JP3402019B2 - 精密機器用またはクリーンルーム用ワイパーおよびその製造方法 - Google Patents
精密機器用またはクリーンルーム用ワイパーおよびその製造方法Info
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Description
ない精密機器用またはクリーンルーム用ワイパーおよび
その製造法に関するものである。
のメガネやレンズだけでなく、液晶画面に代表される電
子機器のスクリーンのクリーン化には高度な汚染物除去
性能だけでなく、ワイピングクロスから塵挨、特に親水
性物質や導電性物質のごとき絶縁破壊を惹起する塵挨を
発生してはならない。特にクリーンルームにおける液晶
材料や半導体の製造過程における製品や製造装置のワイ
ピングには、特にかかる発塵性の少ないものが要求され
る。毛羽や発塵を嫌う分野でのワイピングクロスとして
は従来の木綿、紙では対応できない。近年、極細繊維を
用いた編織物がワイピングクロスとして提案されてい
る。例えば、0.9デニール以下の極細繊維からなる布
帛の嵩高性を特徴とするワイピングクロスが特開昭61-l
O3428号公報で提案され、0.2デニール以下の超極細
糸と0.5〜10デニールの繊維からなる交絡編織物お
よびその製造方法が特開昭63-211364号公報で提案され
ている。しかし、これら提案の織物では風合いが硬いだ
けでなく、ガラスを基板とする材料に対しては滑りすぎ
たり、逆に滑らずに拭取作業性が悪いなどの欠点があ
る。また編物では編物特有の伸縮性の大きさによる変形
や笑いと称する延ばした後の変形が欠点である。また滑
り過ぎたり、網目の粗さのため十分な拭取性が得られな
いなどの問題がある。さらに、ワイピングクロスの発塵
性を少なくすることは困難であった。
ような欠点を改良し、発塵性の極めて少ない、絶縁破壊
の心配のない高度な拭取性を有する精密機器用またはク
リーンルーム用ワイパーおよびその製造方法を提供せん
とするものである。
するため次の構成を有する。すなわち、本発明の精密機
器用またはクリーンルーム用ワイパーは、単糸繊度0.
1デニール以下の極細繊維フィラメントと単糸繊度1デ
ニール以上のフィラメント糸とからなる編織物からな
り、かつ、該極細繊維が、該編織物の表面を選択的に形
成しており、かつ、該編織物の親水性物質または導電性
物質の含有量が0.5重量%以下で、かつ、該編織物の
JIS B-9923(シェーキング法)で測定される粒子径5ミク
ロン以上の発塵量が、10個/ft 3 ・100cm 2 以下である
ワイピングクロスで、ワイパー部分が構成されているこ
とを特徴とするものである。また、かかるワイパーの製
造方法は、単糸繊度0.1デニール以下の極細繊維フィ
ラメントと、該極細繊維より も4〜8%収縮率が高い単
糸繊度1デニール以上の高収縮フィラメント糸とからな
る編織物を、加熱処理後、該編織物の表面をウオーター
ジェットパンチ加工するに際し、該編織物を、親水性物
質または導電性物質を含有しない系で、繊維製造から・
仕上加工まで行い、得られる該編織物の親水性物質また
は導電性物質の含有量を0.5重量%以下に制御するこ
とを特徴とするものである。
料および半導体などの製造工程や製品の清掃に使用され
るワイパーとして好適な材料について、まず、発塵がな
いこと、絶縁破壊を起こすことがないことに着目して鋭
意検討したところ、特定な極細繊維フィラメント製で、
しかも親水性物質や導電性物質を徹底的に排除した系
で、クロスを製造してみたところ、極めて信頼性の高い
精密機器用またはクリーンルーム用ワイパーを提供する
ことができることに成功したものである。
用ワイパーを構成する素材は、ポリエステル、ポリアミ
ドなどの合成繊維の極細フィラメントからなるものであ
るが、かかる極細フィラメントは、該ワイパーを構成す
る繊維の内少なくとも30重量%以上含まれておれば拭
き取り性にすぐれたものを提供することができる。ここ
で極細繊維とは0.1デニール以下の単繊維繊度を有す
る繊維であり、好ましくは0.08〜0.01デニー
ル、さらに好ましくは0.06〜0.05デニールの範
囲のものがよい。かかる極細繊維以外の他の繊維を併用
