JP3410386B2 - リターダ装置 - Google Patents

リターダ装置

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  • Closing And Opening Devices For Wings, And Checks For Wings (AREA)
  • Pivots And Pivotal Connections (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はリターダ装置、特に
自動車のグローブボックスの閉蓋用のリターダ装置に関
する。より詳細には、本発明のリターダ装置は2つの相
対動作する部材の間に介在させて前記部材の回転動作を
制御、制動するようにしたリターダ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】相対的に回転自在に設けられた2つの部
材間の相対回転動作を所定の速度以下に保持するために
リターダ装置が必要となることがある。こうした適用例
の最も一般的な例は自動車のグローブボックスの蓋また
は閉蓋である。例えば、ロックがクリック式に開く場
合、閉蓋はバネにより自動的に開くことがある。ユーザ
が閉蓋を押し閉じるときにバネ力が印加される。この場
合、リターダ装置により、閉蓋がバネ力により急激に開
くことを防止する。また、ユーザが閉蓋を持ち上げて開
き、閉蓋を所定の位置にてクリック式に係止する構成の
場合、閉蓋が、その自重により或いは反対方向へのバネ
力のために、急激に閉鎖位置に落下することをリターダ
装置により防止している。
【0003】こうした問題は、ユーザの安全を害するか
もしれない開放方向と閉鎖方向の一方または両方への急
激な回転動作を、リターダ装置をヒンジまたは可動部材
に連結して制動、制御することにより解決されている。
リターダ装置は、実質的に2つの形式がある。1つは、
摩擦機構(通常の機構)であり、一般的にバネにより付
勢された2つの摩擦部材を具備している。この摩擦部材
は、回転動作する間に発生したエネルギの一部により、
摩擦部材間の摩擦力に打ち勝たなければならず、これに
より、移動部材に印加された力または移動部材の加速度
が低減される。他の形式は、1または複数の歯車を移動
部材に連結し、該歯車をシリコーンオイル等の高粘性流
体中に浸漬した流体装置である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記2つの形式のリタ
ーダ装置には多くの欠点がある。先ず、高価で大きく、
何れもヒンジ装置と一体化することができない。更に、
摩擦装置は機械的に複雑であり、信頼性が低く、損耗し
やすい。流体装置には漏れの問題があり、また、周囲温
度が流体の密度に影響して移動速度の低減度合いが変化
するために、その性能が変化する。
【0005】本発明は、安価に製造され、小型で、ヒン
ジ装置と一体化でき、信頼性が高くて、周囲温度の変化
の影響を受けないリターダ装置を提供することを目的と
している。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本発明
は、ヒンジ軸を中心として相対的に回転可能に連結され
た2つの部材の間に介挿される自動車の客室ヒンジのリ
ターダ装置において、前記回転可能に連結された2つの
部材が自動車の客室ヒンジを形成しており、前記リター
ダ装置が、前記部材の一方に取り付けられ前記ヒンジ軸
と実質的に同心に配置された実質的に円筒形状のサポー
ト部材と、締り嵌めにて前記サポート部材に装着され、
前記回転可能に連結された2つの部材の他方に向かって
延びる2つの半径腕をその両端部に有するコイルバネ
と、前記2つの部材の他方の両側部に形成され、前記バ
ネの腕が係合する保持座とを具備し、前記2つの部材が
前記ヒンジ軸を中心として相対的に回転することによ
り、前記サポート部材への前記バネの締り嵌めの締め代
が低減される方向に前記バネが変形し、前記回転自在に
連結された部材の回転動作が遅くなることを特徴とする
リターダ装置を要旨とする。
【0007】前記サポート部材は、好ましくは、円筒形
状の表面を有するピンにより形成されており、前記コイ
