JP3401432B2 - 基板搬送装置及び基板搬送方法 - Google Patents

基板搬送装置及び基板搬送方法

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JP3401432B2
JP3401432B2 JP15224198A JP15224198A JP3401432B2 JP 3401432 B2 JP3401432 B2 JP 3401432B2 JP 15224198 A JP15224198 A JP 15224198A JP 15224198 A JP15224198 A JP 15224198A JP 3401432 B2 JP3401432 B2 JP 3401432B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,例えば半導体ウェハや
LCDガラス基板などといった基板を処理部に対して搬
入出させる基板搬送装置と方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に,液晶ディスプレイ(LCD)の
製造工程においては,ガラス基板の如き基板上に回路や
電極パターン等を形成するために,フォトリソグラフィ
が利用されている。このフォトリソグラフィでは,基板
の洗浄,乾燥,基板上へのレジスト膜の形成,レジスト
膜の露光,現像などといった一連の処理が行われる。そ
して,これら各処理を行う処理装置においては,カセッ
トステーションに載置されたカセット内から取り出した
基板をアームに載せた状態で処理部に一枚ずつ搬送し,
各基板に対して洗浄等の処理を順次行う。また,各処理
部における処理を終了した基板を,再びアームに載せた
状態で搬送し,カセット内に戻している。
【0003】ところで,アーム上面において,例えば洗
浄前に基板を支持する部分と洗浄後に基板を支持する部
分が同じであると,洗浄前の基板を載せた際に基板裏面
に付いていた汚染物質がアーム上面を介して支持手段に
付着し,洗浄後の基板をアーム上に載せて搬送する際に
洗浄済みの基板の裏面に汚染物質を再付着させてしまう
という問題がある。そこで,この問題を解決する手段と
して,例えば,特開平5−152266号の基板搬送装
置が開示されている。即ち,この特開平5−15226
6号の基板搬送装置では,カセット内から洗浄前の基板
を取り出して洗浄部まで搬送する基板取出アームと,洗
浄部において洗浄済みの基板をカセット内に戻す処理済
み基板収納アームを別々の機構に構成し,汚染物質の再
付着を防いでいる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら,この基
板搬送装置のように基板取出アームと処理済み基板収納
アームを別々の機構に構成したものは,結局は取出用と
収納用のアームが別々に必要であり,また,取出用と収
納用のアームを切り替える駆動機構も比較的大型であっ
て,構造が複雑になるといった欠点がある。また,アー
ム全体が切り替え動作に伴って旋回等するため,アーム
を動かすための相当に広いスペースが必要であり,装置
スペースの有効利用が図れないという問題がある。
【0005】従って,本発明の目的は,簡単な構造であ
りながら基板への汚染物質の再付着等を確実に防ぐこと
ができる基板搬送装置と方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に,請求項1の発明は,アームの上面に第一の支持手段
と第二の支持手段を配置すると共に,これら第一の支持
手段と第二の支持手段を昇降機構によってそれぞれ支持
し,前記昇降機構は第一の支持手段と第二の支持手段の
下方に挿入されたベルトであり,かつ,該ベルトには相
対的に厚く形成された肉厚部が設けられていることを特
徴とする。この場合,前記支持手段は,吸着パッドであ
ってもよい。
【0007】この請求項1の基板搬送装置にあっては,
カセット内から処理前の基板を取り出して処理部まで搬
送する際には,例えば第一の支持手段によって基板の下
面を支持した状態にする。また,処理部において処理済
みの基板をカセット内に戻す際には,例えば第二の支持
手段によって基板の下面を支持した状態にする。このよ
うに処理前の基板と処理後の基板を同じアームの上面に
おいて別々の支持手段で支持することによって,簡単に
汚染物質の再付着を防ぐことができるようになる。
【0008】請求項3の発明は,アームを移動させ,該
アーム上に載せた状態で処理部に対して基板を搬入出さ
せる基板搬送装置において,基板を支持するための第一
の支持手段と第二の支持手段をアームの上面に配置する
と共に,これら第一の支持手段と第二の支持手段の一方
を昇降自在に構成し,かつ,第一の支持手段と第二の支
持手段の一方が上昇したときは,第一の支持手段と第二
の支持手段の一方が他方よりも高くなり,第一の支持手
段と第二の支持手段の一方が下降したときは,第一の支
持手段と第二の支持手段の一方が他方よりも低くなるよ
うに構成され,前記第一の支持手段と第二の支持手段の
一方をダイアフラムの上面に支持し,該ダイアフラムの
下面側に圧力調整室を形成したことを特徴とする。 請求
項4の発明は,アームを移動させ,該アーム上に載せた
状態で処理部に対して基板を搬入出させる基板搬送装置
において,アームの上面にシーソー状の揺動部材を配置
し,揺動部材の一端側に第一の支持手段を形成すると共
に,揺動部材の他端側に第二の支持手段を形成し,前記
揺動部材の時計回転方向の揺動により,前記第一の支持
手段が第二の支持手段よりも高い位置に移動し,前記揺
動部材の反時計回転方向の揺動により,前記第一の支持
手段が第二の支持手段よりも高い位置に移動するように
構成されたことを特徴とする。 請求項5の発明は,アー
ムを移動させ,該アーム上に載せた状態で処理部に対し
て基板を搬入出させる基板搬送装置において,アームの
上面にシーソー状の揺動部材を配置し,揺動部材の一端
側に第一の支持手段を形成すると共に,揺動部材の他端
側に第二の支持手段を形成し,引張力で前記揺動部材を
時計方向に回転させるバネと,シリンダの伸張稼働によ
って揺動部材の他端下面に嵌入して前記引張力に逆らっ
て前記揺動部材を反時計方向に回転させるくさび部材と
を有することを特徴とする。 これらの場合,前記第一の
支持手段と第二の支持手段の少なくとも一方を吸着パッ
ドで構成してもよい。
【0009】また請求項7の発明は,アームを移動さ
せ,該アーム上に載せた状態で処理部に対して基板を搬
入出させる基板搬送装置において,アームの上面にシー
ソー状の揺動部材を配置し,揺動部材の一端側に第一の
吸着パッドを装着すると共に,揺動部材の他端側に第二