する場合は、1デニール以上の高収縮フィラメント糸を
使用することが重要である。かかる高収縮フィラメント
糸により、編織物の嵩高性を付与することができる。こ
の高収縮糸のさらに好ましい繊度は2〜6デニールであ
る。極細繊維と高収縮糸との複合割合としては、極細繊
維は少なくとも布帛重量の好ましくは30%以上、さら
に好ましくは50〜80重量%、特に好ましくは60〜
70重量%の範囲とするのが、布帛の嵩高性、風合い、
拭取性の点からよい。この1デニール以上の高収縮糸と
は、高い収縮特性を有するものであれば、その収縮率は
特に限定されるべきものではなく、重要なことは極細繊
維よりも熱に対する収縮特性が大きいことである。極細
繊維の沸騰水収縮率が4〜8%であれば、高収縮糸は1
0〜25%程度の収縮率を有するものがよい。特に極細
繊維の沸騰水収縮率より4〜8%大きい収縮率を有する
ものを使用するのが重要である。すなわち、熱処理によ
り極細繊維より大きな収縮が高収縮糸に発現され、編組
織の繊維束内部が形成される。一方、かかる収縮挙動に
よって、該極細繊維は1本の単繊維配列を乱し、該編織
物表面の嵩高性を大きくする。
物でも、いずれでも使用することができるが、ワイピン
グクロスの発塵量は編物の方が少ないのでより好まし
い。さらに編物は織物に比較し嵩高性や拭取作業性に優
れるなどの利点がある。
クリーンルーム用ワイパー用のワイピングクロスとして
は、粒子径5ミクロン以上の粒子が、皆無もしくは10
個/ft 3 ・100cm2 以下でなければならない。さらにク
リーン度が要求される半導体製造過程においては、1ミ
クロン以上の粒子径の異物の発生は極力避けなければな
らない。特に、かかる発塵のなかでも親水性物質や導電
性物質が存在しては、曇り現象や絶縁破壊を惹起するの
で、これはもはや致命的欠点となる。そこで本発明では
かかる親水性物質や導電性物質を極力排除することで、
精密機器やクリーンルームでの清掃における信頼性を著
しく高めたものである。
色加工や柔軟加工などで使用される、ポリアルキレング
リコール系化合物、水溶性ポリエステルなどの親水化
剤、ポリアクリル酸エステルなどの防汚剤、カチオン系
高分子活性剤などの帯電防止剤、高級アルコール硫酸エ
ステルやベタイン型両性活性剤などの分散剤などを例示
することができ、また、導電性物質としては、導電性金
属や導電性金属化合物、炭素粉末、制電性繊維、炭素繊
維などの導電性繊維などを例示することができる。かか
る物質は、本発明に使用する繊維の製造から編織物の各
種加工に至るまで慎重に排除して、本発明の精密機器用
またはクリーンルーム用ワイパー用のワイピングクロス
は製造される。すなわち、かかるワイピングクロスは、
上記親水性物質または導電性物質の含有量を0.5重量
%以下、好ましくは0.1重量%以下、より好ましくは
0にまで制御することが上記理由から重要である。
ルーム用ワイパー用のワイピングクロスにおいては、JI
S B-9923の「光散乱式粒子計数器法」に準じて測定され
る0.5μm以上の浮遊粒子が、100個/ft3 以下で
あるクリーンルームにおいて使用されるワイピングクロ
スは、拭取性、少ない発塵に加えて、汚れを吸収する吸
水性が速く、しかも吸水量が大きいことが好ましい。吸
油性に対しても同様である。吸水速度は1秒以下である
ことが好ましく、さらに、好ましくは瞬時に吸水される
もの、吸水量は200%以上であることが好ましく、さ
らに好ましくは300%以上であるものがよい。しか
も、水や油類により抽出される成分の存在は皆無もしく
は微量でなければならない。かかる機能は、構成繊維の
充填密度によって達成されるものであり、そのために、
該編織物表面をウオータージェットパンチ加工される。
このウオータージェットパンチ加工により、ワイピング
クロスに含まれる塵挨やワイピング作業中に出る塵挨を
最小限に抑えるとともに、該編織物の形態は安定性し、
繊維と繊維の絡み効果が十分に達成されワイピング作業
時の発塵が少なくなる。さらに水流により該編織物に付
着した異物も除去される効果をも奏する。
ルーム用ワイパー用のワイピングクロスの代表的製造方
法を説明する。かかるワイピングクロスを製造する際の
