JP3402855B2 - 写真撮影用照明装置及び該写真撮影用照明装置を有するカメラ - Google Patents

写真撮影用照明装置及び該写真撮影用照明装置を有するカメラ

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JP3402855B2
JP3402855B2 JP16155695A JP16155695A JP3402855B2 JP 3402855 B2 JP3402855 B2 JP 3402855B2 JP 16155695 A JP16155695 A JP 16155695A JP 16155695 A JP16155695 A JP 16155695A JP 3402855 B2 JP3402855 B2 JP 3402855B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】 本発明は、撮影時に光源からの
射出光を効率よく制御する写真撮影用照明装置及び該写
真撮影用照明装置を備えたカメラに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の照明装置は特開平1−9
433号公報に記載されているように、撮影光学系前面
を覆う蓋を回動、持ち上げた状態で、内蔵閃光装置から
の光を蓋内面で反射させて被写体に投光するように構成
されている。また、閃光撮影時の赤目防止の公知例とし
ては、実開昭56−23926号公報に記載されている
ように撮影レンズのカバーに閃光発光器を内蔵し、カメ
ラの回転機構で該カバーを回動することにより、閃光発
光器の発光部をカメラのレンズ光軸と離して設定できる
ものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前述従来例
では内蔵閃光発光装置からの光を蓋内面に設けた反射板
で方向転換を行う構成であったため、以下のような欠点
があった。 (1)内蔵閃光装置からの光を漏れなく集光させようと
すると、反射板が極めて大型化してしまう。または厚み
が厚くなってしまい、実際に実施することは困難であ
る。このため、製品化する場合には閃光発光管からの光
の一部は必要照射角外に捨ててしまっていた。特に閃光
発光管の長手方向の光束はほとんど制御できなかった。
【0004】(2)基本的にすべての光束を反射板で反
射させて方向変換しているため、反射率分、光量が低下
してしまう。そして、赤目に関してはカメラに近い部分
で反射した成分が存在するため、効果が不十分である。
【0005】(3)特に、前述後者の従来例では閃光発
光器がカバーの先端にあるため、高圧のリード線を引き
回す実装形態となり、回転機構が複雑かつ大型化し、組
立が困難となり、コストアップするだけでなく、感電の
危険性があり、また、リード線が長くなることによる抵
抗増加分で電気的エネルギーも損失し、光量が減少する
などの問題点があった。
【0006】請求項1ないし3に示す本発明は、前述従
来例の欠点を除去し、光源からの射出光を効率よく集光
させるとともに発光面を薄型の面光源化することを可能
にした写真撮影用照明装置を提供することを目的とす
る。
【0007】 同じく、請求項4及び5に示す本発明は
発光部の高効率化、面発光化、薄型化に加え、閃光発光
部内蔵カメラの場合に赤目現象のために閃光発光部を撮
影光軸に対して離すことで生ずる種々の問題点を回避で
きる写真撮影用照明装置を有するカメラを提供すること
を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】 前述の目的を達成する
ために、請求項1に示す本発明の写真撮影用照明装置は
閃光発光管と該閃光発光管の発光方向を規制する反射笠
とを有し、該反射笠によって反射された光の光軸が垂直
方向よりやや前傾させた状態で光を射出させるように配
置される閃光発光部と、該光軸の傾きよりも傾斜が少な
い状態で配置され、少なくとも閃光発光管側に配置され
た複数のプリズムに入射した光を各々のプリズム面によ
り全反射させるとともに、撮影光軸と平行に光を射出さ
せる光学パネルと、該閃光発光部と該光学パネル以外の
開口部を覆うように構成した反射板とから構成される
