JP3402501B2 - トロイダル型無段変速機の変速比制御装置 - Google Patents

トロイダル型無段変速機の変速比制御装置

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JP3402501B2
JP3402501B2 JP35155993A JP35155993A JP3402501B2 JP 3402501 B2 JP3402501 B2 JP 3402501B2 JP 35155993 A JP35155993 A JP 35155993A JP 35155993 A JP35155993 A JP 35155993A JP 3402501 B2 JP3402501 B2 JP 3402501B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はトロイダル型無段変速
機の変速比制御装置、特に油圧制御により変速比を変化
させるようにしたものに関する。
【0002】
【従来の技術】自動車などに搭載されるトロイダル型無
段変速機は、エンジン出力が入力される入力ディスク
と、該入力ディスクと同軸上に対向配置された出力ディ
スクと、該出力ディスクと上記入力ディスクとの間に両
ディスクに接触した状態で傾動可能に配置されたパワー
ローラとを有し、上記パワーローラを傾動させることに
より、両ディスクに対する接触位置を変化させて変速比
を無段階に調整するようにしたものであるが、この種の
トロイダル型無段変速機においては、油圧制御により変
速比を変化させるようにしたものがある。
【0003】例えば特開昭61−119866号公報に
よれば、入、出力ディスク間に接触状態で配置した左右
一対のパワーローラを、それぞれローラ支持部材(トラ
ニオン)で回転自在に支持すると共に、これらのトラニ
オンをそれぞれスライドさせる油圧シリンダと、バルブ
ボディ、該バルブボディ内に軸方向に移動可能に挿入さ
れたスリーブ及び該スリーブ内に軸方向に移動可能に挿
入されたスプールとで3層構造とされた変速比制御バル
ブとを設けて、変速時に、例えば変速比制御バルブの一
方の延長方向に配置した変速用アクチュエータを作動さ
せることにより、上記スリーブを軸方向に移動させて上
記油圧シリンダに対する作動圧の給排を行うと共に、上
記パワーローラの傾転に伴うトラニオンの移動量を該変
速比制御バルブの他方の延長方向に配置したL型リンク
からなる伝達機構を介して上記スプールに伝達すること
により、その移動量に応じた目標変速比が実現されたと
きに上記作動圧の給排を停止するようにした構成が示さ
れている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記公
報記載の従来技術のように、変速比制御バルブを、バル
ブボディ、スリーブ及びスプールの3層構造にしたもの
においては、作動油のリークが多いことからオイルポン
プの駆動損失が大きくなる。
【0005】しかも、変速比制御バルブ、変速用アクチ
ュエータ及び伝達機構が直列に配置されることになるの
で、全長が長くなってレイアウト性が低下する。また、
変速比制御バルブと変速用アクチュエータとの軸心が精
度よく一致していないと、変速比制御バルブが安定して
作動せず、このため高度な取付精度が要求されることに
もなる。
【0006】この発明は、入、出力ディスク間に配置し
たパワーローラを支持するローラ支持部材と、このロー
ラ支持部材をスライドさせる油圧室に対する作動圧の給
排を制御する変速比制御バルブとを備え、駆動手段によ
って作動される変速比制御バルブの給排動作に伴う上記
ローラ支持部材の移動量を、伝達手段を介して変速比制
御バルブに伝達するようにしたトロイダル型無段変速機
の変速比制御装置における上記の問題に対処するもの
で、この種の変速比制御装置を、安価にかつコンパクト
に構成することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】すなわち、本願の請求項
1に係る発明(以下、第1発明という)は、同軸上に対
向配置された入力ディスク及び出力ディスクと、両ディ
スク間に配置されてこれらのディスクへの接触位置によ
って両ディスク間の変速比を変化させるパワーローラ
と、このパワーローラを支持するローラ支持部材と、こ
のローラ支持部材をスライドさせる油圧室に対する作動
圧の給排を制御する変速比制御バルブとを有するトロイ
