JP3380545B2 - 盗難防止用ケーブルロック装置 - Google Patents

盗難防止用ケーブルロック装置

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JP3380545B2
JP3380545B2 JP2001107853A JP2001107853A JP3380545B2 JP 3380545 B2 JP3380545 B2 JP 3380545B2 JP 2001107853 A JP2001107853 A JP 2001107853A JP 2001107853 A JP2001107853 A JP 2001107853A JP 3380545 B2 JP3380545 B2 JP 3380545B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、衣類等の商品にワ
イヤで取り付けられる自鳴式盗難防止用タグに関し、特
にワイヤで商品に取り付けられる際のロック機構に関す
るものである。
【0002】特に、部品点数が少なく、丈夫で、ケーブ
ルを強く引っ張ても金具が破損しないケーブルロックの
機能を有するケーブルロック装置に関する。
【0003】
【従来の技術】特開平8−241471号公報や特開平
11−283131号公報には、従来のワイヤで商品に
取り付けられる盗難防止タグが提案されている。
【0004】図16は、上記従来のワイヤ式盗難防止タ
グの構造を示す。図15は、上記ワイヤー式盗難防止タ
グの外観を、図16(a)はロック状態を、図16
(b)は解除スライダのロック解除動作状態を示してい
る。図17は、タグ本体の一端近傍の縦断面図であり、
図18は第2ロックバネによるロックの解除を説明する
説明図である。なお、図15の筐体は、左右の箱形状の
部材の張り合わせで形成され、左側が図16、右側が図
17の内部構造を有している。
【0005】このような解除スライダ76にあっては、
図18(a)に示した如く、矢符で示した第2方向への
押力をノブ86に与えて、第1弾性部81を撓ませるこ
とによって、図18(b)に示した如く、支持板部85
の突起87をストッパ107から離隔させ、その状態
で、白抜き矢符で示した第1方向への押力をノブ86に
与えることによって、図18(c)に示した如く、解除
スライダ76を第1方向へスライドさせる。このとき、
図17(b)に示した如く、第2弾性部92が撓み、解
除スライダ83の右方に設けた貫通孔95と外箱75の
他側面に設けた解除孔79とが連通する。そして、ノブ
86への押力を除去した場合、図16(a)に示した如
く、第2弾性部72の復元力によって、解除スライダ7
6は、脚部84の先端がそれに対応する当接凸部101
に当接するまで後退する。このとき、図18において支
持板部85の突起87はストッパ107上を摺動し、該
突起87がストッパ107から離れる位置まで、解除ス
ライダ76が後退すると、第1弾性部91が復元して支
持板部85が復帰する。そして、第2方向への押力を与
えることなく、第1方向への押力をノブ86に与えた場
合、支持板部85の突起87がストッパ103に当接し
て、解除スライダ76の第1方向へのスライドを制限す
る。
【0006】図16において、差込み筒部131,13
1内にそれぞれ配設した導通バネ132とピン差込み部
111、111とが接触し、両導通バネを当接させてあ
る接点の間が導通状態になる。図示せぬ制御装置がこの
導通状態を検出している間はブザーを作動させず、リセ
ット信号を受信することなく、前記両接点間の導通が切
断された場合、ブザーを作動させて警報音を発するよう
にしてある。
【0007】このような第1ロックバネ141によって
ロックされた差込み部111のロックを解除するには、
図17(a)から(b)に示した如く、解除スライダ7
6を第2方向及び第1方向の順番で移動させることによ
って、ロック解除部96(図16)を第1ロックバネ1
41の端部に当接させる。更に、解除スライダ76を第
1方向へ移動させることによって、図16(b)に示し
た如く、第1ロックバネ141を矢符方向へ撓ませ、第