のである。また、請求項2に示す本発明は該光学パネル
には、更に、前記反射笠寄りの被写体側にフレネルプリ
ズム面を有し、該フレネルプリズム面は該反射笠によっ
て反射されない前記閃光発光管からの直接光を撮影レン
ズの光軸と平行に曲げるものである。また、請求項3に
示す本発明は該反射笠は、少なくともその一部の形状が
該閃光発光管の中心位置をほぼ焦点位置とする放物面で
構成されているものである。
【0009】 同じく、請求項4に示す本発明のカメラ
は閃光発光管と該閃光発光管の発光方向を規制する反射
笠からなる閃光発光部をカメラ本体に内蔵し、該反射笠
によって反射された光の光軸が垂直方向よりやや前傾さ
せた状態で光を射出させるように配置される閃光発光部
と、該光軸の傾きよりも傾斜が少ない状態で配置され、
少なくとも閃光発光管側に配置された複数のプリズムに
入射した光を各々のプリズム面により全反射させるとと
もに、撮影光軸と平行に光を射出させる光学パネルと、
該閃光発光部と該光学パネル以外の開口部を覆うように
構成した反射板とから構成される写真撮影用照明装置を
備えたものである。また、請求項5に示す本発明は該閃
光発光部の前面に配置した該反射板は回動可能に支持さ
れ、カメラ携帯時には収納可能であり、裏面を利用して
カメラ保護部材とするものである。
【0010】
【0011】
【作用】 以上の構成の請求項1及び2に示す本発明に
おいて、各光線は光学パネルの各々の微細なプリズム面
で全反射して所定の角度方向に光の方向が変換されるた
め、光量のロスが極めて少なく、また、各光線を傾斜さ
せた光学パネルで受けているため、最終の光射出面であ
る光学パネルを広い面積で利用でき、結果として面光源
化によるソフトな光源を得ることが可能となり、発光部
全体形状を極めて薄く構成することができる。また、請
求項3に示す本発明は反射笠の少なくとも一部の形状を
放物面とすることにより、閃光発光部での発光による光
量ロスが少なく効率よく集光することができる。
【0012】また、以上の構成の請求項4及び5に示す
本発明は前記の機能のほかに閃光発光部をカメラ本体に
内蔵することで、発光部が鏡筒部から離れるので赤目現
象を防止し、光学パネル及び光方向変換部材は収納状態
ではレンズバリアとしてコンパクトに収納された状態と
なる。
【0013】
【0014】
【実施例】以下、本発明の第1実施例を図1ないし図1
0に基づいて説明する。図1は本実施例の要部を断面で
示したカメラの使用状態の側面図、図2は同じく収納状
態の側面図、図3はその閃光発光部の分解斜視図、図4
はその閃光発光部の反射笠の断面形状及びその光線トレ
ース図である。図において、1はカメラ本体、2は撮影
レンズ鏡筒部である。3は写真撮影用の補助光源として
の閃光発光管で、該カメラ本体1内の上部に内蔵されて
おり、4は該閃光発光管3から発生した光を集光するた
めに開口縁が直方形をなしほぼ放物面形状の反射笠で、
その断面形状は後端部の反射面4aと後部両側部の反射
面4bと前部放物反射面4cからなる特性の異なる三つ
の2次曲線面で構成されている。該反射面4aは閃光発
光管3のほぼ中央から射出した光束が反射し、再度閃光
発光管3の中を通る際の屈折を考慮して最終的な発光管
(ガラス管)通過後の光束が閃光発光部の光軸方向と平
行に近い成分として射出するように補正された曲面であ
る。また、該反射面4bは閃光発光管3の斜め後方に射
出する成分を制御する部分で、この部分での反射光はガ
ラス管による屈折の影響が大きいので、閃光発光管と同
心状の円筒面とし、反射後の光束を屈折の影響の少ない
中心部に再度戻し、閃光発光管3より前部の反射面4c
で制御するように構成している。該反射面4cは閃光発
光管3の中心位置より前側の部分で、閃光発光管3の中
心位置をほぼ焦点位置とする放物面である。
【0015】5はカメラ収納状態では撮影レンズの全部
を覆うレンズバリアとして機能し、使用状態では該カメ
ラ本体1の上部に設けたヒンジ軸1aにより回動し、該
反射笠4の開口縁前方で連接して保持固定される蓋部材
である。
【0016】6はカメラ収納状態で該蓋部材5内に収納
され、使用状態で不図示の機構部材により上部のヒンジ
