JP3405576B2 - 熱剥離性フィルム及び剥離方法 - Google Patents

熱剥離性フィルム及び剥離方法

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JP3405576B2 JP30715593A JP30715593A JP3405576B2 JP 3405576 B2 JP3405576 B2 JP 3405576B2 JP 30715593 A JP30715593 A JP 30715593A JP 30715593 A JP30715593 A JP 30715593A JP 3405576 B2 JP3405576 B2 JP 3405576B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、金属、ガラス、繊維、
紙、プラスチックなどの各種の被着体に対して高い接着
力を示すとともに、加熱により被着体から剥離できる熱
剥離性フィルム、およびこのフィルムから被着体を剥離
する剥離方法に関する。
【0002】
【従来の技術】熱接着性フィルムは、簡便性と高い作業
性及び接着強度を有する。そのため、熱接着性フィルム
は、広い分野、例えば、自動車の組立てにおける各種部
品の接着、アパレル分野における繊維の接着、弱電分野
における塗料鋼板やプラスチック板の接着、包装容器へ
のラベルの接着などに利用されている。また、熱接着性
フィルムは、溶剤系接着剤や水性接着剤にみられる問題
点がないため、その需要は益々増大している。すなわ
ち、溶剤系接着剤は、作業環境を低下させるとともに環
境汚染をもたらし、水系接着剤は、乾燥速度及び接着強
度の発現に時間を要し、生産性が低下する。
【0003】一方、近年、環境保護及び省資源の観点か
ら、各種製品の再資源化の必要性が叫ばれている。この
ため、接着剤により接着した2つの被着体を、使用後に
効率よく分離する技術が確立できれば有用である。しか
し、溶剤系接着剤や水系接着剤のみならず熱接着性フィ
ルムは、本来、被着体を強固に接着させる目的で用いら
れる。そのため、高い接着強度と、被着体の分離を両立
させることは困難である。特に、熱接着性フィルムは、
その接着強度が高いので、接着剤層から被着体を分離す
ることが極めて困難である。さらに、同種又は異種の2
つの被着体を接着させる場合には、被着体に対する接着
剤層の剥離面を制御できず、被着体を選択的に剥離さ
せ、被着体を再利用するのが困難である。また、2つの
被着体の剥離には大きな外力を必要とするだけでなく、
剥離させたとしても、被着体に接着剤が付着し、被着体
の再利用性が損なわれる。
【0004】特開平2−274783号公報には、熱膨
脹性マイクロカプセルと粘着剤とを含む組成物を基材に
塗布し、加熱により前記マイクロカプセルを熱膨脹させ
て、含気泡粘着剤層を形成した感圧粘着テープが開示さ
れている。この粘着テープは、プリント基板の非メッキ
部のマスクに際して、プリント基板の凹凸面への密着性
を高め、メッキ液の侵入を防止できる。しかし、前記先
行文献には、加熱によりマイクロカプセルを膨脹させ
て、基板との密着性を高めることを目的とするだけでな
く、加熱により被着体を剥離させることについては開示
されていない。また、粘着テープは、表面保護などを目
的とし、紙やフィルム等の基材層の一方の面に粘着剤層
を形成しているので、2つの被着体を接着させることが
できない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、高い接着強度で被着体を接着できると共に、加熱に
より被着体を容易に剥離できる熱剥離性フィルム及び剥
離方法を提供することにある。
【0006】本発明の他の目的は、被着体を選択的に剥