ルバネは、変形していないとき、前記コイルバネにより
規定される螺旋の内径が前記ピンの円筒表面の直径より
も小さくなっており、前記円筒表面に締り嵌めにて装着
される。
【0008】従って、2つの部材が相対的に回転すると
き、保持座の両側面に、ピンの表面の側方部位の接線方
向に対して常に平行に、係合する前記バネの2つの腕の
一方または他方(その回転方向により決定される)が、
トルクの反作用を受けて、コイルバネにより規定される
螺旋の直径が増加する。
【0009】バネが緩むと、バネはピンに対する摩
のために非常にゆっくりと回転し、2つの部材間の相対
回転動作を遅らせる。この制動作用は、コイルバネを形
成するピアノ線の直径、および、自由状態にあるコイル
バネの巻線の内径と、バネを装着するピンの外径の間の
差、つまり、締め代の比に比例する。
【0010】本発明による装置は非常に簡単な構成を有
し、安価に製造可能で、かつ、工具を用いて拡開、変形
させ、ピンにコイルバネを単に嵌合させるだけで簡単に
組み立て可能である。また、ヒンジ装置のヒンジ軸を規
定するピンにバネを装着することにより簡単にヒンジ装
置と一体化することが可能である。周囲温度の影響を受
けず、漏れの問題を生じることがなく、高い信頼性を備
えたリターダ装置が提供される。
【0011】バネを装着するピンは円筒形である必要は
なく、バネの変形と回転が可能であれば角柱状、楕円形
であってもよい。
【0012】
【発明の実施の形態】図1、2を参照すると、リターダ
装置1は、部材2、3の間に介挿されている。部材2、
3は、ヒンジ軸4を中心として相対的に回転自在に連結
されている。リターダ装置は、前記2つの部材の回転
動作に対抗して、これを遅延させる。部材2、3は相対
動作可能な2つの部材、例えば、自動車のグローブボッ
クスの開口部を閉じる閉蓋と、前記開口部を形成する静
止部材とすることができる。部材2、3は、また、前記
閉蓋と静止部材とを連結するヒンジの一部、または、リ
ターダ装置の一部を形成していてもよい。この場合、部
材2、3は、ピン5によりヒンジ軸4を中心として相対
的に回転可能なヒンジの可動部材と、静止部材とにより
形成される。
【0013】リターダ装置1は、部材2、3の一方、図
示する実施形態では、部材3により保持されるサポート
部材11と、サポート部材11に装着されたコイルバネ
12と、部材2に形成された少なくとも1つの保持座1
5とを具備している。コイルバネ12は2つの半径腕1
3、14を具備している。半径腕13、14は他方の部
材、本実施形態では部材2の方へ突出しており、部材2
の反対の側面において保持座15に係合している。
【0014】図示する実施形態では、部材2は、後述す
るように、ヒンジ軸4を中心として回転する回動部材で
ある。更に、図示する実施形態では、サポート部材11
は、ヒンジ軸4と同心に設けられた円筒表面20を有す
る実質的に円筒形のピンにより形成されている。軸方向
に延び対称をなすあらゆる形状のサポート部材が円筒ピ
ン11と同様に作用することは言うまでもない。
【0015】バネ12は円筒面20に装着されており、
所定直径の円形断面を有するピアノ線21を所定回数コ
イル状に巻き付けて形成されている。コイルバネ12
は、自由状態において、ピン11の円筒表面20よりも
小さな直径を有している。
【0016】ピン11は、ピン11の両端23、24に
平坦面22により欠切、形成された角柱部を、部材3に
対応形状に形成された座25に嵌合させることにより、
部材3に連結される。ピン11は、好ましくは、プラス
チック材料から一体成形され、或いは、金属材料から形
成されている。
【0017】腕13、14は、バネ12の各先端部から
形成されており、部材2の平面(図2ではAにて指示さ
れている)を横断することなく、保持座15の各側面2
8、29に着座している。もっとも単純な構成では、腕
13、14のための保持座15は、単に部材2に穴とし
て形成された側面28、29にて形成されている。代替
的に、1または複数の保持座15に対して(破線で略示
する)、部分的に側面28、29にて形成される凹所ま
たは適当な形状を部材2に形成してもよい。
【0018】何れの実施形態においても面28、29は