軸(不図示)を中心として回動し、所定の角度で保持固
定される該蓋部材5と同形の外形が台形状の光学パネル
で、図1及び図3に示すように少なくとも発光部側の面
の上部にフレネル状の微細なプリズム面6aが、その下
部(反射笠寄り)に平面6dがそれぞれ形成され、下部
(反射笠寄り)は被写体側に同じくプリズム面6bが、
その上部は平面6cがそれぞれ形成されており、その短
辺側は該反射笠4の長手方向の長さにある程度の余裕を
持たせた幅を有し、その長辺側は後記する側面反射板8
a,8bの間隔とほぼ一致する幅となっている。
【0017】 7は前記蓋部材5の内面側に固定された
反射板で、該光学パネル6と対向する面側に光輝面が形
成されており、その両側縁には該蓋部材5の使用状態へ
の回動に伴い形成される発光空間から光が漏れるのを防
止するために先端に向かって幅が細くなる側面反射板8
a,8bが折りたたみ可能に形成されている。そして、
該側面反射板8a,8bはカメラ収納状態で内方に折り
たたまれ、使用状態で反射板7に対してほぼ垂直に開く
ようになっている。
【0018】以上の構成の本実施例の動作について説明
する。まず、図2に示すようにカメラ収納状態では、撮
影レンズ鏡筒部2は沈胴状態にあり、最短の状態でカメ
ラ本体1内に収納されている。この鏡筒部2を外部から
不用意に触れられ汚れや傷による光学特性の劣化及び外
力による変形での故障を防止するため、前部には蓋部材
5が覆いかぶさった状態、いわゆるバリアとして機能し
ている。一方、この蓋部材5の内部には後記するように
閃光発光部の発光方向変換のための光学系を形成する各
種部材が最小スペースに納まる形態で収納されている。
【0019】 次に、図1に示す使用状態にする場合
は、まず、撮影者が手動で蓋部材5をヒンジ軸1aを中
心にして外方に回動すると、この回動を検知する不図示
のスイッチにより不図示のメインスイッチがオンとな
る。これによって鏡筒部2が沈胴状態から撮影可能位置
まで移動する。この時、回動の検知手段は鏡筒部2の突
出部分と干渉しない位置までか移動したときに初めて所
定の信号を出力するものとする。
【0020】次いで、この蓋部材5の回動に伴って光学
パネル6が図1の上部の不図示のヒンジ軸を中心として
反射板7に対して離れる方向に回動する。そして、該蓋
部材5が反射笠4の開口部まで回動した状態で、所定の
開角に固定保持される。一方、この蓋部材5の回動に連
動して側面反射板8a,8bも回動し、蓋部材5が所定
位置まで回動した状態で、図1及び図3に示すように反
射板7に対してほぼ垂直に立ち上がるように開き、光学
パネル6と反射板7及び側面反射板8a,8bで形成さ
れる反射笠4の開口を覆う発光空間を形成する。このよ
うに光が漏れない構成にすることにより、従来の閃光発
光部の構成では無駄に捨てていた閃光発光管の長手方向
の発光を有効に集光させ所定の照射角内に導くことがで
きる。
【0021】 一方、光学パネル6のフレネルプリズム
面6aは閃光発光部側に形成されているので、全反射を
利用することにより効率よく集光される。そして、ほぼ
放物面で構成される反射笠4の焦点位置近傍に配置され
た閃光発光管3によって反射笠4に当たった光はほぼ光
軸と平行方向に進み、光学パネル6のフレネルプリズム
面6aでの全反射により光方向を制御されるが、閃光発
光管3からの直接光はフレネルプリズム面6a側での同
一の制御が困難であるので、フレネルプリズム面6aで
全反射を用いずに被写体側のフレネルプリズム面6b
の屈折のみで制御される。すなわち閃光発光管3からの
直接光は下側のフレネルプリズム面6bでの屈折により
制御し、反射笠4での反射光は上側のフレネルプリズム
面6aの全反射を用いて、それぞれ分離して制御するの
で、効率よく集光することが可能となる。
【0022】次に、カメラ使用時の光学パネル6の傾き
及び反射笠4の光軸の傾きについて説明する。この角度
については、閃光発光部として許し得る物理的な光学パ
ネル6の大きさ、反射笠4の大きさ、閃光発光管3の有
効径などによって影響を受ける。また、カメラの全体デ
ザインからくる制約、さらには光学パネル6、反射板7
などからなる発光方向変更部が存在しない時、閃光発光
管3と反射笠4とからなる発光部だけでバウンズ発光と
