JPS62217933A - ワイピング材 - Google Patents
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- JPS62217933A JPS62217933A JP6088786A JP6088786A JPS62217933A JP S62217933 A JPS62217933 A JP S62217933A JP 6088786 A JP6088786 A JP 6088786A JP 6088786 A JP6088786 A JP 6088786A JP S62217933 A JPS62217933 A JP S62217933A
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Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
- Manufacturing Of Multi-Layer Textile Fabrics (AREA)
- Cleaning Implements For Floors, Carpets, Furniture, Walls, And The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、ワイピング材に関する。
(従来技術)
ワイピング材は、めがねのレンズ、カメラ・顕微鏡など
の光学部表面、窓ガラス、研磨おるいはメッキされた金
属製品などの表面の汚れをとり除き美しく保つために、
また最近は繊細な電子部品。
の光学部表面、窓ガラス、研磨おるいはメッキされた金
属製品などの表面の汚れをとり除き美しく保つために、
また最近は繊細な電子部品。
精密機械おるいはクリーンルーム用器具・装置など清掃
用にと広く用いられている。
用にと広く用いられている。
従来、ワイピング材には木綿等の天然繊維からなる不織
布や、起毛織物が用いられ、近年では合成繊維も使用さ
れ、単糸デニールが小でおる極細フィラメント糸を使用
した布帛が用いられている(特開昭55−58147号
公報)。
布や、起毛織物が用いられ、近年では合成繊維も使用さ
れ、単糸デニールが小でおる極細フィラメント糸を使用
した布帛が用いられている(特開昭55−58147号
公報)。
しかしながら、木綿等の天然繊維からなる不織布は、ワ
イピング作業中に繊維片が切断して脱落し、ワイピング
材自体が埃の発生源点なったり、又、磨耗によりワイピ
ング能力がなくなるなどの耐久性に問題があった。
イピング作業中に繊維片が切断して脱落し、ワイピング
材自体が埃の発生源点なったり、又、磨耗によりワイピ
ング能力がなくなるなどの耐久性に問題があった。
また高分子弾性体を含む不織布も作られているが、必ず
しも、ワイピング性能が満足いくものではなかった。又
、極細フィラメント糸を使用した布帛を用いたワイピン
グ材は、該布帛中に微小空隙孔を多く有することからワ
イピング材としては優れている。本発明の出願人が先に
出願した特願昭59−225682号にかかる発明のワ
イピングクロスもその1つであるが、かかる極細フィラ
メント糸を使用したワイピング材は、人間が手で取扱う
場合にはさほど問題とはならないが、力学的な力が加わ
ると延びたり、あるいは、歪みが生じたりして寸法が不
安定であり、極細フィラメント糸からなるために腰がな
く作業上、問題であることが分かった。
しも、ワイピング性能が満足いくものではなかった。又
、極細フィラメント糸を使用した布帛を用いたワイピン
グ材は、該布帛中に微小空隙孔を多く有することからワ
イピング材としては優れている。本発明の出願人が先に
出願した特願昭59−225682号にかかる発明のワ
イピングクロスもその1つであるが、かかる極細フィラ
メント糸を使用したワイピング材は、人間が手で取扱う
場合にはさほど問題とはならないが、力学的な力が加わ
ると延びたり、あるいは、歪みが生じたりして寸法が不
安定であり、極細フィラメント糸からなるために腰がな
く作業上、問題であることが分かった。
特に、最近の用途として、電子部品、精密機械。
クリーンルーム用器具・装置等の清掃に使用するもので
は、ワイピング材を機器に装着して、ワイピング作業そ
