、電子メールモード若しくは音声通話モード及び
記憶手段に記憶された電話番号若しくは名称情報を選択
する選択手段と、選択手段で個人の電話番号若しくは名
称情報及び電子メールモードを選択した場合には、ダイ
ヤル信号発生手段に記憶手段に記憶されたデータ通信用
の電話番号をダイヤルさせ、切り替え手段にデータ通信
手段を電話通信網に接続させるよう制御し、選択手段で
個人の電話番号若しくは名称情報及び音声通話モードを
選択した場合には、ダイヤル信号発生手段に記憶手段に
記憶された個人の電話番号をダイヤルさせ、切り替え手
段に音声通話手段を電話通信網に接続させるよう制御す
る制御手段を備えたことを特徴とするものであり、記憶
手段に電話番号とそれに関連した名称情報を記憶し、表
示手段にその名称情報を表示することにより、選択手段
による選択が容易になるという作用を有する。
【0016】以下、本発明の実施の形態について、図面
を参照しながら説明する。 (実施の形態1)図1は本発明の一実施の形態に於ける
電話端末装置の構成図である。
【0017】図1に於て、1は電話回線から入力される
ベル信号を検出するベル信号検出手段、2は電話回線の
閉結開放を行う電話回線インターフェイス手段、3はベ
ル信号と共に電話回線から入力される発呼者の電話番号
データを検出する電話番号検出手段、4は電話回線から
入力される音声信号及び電話回線に送出される音声信号
を増幅する音声信号増幅手段、5はプロバイダのホスト
コンピュータと電話回線を介してコンピュータ通信を行
うモデム、6はダイヤル信号を発生して電話回線に送出
するダイヤル信号発生手段、7は電話回線を介して音声
通話を行うハンドセット、8はハンドセットを持たずに
通話を可能とするスピーカホン回路、9は可聴信号を拡
声するスピーカ、10は音声信号を電気信号に変換する
マイク、11はデジタル信号をアナログ信号に変換する
D/A変換手段、12はアナログ信号をデジタル信号に
変換するA/D変換手段、13はホストコンピュータか
ら送信されるデータ並びに情報入力手段14から入力さ
れるデータを表示する表示手段、14はキーボード、ダ
イヤルボタンを含む情報入力手段、15はホストコンピ
ュータから送信されるデータ、情報入力手段14から入
力されるデータ、並びに電話番号情報などを記憶するR
AM、16は本装置の動作を制御するプログラムが記憶
されたROM、17は画像信号取り込み手段、18、1
9、20、21はスイッチ、22は本装置をROM16
に記憶されたプログラムに従って制御する制御手段であ
り、マイクロコンピュータにより構成されている。
【0018】以上のように構成された電話端末装置につ
いて、以下その動作を説明する。まず、図2に従って電
話回線から着信があった場合について説明する。
【0019】電話回線からベル信号が入力されると、ベ
ル信号検出手段1がこれを検出し、制御手段22に出力
する(ステップ101)。制御手段22は呼出信号をス
ピーカ9に出力し、スピーカ9からベル音を発生する
(ステップ102)。
【0020】また、ベル信号とベル信号の間で発呼者の
電話番号データが入力されると、電話番号検出手段3が
このデータを検出し、制御手段22に出力する。制御手
段22は表示手段13に発呼者の電話番号を表示させる
(ステップ104)。もし電話番号を検出できない場合
は、電話番号データが入力されなかったことを表示手段
13に表示させる。
【0021】次に本装置の使用者がベル音に応答してハ
ンドセットを取り上げるか、情報入力手段14を操作し
てスピーカホンをオンにすると(ステップ105)、制
御手段22は、スイッチ21をa側に接続し、ハンドセ
ットが取り上げられた場合は、スイッチ20をa側、ス
ピーカホンがオンにされた場合はスイッチ20をb側に
接続すると共に、電話回線インターフェイス手段2に電
話回線を閉結させる(以下、電話回線を閉結させる操作
をオフフック操作という)。
【0022】そして表示手段13に表示されている発呼
者の電話番号に応答済みを示す情報を付加してRAM1
5に記憶させる(ステップ106)。
【0023】電話回線インターフェイス手段2が電話回
線を閉結することによって、発呼者と使用者の通話状態
となり(ステップ107)、ハンドセット通話の場合
は、電話回線から入力された音声信号は、電話回線イン
ターフェイス手段2、スイッチ21、音声信号増幅手段
4、スイッチ20を経由してハンドセット7のレシーバ
