JP3387918B2 - 時間等化方法及び装置 - Google Patents

時間等化方法及び装置

Info

Publication number
JP3387918B2
JP3387918B2 JP2002548904A JP2002548904A JP3387918B2 JP 3387918 B2 JP3387918 B2 JP 3387918B2 JP 2002548904 A JP2002548904 A JP 2002548904A JP 2002548904 A JP2002548904 A JP 2002548904A JP 3387918 B2 JP3387918 B2 JP 3387918B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
timing phase
time
signal
phase information
received signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2002548904A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2002047303A1 (ja
Inventor
尚 加來
博康 村田
秀夫 宮澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Application granted granted Critical
Publication of JP3387918B2 publication Critical patent/JP3387918B2/ja
Publication of JPWO2002047303A1 publication Critical patent/JPWO2002047303A1/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L27/00Modulated-carrier systems
    • H04L27/26Systems using multi-frequency codes
    • H04L27/2601Multicarrier modulation systems
    • H04L27/2602Signal structure
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L25/00Baseband systems
    • H04L25/02Details ; arrangements for supplying electrical power along data transmission lines
    • H04L25/03Shaping networks in transmitter or receiver, e.g. adaptive shaping networks
    • H04L25/03006Arrangements for removing intersymbol interference
    • H04L25/03012Arrangements for removing intersymbol interference operating in the time domain
    • H04L25/03019Arrangements for removing intersymbol interference operating in the time domain adaptive, i.e. capable of adjustment during data reception
    • H04L25/03038Arrangements for removing intersymbol interference operating in the time domain adaptive, i.e. capable of adjustment during data reception with a non-recursive structure
    • H04L25/03044Arrangements for removing intersymbol interference operating in the time domain adaptive, i.e. capable of adjustment during data reception with a non-recursive structure using fractionally spaced delay lines or combinations of fractionally integrally spaced taps
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L27/00Modulated-carrier systems
    • H04L27/26Systems using multi-frequency codes
    • H04L27/2601Multicarrier modulation systems
    • H04L27/2647Arrangements specific to the receiver only
    • H04L27/2655Synchronisation arrangements
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L27/00Modulated-carrier systems
    • H04L27/26Systems using multi-frequency codes
    • H04L27/2601Multicarrier modulation systems
    • H04L27/2647Arrangements specific to the receiver only
    • H04L27/2655Synchronisation arrangements
    • H04L27/2662Symbol synchronisation
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L27/00Modulated-carrier systems
    • H04L27/26Systems using multi-frequency codes
    • H04L27/2601Multicarrier modulation systems
    • H04L27/2647Arrangements specific to the receiver only
    • H04L27/2655Synchronisation arrangements
    • H04L27/2668Details of algorithms
    • H04L27/2673Details of algorithms characterised by synchronisation parameters
    • H04L27/2676Blind, i.e. without using known symbols
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L25/00Baseband systems
    • H04L25/02Details ; arrangements for supplying electrical power along data transmission lines
    • H04L25/03Shaping networks in transmitter or receiver, e.g. adaptive shaping networks
    • H04L25/03006Arrangements for removing intersymbol interference
    • H04L2025/03433Arrangements for removing intersymbol interference characterised by equaliser structure
    • H04L2025/03439Fixed structures
    • H04L2025/03445Time domain
    • H04L2025/03471Tapped delay lines
    • H04L2025/03477Tapped delay lines not time-recursive

