JP3383871B2 - 電源異常表示回路 - Google Patents

電源異常表示回路

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一次電源部に接続
した二次電源部の異常に対する自己点検機能を有する電
源異常表示回路に関する。
【0002】
【従来の技術】図3に、従来の電源異常表示回路60の
一例を示す。図中、50は、一次電源部であり、例え
ば、直流28〔V〕を出力する。51は、この一次電源
部50の出力が入力する二次電源部であり、直流28
〔V〕を、例えば、直流5〔V〕に降圧して出力する。
この場合、一次電源部50は、外部電源であり、比較的
高い信頼性が維持されている。一方、二次電源部51
は、電子機器等に内蔵する内部電源であり、この二次電
源部51の出力は、電子機器等の主回路である本体回路
部52に付与される。
【0003】一方、電源異常表示回路60は、二次電源
部51の出力側に接続して、当該二次電源部51の異常
を監視する。電源異常表示回路60は、二次電源部51
の電圧低下(異常)を検出する異常検出回路部61と、
この異常検出回路部61が異常を検出したなら異常表示
し、かつ電源投入を解除しても異常表示を維持するラッ
チング式の異常表示回路部62と、電源投入により異常
表示をリセットするリセット回路部63を備える。この
場合、電源異常表示回路60には、電流通電回路部62
a,この電流通電回路部62aにより励磁されるラッチ
ングリレーのセットコイル62b,電流通電回路部63
b,この電流通電回路部63bにより励磁されるラッチ
ングリレーのリセットコイル63c,セットコイル62
bが励磁されたことに基づいて異常表示を行い、かつリ
セットコイル63cが励磁されたことに基づいて異常表
示が解除される異常表示部62c,電源投入を検出する
電源投入検出回路部63aを備え、電流通電回路部62
a,セットコイル62b及び異常表示部62cは異常表
示回路部62を構成するとともに、電源投入検出回路部
63a,電流通電回路部63b及びリセットコイル63
cはリセット回路部63を構成する。
【0004】よって、二次電源部51に故障等の異常が
発生し、二次電源部51の出力電圧が低下すれば、異常
検出回路部61がそれを検出し、異常表示回路部62に
おける電流通電回路部62aによりラッチングリレーの
セットコイル62bに励磁電流を流し、異常表示部62
cを異常表示に切換える。異常表示回路部62は、ラッ
チングリレーを用いたラッチング式に構成されるため、
異常表示部62cにより一旦異常表示が行われれば、電
源投入が解除されても異常表示は維持される。一方、点
検,修理等を行った後、電源を再投入すれば、電源投入
検出回路部63aは、電源投入を検知し、電流通電回路
部63bによりラッチングリレーのリセットコイル63
cに所定時間励磁電流を流し、異常表示部62cの異常
表示を解除(リセット)する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した従来
の電源異常表示回路60は、停電等により一時的に電源
投入が解除された場合であっても、電圧低下をそのまま
検出するため、二次電源部51に故障等の異常が発生し
ていないにも拘わらず異常表示が行われてしまうととも
に、他方、故障等の異常が発生し、異常表示が行われて
いる最中に、停電等により一時的に電源投入が解除され
た場合、電源復帰時にリセット回路部63が作動して、
本来表示されるべき異常表示が解除されてしまうなど、
本来の異常を適確に検出して表示することができず、検
出能力及び信頼性に欠ける問題があった。
【0006】本発明は、このような従来の技術に存在す
る課題を解決したものであり、本来の異常のみを適確に
検出して表示する検出能力及び信頼性の高い電源異常表
示回路の提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段及び実施の形態】本発明
は、一次電源部2に接続した二次電源部3の異常を検出
する異常検出回路部4と、この異常検出回路部4が異常
を検出したなら異常表示し、かつ電源投入を解除しても
異常表示を維持するラッチング式の異常表示回路部5
と、電源投入により異常表示をリセットするリセット回
路部6を備える電源異常表示回路1を構成するに際し
て、二次電源部3の入力電圧Viを検出し、この入力電
圧Viが所定電圧以下になったら、異常表示を行わない
状態に所定時間ロックする表示阻止回路部7と、二次電