離できる熱剥離性フィルム及び剥離方法を提供すること
にある。
【0007】
【発明の構成】本発明者らは、前記目的を達成するため
鋭意検討の結果、熱接着性樹脂と熱膨張性マイクロカプ
セルを含有する接着層を有するフィルムを用いると、大
きな外力を作用させることなく、前記マイクロカプセル
の加熱膨張力を利用して、接着層から被着体を容易に剥
離できることを見いだし、本発明を完成した。
【0008】すなわち、本発明の熱剥離性フィルムは、
熱接着性樹脂を含む接着性ポリマー層と、熱膨張性マイ
クロカプセル及び熱接着性樹脂を含む熱剥離層との2層
で構成されており、接着性ポリマー層及び熱剥離層の熱
接着性樹脂はオレフィン系ポリマー、ポリエステル及び
ポリアミドから選択された少なくとも一種であり、前記
熱接着性樹脂の融点は40〜150℃であり、接着性ポ
リマー層の熱接着性樹脂の融点は、熱剥離層の熱接着性
樹脂の融点よりも高い。また、前記熱膨張性マイクロカ
プセルの発泡温度は前記熱剥離層の熱接着性樹脂の融点
よりも15〜100℃高い。
【0009】また、本発明の剥離方法では、前記の熱剥
離性フィルムの接着性ポリマー層に第1の被着体が接着
し、熱剥離層に第2の被着体が接着した構造物におい
て、熱剥離層の熱膨張性カプセルの発泡温度以上の温度
に加熱し、熱剥離層と第2の被着体とを剥離させる。
【0010】なお、本明細書において、「フィルム」と
は、当業者においてシートと称されることのある実質的
に平らな全ての構造物をも含む意味に用いる。「融点」
とは、熱示差走査熱量計(DSC)を用い、JIS K
7121に準じて、10±1℃/分の昇温速度で測定
したときの融解ピーク温度(Tpm)を意味する。さら
に、「発泡温度」とは、熱膨脹性マイクロカプセルが熱
膨脹を開始する温度を意味する。
【0011】本発明のフィルムは、複数の層で構成さ
れ、一方の面に接着性ポリマー層が形成され、他方の面
に、熱接着性を有し、かつ加熱により膨脹する熱剥離層
が形成されている。
【0012】接着性ポリマー層は、成膜可能で、被着体
に対して高い接着強度を示す種々のポリマーを含んでい
る。このようなポリマーには、熱可塑性接着剤、熱硬化
性接着剤、重合型接着剤、光硬化型接着剤、感圧型接着
剤などの種々の接着剤を構成するポリマーが含まれ、ホ
ットメルト型などの無溶媒系接着剤、溶剤型接着剤、水
系接着剤、エマルジョン系接着剤であってもよい。
【0013】熱可塑性接着剤のポリマーとしては、例え
ば、酢酸ビニル系ポリマー、エチレン−酢酸ビニル系ポ
リマー、ビニルアルコール系ポリマー、ポリビニルアセ
タール、ポリビニルブチラール、ポリビニルエーテルな
どのビニル系ポリマー;エチレン−アクリル酸エチル共
重合体;アクリル系ポリマー;酢酸ビニル−(メタ)ア
クリル酸エステル共重合体;無水マレイン酸系共重合
体;ポリアミド;ポリエステル;熱可塑性ポリウレタ
ン;シリコーン系ポリマー;天然ゴム、ポリイソブチレ
ン、ニトリルゴム、クロロプレンゴム、スチレン−フタ
ジエン共重合体、スチレン−アクリロニトリル共重合
体、スチレン−ブタジエン−アクリロニトリル共重合体
などのゴム系ポリマーなどが例示される。熱硬化性接着
剤のポリマーとしては、例えば、アミノ樹脂、フェノー
ル樹脂、エポキシ樹脂、ポリウレタン、不飽和ポリエス
テル、熱硬化性アクリル樹脂などが挙げられる。重合型
接着剤には、例えば、多官能性(メタ)アクリレート及
びオリゴマーなどが含まれ、光硬化型接着剤には、多官
能性(メタ)アクリレート及びオリゴマー、エポキシ
(メタ)アクリレート、ポリエステル(メタ)アクリレ
ート、ポリウレタン(メタ)アクリレートなどが含まれ
る。感圧型接着剤のポリマーには、ポリビニルエーテ
ル、アクリル系ポリマー、シリコーン系ポリマー、前記
ゴム系ポリマーなどが例示される。これらのポリマーは