ダル型無段変速機において、上記変速比制御バルブを、
両者の相対移動で油路を切り換える固定部材と1つのス
ライド部材とで構成すると共に、該変速比制御バルブ
と、上記スライド部材を作動させる駆動手段と、上記ロ
ーラ支持部材の移動量をスライド部材に伝達する伝達手
段とを、レバー部材を介して各要素の作用方向がほぼ平
行となるように、且つこれらのうちの1つの要素がレバ
ー部材の中間に、残りの2つの要素がレバー部材におけ
る上記1つの要素に対して該レバー部材を挟んで反対側
に位置する両端側にそれぞれ位置するように配置し、且
つ、各要素の端部をレバー部材に当接させたことを特徴
とする。
【0008】また、本願の請求項2に係る発明(以下、
第2発明という)は、上記第1発明の構成において、レ
バー部材の中間に伝達手段、両端側に変速比制御バルブ
及び駆動手段をそれぞれ配置し、レバー部材に当接して
いる伝達手段の端部から同じくレバー部材に当接してい
る変速比制御バルブの端部までの距離と、上記伝達手段
の端部から同じくレバー部材に当接している駆動手段の
端部までの距離とをほぼ同じとしたことを特徴とする。
【0009】そして、本願の請求項3に係る発明(以
下、第3発明という)は、上記第1発明又は第2発明の
構成において、伝達手段を、一端がローラ支持部材に固
設されたプリセスカムと当接し、他端がレバー部材に当
接するL形リンクで構成したことを特徴とする。
【0010】さらに、本願の請求項4に係る発明(以
下、第4発明という)は、上記第1発明から第3発明の
いずれかの構成において、変速比制御バルブに、スライ
ド部材の先端がレバー部材に当接するように該スライド
部材を押圧付勢するスプリングを備えたことを特徴とす
る。
【0011】
【作用】上記の構成によれば次の作用が得られる。
【0012】すなわち、第1〜第4発明のいずれにおい
ても、変速比制御バルブと駆動手段とを作用方向がほぼ
平行となるように分離して配置しているので、変速比制
御バルブと駆動手段との軸心が精度よく一致していない
と変速比制御バルブが安定して作動しないという問題が
低減され、変速比制御バルブの取付精度を不必要に高く
する必要がなく製造コストが低減されることになる。
【0013】そして、変速比制御バルブとして、スライ
ド部材が1つの2層弁を使用できるので、作動油のリー
ク量が低減されると共に、制御性が向上することにもな
る。
【0014】しかも、変速比制御バルブ、駆動手段及び
伝達手段を直列に配置する必要がないので、全長が短縮
されてコンパクトに構成されることになる。
【0015】また、変速比制御バルブ、駆動手段及び伝
達手段のうちの1つの要素がレバー部材の中間に配置さ
れ、この要素に対して、残りの2つの要素が、レバー部
材を挟んで反対側で両端側に配置され、且つ、各要素の
端部がレバー部材に当接しているので、該レバー部材に
対する接続関係が簡素化されることになる。
【0016】特に、第2発明によれば、伝達手段がレバ
ー部材の中間に配置され、この伝達手段に対して、変速
比制御バルブ及び駆動手段がレバー部材を挟んで反対側
で両端側に配置され、且つ、それぞれレバー部材に当接
している伝達手段の端部と変速比制御バルブの端部との
距離と、上記伝達手段の端部と駆動手段の端部との距離
とがほぼ同じであるので、ストローク量の設定が容易に
行うことができるという利点がある。
【0017】そして、第3発明によれば、一端がローラ
支持部材に固設されたプリセスカムに伝達手段としての
L形リンクの一端を当接させ、他端を上記レバー部材に
当接させたことにより、また、第4発明によれば、変速
比制御バルブに、スライド部材の先端がレバー部材に当
接するように該スライド部材を押圧付勢するスプリング
を備えたことにより、トロイダル型無段変速機におい
て、上記第1、第2発明の作用がより確実に実現される
ことになる。
【0018】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0019】図1に示すように、この実施例に係る自動
車のパワートレイン1は、エンジン2と、エンジン出力
軸2aに連結されたトルクコンバータ3と、このトルク
コンバータ3の出力が伝達される減速装置10と、上記
エンジン2の出力がトルクコンバータ3をバイパスして
入力されるトロイダル型無段変速機30とを有し、上記
減速装置10もしくはトロイダル型無段変速機30の出
力、またはその両者の出力が出力軸4を介して図外の駆