源部3の入力電圧Viが低下してもリセット回路部6に
付与する電圧を所定時間正常な状態に保持する電圧保持
回路部11とを設けたことを特徴とする。
【0008】この場合、好適な実施の形態により、表示
阻止回路部7は、異常表示回路部5の入力電圧を異常表
示を行わない電圧に所定時間固定することができる。ま
た、電圧保持回路部11は、電源ラインLpとリセット
回路部6間に接続したダイオード12と、このダイオー
ド12の出力側と接地間に接続したコンデンサ13を備
えて構成できる。
【0009】よって、二次電源部3に故障等の異常が発
生し、二次電源部3の出力電圧が低下すれば、異常検出
回路部4がそれを検出するため、異常表示回路部5によ
る異常表示が行われる。一方、停電等により一時的に電
源投入が解除又は電圧低下が発生した場合は、まず、表
示阻止回路部7により二次電源部3の入力電圧Viの低
下が検出される。即ち、異常検出回路部4による検出よ
りも早く検出し、異常表示回路部5に検出信号を付与し
て異常表示を行わない状態に所定時間ロックする。この
結果、異常検出回路部4により電圧低下を検出し、異常
表示回路部5に異常表示するための検出信号を出力して
も異常表示は行われない。他方、停電等により一時的に
電源投入が解除又は電圧低下が発生した場合、リセット
回路部6に付与される電源ラインLpから付与される電
圧は、電圧保持回路部11によって所定時間正常な状態
に保持される。したがって、二次電源部3に故障等の異
常が発生し、異常表示が行われている最中に、一時的に
電源投入が解除又は電圧低下が発生しても、リセット回
路部6は、電源復帰時に異常表示をリセットする本来の
動作は行わない。
【0010】
【実施例】次に、本発明に係る好適な実施例を挙げ、図
面に基づき詳細に説明する。
【0011】まず、本実施例に係る電源異常表示回路1
の構成について、図1及び図2を参照して説明する。
【0012】図1中、2は一次電源部,3はこの一次電
源部2の出力が入力する二次電源部を示す。一次電源部
2は、外部電源として機能し、比較的高い信頼性が維持
されている。一方、二次電源部3は、電子機器等の内部
電源であり、この二次電源部3の出力は、電子機器等の
主回路となる本体回路部40に付与される。
【0013】また、1は、本実施例に係る電源異常表示
回路であり、二次電源部3の異常を監視する。電源異常
表示回路1は、二次電源部3の出力側に接続することに
より、二次電源部3の出力電圧の低下(異常)を検出す
る異常検出回路部4と、この異常検出回路部4が異常を
検出したなら異常表示し、かつ電源投入が解除されても
異常表示を維持するラッチング式の異常表示回路部5
と、電源投入により異常表示をリセットするリセット回
路部6を備える。この場合、電源異常表示回路1には、
電流通電回路部21a,この電流通電回路部21aによ
り励磁されるラッチングリレーのセットコイル21b,
電流通電回路部22b,この電流通電回路部22bによ
り励磁されるラッチングリレーのリセットコイル22
c,セットコイル21bが励磁されたことに基づいて異
常表示を行い、かつリセットコイル22cが励磁された
ことに基づいて異常表示が解除される異常表示部21
c,電源投入を検出する電源投入検出回路部22aを備
え、電流通電回路部21a,セットコイル21b及び異
常表示部21cは異常表示回路部5を構成するととも
に、電源投入検出回路部22a,電流通電回路部22b
及びリセットコイル22cはリセット回路部6を構成す
る。
【0014】一方、7は、二次電源部3の入力電圧Vi
の大きさを検出し、この入力電圧Viが所定電圧以下に
なったら、異常表示を行わない状態に所定時間ロックす
る表示阻止回路部であり、この表示阻止回路部7の出力
側は、電流通電回路部21aの入力側に接続する。
【0015】また、11は、二次電源部3の入力電圧V
iが低下しても電源投入検出回路部22aに付与する電
圧を所定時間正常な状態に保持する電圧保持回路部であ
り、この電圧保持回路部11は、電源ラインLpと電源
投入検出回路部22a間に接続したダイオード12と、
このダイオード12の出力側と接地間に接続したコンデ
ンサ13を備えて構成する。このように、電圧保持回路
部11は、極めて簡易な回路により容易に実施できる。
なお、電圧保持回路部11では、ダイオード12によ
り、コンデンサ13の電荷が電源投入検出回路部22a
以外の回路を通じて放電しないようにしている。
【0016】図2には、電源異常表示回路1の具体的回
路例を示す。異常検出回路部4は、低電圧検出回路(低