単独で使用してもよく、二種以上併用して複合型接着剤
として使用してもよい。
【0014】接着性ポリマー層に含まれるポリマーは、
被着体の種類に応じて適宜選択できる。また、接着性ポ
リマー層は、溶剤型接着剤、水系接着剤、エマルジョン
系接着剤て構成されていてもよいが、作業性、環境汚染
の抑制などの観点から、感圧型接着剤、ホットメルト型
などの無溶剤系接着剤、特にホットメルト型の熱接着性
樹脂で構成するのが好ましい。
【0015】熱接着性樹脂としては、熱接着性を有する
種々の樹脂、例えば、オレフィン系ポリマー、ポリエス
テル、ポリアミドなどが挙げられる。これらの熱接着性
樹脂は、一種又は二種以上混合して使用できる。
【0016】熱接着性オレフィン系ポリマーには、例え
ば、ポリエチレン、エチレン−ブテン−1共重合体、エ
チレン−(4−メチルペンテン−1)共重合体、エチレ
ン−ヘキセン−1共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重
合体、エチレン−(メタ)アクリル酸共重合体、エチレ
ン−(メタ)アクリル酸エチル共重合体、ポリプロピレ
ン(アタクチックポリプロオピレンなど)、プロピレン
−ブテン−1共重合体、エチレン−プロピレン共重合
体、エチレン−プロピレン−ブテン−1共重合体、エチ
レン−プロピレン−ジエン共重合体、無水マレイン酸変
性ポリエチレンや無水マレイン酸ポリプロピレンなどの
変性ポリオレフィンなどが挙げられる。好ましいオレフ
ィン系ポリマーには、エチレン−酢酸ビニル共重合体、
エチレン−アクリル酸エチル共重合体、非晶質ポリオレ
フィン(例えば、アモルファスポリプロピレンなど)、
非晶質オレフィン(例えば、低分子量の脂肪族炭化水素
など)などが含まれる。
【0017】熱接着性ポリエステルを構成するジオール
成分としては、例えば、エチレングリコール、ジエチレ
ングリコール、トリエチレングリコール、ポリエチレン
グリコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリ
コール、トリプロピレングリコール、ポリプロピレング
リコール、1,3−ブタンジオール、1,4−ブタンジ
オール、ネオペンチルグリコール、1,6−ヘキサンジ
オール、ポリメチレングリコールなどの脂肪族ジオー
ル;1,4−シクロヘキサンジオール、1,4−シクロ
ヘキサンジメタノール、水素化ビスフェノールA、これ
らとアルキレンオキサイドとの付加物などの脂環族ジオ
ール;ビスフェノールA、ナフタレンジオール、これら
とアルキレンオキサイドとの付加物などの芳香族ジオー
ルが例示される。好ましいジオール成分には、脂肪族ジ
オールが含まれる。
【0018】熱接着性ポリエステルを構成するジカルボ
ン酸成分としては、例えば、マレイン酸、フマル酸など
の不飽和脂肪族ジカルボン酸、無水コハク酸、アジピン
酸、アゼライン酸、セバシン酸、スベリン酸、ドデカン
酸などの飽和脂肪族ジカルボン酸;1,4−シクロヘキ
サンジカルボン酸などの脂環族ジカルボン酸;無水フタ
ル酸、フタル酸、イソフタル酸、テレフタル酸、ナフタ
レン−2,6−ジカルボン酸などの芳香族ジカルボン酸
などが例示される。好ましいジカルボン酸成分には、脂
肪族ジカルボン酸又はその酸無水物、特に飽和脂肪族ジ
カルボン酸又はその酸無水物が含まれる。
【0019】なお、熱接着性ポリエステルは、前記ジオ
ール成分及びジカルボン酸成分のみならず、必要に応じ
て、グリセリン、トリメチロールプロパン、ペンタエリ
スリトールなどの多価アルコールの単位、無水トリメリ
ット酸、無水ピロメリット酸などの多価カルボン酸の単
位を含んでいてもよい。
【0020】好ましい熱接着性ポリエステルには、脂肪
族ジオールおよび脂肪族ジカルボン酸のいずれか一方の