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)
  • Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は時間等化方法及び装置に関し、特にメタリッ
ク回線を使用して超高速データ伝送を行う際に用いられ
るモデムなどに用いられる時間等化方法及び装置に関す
るものである。
背景技術 一般に、電話回線、専用回線、及び構内メタリック回
線等を使用しデータを伝送するためにモデムが使用され
るようになっているが、近年、モデムの処理は高速化が
強く求められている。
このようなモデムが使用される分野として、例えば、
電力線搬送通信がある。この電力線搬送通信において
は、家電機器が出す、例えばインバータ機器などによる
ランダムな雑音(白色雑音)が極めて多く含まれてお
り、高速のデータ通信の実用化を阻んでいる。
このような雑音への対策として、最近では、DMT(D
iscrete MutiTone)方式やOFDM(Orthogonal Freque
ncy Division Multiplexing)方式が提案されている。
このDMT方式やOFDM方式はマルチキャリア(多チ
ャネル)変調方式を採用しており、雑音が多いキャリア
帯域は使わず避けて通るという技術であるが、マルチキ
ャリアを用いているため、図12(1)に示すように送
信側において各チャネルの信号が同時に送信されたとし
ても、途中の伝送回線において、同図(2)に示すよう
に群遅延が生ずる結果、受信側では同図(3)に示すよ
うに、時間軸で各チャネルの到達時間が異なったものと
なっている。このため、受信側では、時間軸上でチャネ
ル間の干渉が発生してしまう。
すなわち、図13に示すように、DMT方式やOFD
M方式では、低速の矩形波を送信しているため、矩形波
の安定した部分では同図(2)に示すように正常な送信
信号(トーン)が得られるが、矩形波が変化する部分に
おいては、同図(1)及び(3)に示すように、個々の
チャネルの不要帯域が関数sinx/xで減衰する波形
となる。
このように、群遅延が発生した回線特性下では個々の
チャネルの信号が相互に時間軸で干渉する形となり、回
線特性が平坦な部分のみチャネル間干渉が免れることと
なる。
一方、送信側で、干渉部分に相当する時間(すなわち
矩形波の変化する部分に相当する時間)を、図13に示
すようにガードタイムGTとしてマスクすればチャネル
間干渉から回避可能となるが、このガードタイムGT分
だけデータ伝送が出来ないこととなり、高速伝送を困難
にしてしまう。
従って、このような回線群遅延の問題を解決するため
の時間軸上での各チャネル間の等化が必要である。
一方、同じ機器でも電源のON/OFF状態により、
静的特性は大きく異なる。例えば、テレビなどのスイッ
チング電源を用いた家電機器では、図14(1)に示す
ように電圧が一定値以下であるか以上であるかにより2
つの伝達関数A(又はC)とB(又はD)が120Hz
(使用周波数が60Hzの場合)毎に交互にスイッチン
グされることになる。すなわち、1秒間に240回伝達
関数が切り替わることになる。
このように、伝達関数が変化すると、同図(2)に示
すように周波数特性(振幅/位相)が伝達関数A,Cを
示す実線と伝達関数B,Dを示す点線とに分かれてしま
い、互いに大きく異なってしまう。このような位相特性
の変動は時間軸上での変動をも含むものである。
従って、電力線搬送通信に用いられるモデムなどにお
いては、伝送回線に対する高速の追従性能が要求される
ことから、上記のように時間軸上の高速等化だけでな
く、周波数軸上の等化も必要であるが、時間軸上の等化
を行えば周波数軸上の等化にも寄与することになる。
図15は、上記のような時間軸上の等化と周波数軸上
の等化を実現する従来技術を示したものであり、時間等
化部1とガードタイム除去部2とFFT(高速フーリエ
変換)演算によるDMT分配部3と周波数等化部(FE
Q)4と判定部(DEC)5と符号変換部6とを直列接
続した構成となっている。
この構成において、時間等化部1は、受信信号に対し
て時間軸上の等化を行い、この後、送信側で付加したガ
ードタイムをガードタイム除去部2で除去し、さらにD
MT分配部3においてFFT変換する。この後、周波数
等化部4でキャリアの振幅及び位相の等化を行い、判定
部5で符号の判定を行った後、符号変換部6でナチュラ
ル(N)/グレイコード(G)変換、パラレル(P)/
シリアル(S)変換、及びデスクランブル(DSCR)
などの符号変換を行って受信データRDを得るようにし
ている。
このような従来技術においては、時間等化部1におい
て時間軸上の引込を実施するためには、特別なトレーニ
ング信号が必要であり、このトレーニング信号は長い時
間が必要であると共に、このトレーニングに伴う複雑な
処理を必要としていた。
すなわち、1:nのマルチポイントでは、上記のよう
に120Hz単位で変動する回線特性に関しては高速の
追従能力が要求されるため、各々のポイントに長いトレ
ーニング時間を与えることはできず、処理も簡単である
ことが必要となる。
従って、本発明は、短いトレーニング時間で受信信号
の回線群遅延を時間等化する方法及び装置を提供するこ
とを目的とする。
発明の開示 上記の目的を達成するため、本発明に係る時間等化方
法は、フレームまたはサブフレーム単位で振幅変調され
た受信信号のパワースペクトラムからタイミング位相情
報を抽出する第1ステップと、このタイミング位相情報
により該受信信号のタイミング位相同期を行う第2ステ
ップとを備えたことを特徴としている。
すなわち、それぞれ異なったチャネルで同時送信され
た周波数信号は、回線の群遅延特性により、図1(1)
に示すようにそれぞれ異なった時間に受信する。
そして本発明では、同図(2)に示すタイミング位相
制御を行うことにより、同図(1)に示すそれぞれ異な
った時間に到達した信号波形を回線の群遅延特性に合わ
せて時間等化を行い、同図(3)に示すように信号到達
時間を揃えている。
これを1つのチャネルにおける波形に着目して見る
と、図2(1)に示すように、本発明によるタイミング
位相の等化を行う前には、サンプル点に対して本来の受
信点がずれていることがわかる。この状態ではチャネル
間において相互に干渉を起こすことになる。
本発明では、すべてのチャネルにおいて、同図(2)
に示すようにタイミング位相の等化を行った後は、受信
点とサンプル点とが一致し、チャネル間干渉が無くな
り、図12及び図13に示した問題点が解消されるの
で、高速伝送が可能となる。