電圧検出IC)31、トランジスタQ、分圧抵抗R1,
R2、バイアス抵抗R3を備えるとともに、電流通電回
路部21aは、電流ソースドライバ32、バイアス抵抗
R4を備える。一方、リセット回路部6を構成する電源
投入検出回路部22aは、低電圧検出回路(低電圧検出
IC)33、コンデンサC1を備え、この低電圧検出回
路33は、電流通電回路部22bを兼ねている。また、
表示阻止回路部7は、低電圧検出回路(低電圧検出I
C)34、分圧抵抗R5,R6、コンデンサC2を備え
る。なお、電圧保持回路部11において、図1では、ダ
イオード12の入力側を二次電源部3の入力側に接続
し、他方、図2では、ダイオード12の入力側を二次電
源部3の出力側に接続した場合を示したが、接続する電
源ラインLpは特に限定されない。その他、図2におい
て、図1と同一部分には、同一符号を付してその構成を
明確にした。
【0017】次に、本実施例に係る電源異常表示回路1
の動作について、図1及び図2を参照して説明する。
【0018】まず、電源投入により、二次電源部3の入
力側には、一次電源部2から直流28〔V〕が付与され
るとともに、二次電源部3の出力側には、直流28
〔V〕を降圧した直流5〔V〕が出力する。正常時に
は、正規の電圧5〔V〕が、異常検出回路部4,リセッ
ト回路部6,表示阻止回路部7,電流通電回路部21a
及び電源投入検出回路部22a等にそれぞれ付与され
る。
【0019】この場合、正常時には、低電圧検出回路3
1の出力電圧は5〔V〕(一般的にはハイインピーダン
ス)となり、トランジスタQはオンとなるため、異常検
出回路部4の出力電圧は0(一般的にはローレベル)と
なる。また、表示阻止回路部7における低電圧検出回路
34の出力電圧も5〔V〕となる。異常検出回路部4の
出力電圧と表示阻止回路部7の出力電圧は、電流ソース
ドライバ32に対してOR論理入力となり、正常時にお
ける電流ソースドライバ32の入力電圧が0になるた
め、電流ソースドライバ32の内部インピーダンスが高
くなり、セットコイル21bに対する通電は行われな
い。他方、電源投入検出回路部22aの低電圧検出回路
33は、電源投入後、設定された時定数に基づいて所定
時間出力電圧が0となる。この結果、リセットコイル2
2cに対する通電が行われ、異常表示部21cにおける
表示状態に拘わらず、表示がリセットされるとともに、
所定時間経過後は、低電圧検出回路33の出力電圧が5
〔V〕となり、リセットコイル22cに対する通電が解
除される。
【0020】今、この状態において、二次電源部3に故
障等の異常が発生した場合を想定する。この場合、二次
電源部3の出力電圧が低下するため、異常検出回路部4
は、電圧低下を検出し、異常表示回路部5による異常表
示が行われる。即ち、低電圧検出回路31は、入力する
電圧(5〔V〕)を監視し、予め設定した4.5〔V〕
以下に低下すれば、低電圧検出回路31の出力電圧は0
となり、トランジスタQをオフにする。この結果、電流
ソースドライバ32の内部インピーダンスが下がるた
め、セットコイル21bに通電して異常表示部21cを
異常表示に切換える。異常表示回路部5は、ラッチング
リレーによりラッチング式に構成されているため、異常
表示部21cにより一旦異常表示が行われれば、電源投
入が解除されても異常表示は維持され、電源を再投入す
るまで、異常の有無を知ることができる。
【0021】一方、点検,修理等を行った後、電源を再
投入すれば、電源投入検出回路部22aは、電源投入に
反応、即ち、電源投入により所定時間出力電圧を0にす
る。これにより、リセットコイル22cには電源ライン
Lpから通電が行われ、異常表示部21cの表示状態に
拘わらず、当該異常表示部21cの異常表示が解除(リ
セット)される。そして、所定時間経過後、電源投入検
出回路部22aの出力電圧は5〔V〕になり、リセット
コイル22cに対する通電が解除される。
【0022】他方、停電等により一時的に電源投入が解
除又は電圧低下が発生した場合を想定する。この場合、
二次電源部3の入力電圧Viの低下は表示阻止回路部7
により検出し、異常表示を行わない状態に所定時間ロッ
クする。入力電圧Viが所定電圧以下になったことの検
出は、まず、二次電源部3の入力側に接続した低電圧検
出回路34により行われる。低電圧検出回路34は、入
力電圧Viが所定電圧以下になったことを検出したな
ら、検出信号を電流ソースドライバ32の入力側に付与
する。この場合、所定電圧とは、二次電源部3が正規の
電圧5〔V〕を出力できる最低入力電圧付近となる6.