成分を構成単位として含むポリエステル、特に、脂肪族
ジオールと脂肪族ジカルボン酸を構成成分とする完全脂
肪族ポリエステルが含まれる。好ましい熱接着性ポリエ
ステルは、飽和脂肪族カルボン酸の単位を含む場合が多
い。
【0021】熱接着性ポリアミドとしては、例えば、ナ
イロン6、ナイロン11、ナイロン12、ナイロン1
3、ナイロン610、ナイロン612、ナイロン616
などや、これらのナイロン原料を用いた共重合ナイロン
(例えばナイロン6−12など)などが例示される。好
ましいポリアミドには、ナイロン11、ナイロン12、
ナイロン6−12などが含まれる。
【0022】これらの熱接着性樹脂の融点は、通常、4
0〜150℃、好ましくは50〜130℃程度である場
合が多い。
【0023】本発明の特色は、熱剥離層が、熱接着性樹
脂と熱膨脹性マイクロカプセルとを含んでいる点にあ
る。そのため、熱接着性樹脂の熱接着性を利用して、熱
剥離性フィルムの熱剥離層に被着体を強固に接着できる
と共に、前記マイクロカプセルの発泡温度以上に加熱す
ると、大きな外力を作用させることなく、未発泡のマイ
クロカプセルの膨脹力を利用して、熱剥離性フィルムか
ら被着体を容易に剥離できる。なお、発泡したカプセル
を含有する熱剥離層は、圧力により流動する感圧接着剤
と異なり、被着体に対する接着強度が低下する。
【0024】熱剥離層の熱接着性樹脂としては、前記例
示の熱接着性樹脂が使用でき、好ましい熱接着性樹脂に
は、前記と同様のオレフィン系ポリマー、ポリエステル
およびポリアミドなどが含まれる。
【0025】熱膨脹性マイクロカプセルは、セルと膨脹
性内包物とで構成される。カプセルのセルは、内包物の
透過を規制する種々のポリマー、例えば、ガスバリア性
の高い塩化ビニリデン系共重合体(塩化ビニリデン−ア
クリロニトリル共重合体、塩化ビニリデン−(メタ)ア
クリル酸エステル共重合体、塩化ビニリデン−酢酸ビニ
ル共重合体など)、エチレン−ビニルアルコール共重合
体、アクリル系ポリマー、熱可塑性ポリウレタンなどの
熱可塑性樹脂などで構成できる。セル内に内包される内
包物には、100〜150℃程度の加熱により、通常、
10〜100倍、好ましくは20〜50倍程度に膨張す
る気体又は液体が含まれる。内包物としては、例えば、
プロパン、ブタン、ヘンタン、ヘキサンなどの炭化水
素、フロンなどのハロゲン化炭化水素などが例示され
る。カプセルの平均粒径は、通常、1〜50μm、好ま
しくは10〜40μm程度である。
【0026】このような熱膨脹性マイクロカプセルは、
例えば、松本油脂製薬(株)製の商品名「マツモトマイ
クロスフェアー」、日本フィライト(株)製の商品名
「イックス パンセル」などとして市販されている。
【0027】熱膨脹性マイクロカプセルの発泡温度は、
通常、50〜160℃、好ましくは70〜150℃程度
である。このような熱膨脹性マイクロカプセルのうち、
熱剥離層を構成する熱接着性樹脂の融点よりも、発泡温
度の高いマイクロカプセルを選択することが肝要であ
る。好ましい熱膨脹性マイクロカプセルの発泡温度T
は、熱剥離層を構成する熱接着性樹脂の融点Tmpより
も、通常、10℃以上、好ましくは15〜100℃程度
高い温度であるのが望ましい。熱膨脹性マイクロカプセ
ルの発泡温度が熱接着性樹脂の融点に近接すると、熱接
着性樹脂とカプセルとの混合、熱剥離層の形成または熱
接着に際してカプセルが発泡し、熱剥離層の接着強度が
低下し、発泡温度が高すぎると、加熱による剥離に多大
な熱エネルギーを要し、作業性が低下すると共に、被着
体の種類によっては、被着体が熱により変形したり損傷
する場合がある。
【0028】熱剥離層におけるマイクロカプセルの含有
量は、熱接着性樹脂の種類などに応じて選択できるが、
通常、1〜50重量%、好ましくは5〜45重量%程度