ピン11の表面20の側方部位の接線方向に対して平行
に配設されており、図2において矢印にて示すように、
部材2、3が相対的に回転したときに、ヒンジ軸4を中
心とする2つの回転方向の何れの方向にも相対位置関係
を保ったまま回転できるようになっている。時計回りの
方向に回転すると、面29が腕14と係合してこれを回
転させ、反時計回りの方向に回転する場合には、面28
が腕13と係合してこれを回転させる。
【0019】図示する実施形態では、回転自在に連結さ
れヒンジ装置10を形成する2つの部材2、3はピン5
により互いに連結され、ピン5は周知の方法にて部材2
に連結されている。ピン5は、また、ヒンジ軸4を定義
する。ピン5は、ピンまたはサポート部材11と同心に
装着されている。従って、サポート部材11は実質的に
中空円筒形状を呈しており、ピン5に対して回転自在と
なっており、かつ、部材2が回転するとき部材3に対し
ては静止している。ピン5を(例えば、ピンまたはサポ
ート部材11の一部に形成することにより)静止さ
、部材2をピン5に対して回転できるように連結して
もよい。
【0020】何れの場合でも、既述した構成により、リ
ターダ装置1(およびリターダヒンジ装置10全体)が
以下のように作用する。通常は、バネ12はピン11を
中心としてしっかりと巻設されており、従って、両者間
における回転が防止される。
【0021】部材2が、ユーザの手操作により、或い
は、電動手段により力を受けることにより、若しくは、
その自重にて、図2において矢印で示す2つの回転方向
の何れかの方向にヒンジ軸4を中心として回転し始める
と、休止状態において面28、29に係合している腕1
3、14の一方が、前記回転動作により部材2と共に回
転する。従って、回転方向によって腕13、14の一方
に部材2からトルクが伝達される。伝達されるトルク
は、回転角度に直接的に比例しており、また、伝達され
るトルクのためにコイルバネ12により形成される螺旋
の直径が増加する。
【0022】換言すれば、回転方向に従い腕13または
14に伝達されるトルクのために、コイルバネ12が変
形し、サポート部材11とバネ12との間の干渉または
締め代が減少し、バネ12が形成する螺旋が開いて、バ
ネ12はピン11に対して部材2と共に回転可能とな
る。然しながら、部材2に作用するエネルギの大部分
は、バネ12を弾性変形させて回転さるために消費さ
れしまい、部材2の回転動作は、従前バネとサポート
部材の間の締め代の程度、および、バネ12により吸収
されるねじれのバネ力の大きさに直接比例して散逸さ
れ、部材2の回転動作が遅くなる。
【0023】また、例えば、円筒形の座内に締り嵌めに
てコイルバネを配設し、前記座から腕を突出させ、該腕
を移動部材に連結して、相対的に回転する間、前記腕に
バネ力によるトルクを印加して、コイルバネの螺旋の直
径を小さくするようにしても同様の効果が得られる。然
しながら、既述した好ましい実施形態の方が組立が容易
であることは明らかである。
【図面の簡単な説明】
【図1】ヒンジ装置と一体化した本発明実施形態による
リターダ装置の側面図である。
【図2】図1のリターダ装置の断面図である。
【符号の説明】
1…リターダ装置 2…部材 3…部材 4…ヒンジ軸 5…ピン 10…ヒンジ装置 11…サポート部材 12…コイルバネ 13…コイルバネの腕 14…コイルバネの腕
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E05D 11/08

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヒンジ軸を中心として相対的に回転可能
    に連結された2つの部材の間に介挿される自動車の客室
    ヒンジのリターダ装置において、前記回転可能に連結さ
    れた2つの部材が自動車の客室ヒンジを形成しており、
    前記リターダ装置が、 前記部材の一方に取り付けられ前記ヒンジ軸と実質的に
    同心に配置された実質的に円筒形状のサポート部材と、 締り嵌めにて前記サポート部材に装着され、前記回転可
    能に連結された2つの部材の他方に向かって延びる2つ
    の半径腕をその両端部に有するコイルバネと、 前記2つの部材の他方の両側部に形成され、前記バネの