動輪に伝達されるようになっている。
【0020】上記トルクコンバータ3は、エンジン出力
軸2aに連結されたケーシング3aと一体のポンプ3b
と、このポンプ3bに対向配置されて該ポンプ3bによ
り作動油を介して駆動されるタービン3cと、該タービ
ン3cと上記ポンプ3bとの間に介設されてトルク増大
作用を行うステータ3dとを有し、上記タービン3cと
一体回転するタービンシャフト3eに外嵌された中空シ
ャフト3fの前端側がワンウェイクラッチ3gを介して
上記ステータ3dに連結されている。この中空シャフト
3fの後方へ延びる中間部が変速機ケーシング60に固
定されていると共に、該中空シャフト3fの後端部と上
記タービンシャフト3eの後端部とが上記減速装置10
に連結されている。さらに、上記中空シャフト3fに外
嵌され、かつ一端が上記ケーシング3aに連結されたポ
ンプシャフト3hの軸端部にはオイルポンプ5が設けら
れており、このオイルポンプ5がケーシング3aを介し
て上記エンジン2により駆動されるようになっている。
【0021】そして、上記減速装置10は、上記タービ
ンシャフト3eと同軸上に直列に配置された第1遊星歯
車機構11及び第2遊星歯車機構12を有し、エンジン
2側に配置された第1遊星歯車機構11が後退用とさ
れ、また、第2遊星歯車機構12が前進用とされてい
る。
【0022】上記第1遊星歯車機構11は、シングルピ
ニオン式とされて、上記タービンシャフト3eに結合さ
れたサンギヤ13を有し、該サンギヤ13に噛合するピ
ニオン14を回転自在に支持するキャリヤ15が、変速
機ケーシング60に固定された上記中空シャフト3fに
結合されていると共に、上記ピニオン14に噛合するリ
ングギヤ16がリバースクラッチ17を介してタービン
シャフト3eと同一軸線上に配置された上記出力軸4に
連結されている。
【0023】また、上記第2遊星歯車機構12は、ダブ
ルピニオン式とされて、インナピニオン18が上記第1
遊星歯車機構11のピニオン14と一体化されていると
共に、該第1遊星歯車機構11のサンギヤ13が第2遊
星歯車機構12のサンギヤに共用されている。また、上
記インナピニオン18とアウタピニオン19とを固定支
持するキャリヤ20は、上記第1遊星歯車機構11のキ
ャリヤ15と一体化されて中空シャフト3fを介して変
速機ケーシング60に固定されている。さらに、この第
2遊星歯車機構12を構成するリングギヤ21は、フォ
ワードクラッチ22及びワンウェイクラッチ23を介し
て上記出力軸4に連結されている。したがって、上記リ
バースクラッチ17を締結したときには、タービンシャ
フト3eの出力が第1遊星歯車機構11を介して上記出
力軸4に伝達されて、該出力軸4を後退方向に回転駆動
する。また、フォワードクラッチ22を締結したときに
は、上記タービンシャフト3eの出力が第2遊星歯車機
構12を介して上記出力軸4に伝達されて、該出力軸4
を前進方向に回転駆動する。
【0024】一方、上記トロイダル型無段変速機30
は、上記出力軸4上に直列に配置された一対の第1、第
2無段変速機構31,32を有する。これらの無段変速
機構31,32は同様の構成とされており、上記出力軸
4上に該軸4に対して回転自在に設けられた入力ディス
ク33と、各入力ディスク33に対向配置されて出力軸
4と一体回転する出力ディスク34と、該出力ディスク
34と入力ディスク33との間に両ディスク33,34
にそれぞれ接触した状態で回転及び傾動可能に配置され
た一対のパワーローラ35,35とを有する。
【0025】そして、上記第1、第2無段変速機構3
1,32における入力ディスク33,33間には、これ
らの入力ディスク33,33に対して相対回転可能とさ
れた中間ディスク36が配置されていると共に、この中
間ディスク36と各入力ディスク33,33との間に複
数のローディングカム37…37がそれぞれ介装されて
いる。これらのローディングカム37…37は、上記エ
ンジン2より各入力ディスク33に入力される入力トル
クが大きくなるほど、各カム37による各入力ディスク
33に対する押付力が増大するようになっている。
【0026】さらに、上記中間ディスク36を介して各
入力ディスク33にエンジン2の出力を入力するための
入力軸51が上記出力軸4に平行に配置されている。こ
の入力軸51の前端側には第1ギヤ52が設けられて、
該第1ギヤ52が中間ギヤ53に噛合されていると共
に、この中間ギヤ53が、動力分配クラッチ54を介し
