JP3411257B2 - 出荷貨物の一括集配代行支援システム - Google Patents

出荷貨物の一括集配代行支援システム

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JP3411257B2 JP2000190646A JP2000190646A JP3411257B2 JP 3411257 B2 JP3411257 B2 JP 3411257B2 JP 2000190646 A JP2000190646 A JP 2000190646A JP 2000190646 A JP2000190646 A JP 2000190646A JP 3411257 B2 JP3411257 B2 JP 3411257B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は、全国各地に散在
する不特定多数の出荷元からの貨物出荷を集中管理して
業務を行う通信販売業者や産地直販業者やサイバーモー
ルなどの事業者が、ショップや農家等の出荷元に注文し
て製品や産物等を調達し、その注文品を事業者又はその
ユーザが希望する届先へ配送する業務を支援するシステ
ムに関する。特に、その顧客たる事業者から注文品の出
荷依頼を受けると、事業者に代って、最寄りの貨物集荷
店から出荷元へ出向いて集荷し、貨物配達店を経由して
届先へ配送する出荷貨物の一括集配代行支援システムに
関する。
【0002】
【従来の技術】 従来、この種の通信販売業者や産地直
販業者などの事業者は、そのユーザから電話やインター
ネットを利用して製品や産物の注文を受けた場合、通
常、取引先の出荷元に対し注文書を書き起こしてファク
スで配信する一方、物流業者の輸送受付窓口に対し、出
荷元から製品等を出荷するよう依頼する出荷指示書を書
き起してファクスで配信している。
【0003】輸送受付窓口では、出荷指示を受けると、
出荷指示書に貨物の集配に必要な事項を書き足し、出荷
元に最寄の貨物集荷店に、そのFAX番号を調べてファ
クスで転送し、貨物集荷店では、このファックスを見な
がら、送り状を手書きし或いは記録装置に手入力して作
成し、その送り状を持参して出荷元に出向き、出荷貨物
を集荷して事業者又はそのユーザが希望する届先へと配
送している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】 ところが、従来、上
述のように出荷地が各地に分散している貨物の出荷を受
託する場合、物流業者側では、その都度、輸送受付窓口
にて、出荷依頼内容に基づいて、出荷貨物毎に集配に必
要な事項を書き足したりして多数枚もの集荷指示書を、
改めて手作業でいちいち作成する必要があり、それだけ
煩わしく面倒で、事務処理に多くの労力を費やすことに
なる。そのため転記ミスも生じやすく、転記ミスをなく
すべく事務作業を慎重に進めると、それだけ時間を要し
効率が悪くなる。また、輸送受付窓口から全国各地の貨
物集荷店へ向け、逐一出荷指示のファックス配信を行う
必要があり、それだけ事務作業に時間と労力が必要にな
るという課題があった。
【0005】一方、事業者側では、そのユーザから、注
文商品の出荷指示から途中の輸送中継を経て届先への配
達完了に至る物流経過情報について照会を求められる
と、その都度、物流業者の輸送受付窓口に対し電話など
で問合せを行う必要があり、それだけ事業者にとって面
倒であるとともに、物流業者を介して物流経過情報の収
集が行われるため、ユーザの照会に対する回答に時間を
要し、顧客サービスに欠けるという課題があった。
【0006】そこで、本発明の目的は、上述のような従
来の課題を解決し、出荷地が各地に分散している事業者
から注文商品の出荷指示を受けたとき、その出荷指示に
関する事務処理を削減して集配事務処理作業の効率を上
げるとともに、出荷指示から途中の輸送中継を経て届先
への配達完了に至る物流経過情報の照会に対し、手間な
く迅速に且つ的確に応答して顧客サービスを向上させる