1ロックバネ141の係合部141aを差込み部141
の溝(112)から離隔させる。これによって、第1ロ
ックバネ141による差込み部111のロックが解除さ
れると共にエジェクトバネ132が伸長し、図16
(b)に白抜き矢符で示した如く、差込み部111が差
込み筒部131から外へ押し出される。
【0008】このロック解除操作を、リセット信号を制
御装置に与えることなく行った場合、前述した如くブザ
ーが作動する。しかしながら、ロック解除操作は解除ス
ライダ76を第1方向へ移動させなければならないが、
ノブ86を第2方向へ移動させなければ解除スライダ7
6を第1方向へ移動させることができないため、誤って
ロックが解除されることが防止される。一方、解除スラ
イダ76を第2方向及び第1方向の順番で移動させるこ
とは片手で行うことができるため、作業員は、第1ロッ
クバネ141によるロックを容易に解除することができ
る。
【0009】ところで、対象物への盗難防止タグの取り
付け及び取り外しは、第1ロックバネ141によるワイ
ヤ74の一方の差込み部111のロックを解除した状
態、つまり、第2ロックバネ142によってワイヤ74
の他方の差込み部111をロックした状態で行うことが
できる。しかし、ワイヤ74をタグ本体から分離しなけ
ればならない場合は、つぎのようにして第2ロックバネ
142によるロックを解除する。
【0010】図19は、第2ロックバネ142によるロ
ックの解除を説明する説明図である。なお、図中、図1
6に示した部分に対応する部分には同じ番号を付してそ
の説明を省略する。図18に示した如く、解除スライダ
76を第1方向へ移動させて、解除スライダ76に開設
してある貫通孔95と外箱75の他側面に開設してある
解除孔79とを連通させる。この状態で、解除孔79か
ら針120を挿入して、解除孔79及び貫通孔95を貫
通させ、針120の先端を第2ロックバネ142の先端
に当接させる。更に、針120に押し力を加えて、第2
ロックバネ142を矢符方向へ撓ませ、第2ロックバネ
142の係合部142aを差込み部111の溝112か
ら離隔させる。これによって、第2ロックバネ142に
よる差込み部111のロックが解除されると共にエジェ
クトバネ132が伸長し、差込み部111が差込み筒部
131から外へ押し出される。
【0011】上記従来のワイヤで商品に取り付けられる
盗難防止タグ(以下、ループタグという。)は、以下の
欠点があった。 (1)上記従来のループタグのロック機構は、6個もの
金属部品(ロックバネ141,142,エジェクトバネ
132,132及び外部接続端子2個)が使用されてお
り、これらの組立が手間が掛かり、また長く使用してい
ると変形・摩耗等により噛み合わせに不具合が生じ、故
障が生じやすかった。また、部品点数が多いとそれだけ
コストも高くなる欠点があった。
【0012】(2)上記従来のループタグのロック機構
は電気的接続を伸縮するスプリング(132,132)
を介して行っているので、スプリングが劣化すると接続
不良を起こす可能性が高い。また、接触点が多いので接
触不良の故障を生じ易い欠点がある。
【0013】(3)図12(a)は、上記従来方式によ
る、ピン支持金具先端がケーブルピンの最先端部50及
び小径先端部52と引掛かっている状態の正面の状態を
示す。また、同図はケーブルロックの状態を示す。図1
2(b)は、従来方式による、ピン支持金具先端の接片
がケーブルピンの最先端部50及び小径先端部52と引
掛かっている状態を最先端部50の中心線の上方向より
見た状態を示す。ところが、これらの盗難防止用のピン
支持金具先端とケーブルピンの最先端部50及び小径先
端部52との引掛かかりは53のように点接触であっ
て、ピン支持金具の厚さに依存した引っ掛かり状態のた
め不安定である。また、ケーブルを強く引っ張ると金具
が破損し易い。さらに、繰り返して使用すると個々の金
具が摩耗して故障する等の不都合が生じた。
【0014】(4)上記従来のループタグのロック機構
は、ケーブルロック解除レバーは該レバーと一体になっ
た弾性部分92によってスライド部材の復帰バネとして