て上記ポンプシャフト3hに接続される出力ギヤ55に
噛合されている。また、上記入力軸51の後端側には、
上記中間ディスク36と一体的に設けられた入力ギヤ5
6に噛合する第2ギヤ57が一体的に設けられている。
したがって、上記動力分配クラッチ54を締結した場合
には、トルクコンバータ3をバイパスしたエンジン2の
出力が、入力ギヤ56を介してトロイダル型無段変速機
30における第1、第2無段変速機構31,32を構成
する各入力ディスク33,33に入力され、図のように
各パワーローラ35…35の傾動角度に応じた所定の変
速比(減速比)で各入力ディスク33,33の回転が変
速されて各出力ディスク34,34に伝達されるように
なっている。
【0027】次に、トロイダル型無段変速機30を構成
する第1、第2無段変速機構31,32の構成をさらに
具体的に説明する。なお、第1無段変速機構31及び第
2無段変速機構32は、上記したように同様の構成であ
るので、第1無段変速機構31を代表して説明する。
【0028】すなわち、第1無段変速機構31には、図
2に示すように、上下方向に配置された第1、第2トラ
ニオン38,39が設けられており、これらのトラニオ
ン38,39にピボットシャフト40,40を介してパ
ワーローラ35,35がそれぞれ回転自在に支持されて
いる。
【0029】一方、変速機ケーシング60にリンクポス
ト61を介して取り付けられた支持部材62には、上記
第1、第2トラニオン38,39の上端部がそれぞれ球
面軸受63,63を介して回動自在に支持されていると
共に、変速機ケーシング60と一体の仕切壁64にリン
クポスト65を介して取り付けられた支持部材66に
は、上記第1、第2トラニオン38,39の下端部がそ
れぞれ球面軸受67,67を介して回動自在に支持され
ている。そして、第1、第2トラニオン38,39に
は、上記出力軸4と直交する方向に延長されたトラニオ
ンシャフト41a,41bがそれぞれ一体的に取り付け
られている。これらのトラニオンシャフト41a,41
bの先端側は、それぞれ上記仕切壁64を貫通してオイ
ルパン68で覆われた下部空間に突出している。
【0030】また、上記仕切壁64には、第1、第2ト
ラニオン38,39を上下にスライドさせるための第
1、第2油圧シリンダ71,72が設けられている。こ
れらの油圧シリンダ71,72は、仕切壁64に形成さ
れた隔壁部64a,64aにより、それぞれ上部油圧室
71a,72aと下部油圧室71b,72bとにそれぞ
れ分割されている。このうち、第1トラニオン38側の
第1油圧シリンダ71における上部及び下部油圧室71
a,71bには、それぞれトラニオンシャフト41aに
遊嵌合された環状の変速ピストン73a,73bが内挿
されている。
【0031】そして、上部油圧室71aに内挿された変
速ピストン73aと上記第1トラニオン38の下端との
間にはスラストベアリング42が介装されている。ま
た、上記下部油圧室71bに内挿された変速ピストン7
3bの下面には、上記トラニオンシャフト41aの下端
部分に外装されたスラストベアリング43が隣接配置さ
れている。そして、トラニオンシャフト41aの下端部
分には、後述する変速比制御装置80を構成するプリセ
スカム81が、上記スラストベアリング43に隣接して
スプライン嵌合されていると共に、そのボス部の下面に
当接した状態で上記トラニオンシャフト41aに装着さ
れたサークリップ44により、該プリセスカム81ない
し上記変速ピストン73bが支持されている。
【0032】一方、第2トラニオン39側の第2油圧シ
リンダ72における上部及び下部油圧室72a,72b
についても、それぞれトラニオンシャフト41bに遊嵌
合された環状の変速ピストン74a,74bが内挿され
ている。そして、この場合においても、上部油圧室72
aに内挿された変速ピストン74aと上記第2トラニオ
ン39の下端との間にはスラストベアリング42が介装
されている。また、上記下部油圧室72bに内挿された
変速ピストン74bの下面には、上記トラニオンシャフ
ト41bの下端部分に外装されたスラストベアリング4
3が隣接配置されていると共に、このスラストベアリン
グ43に隣接配置されたカラー45の下端に当接した状
態でトラニオンシャフト41bにサークリップ44を装
着することにより、該カラー45ないし上記変速ピスト
ン74bが支持されている。
【0033】したがって、例えば第1油圧シリンダ71