するなど別仕様とのからみからも一義的に定めることが
できない。しかし、発光部を構成する上での必要最低限
の数値的な制約は存在し、図1及び図3に示すように閃
光発光部の光軸を垂直方向よりやや前傾させ、光学パネ
ル6の傾きはこの傾きより傾斜が少なく、反射板7は反
射笠3の後側端縁と光学パネル6の先端部を結ぶ形態が
望ましい。細かい数値的な説明については後述する。
【0023】次に、側面反射板8a,8bの形状につい
て詳説する。側面反射板8a,8bは図3に示すように
閃光発光管3側に近い側が反射笠3の開口部の短辺側と
ほぼ同じ長さで、遠い側が光学パネル6と反射板7とが
上部でほぼ交わる部分を埋める形の細幅となるほぼ三角
形状をなし、かつこの三角形の反射面を反射笠4の開口
から遠ざかるにつれて発光空間を広げる方向に反射板7
の外形に沿って傾けることによって、側面反射板8a,
8bでの反射後の光束を集光させることができる。この
傾きは必要とさせる照射角によって最適な角度が決定さ
れる。
【0024】なお、本実施例では反射板7及び側面反射
板8a,8bは平面の例であるが、その形態は平面形に
限定されるものでなく、必要照射角に応じて凹面または
凸面で形成してもよく、特に反射板7は蓋部材5の形状
に合わせた形状にすると、スペース効率が良い。
【0025】次に、閃光発光管3からの光線の状態につ
いて、図4及び図5を用いて説明する。反射笠4の反射
面の構造により、図4に示すように閃光発光管3のほぼ
中心から射出した光束は反射笠4を介さないで直接射出
する光束を除いて閃光発光管3及び反射笠4で構成され
る閃光発光部の光軸とほぼ平行の光束として射出され
る。このようにして閃光発光部の光軸と平行に射出した
光学パネル6の上部側に形成したフレネルプリズム面6
aに入射する。
【0026】この入射状況を図5で説明する。ここで、
フレネルプリズム面6aの発光管側に向いた面を6
1、その反対側の面を6a2、フレネルプリズム面6a
の裏側(被写体側)平面を6cとする。反射笠4を射出
後の光束は、反射笠4の光軸方向にそろえられて進み、
この射出方向に対し、広い平面で受けられるように閃光
発光部光軸より所定角内側に傾けた状態で光学パネル6
を配置する。
【0027】次いで、光学パネル6のフレネルプリズム
各面での光線の挙動について、まず、発光管側の面6a
1での屈折により光方向を被写体側に倒し、対向側の面
6a2で全反射させ、光学パネル6の裏側平面6cで屈
折後、ほぼ撮影光軸と平行に進むように光束を制御す
る。このように構成することによって反射笠4射出後の
光束は広い面で受け、光制御を行うことができるため、
光制御性がよく、また全反射を利用しているため、反射
板などで生じる反射率による光量損失を招くことなく効
率よく方向転換を行うことができる。また、微細な各フ
レネルプリズム面で方向転換を行っているため、極めて
薄い範囲内で方向変更を完了することできるなどの利点
がある。
【0028】一方、前記構成で制御しきれない直接光に
ついてみると、まず、被写体側のフレネルプリズム6b
側に抜ける光束は被写体側に設けられたフレネルプリズ
ム6bによって屈折制御される。すなわち、閃光発光管
3からの直接光は光学パネル6の発光部側下部の平面6
d側に入射屈折し、被写体方向に曲げられ、さらに被写
体側に設けたフレネルプリズム6bによって屈折し、撮
影光軸とほぼ平行な光束に変換される。また、反射部材
7側に抜ける光束はこの反射面で反射し、射出角が閃光
発光光軸方向に近づけられた後、光学パネル6の上部側
のフレネルプリズム6a面で方向変換され、被写体方向
に射出される。このように反射笠4によって制御しきれ
なかった光束についても、下部フレネルプリズム6b面
及び反射板7を介してほぼ被写体に向かう成分に変換さ
れる。
【0029】上記の動作で閃光発光管3から射出した光
束が被写体方向に向けられる様子を示したのが図6であ
る。図中、実線10aで示した光束が反射笠4によって
方向を揃えられた反射光成分であり、一点鎖線10bで
示した光束が閃光発光管3から直接フレネルプリズム6
bに当たる成分であり、前述のように両成分とも、光学
パネルフレネルプリズムによって撮影光学系にほぼ平行