のものを機械的に行うことが試みられているが、このよ
うな工業的なワイピング作業には、伸度が小であること
、反発性が大であるこ 孕となどの寸法安定性に優
れたワイピング材が要求されている。
は、ワイピング材を機器に装着して、ワイピング作業そ
のものを機械的に行うことが試みられているが、このよ
うな工業的なワイピング作業には、伸度が小であること
、反発性が大であるこ 孕となどの寸法安定性に優
れたワイピング材が要求されている。
(発明の目的)
本発明の目的は、極細フィラメント糸を用いた布帛の優
れたワイピング性能を利用し、かかる布帛が有している
寸法安定性の問題を解決した新規なワイピング材を提案
することにある。
れたワイピング性能を利用し、かかる布帛が有している
寸法安定性の問題を解決した新規なワイピング材を提案
することにある。
(発明の構成)
本発明は、単糸繊度が0.9de以下の極細長繊維によ
り表面が構成された布帛であって、該布帛の平均比容積
が0.70cc10以上であり、かつ、該布帛内に形成
されている微小空隙孔をポロシメーターで測定して、該
微小空隙孔の表面積が0.5 rd/g以上であり、該
微小空隙孔の径りとして33.1μm〜2.86μmの
範囲のものが50%以上含有されている布帛からなるワ
イピング層と、該ワイピング層に対向して、該ワイピン
グ層を構成する布帛より小なる伸度を有するシート状物
からなる層とを一体的に積層してなることを特徴とする
ワイピング材にある。
り表面が構成された布帛であって、該布帛の平均比容積
が0.70cc10以上であり、かつ、該布帛内に形成
されている微小空隙孔をポロシメーターで測定して、該
微小空隙孔の表面積が0.5 rd/g以上であり、該
微小空隙孔の径りとして33.1μm〜2.86μmの
範囲のものが50%以上含有されている布帛からなるワ
イピング層と、該ワイピング層に対向して、該ワイピン
グ層を構成する布帛より小なる伸度を有するシート状物
からなる層とを一体的に積層してなることを特徴とする
ワイピング材にある。
本発明でいうワイピングクロスとは、清掃用布帛、油類
吸着用布帛1機械手入用布帛、レンズ拭。
吸着用布帛1機械手入用布帛、レンズ拭。
ガラス拭、家庭用家具清掃用、コンピュータ室用布帛、
電子部品製造工場用布帛、フィルム製造工場用布帛、特
別医療室用イ5帛などに用いるものであり、水、油、芥
などを拭きとるものの用とに使用する他、水、油、処理
剤の塗布等に用いることが出来るものである。
電子部品製造工場用布帛、フィルム製造工場用布帛、特
別医療室用イ5帛などに用いるものであり、水、油、芥
などを拭きとるものの用とに使用する他、水、油、処理
剤の塗布等に用いることが出来るものである。
本発明布帛の表面に用いる繊維は、単糸繊度が0、9d
e以下の極細長11i維であることが必要である。
e以下の極細長11i維であることが必要である。
さらに、好ましくは、0.5de以下の極IIl繊維で
あることである。単糸繊度が0.9deを超えるもので
は、次に述べる布帛内に形成される微小空隙孔が本発明
の条件を満足しなくなるおそれがあり好ましくない。
あることである。単糸繊度が0.9deを超えるもので
は、次に述べる布帛内に形成される微小空隙孔が本発明
の条件を満足しなくなるおそれがあり好ましくない。
かかる極細繊維としては、例えばポリマー紡糸液を紡糸
口金から吐出して紡糸する際に極細状態に細化させる方
法、紡出糸条をフロ延伸して細化し極細繊維とする方法
、海島型複合繊維の海成分を溶解除去する方法、接合型
複合繊維を割裂する方法等をあげることができる。極細
繊維としてはポリエステル、ポリアミド、ポリアクリロ
ニトリル等の合成繊維、レーヨン、アセテート等の再生
繊維を使用することができる。特にポリエステル繊維、
ポリアミド繊維の合成繊維を用いると耐久性が良好で好
ましい。
口金から吐出して紡糸する際に極細状態に細化させる方
法、紡出糸条をフロ延伸して細化し極細繊維とする方法
、海島型複合繊維の海成分を溶解除去する方法、接合型
複合繊維を割裂する方法等をあげることができる。極細
繊維としてはポリエステル、ポリアミド、ポリアクリロ
ニトリル等の合成繊維、レーヨン、アセテート等の再生
繊維を使用することができる。特にポリエステル繊維、
ポリアミド繊維の合成繊維を用いると耐久性が良好で好