である。マイクロカプセルの含有量は10〜40重量%
程度である場合が多い。熱膨脹性マイクロカプセル含有
量が1重量%未満では、熱剥離性が十分でなく、50重
量%を越えると、熱剥離層と被着体との接着強度が低下
し、実用的な接着強度を得るのが困難である。
【0029】なお、接着性ポリマー層のポリマーとして
熱接着性樹脂を用いる場合、熱剥離層の熱接着性樹脂
は、接着性ポリマー層の熱接着性樹脂と同種であっても
よく異種であってもよい。また、接着性ポリマー層の熱
接着性樹脂と、熱剥離層の熱接着性樹脂の融点は同一で
あってもよく異なっていてもよい。接着性ポリマー層の
熱接着性樹脂として、熱剥離層の熱接着性樹脂の融点よ
りも高い熱接着性樹脂を用いると、加熱により熱剥離層
の熱接着性樹脂を優先的に軟化又は溶融させ、熱剥離層
から被着体を容易に剥離できる。
【0030】接着性ポリマー層及び/又は熱剥離層は、
接着性を損なわない範囲で、慣用の種々の添加剤、例え
ば、重合触媒、架橋剤、安定剤(酸化防止剤、紫外線吸
収剤、熱安定剤など)、可塑剤、充填剤、粘着性付与剤
(例えば、石油樹脂、テルペン系樹脂、ジシクロペンタ
ジエン系樹脂、クマロン−インデン樹脂やこれらの水添
樹脂など)、滑剤、帯電防止剤、アンチブロッキング
剤、着色剤、難燃剤などを含有していてもよい。なお、
熱接着性樹脂を用いる場合、接着性ポリマー層及び/又
は熱剥離層は、前記安定剤、可塑剤、充填剤、粘着性付
与剤、着色剤、帯電防止剤などを含む場合が多い。
【0031】接着性ポリマー層と熱剥離層の各層の膜厚
は、用途に応じて、接着強度及び熱剥離性を損なわない
範囲で適宜設定でき、例えば、5〜500μm、好まし
くは10〜150μm程度である。
【0032】本発明の熱剥離性フィルムは、少なくとも
前記接着性ポリマー層と熱剥離層とを含む複数の層で構
成されていればよく、接着性ポリマー層と熱剥離層との
間には、例えば、紙、布、不織布、金属箔、フィルムな
どの基材層が介在していてもよい。また、接着性ポリマ
ー層及び/又は熱剥離層と、基材層との間には、必要に
応じて、アンカーコート層、下塗り層などの層が形成さ
れていてもよい。熱剥離性フィルムは、前記接着性ポリ
マー層と熱剥離層との2層で構成されている場合が多
い。
【0033】本発明の熱剥離性フィルムは、接着性ポリ
マーを含む組成物と、熱接着性樹脂と熱膨脹性マイクロ
カプセルとを含む組成物を用いて製造できる。前記各組
成物は、溶媒を含む液状として使用でき、熱接着樹脂で
ある場合には、加熱溶融した溶融物として使用できる。
なお、熱剥離層を形成するための組成物は、例えば、熱
接着性樹脂の溶媒溶液や、熱接着性樹脂の加熱溶融物
に、熱膨脹性マイクロカプセルを添加し、混合すること
により調製できる。なお、加熱溶融物に対する熱膨脹性
マイクロカプセルの添加混合は、熱接着樹脂の融点以上
であって、熱膨脹性マイクロカプセルの発泡温度未満の
温度で行なわれる。
【0034】熱剥離性フィルムは、前記の各組成物を、
慣用の成膜法、例えば、インフレーション法やTダイ法
などの共押出し成形法、ホットメルトコート法などのコ
ーティング法などに供することより形成できる。なお、
コーティング法においては、基材の一方の面に接着性ポ
リマー層用組成物を塗布し、他方の面に熱剥離層用組成
物を塗布してもよく、シリコーンやワックスなどで離型
処理された基材の離型面に、接着性ポリマー層用組成
物、熱剥離層用組成物を順序の如何を問わず塗布しても
よい。また、フィルム状熱剥離層とフィルム状接着性ポ
リマー層とを予め作製し、両者を、熱ラミネートした
り、接着剤などを用いてドライラミネートして積層して
もよい。さらには、接着性ポリマー層を構成するフィル
ムに、熱剥離層用組成物をコーティングとしてもよい。