となるような成分に変換されている。一方、二点鎖線1
0cで示した光束は閃光発光管3から直接反射板7に当
たった成分である。図示のように前者と異なり、撮影光
軸と平行に光を制御することはできないが、フレネルプ
リズム6aを介して必要照射角内の成分として光方向を
変換することが可能である。
【0030】次に、閃光発光部光軸に対する光学パネル
6の傾き及び光学パネル6の撮影光軸に対する傾き、さ
らには光学パネル6のフレネルプリズムの各傾斜面の角
度設定値等について図7ないし図10を用いて説明す
る。まず、図7は光学パネル6の角度関係の説明図で、
説明を容易にするために光学パネル6を垂直に立てた状
態にする。まず、本実施例の構成を写真撮影の照明装置
として利用する場合には、実際にはフレネルプリズム射
出後の光束が、撮影光学系の光軸と一致するように全体
の光学系を回転させて配置させることが必要となる。
【0031】図7において、Pは光源の方向を示すた
め、便宜的に定めた光源の位置であり、また、各設定角
度及び光学材料の屈折率を以下のように設定する。 θ :光源の光束方向と水平方向とのなす角、ただし、
0<θ≦90° αn :n番目のフレネルプリズム入射面の傾き、 βn:n番目のフレネルプリズム全反射面の傾き、 n :フレネルプリズムの材質の屈折率、 とする。まず、本発明を構成するための各設定値の必要
条件については、プレネルプリズムの加工上の制約か
ら、αn,βnは以下の範囲が望ましい。 0≦αn≦90° ・・(1−1) 0≦βn≦90° ・・(1−2)
【0032】次に、図8を用いて反射笠4によってほぼ
一方向に揃えられた光束11がフレネル面に入射するの
に最適な角度について説明する。図示のように同一方向
から入射する光線に関しても、光源の位置、フレネル角
度の設定によっては、三種の光路が考えられる。まず、
光線11aは光学パネル6のフレネルプリズム入射面6
1から入射し、全反射面6a2を介することなく直接射
出面6cに達するものである。図示のように射出面6c
からは射出せず、ほとんど全反射しているが、光源の位
置によっては屈折し、射出する場合もあり得る。
【0033】また、光線11bについては、本発明の意
図する光路で、入射面6a1から入射し、全反射面6a2
で全反射後、射出面6cで屈折し射出する成分である。
最後に、光線11cについては、全反射面6a2から入
射し面6a1を通ることなく射出面6cから射出する成
分である。以上のような状況から光線11a及び11c
が極力少なくなるように、光源の入射方向及びフレネル
面の形状を設定する必要がある。実際には入射光線の方
向も一定量のばらつきがあるため、この点も考慮して、
フレネル面の傾き及びピッチ間隔を決定する必要があ
る。
【0034】理想的な数値条件については、まず、光線
11cが全反射面6a2に直接当たらないようにするた
めには、光線の方向とフレネル面の設定を次のようにす
ればよい。 θ≧90°−βn ・・(2)
【0035】また、本来の入射面6a1から入った光束
でも有効光束として利用するためには、以下の条件を満
たさなければならない。この条件について、図9を用い
て説明する。図9は理想状態における光線トレースの拡
大図で、a〜dは以下に示す角度成分を表している。ま
ず、第1の条件として、前述図8に示す光線11aのよ
うに全反射面6a2に当たらない光線を生じさせないた
めの必要条件は、入射面6a1で屈折した後の光線が全
反射面6a2と交わること、すなわち屈折後の光線が全
反射面6a2の傾きより立っていることが必要である。
よって、図9において、 b>a ・・(3) が最低の条件となる。この関係を今まで与えられた定数
で表わすと、 θ+sin-1{sin(θ−αn)/n}>90°−βn ・・(3)′ となる。この条件を満たせば、フレネルプリズムのピッ
チを適宜選択することによって必ず全反射面6a2に光
を導くことが可能となる。
【0036】次に、全反射面6a2に当たった光が全反
射するための条件が必要となる。すなわち、図9におい
て ∠c≧臨界角 ・・(4) が必要となる。この関係を今まで与えられた定数で表わ