いるが、該弾性部分92はプラスチック製なので、反応
が遅い、すぐたわんで緩くなり、スプリングとしての劣
化が起こりやすい等の欠点があった。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】この発明は,ワイヤで
商品に取り付けられる盗難防止タグ(ループタグ)のケ
ーブルロック装置であって、部品点数が少なく、確実に
ロックされ、しかも丈夫で故障が少なく、長寿命で、コ
ストも易いケーブルロック装置を提供することを目的と
する。
【0016】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明は、先端に係合部を有するピンでタグに着脱
自在となるワイヤを商品に取り付けて用いる盗難防止タ
グ(ループタグ)のケーブルロック装置において、一端
にピンをロックするピン支持金具先端、他端にピン先端
の受けとなるピン支持金具凹部を有する1枚の弾性材料
で製造したピン支持金具、及び前記ピン支持金具先端を
押圧して開放する接片を有する開放部材を備えることを
特徴とする。
【0017】また、前記ピン支持金具先端はケーブルピ
ンの先端と係合する接片を有し、前記ピン支持金具凹部
は、前記ケーブルピンをロック解除してピン差込穴から
抜くとき前記ケーブルピンの先端を押し上げる復帰用バ
ネの機能を有することを特徴とする。さらに、前記開放
部材は、一体成形された、タグ筐体外部に突出するケー
ブルロック解除レバー12、レバー固定板44、連結部
材42、滑動支持板36、開放接片押圧部材38、レバ
ー操作支援棒40を有することを特徴とする。
【0018】また、前記ピン支持金具は外部接続端子を
一体に有し、前記接続端子はPCB(Printed
Circuit Board)と接続し、ケーブルと前
記接続端子間がスイッチ回路を構成することを特徴とす
る。
【0019】前記ピン支持金具先端は前記ピン支持金具
の本体よりも大きな幅を有して上方に突出し、ケーブル
ロックの開放操作に応じて前記開放接片押圧部材に該突
出片が接することによりロックが解除され、前記開放接
片押圧部材の先端は、前記ピン支持金具先端の接片と滑
らかに係合し滑動するように傾斜した形状を有し、前記
ピン支持金具と前記開放部材は、ピン挿入後第1及び第
2の組合せ状態を有し、前記第1の組合せ状態は、前記
ピン支持金具の前記接片が前記開放接片押圧部材によっ
て圧迫されていないケーブルロックの状態であり、前記
第2の組合せの状態は前記ピン支持金具の前記接片が前
記開放接片押圧部材によって圧迫されるケーブルロック
の開放状態であることを特徴とする。さらに、前記ピン
支持金具先端の前記接片の幅は、前記ケーブルピンと安
定した引っ掛かり状態を保つように前記ケーブルピンの
最先端部の径より広く、ロック時の接触が線状となるこ
とを特徴とする。
【0020】また、前記タグ筐体内に、ピン支持金具を
収容する2つの部屋を有する基部を備え、上記各部屋に
は前記ピン支持金具を設置して一方の部屋のピン支持金
具は操作レバーが外部に突出した前記開放部材によりロ
ック解除され、他方の部屋のピン支持金具は筐体横方向
からの解除用ピンの押し圧によりロック解除されること
を特徴とする。あるいは、前記タグ筐体内に、ピン支持
金具を収容する部屋を有する基部を備え、該ピン支持金
具を安定して設置するための上記部屋内に上記筐体と一
体成形された第1の支持部材(リブ)及び第2の支持部
材(リブ)を有し、前記ピン支持金具の接続端子を折り
曲げて通過できるような空間の通過穴を形成することを
特徴とする。
【0021】さらには、前記レバー操作支援棒にはコイ
ルバネを挿入して前記基部上面の溝内に収納して組み立
てられ、前記レバー操作支援棒は前記バネの弾性力に基
づいてケーブルロックもしくは解除のレバー操作を円滑
に行う機能を有することを特徴とする。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図を参照しながら詳細に説明する。図1は、本発明
の盗難防止用タグの全体を外観する図である。本発明の