【0035】本発明のフィルムは、必要に応じて延伸さ
れていてもよく、接着性ポリマー層及び/又は熱剥離層
の表面は、必要に応じて、コロナ放電処理などにより表
面処理されていてもよい。
【0036】本発明の熱剥離性フィルムにより被着体を
接着させる場合、接着性ポリマー層と第1の被着体との
接着は、接着性ポリマーの種類とその形態に応じて、乾
燥、常温又は加熱下での硬化、熱接着、加圧や光照射な
どの適宜の方法により行なうことができる。また、熱剥
離層と第2の被着体との接着は熱接着により行なうこと
ができる。なお、第1及び第2の被着体は同種であって
もよく異種であってもよい。
【0037】接着性ポリマー層を熱接着性樹脂で構成す
る場合には、熱接着性樹脂の融点以上の温度で熱接着さ
せ、冷却することにより第1の被着体と強固に接着でき
る。また、熱剥離層と第2の被着体との熱接着温度は、
熱接着性樹脂や被着体の種類に応じて、熱剥離層を構成
する熱接着性樹脂の融点以上で、かつマイクロカプセル
の発泡温度未満の温度範囲内で適当に選択できる。この
ような方法では、第2の被着体との接着に際して、熱剥
離層のカプセルは未発泡の状態であるため、熱剥離層の
熱接着性樹脂により、高い接着強度で第2の被着体を接
着できる。なお、熱接着性樹脂を用いる場合、被着体と
の接着に際しては、フィルム及び被着体のすくなくとも
一方を加熱してもよく、フィルムと被着体とを積層して
加熱加圧してもよい。
【0038】本発明の方法では、上記のようにして、接
着性ポリマー層に第1の被着体が接着し、熱剥離層に第
2の被着体が接着した構造物において、熱剥離層と第2
の被着体とを剥離させる際、熱剥離層の熱膨張性カプセ
ルの発泡温度以上の温度に加熱する。第2の被着体の剥
離に際しては、少なくとも熱剥離層を加熱すればよく、
構造物全体を加熱してもよい。
【0039】このような加熱により、熱膨脹性マイクロ
カプセルが熱剥離層の内部で発泡して、熱剥離層を破壊
し、第2の被着体に対する熱剥離層の接着強度を大きく
低下させる。このため、熱膨脹性マイクロカプセルの発
泡温度以上に加熱するという簡便な方法で、接着性ポリ
マー層と第1の被着体との間の高い接着強度を維持しつ
つ、大きな外力により熱剥離層と第2の被着体とを剥離
することなく、第2の被着体と熱剥離層とが剥離する。
【0040】剥離のための加熱温度は、カプセルの発泡
温度以上である限り、特に制限されないが、通常、前記
発泡温度よりも2〜50℃高い温度、好ましくは5〜3
0℃程度高い温度である。加熱時間は、加熱温度などに
もよるが、例えば、1秒〜5分、好ましくは10秒〜3
分程度である。
【0041】本発明の熱剥離性フィルムは、被着体の分
離が必要な各種部材、例えば、金属、ガラス、セラミッ
クス、繊維、紙、プラスチック、木材などの接着に好適
に用いられる。
【0042】
【発明の効果】本発明の熱剥離性フィルムおよびそれを
用いた剥離方法によれば、一方の表層を構成する接着性
ポリマー層と、他方の表層を構成する熱剥離層を利用し
て、高い接着強度で被着体を接着できると共に、加熱に
より、熱剥離層の熱膨脹性マイクロカプセルを膨脹さ
せ、熱剥離層から被着体を容易に剥離できる。また、熱
剥離層により、被着体を選択的に剥離できる。
【0043】
【実施例】以下に、実施例に基づいて本発明をより詳細
に説明するが、本発明は下記実施例に限定されるもので
はない。
【0044】参考例1 脂肪族ポリエステル(ダイセル化学工業(株)製、商品
名「プラクセルP4」、融点60℃)60重量部を70
℃で溶融した後、熱膨張マイクロカプセル(松本油脂製
薬(株)製、商品名「マイクロスフェアーF−30」、
粒径10〜20μm、発泡温度80℃)40重量部と混
合し、溶融混合物を調製した。この溶融混合物を、ホッ
トメルトコーターを用いて剥離紙上に塗布し、厚み30