ましい。
又、本発明において、布帛内に形成される微小空隙孔は
ポロシメーター(島津製作所(fl製;HiCrOme
ritiC3Auto Pore 9200)を使用し
て測定する。
ポロシメーター(島津製作所(fl製;HiCrOme
ritiC3Auto Pore 9200)を使用し
て測定する。
ここでポロシメーターを使用した空隙孔の測定法につい
て概略を説明する。水銀はほとんどの物質をぬらさない
ので強制的に圧入されない限り空隙孔中へ水銀が入るこ
とはない。空隙孔径と水銀に加えられる圧力との関係は
次式で示される。
て概略を説明する。水銀はほとんどの物質をぬらさない
ので強制的に圧入されない限り空隙孔中へ水銀が入るこ
とはない。空隙孔径と水銀に加えられる圧力との関係は
次式で示される。
PφD−−4δCOS θ
ここでPは水銀に加えられた圧力、Dは円筒と仮定した
空隙孔の直径、δは水銀の表面張力、θは測定しようと
する試料水銀に対する接触角である。この式から、P、
δ及びθがわかれば空隙孔直径りが求められる。又圧入
された水銀の体積は空隙孔の体積を表わす。ざらに段階
的に加えられた圧力と圧入される水銀の体積値から孔径
に対する容積分布が1qられる。
空隙孔の直径、δは水銀の表面張力、θは測定しようと
する試料水銀に対する接触角である。この式から、P、
δ及びθがわかれば空隙孔直径りが求められる。又圧入
された水銀の体積は空隙孔の体積を表わす。ざらに段階
的に加えられた圧力と圧入される水銀の体積値から孔径
に対する容積分布が1qられる。
測定に当って、用いた水銀圧力は、1.9〜60000
osia (空隙孔径94〜0.003μmに相当)
の範囲であり、この範囲で43段階の圧力を設定した。
osia (空隙孔径94〜0.003μmに相当)
の範囲であり、この範囲で43段階の圧力を設定した。
試料重量は3グラムである。水銀の接触角は130度。
水銀の表面張力は484ダイン/cmとした。空隙孔径
は(1)式に従い附痒した。全空隙孔容積とは0.00
3 μm以上の孔径(水銀圧力約80000psiaに
相当)の空隙孔容積である。全空隙孔の容積比の単位は
、布帛1グラム当りの容積(CC/g)で示される。孔
径2.86以上の累積容積比とは、孔径2.86μm以
上の容積を全空隙孔容積で割り、それに100を掛けて
求めた。また孔径2,86〜33.1μmの累積容積比
とは、孔径2.86μm以上の累積容積から孔径33.
1μm以上の累積容積を差し引きこれを全空隙孔容積で
割り、これに100を1卦けて求めたもので、いずれも
パーセントで示される。
は(1)式に従い附痒した。全空隙孔容積とは0.00
3 μm以上の孔径(水銀圧力約80000psiaに
相当)の空隙孔容積である。全空隙孔の容積比の単位は
、布帛1グラム当りの容積(CC/g)で示される。孔
径2.86以上の累積容積比とは、孔径2.86μm以
上の容積を全空隙孔容積で割り、それに100を掛けて
求めた。また孔径2,86〜33.1μmの累積容積比
とは、孔径2.86μm以上の累積容積から孔径33.
1μm以上の累積容積を差し引きこれを全空隙孔容積で
割り、これに100を1卦けて求めたもので、いずれも
パーセントで示される。
本発明のクロスにおいては、かかる方法で測定した空隙
孔の径りのうち、33.1μm≧D≧2.86μmの範
囲のものが50%以上含有されていることが必要である
。前記微小空隙孔の範囲のものが50%未満の場合は、
[) > 33.1μmの微小空隙孔か多く含有される
か、[)<2.86μmの微小空隙孔のものが多く含有
されるかのいずれかであり、D〉33.1μmのものが
多く含有される場合は、従来から通常に使用されている
イ5帛と同じで必り、ワイピング性能が大とならない。
孔の径りのうち、33.1μm≧D≧2.86μmの範
囲のものが50%以上含有されていることが必要である
。前記微小空隙孔の範囲のものが50%未満の場合は、
[) > 33.1μmの微小空隙孔か多く含有される
か、[)<2.86μmの微小空隙孔のものが多く含有
されるかのいずれかであり、D〉33.1μmのものが
多く含有される場合は、従来から通常に使用されている
イ5帛と同じで必り、ワイピング性能が大とならない。
又、[)<2.86μmのものが多く含有される場合は