の吸着パッドを装着し,前記第一の吸着パッド及び第二
の吸着パッドの上面は,前記揺動部材が揺動するための
軸に対して,何れも外側が低く内側が高くなったテーパ
面に形成されていることを特徴とする。
【0010】
【0011】
【0012】本発明の基板搬送方法は,アームを移動さ
せ,該アーム上に載せた状態で処理部に対して基板を搬
入出させる基板搬送方法において,基板を支持するため
の第一の支持手段と第二の支持手段をアームの上面に配
置すると共に,これら第一の支持手段と第二の支持手段
の一方をダイアフラムの上面に支持し,該ダイアフラム
の下面側に設けられた圧力調整室を加圧又は減圧するこ
とにより,第一の支持手段と第二の支持手段の一方が上
昇したときは,第一の支持手段と第二の支持手段の一方
が他方よりも高くなり,第一の支持手段と第二の支持手
段の一方が下降したときは,第一の支持手段と第二の支
持手段の一方が他方よりも低くなるようにし,処理部に
対して基板を搬入させる場合は,第一の支持手段と第二
の支持手段の一方のみで基板を支持し,処理部から基板
を搬出する際には,第一の支持手段と第二の支持手段の
他方のみで基板を支持することを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】以下,本発明の好ましい実施の形
態を被処理体としての基板Wを洗浄する洗浄装置1に基
いて説明する。図1は,半導体ウェハやLCDガラス基
板などといった基板Wを洗浄するための洗浄装置1の平
面図である。この洗浄装置1は,本発明の実施の形態に
かかる基板搬送装置2を備えており,基板搬送装置2の
両側には,カセットステーション3と洗浄部4が対向し
て配置されている。
【0014】カセットステーション3には,図示しない
搬送ロボットなどによって搬入されたカセットCが載置
されている。このカセットCの内部には,複数枚の基板
Wが,水平になった姿勢で所定の間隔を空けて並列に整
列された状態で収納されている。基板Wは,例えば円板
形状からなる半導体ウェハや矩形状をなすLCDガラス
基板などである。
【0015】洗浄部4の中央には,搬送路10が形成さ
れており,この搬送路10に沿って主搬送アーム11が
移動する構成になっている。図示の例では,搬送路10
の一方側に純水やアンモニア水溶液,過酸化水素水溶
液,フッ化水素水溶液などの各種薬液を用いて基板Wを
スクラバ洗浄するためのスクラバユニット15,16が
配置されている。また,搬送路10の他方側には,基板
Wを乾燥処理するための乾燥ユニット12,13,14
が配置されている。そして,主搬送アーム11が搬送路
10に沿って移動しながら基板Wを各ユニット12〜1
6に所定の順序で搬送することにより基板Wに対する各
洗浄処理が行われるようになっている。
【0016】基板搬送装置2は,ベース20の前面に取
り付けられたアーム21を備えている。次に述べるよう
に,基板搬送装置2において,ベース20は図1に示す
XY方向に移動し,かつ,鉛直方向に昇降すると共に,
鉛直軸を中心に回転するように構成されている。そし
て,このベース20の移動に従って,カセットステーシ
ョン3に載置されたカセットC内から洗浄前の基板Wを
取り出し,その基板Wをアーム21上に載せながら搬送
して,洗浄部4の主搬送アーム11に受け渡すと共に,
洗浄部4において既に洗浄された基板Wを主搬送アーム
11から受け取ってアーム21上に載せながら搬送し,
カセットステーション3のカセットC内に戻す構成にな
っている。
【0017】ベース20は,図2に示す姿勢においてベ
ース20をX軸方向に水平移動させてアーム21をカセ
ットCに対して前進および後退させる進退機構22と,
この進退機構22の下面を回転自在かつ昇降自在に支持
することによってアーム21を回転および昇降させる回
転昇降機構23と,この回転昇降機構23の下方を支持
してY軸方向に設けられたレール24に沿って走行する
ことによってアーム21を横方向に移動させる横移動機
構25とによって支持されている。そして,これら進退
機構22,回転昇降機構23および横移動機構25の協
働によって,カセットステーション3に載置されたカセ
ットC内にアーム21を嵌入させた状態でアーム21を
上昇させることにより,カセットC内から洗浄前の基板
Wを取り出すことができるようになっている。そして,
こうして取り出した基板Wをアーム21上に載せながら
搬送し,基板搬送装置2の後方において待機している洗
浄部4の主搬送アーム11に受け渡すようになってい
る。また,洗浄部4において既に洗浄された基板Wをカ
セットC内に戻す場合には,主搬送アーム11がアーム
21上に基板Wを載せた後,基板Wをアーム21上に載
せながら搬送し,カセットステーション3のカセットC
内に戻すようになっている。
【0018】アーム21の上面には,少なくとも三箇所
以上に配置された第一の支持手段31と第二の支持手段
32がそれぞれ設けられている。具体的な構成は後述す
るが,これら第一の支持手段31と第二の支持手段32
は,アーム21の上面において第二の支持手段32とは
接触させずに第一の支持手段31だけによって基板Wの
下面を支持する状態と,アーム21の上面において第一
の支持手段31とは接触させずに第二の支持手段32だ
けによって基板Wの下面を支持する状態とに切り替えら
れる構成になっている。
【0019】ここで図3は,特に円板形状をなす半導体
ウェハの如き基板Wの搬送に適したアーム21の斜視図
である。図示のように,このアーム21は,ベース20
の前面に取り付けられた一枚の板部材35によって構成
されており,その上面には,三箇所ずつに配置された第
一の支持手段31と第二の支持手段32がそれぞれ設け
られている。また,板部材35の先端部と基端部には半
導体ウェハの如き基板Wの周縁を位置決めするためのガ
イド36,37が設けられている。そして,このガイド
36,37の間で位置決めした基板Wの下面を,板部材
35の上面において第一の支持手段31のみで支持する
状態と,第二の支持手段32のみで支持する状態とに切
り替えられる構成になっている。
【0020】また,図4は,特に矩形状をなすLCDガ
ラス基板の如き基板Wの搬送に適したアーム21の斜視
図である。図示のように,このアーム21は,ベース2
0の前面に取り付けられた二本のアーム部材38によっ
て構成されており,その上面には,それぞれ三箇所ずつ
に配置された第一の支持手段31と第二の支持手段32
が,合計で六箇所ずつに設けられている。そして,これ
ら二本のアーム部材38の上面において,基板Wの下面
を第一の支持手段31のみで支持する状態と,第二の支