盗難防止用タグのケーブルロック機構は、筐体10、ケ
ーブルロック解除レバー12、移動溝14、一方のピン
差込穴28、一方のケーブルピン本体16、一方の握り
部18、ケーブル20、他方の握り部22、他方のケー
ブルピン本体24、他方のピン差込穴26等からなる。
ケーブル20の一端には、一方の握り部18及び一方の
ケーブルピン本体16を有し、ケーブル20の他端に
は、他方の握り部22及び他方のケーブルピン本体24
を有する。
【0023】一方のケーブルピン本体16は、一方のピ
ン差込穴28に挿入する。他方のケーブルピン本体24
は、他方のピン差込穴26に挿入する。ケーブルピン本
体16及び24を差込穴26及び28に挿入することに
よって、ケーブル20及び筐体10は、閉じた輪とな
る。なお、ケーブルピン本体16,24は同一形状なの
でどちらを一方、他方としてもよい。他方のピン差込穴
26に挿入されたケーブルピン本体24は、常時はロッ
ク状態に保たれ、タグの破損やロック機構の故障等の
時、後述する図示されない筐体裏側の孔からピンを差し
込んで解除される。
【0024】ケーブル20の途中に、例えば、バッグ、
カバン、洋服、履き物等の物品同士もしくは他の物品を
通し、ケーブルピン本体16及び24をピン差込穴26
及び28に挿入することによって連結する。この連結状
態をケーブルロックと呼ぶ。ケーブルロックの連結状態
を解除するには、ケーブルロック解除レバー12を同図
の左方に移動する。筐体10に設けた移動溝14は、ケ
ーブルロック解除レバー12が移動するための空間であ
る。ケーブルロックは、ケーブルピン本体16及び24
をピン差込穴26及び28に挿入して強く押し込むこと
によりなされる。
【0025】図2(a)は、ケーブル20を説明する図
である。図2(b)は、ケーブルの握り部を説明する拡
大図である。握り部22及び18は、図示するようにケ
ーブル20との接続部分に折り曲げに耐え、また引っ張
りに耐えるように接続補強のための凹凸表面形状を有す
る接続部材を有する。また、該握り部22,18は、ピ
ン16,24をピン差込穴26,28へ押し込む時過度
に押し込んで壊さないためのストッパーでもある。
【0026】前記筐体10は上下の箱体を固着した構造
のものであるが、該筐体の透視した内部構造が図3に示
される。図3(a)が平面図、図3(b)が側面図であ
る。図4は、ピン16,24が挿入されてロックされる
ロック機構を有する基部54を示す。該基部54は、図
4(c)(背面図)や図4(b)(側面断面図)に示さ
れるように箱形形状をなし、図3のように前記筐体10
内に収納されている。
【0027】図4(a)は、図4(c)の上蓋を外した
場合のピン支持金具32を収容する基部54の上面から
見た状態を示す。基部54は、一方のピン差込穴28を
有する鍔29及びパイプ58並びに他方のピン差込穴2
6を有する鍔27及びパイプ56を有する。基部54
は、ロック用のピン支持金具32(後述)を収容する2
つの部屋を有する。各部屋は、ピン支持金具32を固定
するための第1の支持部材60及び第2の支持部材66
を有する。第1の支持部材60及び第2の支持部材66
は、基部内部に一体成形されて立設されたリブである。
【0028】さらに、基部底部には、ピン支持金具32
の接続端子46(後述)を通過させる通過穴62を有す
る。該接続端子により、図示されない筐体10の内部に
収納される自鳴式警報装置等の電気回路への電気的接続
がなされる。図4(b)は、ピン支持金具32を収容す
る基部を図4(a)の切断面NN’で切断した状態を示
す。上記のように、通過穴62は、ピン支持金具32の
接続端子46を折り曲げて通過できるような空間を形成
する。図8(c)は、ピン支持金具32を収容する基部
の背面の状態を示す。図8(d)は、ピン支持金具32
を収容する基部の右側面図を示し、右半分を切断面Bで
切断した状態を示す。
【0029】図5は、ケーブルのピンを固定支持するた
めの支持金具の形状を示す。ピン支持金具32は、1枚
の金属弾性材料で製造する。ピン支持金具32は、一端
にピン支持金具先端31を有し、他端にピン支持金具凹
部34を有する。