、極細繊維自体の表面積は大とすることが出来るが、微
小空隙孔の容積および表面積が低下し、ワイピング性能
を著しく疎外するものでおる。特に、この場合は、微小
空隙孔の径が小さくなるため、水又は、油等が微小空隙
孔の内部にかかる空隙孔分布を有するクロス(布帛)を
得るには、繊維としては前記のようなm維が有効に使用
されるが、捲縮加工を施したものが好ましく使用される
。
、極細繊維自体の表面積は大とすることが出来るが、微
小空隙孔の容積および表面積が低下し、ワイピング性能
を著しく疎外するものでおる。特に、この場合は、微小
空隙孔の径が小さくなるため、水又は、油等が微小空隙
孔の内部にかかる空隙孔分布を有するクロス(布帛)を
得るには、繊維としては前記のようなm維が有効に使用
されるが、捲縮加工を施したものが好ましく使用される
。
特に接合型複合繊維を割裂するものでは、特願昭58−
173189号で提案したようなポリエステルとポリア
ミドからなる異繊条複合糸を用い該複合糸を構成するサ
イド・パイ・サイド型の複合繊条の捲縮と、それに伴な
う異繊条複合糸の収縮を利用して空隙孔を形成するよう
な糸条を用いることが最も好ましく例示される。
173189号で提案したようなポリエステルとポリア
ミドからなる異繊条複合糸を用い該複合糸を構成するサ
イド・パイ・サイド型の複合繊条の捲縮と、それに伴な
う異繊条複合糸の収縮を利用して空隙孔を形成するよう
な糸条を用いることが最も好ましく例示される。
又、布帛の組織としては、織物の場合は、該極細長繊維
の坪数が多い組織、即ち、3/1ツイル。
の坪数が多い組織、即ち、3/1ツイル。
破れ斜文、5枚(以上)朱子等が例示され、これらのい
ずれの組織においても、ワイピングに供する表面に該極
細長繊維が75%以上配置されることが好ましい。
ずれの組織においても、ワイピングに供する表面に該極
細長繊維が75%以上配置されることが好ましい。
一方、編物においては、該極細長繊維が表面に配置され
、かつ、坪数の多い組織に編成するものが好ましく、極
細長繊維を用いたスムースおよびサテントリコットなど
が具体例として必げられる。
、かつ、坪数の多い組織に編成するものが好ましく、極
細長繊維を用いたスムースおよびサテントリコットなど
が具体例として必げられる。
ざらには、表面に豊富な立毛を有する、例えば、別珍、
ベルベットなどの添毛織物、パイル編物。
ベルベットなどの添毛織物、パイル編物。
起毛織編物などを用いることができる。
又、得られた布帛を、仕上げ加工する際に、該布帛を緯
方向のみならず、経方向にも積極的に収縮させる加工法
(カムフィツト加工)等が好適に例示される。
方向のみならず、経方向にも積極的に収縮させる加工法
(カムフィツト加工)等が好適に例示される。
゛実際の布帛の製造に当っては、かかる手段を単独に、
若しくは、組合せて用いて、空隙孔の径りの分布、空隙
孔の表面積、布帛の比容積を前記の範囲となるようにす
ることができる。尚、本発明のワイピングクロスは、単
糸繊維が0.9de以下の極細繊維100%により構成
されることは必要でなく、他の糸と交織・交編して布帛
とすることができる。
若しくは、組合せて用いて、空隙孔の径りの分布、空隙
孔の表面積、布帛の比容積を前記の範囲となるようにす
ることができる。尚、本発明のワイピングクロスは、単
糸繊維が0.9de以下の極細繊維100%により構成
されることは必要でなく、他の糸と交織・交編して布帛
とすることができる。
またこれらの手段により形成した布帛は極めて優れたワ
イピング性を有するが引張りの力を加えながらワイピン
グ処理を行うと伸びたり、その後歪みが残留したりする
ため、工学的に使用するとなると作業がやりにくい問題
があり、伸度を少なくするために伸度の小さいシート状
物と貼合わせる。
イピング性を有するが引張りの力を加えながらワイピン
グ処理を行うと伸びたり、その後歪みが残留したりする
ため、工学的に使用するとなると作業がやりにくい問題
があり、伸度を少なくするために伸度の小さいシート状
物と貼合わせる。
該ワイピング層に対向して積層するシート状物としては
、該ワイピング層より小なる伸度を有するものが使用さ
れ、該シート状物には、フィルム。
、該ワイピング層より小なる伸度を有するものが使用さ