一括集配代行支援システムを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】 そこで、上記目的を達
成すべく、本発明による出荷貨物の一括集配代行支援シ
ステムは、ユーザのクライアント端末と、全国各地に散
在する不特定多数の出荷元からユーザが求める注文品を
調達する事業局のデータ処理端末と、物流業者側に設置
した物流中央処理局のホストコンピュータと、輸送受付
窓口である出荷データ処理局の出荷データ処理端末と、
貨物集 荷局の集荷データ処理端末と、貨物配達局の輸送
経過データ処理端末とを、相互にデータ送受信可能にコ
ンピュータネットワークで結び、事業局のデータ処理端
末から注文番号で識別して注文品である出荷貨物の出荷
指示を出荷データ処理端末が受けると、事業局に代っ
て、最寄りの貨物集荷局から出荷元へ出向いて出荷貨物
を一括集荷し、貨物配達局を経由して所定の届先へ配送
処理する出荷貨物の一括集配代行支援システムであっ
て、前記出荷データ処理端末は、事業局単位に登録され
た顧客別データや出荷元に関するデータのほか、出荷貨
物毎に適用運賃を定めた運賃料金テーブルを格納する業
務用データベースと、出荷貨物単位に収集する一件別出
荷データを格納する出荷別データベースとを接続し、事
業局のデータ処理端末から出荷指示を受けると、その出
荷指示内容に応じて業務用データベースを検索し顧客別
データなどを読み出して出荷貨物毎に出荷元に最寄の貨
物集荷局を割り出すと共に、運賃料金テーブルを検索し
て適用運賃を割り出し、出荷貨物単位に一件別データを
生成する一方、出荷元が多数ある場合は運賃料金を考慮
して最も近距離の出荷元を選択し、出荷元から出荷貨物
を集配するに必要十分な物流指示データに加工して生成
するデータ処理装置からなり前記ホストコンピュータ
は、前記出荷データ処理端末から受信する物流指示デー
タを振り分けて最寄の貨物集荷局へ配信する通信制御機
能を有し、出荷指示から途中の輸送中継を経て届先への
配達完了に至る出荷貨物の物流経過情報を全て収集し、
その物流照会に対し応答可能に集中管理するデータ処理
手段からなることを特徴とする。
【0008】本発明は、前記出荷データ処理端末は、
荷日単位で出荷元別に出荷リストを編集する一方、のし
指定やプレゼント梱包など前記事業局からの出荷指示に
応じて所望の作業指示情報を付加すると共に、季節や天
候などに応じて出荷元を変更する指示変更情報を受ける
と作業指示情報を更新し、出荷貨物の集荷作業に必要な
作業指示書発行データを生成して前記出荷別データベー
スに格納するデータ登録機能を有するに構成するとよ
い。
【0009】
【発明の実施の形態】 以下、図面を参照しつつ、本発
明による一括集配代行支援システムの実施の形態につい
て説明する。
【0010】図1に、本発明による一括集配代行支援シ
ステムの全体構成の一例を示す。この一括集配代行支援
システムでは、物流中央処理局Aを中心として、その物
流中央処理局A、出荷データ処理局B、貨物集荷局C、
貨物配達局D並びに事業局Xを通信回線網イで接続し、
相互にデータ送受信可能にネットワークが構築されてい
る。この例では、さらに事業局Xは、出荷データ処理局
Bとも通信回線ロで接続され、物流中央処理局Aとの間
と同様に、出荷データ処理局Bとの間でもEDI(電子
データ交換)システムにてデータ交換可能に構成されて
いる。
【0011】事業局Xは、全国各地に散在する不特定多
数の個人・法人を含む出荷元からの製品や産物など貨物
出荷を集中管理して業務を行う事業者で、通信販売業者
・産地直販業者・サイバーモール・サイバーショップな
どが考えられる。そのほか、各種メーカーの修理品や下
取品のコールセンタ、メーカの部材調達部門、流通業者
の商材調達部門なども広く含まれる。
【0012】この事業局Xは、図1中符号Yで示すユー
ザから、郵便や電話やファックスやインターネットなど
情報伝達手段1を利用して製品や産物などの購買申込み
を受けると、全国各地にある取引先の、図中符号Zで示
す農家ベンダーや家電ショップ等のほか、個人を含む
出荷元に対し注文してユーザYの求める注文品を調達す