ここで、フレーム単位で振幅変調する場合には、図3
(1)に示すマスタフレームであるフレーム毎に同図
(2)に示すように送信キャリアにゼロ点を含む2つの
基準点R1,R2を挿入し、この2つの基準点信号R
1,R2のみでタイミング位相同期を行うことができ
る。
また、サブフレーム単位で振幅変調する場合には、図
4(1)に示すマスタフレームであるフレーム間におい
て変調単位であるサブフレームについて振幅変調を行う
ことができる。
従って、フレーム単位の場合もサブフレーム単位の場
合も、振幅変調された受信信号のパワースペクトラムか
らタイミング位相情報を抽出し、これに基づいて受信信
号のタイミング位相同期を行うので、このタイミング位
相情報を抽出するまでの時間は短くて済み、長いトレー
ニング信号を必要としない。
なお、上記の第2ステップの後にFFT変換を行う
か、又はその前後でFFT変換を分割して行うことがで
きる。後者の場合には、演算量が半減した状態で時間等
化が行えるメリットがある。
さらに、該第2ステップの後段で、該受信信号からキ
ャリアの振幅情報及び位相情報を抽出してタイミング位
相並びにキャリアの振幅及び位相の引込を行うことによ
り周波数等化を実行することができ、図14の問題点が
解消される。
また、上記の第1ステップは、該パワースペクトラム
のベクトル信号を生成するステップと、該ベクトル信号
に別のベクトル信号を積算して回転させるステップと、
該回転させたベクトル信号の符号判定を行うステップ
と、該符号判定の結果を積分して該タイミング位相情報
として出力するステップと、該積分した値をベクトル変
換して該別のベクトル信号としてフィードバックするス
テップと、で構成することができる。
すなわち、タイミング位相情報のみを取り出す演算を
行っており、他のパラメータを必要としていないので、
演算量が少なく、以って高速でタイミング位相の引込を
行うことができる。
さらに、上記の符号判定を行うステップが、該符号判
定の結果を、演算処理毎に半減させれば、より一層高速
のタイミング位相引込が可能となる。
なお、受信信号のパワースペクトラムのベクトル信号
を生成するステップと、該ベクトル信号に別のベクトル
信号を乗算して回転させるステップと、該回転させたベ
クトル信号の符号判定を行うステップと、該符号判定の
結果を積分して該タイミング位相情報として出力するス
テップと、該積分した値をベクトル変換して該別のベク
トル信号としてフィードバックするステップと、を備え
たことを特徴とする位相引込方法も本発明として実現さ
れる。
上記の本発明に係る時間等化方法を実現する装置は、
フレーム単位またはサブフレーム単位で振幅変調された
受信信号のパワースペクトラムからタイミング位相情報
を抽出する第1手段と、該タイミング位相情報により該
受信信号のタイミング位相同期を行う第2手段と、を備
えたことを特徴としている。
上記の第1手段の該振幅変調は、該フレーム単位でゼ
ロ点を含む2つの基準点を用いることができる。
さらに、上記の第2手段の後段にFFT変換する手段
を設けるか、または該第2手段の前後に、FFT変換す
る手段を分割して設けることができる。
さらに、該第2手段の後段で、該受信信号からキャリ
アの振幅情報及び位相情報を抽出してタイミング位相並
びにキャリアの振幅及び位相の引込を行う第3手段をさ
らに設けることができる。
また、該第1手段は、該パワースペクトラムのベクト
ル信号を生成する手段と、該ベクトル信号に別のベクト
ル信号を乗算して回転させる手段と、該回転させたベク
トル信号の符号判定を行う手段と、該符号判定の結果を
積分して該タイミング位相情報として出力するステップ
と、該積分した値をベクトル変換して該別のベクトル信
号としてフィードバックする手段と、を含むことをがで
きる。
さらに、該符号判定を行う手段は、該符号判定の結果
を、演算処理毎に半減させてもよい。
さらに本発明では、受信信号のパワースペクトラムの
ベクトル信号を生成する手段と、該ベクトル信号に別の
ベクトル信号を乗算して回転させる手段と、該回転させ
たベクトル信号の符号判定を行う手段と、該符号判定の
結果を積分して該タイミング位相情報として出力する手
段と、該積分した値をベクトル変換して該別のベクトル
信号としてフィードバックする手段と、を備えたことを
特徴とする位相引込装置が実現される。
図面の簡単な説明 図1は、本発明に係る時間等化方法及び装置の原理を
説明するための図である。
図2は、本発明に係る時間等化方法及び装置のタイミ
ング位相等化を1つのチャネルに着目して示した波形図
である。
図3は、本発明に係る時間等化方法及び装置に用いる
振幅変調のための基準点伝送を示したタイムチャート図
である。
図4は、本発明に係る時間等化方法及び装置に用いる
サブフレーム単位の振幅変調を説明するための波形図で
ある。
図5は、本発明に係る時間等化方法及び装置を用いた
モデムの実施例を示すブロック図である。
図6は、本発明に係る時間等化方法及び装置の受信系
統における特に時間等化部の具体例を示したブロック図
である。
図7は、図6に示したタイミング位相制御部の実施例
を示した回路図である。
図8は、図6に示したサブフレーム抽出部におけるパ
ワースペクトラムのベクトル信号を求める過程を示した
説明図である。
図9は、図6に示したタイミング位相情報(θ)抽出
部の実施例を示した回路図である。
図10は、図9に示した符号判定部の変形動作例を示
したグラフ図である。
図11は、本発明に係る時間等化方法及び装置の変形
例を示したブロック図である。
図12は、従来からの回線群遅延の問題点を説明する
ための波形図である。
図13は、信号点変化時のチャネル間干渉を説明する
ための波形図である。
図14は、電源のON/OFF状態などにより伝達関
数が変化した場合の周波数特性の変化を示す波形図であ
る。
図15は、従来の時間等化系統を示したブロック図で
ある。
符号の説明 1 時間等化部 2 ガードタイム除去部 3,3a,3b DMT分配部(FFT) 4 周波数等化部(FEQ) 5 判定部(DEC) 6,11符号変換部 7 タイミング位相制御部 8 サブフレーム抽出部 9 マスタフレーム抽出部 10 モデム 12 信号点発生部 13 DMT多重部(IFFT) 14 振幅変調部 15 D/A変換部 16 ローパスフィルタ(LPF) 17 バンドパスフィルタ(BPF) 18 A/D変換部 19 DMTマスタフレーム同期部 71 遅延回路 72 乗算回路 73 加算回路 74 係数変換回路 81 90゜区間抽出部 82 パワー計算部(PWR) 83 タイミング位相情報(θ)抽出部 83a 乗算回路 83b 符号判定部 83c 加算回路 83d 遅延回路 83e ベクトル信号生成部 図中、同一符号は同一又は相当部分を示す。