れ、該シート状物には、フィルム。
紙、織物又は金属箔などが好適に例示される。シート状
物の伸度は小さいことが必要で望ましくは2%以下、及
び伸長残留歪率が小さいことも必要で、0.5%以下で
あることが好ましい。
物の伸度は小さいことが必要で望ましくは2%以下、及
び伸長残留歪率が小さいことも必要で、0.5%以下で
あることが好ましい。
該シート状物とワイピング層とを積層せしめる方法は、
特に、限定されるものではないが、接着剤を使用するも
のが有効に使用され、該接着剤層の厚みは5〜50μの
範囲のものが好ましい。接着剤を用いる場合は、接着力
が弱く使用中に剥離しないこと、又は接着剤が多すぎて
、該接着剤が該ワイピング層の内部や清掃面に浸透しな
いよう注意を要する。
特に、限定されるものではないが、接着剤を使用するも
のが有効に使用され、該接着剤層の厚みは5〜50μの
範囲のものが好ましい。接着剤を用いる場合は、接着力
が弱く使用中に剥離しないこと、又は接着剤が多すぎて
、該接着剤が該ワイピング層の内部や清掃面に浸透しな
いよう注意を要する。
ここで使用する接着剤としては通常用いられる接着剤を
用いることができるがなかでも熱接着性。
用いることができるがなかでも熱接着性。
熱可塑性樹脂が好ましく使用され、具体的にはポリウレ
タン系、ポリ酢酸ビニル系、ポリアクリル酸エステル系
、ポリアミド系、共重合ポリエステル系の接着剤が好適
に例示される。
タン系、ポリ酢酸ビニル系、ポリアクリル酸エステル系
、ポリアミド系、共重合ポリエステル系の接着剤が好適
に例示される。
尚、前シート状物の片側面のみにワイピング層が形成さ
れているものの他に、該シート状物の両側面にワイピン
グ層が形成されているものでもよい。
れているものの他に、該シート状物の両側面にワイピン
グ層が形成されているものでもよい。
以下、実施例により本発明を具体的に説明するが、実施
例で用いる表か・測定方法を次に示す。
例で用いる表か・測定方法を次に示す。
生民!互圭旦烈皿工
試料として、巾3 cm、長さ20cmとしたワイピン
グ材を用い、荷重500(lの下で、伸長率および残留
歪を測定する。
グ材を用い、荷重500(lの下で、伸長率および残留
歪を測定する。
(測定条件)
使用機器:
引張り試験器(東洋ゴールドウィン<ttmMODEL
:UTM−1−10000C−PL)荷 重:
5009 機 長: 100mm 引張りスピード: 100mm/min伸長率(%)
=(Vl/+ Wo ) /Wo xlOO(%)
残留歪(%) = (W2 WO>/WOX100(
%)Wo:テスト前の試料の長さくmm) W+ :500gの荷重をかけた時の試料の長さくm
m) W2 : 500(]の荷重をかけたあと除重し、1
分放置後試料の長さくmm) (実施例1) 編物の作成: 特開昭51−70366@に開示された方法に従って、
極限粘度0.62(オルトクロロフェノール中、35℃
で測定)のポリエチレンテレフタレートと極限粘度1.
30(メタクレゾール中、35°Cで測定)のポリ−ε
−カプロアミドを用むくポリエステル構成部分とポリア
ミド構成部分が交互に隣接して16個環状に配置され、
かつ繊維の長手方向に伸び全体として管状体を構成して
いる中空複合繊維を製造した。この中空複合繊維におい
て、全ポリアミド構成部分と全ポリエステル構成部分の
重量比は1:1であり、個々の構成部分のデニールは0
.23デニール、中空複合繊維のデニールは3.7デニ
ールでおった。また中空率(全ポリアミド構成部分と全
ポリエステル構成部分および中空部分の体積の合計に対
する中空部分の体積の割合)は8%であった。
:UTM−1−10000C−PL)荷 重:
5009 機 長: 100mm 引張りスピード: 100mm/min伸長率(%)
=(Vl/+ Wo ) /Wo xlOO(%)
残留歪(%) = (W2 WO>/WOX100(
%)Wo:テスト前の試料の長さくmm) W+ :500gの荷重をかけた時の試料の長さくm
m) W2 : 500(]の荷重をかけたあと除重し、1
分放置後試料の長さくmm) (実施例1) 編物の作成: 特開昭51−70366@に開示された方法に従って、
極限粘度0.62(オルトクロロフェノール中、35℃
で測定)のポリエチレンテレフタレートと極限粘度1.