における上部油圧室71aの作動圧を下部油圧室71b
の作動圧よりも相対的に高くすれば、上部油圧室71a
に内挿された変速ピストン73aにより第1トラニオン
38が押し上げられて上方へスライドすることになる。
これに対して、上記上部油圧室71aの作動圧を下部油
圧室71bの作動圧よりも相対的に低くすれば、下部油
圧室71bに内挿された変速ピストン73bによりトラ
ニオンシャフト41aが押し下げられ、それに伴って第
1トラニオン38が下方へスライドすることになる。
【0034】ここで、第1無段変速機構31における上
記第1、第2油圧シリンダ71,72の各油圧室71
a,71b,72a,72bに対する作動圧の給排を制
御することにより変速比を変化させる上記変速比制御装
置80の構成について詳細に説明する。
【0035】図2、図3に示すように、上記仕切壁64
の下面に固定された中間ボディ69の下面には、変速比
制御バルブ82のバルブボディ83が固定されている。
これらの中間ボディ69及びバルブボディ83には、所
定の圧力に調整された油圧源(図示せず)からのライン
圧が供給されるメイン通路84aと、第1油圧シリンダ
71における上部油圧室71a及び第2油圧シリンダ7
2における下部油圧室72bに対する作動圧を給排する
第1通路84bと、同じく第1油圧シリンダ71におけ
る下部油圧室71b及び第2油圧シリンダ72における
上部油圧室72aに対する作動圧を給排する第2通路8
4cと、作動油を排出するドレン通路84dとがそれぞ
れ形成されている。また、上記バルブボディ83内には
スプール85が軸方向に移動可能に挿通されている。
【0036】ここで、上記バルブボディ83には、上記
メイン通路84aに連通されたメインポート83aと、
第1、第2通路84b,84cにそれぞれ連通された第
1、第2給排ポート83b,83cとがそれぞれ形成さ
れている。一方、上記スプール85には、上記メインポ
ート83aを第1給排ポート83bもしくは第2給排ポ
ート83cに選択的に連通させる環状のグルーブ85a
が設けられている。
【0037】また、上記バルブボディ83には、上記ス
プール85の軸方向に穿設したドレン油路85bを上記
ドレン通路84dに連通させる連通部83dが形成され
ている。そして、上記ドレン油路85bに通じるように
スプール85に形成された第1、第2ドレンポート85
c,85dが、該スプール85のバルブボディ83に対
する軸方向の相対移動に伴って、上記第1、第2給排ポ
ート83b,83cのいずれかに選択的に連通するよう
になっている。
【0038】その場合に、上記メインポート83aがス
プール85のグルーブ85aを介して第1給排ポート8
3bに連通するときには、該第1給排ポート83bと第
1ドレンポート85cとの連通状態が遮断されると同時
に、第2ドレンポート85dが第2給排ポート83cに
連通し、また上記メインポート83aが上記グルーブ8
5aを介して第2給排ポート83cに連通するときに
は、該第2給排ポート83cと第2ドレンポート85d
との連通状態が遮断されると同時に、第1ドレンポート
85cが第1給排ポート83bに連通するように構成さ
れる。
【0039】ここで、上記変速比制御バルブ82の側方
には、図4に示すように、駆動手段を構成するステッピ
ングモータ86が配置されている。このステッピングモ
ータ86の回転軸86aには回転部材87が固設されて
いると共に、該回転部材87の先端に一体的に形成され
たネジ部87aに駆動部材88が螺合されている。そし
て、この駆動部材88の先端部と上記変速比制御バルブ
82から突出する上記スプール85の先端部との間に
は、レバー部材89が両者間に跨がって配置されてい
る。該レバー部材89の一端89aが、上記駆動部材8
8の先端のスリット88aに係合されていると共に、該
レバー部材89の他端89bが、上記スプール85の先
端のスリット85eに係合されている。これにより、上
記駆動部材88の回り止めが図られるようになってい
る。
【0040】一方、図3に示すように、第1トラニオン
38側のトラニオンシャフト41aの下端部に固設した
プリセスカム81と上記レバー部材89との間には、伝
達手段としてのL形リンク90が介設されている。この
L形リンク90は、上記変速比制御バルブ82とトラニ
オンシャフト41aとの間に架設された支軸91を介し
て揺動自在に支持されていると共に、該リンク90の一
方の端部90aは、上記プリセスカム81の下面に傾斜