すと、 180°−(αn+βn)−sin-1{sin(θ−αn)/n}≧sin-1( 1/n) ・・(4)′
【0037】最後に、射出面6cに当たった光が全反射
しないことが必要になる。 |d|<臨界角 ・・(5) これも同様に与えられた定数で整理した形で表わすと、 |180°+θ−2(αn+βn)−sin-1{sin(θ−αn)/n}|< sin-1(1/n) ・・(5)′ 以上が光量損失を引き起こさないための各定数の必要条
件となる。
【0038】上記各条件をより簡単にまとめると、まず
各角度は(1)式より 0≦αn,βn、θ≦90° ・・(6) また、全反射面の条件式(4)及び(5)より αn+βn−θ>0 ・・(7) さらに、条件式(2)、(3)より θ≧αn の場合、 θ+βn>90° ・・(8−1) θ<αn の場合、θ+βn−sin-1{sin(θ−αn)/n}>90° ・・(8−2) が必要条件となる。
【0039】各条件を同時に満たすことが理想的だが、
実際にはフレネルプリズムの厚み、加工状態または成形
状態、さらには配置可能な大きさなどの各種制約から一
部条件を満たせない場合も生じる。しかし、想定される
光線の多くが所定の屈折反射、屈折の光路を通過するこ
とにより、効率は低下するが、閃光発光の方向を変更す
るという目的はほぼ達成することができる。
【0040】 図10は上記の各種条件を満たした例を
示す。図10(a)〜(c)はそれぞれ同一フレネルプ
リズムに対し、入射光線の方向を変えた場合の光線トレ
ースを示す。実際、フレネル面に入射する光束はある一
定角度範囲分布しており、図10ではその分布領域を光
学パネル6が80°傾いた状態を基準として±10°の
20°の分布を想定したものであり、各パラメータの値
は以下のようである。 θ1=80° ,θ2=70° ,θ3=90° αn=80° ,βn=50° n=1.492 (アクリル樹脂を想定) これらを上記各条件式に当てはめてみると、 a=90°−50°=40° b1=80.0° ,b2=63.3° ,b3=96.
7° c1=50.0° ,c2=56.7° ,c3=43.
3° d1=0° ,d2=−3.3° ,d3=3.3
° 臨界角=42.2° となり、上記(1)〜(5)の条件をすべて満たし、
レネルプリズムのピッチを最適化すれば、光量損失なく
閃光発光の方向を変換することが可能となる。
【0041】以上の実施例では、局部的な一つのフレネ
ルプリズムのプリズム面に着目したが、これと同様の光
制御が各面で可能であり、各面の設定角度を最適化する
ことにより、フレネルプリズム射出後の配光分布を詳細
に制御することが可能である。
【0042】 図11は本発明の第2実施例を示すもの
である。説明を簡単にするために前述第1実施例と同一
部分には同一符号を付して説明する。本実施例ではカメ
ラ本体1内の上部に設けた閃光発光部の反射笠4の前方
でかつカメラ本体1の上部に回動可能にヒンジされた蓋
部材5の前部に設けた反射板7の前部に、そのほぼ中央
部分まで対面する前部反射板21を配置し、該反射板2
1の先端と該反射板7の先端との間に内面側を微細プリ
ズム面22aにした光学パネル22を連接して一体に配
置したものである。その他の構成は前述第1実施例と同
様である。
【0043】以上の構成の本実施例はカメラ本体1内部
に位置した閃光発光管3及び反射笠4からなる閃光発光
部からの射出光を反射板7、前部反射板21及び光学パ
ネル22からなる光方向変換部材で方向を変換し、光学
パネル22から射出させる。
【0044】ところで、前述第1実施例では最終の発光
面となる光学パネル6が大きく、カメラ本体1に近い部
分から射出する成分が存在し、赤目現象に対する効果が
不十分であったが、本実施例ではこの点を改善したもの
で、光射出部は光方向変換部材の先端部に位置する光学
パネル22部のみとし、それより下の部分に関しては反
射板21を設けることにより、一部光束は前部反射板2
1を介して、または前部反射板21及び反射板7を介し
て光学パネル22に入射し、このパネル22内での全反
射により方向が変換され、被写体に向かう。このような
構成にすることにより、赤目現象を生じさせることなく
効率よく閃光発光の照射方向を変えることが可能になっ
た。