ーから出力される。また、ハンドセット7のマイクから
入力された音声信号は、電話回線から入力された音声信
号と逆の経路で電話回線に送出される。スピーカホン通
話の場合は、スイッチ20がb側、スイッチ18と19
がa側に切り替えられ、スピーカホン回路8を介してス
ピーカホン通話が可能となる。
【0024】次に、通話が終了して使用者がハンドセッ
トを本装置に戻すか、スピーカホンをオフにすると(ス
テップ108)、制御手段22は電話回線インターフェ
イス手段2を制御し、電話回線を開放させる(以下、電
話回線を開放する操作をオンフック操作という)。ステ
ップ105で使用者がオフフック操作をしないまま、ベ
ル信号の入力が終了すると(ステップ109)、制御手
段22は、発呼者の電話番号に応答無しを示すデータを
付加してRAM15に記憶させる(ステップ110)。
【0025】次に使用者が電話をかけて音声通話、並び
にコンピュータ通信を行う場合について図3、図4、図
5を参照しながら説明する。
【0026】まず、使用者が情報入力手段14を操作し
て電子電話帳表示モードにすると(ステップ201)、
制御手段22は、RAM15に対で記憶されている相手
先名と電話番号あるいは相手先名だけを表示手段13に
表示させる。
【0027】ここで、電子電話帳機能について説明す
る。RAM15には、相手先名、電話番号、相手先が個
人であるかプロバイダであるかを示す情報並びに個人で
ある場合は、コンピュータ通信の電子メールの宛先であ
るユーザーIDが1組として複数組記憶されている。ま
た、相手先がプロバイダの場合は、プロバイダの電話番
号と使用者のユーザーID並びにパスワードが1組とし
て記憶されている。情報入力手段14を操作して電子電
話帳表示モードにすると、これらの情報が表示手段13
に表示される。
【0028】次に情報入力手段14から表示手段13に
表示されているカーソルを移動させて相手先名もしくは
電話番号を選択すると(ステップ202)、選択先がプ
ロバイダであるか、個人であるかをRAM15に記憶さ
れた情報により判断する(ステップ203)。
【0029】相手先が個人である場合、制御手段22は
表示手段13に電子メールを送信するか音声通話を行う
かを選択させる画面を表示させる。使用者が音声通話を
選択(ステップ204)若しくはなにも選択しないでオ
フフック操作をすると(ステップ205)、選択された
相手先の電話番号をダイヤル信号発生手段6に送出させ
(ステップ206)、相手先との通話状態、すなわちハ
ンドセットによる通話、若しくはスピーカホンによる通
話状態とする(ステップ207)。
【0030】なお、スイッチ18、19、20、21は
ハンドセット通話、スピーカホン通話の場合に応じて前
述のように切り替えられている。通話が終了して使用者
がオンフック操作をすると(ステップ208)、制御手
段22は電話回線インターフェイス手段2に電話回線を
開放させる。
【0031】ステップ202で相手先として個人を選択
した後、ステップ204で電子メール送信モードを選択
し、電話回線閉結指示、すなわちオフフック操作を行う
と(ステップ209)、制御手段22は電話回線インタ
ーフェイス手段2に電話回線を閉結させ、スイッチ21
をb側に切り替える。
【0032】次にRAM15からプロバイダの電話番号
を読み出しダイヤル信号発生手段6からその電話番号を
送出させる(ステップ210)。次にプロバイダのホス
トコンピュータからデータ通信信号をモデム5が受信す
ると(ステップ211)、ダイヤルされたプロバイダの
電話番号に使用者のユーザーIDとパスワードが設定さ
れているか制御手段22が判断し(ステップ212)、
設定されていない場合、表示手段13にユーザーIDと
パスワードの入力モードであることを示す画面を表示さ
せる(ステップ213)。
【0033】この画面に従って、使用者が情報入力手段
14から自分のユーザーIDとパスワードを入力すると
(ステップ214)、制御手段22は、モデム5にユー
ザーIDとパスワードを送信させる(ステップ21
5)。ステップ212でRAM5にプロバイダの電話番
号と使用者のユーザーIDとパスワードが1組で設定さ
れていると判断すると、制御手段22はこのユーザーI
Dとパスワードをモデム5に自動的に送信させる(ステ
ップ215)。
【0034】ホストコンピュータでのユーザーIDとパ
スワード照合の照合処理が終了すると、制御手段22