発明を実施するための最良の形態 図5は、本発明に係る時間等化方法及び装置を用いた
モデムの実施例を示したものである。
このモデム10において、送信系統は、符号変換部1
1と信号点発生部12とDMT多重部(IFFT)13
と振幅変調部14とD/A変換部15とローパスフィル
タ(LPF)16とがこの順に直列接続された構成とな
っている。
また、受信系統においては、バンドパスフィルタ(B
PF)17とA/D変換部18と時間等化部1とガード
タイム除去部2とDMT分配部(FFT)3と周波数等
化部(FEQ)4と判定部(DEC)5と符号変換部6
とがこの順に直列接続された構成となっており、この受
信系統の各部には、DMTマスタフレーム同期部19か
らマスタフレーム信号が与えられるようになっている。
まず、送信系統における動作に関しては、送信信号S
Dを、符号変換部11においてスクランブル処理(SC
R)とシリアル(S)/パラレル(P)変換とグレイ
(G)/ナチュラル(N)コード変換と和文演算とを行
う。そして信号点発生部12において図2に示したよう
なナイキスト間隔(12kB)のサンプル点を有する送
信信号として出力される。
信号点発生部12からの出力信号はDMT多重部13
において、逆FFT(IFFT)演算により、図3
(1)に示すマスタフレーム間で同図(2)に示すよう
な送信信号に多重される。
この多重信号は振幅変調部14において、同図(3)
(及び後述する図8(1)及び(2))に示すように各
サブフレーム内にガードタイムが付加されると共に、図
3(4)に示すように振幅変調を行うためのゼロ点を含
む2つの基準点R1,R2がDMT多重信号(各DMT
信号は16シンボル=チャネルのDMT信号から成
る。)に付加される。
一方の基準点R1は(1+j0)、他方の基準点R2
は(0+j0)であり、両者を用いて振幅変調している
ことを意味し、これからタイミング位相情報を抽出する
と共に、前者の基準点R1(1サブフレーム分)を用いて
キャリアの振幅及び位相を抽出する。従って、2つのサ
ブフレームで時間等化と周波数等化が実現できるので、
長いトレーニング信号は不要となる。
そして、この振幅変調部14の出力信号は、D/A変
換部15でアナログ信号に変換され、ローパスフィルタ
16において例えば電力搬送波の周波数帯域(10〜4
50kHz)を含む低周波帯域のみの信号を抽出して送
信線路に送り出す。
次に受信系統の動作に関しては、受信線路から受信し
た受信信号はバンドパスフィルタ17によって所定の周
波数帯域成分(電力搬送モデムの場合は10〜450k
Hz)のみを抽出し、A/D変換部18においてデジタ
ル信号に変換する。
この後、受信信号は時間等化部1に送られる。この時
間等化部1の実施例が図6に示されており、この実施例
では、A/D変換部18からの受信信号を入力するタイ
ミング位相制御部7と、該受信信号からタイミング位相
情報θを抽出してタイミング位相制御部7に与えるサブ
フレーム抽出部8とで構成されている。
サブフレーム抽出部8は、さらに、90゜区間抽出部
81とパワー演算部(PWR)82とθ抽出部83とで
構成されている。なお、マスタフレーム抽出部9は受信
信号からマスタフレームを抽出して図5に示したDMT
マスタフレーム同期部19へ与え、各種の同期信号とし
て用いるようにしている。
また、図6に示したタイミング位相制御部7は、図7
に示す如く、受信信号をサンプル点間隔毎に遅延させる
遅延回路71と、この遅延回路71からの出力信号に対
して係数C1〜Cnを掛ける乗算回路72と、この乗算
回路72の出力信号を加算する加算回路73と、サブフ
レーム抽出部8からのタイミング位相情報θを上記の係
数C1〜Cnに変換するための例えばテーブルで構成さ
れた変換部74とで構成された公知(例えば特開平10
−224271号)のトランスバーサルフィルタを用い
ることができる。
このような時間等化部1の動作を、図8〜図10を参
照して以下に説明する。
まず、サブフレーム抽出部8における90゜区間抽出
部81では、図8(1)及び(2)に示すように2つの
サブフレームにおいて挿入された基準点R1及びR2を
同図(3)に示すように変調率100%の振幅変調を受
けた状態で受信したとき、2つのサブフレームで360
゜とすると、この中で同図(4)〜(7)に示すように
90゜間隔で90゜区間を切り出してパワー演算部82
に与える。
パワー演算部82では、同図(4)の場合は、基準点
R1のみにおける90゜の区間でパワー演算を行うので
その積算平均値は“1”であり、同図(5)に示すよう
に90゜シフトさせた場合も同様である。さらに90゜
シフトさせた同図(6)の場合には、基準点R1と基準
点R2とが半分ずつになるので、その積算平均値は
“0.5”となり、これをさらに90゜シフトすると、
同図(7)に示すように全て基準点R2の中でのパワー
演算した積算平均値であるので“0”となる。
そして、このパワー演算部82の演算結果はスカラー
であるので、ベクトル化するため、隣接した積算平均値
同士を加算する。この結果、同図(4)及び(5)のパ
ワー積算平均値をベクトル化すると同図右側に示す如く
(1+j1)となる。同様にして、同図(5)及び
(6)の場合には(1+j0.5)であり、同図(6)
および(7)の場合には(0.5+j0)として出力さ
れることになる。
このようにパワー演算を続けると、図示の如く、原点
Oに対してベクトル信号として回転することになり、こ
の時の中心点Oと点(0+j0)とを結ぶ線Lが基準線
であり、これに対する角度θ’が図9に示すθ抽出部8
3にベクトル信号として送られる。受信信号は基準線L
に合うようにタイミング位相制御を受ける。
このように、時間軸の異なる受信信号のパワーを計算
し、積分することにより、受信信号の時間位相(基準点
位相)が求まり、これに基づいて時間等化を行えば、D
MT多重信号には16チャネル分のDMT信号が各サブ
フレームに多重されているので、各チャネルの到達時間
は図1(3)に示すように一致することになる。
θ抽出部83は、乗算回路83aと符号判定部83b
と加算回路83cと遅延回路83dとベクトル信号生成
部83eとで構成され、まず、乗算部83aにおいてこ
のベクトル信号θ’と、ベクトル信号生成部83eで生
成された半径=1.0の位相情報を有する別のベクトル
信号と乗算する。
すると、ベクトル信号θ’はΔθだけ位相回転を受
け、乗算回路83aは、この信号から虚数成分のみを抽
出して符号判定部83bに送る。