る。そして、この注文品の出荷を物流業者に依頼し、物
流業者が顧客の事業局Xに代って、出荷元Zへ出向いて
出荷貨物(注文品)を集荷し、ユーザYの希望する届先
(図中符号Eで示す)へ配送する。このため、事業局X
には、たとえば出荷元Zに注文書を送信するファクシミ
リのほかに、少なくとも注文品の物流経過情報を処理す
るパーソナルコンピュータからなるデータ処理端末2を
備える。
【0013】一方、物流業者側における出荷データ処理
局Bは、輸送受付窓口として、全国に、たとえば1箇所
設置され、電話のほかに、少なくともパーソナルコンピ
ュータからなる出荷データ処理端末3と、出荷データ処
理端末3で処理したデータを格納・管理するデータベー
ス4を備える。
【0014】出荷データ処理端末3は、出荷指示を識別
するための事業局X独自の注文番号を含めて事業局Xか
ら送られる出荷指示内容を、出荷依頼貨物を集配するに
必要十分な物流指示データに加工して生成するデータ処
理装置である。
【0015】データベース4は、業務用データベース4
aと出荷別データベース4bからなり、業務用データベ
ース4aに、予め登録された事業局X単位に生成して収
集される様々な顧客データのほか、貨物集荷局Cに関す
るデータ・出荷元Zに関するデータ・運賃料金テーブル
などが格納されている。出荷別データベース4bには、
出荷貨物単位に生成して収集される一件別出荷データが
格納される。
【0016】したがって、出荷データ処理端末3は、業
務用データベース4aから、たとえば顧客データなどを
読み出し、出荷貨物毎に出荷元Zに最寄の貨物集荷局C
を割り出したり、運送料金テーブルを検索して適用運賃
を割り出したりして一件別出荷データを生成し、出荷別
データベース4bに格納できるようになっている。
【0017】さらに、出荷データ処理端末3は、事業局
Xからの出荷指示内容に基づいて、集荷依頼元名・届先
名・集荷日時・荷物品名などを表記した「送り状発行デ
ータ」を生成し、出荷別データベース4bに格納するデ
ータ登録機能を有する。また、集荷日単位で出荷元Z別
に出荷リストを編集し、必要な場合は、事業局Xからの
出荷指示に応じ、のし指定やプレゼント用梱包など作業
指示情報を付加して「作業指示書発行データ」を生成
し、出荷別データベース4bに格納するデータ登録機能
を有する。なお、出荷データ処理端末3は、季節や天候
などに応じて出荷元Zを変更するなど、事業局Xから、
随時、出荷に関する指示変更情報が寄せられるが、その
都度、かかる作業指示情報を更新して出荷別データベー
ス4aに格納するようになっている。
【0018】物流中央処理局Aは、ホストコンピュータ
5を備え、これを出荷データ処理局Bと貨物集荷局Cと
貨物配達局D並びに事業局Xに各々備えるデータ処理端
末との間で、相互にデータ送受信可能に通信回線網イで
接続し、出荷指示から途中の輸送中継を経て届先Eへの
配達完了に至る出荷貨物の物流経過情報を、全て収集し
て集中管理する構成になっている。そして、出荷データ
処理端末3から受信する物流指示データをホストコンピ
ュータ5で振り分けて最寄の貨物集荷局Cへ配信する通
信制御機能を併有している。
【0019】貨物集荷局Cは、出荷貨物の集荷情報の地
方処理局として全国各地に設置され、それぞれに集荷用
車両6と発送用車両7を備えるとともに、出荷貨物の集
荷情報を処理するパーソナルコンピュータ8aやプリン
タ8bなどからなる集荷データ処理端末8を備える。ま
た、集荷担当ドライバが所持する携帯端末9を備える。
【0020】データ処理端末8のパーソナルコンピュー
タ8aは、物流指示データの配信をホストコンピュータ
5から受けると、たとえば(1)送り状発行データに対
応して送り状毎に固有に付与される送り状番号を符合さ
せる送り状登録機能を有する。そして、送り状発行デー
タに基づいて送り状の内容をプリンタ8bで印字して送
り状を作成できるように構成されている。
【0021】また、パーソナルコンピュータ8aは、物
流指示データの配信を受けると、(2)出荷貨物に関す
る送り状番号と事業者の注文番号を符合させる番号登録