5〔V〕程度(対28〔V〕)に設定することが望まし
い。所定電圧以下になったことにより、低電圧検出回路
34の出力電圧は所定時間0になる。よって、異常検出
回路部4(トランジスタQ)の出力電圧と低電圧検出回
路34の出力電圧のOR論理が入力する電流ソースドラ
イバ32の入力電圧は所定時間0にロックされる。この
結果、異常検出回路部4により電圧低下を検出し、電流
ソースドライバ32に対して0出力を止めても異常表示
部21cによる異常表示は行われない。この場合、表示
阻止回路部7により異常表示を行わない状態にロックす
る所定時間は、停電等による一時的な給電停止時間を考
慮し、これよりも長くなる時間を選定する。
【0023】さらに、停電等により一時的に電源投入が
解除又は電圧低下が発生した場合、入力電圧Viは低下
するも、リセット回路部6に付与される電圧は、電圧保
持回路部11によって所定時間正常に保持される。即
ち、電圧保持回路部11は、ダイオード12とコンデン
サ13により構成するため、コンデンサ13の充電機能
により、低電圧検出回路33に付与される電圧は所定時
間正常に保持される。ダイオード12の入力側を接続す
る電源ラインLpは、特に限定されるものではないが、
電源投入を判断するための基準電圧Vrよりも大きいこ
とを前提に、できるだけ小さい電圧を選定することが、
耐圧の低いコンデンサ13を使用できる点で有利とな
る。この基準電圧Vrは、例えば、0.5〔V〕のよう
に小さい値に設定すれば、コンデンサ13が放電しても
リセットするまでの放電時間を長くすることができるた
め、停電等が長く続いても不具合が生じにくく、しか
も、コンデンサ13の容量を小さくできる。コンデンサ
13の容量は、停電等による一時的な給電停止時間を考
慮し、これよりも保持時間が長くなる容量を選定する。
コンデンサ13の放電経路は、ダイオード12によって
リセット回路部6のみとなるため、コンデンサ13の容
量Cは、リセット回路部6の消費電流をI,停電時間を
T,充電電圧をVsとすれば、近似的に、C=(I・
T)/(Vs−Vr)で与えられる。なお、電源投入時
には、コンデンサ13が充電され、基準電圧Vrまで充
電されてから、所定時間リセットコイル22cに対する
通電処理が行われるため、異常表示に対する本来のリセ
ット処理は正常に行われる。
【0024】よって、本実施例に係る電源異常表示回路
1によれば、停電等により一時的に電源投入が解除され
た場合は、異常表示が行われないとともに、二次電源部
3に故障等の異常が発生し、異常表示が行われている最
中に、一時的に電源投入が解除又は電圧低下が発生した
場合でも、異常表示がリセットされてしまう不具合は生
じないため、二次電源部3における本来の異常のみを適
確に検出して表示することができ、検出能力及び信頼性
を飛躍的に高めることができる。
【0025】以上、実施例について詳細に説明したが、
本発明は、このような実施例に限定されるものではな
く、細部の回路構成,数値等において、本発明の要旨を
逸脱しない範囲で任意に変更,追加,削除することがで
きる。例えば、一次電源部2は、直流出力の場合を示し
たが、交流出力を排除するものではない。また、表示と
は最終的に目視できる場合のみならず、リレー等の接点
を切換えて出力する信号の状態も含む概念である。さら
に、図1に点線矢印で示すように、本体回路部40で発
生した異常に基づく信号を異常検出回路部4に付与する
ことにより同様の処理を行ってもよい。例えば、データ
通信におけるビット誤りを検出する機能があり、送受信
機の異常がないにも拘わらず、一次電源部の瞬断や瞬低
によりビットが誤る(異常となる)場合の表示阻止、ソ
フトウェアの暴走等のCPU異常を検出する機能があ