持手段32のみで支持する状態とに切り替えられる構成
になっている。
【0021】このように,アーム21の形状は,例えば
一枚の板部材35や二本のアーム部材38などといった
ように,自由に構成することが可能である。また,第一
の支持手段31と第二の支持手段32は,基板Wの下面
を安定して支持できるように,何れもアーム21上面の
少なくとも三箇所以上に配置されていれば良い。
【0022】さて,図1に示した洗浄装置1において
は,先ず,搬送ロボットなどによって搬入されたカセッ
トCがカセットステーション3に載置される。このカセ
ットCの内部には,まだ洗浄されていない基板Wが,複
数段に並列に整列された姿勢で収納されている。
【0023】次に,基板搬送装置2のアーム21によっ
て,このカセットCの内部から基板Wを取り出す作業が
開始する。なお,このようにカセットC内からまだ洗浄
されていない基板Wを取り出す際には,アーム21の上
面において第一の支持手段31のみによって基板Wの下
面を支持できる状態とする。そして,図2で説明した進
退機構22,回転昇降機構23および横移動機構25の
協働によってアーム21を移動させ,カセットステーシ
ョン3に載置されたカセットC内にアーム21を嵌入さ
せた後,アーム21を上昇させる。こうして,カセット
C内に収納されていた基板Wの下面を第一の支持手段3
1のみによって支持し,基板Wを下からすくい上げるよ
うにしてアーム21上に受け取る。そして,こうしてア
ーム21上に受け取った基板WをカセットC内から取り
出す。
【0024】次に,こうして取り出した基板Wの下面を
アーム21上において第一の支持手段31のみによって
支持した状態を維持しながら,進退機構22,回転昇降
機構23および横移動機構25の協働によって搬送し,
基板Wを基板搬送装置2の後方において待機している洗
浄部4の主搬送アーム11に受け渡す。こうして受け渡
された基板Wは,主搬送アーム11の移動によって洗浄
部4の各ユニット12〜16に所定の順序で搬送され,
基板Wに対する各洗浄処理が行われる。そして,洗浄部
4における洗浄処理の終了した基板Wは,洗浄部4の主
搬送アーム11に載せられた姿勢で,基板搬送装置2の
後方において待機した状態となる。
【0025】次に,こうして洗浄部4における洗浄処理
を終了した基板WをカセットC内に戻す際には,アーム
21の上面において第二の支持手段32のみによって基
板Wの下面を支持できる状態とする。そして,図2で説
明した進退機構22,回転昇降機構23および横移動機
構25の協働によってアーム21を移動させ,基板搬送
装置2の後方において主搬送アーム11に載せられた姿
勢で待機している基板Wの下方にアーム21を位置させ
た後,アーム21を上昇させる。こうして,主搬送アー
ム11上に載せられていた基板Wの下面を第二の支持手
段32のみによって支持し,基板Wを下からすくい上げ
るようにしてアーム21上に受け取る。
【0026】そして,進退機構22,回転昇降機構23
および横移動機構25の協働によってアーム21を移動
させて,アーム21上に受け取った基板Wを搬送し,カ
セットステーション3に載置されているカセットC内に
基板Wを戻す。そして,以上の工程を繰り返すことによ
って,カセットC内に収納された基板Wに対する洗浄処
理をすべて終了すると,搬送ロボットなどによってカセ
ットCはカセットステーション3から搬出される。
【0027】かくして,この実施の形態の基板搬送装置
2によれば,カセットステーション3に載置されたカセ
ットCと洗浄部4の主搬送アーム11との間で基板Wを
搬送するに際し,洗浄前の基板Wは第一の支持手段31
のみによって支持し,洗浄後の基板Wは第二の支持手段
32のみによって支持しているので,例え洗浄前の基板
W下面から汚染物質が第一の支持手段31に付着したと
しても,それが洗浄後の基板Wに再付着する心配がな
い。なお,この実施の形態の基板搬送装置2において,
洗浄前の基板Wを第二の支持手段32のみによって支持
してカセットCから主搬送アーム11に搬送し,洗浄後
の基板Wを第一の支持手段31のみによって支持して主
搬送アーム11からカセットCに搬送するように構成し
ても,同様に汚染物質の再付着を防止できるようにな
る。
【0028】以下に,本発明の基板搬送装置2において
好適に採用される第一の支持手段31と第二の支持手段
32の具体的な構成について説明する。
【0029】図5,図8および図11は,何れもアーム
21の上面に配置された第一の支持手段51と第二の支
持手段52の両方の下方に圧力調整手段としての流体溜
め室53,54をそれぞれ配置した実施の形態を示して
いる。なお,これら図5,図8および図11においては
説明のため一つの第一の支持手段51と第二の支持手段
52だけを示したが,アーム21の上面には何れも同様
の構成のこれら第一の支持手段51と第二の支持手段5
2が少なくとも三つ以上配置されている。
【0030】図5に示す第一の支持手段51と第二の支
持手段52は何れもベローズ状の伸縮ケース55,56
の上面によって構成されており,これら伸縮ケース5
5,56内部に形成された圧力調整手段としての流体溜
め室53,54に,回路57,58を介して例えば空気
などの流体を供給できる構成になっている。そして,こ
の実施の形態にあっては,洗浄前の基板Wをアーム21
上に載せて搬送する際には,図6に示すように,流体溜
め室53に回路57を介して流体を供給することにより
伸縮ケース55を上方に膨張させて第一の支持手段51
を第二の支持手段52よりも高くさせ,基板Wの下面を
第一の支持手段51のみで支持するようになっている。
また,洗浄後の基板Wを搬送する際には,図7に示すよ
うに流体溜め室54に回路58を介して流体を供給する
ことにより伸縮ケース56を上方に膨張させて第二の支
持手段52を第一の支持手段51よりも高くさせ,基板
Wの下面を第二の支持手段52のみで支持するようにな
っている。
【0031】また,図8に示す第一の支持手段51と第
二の支持手段52は何れも昇降自在なピストン60,6
1の上面に構成されており,これらピストン60,61
の下面側に形成された圧力調整手段としての流体溜め室
53,54に,回路57,58を介して例えば空気など
の流体を供給できる構成になっている。そして,この実
施の形態にあっては,洗浄前の基板Wをアーム21上に
載せて搬送する際には,図9に示すように,流体溜め室
53に回路57を介して流体を供給することによりピス
トン60を上昇させて第一の支持手段51を第二の支持
手段52よりも高くさせ,基板Wの下面を第一の支持手
段51のみで支持するようになっている。また,洗浄後
の基板Wを搬送する際には,図10に示すように流体溜
