JPH08223843A - モータのコイル端末固定方法 - Google Patents
モータのコイル端末固定方法Info
- Publication number
- JPH08223843A JPH08223843A JP5360295A JP5360295A JPH08223843A JP H08223843 A JPH08223843 A JP H08223843A JP 5360295 A JP5360295 A JP 5360295A JP 5360295 A JP5360295 A JP 5360295A JP H08223843 A JPH08223843 A JP H08223843A
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- JP
- Japan
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- coil
- insulator
- connection
- fixed
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- Insulation, Fastening Of Motor, Generator Windings (AREA)
- Windings For Motors And Generators (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 両端に鍔部１０、１１を有する筒体部９にコ
イル１３を巻回した絶縁体８を、固定子鉄心６のティー
ス７に有し、コイル１３の端末１４を、絶縁体８の軸方
向端面、または固定子鉄心６の軸方向端面に固定した結
線板２１の接続穴２２に接続するモータのコイル端末固
定方法において、絶縁体８の片側または両側の鍔部１
０、１１の結線板側に、結線板２１の接続穴２２の位置
に対応させた、軸方向に延びるコイル溝２７、２８を設
けるとともに、これらのコイル溝２７、２８にコイル端
末１４を挿入固定して立ち上げ、立ち上げたコイル端末
１４を結線板２１の接続穴２２に接続するようにしたも
の。 【効果】 コイル端末の結線処理作業性が良くなり、生
産性が向上する。
イル１３を巻回した絶縁体８を、固定子鉄心６のティー
ス７に有し、コイル１３の端末１４を、絶縁体８の軸方
向端面、または固定子鉄心６の軸方向端面に固定した結
線板２１の接続穴２２に接続するモータのコイル端末固
定方法において、絶縁体８の片側または両側の鍔部１
０、１１の結線板側に、結線板２１の接続穴２２の位置
に対応させた、軸方向に延びるコイル溝２７、２８を設
けるとともに、これらのコイル溝２７、２８にコイル端
末１４を挿入固定して立ち上げ、立ち上げたコイル端末
１４を結線板２１の接続穴２２に接続するようにしたも
の。 【効果】 コイル端末の結線処理作業性が良くなり、生
産性が向上する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、インシュレータやボビ
ン等の絶縁体に巻装した、モータの電機子コイルまたは
界磁コイル等のコイルの端末の固定方法に関するもので
ある。
ン等の絶縁体に巻装した、モータの電機子コイルまたは
界磁コイル等のコイルの端末の固定方法に関するもので
ある。
【０００２】
【従来の技術】従来のモータのコイル端末の固定方法
を、図１２ないし図１５に示す。図において、１はモー
タ、２はモータ１のフレーム、３はこのフレーム２の負
荷側端部に取付けた負荷側ブラケットで、４は前記フレ
ーム２の反負荷側端部に取付けた反負荷側ブラケットで
ある。５は前記フレーム２の内周面に取付けた固定子
で、固定子鉄心６のティース７に軸方向の両側からイン
シュレータを絶縁体８として挿入固定している。この絶
縁体８は、筒体部９と、その両端に形成した鍔部１０、
１１とからなっている。なお、固定子鉄心６は、前記テ
ィース７間において固定子ヨーク１２を周方向に分割し
て構成されている。個々の固定子鉄心６は、例えば周方
向の両端面にアリとアリ溝を形成し、個々の固定子鉄心
６のアリとアリ溝を係合連結させることにより、リング
状の固定子鉄心６を構成するようになっている。１３は
前記絶縁体８に巻装したコイルで、巻き始めと巻き終り
のコイル端末１４を固定子５の反負荷側から出してい