【0045】 図12は本発明の第3実施例を示すもの
である。図において、31はカメラ本体、32は撮影レ
ンズ鏡筒部であり、33は外付け閃光装置で、その内部
には一端面側に閃光発光管34及び反射笠35を設け、
その前面に広範囲にわたって内面に微細フレネルプリズ
ム面36aを形成しかつ外面を平面36bにした光学パ
ネル36を設けている。そして、反射笠35の光学パネ
ル36と対面する反射面35a側は光学パネル36のプ
リズム面36aに合わせて前側の反射面35bより延伸
している。
【0046】以上の構成の本実施例はカメラ本体と別体
の外付け閃光装置に前述第1実施例と同様な照明装置を
内蔵させるもので、閃光発光管34から射出後の光線ト
レースも同様である。ただ、前述第1実施例との相違点
は、反射笠35の一方を延伸した反射面35aとするこ
とで、第1実施例の反射笠4及び反射板7を一体的にし
た一部品だけで構成している点である。このように構成
することで部品点数を削減することが可能となる。
【0047】また、従来の電子閃光装置では、赤目現象
を防止するため、閃光発光部の位置が上部に配置させな
ければならなかったが、閃光発光部の閃光発光管34を
下部に配置することも可能であり、部品レイアウトの自
由度も増し、従来にない形態の閃光装置を提供すること
が可能になった。
【0048】さらに、閃光装置の前面をすべて発光部と
して利用できる形態であるため、効率よく集光できると
ともに、面発光に近い光源にできるため、ソフトな感じ
の照明が可能となった。また、図示のように光学パネル
36の発光部側にフレネルプリズム面36aが形成さ
れ、外面側が平面36bとなっているため、たとえ光学
パネル36の前面が汚れたとしても容易に拭くことが可
能であり、従来のようにフレネルプリズム部分にゴミが
溜まり、光学特性が低下することを防止できる。
【0049】
【発明の効果】 以上説明したように請求項1に示す本
発明は閃光発光管と該閃光発光管の発光方向を規制する
反射笠とを有し、該反射笠によって反射された光の光軸
が垂直方向よりやや前傾させた状態で光を射出させるよ
うに配置される閃光発光部と、該光軸の傾きよりも傾斜
が少ない状態で配置され、少なくとも閃光発光管側に配
置された複数のプリズムに入射した光を各々のプリズム
面により全反射させるとともに、撮影光軸と平行に光を
射出させる光学パネルと、該閃光発光部と該光学パネル
以外の開口部を覆うように構成した反射板とから構成さ
れることにより、発光管からの射出光は従来より光量ロ
スが少なく、効率よく集光でき、また、発光部を広くと
れて面光源化できるので、被写体に対しソフトな照明が
可能となり、さらに微細な配光の修正が容易で設計自由
度が高く、発光系全体を小型化できる。また、請求項2
に示す本発明は該光学パネルには、更に、前記反射笠寄
りの被写体側にフレネルプリズム面を有し、該フレネル
プリズム面は該反射笠によって反射されない前記閃光発
光管からの直接光を撮影レンズの光軸と平行に曲げるこ
とにより、さらに光量ロスがなく有効に集光できる。ま
た、請求項3に示す本発明は該反射笠は、少なくともそ
の一部の形状が該閃光発光管の中心位置をほぼ焦点位置
とする放物面で構成されていることにより、閃光発光部
の発光において光量ロスを引き起こすことがなく、効率
よく集光することができる。
【0050】また、請求項4に示す本発明は閃光発光管
と該閃光発光管の発光方向を規制する反射笠からなる閃
光発光部をカメラ本体に内蔵し、該反射笠によって反射
された光の光軸が垂直方向よりやや前傾させた状態で光
を射出させるように配置される閃光発光部と、該光軸の
傾きよりも傾斜が少ない状態で配置され、少なくとも閃
光発光管側に配置された複数のプリズムに入射した光を
各々のプリズム面により全反射させるとともに、撮影光
軸と平行に光を射出させる光学パネルと、該閃光発光部
と該光学パネル以外の開口部を覆うように構成した反射
板とから構成される写真撮影用照明装置を備えることに
より、赤目現象防止の上で閃光発光部をカメラの上面、
側面などの任意の位置に配置でき、光軸の傾きに対して
も許容度が高いためカメラ内の部品配置の自由度が増
し、構成が容易となる。さらに、請求項5に示す本発明