め室54に回路58を介して流体を供給することにより
ピストン61を上昇させて第二の支持手段52を第一の
支持手段51よりも高くさせ,基板Wの下面を第二の支
持手段52のみで支持するようになっている。
【0032】また,図11に示す第一の支持手段51と
第二の支持手段52は何れもアーム21の上面に設けた
袋状の膨張部材65,66の上面によって構成されてお
り,これら膨張部材65,66の内部に形成された圧力
調整手段としての流体溜め室53,54に,回路57,
58を介して例えば空気などの流体を供給できる構成に
なっている。そして,この実施の形態にあっては,洗浄
前の基板Wをアーム21上に載せて搬送する際には,図
12に示すように,流体溜め室53に回路57を介して
流体を供給することにより膨張部材65を上方に膨張さ
せて第一の支持手段51を第二の支持手段52よりも高
くさせ,基板Wの下面を第一の支持手段51のみで支持
するようになっている。また,洗浄後の基板Wを搬送す
る際には,図15に示すように流体溜め室54に回路5
8を介して流体を供給することにより膨張部材66を上
方に膨張させて第二の支持手段52を第一の支持手段5
1よりも高くさせ,基板Wの下面を第二の支持手段52
のみで支持するようになっている。
【0033】これら図5,図8および図11に示した実
施の形態によっても同様に,洗浄の前後において基板W
の下面を第一の支持手段51と第二の支持手段52で切
り替えて支持することにより,洗浄前の基板Wから第一
の支持手段51に付着した汚染物質を洗浄後の基板Wに
再付着させることを防止できるようになる。なお,洗浄
前の基板Wを第二の支持手段52のみによって支持し,
洗浄後の基板Wは第一の支持手段51のみによって支持
するように構成しても良い。また,図5,図8および図
11に示した実施の形態と同様の要領によって,第一の
支持手段51と第二の支持手段52の両方の下方に(圧
力調整手段としての流体溜め室53,54の代わりに)
減圧手段としての減圧室をそれぞれ配置し,第一の支持
手段51下方の減圧室内を減圧した状態では第二の支持
手段52が第一の支持手段51よりも高くなり,第二の
支持手段52下方の減圧室内を減圧した状態では第一の
支持手段51が第二の支持手段52よりも高くなる構成
とすることもできる。
【0034】次に図14は,アーム21の上面の三箇所
以上に第一の吸着パッド71と第二の吸着パッド72を
それぞれ配置すると共に,これら第一の吸着パッド71
と第二の吸着パッド72を昇降機構73,74によって
それぞれ支持した構成の実施の形態を示している。
【0035】ここで,図15は,昇降機構73,74を
シリンダ75,76で構成した実施の形態を示してい
る。そして,この実施の形態にあっては,洗浄前の基板
Wをアーム21上に載せて搬送する際には,図16に示
すように,シリンダ75を伸張稼働させることにより第
一の吸着パッド71を上昇させて第一の吸着パッド71
を第二の吸着パッド72よりも高くさせ,基板Wの下面
を第一の吸着パッド71のみで吸着するようになってい
る。また,洗浄後の基板Wを搬送する際には,図17に
示すように,シリンダ76を伸張稼働させることにより
第二の吸着パッド72を上昇させて第二の吸着パッド7
2を第一の吸着パッド71よりも高くさせ,基板Wの下
面を第二の吸着パッド72のみで吸着するようになって
いる。
【0036】また,図18は,昇降機構73,74を,
流体の供給により膨張して第一の吸着パッド71と第二
の吸着パッド72をそれぞれ持ち上げる袋体77,78
で構成した実施の形態を示している。図19に示すよう
に,これら袋体77,78は何れも中央に開口部79を
有する密封された袋形状を有しており,その流入口80
から例えば空気を導入させることによって袋体77,7
8を膨張させることができる構成になっている。そし
て,この実施の形態にあっては,洗浄前の基板Wをアー
ム21上に載せて搬送する際には,図20に示すよう
に,袋体77内部に流体を供給することにより袋体77
を膨張させて第一の吸着パッド71を上昇させ,第一の
吸着パッド71を第二の吸着パッド72よりも高くさせ
て,基板Wの下面を第一の吸着パッド71のみで吸着す
るようになっている。また,洗浄後の基板Wを搬送する
際には,図21に示すように,袋体78内部に流体を供
給することにより袋体78を膨張させて第二の吸着パッ
ド72を上昇させ,第二の吸着パッド72を第一の吸着
パッド71よりも高くさせて,基板Wの下面を第二の吸
着パッド72のみで吸着するようになっている。
【0037】また,図22は,昇降機構73,74を,
シリンダ85,86の短縮稼働に伴って緊張されること
によって第一の吸着パッド71と第二の吸着パッド72
をそれぞれ上昇させた状態にする帯体87,88で構成
した実施の形態を示している。なお,図22では,シリ
ンダ85,86が何れも伸張稼働しており,これによっ
て帯体87,88は何れも弛緩し,第一の吸着パッド7
1と第二の吸着パッド72は何れもその自重によって下
降した状態になっている。そして,この実施の形態にあ
っては,洗浄前の基板Wをアーム21上に載せて搬送す
る際には,図23に示すように,シリンダ85を短縮稼
働させることにより帯体87を緊張させて第一の吸着パ
ッド71を上昇させ,第一の吸着パッド71を第二の吸
着パッド72よりも高くさせて,基板Wの下面を第一の
吸着パッド71のみで吸着するようになっている。ま
た,洗浄後の基板Wを搬送する際には,図24に示すよ
うに,シリンダ86を短縮稼働させることにより帯体8
8を緊張させて第二の吸着パッド72を上昇させ,第二
の吸着パッド72を第一の吸着パッド71よりも高くさ
せて,基板Wの下面を第二の吸着パッド72のみで吸着
するようになっている。
【0038】また,図25は,昇降機構73,74を,
第一の吸着パッド71と第二の吸着パッド72の下方に
挿入したベルト90によって構成した実施の形態を示し
ている。ベルト90は,アーム21に装着された駆動ロ
ーラ91と従動ローラ92に巻回されて周動するように
なっている。また,ベルト90には他の部分に比べて比
較的厚く形成された肉厚部93が設けられており,ベル
ト90の周動によってこの肉厚部93が第一の吸着パッ
ド71の下方に嵌入して第一の吸着パッド71を上方に
押し上げた状態と,肉厚部93が第二の吸着パッド72
の下方に嵌入して第二の吸着パッド72を上方に押し上
げた状態とに切り替えられる構成になっている。そし
て,この実施の形態にあっては,洗浄前の基板Wをアー
ム21上に載せて搬送する際には,図26に示すよう
に,肉厚部93を第一の吸着パッド71の下方に嵌入さ