る。１５は前記両ブラケット３、４に軸受１６、１７を
介して回転自在に支承された回転軸で、中央部に前記固
定子５に径方向の細隙を介して対向するように回転子１
８を嵌合固定している。この回転子１８は、回転軸１５
に回転子ヨーク１９を嵌合固定し、この回転子ヨーク１
９の外周面に永久磁石２０を固定している。２１は前記
絶縁体８の反負荷側端部に取付けられた結線板で、例え
ばプリント基板や複数の銅板からなっており、接続穴２
２に前記コイル端末１４を通してハンダにより接続固定
するようになっている。２３は結線板２１に設けたプリ
ント配線である。２４は前記フレーム２の外周面に台座
２５を介して取付けたリセプタクルで、リード線２６に
よって前記結線板２１に接続している。なお、従来のモ
ータのなかには、結線板２１を固定子鉄心６の軸方向端
面に、例えばスタッドを介して固定するようにしたもの
もあるし、また、固定子鉄心６のティース７に挿入する
絶縁体としてボビンを用いたものもある。
を、図１２ないし図１５に示す。図において、１はモー
タ、２はモータ１のフレーム、３はこのフレーム２の負
荷側端部に取付けた負荷側ブラケットで、４は前記フレ
ーム２の反負荷側端部に取付けた反負荷側ブラケットで
ある。５は前記フレーム２の内周面に取付けた固定子
で、固定子鉄心６のティース７に軸方向の両側からイン
シュレータを絶縁体８として挿入固定している。この絶
縁体８は、筒体部９と、その両端に形成した鍔部１０、
１１とからなっている。なお、固定子鉄心６は、前記テ
ィース７間において固定子ヨーク１２を周方向に分割し
て構成されている。個々の固定子鉄心６は、例えば周方
向の両端面にアリとアリ溝を形成し、個々の固定子鉄心
６のアリとアリ溝を係合連結させることにより、リング
状の固定子鉄心６を構成するようになっている。１３は
前記絶縁体８に巻装したコイルで、巻き始めと巻き終り
のコイル端末１４を固定子５の反負荷側から出してい
る。１５は前記両ブラケット３、４に軸受１６、１７を
介して回転自在に支承された回転軸で、中央部に前記固
定子５に径方向の細隙を介して対向するように回転子１
８を嵌合固定している。この回転子１８は、回転軸１５
に回転子ヨーク１９を嵌合固定し、この回転子ヨーク１
９の外周面に永久磁石２０を固定している。２１は前記
絶縁体８の反負荷側端部に取付けられた結線板で、例え
ばプリント基板や複数の銅板からなっており、接続穴２
２に前記コイル端末１４を通してハンダにより接続固定
するようになっている。２３は結線板２１に設けたプリ
ント配線である。２４は前記フレーム２の外周面に台座
２５を介して取付けたリセプタクルで、リード線２６に
よって前記結線板２１に接続している。なお、従来のモ
ータのなかには、結線板２１を固定子鉄心６の軸方向端
面に、例えばスタッドを介して固定するようにしたもの
もあるし、また、固定子鉄心６のティース７に挿入する
絶縁体としてボビンを用いたものもある。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来技術で
は、コイル端末１４が絶縁体８から出てくる際に、正確
な位置決めがなされず、かつ固定されていないため、ま
た、結線板２１の接続穴２２に通すコイル端末１４の数
が非常に多いため、作業性が非常に悪く生産性の低下を
招いていた。そこで本発明は、多数のコイル端末１４を
結線板２１の接続穴２２に通すことが容易に行えるモー
タのコイル端末固定方法を提供することを目的とするも
のである。
は、コイル端末１４が絶縁体８から出てくる際に、正確
な位置決めがなされず、かつ固定されていないため、ま
た、結線板２１の接続穴２２に通すコイル端末１４の数
が非常に多いため、作業性が非常に悪く生産性の低下を
招いていた。そこで本発明は、多数のコイル端末１４を
結線板２１の接続穴２２に通すことが容易に行えるモー
タのコイル端末固定方法を提供することを目的とするも
のである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するた
め、本発明は、固定子鉄心のティースに、両端に鍔部を
有する筒体部にコイルを巻装した絶縁体を有し、前記コ
イルの端末部を、前記絶縁体の軸方向端面、または鉄心
の軸方向端面に固定した結線板の接続穴に接続するモー