留意点は、親水性物質または導電性物質を含有しない系
で、繊維製造から仕上加工まで行うことにより製造する
ことにある。
い樹脂組成からなる海島型複合繊維からなるポリエステ
ルフィラメント糸と高収縮フィラメント糸とを引き揃え
た繊維の海成分を除去することにより、0.1デニール
以下の極細繊維と高収縮フィラメント糸からなる複合繊
維を得ることができる。海成分の除去はアルカリの存在
下での処理が有効であり、通常水酸化ナトリウムが使用
される。また剥離型の分割繊維を使用することも可能で
ある。複合繊維の製造時に仮ヨリ加工なども適用でき
る。
用ワイパー用のワイピングクロスを構成する編織物を作
る方法は、いかなる方法によってもよいが、編物の場
合、丸編でインターロック方式が生産性、裁断のほつれ
防止などで効果的である。得られた編織物、すなわち編
物は脱海により極細繊維を形成した後、100℃以上の
熱水中で処理される。その後、通常の編物は染色・仕上
セットされるが、この場合も親水性物質や導電性物質を
含有しない系で加工することが重要である。
用ワイパー用のワイピングクロスの製造にはウオーター
ジェットパンチ加工を実施する。すなわち濾過して浄化
された水を小孔より編織物の表面に圧力噴射させる。水
圧は好ましくは30〜120kgf/cm2 、さらに好まし
くは50〜80kgf/cm2 である。30kgf/cm2 未満の
場合には加工の効果は現れず、形態安定性に欠け、繊維
と繊維の絡み効果が不十分である。120kgf/cm2 を
越える場合には、極細繊維の単糸が水圧により部分切断
されることがあり、毛羽の原因になることもあり好まし
くない。
は、仕上セットとともに100℃以上の温度で乾熱、乾
燥し、水分や親水系成分を揮発させる。この場合にも、
編織物に親水性物質や導電性物質が残留しないように注
意することが肝要である。その後、製品としてのサイズ
に裁断され、最後に純水(蒸留水、イオン交換水など)
で洗浄、乾燥し、さらにクリーンパックされて商品化さ
れる。ここでクリーンパックとは、JlS B-9923の「光散
乱式粒子計数器法」に準じて測定される0.5μm以上
の浮遊粒子が、100個/ft3 以下である空間を有する
クリーンルーム内でパック包装することを意味する。
用ワイパー用のワイピングクロスは、発塵が極めて少な
く、精密機器用として、また、クリーンルーム用として
優れた効果・性能を発揮する。従って、かかるワイピン
グクロスをそのまま使用するか、またはワイパー部分を
該クロスで構成したワイパーを用いて、液晶材料や半導
体の製造工程やその製品、さらには電子情報材料など
を、発塵がなく、しかも、曇り現象や絶縁破壊を起こす
ことなく清掃することができ、さらに真珠、宝石、家具
や自動車の窓などの油膜・汚れを精度高く拭きとること
ができる。
る。
グ法)で測定した。吸水性は、JlS L-1096で測定し、吸
水量は、試料を2分問水に浸した後、試料を引き上げて
1分問ドリップ後の重量増加率で評価した。
コーンオイルSH200(東レ・ダウコーニング・シリコン
株式会社製)を注射針で約5mgガラス板上に落とし、直
径45mm、重さ1kgfの円柱状荷重の一端面に厚さ約1m
m相当の織物を介して固定された試料(ワイピングクロ
ス)をガラス板上に乗せ1m/minの速度で移動し、シリ
コーンを拭きとる。次ぎに乾式複写機用トナー(SF−
76T:シャープ株式会社製)をガラス板上に振りか
け、そのトナーを圧縮空気(1kgf/cm2 )で吹き飛ば
す。ガラス板表面に接着テープ(積水化学工業株式会社
製“セロテープ”、登録商標)を貼り付けてガラス板上
の残留トナーを剥ぎ取り、該接着テープに付着したトナ
ーの程度を判定する。トナーがまったく付着しないもの
(ガラス板のシリコーンを完全に拭きとったもの)を5
級、トナーが極めて多量に残るものを1級として5段階
で肉眼判定した。
ィラメント:東レ株式会社製)の海島型ポリエステルで、
高成分がポリエチレンテレフタレートで、海成分がポリ
エステルの酸成分としてテレフタル酸と5−ナトリウム
スルホイソフタル酸の共重合体からなるアルカリ熱水可
溶型ポリエステルからなる繊維(海島の比率は10/9