30(メタクレゾール中、35°Cで測定)のポリ−ε
−カプロアミドを用むくポリエステル構成部分とポリア
ミド構成部分が交互に隣接して16個環状に配置され、
かつ繊維の長手方向に伸び全体として管状体を構成して
いる中空複合繊維を製造した。この中空複合繊維におい
て、全ポリアミド構成部分と全ポリエステル構成部分の
重量比は1:1であり、個々の構成部分のデニールは0
.23デニール、中空複合繊維のデニールは3.7デニ
ールでおった。また中空率(全ポリアミド構成部分と全
ポリエステル構成部分および中空部分の体積の合計に対
する中空部分の体積の割合)は8%であった。
得られた中空複合繊維のマルチフィラメント糸(75デ
ニール/20フイラメント)と、普通ポリエステルフィ
ラメント糸(iooデニール/48フィラメント)とを
用いて、1:1の割合で使用して該中空複合繊維のマル
チフィラメント糸が主として片面側に来るよう、32ゲ
ージの丸編機により、変形クロスミスインターロック編
地を編成した。
ニール/20フイラメント)と、普通ポリエステルフィ
ラメント糸(iooデニール/48フィラメント)とを
用いて、1:1の割合で使用して該中空複合繊維のマル
チフィラメント糸が主として片面側に来るよう、32ゲ
ージの丸編機により、変形クロスミスインターロック編
地を編成した。
編物の加工:
前記の如くして得られた編物を、テトロシン0E−N(
山川薬品製、0−フェニルフェノールを36%含む)の
1%乳化液に30℃で、30分間浸漬した(浴比1:3
0)。その後織物をソーダ灰0.5%とスコアロール4
00(苗土71〜ラスにに%)を1 Mρ含む浴で、
90℃で20分間ソーピングした。次いで、この編物を
温度170°Cで30秒間ヒートセットし lこ 。
山川薬品製、0−フェニルフェノールを36%含む)の
1%乳化液に30℃で、30分間浸漬した(浴比1:3
0)。その後織物をソーダ灰0.5%とスコアロール4
00(苗土71〜ラスにに%)を1 Mρ含む浴で、
90℃で20分間ソーピングした。次いで、この編物を
温度170°Cで30秒間ヒートセットし lこ 。
貼合せ加工:
暑さ25μのポリエヂレンテレフタレ−1への2 @I
I延伸フィルムにニラポラン5032 (ポリウレタン
系接着剤2日本ポリウレタンII製)をコンマドクタ一
方式で厚さ15μの層となる様に塗工したのち温度io
o’cで1分間乾燥した。次いで、前記編物の主として
普通ポリエステルフィラメント糸からなる側面と接着剤
層面とを貼り合ぜながら表面温度120°C1圧ツノ3
.Okg/cm2. ニップローラースピード15m/
minの条件で熱圧ローラーを通して本発明のワイピン
グ材を得た。
I延伸フィルムにニラポラン5032 (ポリウレタン
系接着剤2日本ポリウレタンII製)をコンマドクタ一
方式で厚さ15μの層となる様に塗工したのち温度io
o’cで1分間乾燥した。次いで、前記編物の主として
普通ポリエステルフィラメント糸からなる側面と接着剤
層面とを貼り合ぜながら表面温度120°C1圧ツノ3
.Okg/cm2. ニップローラースピード15m/
minの条件で熱圧ローラーを通して本発明のワイピン
グ材を得た。
(比較例1)
実施例1で作成した編物を貼合せ加工をすることなくそ
のままワイピング材として用いた。
のままワイピング材として用いた。
(比較例2)
織物の作成
実施例1と同様にして得られた中空複合繊維のマルチフ
ィラメント糸の2本引揃糸(150de /40fil
無撚)を緯糸とし、経糸としては、ポリエチレンテレフ
タレートのマルチフィラメント(75デニール/72フ
イラメント、撚数30QT/H)を用いて、織物密度が
経iio本/1nch、緯13本/1nchの平織物(
タフタ)を作成した。
ィラメント糸の2本引揃糸(150de /40fil
無撚)を緯糸とし、経糸としては、ポリエチレンテレフ
タレートのマルチフィラメント(75デニール/72フ
イラメント、撚数30QT/H)を用いて、織物密度が
経iio本/1nch、緯13本/1nchの平織物(
タフタ)を作成した。
織物の加工
実施例1の編物の加工と同条件で加工した後、同条件で
フィルムと貼合わせた。
フィルムと貼合わせた。
(実施例2)
緯糸として、ポリエステルフィラメント糸(100de
/48fil ) 、緯糸として、ポリエステルとポ
リアミドからなる分割型複合繊維(450de /12