は、ステップ202で選択した相手先宛に電子メールが
予め作成されているか判断し(ステップ216)、作成
されていない場合、モデム5から電子メールモードを要
求する信号をホストコンピュータに送信すると共に、表
示手段13に電子メールの作成画面を表示させる(ステ
ップ217)。
【0035】使用者が情報入力手段14から電子メール
のテキスト情報を入力すると(ステップ218)、この
情報が表示手段13に表示されると共にRAM15に記
憶される。そしてテキスト情報の入力が終了して情報入
力手段14から電子メールの送信を指示すると、制御手
段22はモデム5からこの電子メールとステップ202
で選択した相手先名もしくは電話番号と1組として記憶
されているユーザーIDをホストコンピュータに送信さ
せる(ステップ219)。
【0036】ここで、電子メールは、テキスト情報ばか
りではなく、音声情報や画像情報も送信することが可能
であり、これらの情報を組み合わせて送信することも可
能である。音声情報を送信する場合は、ステップ217
の電子メールの作成画面で音声メールを選択すると、制
御手段22はスイッチ19をb側に切り替えマイク10
を動作状態にする。
【0037】ここで使用者が音声を発するとマイク10
がアナログの電気信号に変換し、A/D変換手段12が
デジタル信号に変換して制御手段22に出力する。制御
手段22はこの信号をRAM15に記憶させ、使用者が
情報入力手段14からの送信指示を検出すると、モデム
5からRAM15に記憶された音声情報を送出させる
(ステップ219)。
【0038】また、画像情報を送信する場合は、使用者
が画像メールを選択すると、制御手段22は画像信号取
り込み手段17を動作状態とし、使用者が取り込み指示
をした時の画像を取り込みデジタル信号に変換して制御
手段22に出力する。なお、画像信号取り込み手段は、
カメラであってもスキャナーであってもよい。制御手段
22は、この画像情報をRAM15に記憶させ、使用者
が情報入力手段14からの送信指示を検出すると、モデ
ム5からRAM15に記憶された画像情報を送出させる
(ステップ219)。
【0039】更に、電子メールは、プロバイダに電話を
かける前に予め作成しておくことも可能である。この場
合、情報入力手段14から電子メール作成モードを指示
すると、制御手段22は、表示手段13に電子メール作
成画面を表示させる。
【0040】使用者は情報入力手段14、マイク10、
画像信号取り込み手段17から情報を入力して、電子メ
ールを作成する。そして、作成の終了を指示すると、次
に表示手段13にRAM15に記憶されている相手先名
と電話番号を表示させる。使用者が情報入力手段14か
らカーソルを移動させて、作成した電子メールの宛先で
ある相手先名もしくは電話番号を選択すると、制御手段
22は入力された電子メールを相手先名もしくは電話番
号と関連づけてRAM15に記憶させる。
【0041】このように電子メールが予め作成された状
態で、使用者がこの電子メールを送信する場合は、ステ
ップ202でこの電子メールの宛先である相手先を選択
する。
【0042】以下、ステップ203からステップ215
までの動作はステップ202で個人を選択して電子メー
ルを送信する場合の動作と同様であるが、ステップ21
6で予め電子メールがこの相手先宛に作成されているの
で、制御手段22はモデム5から電子メール送信要求信
号を送出した後、RAM15に記憶されている電子メー
ルと相手先のユーザーIDをモデムから送信させる(ス
テップ219)。
【0043】電子メールの送信が終了するとデータ通信
モードとなり(ステップ220)、情報入力手段14か
らの操作により、ワールドワイドウェブに接続すること
も可能となる。データ通信が終了し、使用者がオンフッ
ク操作をすると(ステップ221)、制御手段22は電
話回線インターフェイス手段2を制御し、電話回線を開
放させる。
【0044】次にステップ202で使用者が相手先とし
てプロバイダを選択した場合について説明する。この場
合、ステップ203で相手先がプロバイダであると判断
され、ステップ222で電話回線の閉結を指示すると、
制御手段22は電話回線インターフェイス手段2に電話
回線を閉結させ、スイッチ21をb側に切り替える。
【0045】次にRAM15から選択されたプロバイダ
の電話番号を読み出しダイヤル信号発生手段6からその
電話番号を送出させる(ステップ223)。