せて第一の吸着パッド71を上方に押し上げ,第一の吸
着パッド71を第二の吸着パッド72よりも高くさせ
て,基板Wの下面を第一の吸着パッド71のみで吸着す
るようになっている。また,洗浄後の基板Wを搬送する
際には,図27に示すように,肉厚部93を第二の吸着
パッド72の下方に嵌入させて第二の吸着パッド72を
上方に押し上げ,第二の吸着パッド72を第一の吸着パ
ッド71よりも高くさせて,基板Wの下面を第二の吸着
パッド72のみで吸着するようになっている。
【0039】これら図15,図18,図22および図2
5に示した何れの実施の形態によっても同様に,洗浄の
前後において基板Wの下面を第一の吸着パッド71と第
二の吸着パッド72で切り替えて吸着することにより,
洗浄前の基板Wから第一の吸着パッド71に付着した汚
染物質を洗浄後の基板Wに再付着させることを防止でき
るようになる。なお,洗浄前の基板Wを第二の吸着パッ
ド72のみによって吸着し,洗浄後の基板Wは第一の吸
着パッド71のみによって吸着するように構成しても良
い。
【0040】次に図28は,アーム21の上面にシーソ
ー状の揺動部材100を配置し,該揺動部材100の一
端側に第一の吸着パッド101を装着し,他端側に第二
の吸着パッド102を装着した実施の形態を示してい
る。なお同様に,説明のため一つの揺動部材100と第
一の吸着パッド101および第二の吸着パッド102だ
けを示したが,アーム21の上面には何れも同様の構成
のこれら揺動部材100と第一の吸着パッド101およ
び第二の吸着パッド102が少なくとも三つ以上配置さ
れている。
【0041】これら揺動部材100は,図示しないアク
チュエータによって回転駆動される駆動軸103に取り
付けられており,この駆動軸103の回転駆動によって
揺動部材100が時計回転方向に揺動すると第一の吸着
パッド101が第二の吸着パッド102よりも高い位置
に移動し,反対に揺動部材100が反時計回転方向に揺
動すると第二の吸着パッド102が第一の吸着パッド1
01よりも高い位置に移動するようになっている。
【0042】そして,この実施の形態にあっては,洗浄
前の基板Wをアーム21上に載せて搬送する際には,例
えば図29に示すように,揺動部材100を時計回転方
向に揺動させて第一の吸着パッド101を第二の吸着パ
ッド102よりも高い位置に移動させ,基板Wの下面を
第一の吸着パッド101のみによって吸着する。一方,
洗浄後の基板Wを搬送する際には,図30に示すよう
に,揺動部材100を反時計回転方向に揺動させて第二
の吸着パッド102を第一の吸着パッド101よりも高
い位置に移動させ,基板Wの下面を第二の吸着パッド1
02のみによって吸着する。このように,洗浄の前後に
おいて基板Wの下面を第一の吸着パッド101と第二の
吸着パッド102で切り替えて吸着することにより,洗
浄前の基板Wから第一の吸着パッド101に付着した汚
染物質を洗浄後の基板Wに再付着させることを防止でき
るようになる。
【0043】なお,洗浄前の基板Wを第二の吸着パッド
102のみによって吸着し,洗浄後の基板Wは第一の吸
着パッド101のみによって吸着するように構成して
も,同様に汚染物質の再付着を防止できる。
【0044】また図31,32は,揺動部材100をバ
ネ106の引張力と,シリンダ107の伸張稼働によっ
て揺動部材100の他端側下面に嵌入するくさび部材1
08によって揺動させる構成とした実施の形態を示して
いる。なお,先に図28で説明した実施の形態と同様
に,揺動部材100の一端側に第一の吸着パッド101
が装着され,他端側に第二の吸着パッド102が装着さ
れている。
【0045】そして,この実施の形態にあっては,洗浄
前の基板Wをアーム21上に載せて搬送する際には,例
えば図31に示すように,シリンダ107を短縮稼働さ
せることによって揺動部材100の他端側下面からくさ
び部材108を抜き出した状態にし,バネ106の引張
力で揺動部材100を時計回転方向に揺動させて第一の
吸着パッド101を第二の吸着パッド102よりも高い
位置に移動させ,基板Wの下面を第一の吸着パッド10
1のみによって吸着する。一方,洗浄後の基板Wを搬送
する際には,図32に示すように,シリンダ107を伸
張稼働させることによって揺動部材100の他端側下面
にくさび部材108を嵌入させ,バネ106の引張力に
逆らって揺動部材100を反時計回転方向に揺動させて
第二の吸着パッド102を第一の吸着パッド101より
も高い位置に移動させ,基板Wの下面を第二の吸着パッ
ド102のみによって吸着する。従って,この実施の形
態によっても同様に,洗浄前の基板Wから汚染物質を洗
浄後の基板Wに再付着させることを防止できるようにな
る。
【0046】なお,これら図28〜32で説明したよう
に揺動部材100の揺動によって第一の吸着パッド10
1による吸着と第二の吸着パッド102による吸着とに
切り替えるように構成した場合は,第一の吸着パッド1
01の上面と第二の吸着パッド102の上面は,図示の
ように何れも外側が低く内側が高くなったテーパ面に形
成すると,基板Wの下面に対する各パッド上面の密着性
が高くなるといった利点がある。
【0047】次に図33は,アーム21の上面にシーソ
ー状の揺動部材110を配置し,揺動部材110の一端
側に第一の支持手段111を形成し,他端側に第二の支
持手段112を形成した実施の形態を示している。なお
同様に,説明のため一つの揺動部材110と第一の支持
手段111および第二の支持手段112だけを示した
が,アーム21の上面には何れも同様の構成のこれら揺
動部材110と第一の支持手段111および第二の支持
手段112が少なくとも三つ以上配置されている。
【0048】これら揺動部材110は,図示しないアク
チュエータによって回転駆動される駆動軸113に取り
付けられており,この駆動軸113の回転駆動によって
揺動部材110が時計回転方向に揺動すると第一の支持
手段111が第二の支持手段112よりも高い位置に移
動し,反対に揺動部材110が反時計回転方向に揺動す
ると第二の支持手段112が第一の支持手段111より
も高い位置に移動するようになっている。
【0049】そして,この実施の形態にあっては,洗浄
前の基板Wをアーム21上に載せて搬送する際には,例
えば図34に示すように,揺動部材110を時計回転方
向に揺動させて第一の支持手段111を第二の支持手段
112よりも高い位置に移動させ,基板Wの下面を第一
の支持手段111のみによって支持する。一方,洗浄後
の基板Wを搬送する際には,図35に示すように,揺動
部材110を反時計回転方向に揺動させて第二の支持手
段112を第一の支持手段111よりも高い位置に移動