機能を有し、それら注文番号と送り状番号をデータ上で
ひも付けしてホストコンピュータ5へ返信する構成にな
っている。さらに、(3)作業指示書発行データに基づ
き作業指示書をプリンタ8bでプリントアウトして作成
できるように構成されている。
【0022】貨物配達局Dは、貨物集荷局Cと届先E間
の輸送ルート途中にあって、全国各地に配達中継営業所
として設置され、それぞれに配達用車両10を備えると
ともに、貨物集荷局Cと届先Eとの間の輸送経過情報を
処理するパーソナルコンピュータからなる輸送経過デー
タ処理端末11を備える。また、配達担当ドライバが所
持する携帯端末12を備える。
【0023】なお、上述した一括集配代行支援システム
の例では、図2に示すように、物流中央処理局Aにウェ
ブサーバ15を備える。事業局XのユーザYに備えるク
ライアント端末16を、インターネットNを利用し、事
業局Xのウェブサイトからのリンクでホストコンピュー
タ5に接続すると、出荷貨物に固有の注文番号および送
り状番号に基づいてホストコンピュータ5から出荷貨物
の物流経過情報を読み出し、ユーザYからの照会に直接
応答できるように構成されている。ユーザYのクライア
ント端末16としては、インターネットに接続可能な端
末であれば、携帯電話やPHSを用いてモバイル接続す
る場合のほか、所謂Iモード接続方式を用いて直接イン
ターネットに接続できる携帯電話も含まれる。
【0024】さて、上述した一括集配代行支援システム
では、出荷元Zから注文品の出荷貨物を出荷すべく、事
業局Xから指示を受けると、図3に示すような手順を経
て一括集配される。事業局Xからの出荷指示は、通常、
事業局Xとの電子データ交換(EDI)を利用し、一括
してインターネットで行われるが、場合によっては、フ
ァックス送信によっても行える。フロッピーディスクや
MO等の媒体を用いて出荷指示を行うこともできる。以
下、この出荷指示を受けた出荷貨物の集配ステップを、
図1〜図3を参照して説明する。
【0025】まず、出荷指示を受けると、出荷データ処
理局Bにて出荷申込みの一括受付が行われ(S1)、そ
の出荷指示内容に応じて業務用データベース4aを検索
し、顧客データなどから出荷指示内容を加工し、出荷元
Zから出荷貨物を集配するために必要十分な物流指示デ
ータを生成する(S2)。
【0026】つまり、出荷データ処理端末3によって業
務用データベース4aから、たとえば顧客データなどを
読み出し、出荷貨物毎に出荷元Zに最寄の貨物集荷局C
を割り出したり、運送料金テーブルを検索して適用運賃
を割り出したりして一件別出荷データを生成し、逐次、
これを出荷別データベース4bに格納する(S2a)。
出荷元の決定に当たって、同種の出荷貨物を扱うチェー
ン店などが出荷元Zとして多数ある場合は、運送料金を
考慮してその中で最も近距離の出荷元Zを選択すること
もできる。
【0027】また、「送り状発行データ」を生成して出
荷別データベース4bに格納し(S2b)、さらに、集
荷日単位で出荷元Z別に出荷リストを編集し、必要な場
合は、事業局Xからの指示に応じて、のし指定やプレゼ
ント用梱包など所望の作業指示情報を付加して「作業指
示書発行データ」を生成し、出荷別データベース4bに
格納する(S2c)。
【0028】次いで、出荷データ処理局Bでは、生成さ
れた物流指示データを物流中央処理局Aのホストコンピ
ュータ5へ伝送する(S3)。
【0029】ホストコンピュータ5では、出荷データ処
理端末3から受信する物流指示データを、貨物集荷局C
ごとに整理して記憶するとともに、各貨物集荷局Cに振
り分けて配信する(S4)。
【0030】貨物集荷局Cでは、物流指示データの配信
を受けると、送り状発行データに応じてプリンタ8bで
送り状番号を印字して送り状を作成する。これにより、
貨物集荷局Cで事務担当者が集荷依頼情報をいちいち手
書きして多数枚もの送付状を作成する手間がなくなる。
一方、出荷元Zでも、送り状にいちいち必要事項を手書
きで記入する手間もなくなる。
【0031】また、貨物集荷局Cでは、作業指示書発行
データに応じてパーソナルコンピュータ8aで作業指示