符号判定部83bでは、この虚数信号の符号が+であ
れば[FFFF]を出力し、符号が−であれば[000
1]を判定結果として出力して加算部83bに与える。
加算回路83cにおいては、遅延回路83dを介して前
回サンプリングした位相情報と加算され、新しい位相情
報を与える。
加算回路83cと遅延回路83dとで積分回路を構成
しているので、この積分値θがベクトル信号生成部83
eに送られると、このベクトル信号生成部83eでは、
cos/sin変換を行ってスカラー入力θをベクトル
に出力θに変換し、半径=1.0のθ情報を乗算回路8
3aに与える。
このような動作を次のベクトル信号θ’が入力される
までに、複数回繰り返すことにより、ベクトル信号θ’
の複素共役値θ(θ’の修正量に相当)をタイミング位
相情報として遅延回路83dから出力することができ
る。
なお、この動作は、図8に示す基準点R1とR2の2
つのサブフレーム区間で行われ、ベクトル信号θ’が抽
出部83に与えられる度にタイミング位相情報θが出さ
れることになり、充分このタイミング位相情報を引込む
ことができる。従って、長いトレーニング信号を必要と
することはない。
また、図9に示した符号判定部83bの実施例では、
常に+か−かによって一定の判定結果を出力している
が、この判定結果を変化させることにより、より高速に
引込を行うことができる。
すなわち、ベクトル信号生成部83eのベクトル信号
θが最初、図8に示した基準線Lの点(0+j0)を点
(−0.5+j0.5)に移して135゜回転させるこ
とによって対応させた基準ベクトルR(1+j0)であ
るので、図10(1)に示すように基準ベクトルR(1
+j0)に対してθが一致した状態であり、このとき、
乗算回路83aに入って来るベクトル信号θ’に対して
は乗算回路83aで回転されないので、符号判定部83
bの入力信号はθ’のままであり、同図(2)に示すよ
うに、このθ’は+である。
そこで、符号判定部83bでは、同図(3)に示すよ
うに、θを90゜だけ−方向(時計方向)に回転させる
判定結果を出力するので、同図(4)に示すようにベク
トル信号θ’を90゜−方向に回転させ、基準点Rに近
づける。
この状態ではまだ、ベクトル信号θ’は+状態である
ので、同図(5)に示すように、さらに45゜だけ−方
向にθ’を回転させることにより、同図(6)に示すよ
うに、ベクトルθ’は今度は−になる。
そこで、今度は同図(7)に示すように、+方向に2
2.5゜回転させれば、同図(8)に示すように、ベク
トル信号θ’はより基準点Rに近づくことになる。
このように、±90゜→±45゜→±22.5゜→±
11.25゜→…というように判定角度を半減させて行
ければ、より高速のタイミング位相引込を実現すること
ができる。
図10の例ではタイミング位相情報θ=−90゜−4
5゜+22.5゜+11.25゜+…という積算値が得
られることになる。
この場合、θ抽出部83をDSP(Digital Signal P
rocessor)で構成したとすると、±180゜の角度に対
してDSPの取り得る値は通常±2.0であるので、符
号判定部83bで出力される値は、「2」の補数表示で
以下に示す通りとなる。
+2.0 → +180゜ [7FFF] +1.0 → + 90゜ [4000] +0.5 → + 45゜ [2000] 0.0 → 0゜ [0000] −1.0 → −90゜ [C000] −2.0 → −180゜ [8000] このようにして求められたタイミング位相情報θは、
図6に示すタイミング位相制御部7に与えられる。この
タイミング位相制御部7では、図7に示す如く、タイミ
ング位相情報θを変換部74において係数C1〜Cnに
変換して乗算回路72に与える。この乗算回路72は遅
延回路71からの各サンプリング出力に対して係数C1
〜Cnを乗算する。
そして、この乗算部72の乗算結果を加算部73で加
算することにより時間等化信号が得られる。なお、この
タイミング位相制御部7は上述の如く公知の構成によ
り、タイミング位相情報θに基づいて時間等化信号を出
力することが可能である。
この後、図6に示すように、タイミング位相制御部7
からの時間等化信号はガードタイム除去部2とDMT分
配部3と周波数等化部4と判定部5の符号変換部6に送
られるが、これらの動作は図15に示したものと同様で
ある。また、周波数等化部4では、図3(2)に示した
基準点R1のみを用いて周波数等化を実行する。
図11は、図6に示した本発明の実施例の変形例を示
している。図6の実施例では、タイミング位相制御部7
からの時間等化信号をガードタイム除去部2を介してD
MT分配部3でFFT演算を行っているが、図11の変
形例では、このFFT演算を2つに分割し、タイミング
位相制御部7の前段にDMT分配部3aを設けて第1の
FFT演算を行い、後段にDMT分配部3bを設けて第
2のFFT演算を行う。
これにより、DMT分配部3aで一旦FFT処理をし
ているためサンプリング周波数が低くなり、タイミング
位相制御部7での演算処理が高速化できるという効果が
ある。なお、この場合にはガードタイム除去部2をDM
T分配部3aの前段に設けることが好ましい。
なお、上記の説明において、ガードタイムが付加され
ているが、本発明の時間等化により、このガードタイム
期間は図13のような例に比べて大幅に短縮でき、高速
化の妨げにはならない。
以上説明したように、本発明に係る時間等化方法及び
装置によれば、フレーム単位またはサブフレーム単位で
振幅変調された受信信号のパワースペクトラムからタイ
ミング位相情報を抽出し、このタイミング位相情報によ
り受信信号のタイミング位相同期を行うように構成した
ので、長いトレーニング期間を必要とせずに時間等化を
実現することができる。
また、パワースペクトラムのベクトル信号を生成し、
このベクトル信号に別のベクトル信号を積算して回転さ
せ、この回転させたベクトル信号の符号判定を行ってそ
の結果を積分し、タイミング位相信号として出力すると
共に、積分した値をベクトル変換して該別のベクトル信
号とフィードバックすることにより、より高速に位相引
込を実現することが可能となる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平10−224271(JP,A) 特開2002−164801(JP,A) 特開2000−68973(JP,A) 特開2000−261404(JP,A) 特開2000−286817(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04J 11/00