タのコイル端末固定方法において、前記絶縁体の片側ま
たは両側の鍔部の結線板側に、前記結線板の接続穴の位
置に対応させた、軸方向に延びるコイル溝を設けるとと
もに、このコイル溝にコイル端末を挿入固定して立ち上
げ、立ち上げたコイル端末を前記結線板の接続穴に接続
するようにしたものである。
め、本発明は、固定子鉄心のティースに、両端に鍔部を
有する筒体部にコイルを巻装した絶縁体を有し、前記コ
イルの端末部を、前記絶縁体の軸方向端面、または鉄心
の軸方向端面に固定した結線板の接続穴に接続するモー
タのコイル端末固定方法において、前記絶縁体の片側ま
たは両側の鍔部の結線板側に、前記結線板の接続穴の位
置に対応させた、軸方向に延びるコイル溝を設けるとと
もに、このコイル溝にコイル端末を挿入固定して立ち上
げ、立ち上げたコイル端末を前記結線板の接続穴に接続
するようにしたものである。
【０００５】
【作用】上記手段により、絶縁体の鍔部に設けたコイル
溝にコイル端末が固定されて立ち上げられるので、多数
のコイル端末は、結線板の接続穴の位置に対応して確実
に位置決めされ、結線板の接続穴に容易に通すことがで
きる。コイル溝を絶縁体の両側の鍔部に設けた場合は、
多数のコイル端末を同時に接続穴に通すことができる。
溝にコイル端末が固定されて立ち上げられるので、多数
のコイル端末は、結線板の接続穴の位置に対応して確実
に位置決めされ、結線板の接続穴に容易に通すことがで
きる。コイル溝を絶縁体の両側の鍔部に設けた場合は、
多数のコイル端末を同時に接続穴に通すことができる。
【０００６】
【実施例】以下、本発明の実施例を図に基づいて説明す
る。図１は本発明の実施例を示す要部側断面図、図２は
本発明の実施例における分割して構成された固定子鉄心
と絶縁体の構成を示す斜視図、図３は本発明の実施例に
おけるコイルを巻装した固定子鉄心を示す斜視図、図４
の左半分は図１におけるＡ−Ｏ線に沿う正断面図で、右
半分は図１におけるＯ−Ｂ線に沿う正断面図である。図
５はティースに絶縁体としてのインシュレータを挿入し
てコイルを巻装した状態を示す固定子鉄心の一部の正断
面図、図６は絶縁体両端の鍔部に形成したコイル溝にコ
イル端末を挿入した状態を示す要部正面図、図７はコイ
ル溝に挿入したコイル端末を固定した状態を示す要部断
面図、図８は図５のＣ−Ｃ線に沿う断面図で、コイル溝
に挿入固定したコイル端末を結線板の接続穴に挿入固定
した状態を示している。図９はコイル溝形状の他の実施
例を示す斜視図、図１０はコイル端末の固定の仕方の他
の実施例を示す斜視図、図１１は固定子鉄心構成の他の
実施例を示す斜視図である。なお、図１ないし図１１に
おいて、図１２ないし図１５と同一符号は、同一または
相当部分を示している。本発明の実施例においては、モ
ータ１の全体構成は従来技術と同一であるが、インシュ
レータで構成した絶縁体８の両側の鍔部１０、１１の結
線板側に軸方向に延びる例えばＵ字形状のコイル溝２
７、２８を設けている。すべてのコイル溝２７、２８の
位置は、絶縁体８を固定子鉄心６のティース７に装着し
たときに、結線板２１の接続穴２２の位置と一致するよ
うに設定している。コイル端末１４は、固定子鉄心６の
ティース７に挿入固定した絶縁体８への巻き始めおよび
巻き終りにおいて、前記絶縁体８の鍔部１０、１１に設
けたコイル溝２７、２８に挿入し、コイル溝２７、２８
の周囲に形成した周壁３０、３１を溶融して、コイル端
末１４がコイル溝２７、２８から抜け出ないようにコイ
ル端末１４をコイル溝２７、２８に溶着固定する。この
固定により、コイル端末１４を、絶縁体８の鍔部１０、
１１から出す際に、結線板２１の接続穴２２の位置と同
じ位置にまっすぐ立ち上げる。立ち上げた複数本のコイ
ル端末１４は、そのままの状態で複数本同時に結線板２
１の接続穴２２に通す。接続穴２２に通したコイル端末
１４は、それぞれハンダ２９により結線板２１に固定す
る。なお、前記コイル溝２７、２８の周壁３０、３１
は、コイル端末１４を溶着しやすいように、その周囲に
スペース３２、３３を形成している。本発明は、他の実
施例として、つぎのようにして実施することもできる。 (1) コイル溝は、絶縁体８の両側でなく片側のみに設け
るようにしてもよい。 (2) コイル端末１４のコイル溝２７、２８への固定は、
溶着でなくとも接着でもよい。 (3) 絶縁体８に設けるコイル溝２７（２８）は、図９に