させ,基板Wの下面を第二の支持手段112のみによっ
て支持する。このように,洗浄の前後において基板Wの
下面を第一の支持手段111と第二の支持手段112で
切り替えて吸着することにより,洗浄前の基板Wから第
一の支持手段111に付着した汚染物質を洗浄後の基板
Wに再付着させることを防止できるようになる。
【0050】なお,洗浄前の基板Wを第二の支持手段1
12のみによって支持し,洗浄後の基板Wは第一の支持
手段111のみによって支持するように構成しても,同
様に汚染物質の再付着を防止できる。
【0051】次に,図36は,アーム21の上面に配置
された第一の支持手段121と第二の支持手段122の
一方を昇降自在に構成した実施の形態を示している。図
示の実施の形態では,第一の支持手段121を昇降自在
とし,この第一の支持手段121の両側に,アーム21
の上面に固定された突起からなる第二の支持手段122
を配置した構成になっている。図示の例では,第一の支
持手段121は吸着パッドで構成され,第一の支持手段
121には回路123が接続されており,後述するよう
に,この回路123を通じて吸引することにより,第一
の支持手段121の上方に位置する基板Wの下面を吸着
できるようになっている。また,この吸着パッドからな
る第一の支持手段121は,ダイアフラム125の上面
に支持されており,ダイアフラム125の下面側には圧
力調整室126が形成されている。圧力調整室126に
は,回路127が接続されており,後述するように,こ
の回路127を通じて圧縮空気を圧力調整室126内に
供給することにより,ダイアフラム125を上方に膨出
させて第一の支持手段121を上昇させることができ,
また,回路127を通じて圧力調整室126内を減圧す
ることにより,ダイアフラム125を下方に引っ込ませ
て第一の支持手段121を下降させることができるよう
になっている。なお,図36においては説明のため一つ
の第一の支持手段121と,その両側に配置された第二
の支持手段122だけを示したが,アーム21の上面に
は何れも同様の構成のこれら第一の支持手段121と第
二の支持手段122が少なくとも三箇所以上に配置され
ている。
【0052】そして,この実施の形態にあっては,洗浄
前の基板Wをアーム21上に載せて搬送する際には,図
37に示すように,回路127を通じて圧縮空気を圧力
調整室126内に供給し,ダイアフラム125を上方に
膨出させる。そして,第一の支持手段121を上昇させ
ることによって,第一の支持手段121を第二の支持手
段122よりも高くさせ,基板Wの下面を第一の支持手
段121のみで支持する。この場合,回路123を通じ
て吸引することにより,吸着パッドで構成された第一の
支持手段121で基板Wの下面を吸着する。
【0053】一方,洗浄後の基板Wを搬送する際には,
図38に示すように,回路127を通じて圧力調整室1
26内を減圧し,ダイアフラム125を下方に引っ込ま
せる。そして,第一の支持手段121を下降させること
によって,第一の支持手段121を第二の支持手段12
2よりも低くさせ,基板Wの下面を第二の支持手段12
2のみで支持する。なお,この場合は,回路123を通
じた吸引は行わない。
【0054】この図36に示した実施の形態によっても
同様に,洗浄の前後において基板Wの下面を第一の支持
手段121と第二の支持手段122で切り替えて支持す
ることにより,洗浄前の基板Wから第一の支持手段12
1に付着した汚染物質を洗浄後の基板Wに再付着させる
ことを防止できるようになる。なお,第一の支持手段1
21を昇降自在とし,第二の支持手段122をアーム2
1の上面に固定した例を説明したが,反対に,第二の支
持手段122を同様の構成によって昇降自在とし,第一
の支持手段121をアーム21の上面に固定しても良
い。また,第一の支持手段121と第二の支持手段12
2の両方を昇降自在としても良い。また,洗浄前の基板
Wを第二の支持手段122のみによって支持し,洗浄後
の基板Wは第一の支持手段121のみによって支持する
ように構成しても良い。更にまた,第一の支持手段12
1を吸着パッドで構成した例を説明したが,第二の支持
手段122を吸着パッドで構成しても良く,第一の支持
手段121と第二の支持手段122の両方を吸着パッド
で構成しても良い。
【0055】また,図39に示した実施の形態は,図3
6で説明した実施の形態の変形例であり,第一の支持手
段121下方の圧力調整室126を減圧しない状態では
第一の支持手段121が第二の支持手段122よりも高
くなり,圧力調整室126を減圧した状態では第一の支
持手段121が第二の支持手段122よりも低くなる構
成となっている。この変形例にあっては,洗浄前の基板
Wをアーム21上に載せて搬送する際には,図39に示
すように,回路127を通じた減圧は行わない。そし
て,第一の支持手段121を第二の支持手段122より
も高くさせ,基板Wの下面を第一の支持手段121のみ
で支持する。また,回路123を通じて吸引することに
より,吸着パッドで構成された第一の支持手段121で
基板Wの下面を吸着する。一方,洗浄後の基板Wを搬送
する際には,図40に示すように,回路127を通じて
圧力調整室126内を減圧し,ダイアフラム125を下
方に引っ込ませる。そして,第一の支持手段121を下
降させることによって,第一の支持手段121を第二の
支持手段122よりも低くさせ,基板Wの下面を第二の
支持手段122のみで支持する。なお,この場合は,回
路123を通じた吸引は行わない。この図39に示した
変形例によっても同様に,洗浄の前後において基板Wの
下面を第一の支持手段121と第二の支持手段122で
切り替えて支持することにより,洗浄前の基板Wから第
一の支持手段121に付着した汚染物質を洗浄後の基板
Wに再付着させることを防止できるようになる。なお,
第二の支持手段122を同様の構成によって昇降自在と
し,第一の支持手段121をアーム21の上面に固定し
ても良い。また,第一の支持手段121と第二の支持手
段122の両方を昇降自在としても良い。また,洗浄前
の基板Wを第二の支持手段122のみによって支持し,
洗浄後の基板Wは第一の支持手段121のみによって支
持するように構成しても良い。更にまた,第一の支持手
段121を吸着パッドで構成した例を説明したが,第二
の支持手段122を吸着パッドで構成しても良く,第一
の支持手段121と第二の支持手段122の両方を吸着
パッドで構成しても良い。
【0056】図41に示した実施の形態は,図36で説
明した実施の形態の他の変形例であり,第一の支持手段
121下方の圧力調整室126を高圧にしていない状態
では第一の支持手段121が第二の支持手段122より