書を出力してディスプレイ上で確認する。その場合、必
要に応じプリンタ8aで作業指示書をプリントアウトす
る(S5)。
【0032】一方、出荷貨物に関する送り状番号と、事
業局Xの注文番号をデータ上でひも付けしてホストコン
ピュータ5へ返信し(S5a)、随時、該当分を出荷デ
ータ処理局bへ転送する(S5b)。
【0033】その後、貨物集荷局Cでは、集荷担当者が
送り状を持参して最寄の出荷元Zに出向き、出荷貨物の
集荷を行う(S6)。そして、携帯通信端末9に送り状
番号を入力し、集荷データ処理端末8のパーソナルコン
ピュータ8aに読み込ませて集荷発送登録を行い、その
集荷発送登録データをホストコンピュータ5へ返信する
(S7)。
【0034】集荷完了後、発送用車両7で出荷貨物を発
送して貨物配達局Dまで輸送する(S8)。そして、貨
物配達局Dから配達用車両10で輸送し、届先Eの場所
に応じて、他の貨物配達局を中継して届先Eまで配送す
る(S9)。届先Eは、贈答品のような場合に、ユーザ
の場所でない場合がある。貨物配達局Dでは、随時、携
帯端末12を介して輸送中継情報を入力し、輸送経過デ
ータ処理端末11に読み込ませて通過点登録などの輸送
経過登録を行う(S9a)。
【0035】そして、届先Eにて、出荷貨物を引き渡
し、その受取りに代えて送り状の受領印欄に受領印やサ
インなどの受領記録を受けて配達を完了する(S1
0)。このとき、配達担当ドライバは、所持した携帯端
末12で配達完了情報を入力して配達完了登録を行うと
ともに、配達完了登録データを、貨物配達局Dの輸送経
過データ処理端末11に読み込ませる。すると、配達完
了登録データは、輸送経過データ処理端末11を経由し
て通信回線網イにて物流中央処理局Aへ送信され、配達
処理を終える(S10a)。
【0036】配達完了登録データは、ホストコンピュー
タ5のデータベースに他の物流経過データとともに蓄積
される。物流中央処理局Aには、この配達完了登録デー
タだけでなく、出荷データ処理局Bでの出荷指示の受付
情報のほか、貨物集荷局Cでの集荷発送登録データや送
り状番号登録データ、各貨物配達局Dでの輸送経過登録
データなど、出荷指示から配達完了に至る物流経過情報
が通信回線網イを通してリアルタイムに送信され、ホス
トコンピュータ5のデータベースに蓄積される。物流中
央処理局Aは、これら全ての物流経過情報を、その照会
に対し応答できるように整理して集中管理する。
【0037】一方、事業局X側において物流経過情報の
照会を、インターネットを利用して行う場合は、データ
処理端末2から物流中央処理局Aのウェブサーバ15へ
アクセスし、ウェブサイト上の操作手順に従い、たとえ
ば注文番号単位でオーダー履行現況を照会する。する
と、注文番号に対応する送り状番号をキーに、ホストコ
ンピュータ5のデータベースから最新の物流経過情報が
読み出され、ウェブサイト上に回答が表示される。事業
局X側は、随時、このウェブサイトを見るだけで詳細な
物流経過情報を簡単に確認することができる。未だ物流
経歴を発生していない場合は、出荷指示の受付確認情報
や出荷予定日情報が回答される。
【0038】ユーザYから、物流経過情報の照会をイン
ターネットを利用して行う場合は、事業局Xのウェブサ
イトに設定される情報照会画面へアクセスすれば、事業
局Xのウェブサイトからのリンクにより、物流中央処理
局Aのウェブサーバ15を介してホストコンピュータ5
のウェブサイトに入り、上述したと同様な手順で、デー
タベースから最新の物流経過情報が読み出され、照会に
対する回答が表示される。したがって、ユーザ側でも、
同様に、注文品に係る詳細な物流経過情報を、簡単にウ
ェブサイト上で直接確認することができる。
【0039】なお、事業局X側から、出荷データ処理局
Bに対し、電話やファクシミリやインターネットを利用
して同様に物流経過の照会を求められた場合には、ホス
トコンピュータ5から送信されてデータベース4に予め
格納された物流経過データを読み出し、出荷データ処理
端末3にて出力すれば、出荷データ処理局Bからでも簡
単に応答することができる。