【0046】次にプロバイダのホストコンピュータから
データ通信信号をモデム5が受信すると(ステップ22
4)、この電話番号に使用者のユーザーIDとパスワー
ドが設定されているか制御手段22が判断し(ステップ
225)、設定されていない場合、表示手段13にユー
ザーIDとパスワードの入力モードであることを示す画
面を表示させる(ステップ226)。
【0047】この画面に従って、使用者が情報入力手段
14から自分のユーザーIDとパスワードを入力すると
(ステップ227)、制御手段22は、モデム5にユー
ザーIDとパスワードを送信させる(ステップ22
8)。
【0048】ステップ225でRAM5にプロバイダの
電話番号と使用者のユーザーIDとパスワードが1組で
設定されていると判断すると、制御手段22はユーザー
IDとパスワードを自動的に送信させる(ステップ22
8)。ホストコンピュータでユーザーIDとパスワード
照合が終了すると、データ通信モードとなる(ステップ
220)。
【0049】その後、オンフック操作が行なわれると通
信終了となる(ステップ221)。ここで、使用者宛の
電子メールがホストコンピュータに登録されている場合
について説明する。
【0050】使用者宛の電子メールがホストコンピュー
タに登録されていると、ホストコンピュータから送信さ
れるデータにより、制御手段22は表示手段13に使用
者宛の電子メールが登録されていることを示す情報を表
示させる。この情報により使用者が、情報入力手段から
電子メールのダウンロードを指示すると、ホストコンピ
ュータに登録されている電子メールが送信され、モデム
5が受信して制御手段22に出力する。
【0051】制御手段22は、RAM15に受信した電
子メールを記憶させると共に受信した電子メールがテキ
ストデータあるいは画像データである場合には、表示手
段13に受信したテキストデータあるいは画像データを
表示させる。また、受信した電子メールが音声データの
場合には、スイッチ18をb側に切り替えてD/A変換
手段11、スピーカホン回路8を介してスピーカ9より
出力させる。
【0052】以上のように本実施の形態によれば、デー
タ通信時にはモデムを電話回線に接続し、音声通話の場
合は音声通話用のハンドセット若しくはスピーカホン回
路を電話回線に接続することによって、データ通信と音
声通話が可能となる。
【0053】また、個人を選択して電子メールの送信を
指示するか、音声通話の指示をするかによって、自動的
にプロバイダの電話番号をダイヤルするか、個人の電話
番号をダイヤルするかを切り替えるので、データ通信機
能を備えた電話端末装置の使い勝手が向上するという効
果が生じる。
【0054】また、個人を選択して電子メールモードに
した場合には、その個人の名称や電話番号と対応して記
憶されているユーザーIDを自動的に送信するので、使
用者が改めてユーザーIDを入力する必要がないという
効果を生じる。
【0055】更に、表示手段には、個人名が表示される
ので、電話をかける際の選択が容易であるという効果が
ある。
【0056】なお、送信するために予め作成した電子メ
ール及び受信した電子メールは、RAM15に記憶され
るとしたが、これは、本装置にハードディスク装置、光
磁気ディスク装置あるいは他の記憶装置を設け、これに
記憶させるようにしてもよい。
【0057】
【発明の効果】本発明は電話通信網との接続を行う電話
通信網インターフェイスと、電話通信網を介して音声通
信を行うための音声通信部と、電話通信網を介してネッ
トワークとの通信を行うためのネットワーク通信部と、
電話通信網インターフェイスに、音声通信部とネットワ
ーク通信部とのいずれを接続するかを選択する選択手段
とを設けたので、1台の電話端末装置において、ネット
ワーク及び音声通話の双方の通信を行うことができるよ
うになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に於ける電話端末装置の
構成図
【図2】本発明の一実施の形態に於ける電話端末装置の
動作を示すフローチャート
【図3】本発明の一実施の形態に於ける電話端末装置の
動作を示すフローチャート
【図4】本発明の一実施の形態に於ける電話端末装置の
動作を示すフローチャート
【図5】本発明の一実施の形態に於ける電話端末装置の
動作を示すフローチャート
【符号の説明】