り、CPUの異常がないにも拘わらず、一次電源部の瞬
断や瞬低によりデータバスやアドレスバスの信号が誤る
(異常となる)場合の表示阻止、本体回路部40の過熱
等の異常をモニタする温度センサがあり、本体回路部4
0が適正温度であるにも拘わらず、一次電源部の瞬断や
瞬低により温度センサのバイアス電圧が低下して異常温
度を示してしまう場合の表示阻止等に応用することがで
きる。
【0026】
【発明の効果】このように、本発明に係る電源異常表示
回路は、二次電源部の入力電圧を検出し、この入力電圧
が所定電圧以下になったら、異常表示を行わない状態に
ロックする表示阻止回路部と、二次電源部の入力電圧が
低下してもリセット回路部に付与する電圧を所定時間正
常な状態に保持する電圧保持回路部とを設けたため、次
のような顕著な効果を奏する。
【0027】(1) 停電等により一時的に電源投入が
解除又は電圧低下を発生しても、異常表示は行われない
ため、二次電源部における本来の異常のみを適確に検出
して表示でき、検出能力及び信頼性を飛躍的に高めるこ
とができる。
【0028】(2) 二次電源部に故障等の異常が発生
し、異常表示が行われている最中に、一時的に電源投入
が解除又は電圧低下が発生しても、異常表示がリセット
されることはなく、検出能力及び信頼性をより高めるこ
とができる。
【0029】(3) 好適な実施の形態により、電圧保
持回路部を、電源ラインとリセット回路部間に接続した
ダイオードと、このダイオードの出力側と接地間に接続
したコンデンサを備えて構成すれば、電圧保持能力の高
い電圧保持回路部を、極めて簡易な回路により容易かつ
低コストに実施できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好適な実施例に係る電源異常表示回路
のブロック回路図、
【図2】同電源異常表示回路の具体的な一例を示す電気
回路図、
【図3】従来の技術に係る電源異常表示回路のブロック
回路図、
【符号の説明】
1 電源異常表示回路 2 一次電源部 3 二次電源部 4 異常検出回路部 5 異常表示回路部 6 リセット回路部 7 表示阻止回路部 11 電圧保持回路部 12 ダイオード 13 コンデンサ Lp 電源ライン Vi 入力電圧

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一次電源部に接続した二次電源部の異常
    を検出する異常検出回路部と、この異常検出回路部が異
    常を検出したなら異常表示し、かつ電源投入を解除して
    も異常表示を維持するラッチング式の異常表示回路部
    と、電源投入により異常表示をリセットするリセット回
    路部を備える電源異常表示回路において、前記二次電源
    部の入力電圧を検出し、この入力電圧が所定電圧以下に
    なったら、前記異常表示を行わない状態に所定時間ロッ
    クする表示阻止回路部と、前記二次電源部の入力電圧が
    低下しても前記リセット回路部に付与する電圧を所定時
    間正常な状態に保持する電圧保持回路部とを設けたこと
    を特徴とする電源異常表示回路。
  2. 【請求項2】 前記表示阻止回路部は、前記異常表示回
    路部の入力電圧を前記異常表示を行わない電圧に所定時
    間固定することを特徴とする請求項1記載の電源異常表
    示回路。
  3. 【請求項3】 前記電圧保持回路部は、電源ラインと前
    記リセット回路部間に接続したダイオードと、このダイ
    オードの出力側と接地間に接続したコンデンサを備える
    ことを特徴とする請求項1記載の電源異常表示回路。
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