0fil :16分割/fil)フィラメント糸を用
い、織物組織として8枚朱子を用いて経密度120本/
2.54cm、緯密度67本/2.54cm (カバー
ファクター:2620)で織成し、該織物を分割処理剤
(テトロシン0E−N 3%(山川薬品製))で処理
してワイピングクロスを得た。
/48fil ) 、緯糸として、ポリエステルとポ
リアミドからなる分割型複合繊維(450de /12
0fil :16分割/fil)フィラメント糸を用
い、織物組織として8枚朱子を用いて経密度120本/
2.54cm、緯密度67本/2.54cm (カバー
ファクター:2620)で織成し、該織物を分割処理剤
(テトロシン0E−N 3%(山川薬品製))で処理
してワイピングクロスを得た。
次いでフィルムとの貼合せ加工を下記の方法で実施した
。
。
厚さ50μのポリエチレンテレフタレートの2軸延伸フ
イルムにニラポラン5032 (ポリウレタン系接着剤
1日本ポリウレタン01製)をコンマドクタ一方式で厚
さ20μの層となる様に塗工したのち温度100’Cで
1分間乾燥した。
イルムにニラポラン5032 (ポリウレタン系接着剤
1日本ポリウレタン01製)をコンマドクタ一方式で厚
さ20μの層となる様に塗工したのち温度100’Cで
1分間乾燥した。
次いで実施例1と同様の方法にて前記の如くして得られ
た織物と貼合せた。更にフィルムのもう一方の面に前記
同様の方法にて織物を貼合せた。
た織物と貼合せた。更にフィルムのもう一方の面に前記
同様の方法にて織物を貼合せた。
すなわちフィルムの両面に織物が貼合されて成る本発明
のワイピング材を得た。
のワイピング材を得た。
(実施例3)
実施例1と同様にして編物を編成し、加工した。
次いで貼合U加工を行うにあたり、予め離形紙(創研■
タイプEV 130TA)にニラポラン5032 (ポ
リウレタン系接着剤1日本ポリウレタン((米製)をコ
ンマドクタ一方式で厚さ10μの層となるように塗工し
、′fA度ioo ’cで2分間乾燥した。次いで、用
意してあいた織物を接着剤層面に貼合Uて接着剤層を離
形紙から織物に貼合せた。次の織物の接着剤層に前記の
ように予め準糀された織物を貼合せながら湿度120℃
の表面温度、圧力3.0 kcI/cm2 、 ニップ
ローラースピード10m/minの条件で熱圧ローラー
を通して、本発明のワイピング材を得た。
タイプEV 130TA)にニラポラン5032 (ポ
リウレタン系接着剤1日本ポリウレタン((米製)をコ
ンマドクタ一方式で厚さ10μの層となるように塗工し
、′fA度ioo ’cで2分間乾燥した。次いで、用
意してあいた織物を接着剤層面に貼合Uて接着剤層を離
形紙から織物に貼合せた。次の織物の接着剤層に前記の
ように予め準糀された織物を貼合せながら湿度120℃
の表面温度、圧力3.0 kcI/cm2 、 ニップ
ローラースピード10m/minの条件で熱圧ローラー
を通して、本発明のワイピング材を得た。
得られたワイピング材の特性を表1に示す。
実hV例1.2.3共に良好なワイピング性能を示し、
かつ伸長率が低く、残留歪率の小さい寸法安定性に優れ
たワイピング材であるのに対し、比較例1は、ワイピン
グ性能は優れるが、小ざな伸度を有するシート状物と、
積層していないために伸長率が高くかつ残留歪も大きく
極めて作業性の悪い乙のとなっている。
かつ伸長率が低く、残留歪率の小さい寸法安定性に優れ
たワイピング材であるのに対し、比較例1は、ワイピン
グ性能は優れるが、小ざな伸度を有するシート状物と、
積層していないために伸長率が高くかつ残留歪も大きく
極めて作業性の悪い乙のとなっている。
また比較例2は、ワイピング面が極細繊維で形成されて
あり、ごく初期には良好なワイピング性を有するが、す
ぐにその効果が消失してしまう。
あり、ごく初期には良好なワイピング性を有するが、す
ぐにその効果が消失してしまう。
これは平均比容積の小ささにみられるようにワイピング
処理で捕獲された被ワイピング物の収納域が小さいこと
によるためと考えられる。
処理で捕獲された被ワイピング物の収納域が小さいこと
によるためと考えられる。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、単糸繊度が0.9de以下の極細長繊維により表面
が構成された布帛であつて、該布帛の平均比容積が0.