【0040】ところで、上述した一括集配代行支援シス
テムにおいて、出荷データ処理局Bのデータ処理端末3
は、事業局Xからの出荷指示内容に基づいて、出荷貨物
に関する「納品書発行データ」を生成し、出荷別データ
ベース4bに格納するデータ登録機能を備える構成にす
ることもできる。そして、出荷データ処理局Bからホス
トコンピュータ5を介して物流指示データの配信を受け
ると、貨物集荷局Cにて、集荷データ処理端末8により
納品書発行データを出力して納品書を作成できるように
構成されている。
【0041】したがって、貨物集荷局Cにて、事業局X
に代って納品書が作成され、出荷貨物を集荷するとき出
荷元Zに渡すことができる。
【0042】また、以上の一括集配代行支援システムで
は、貨物集荷局Cにて、ホストコンピュータ5から送り
状発行データの配信を受けると、データ処理端末8を用
いて送り状毎に固有の送り状番号を送り状発行データに
符合させ、送り状の内容をプリンタ8bで印字して送り
状を作成する例を示した。しかし、本発明では、出荷デ
ータ処理局Bにて、その出荷データ処理端末3により、
予め送り状番号を付与した送り状発行データを生成し、
貨物集荷局Cでは、ホストコンピュータ5を介して該送
り状発行データの配信を受けると、固有の番号をもたな
い送り状用紙に、そのまま自動的に送り状番号を印字し
て送り状を作成する構成にすることもできる。
【0043】これによって、貨物集荷局Cにおける送り
状番号の入力作業が省略されるとともに、送り状のプリ
ントエラーや貼付ミスの発生が原因で送り状再発行処理
をい行う場合に紐付け漏れが発生するおそれを排除する
ことができる。
【0044】
【発明の効果】 上述のように構成した本発明によれ
ば、次のような効果が得られる。
【0045】請求項1に記載の発明によれば、従来のよ
うに輸送受付窓口にて、事務担当者が出荷依頼内容に必
要な事項を書き足したりして多数枚の集荷指示書を手作
業でいちいち作成する手間がなくなり、全国各地の貨物
集荷店へ逐一出荷指示のファックス配信を行う手間も解
消され、それだけ事務処理の労力と時間が大幅に削減さ
れ、その結果、出荷貨物の集配事務処理作業の効率を著
しく向上させることができる。
【0046】また、事務担当者が多数枚の集荷指示書を
手作業でいちいち作成する必要がないため、記載事項の
転記ミスのおそれもなくし、転記ミスによる集配業務上
の行き違いなどトラブルの発生を確実に防止することも
できる。
【0047】さらに、事業局に対し、ホストコンピュー
タから出荷貨物の物流経過情報をリアルタイムに提供す
ることができ、一方、事業者側も、ユーザから、注文商
品の物流経過情報について照会を求められたとき、その
都度、物流業者の輸送受付窓口に問合せを行う必要がな
く、簡単に、迅速且つ的確に応答することができ、著し
く顧客サービスを向上させることができる。
【0048】請求項2に記載の発明によれば、出荷元の
変更や、のし指定やプレゼント用梱包のような配送形態
の指定など、事業局から随時受ける出荷に関する要望に
的確に応えて、自動的に作業指示情報を貨物集荷方へ伝
達することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一括集配代行支援システムの全体構
成を示すブロック図である。
【図2】 インターネットを利用して物流経過情報の照
会を受ける場合の構成を説明するブロック図である。
【図3】 出荷申込みから配達完了に至る集配ステップ
を示すフローチャートである。
【符号の説明】
A 物流中央処理局 B 出荷データ処理局 C 貨物集荷局 D 貨物配達局 E 届先 X 事業局 Y ユーザ Z 出荷元 1 情報伝達手段 2 事業局のデータ処理端末 3 出荷データ処理端末 4 データベース 5 ホストコンピュータ 8 集荷データ処理端末 11 輸送経過データ処理端末 15 ウェブサーバ 16 クライアント端末 イ 通信回線網