0)を用いた。この糸の沸騰水収縮率は5.8%であっ
た。
トのポリエステル糸(東レ株式会社製)を用いた。この
糸の収縮率は13.8%であった。一方、極細繊維は脱
海することなく、高収縮糸と引き揃えて、丸編機(32
G、36インチ)を用いてインターロック方式で編成し
生機とした。この生機を一旦、130℃、20分の熱処
理後、さらに80℃で30分問、水酸化ナトリウム1%
の水溶液(蒸留水使用)で処理することにより、完全に
海成分を除去した。その後、表面から80kgf/cm2 の
圧力で、濾過水を使用してウオータージェットパンチ加
工した。その後130℃でヒートセットした。目付は2
10g/m2 で、生機に対して、幅:68%、長さ:72
%に収縮した。
法安定性に優れワイピングクロスとして作業性のよいも
のであった。なお、この布帛を100g裁断して試料と
し、エタノールを用いてソックスレー法により親水性物
質を抽出したところ、該物質は0%であった。
し、実施例1と同様に親水性物質や導電性物質などが混
入しないように注意しながら、海成分を除去した後、表
面から80kgf/cm2 の圧力で、実施例1と同様にウオ
ータージェットパンチ加工し、さらに裏面から100kg
f/cm2 の圧力でウオータージェットパンチ加工した。
その後160℃でヒートセットした。目付は218g/
m2 で、生機に対して、幅:68%、長さ:70%に収縮
した。この布帛の親水性物質は0%であった。
法安定性に優れワイピングクロスとして作業性のよいも
のであった。
ムでのワイピングクロスとして要求される性能を評価し
た。その結果を表1に示した。
性が著しく少なく、しかも親水性物質を含有しないの
で、絶縁破壊を心配することなく、清掃することがで
き、さらに吸水速度も速く、吸水量に富み拭取性も非常
に優れたものであった。
布帛を水溶性ポリエステル系親水化剤(SR−100
0:高松油脂株式会社製)を含浸した後、乾燥、ヒート
セットした。この布帛の該親水化剤の付着量は、1.6
重量%であった。得られた布帛の表面品位、風合は、実
施例1とほぼ同じで、吸水速度がさらに改善されたもの
の、この布帛で、液晶用基板のガラス材を拭き取り作業
をしたところ、ガラス表面に曇りを発生し、実用できな
いものであった。
重量%混合して、編成して、後は実施例1と同様にウオ
ータージェットパンチ加工し、ヒートセットしてワイピ
ングクロスを作成した。該炭素粉末含有制電性繊維は、
65重量%のナイロン6に35重量%の炭素粉末を混合
した制電成分を5重量%芯成分とし、ポリエステル(9
5重量%)を鞘成分として被覆した、20デニールのモ
ノフィラメントである。
れたが、この布帛で、半導体のワイピングクロスとして
拭き取り作業をしたところ、半導体基板表面に炭素粉末
が痕跡付着し、絶縁破壊を発生してしまい、実用できな
いものであった。
塵が極めて少ないワイピングクロスを提供することがで
き、拭取性・拭取作業性はもちろん、親水性物質や導電
性物質を含まないので、抜群の信頼性のもとに、液晶材
料や半導体などの精密機器や製品およびその生産設備の
精密機器用またはクリーンルーム用ワイパーとして使用
することができるものを提供することができる。
Claims (13)
- 【請求項1】単糸繊度0.1デニール以下の極細繊維フ
ィラメントと単糸繊度1デニール以上のフィラメント糸
とからなる編織物からなり、かつ、該極細繊維が、該編
織物の表面を選択的に形成しており、かつ、該編織物の
親水性物質または導電性物質の含有量が0.5重量%以
下で、かつ、該編織物のJIS B-9923(シェーキング法)で
測定される粒子径5ミクロン以上の発塵量が、10個/f
t3 ・100cm2 以下であるワイピングクロスで、ワイパー
部分が構成されていることを特徴とする精密機器用また
はクリーンルーム用ワイパー。 - 【請求項2】該親水性物質または導電性物質の含有量
が、0.1重量%以下である請求項1記載の精密機器用
またはクリーンルーム用ワイパー。 - 【請求項3】該単糸繊度0.1デニール以下の極細繊維
が、30重量%以上含有されている請求項1または2に
記載の精密機器用またはクリーンルーム用ワイパー。 - 【請求項4】該単糸繊度1デニール以上のフィラメント