示すように、Ｌ字状のかぎ溝形状にしてもよい。この場
合は、コイル端末１４をかぎ溝の奥まで挿入させること
により、溶着や接着をしなくてもコイル溝２７に固定す
ることができる。 (4) 図１０に示すように、コイル溝２７（２８）の周壁
３０（３１）を絶縁体８の端面から少し突出させて絶縁
体８を構成し、コイル端末１４をコイル溝２７に挿入し
た後、この突出した周壁３０に樹脂などでできた輪止め
３４を挿入して、コイル端末１４を前記コイル溝２７に
固定するようにしてもよい。この場合は、別個の部材が
必要であるが、絶縁体８の材料の溶融こぼれや接着剤の
こぼれなどの心配がない利点がある。 (5) 分割された固定子鉄心６は、図１１に示すようにさ
らに固定子ヨーク１２とのティース７に分割してもよ
い。この場合は、ティース７に径方向から挿入すること
ができるので、絶縁体としてボビンを用いることができ
る。 (6) 固定子鉄心６は、分割せずリング状のままのもので
もよい。この場合は、絶縁体８としてはインシュレータ
を用いる。 (7) 結線板２１は、固定子鉄心６の軸方向端面に、例え
ばスタッドを介して固定するようにしてもよい。 (8) 結線板２１は、プリント基板でなくとも、複数の銅
枚で構成されたものでもよい。
る。図１は本発明の実施例を示す要部側断面図、図２は
本発明の実施例における分割して構成された固定子鉄心
と絶縁体の構成を示す斜視図、図３は本発明の実施例に
おけるコイルを巻装した固定子鉄心を示す斜視図、図４
の左半分は図１におけるＡ−Ｏ線に沿う正断面図で、右
半分は図１におけるＯ−Ｂ線に沿う正断面図である。図
５はティースに絶縁体としてのインシュレータを挿入し
てコイルを巻装した状態を示す固定子鉄心の一部の正断
面図、図６は絶縁体両端の鍔部に形成したコイル溝にコ
イル端末を挿入した状態を示す要部正面図、図７はコイ
ル溝に挿入したコイル端末を固定した状態を示す要部断
面図、図８は図５のＣ−Ｃ線に沿う断面図で、コイル溝
に挿入固定したコイル端末を結線板の接続穴に挿入固定
した状態を示している。図９はコイル溝形状の他の実施
例を示す斜視図、図１０はコイル端末の固定の仕方の他
の実施例を示す斜視図、図１１は固定子鉄心構成の他の
実施例を示す斜視図である。なお、図１ないし図１１に
おいて、図１２ないし図１５と同一符号は、同一または
相当部分を示している。本発明の実施例においては、モ
ータ１の全体構成は従来技術と同一であるが、インシュ
レータで構成した絶縁体８の両側の鍔部１０、１１の結
線板側に軸方向に延びる例えばＵ字形状のコイル溝２
７、２８を設けている。すべてのコイル溝２７、２８の
位置は、絶縁体８を固定子鉄心６のティース７に装着し
たときに、結線板２１の接続穴２２の位置と一致するよ
うに設定している。コイル端末１４は、固定子鉄心６の
ティース７に挿入固定した絶縁体８への巻き始めおよび
巻き終りにおいて、前記絶縁体８の鍔部１０、１１に設
けたコイル溝２７、２８に挿入し、コイル溝２７、２８
の周囲に形成した周壁３０、３１を溶融して、コイル端
末１４がコイル溝２７、２８から抜け出ないようにコイ
ル端末１４をコイル溝２７、２８に溶着固定する。この
固定により、コイル端末１４を、絶縁体８の鍔部１０、
１１から出す際に、結線板２１の接続穴２２の位置と同
じ位置にまっすぐ立ち上げる。立ち上げた複数本のコイ
ル端末１４は、そのままの状態で複数本同時に結線板２
１の接続穴２２に通す。接続穴２２に通したコイル端末
１４は、それぞれハンダ２９により結線板２１に固定す
る。なお、前記コイル溝２７、２８の周壁３０、３１
は、コイル端末１４を溶着しやすいように、その周囲に
スペース３２、３３を形成している。本発明は、他の実
施例として、つぎのようにして実施することもできる。 (1) コイル溝は、絶縁体８の両側でなく片側のみに設け
るようにしてもよい。 (2) コイル端末１４のコイル溝２７、２８への固定は、
溶着でなくとも接着でもよい。 (3) 絶縁体８に設けるコイル溝２７（２８）は、図９に
示すように、Ｌ字状のかぎ溝形状にしてもよい。この場
合は、コイル端末１４をかぎ溝の奥まで挿入させること
により、溶着や接着をしなくてもコイル溝２７に固定す
ることができる。 (4) 図１０に示すように、コイル溝２７（２８）の周壁
３０（３１）を絶縁体８の端面から少し突出させて絶縁