【0030】図6は、上記支持金具32が基部54に収
納された状態の拡大図を示す。ピン支持金具は、前記第
1の支持部材60及び第2の支持部材66に填め込ま
れ、基部内に固定されている。ピン16,24が図のよ
うに挿入されると、上記ピン支持金具のピン支持金具凹
部34を押し込み、ピン支持金具先端31がケーブルピ
ン本体16もしくは24の先端の係合部51と係合して
該ピンをロックする。
【0031】ピン支持金具先端31は、ケーブルピン本
体16もしくは24の先端と係合する接片である。ピン
支持金具先端31は、さらに後述の開放接片押圧部材と
ロック解除時接して押圧される。ピン支持金具凹部34
は、ケーブルピンをピン差込穴から抜くときケーブルピ
ン本体16もしくは24の先端を押し上げる復帰用バネ
の作用をする。
【0032】図7は、ケーブルのピンを固定支持した金
具からピンを開放するための開放部材の上面図を示す。
図8は、図7の裏側の方向から見た開放部材13の斜視
図を示す。開放部材13は、ケーブルロック解除レバー
12、レバー固定板44、連結部材42、滑動支持板3
6、開放接片押圧部材38、レバー操作支援棒40等を
有する。レバー操作支援棒40には、コイルバネ43が
装着されて筐体10の中に収納される。一体構造のレバ
ー操作支援棒40は、バネ43の弾性力に基づいてケー
ブルロックもしくは解除のレバー操作を円滑に行うよう
に支援する。なお、上記コイルバネは、ロック解除の場
合の復帰バネである。
【0033】図9は、前記図5のピン支持金具32の詳
細を示し、同図(a)は正面図、(b)は底面図、
(c)は側面図を示す。図9(d)は、全体斜視図であ
る。図9(d)は、図9(b)において、接続端子46
を47の部分で折り曲げた状態を示す。
【0034】ピン支持金具32は、接続端子46を有す
る。接続端子46は、図示しないPCB(Printe
d Circuit Board)と接続する。PCB
は、電子回路であり、例えば自鳴式警報音発生装置、ゲ
ートを鳴らす警報信号発生装置、その他の機能を有す
る。ケーブル20と接続端子46を利用することによっ
て、ケーブル20を介したスイッチ装置を構成する。ピ
ン支持金具先端30は、後述する開放接片押圧部材と接
するためにピン支持金具32の本体の上部に突出してい
る。
【0035】図10(a)は、ピン支持金具32を展開
した上面図を示す。ピン支持金具32は、該板状の部材
を折り曲げて製作される。図10(b)は、展開したピ
ン支持金具32の側面図を示す。ピン支持金具32は、
筐体10との接続用の突辺48を有する。
【0036】以上のロック機構による本発明のピンのロ
ック動作は以下のとおりである。(1)図1において、
まず常時ロック側26のピンロックがピン24を挿入孔
26に挿入して押し込むことにより行われる。該ロック
は図6に示されるように、ピン24を押し込み、ピン2
4の係合部51が係合片(ピン支持金具先端)31に係
合することにより行われる。なお、図中左右のロック機
構は同じ構造を有するので、左側でロック前の状態を、
右側でロック後の状態を示している。
【0037】また、該ロックの解除は、図6に矢印A,
Bで示されるように、該係合片31から突出している解
除用開放接片30を横方向へ押すことにより行われる。
図中左側のロック機構の解除動作は筐体が破損したり、
ロック機構の故障等の際に行われるのみで、稀にしか行
われないので筐体10のケーブルロック解除レバー12
の反対側に小孔を設け、そこから針金状の開放ピン11
を差込み解除用開放接片30及び31を横方向から矢印
Aのように押すことにより行われるが、該開放手段はこ
れにこだわらず他の方法でもよい。また、タグ全体を消
耗品と考えて、該左側のロック機構を設けずに、ワイヤ
20のロック24側を筐体10に固着してもよい。
(2)次に、ケーブル20の途中に、例えば、バッグ、
カバン、洋服、履き物等の物品同士もしくは他の物品を
通し、ケーブルピン本体16をピン差込穴28に挿入し
ロックする。
【0038】前記(1)と同様に、図1において右側の
ピンロックがピン16を挿入孔28に挿入して押し込む