糸が、該極細繊維よりも収縮率が高い繊維である請求項
1〜3のいずれかに記載の精密機器用またはクリーンル
ーム用ワイパー。 - 【請求項5】該極細繊維が、ポリエステルフィラメント
である請求項1〜4のいずれかに記載の精密機器用また
はクリーンルーム用ワイパー。 - 【請求項6】該編織物のJ1S L-1096で測定される吸水速
度が、1秒以下である請求項1〜5のいずれかに記載の
精密機器用またはクリーンルーム用ワイパー。 - 【請求項7】該編織物のJIS L-1096で測定される吸水量
が、200重量%以上である請求項1〜6のいずれかに
記載の精密機器用またはクリーンルーム用ワイパー。 - 【請求項8】該精密機器が、液晶材料および半導体の製
造過程での機器および製品である請求項1〜7のいずれ
かに記載の精密機器用またはクリーンルーム用ワイパ
ー。 - 【請求項9】該クリーンルームが、液晶材料および半導
体の製造ルームである請求項1〜7のいずれかに記載の
精密機器用またはクリーンルーム用ワイパー。 - 【請求項10】該クリーンルーム用ワイパーが、粒子径
0.5ミクロン以上の浮遊粒子が100個/ft3 以下で
あるクリーンルーム内でパック包装されてなる請求項1
〜7、9のいずれかに記載の精密機器用またはクリーン
ルーム用ワイパー。 - 【請求項11】単糸繊度0.1デニール以下の極細繊維
フィラメントと、該極細繊維よりも4〜8%収縮率が高
い単糸繊度1デニール以上の高収縮フィラメント糸とか
らなる編織物を、加熱処理後、該編織物の表面をウオー
タージェットパンチ加工するに際し、該編織物を、親水
性物質または導電性物質を含有しない系で、繊維製造か
ら・仕上加工まで行い、得られる該編織物の親水性物質
または導電性物質の含有量を0.5重量%以下に制御す
ることを特徴とする精密機器用またはクリーンルーム用
ワイパーの製造方法。 - 【請求項12】該ウオータージェットパンチ加工が、濾
過水を用い、かつ、30〜120kgf/cm2 の圧力で行う
ものである請求項11記載の精密機器用またはクリーン
ルーム用ワイパーの製造方法。 - 【請求項13】該加熱処理が、精練および染色加工を含
むものである請求項11または12記載の精密機器用ま
たはクリーンルーム用ワイパーの製造方法。
Priority Applications (1)
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JP27571795A JP3402019B2 (ja) | 1995-10-24 | 1995-10-24 | 精密機器用またはクリーンルーム用ワイパーおよびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP27571795A JP3402019B2 (ja) | 1995-10-24 | 1995-10-24 | 精密機器用またはクリーンルーム用ワイパーおよびその製造方法 |
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JPH09119067A JPH09119067A (ja) | 1997-05-06 |
JP3402019B2 true JP3402019B2 (ja) | 2003-04-28 |
Family
ID=17559400
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27571795A Expired - Lifetime JP3402019B2 (ja) | 1995-10-24 | 1995-10-24 | 精密機器用またはクリーンルーム用ワイパーおよびその製造方法 |
Country Status (1)
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- 1995-10-24 JP JP27571795A patent/JP3402019B2/ja not_active Expired - Lifetime
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