体８を構成し、コイル端末１４をコイル溝２７に挿入し
た後、この突出した周壁３０に樹脂などでできた輪止め
３４を挿入して、コイル端末１４を前記コイル溝２７に
固定するようにしてもよい。この場合は、別個の部材が
必要であるが、絶縁体８の材料の溶融こぼれや接着剤の
こぼれなどの心配がない利点がある。 (5) 分割された固定子鉄心６は、図１１に示すようにさ
らに固定子ヨーク１２とのティース７に分割してもよ
い。この場合は、ティース７に径方向から挿入すること
ができるので、絶縁体としてボビンを用いることができ
る。 (6) 固定子鉄心６は、分割せずリング状のままのもので
もよい。この場合は、絶縁体８としてはインシュレータ
を用いる。 (7) 結線板２１は、固定子鉄心６の軸方向端面に、例え
ばスタッドを介して固定するようにしてもよい。 (8) 結線板２１は、プリント基板でなくとも、複数の銅
枚で構成されたものでもよい。
【０００７】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、絶
縁体の鍔部に設けたコイル溝にコイル端末が固定されて
立ち上げられるので、多数のコイル端末は、結線板の接
続穴の位置に対応して確実に位置決めされ、結線板の接
続穴に容易に通すことができる。したがって、コイル端
末の結線処理作業性が良くなり、生産性が向上するとい
う効果がある。また、コイル溝を絶縁体の両側の鍔部に
設けた場合は、多数のコイル端末を同時に接続穴に通す
ことができるので、さらに作業性を良くすることができ
る。
縁体の鍔部に設けたコイル溝にコイル端末が固定されて
立ち上げられるので、多数のコイル端末は、結線板の接
続穴の位置に対応して確実に位置決めされ、結線板の接
続穴に容易に通すことができる。したがって、コイル端
末の結線処理作業性が良くなり、生産性が向上するとい
う効果がある。また、コイル溝を絶縁体の両側の鍔部に
設けた場合は、多数のコイル端末を同時に接続穴に通す
ことができるので、さらに作業性を良くすることができ
る。
【図１】本発明の実施例を示すモータの要部側断面図で
ある。
ある。
【図２】本発明の実施例における分割して構成された固
定子鉄心と絶縁体の構成を示す斜視図である。
定子鉄心と絶縁体の構成を示す斜視図である。
【図３】本発明の実施例におけるコイルを巻装した固定
子鉄心を示す斜視図である。
子鉄心を示す斜視図である。
【図４】左半分は図１におけるＡ−Ｏ線に沿う正断面図
で、右半分は図１におけるＯ−Ｂ線に沿う正断面図であ
る。
で、右半分は図１におけるＯ−Ｂ線に沿う正断面図であ
る。
【図５】本発明の実施例における絶縁体にコイルを巻装
した状態を示す固定子鉄心の一部の正断面図である。
した状態を示す固定子鉄心の一部の正断面図である。
【図６】本発明の実施例における絶縁体両端の鍔部に形
成したコイル溝にコイル端末を挿入した状態を示す要部
正面図である。
成したコイル溝にコイル端末を挿入した状態を示す要部
正面図である。
【図７】本発明の実施例におけるコイル溝に挿入したコ
イル端末を固定した状態を示す要部断面図である。
イル端末を固定した状態を示す要部断面図である。
【図８】図５のＣ−Ｃ線に沿う断面図で、コイル溝に挿
入固定したコイル端末を結線板の接続穴に挿入固定した
状態を示している。
入固定したコイル端末を結線板の接続穴に挿入固定した
状態を示している。
【図９】本発明におけるコイル溝形状の他の実施例を示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図１０】本発明におけるコイル端末の固定の仕方の他
の実施例を示す斜視図である。
の実施例を示す斜視図である。
【図１１】本発明における固定子鉄心構成の他の実施例
を示す斜視図である。
を示す斜視図である。
【図１２】従来の技術を示すモータの側断面図である。
【図１３】左半分は図１２におけるＤ−Ｏ線に沿う正断
面図で、右半分は図１２におけるＯ−Ｅ線に沿う正断面
図である。
面図で、右半分は図１２におけるＯ−Ｅ線に沿う正断面
図である。
【図１４】従来の技術における絶縁体にコイルを巻装し
た状態を示す固定子鉄心の一部の正断面図である。
た状態を示す固定子鉄心の一部の正断面図である。
【図１５】図１４におけるＦ−Ｆ線に沿う正断面図であ
る。
る。