状に設けられたカム面81aに当接されている。そし
て、該リンク90の下方に屈折した他方の端部90b
は、上記レバー部材89の中間部分に形成された凹部8
9cに当接配置されている。
【0041】ここで、上記変速比制御バルブ82には、
スプール85の基端側を押圧付勢するスプリング92が
備えられている。これにより、該スプール85の先端が
上記レバー部材89に当接するように付勢される。
【0042】このような構成において、今、ステッピン
グモータ86を駆動して、駆動部材88を図4における
図面上の右側(a方向)に移動させたとすると、レバー
部材89の他端89bにはスプール85を介してスプリ
ング92の付勢力が作用していることから、該レバー部
材89がスプール85で押されて、その中間部分に形成
した凹部89cに当接するL形リンク90の他端90b
を支点として時計回りの方向(b方向)に回動する。こ
れにより、変速比制御バルブ82のスプール85は図面
上の左側(c方向)に移動することになって、図5に示
すように、バルブボディ83に設けたメインポート83
aと第2給排ポート83cとがスプール85のグルーブ
85aを介して連通する一方において、第1給排ポート
83bがスプール85に設けた第1ドレンポート85c
に連通することになる。
【0043】したがって、メイン通路84aからのライ
ン圧が、メインポート83a、グルーブ85a、第2給
排ポート83c及び第2通路84cを介して、上記第1
油圧シリンダ71における下部油圧室71bと第2油圧
シリンダ72における上部油圧室72aとに導かれる一
方、第1油圧シリンダ71における上部油圧室71a及
び第2油圧シリンダ72における下部油圧室72bの作
動圧が、第1通路84b、第1給排ポート83b、第1
ドレンポート85c、ドレン油路85bを経た後、最終
的に上記ドレン通路84dを経由して排圧されることに
なる。
【0044】これにより、上記第1無段変速機構31に
おける第1トラニオン38が下方へスライドし、また第
2トラニオン39が上方にスライドすることになり、第
1、第2トラニオン38,39に取り付けたパワーロー
ラ35,35の接触位置が変化することになって傾転力
が発生する。その場合に、例えば入力ディスク33が図
2におけるd方向に回転しているものとすると、第1ト
ラニオン38側のパワーローラ35は図1におけるe方
向に回動し、また第2トラニオン39側のパワーローラ
35はf方向に回動することになる。これにより、第1
無段変速機構31における入、出力ディスク33,34
間の変速比(減速比)が増大することになる。
【0045】そして、上記パワーローラ35の傾転に
に、第1トラニオン38を介してトラニオンシャフト4
1aが回転し、その回転がプリセスカム81のカム面8
1aに一端90aが当接したL形リンク90に伝達され
て、該L形リンク90を支軸91を支点として図6にお
ける時計回りの方向(g方向)へ回動させる。その場
合に、図5に示すように、レバー部材89の一端89a
が駆動部材88の先端に、他端89bがスプール85の
先端に当接し、かつ該レバー部材89の中間に形成した
凹部89cにL形リンク90の他端90bが当接してい
ることから、該レバー部材89が上記駆動部材88を支
点として、反時計回りの方向(h方向)に回動する。こ
れにより、スプール85がレバー部材89で押され、ス
プリング96の付勢力に抗して右側(i方向)へ移動す
ることになる。
【0046】そして、変速動作がさらに進行して、図7
に示すように上記スプール85が初期位置まで移動し
て、第1、第2油圧シリンダ71,72に対する作動圧
の給排が停止する位置に到達したときには、その移動が
停止して変速制御が終了する。これにより、上記ステッ
ピングモータ86の操作量に応じた所定の目標変速比が
実現されることになる。
【0047】その場合に、この実施例によれば、変速比
制御バルブ82とステッピングモータ86とを作用方向
がほぼ平行となるように分離して配置しているので、変
速比制御バルブ82の取付精度を必要以上に高くする必
要がなく製造コストが低減されることになる。
【0048】しかも、変速比制御バルブ82が、バルブ
ボディ83にスプール85を内挿した2層弁となってい
るので、作動油のリーク量が低減されると共に、制御性
が向上することにもなる。
【0049】また、変速比制御バルブ82、ステッピン
グモータ86及びL形リンク90を直列に配置する必要