も低くなり,圧力調整室126に高圧空気を供給してダ
イアフラム125を上方に膨出させた状態では第一の支
持手段121が第二の支持手段122よりも高くなる構
成となっている。この変形例にあっては,洗浄前の基板
Wをアーム21上に載せて搬送する際には,図42に示
すように,回路127を通じて圧力調整室126内に高
圧空気を供給し,ダイアフラム125を上方に膨出させ
る。そして,第一の支持手段121を上昇させることに
よって,第一の支持手段121を第二の支持手段122
よりも高くさせ,基板Wの下面を第一の支持手段121
のみで支持する。また,回路123を通じて吸引するこ
とにより,吸着パッドで構成された第一の支持手段12
1で基板Wの下面を吸着する。一方,洗浄後の基板Wを
搬送する際には,図41に示すように,回路127を通
じた高圧空気の供給は行わない。そして,第一の支持手
段121を第二の支持手段122よりも低くさせ,基板
Wの下面を第二の支持手段122のみで支持する。な
お,この場合は,回路123を通じた吸引は行わない。
この図41に示した他の変形例によっても同様に,洗浄
の前後において基板Wの下面を第一の支持手段121と
第二の支持手段122で切り替えて支持することによ
り,洗浄前の基板Wから第一の支持手段121に付着し
た汚染物質を洗浄後の基板Wに再付着させることを防止
できるようになる。なお,第二の支持手段122を同様
の構成によって昇降自在とし,第一の支持手段121を
アーム21の上面に固定しても良い。また,第一の支持
手段121と第二の支持手段122の両方を昇降自在と
しても良い。また,洗浄前の基板Wを第二の支持手段1
22のみによって支持し,洗浄後の基板Wは第一の支持
手段121のみによって支持するように構成しても良
い。更にまた,第一の支持手段121を吸着パッドで構
成した例を説明したが,第二の支持手段122を吸着パ
ッドで構成しても良く,第一の支持手段121と第二の
支持手段122の両方を吸着パッドで構成しても良い。
【0057】以上,本発明の実施の形態を基板Wを洗浄
する洗浄装置1に基づいて説明したが,本発明の基板搬
送装置は,洗浄以外の例えば基板の乾燥やレジスト膜の
塗布などといった他の処理を行う各種の処理装置に適用
することも可能である。
【0058】
【発明の効果】本発明によれば,アーム自体を動かすこ
となく支持手段を切り替えることにより,処理前の基板
と処理後の基板を別々の支持手段によって支持すること
ができる。従って,比較的簡単な構造でありながら処理
後の基板に対する汚染物質の再付着などといった問題を
確実に解決できるといった特徴がある。また,基板搬送
装置を小型に構成できるので,スペースの有効利用を図
ることができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】洗浄装置の平面図である。
【図2】本発明の実施の形態にかかる基板搬送装置の斜
視図である。
【図3】半導体ウェハの如き基板の搬送に適したアーム
の斜視図である。
【図4】LCDガラス基板の如き基板の搬送に適したア
ームの斜視図である。
【図5】第一の支持手段と第二の支持手段の両方の下方
に圧力調整手段としての流体溜め室をそれぞれ配置した
実施の形態を示す断面図であり,第一の支持手段と第二
の支持手段を何れもベローズ状の伸縮ケースの上面によ
って構成した例を示している。
【図6】図5の実施の形態における洗浄前の基板を搬送
する状態の説明図である。
【図7】図5の実施の形態における洗浄後の基板を搬送
する状態の説明図である。
【図8】第一の支持手段と第二の支持手段の両方の下方
に圧力調整手段としての流体溜め室をそれぞれ配置した
実施の形態を示す断面図であり,第一の支持手段と第二
の支持手段を何れも昇降自在なピストンの上面によって
構成した例を示している。
【図9】図9の実施の形態における洗浄前の基板を搬送
する状態の説明図である。
【図10】図9の実施の形態における洗浄後の基板を搬
送する状態の説明図である。
【図11】第一の支持手段と第二の支持手段の両方の下
方に圧力調整手段としての流体溜め室をそれぞれ配置し
た実施の形態を示す断面図であり,第一の支持手段と第
二の支持手段を何れもアームの上面に設けた袋状の膨張
部材の上面によって構成した例を示している。
【図12】図11の実施の形態における洗浄前の基板を
搬送する状態の説明図である。
【図13】図11の実施の形態における洗浄後の基板を
搬送する状態の説明図である。
【図14】第一の吸着パッドと第二の吸着パッドを昇降
機構によってそれぞれ支持した実施の形態を示す斜視図
である。
【図15】昇降機構としてシリンダを用いた実施の形態
を示す断面図である。
【図16】図15の実施の形態における洗浄前の基板を
搬送する状態の説明図である。
【図17】図15の実施の形態における洗浄後の基板を
搬送する状態の説明図である。
【図18】昇降機構として流体の供給により膨張して第
一の吸着パッドと第二の吸着パッドをそれぞれ持ち上げ
る袋体を用いた実施の形態を示す断面図である。
【図19】袋体の斜視図である。
【図20】図18の実施の形態における洗浄前の基板を
搬送する状態の説明図である。
【図21】図18の実施の形態における洗浄後の基板を
搬送する状態の説明図である。
【図22】昇降機構として緊張されることによって第一
の吸着パッドと第二の吸着パッドをそれぞれ上昇させた
状態にする帯体を用いた実施の形態を示す断面図であ
る。
【図23】図22の実施の形態における洗浄前の基板を
搬送する状態の説明図である。
【図24】図22の実施の形態における洗浄後の基板を
搬送する状態の説明図である。
【図25】昇降機構として第一の吸着パッドと第二の吸
着パッドの下方に挿入されたベルトを用いた実施の形態
を示す断面図である。
【図26】図23の実施の形態における洗浄前の基板を
搬送する状態の説明図である。
【図27】図23の実施の形態における洗浄後の基板を
搬送する状態の説明図である。
【図28】アームの上面の三箇所以上にシーソー状の揺
動部材を配置し,それら揺動部材の一端側と他端側に第
一の吸着パッドと第二の吸着パッドを装着した実施の形
態を示す断面図である。
【図29】図28の実施の形態における洗浄前の基板を
搬送する状態の説明図である。
【図30】図28の実施の形態における洗浄後の基板を
搬送する状態の説明図である。
【図31】揺動部材をバネの引張力と揺動部材の他端側
下面に嵌入するくさび部材によって揺動させる構成とし
た実施の形態を示す断面図であり,洗浄前の基板を搬送
する状態を示している。
【図32】図31の実施の形態における洗浄後の基板を
搬送する状態の説明図である。