ことにより行われる。該ロックは、同様に図6において
ピン16を押し込み、ピン16の係合部51が係合片
(ピン支持金具先端)31に係合することにより行われ
る。また、該ロックの解除も同様に、該係合片31から
突出している解除用開放接片30(図9(a))を横方
向から矢印Bのように押すことにより行われる。
【0039】しかし、該ロック解除は商品販売時に頻繁
に行われ、タグは解除後再使用されるので、簡単に取り
外しができることが必要である。この解除が容易で、部
品点数が少なく、しかも丈夫で故障が少なく、コストも
易いロック機構が本発明の特徴とする点である。
【0040】該ロック解除動作が、図13に示される。
該ロック解除は、図1において、ケーブルロック解除レ
バー12を同図の左方(図13において上方)に移動す
ることにより行われる。
【0041】図13(a)は、ピン支持金具32と開放
部材13との第1の組み合わせの状態を示す。開放接片
押圧部材38の先端は、ピン支持金具先端の接片30と
滑らかに契合し滑動するように傾斜した構造39を有す
る。解除レバー12を上方に移動させると、接片30が
該傾斜した構造39に当接して左方向に押され、前記図
6の係合が外れてロックが解除される。第1の組み合わ
せの状態(図13(a))は、ピン支持金具32の接片
30が開放接片押圧部材38によって圧迫されていない
状態、つまりケーブルロックの状態を示す。図13
(b)は、ピン支持金具32と開放部材13との第2の
組み合わせの状態を示す。第2の組み合わせの状態は、
ピン支持金具32の接片30が開放接片押圧部材38に
よって図の左方向に圧迫されている状態、つまり解除用
開放接片30が左方に移動後のケーブルロックを開放し
た状態を示す。
【0042】図14(a)は、開放部材13の平面の状
態を示す。図14(b)は、開放部材13の左側面の状
態を示す。図6(c)は、開放部材13の正面の状態を
示す。図6(d)は、開放部材13の右側面の状態を示
す。レバー固定板44は、安定した状態で筐体10を滑
動するような平板形状である。図中矢印がスライド方向
である。
【0043】図11(a)は、本発明のピン支持金具先
端の接片30が最先端部50及び小径先端部52と引掛
かっている状態の正面の状態を示す。これは、ケーブル
ロックの状態を示す。図11(b)は、ピン支持金具先
端の接片30が最先端部50及び小径先端部52と引掛
かっている状態を最先端部50の中心線の上方向より見
た状態を示す。図示するように、ピン支持金具先端の接
片30の幅は最先端部50の径に比べて広く、従来の点
接触(図12)に比べて線接触となっているので安定し
た引っ掛かり状態を保つ。
【0044】図8に示されるように、レバー操作支援棒
40にはコイルバネ43が装着される。本実施例では、
バネはコイルスプリングであり、円形状である。円形バ
ネの中央にレバー操作支援棒40を通す。バネは、レバ
ー操作支援棒40の底部とレバー操作支援棒40の先端
方向の、基部54に設けられた溝内の壁との間でケーブ
ルロック解除レバー12の移動に従って伸縮する。該バ
ネは解除時復帰バネとして作用し、また利用者によるケ
ーブルロック解除レバー12の移動操作は、バネの伸縮
エネルギーに支援されるためより滑らかに滑動する。な
お、バネ形状は、例えば四角形状、多角形状、その他の
形状であっても良いことは言うまでもない。
【0045】
【発明の効果】以上のように、この発明のケーブルロッ
ク装置を用いれば、以下に記載されるような効果を奏す
る。
【0046】(1)上記従来のループタグのロック機構
は、6個もの金属部品が使用されており、これらの組立
が手間が掛かり、また長く使用していると変形・摩耗等
により噛み合わせに不具合が生じ、故障が生じやすかっ
た。また、部品点数が多いとそれだけコストも高くなる
欠点があった。
【0047】しかし、本発明のループタグのロック機構
は、金属部品が2個(ピン支持金具32及びコイルバネ
43)しか使用されておらず、組立は簡単であり、長く
使用しても故障が少なく、しかも、変形等の故障が生じ
難く、コストも安いという利点がある。