    腕が係合する保持座とを具備し、 前記2つの部材が前記ヒンジ軸を中心として相対的に回
    転することにより、前記サポート部材への前記バネの締
    り嵌めの締め代が低減される方向に前記バネが変形し、
    前記回転自在に連結された部材の回転動作が遅くなるこ
    とを特徴とするリターダ装置。
  2. 【請求項2】 前記サポート部材は、円筒形状の表面を
    有するピンにより形成されており、前記コイルバネは、
    変形していないとき、前記コイルバネにより規定される
    螺旋の内径が前記ピンの円筒表面の直径よりも小さくな
    っており、前記円筒表面に締り嵌めにて装着されている
    ことを特徴とする請求項1に記載のリターダ装置。
  3. 【請求項3】 前記ピンの両端を平坦に切り欠いて角柱
    状部を形成し、前記回転可能に連結された2つの部材の
    うち前記サポート部材を取り付けた部材に相補形の嵌合
    座を形成し、両者を嵌合させることにより前記ピン
    、前記回転可能に連結された2つの部材のうち前記サ
    ポート部材を取り付けた部材に対して相対的に回転しな
    いように連結されていることを特徴とする請求項2に記
    載のリターダ装置。
  4. 【請求項4】 前記ピンがプラスチック材料から一体成
    形され、または、金属材料から形成されており、前記コ
    イルバネが所定直径の断面を有するピアノ線を螺旋状に
    巻くことにより形成されていることを特徴とする請求項
    2または3に記載のリターダ装置。
  5. 【請求項5】 前記腕が、前記バネの端部を屈曲するこ
    とにより形成され、前記保持座の面に対して係合し、前
    記保持座の面は、表面の側方部位の接線方向に対して平
    行に配設されており、前記相対的に回転自在に連結され
    た部材が何れかの方向に相対的に回転したときに、前記
    腕の少なくとも一方にトルクが印加され、前記コイルバ
    ネにより規定される螺旋の直径が増加することを特徴と
    する請求項2から4の何れか1項に記載のリターダ装
    置。
  6. 【請求項6】 前記相対回転自在に連結された2つの部
    材が、前記ヒンジピンを形成すると共にヒンジ軸を規定
    し実質的に円筒形状の前記サポート部材に同心状に挿入
    されたピンにより連結されていることを特徴とする請求
    項1から5の何れか1項に記載のリターダ装置。
  7. 【請求項7】 自動車の客室ヒンジのリターダ装置にお
    いて、 前記部材の一方に取り付けられ前記ヒンジ軸と実質的に
    同心に配置された実質的に円筒形状のサポート部材と、 締り嵌めにて前記サポート部材に装着され、前記回転可
    能に連結された2つの部材の他方に向かって延びる2つ
    の半径腕をその両端部に有するコイルバネと、 前記2つの部材の他方の両側部に形成され、前記バネの
    腕が係合する保持座とを具備し、 前記2つの部材が前記ヒンジ軸を中心として相対的に回
    転することにより、前記サポート部材への前記バネの締
    り嵌めの締め代が低減される方向に前記バネが変形し、
    前記回転自在に連結された部材の回転動作が遅くなるこ
    とを特徴とするリターダ装置。
  8. 【請求項8】 ヒンジ軸を中心として相対的に回転可能
    に連結された可動部材と静止部材の間に介挿されるリタ
    ーダ装置において、 前記静止部材に取り付けられ前記ヒンジ軸と実質的に同
    心に配置された実質的に円筒形状のサポート部材と、 締り嵌めにて前記サポート部材に装着され、前記可動部
    材に向かって延びる2つの半径腕をその両端部に有する
    コイルバネと、 前記可動部材の両側部に形成され、前記バネの腕が係合
    する保持座とを具備し、 前記可動部材が前記ヒンジ軸を中心として回転すること
    により、前記サポート部材への前記バネの締り嵌めの締
    め代が低減される方向に前記バネが変形することを特徴
    とするリターダ装置。
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