【図33】アームの上面にシーソー状の揺動部材を設
け,該揺動部材の一端側と他端側に第一の支持手段と第
二の支持手段を設けた実施の形態を示す断面図である。
【図34】図33の実施の形態における洗浄前の基板を
搬送する状態の説明図である。
【図35】図33の実施の形態における洗浄後の基板を
搬送する状態の説明図である。
【図36】アームの上面に配置された第一の支持手段と
第二の支持手段の一方を昇降自在に構成した実施の形態
を示す断面図である。
【図37】図36の実施の形態における洗浄前の基板を
搬送する状態の説明図である。
【図38】図36の実施の形態における洗浄後の基板を
搬送する状態の説明図である。
【図39】図36で説明した実施の形態の変形例を示す
断面図であり,洗浄前の基板を搬送する状態を示してい
る。
【図40】図39の変形例における洗浄後の基板を搬送
する状態の説明図である。
【図41】図36で説明した実施の形態の他の変形例を
示す断面図であり,洗浄後の基板を搬送する状態を示し
ている。
【図42】図41の変形例における洗浄前の基板を搬送
する状態の説明図である。
【符号の説明】
W 基板 C カセット 2 基板搬送装置 3 カセットステーション 4 洗浄部 21 アーム 31 第一の支持手段 32 第二の支持手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−349933(JP,A) 特開 平8−107136(JP,A) 特開 平7−297154(JP,A) 特開 平3−12948(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/68 B25J 15/06 B65G 49/07

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アームを移動させ,該アーム上に載せた
    状態で処理部に対して基板を搬入出させる基板搬送装置
    において, アームの上面に第一の支持手段と第二の支持手段を配置
    すると共に,これら第一の支持手段と第二の支持手段を
    昇降機構によってそれぞれ支持し, 前記昇降機構は第一の支持手段と第二の支持手段の下方
    に挿入されたベルトであり,かつ,該ベルトには相対的
    に厚く形成された肉厚部が設けられていることを特徴と
    する,基板搬送装置。
  2. 【請求項2】 前記支持手段は,吸着パッドであること
    を特徴とする,請求項1に記載の基板搬送装置。
  3. 【請求項3】 アームを移動させ,該アーム上に載せた
    状態で処理部に対して基板を搬入出させる基板搬送装置
    において, 基板を支持するための第一の支持手段と第二の支持手段
    をアームの上面に配置すると共に,これら第一の支持手
    段と第二の支持手段の一方を昇降自在に構成し,かつ,
    第一の支持手段と第二の支持手段の一方が上昇したとき
    は,第一の支持手段と第二の支持手段の一方が他方より
    も高くなり,第一の支持手段と第二の支持手段の一方が
    下降したときは,第一の支持手段と第二の支持手段の一
    方が他方よりも低くなるように構成され, 前記第一の支持手段と第二の支持手段の一方をダイアフ
    ラムの上面に支持し,該ダイアフラムの下面側に圧力調
    整室を形成したことを特徴とする,基板搬送装置。
  4. 【請求項4】 アームを移動させ,該アーム上に載せた
    状態で処理部に対して基板を搬入出させる基板搬送装置
    において, アームの上面にシーソー状の揺動部材を配置し,揺動部
    材の一端側に第一の支持手段を形成すると共に,揺動部
    材の他端側に第二の支持手段を形成し, 前記揺動部材の時計回転方向の揺動により,前記第一の
    支持手段が第二の支持手段よりも高い位置に移動し, 前記揺動部材の反時計回転方向の揺動により,前記第一
    の支持手段が第二の支持手段よりも高い位置に移動する
    ように構成されたことを特徴とする,基板搬送装置。
  5. 【請求項5】 アームを移動させ,該アーム上に載せた
    状態で処理部に対して基板を搬入出させる基板搬送装置
    において, アームの上面にシーソー状の揺動部材を配置し,揺動部
    材の一端側に第一の支持手段を形成すると共に,揺動部
    材の他端側に第二の支持手段を形成し, 引張力で前記揺動部材を時計方向に回転させるバネと, シリンダの伸張稼働によって揺動部材の他端下面に嵌入
    して前記引張力に逆らって前記揺動部材を反時計方向に
    回転させるくさび部材とを有することを特徴とする,基
    板搬送装置。
  6. 【請求項6】 前記第一の支持手段と第二の支持手段の
    少なくとも一方を吸着パッドで構成したことを特徴とす
    る,請求項3,4又は5に記載の基板搬送装置。
  7. 【請求項7】 アームを移動させ,該アーム上に載せた
    状態で処理部に対して基板を搬入出させる基板搬送装置
    において, アームの上面にシーソー状の揺動部材を配置し,揺動部
    材の一端側に第一の吸着パッドを装着すると共に,揺動
    部材の他端側に第二の吸着パッドを装着し, 前記第一の吸着パッド及び第二の吸着パッドの上面は
    前記揺動部材が揺動するための軸に対して,何れも外側
    が低く内側が高くなったテーパ面に形成されていること
    を特徴とする,基板搬送装置。
  8. 【請求項8】 アームを移動させ,該アーム上に載せた
    状態で処理部に対して基板を搬入出させる基板搬送方法
    において, 基板を支持するための第一の支持手段と第二の支持手段
    をアームの上面に配置すると共に,これら第一の支持手
    段と第二の支持手段の一方をダイアフラムの上面に支持
    し,該ダイアフラムの下面側に設けられた圧力調整室を
    加圧又は減圧することにより,第一の支持手段と第二の
    支持手段の一方が上昇したときは,第一の支持手段と第
    二の支持手段の一方が他方よりも高くなり,第一の支持
    手段と第二の支持手段の一方が下降したときは,第一の
    支持手段と第二の支持手段の一方が他方よりも低くなる
    ようにし, 処理部に対して基板を搬入させる場合は,第一の支持手
    段と第二の支持手段の一方のみで基板を支持し, 処理部から基板を搬出する際には,第一の支持手段と第
    二の支持手段の他方のみで基板を支持することを特徴と
    する基板搬送方法。
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