【0048】(2)従来のループタグのロック機構は電
気的接続を伸縮するスプリングを介して行っているの
で、スプリングが劣化すると接続不良を起こす可能性が
高いし、接触点が多いので接触不良の故障を生じ易い欠
点があったが、本発明のループタグのロック機構は、金
具1個がケーブルとPCBへの接続を直接行っているの
で、接触不良となることがない。
【0049】(3)図12(a)、(b)に示すよう
に、従来方式によるピンロック機構は、ロック状態が点
接触となっているので、ロック外れが生じ易く、また無
理に引っ張ると壊れてしまう欠点があった。
【0050】しかし、本発明のループタグのロック機構
は、図11(a),(b)に示されるように上記ロック
状態が線接触となっているので、ロック外れが生じた
り、また無理に引っ張ると壊れてしまう等の欠点がな
く、丈夫である。
【0051】(4)上記従来のループタグのロック機構
は、ケーブルロック解除レバーは該レバーと一体になっ
た弾性部分によってスライド部材の復帰バネとしている
が、該弾性部分はプラスチック製なので、反応が遅い
し、すぐたわんで緩くなり、スプリングとしての劣化が
起こりやすい等の欠点があった。
【0052】しかし、本発明のループタグのロック機構
は、解除用のバネはコイルスプリングと板バネであり、
いずれも金属製なので反応が早く、確実で、劣化も起こ
りにくい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の盗難防止用タグの全体を外観する図で
ある。
【図2】本発明に用いられるケーブルを説明する図であ
る。
【図3】本発明の筐体の内部構造を示す図である。
【図4】本発明のピン16,24が挿入されてロックさ
れるロック機構を有する基部54を示す図である。
【図5】本発明のケーブルのピンを固定支持するための
支持金具の形状を示す図である。
【図6】本発明の支持金具32が基部54に収納された
状態の拡大図である。
【図7】本発明のケーブルのピンを開放するため開放部
材の正面の状態を示す図である。
【図8】本発明のケーブルのピンを開放するため開放部
材の全体斜視図である。
【図9】本発明のピン支持金具を示す図である。
【図10】本発明のピン支持金具を展開した状態を示す
図である。
【図11】本発明のピン支持金具先端の接片がケーブル
ピンの最先端部及び小径先端部と引掛かっている状態を
示す図である。
【図12】従来方式のピン支持金具先端の接片がケーブ
ルピンの最先端部及び小径先端部と引掛かっている状態
を示す図である。
【図13】本発明のピン支持金具と開放部材との組み合
わせの状態を示す図である。
【図14】本発明の開放部材を示す図である。
【図15】従来の盗難防止用タグの全体を外観図であ
る。
【図16】従来の盗難防止用タグの内部構造及び解除動
作を示す図である。
【図17】従来の盗難防止用タグの復帰バネの動作を示
す図である。
【図18】従来の盗難防止用タグの解除スライダの動作
図を示す図である。
【図19】従来の盗難防止用タグの第2ロックバネ14
2によるロックの解除を説明する図である
【符号の説明】
10 タグ筐体 13 開放部材 14 移動溝 16 ピン 30 ピン支持金具先端の接片 32 ピン支持金具 36 滑動支持板 38 開放接片押圧部材 43 コイルバネ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G08B 13/02

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】先端に係合部を有するピンでタグに着脱自
    在となるワイヤを商品に取り付けて用いる盗難防止タグ
    (ループタグ)のケーブルロック装置において、 一端にピンをロックするピン支持金具先端、他端にピン
    先端の受けとなるピン支持金具凹部を有する1枚の弾性
    材料で製造したピン支持金具、及び前記ピン支持金具先
    端を押圧して開放する接片を有する開放部材を備えるこ
    とを特徴とするケーブルロック装置。
  2. 【請求項2】前記ピン支持金具先端はケーブルピンの先