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 木村 公一 東京都千代田区外神田3丁目12番9号 日本通運株式会社内 (72)発明者 北村 竹浩 東京都千代田区外神田3丁目12番9号 日本通運株式会社内 (56)参考文献 特開 平11−139540(JP,A) 特開 平11−184913(JP,A) 物流情報,社団法人日本物流団体連合 会,1999年 9月,第1巻,第1号, p.28−31 マテリアル フロー,流通研究社, 1998年 7月,第39巻,第7号,p.10 −14 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65G 1/137 B65G 61/00 G06F 17/60

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ユーザのクライアント端末と、全国各地
    に散在する不特定多数の出荷元からユーザが求める注文
    品を調達する事業局のデータ処理端末と、物流業者側に
    設置した物流中央処理局のホストコンピュータと、輸送
    受付窓口である出荷データ処理局の出荷データ処理端末
    と、貨物集荷局の集荷データ処理端末と、貨物配達局の
    輸送経過データ処理端末とを、相互にデータ送受信可能
    にコンピュータネットワークで結び、事業局のデータ処
    理端末から注文番号で識別して注文品である出荷貨物の
    出荷指示を出荷データ処理端末が受けると、事業局に代
    って、最寄りの貨物集荷局から出荷元へ出向いて出荷貨
    物を一括集荷し、貨物配達局を経由して所定の届先へ配
    送処理する出荷貨物の一括集配代行支援システムであっ
    て、前記出荷データ処理端末は、事業局単位に登録された顧
    客別データや出荷元に関するデータのほか、出荷貨物毎
    に適用運賃を定めた運賃料金テーブルを格納する業務用
    データベースと、出荷貨物単位に収集する一件別出荷デ
    ータを格納する出荷別データベースとを接続し、事業局
    のデータ処理端末から出荷指示を受けると、その出荷指
    示内容に応じて業務用データベースを検索し顧客別デー
    タなどを読み出して出荷貨物毎に出荷元に最寄の貨物集
    荷局を割り出すと共に、運賃料金テーブルを検索して適
    用運賃を割り出し、出荷貨物単位に一件別データを生成
    する一方、出荷元が多数ある場合は運賃料金を考慮して
    最も近距離の出荷元を選択し、出荷元から出荷貨物を集
    配するに必要十分な物流指示データに加工して生成する
    データ処理装置からなり前記ホストコンピュータは、前記出荷データ処理端末か
    ら受信する物流指示データを振り分けて最寄の貨物集荷
    局へ配信する通信制御機能を有し 、出荷指示から途中の
    輸送中継を経て届先への配達完了に至る出荷貨物の物流
    経過情報を全て収集し、その物流照会に対し応答可能に
    集中管理するデータ処理手段からなることを特徴とす
    る、出荷貨物の一括集配代行支援システム。
  2. 【請求項2】 前記出荷データ処理端末は、集荷日単位
    で出荷元別に出荷リ ストを編集する一方、のし指定やプ
    レゼント梱包など前記事業局からの出荷指示に応じて所
    望の作業指示情報を付加すると共に、季節や天候などに
    応じて出荷元を変更する指示変更情報を受けると作業指
    示情報を更新し、出荷貨物の集荷作業に必要な作業指示
    書発行データを生成して前記出荷別データベースに格納
    するデータ登録機能を有することを特徴とする、請求項
    1に記載の出荷貨物の一括集配代行支援システム。
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Title
マテリアル フロー,流通研究社,1998年 7月,第39巻,第7号,p.10−14
物流情報,社団法人日本物流団体連合会,1999年 9月,第1巻,第1号,p.28−31

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