μmの熱剥離層を形成した。
【0045】次いで、前記脂肪族ポリエステルを加熱、
溶融し、ホットメルトコーターを用いて、熱剥離層の表
面に積層塗布し、厚み20μmの熱接着性ポリマー層を
形成し、室温まで冷却した後、剥離紙を剥離し、総膜厚
50μmのフィルムを作製した。
【0046】得られた接着フィルムの熱剥離層の表面に
ステンレススチール板を重ね、熱接着性ポリマー層の表
面にポリエステルフィルムを重ね、温度70℃、圧力5
kg/cm2 、時間30秒の条件で熱接着し、接着強度
を測定した。また、温度90℃で60秒間加熱処理し、
加熱後の接着強度を測定すると共に、剥離面を観察し
た。
【0047】参考例2 アモルファスポリオレフィン(宇部レキセン(株)製、
商品名「APAO−RT2715」、融点107℃)7
0重量部を120℃で加熱溶融し、熱膨張性マイクロカ
プセル(松本油脂製薬(株)製、商品名「マイクロスフ
ェアーF−80S」、粒径16〜32μm、発泡温度1
35℃)30重量部を添加して混合し、溶融混合物を調
製した。この熱剥離層用の組成物と、上記熱膨脹性マイ
クロカプセルを含まない熱接着性ポリマー層用の前記ア
モルファスポリオレフィンとを、120℃の条件でTダ
イ共押出し成形機に供して押出し成形し、熱接着性ポリ
マー層の厚み50μm、熱剥離層の厚み50μmのフィ
ルムを作製した。
【0048】得られた接着フィルムの熱剥離層の表面に
ポリプロピレン板を重ね、接着性ポリマー層の表面にポ
リプロピレンフィルムを重ね、温度120℃、圧力1k
g/cm2 、時間90秒の条件で熱接着し、接着強度を
測定した。また、温度150℃で60秒間加熱処理し、
加熱後の接着強度を測定するとともに、剥離面を観察し
た。
【0049】実施例 ナイロン12(ダイセルヒュルス(株)製、商品名「ダ
イアミド750」、融点100℃)を、130℃の条件
でTダイ押出し成型機に付し、膜厚100μmの熱接着
性ポリマー層を構成するフィルムを作製した。
【0050】脂肪族ポリエステル(ダイセル化学工業
(株)製、商品名「プラクセルP4」、融点60℃)8
0重量部を70℃で加熱溶融し、熱膨脹マイクロカプセ
ル(松本油脂製薬(株)製、商品名「マイクロスフェア
ーF−85」、粒径16〜32μm、発泡温度140
℃)20重量部を添加混合し、溶融混合物を調製した。
この溶融混合物を、ホットメルトコーターを用いて、前
記ナイロン12フィルムの一方の面に塗布し、膜厚30
μmの熱剥離層を形成し、接着フィルムを作製した。
得られた接着フィルムの熱剥離層の表面にステンレスス
チール板を重ね、熱接着性ポリマー層の表面に銅箔を重
ね、温度120℃、圧力10kg/cm2、時間40秒
の条件で熱接着し、接着強度を測定した。次いで、温度
150℃で60秒間加熱処理を行い、加熱後の接着強度を測
定すると共に、剥離面を観察した。 比較例1 熱接着性ポリマー層と積層することなく、参考例1で調
製した脂肪族ポリエステルと熱膨脹性マイクロカプセル
との混合物を用い、参考例1と同様にして、膜厚50μ
mの熱剥離層で構成されたフィルムを作製した。
【0051】得られたフィルムの一方の面にステンレス
スチール板を、他方の面にポリエステルフィルムを重
ね、参考例1と同様にして熱接着し、接着強度を測定し
た。次いで、温度90℃、時間60秒の条件で加熱処理
し、加熱後の接着強度を測定するとともに、剥離面を観
察した。
【0052】比較例2 実施例2のアモルファスポリオレフィンを用いて、押出
し成型し、接着性ポリマー層で構成された接着フィルム
(膜厚100μm)を得た。
【0053】接着フィルムの一方の面にポリプロピレン
板、他方の面にポリプロピレンフィルムを重ね、実施例
2と同様にして熱接着し、接着強度を測定した。次いで