がないので、全長が短縮されてコンパクトに構成される
ことになる。
【0050】さらに、変速比制御バルブ82のスプール
85、ステッピングモータ86及びL形リンク90のう
ちの1つの要素90がレバー部材89の中間に配置さ
れ、この要素90に対して、残りの2つの要素85,8
6が、レバー部材89を挟んで反対側で両端側に配置さ
れ、且つ、各要素85,86,90の端部がレバー部材
89に当接しているので、該レバー部材89に対する接
続関係が簡素化されることになる。
【0051】特に、実施例のように、L形リンク90を
レバー部材89の中間89cに配置し、このL形リンク
90に対して、変速比制御バルブ82及びステッピング
モータ86をレバー部材89を挟んで反対側で両端側8
9b、89aに配置し、且つ、それぞれレバー部材89
に当接しているL形リンク90の端部90bと変速比制
御バルブ82のスプール85の先端との距離と、上記L
形リンク90の端部90bとステップモータ86の駆動
部材88の先端との距離とをほぼ同じとすることによ
り、ストローク量の設定が容易に行うことができること
になる。
【0052】なお、この実施例においては、レバー部材
89の中間部分にL形リンク90を、両端側に変速比制
御バルブ82及びステッピングモータ86を配置してい
るが、これらの配置関係を入れ替えてもほぼ同様な作用
効果が得られることになる。
【0053】次に、図8及び図9を参照してパワーロー
ラの支持構造の別の実施例を説明する。
【0054】この実施例においては、トラニオン111
を貫通して装着したピボットシャフト112にパワーロ
ーラ113を回転自在に支持すると共に、該パワーロー
ラ113と上記トラニオン111との間にデッシュプレ
ート114を介設している。
【0055】このような構成によれば、軽負荷時におい
ては、図8に示すように、パワーローラ113がデッシ
ュプレート114で押されてトラニオン111から離反
することから、トラニオンシャフト115の中心を通る
傾転中心116と、パワーローラ113の回転中心11
7とを基準とする半頂角θが相対的に小さくなる。
【0056】これに対して、高負荷時においては、図9
に示すように、デッシュプレート114が変形すること
により、パワーローラ113がトラニオン側に移動す
る。これにより、半頂角θが軽負荷時に比べて相対的に
大きくなって、大きな入力トルクに対応することが可能
となる。
【0057】
【発明の効果】 以上のように本発明によれば、入、出
力ディスク間に配置したパワーローラを支持するローラ
支持部材と、このローラ支持部材をスライドさせる油圧
室に対する作動圧の給排を制御する変速比制御バルブと
を備え、駆動手段によって作動される変速比制御バルブ
の給排動作に伴う上記ローラ支持部材の移動量を、伝達
手段を介して変速比制御バルブに伝達するようにしたト
ロイダル型無段変速機において、変速比制御バルブと駆
動手段とを作用方向がほぼ平行となるように分離して配
置しているので、変速比制御バルブの取付精度を不必要
に高くする必要がなく製造コストが低減されることにな
る。
【0058】そして、変速比制御バルブとして、スライ
ド部材が1つの2層弁を使用できるので、作動油のリー
ク量が低減されると共に、制御性が向上することにもな
る。
【0059】しかも、変速比制御バルブ、駆動手段及び
伝達手段を直列に配置する必要がないので、全長が短縮
されてコンパクトに構成されることになる。
【0060】また、変速比制御バルブのスライド部材、
駆動手段及び伝達手段のうちの1つの要素がレバー部材
の中間に配置され、この要素に対して、残りの2つの要
素が、レバー部材を挟んで反対側で両端側に配置され、
且つ、各要素の端部がレバー部材に当接しているので、
該レバー部材に対する接続関係が簡素化されることにな
る。
【0061】特に、第2発明によれば、伝達手段がレバ
ー部材の中間に配置され、この伝達手段に対して、変速
比制御バルブ及び駆動手段がレバー部材を挟んで反対側
で両端側に配置され、且つ、それぞれレバー部材に当接
している伝達手段の端部と変速比制御バルブの端部との
距離と、上記伝達手段の端部と駆動手段の端部との距離
とがほぼ同じであるので、ストローク量の設定が容易に
行うことができるという利点がある。
【0063】そして、第3発明によれば、一端がローラ
支持部材に固設されたプリセスカムに伝達手段としての
L形リンクの一端を当接させ、他端を上記レバー部材に