    端と係合する接片を有し、前記ピン支持金具凹部は、前
    記ケーブルピンをロック解除してピン差込穴から抜くと
    き前記ケーブルピンの先端を押し上げる復帰用バネの機
    能を有することを特徴とする前記請求項1記載のケーブ
    ルロック装置。
  3. 【請求項3】前記開放部材は、一体成形された、タグ筐
    体外部に突出するケーブルロック解除レバー12、レバ
    ー固定板44、連結部材42、滑動支持板36、開放接
    片押圧部材38、レバー操作支援棒40を有することを
    特徴とする前記請求項1または2記載のケーブルロック
    装置。
  4. 【請求項4】前記ピン支持金具は外部接続端子を一体に
    有し、前記接続端子はPCB(Printed Cir
    cuit Board)と接続し、ケーブルと前記接続
    端子間がスイッチ回路を構成することを特徴とする前記
    請求項1〜3の内、いずれか1項記載のケーブルロック
    装置。
  5. 【請求項5】前記ピン支持金具先端は前記ピン支持金具
    の本体よりも大きな幅を有して上方に突出し、ケーブル
    ロックの開放操作に応じて前記開放接片押圧部材に該突
    出片が接することによりロックが解除されることを特徴
    とする前記請求項1〜4の内、いずれか1項記載のケー
    ブルロック装置。
  6. 【請求項6】前記開放接片押圧部材の先端は、前記ピン
    支持金具先端の接片と滑らかに係合し滑動するように傾
    斜した形状を有することを特徴とする前記請求項1、
    3、5の内、いずれか1項記載のケーブルロック装置。
  7. 【請求項7】前記ピン支持金具と前記開放部材は、ピン
    挿入後の第1及び第2の組合せ状態を有し、前記第1の
    組合せ状態は、前記ピン支持金具の前記接片が前記開放
    接片押圧部材によって圧迫されていないケーブルロック
    の状態であり、前記第2の組合せの状態は前記ピン支持
    金具の前記接片が前記開放接片押圧部材によって圧迫さ
    れるケーブルロックの開放状態であることを特徴とする
    前記請求項1、3、5、6の内、いずれか1項記載のケ
    ーブルロック装置。
  8. 【請求項8】前記ピン支持金具先端の前記接片の幅は、
    前記ケーブルピンと安定した引っ掛かり状態を保つよう
    に前記ケーブルピンの最先端部の径より広く、ロック時
    の接触が線状となることを特徴とする前記請求項1また
    は2記載のケーブルロック装置。
  9. 【請求項9】前記タグ筐体内に、ピン支持金具を収容す
    る2つの部屋を有する基部を備え、上記各部屋には前記
    ピン支持金具を設置して一方の部屋のピン支持金具は操
    作レバーが外部に突出した前記開放部材によりロック解
    除され、他方の部屋のピン支持金具は筐体横方向からの
    解除用ピンの押し圧によりロック解除されすることを特
    徴とする前記請求項1〜8の内、いずれか1項記載のケ
    ーブルロック装置。
  10. 【請求項10】前記タグ筐体内に、ピン支持金具を収容
    する部屋を有する基部を備え、該ピン支持金具を安定し
    て設置するため上記部屋内に上記筐体と一体成形された
    第1の支持部材(リブ)及び第2の支持部材(リブ)を
    有し、前記ピン支持金具の接続端子を折り曲げて通過で
    きるような空間の通過穴を形成することを特徴とする前
    記請求項1〜9の内、いずれか1項記載のケーブルロッ
    ク装置。
  11. 【請求項11】前記レバー操作支援棒にはコイルバネを
    挿入して前記基部上面の溝内に収納して組み立てられ、
    前記レバー操作支援棒は前記バネの弾性力に基づいてケ
    ーブルロックもしくは解除のレバー操作を円滑に行う機
    能を有することを特徴とする前記請求項1、3、5、
    6、7の内、いずれか1項記載のケーブルロック装置。
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