温度150℃、時間60秒の条件で加熱処理し、加熱後
の接着強度を測定するとともに、剥離面を観察した。
【0054】なお、接着強度は、180゜剥離、速度3
00mm/分の条件で測定した(kg/25mm)。
【0055】結果を表1に示す。なお、表1において、
熱剥離性は下記の基準で評価した。
【0056】○:熱剥離層と被接着体との間で剥離 △:剥離部位が場所によって異なり、ステンレススチー
ル板およびポリエステルフィルムに剥離層が付着し、剥
離面を特定できない ×:剥離不能
【0057】
【表1】 表1に示されるように、比較例1のフィルムは、加熱後
の接着強度が低下し、熱剥離性は示すものの、選択的に
剥離させることが困難である。また、比較例2のフィル
ムは、加熱後においても接着強度が高く、熱剥離性を示
さない。これに対して、実施例のフィルムは、加熱に
よって接着強度が大きく低下し、優れた熱剥離性を示す
と共に、被着体を選択的に剥離できる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−43851(JP,A) 特開 平3−64381(JP,A) 特開 平5−32943(JP,A) 特開 平2−92977(JP,A) 特開 昭55−48273(JP,A) 特開 昭54−156043(JP,A) 実開 昭62−64739(JP,U) 実開 昭63−22872(JP,U) 実開 昭52−62362(JP,U) 特公 昭49−22949(JP,B1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C09J 7/00 B32B 7/06 C09J 5/06

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱接着性樹脂を含む接着性ポリマー層
    と、熱膨張性マイクロカプセル及び熱接着性樹脂を含む
    熱剥離層との2層で構成されている熱剥離性フィルムで
    あって、前記接着性ポリマー層及び前記熱剥離層の熱接
    着性樹脂がそれぞれオレフィン系ポリマー、ポリエステ
    ル及びポリアミドから選択された少なくとも一種であ
    り、前記熱接着性樹脂の融点が40〜150℃であり、
    接着性ポリマー層の熱接着性樹脂の融点が、熱剥離層の
    熱接着性樹脂の融点よりも高い熱剥離性フィルム。
  2. 【請求項2】 熱膨張性マイクロカプセルの発泡温度が
    前記熱剥離層の熱接着性樹脂の融点よりも15〜100
    ℃高い請求項1記載の熱剥離性フィルム。
  3. 【請求項3】 熱接着性樹脂が、エチレン−酢酸ビニル
    共重合体、エチレン−アクリル酸エチル共重合体、非晶
    質ポリオレフィン、非晶質オレフィン、脂肪族ポリエス
    テル、ナイロン11、ナイロン12、ナイロン13、ナ
    イロン610、ナイロン612、ナイロン616及び前
    記ナイロン原料を用いた共重合ナイロンから選択された
    少なくとも一種であり、かつ融点が50〜130℃であ
    る請求項1記載の熱剥離性フィルム。
  4. 【請求項4】 熱剥離層中の熱膨張性マイクロカプセル
    の含有量が、1〜50重量%である請求項1記載の熱剥
    離性フィルム。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の熱剥離性フィルムの接着
    性ポリマー層に第1の被着体が接着し、熱剥離層に第2
    の被着体が接着した構造物において、熱剥離層の熱膨張
    性カプセルの発泡温度以上の温度に加熱し、熱剥離層と
    第2の被着体とを剥離させる剥離方法。
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