1 ベル信号検出手段 2 電話回線インターフェイス手段 3 電話番号検出手段 4 音声信号増幅手段 5 モデム 6 ダイヤル信号発生手段 7 ハンドセット 8 スピーカホン回路 9 スピーカ 10 マイク 11 D/A変換手段 12 A/D変換手段 13 表示手段 14 情報入力手段 15 RAM 16 ROM 17 画像信号取り込み手段 18、19、20、21 スイッチ 22 制御手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04M 1/00 H04M 1/24 - 1/62 H04M 1/66 - 1/82 H04M 11/00 - 11/10

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電話通信網とのインターフェイスを行う電
    話通信網インターフェイス手段と、 電話通信網との音声による通話を行う音声通話手段と、 電話通信網とのデータ通信を行うデータ通信手段と、 前記音声通話手段と前記データ通信手段を電話通信網に
    切り替え接続する切り替え手段と、 電話通信網にダイヤル信号を送出するダイヤル信号発生
    手段と、 個人の電話番号とデータ通信用の電話番号と、個人の電
    子メールの宛先を前記個人の電話番号と対応づけて記憶
    した記憶手段と、 前記記憶手段に記憶された電話番号を表示する表示手段
    と、 電子メールモード若しくは音声通話モード及び前記記憶
    手段に記憶された電話番号を選択する選択手段と、 前記選択手段で個人の電話番号及び電子メールモードを
    選択した場合には、前記ダイヤル信号発生手段に前記記
    憶手段に記憶された前記データ通信用の電話番号をダイ
    ヤルさせ、前記切り替え手段に前記データ通信手段を電
    話通信網に接続させた後前記データ通信手段が前記記憶
    手段に記憶された電子メールの宛先を送信するよう制御
    し、 前記選択手段で個人の電話番号及び音声通話モードを選
    択した場合には、前記ダイヤル信号発生手段に前記記憶
    手段に記憶された個人の電話番号をダイヤルさせ、前記
    切り替え手段に前記音声通話手段を前記電話通信網に接
    続させるよう制御する制御手段とから構成されることを
    特徴とする電話端末装置。
  2. 【請求項2】電話通信網とのインターフェイスを行う電
    話通信網インターフェイス手段と、電話通信網との音声
    による通話を行う音声通話手段と、電話通信網とのデー
    タ通信を行うデータ通信手段と、前記音声通話手段と前
    記データ通信手段を電話通信網に切り替え接続する切り
    替え手段と、電話通信網にダイヤル信号を送出するダイ
    ヤル信号発生手段と、個人の電話番号とデータ通信用の
    電話番号並びに前記電話番号に関連した名称情報を記憶
    した記憶手段と、前記記憶手段に記憶された名称情報又
    はその電話番号と名称情報を表示する表示手段と、電子
    メールモード若しくは音声通話モード及び前記記憶手段
    に記憶された電話番号若しくは名称情報を選択する選択
    手段と、前記選択手段で個人の電話番号若しくは名称情
    報及び電子メールモードを選択した場合には、前記ダイ
    ヤル信号発生手段に前記記憶手段に記憶された前記デー
    タ通信用の電話番号をダイヤルさせ、前記切り替え手段
    に前記データ通信手段を電話通信網に接続させるよう制
    御し、前記選択手段で個人の電話番号若しくは名称情報
    及び音声通話モードを選択した場合には、前記ダイヤル
    信号発生手段に前記記憶手段に記憶された個人の電話番
    号をダイヤルさせ、前記切り替え手段に前記音声通話手
    段を電話通信網に接続させるよう制御する制御手段とか
    ら構成されることを特徴とする電話端末装置。
  3. 【請求項3】前記記憶手段は、個人の電子メールの宛先
    であるユーザーIDを前記個人の電話番号若しくは名称
    情報とを対応づけて記憶しており、前記ダイヤル信号発
    生手段がデータ通信用の電話番号を送出した場合には、
    前記データ通信手段が前記記憶手段に記憶されたユーザ
    ーIDを送信することを特徴とする請求項記載の電話
    端末装置。
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