１ モータ ２ フレーム ３ 負荷側ブラケット ４ 反負荷側ブラケット ５ 固定子 ６ 固定子鉄心 ７ ティース ８ 絶縁体 ９ 筒体部 １０ 鍔部 １１ 鍔部 １２ 固定子ヨーク １３ コイル １４ コイル端末 １５ 回転軸 １６ 軸受 １７ 軸受 １８ 回転子 １９ 回転子ヨーク ２０ 永久磁石 ２１ 結線板 ２２ 接続穴 ２３ プリント配線 ２４ リセプタクル ２５ 台座 ２６ リード線 ２７ コイル溝 ２８ コイル溝 ２９ ハンダ ３０ 周壁 ３１ 周壁
Claims (1)
- 【請求項１】 固定子鉄心のティースに、両端に鍔部を
有する筒体部にコイルを巻装した絶縁体を有し、前記コ
イルの端末を、前記絶縁体の軸方向端面、または固定子
鉄心の軸方向端面に固定した結線板の接続穴に接続する
モータのコイル端末固定方法において、 前記絶縁体の片側または両側の鍔部の結線板側に、前記
結線板の接続穴の位置に対応させた、軸方向に延びるコ
イル溝を設けるとともに、このコイル溝にコイル端末を
挿入固定して立ち上げ、立ち上げたコイル端末を前記結
線板の接続穴に接続することを特徴とするモータのコイ
ル端末固定方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP05360295A JP3651491B2 (ja) | 1995-02-17 | 1995-02-17 | モータのコイル端末固定方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP05360295A JP3651491B2 (ja) | 1995-02-17 | 1995-02-17 | モータのコイル端末固定方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08223843A true JPH08223843A (ja) | 1996-08-30 |
| JP3651491B2 JP3651491B2 (ja) | 2005-05-25 |
Family
ID=12947438
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP05360295A Expired - Lifetime JP3651491B2 (ja) | 1995-02-17 | 1995-02-17 | モータのコイル端末固定方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3651491B2 (ja) |
Cited By (26)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1998044616A1 (en) * | 1997-03-28 | 1998-10-08 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Member to form motor stator |
| FR2804255A1 (fr) * | 2000-01-21 | 2001-07-27 | Mannesmann Sachs Ag | Corps de bobinage destine a recevoir un bobinage pour un convertisseur electro-magneto-mecanique, et convertisseur electro-magneto-mecanique |
| US6674195B2 (en) | 2000-08-31 | 2004-01-06 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Electric motor with improved terminal connector |
| US6967421B2 (en) * | 2002-04-30 | 2005-11-22 | Sankyo Seiki Mfg. Co., Ltd. | Core for motor, motor furnished to the core and method for manufacturing the motor |
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