Claims (14)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の受信信号に対して時間軸上の等化を
    行う時間等化方法において、 フレーム単位でゼロ点を含む2つの基準点信号を用いる
    ことにより振幅変調された各受信信号のパワースペクト
    ラムからタイミング位相情報を抽出する第1ステップ
    と、 該タイミング位相情報により各受信信号のタイミング位
    相同期を行う第2ステップと、を備えたことを特徴とす
    る時間等化方法。
  2. 【請求項2】複数の受信信号に対して時間軸上の等化を
    行う時間等化方法において、 サブフレーム単位でゼロ点を含む2つの基準点信号を用
    いることにより振幅変調された各受信信号のパワースペ
    クトラムからタイミング位相情報を抽出する第1ステッ
    プと、 該タイミング位相情報により各受信信号のタイミング位
    相同期を行う第2ステップと、を備えたことを特徴とす
    る時間等化方法。
  3. 【請求項3】請求の範囲1又は2において、 該第2ステップの後にFFT変換を行うことを特徴とし
    た時間等化方法。
  4. 【請求項4】請求の範囲1又は2のいずれかにおいて、 該第2ステップの前後にFFT変換を分割して行うこと
    を特徴とした時間等化方法。
  5. 【請求項5】請求の範囲1から4のいずれかにおいて、 該第2ステップの後段で、該受信信号からキャリアの振
    幅情報及び位相情報を抽出してタイミング位相並びにキ
    ャリアの振幅及び位相の引込を行う第3ステップをさら
    に備えたことを特徴とする時間等化方法。
  6. 【請求項6】請求の範囲1から5のいずれかにおいて、 該第1ステップが、該パワースペクトラムのベクトル信
    号を生成するステップと、該ベクトル信号に別のベクト
    ル信号を乗算して回転させるステップと、該回転させた
    ベクトル信号の符号判定を行うステップと、該符号判定
    の結果を積分して該タイミング位相情報として出力する
    ステップと、該積分した値をベクトル変換して該別のベ
    クトル信号としてフィードバックするステップと、を含
    むことを特徴とした時間等化方法。
  7. 【請求項7】請求の範囲6において、 該符号判定を行うステップが、該符号判定の結果を、演
    算処理毎に半減させることを特徴とする時間等化方法。
  8. 【請求項8】受信信号に対して時間軸上の等化を行う時
    間等化装置において、 フレーム単位でゼロ点を含む2つの基準点信号を用いる
    ことにより振幅変調された各受信信号のパワースペクト
    ラムからタイミング位相情報を抽出する第1手段と、 該タイミング位相情報により各受信信号のタイミング位
    相同期を行う第2手段と、を備えたことを特徴とする時
    間等化装置。
  9. 【請求項9】受信信号に対して時間軸上の等化を行う時
    間等化装置において、 サブフレーム単位でゼロ点を含む2つの基準点信号を用
    いることにより振幅変調された各受信信号のパワースペ
    クトラムからタイミング位相情報を抽出する第1手段
    と、 該タイミング位相情報により各受信信号のタイミング位
    相同期を行う第2手段と、を備えたことを特徴とする時
    間等化装置。
  10. 【請求項10】請求の範囲8又は9において、 該第2手段の後段にFFT変換する手段を設けたことを
    特徴とする時間等化装置。
  11. 【請求項11】請求の範囲8又は9において、 該第2手段の前後に、FFT変換する手段を分割して設
    けたことを特徴とする時間等化装置。
  12. 【請求項12】請求の範囲9から11のいずれか1つに
    おいて、 該第2手段の後段で、該受信信号からキャリアの振幅情
    報及び位相情報を抽出してタイミング位相並びにキャリ
    アの振幅及び位相の引込を行う第3手段をさらに設けた
    ことを特徴とする時間等化装置。
  13. 【請求項13】請求の範囲9から12のいずれか1つに
    おいて、 該第1手段が、該パワースペクトラムのベクトル信号を
    生成する手段と、該ベクトル信号に別のベクトル信号を
    乗算して回転させる手段と、該回転させたベクトル信号
    の符号判定を行う手段と、該符号判定の結果を積分して
    該タイミング位相情報として出力するステップと、該積
    分した値をベクトル変換して該別のベクトル信号として
    フィードバックする手段と、を含むことを特徴とした時
    間等化装置。
  14. 【請求項14】請求の範囲13において、 該符号判定を行う手段が、該符号判定の結果を、演算処
    理毎に半減させることを特徴とする時間等化装置。
JP2002548904A 2000-12-04 2000-12-04 時間等化方法及び装置 Expired - Fee Related JP3387918B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/JP2000/008565 WO2002047303A1 (fr) 2000-12-04 2000-12-04 Procede et dispositif d'egalisation temporelle