70cc/g以上であり、かつ、該布帛内に形成されて
いる微小空隙孔をポロシメーターで測定して、該微小空
隙孔の表面積が0.5m^2/g以上であり、該微小空
隙孔の径Dとして33.1μm〜2.86μmの範囲の
ものが50%以上含有されている布帛からなるワイピン
グ層と、該ワイピング層に対向して、該ワイピング層を
構成する布帛より小なる伸度を有するシート状物からな
る層とを一体的に積層してなることを特徴とするワイピ
ング材。 2、シート状物の伸度が2%以下及び伸長残留歪率が0
.5%以下である特許請求の範囲第1項記載のワイピン
グ材。 3、シート状物を介してワイピング層が該シート状物の
両面に積層されている特許請求の範囲第1項又は第2項
記載のワイピング材。 4、ワイピング層を構成する布帛が起毛された織編物か
らなる特許請求の範囲第〜3項のうち、いずれか1項記
載のワイピング材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6088786A JPS62217933A (ja) | 1986-03-20 | 1986-03-20 | ワイピング材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6088786A JPS62217933A (ja) | 1986-03-20 | 1986-03-20 | ワイピング材 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62217933A true JPS62217933A (ja) | 1987-09-25 |
Family
ID=13155324
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6088786A Pending JPS62217933A (ja) | 1986-03-20 | 1986-03-20 | ワイピング材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62217933A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01149482U (ja) * | 1988-04-07 | 1989-10-17 | ||
JPH01160959U (ja) * | 1988-04-28 | 1989-11-08 | ||
JPH0229652U (ja) * | 1988-08-11 | 1990-02-26 | ||
JPH02112245U (ja) * | 1989-02-23 | 1990-09-07 | ||
JPH0448961A (ja) * | 1990-06-15 | 1992-02-18 | Hookii:Kk | 液体塗布器およびその保湿用トレイならびに液体塗布器用クロス |
JPH04102958U (ja) * | 1991-02-13 | 1992-09-04 | 株式会社千代田製作所 | ボンネツト |
JP2006181122A (ja) * | 2004-12-27 | 2006-07-13 | Duskin Co Ltd | 清掃用繊維製品 |
JP2010194927A (ja) * | 2009-02-26 | 2010-09-09 | Teijin Fibers Ltd | 多層構造布帛および繊維製品 |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4920724U (ja) * | 1972-05-26 | 1974-02-21 | ||
JPS58169574A (ja) * | 1982-03-26 | 1983-10-06 | 東レ株式会社 | 吸水吸湿用材料 |
JPS5946930A (ja) * | 1982-08-11 | 1984-03-16 | ハンス・ペ−テル・ニ−ス | クリ−ニングクロス |
JPS59157307A (ja) * | 1983-02-24 | 1984-09-06 | 今津 辰男 | 洋服用芯地の製造方法 |
JPS6034606A (ja) * | 1983-08-03 | 1985-02-22 | 旭化成株式会社 | 通気性防塵作業服 |
JPS6075635A (ja) * | 1983-09-30 | 1985-04-30 | 東レ株式会社 | 特殊織編物 |
-
1986
- 1986-03-20 JP JP6088786A patent/JPS62217933A/ja active Pending
Patent Citations (6)
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JP2010194927A (ja) * | 2009-02-26 | 2010-09-09 | Teijin Fibers Ltd | 多層構造布帛および繊維製品 |
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