当接させたことにより、また、第4発明によれば、変速
比制御バルブに、スライド部材の先端がレバー部材に当
接するように該スライド部材を押圧付勢するスプリング
を備えたことにより、トロイダル型無段変速機におい
て、上記第1、第2発明の作用がより確実に実現される
ことになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る自動車のパワートレインの骨子
図である。
【図2】 図1におけるA−A線よりみたトロイダル型
無段変速機を構成する第1無段変速機構の断面図であ
る。
【図3】 変速比制御装置周辺の構成を示す拡大断面図
である。
【図4】 図3におけるB−B線方向から見た変速比制
御装置及びその周辺の構成を示す要部底面図である。
【図5】 変速制御中における変速比制御装置及びその
周辺の要部底面図である。
【図6】 同じく変速制御中における変速比制御装置及
びその周辺の要部断面図である。
【図7】 変速終了時における変速比制御装置及びその
周辺の要部底面図である。
【図8】 パワーローラの支持構造の別の実施例におけ
る軽負荷時の状態を示す要部断面図である。
【図9】 同じくパワーローラの支持構造の別の実施例
における高負荷時の状態を示す要部断面図である。
【符号の説明】
33 入力ディスク 34 出力ディスク 35 パワーローラ 38 第1トラニオン 39 第2トラニオン 41a トラニオンシャフト 71 第1油圧シリンダ 71a 上部油圧室 71b 下部油圧室 72 第2油圧シリンダ 72a 上部油圧室 72b 下部油圧室 80 変速比制御装置 81 プリセスカム 82 変速比制御バルブ 83 バルブボディ 85 スプール 86 ステッピングモータ 87 回転部材 88 駆動部材 89 レバー部材 90 L形リンク

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同軸上に対向配置された入力ディスク及
    び出力ディスクと、両ディスク間に配置されてこれらの
    ディスクへの接触位置によって両ディスク間の変速比を
    変化させるパワーローラと、このパワーローラを支持す
    るローラ支持部材と、このローラ支持部材をスライドさ
    せる油圧室に対する作動圧の給排を制御する変速比制御
    バルブとを有するトロイダル型無段変速機の変速比制御
    装置であって、上記変速比制御バルブが、両者の相対移
    動で油路を切り換える固定部材と1つのスライド部材と
    で構成されていると共に、該変速比制御バルブと、上記
    スライド部材を作動させる駆動手段と、上記ローラ支持
    部材の移動量をスライド部材に伝達する伝達手段とが、
    レバー部材を介して各要素の作用方向がほぼ平行となる
    ように、且つこれらのうちの1つの要素がレバー部材の
    中間に、残りの2つの要素がレバー部材における上記1
    つの要素に対して該レバー部材を挟んで反対側に位置す
    る両端側にそれぞれ位置するように配置され、且つ、各
    要素の端部がレバー部材に当接していることを特徴とす
    るトロイダル型無段変速機の変速比制御装置。
  2. 【請求項2】 レバー部材の中間に伝達手段、両端側に
    変速比制御バルブ及び駆動手段がそれぞれ配置され、レ
    バー部材に当接している伝達手段の端部から同じくレバ
    ー部材に当接している変速比制御バルブの端部までの距
    離と、上記伝達手段の端部から同じくレバー部材に当接
    している駆動手段の端部までの距離とがほぼ同じである
    ことを特徴とする請求項1に記載のトロイダル型無段変
    速機の変速比制御装置。
  3. 【請求項3】 伝達手段は、一端がローラ支持部材に固
    設されたプリセスカムと当接し、他端がレバー部材に当
    接するL形リンクで構成されていることを特徴とする請
    求項1又は請求項2に記載のトロイダル型無段変速機の
    変速比制御装置。
  4. 【請求項4】 変速比制御バルブは、スライド部材の先
    端がレバー部材に当接するように該スライド部材を押圧
    付勢するスプリングを備えていることを特徴 とする請求
    項1から請求項3のいずれかに記載のトロイダル型無段
    変速機の変速比制御装置。
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