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002357005A Division JP3576542B2 (ja) 2002-12-09 2002-12-09 位相引込方法及び装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP3387918B2 true JP3387918B2 (ja) 2003-03-17
JPWO2002047303A1 JPWO2002047303A1 (ja) 2004-04-08

Family

ID=11736762

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002548904A Expired - Fee Related JP3387918B2 (ja) 2000-12-04 2000-12-04 時間等化方法及び装置

Country Status (4)

Country Link
US (1) US7394848B2 (ja)
EP (2) EP1835651A3 (ja)
JP (1) JP3387918B2 (ja)
WO (1) WO2002047303A1 (ja)

Families Citing this family (21)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4490595B2 (ja) * 2001-03-14 2010-06-30 株式会社日立産機システム インバータ管理システム
US7471735B2 (en) 2001-04-27 2008-12-30 The Directv Group, Inc. Maximizing power and spectral efficiencies for layered and conventional modulations
US7173981B1 (en) * 2001-04-27 2007-02-06 The Directv Group, Inc. Dual layer signal processing in a layered modulation digital signal system
US7184489B2 (en) * 2001-04-27 2007-02-27 The Directv Group, Inc. Optimization technique for layered modulation
US7483505B2 (en) * 2001-04-27 2009-01-27 The Directv Group, Inc. Unblind equalizer architecture for digital communication systems
US7151807B2 (en) * 2001-04-27 2006-12-19 The Directv Group, Inc. Fast acquisition of timing and carrier frequency from received signal
US7822154B2 (en) 2001-04-27 2010-10-26 The Directv Group, Inc. Signal, interference and noise power measurement
US7423987B2 (en) 2001-04-27 2008-09-09 The Directv Group, Inc. Feeder link configurations to support layered modulation for digital signals
US7583728B2 (en) 2002-10-25 2009-09-01 The Directv Group, Inc. Equalizers for layered modulated and other signals
US7184473B2 (en) * 2001-04-27 2007-02-27 The Directv Group, Inc. Equalizers for layered modulated and other signals
US7209524B2 (en) * 2001-04-27 2007-04-24 The Directv Group, Inc. Layered modulation for digital signals
US8005035B2 (en) 2001-04-27 2011-08-23 The Directv Group, Inc. Online output multiplexer filter measurement
AR040395A1 (es) 2002-07-03 2005-03-30 Hughes Electronics Corp Metodo y aparato para modulacion por capas
AU2003301717A1 (en) * 2002-10-25 2004-05-25 The Directv Group, Inc. Lower complexity layered modulation signal processor
DE60331766D1 (de) * 2002-10-25 2010-04-29 Directv Group Inc Schätzen des arbeitspunkts eines nichtlinearenausbreitungswellenrührenverstärkers
ATE491296T1 (de) * 2002-10-25 2010-12-15 Directv Group Inc Verfahren und vorrichtung zum anpassen von trägerleistungsanforderungen gemäss verfügbarkeit in geschichteten modulationssystemen
US7369626B1 (en) * 2003-03-14 2008-05-06 Ralink Technology, Inc. Efficient subcarrier equalization to enhance receiver performance
JP2005191662A (ja) * 2003-12-24 2005-07-14 Mega Chips Corp Ofdm信号の復調方法
US7386027B2 (en) * 2004-03-31 2008-06-10 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Methods and apparatus for generating and processing wideband signals having reduced discrete power spectral density components
US20080101492A1 (en) * 2006-10-31 2008-05-01 Jean-Philippe Gregoire Method for Tracking Phase Noise in an OFDM System
US20190065789A1 (en) * 2017-08-29 2019-02-28 Motorola Solutions, Inc. Device and method for power source based device authentication