は該閃光発光部の前面に配置した該反射板は回動可能に
支持され、カメラ携帯時には収納可能であり、裏面を利
用してカメラ保護部材とすることにより、カメラの鏡筒
部のバリア部として兼用できるので、スペース効率が良
くなる。
【0051】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1実施例の写真撮影用照明装置
を有するカメラの使用状態における側面図である。
【図2】同じく、収納状態における側面図である。
【図3】その発光部の分解斜視図である。
【図4】その閃光発光部の反射笠による光線トレース図
である。
【図5】その光学パネル近傍の光線トレース図である。
【図6】その発光部全体における光線トレース図であ
る。
【図7】その光学パネルの角度関係の説明図である。
【図8】同じく、光学パネルに入射する最適な角度の説
明図である。
【図9】同じく、適正条件の関係式を求める必要定数の
説明図である。
【図10】その関係式を満たした状態における光線トレ
ース図で、(a),(b),(c)は光源の光束方向と
水平方向とのなす角度が、それぞれ80°,70°,9
0°の場合である。
【図11】本発明の第2実施例の写真撮影用照明装置を
有するカメラの使用状態における側面図である。
【図12】本発明の第3実施例の外付け写真撮影用照明
装置を有するカメラの使用状態における側面図である。
【符号の説明】
1,31・・カメラ本体、2,32・・鏡筒部、3,3
4・・閃光発光管、4,35・・反射笠、5・・蓋部
材、6,22,36・・光学パネル、6a,6b,22
a,36a・・フレネルプリズム面、7・・反射板、8
a,8b・・側面反射板、21・・反射板,33・・外
付け閃光装置。

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 閃光発光管と該閃光発光管の発光方向を
    規制する反射笠とを有し、該反射笠によって反射された
    光の光軸が垂直方向よりやや前傾させた状態で光を射出
    させるように配置される閃光発光部と、該光軸の傾きよ
    りも傾斜が少ない状態で配置され、少なくとも閃光発光
    管側に配置された複数のプリズムに入射した光を各々の
    プリズム面により全反射させるとともに、撮影光軸と平
    行に光を射出させる光学パネルと、該閃光発光部と該光
    学パネル以外の開口部を覆うように構成した反射板とか
    ら構成されることを特徴とする写真撮影用照明装置。
  2. 【請求項2】 該光学パネルには、更に、前記反射笠寄
    りの被写体側にフレネルプリズム面を有し、該フレネル
    プリズム面は該反射笠によって反射されない前記閃光発
    光管からの直接光を撮影レンズの光軸と平行に曲げる
    とを特徴とする請求項1記載の写真撮影用照明装置。
  3. 【請求項3】 該反射笠は、少なくともその一部の形状
    が該閃光発光管の中心位置をほぼ焦点位置とする放物面
    で構成されていることを特徴とする請求項1記載の写真
    撮影用照明装置。
  4. 【請求項4】 閃光発光管と該閃光発光管の発光方向を
    規制する反射笠からなる閃光発光部をカメラ本体に内蔵
    し、該反射笠によって反射された光の光軸が垂直方向よ
    りやや前傾させた状態で光を射出させるように配置され
    る閃光発光部と、該光軸の傾きよりも傾斜が少ない状態
    で配置され、少なくとも閃光発光管側に配置された複数
    のプリズムに入射した光を各々のプリズム面により全反
    射させるとともに、撮影光軸と平行に光を射出させる光
    学パネルと、該閃光発光部と該光学パネル以外の開口部
    を覆うように構成した反射板とから構成される写真撮影
    用照明装置を備えたことを特徴とするカメラ。
  5. 【請求項5】 該閃光発光部の前面に配置した該反射板
    は回動可能に支持され、カメラ携帯時には収納可能であ
    り、裏面を利用してカメラ保護部材とすることを特徴と
    する請求項4記載のカメラ。
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