Family Cites Families (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6549512B2 (en) * 1997-06-25 2003-04-15 Texas Instruments Incorporated MDSL DMT architecture
US6876675B1 (en) * 1998-02-06 2005-04-05 Cisco Technology, Inc. Synchronization in OFDM systems
US6631175B2 (en) * 1998-04-03 2003-10-07 Tellabs Operations, Inc. Spectrally constrained impulse shortening filter for a discrete multi-tone receiver
JPH11346206A (ja) * 1998-06-02 1999-12-14 Mitsubishi Electric Corp デジタル放送受信機
JP2968962B1 (ja) * 1998-08-19 1999-11-02 日本電信電話株式会社 Ofdm用プリアンブル生成方法及びofdm用変調回路
JP2000078060A (ja) * 1998-08-27 2000-03-14 Mitsubishi Electric Corp 適応等化器装置及び適応等化器の制御方法
WO2000019605A2 (en) * 1998-09-30 2000-04-06 House Ear Institute Band-limited adaptive feedback canceller for hearing aids
JP2000261404A (ja) * 1999-03-04 2000-09-22 Mitsubishi Electric Corp 通信装置および通信方法
JP3084368B1 (ja) * 1999-03-30 2000-09-04 株式会社次世代デジタルテレビジョン放送システム研究所 Ofdm用受信装置
US6370188B1 (en) * 1999-03-31 2002-04-09 Texas Instruments Incorporated Phase and frequency offset compensation in a telecommunications receiver
JP2001069046A (ja) * 1999-08-30 2001-03-16 Fujitsu Ltd 送受信システムおよび受信装置
JP3928332B2 (ja) * 2000-05-11 2007-06-13 株式会社日立製作所 適応等化回路
US6834079B1 (en) * 2000-10-20 2004-12-21 3Com Corporation Efficient implementation for equalization of multicarrier channels
JP3421027B2 (ja) * 2000-12-04 2003-06-30 富士通株式会社 同期方法及び装置

Also Published As

Publication number Publication date
EP1835651A2 (en) 2007-09-19
EP1341331A1 (en) 2003-09-03
US7394848B2 (en) 2008-07-01
US20030138037A1 (en) 2003-07-24
EP1341331A4 (en) 2006-08-30
EP1835651A3 (en) 2007-11-14
WO2002047303A1 (fr) 2002-06-13
JPWO2002047303A1 (ja) 2004-04-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3387918B2 (ja) 時間等化方法及び装置
US5682376A (en) Method of transmitting orthogonal frequency division multiplex signal, and transmitter and receiver employed therefor
JP4421117B2 (ja) Ofdmシンボルの受信においてチャンネルの直交性を維持するための窓関数
EP2315386B1 (en) OFDM communications methods and apparatus
AU725718B2 (en) Pulse shaping for multicarrier modulation
US10644920B2 (en) Transmission apparatus, reception apparatus, and communication system
TWI330010B (en) Communication apparatus
JPH10209931A (ja) 直交周波数分割多重化(ofdm)方式を用いるデジタル通信システムにおける適応チャンネル等化器
US20090220018A1 (en) Transmitter and method for digital multi-carrier transmission
JP3431785B2 (ja) 直交周波数多重変調信号復調装置
EP3032767B1 (en) Transmitting device, receiving device, and communication system
JP3539522B2 (ja) 直交周波数分割多重信号の伝送方法ならびにその送信装置および受信装置
JP2007325072A (ja) 同期装置および同期方法
CN102255667B (zh) 一种进行色散补偿的方法及装置
JP4161693B2 (ja) マルチキャリア送信装置およびマルチキャリア受信装置ならびにマルチキャリア通信装置
CN103959693B (zh) 接收装置和方法
JP3576542B2 (ja) 位相引込方法及び装置
JP3421027B2 (ja) 同期方法及び装置
JP2007325070A (ja) 多重伝送装置および多重伝送方法
GB2244192A (en) Confidential communication apparatus for a speech signal
JPH08251134A (ja) 伝送路等化器
KR100440833B1 (ko) 이산 멀티톤 변조를 이용하여 발생시킨 신호를 위한디지탈 수신기
KR20010021373A (ko) Dc에 중심이 맞추어진 vsb 변환기에서의 펄스 부호변조
US20060140288A1 (en) System and method for transmission and reception of multicarrier data signals
JP4174905B2 (ja) 直交周波数分割多重変調方式及び直交周波数分割多重変調装置、並びに直交周波数分割多重復調方式及び直交周波数分割多重復調装置

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20021224

S202 Request for registration of non-exclusive licence

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R315201

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080110

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090110

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100110

Year of fee payment: 7

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees