JP3377645B2 - 配線器具および電気装置 - Google Patents

配線器具および電気装置

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JP3377645B2 JP07694795A JP7694795A JP3377645B2 JP 3377645 B2 JP3377645 B2 JP 3377645B2 JP 07694795 A JP07694795 A JP 07694795A JP 7694795 A JP7694795 A JP 7694795A JP 3377645 B2 JP3377645 B2 JP 3377645B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、刃受金具を有する配線
器具およびこの配線器具を用いた電気装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、コネクタなどの配線器具において
は、例えば、特開昭50−8086号公報に記載されて
いるように、外側のケースを一体成形した構造がある。
【0003】このような配線器具では、図6に示すよう
に、中子1に被覆電線2の芯線を接続した一対の刃受金
具3を収納し、これらを型に入れて熱可塑性樹脂材料を
流し込んでケース体4を一体成形している。
【0004】刃受金具3は、薄板を折曲形成したもので
あり、刃受部3a、被覆電線2の芯線を接続した電線圧
部3b、刃受部3aと電線圧3b との間を連結する連結
部3cを有している。そして、刃受金具3の電線圧部3b
および連結部3cは、中子1から突出してケース体4の部
分に配設される。また、刃受部3aはコンセント刃の板厚
方向の両側に接触するようにほぼコ字状に形成されてい
るので、この刃受部3aの中央部分から折曲される連結部
3cの向きは、一対の刃受金具3の並設方向と直交するケ
ース体4の幅狭方向に平行に配設される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
配線器具では、刃受金具3の電線圧着部3bおよび連結部
3cが相対的に軟らかい熱可塑性樹脂製のケース体4で覆
われているのみであり、しかも、そのケース体4の曲が
りやすい幅狭方向に対して連結部3cが平行であるため、
ケース体4に加わる外力によって、電線圧着部3bおよび
連結部3cの部分に応力が加わりやすく、破損することが
考えられる。
【0006】本発明は、このような点に鑑みなされたも
ので、熱可塑性樹脂からなるケース体で覆われる刃受金
具の電線圧着部に加わる応力を低減できる配線器具およ
びその配線器具を用いた電気装置を提供することを目的
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の配線器具
は、一端側に刃受部を有するとともに他端側に電線圧着
部を有する刃受金具と;刃受金具の刃受部を収納する収
納部と、刃受金具の電線圧着部まで収納部から突設され
た突状部とを有する熱硬化性樹脂からなる中子と;中子
を内部に配置した熱可塑性樹脂からなるケース体と;
受金具の刃受部と電線圧着部とを連結するとともに、中
子の突状部の側面に沿うように平板状に形成され、か
つ、電線圧着部が突状部と反対側に設けられるように形
成された連結部と;を具備しているものである。
【0008】求項記載の電気装置は、請求項1記
の配線器具と;配線器具と接続された電気器具と;を具
備しているものである。
【0009】
【作用】請求項1記載の配線器具では、熱硬化性樹脂か
らなる中子から突状部が刃受金具の電線圧着部まで突出
し、かつ、刃受金具の刃受部と電線圧着部とを連結する
連結部が突状部に沿うように形成されたことにより、熱
可塑性樹脂からなるケース体で覆われる電線圧着部に加
わる応力が低減されるとともに、ケース体で覆われる連
結部に加わる応力が低減されるので、連結部および電線
圧着部がケース体に加わる外力に対して強くなる。
【0010】さらに、連結部は、突状部に沿うように平
板状で、かつ、電線圧着部が突状部と反対側に設けられ
るように形成されたことにより、ケース体曲がりやす
い方向に対してほぼ垂直に配設されため、連結部およ
び電線圧着部がケース体の曲げの繰り返しに対して強く
なる。
【0011】求項記載の電気装置では、電気器具に
請求項1記載の配線器具を用いれる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の一実施例の構成を図1ないし
図5を参照して説明する。
【0013】図1は配線器具の横断面図、図2は配線器
具の縦断面図、図3は配線器具の平面図、図4は配線器
具の側面図、図5は配線器具の正面図である。
【0014】図1および図2において、配線器具は、コ
ンセント刃受用コネクタプラグであり、中子11、一対の
刃受金具12、被覆電線13、ケース体14を備えている。
【0015】中子11は、熱硬化性樹脂にて、一対の収納
部21を左右両側方向に並べた横幅の広い形状に形成され
ている。中子11の前面には各収納部21に連通する一対の
差込口22が開口形成され、後面には各収納部21が開口さ
れているとともに両収納部21の仕切壁部23から突状部24
が突出形成されている。この突状部24の左右両側面24a
は平面状に形成され、この突状部24の両側面24aに臨む
仕切壁部23には規制段部23a が形成されている。
【0016】中子11の上下面の前側にはケース体14から
露出する露出部25が形成されているとともに後側にはケ
ース体14内に埋め込まれる埋込部26が段差をもって形成
され、左右両側には突部27や段部28が形成されている。
【0017】また、刃受金具12は、導電性およびばね性
を有する金属製の薄板からなり、一端側から刃受部31、
連結部32、電線圧着部33を一体に有している。
【0018】刃受部31は、収納部21の後面に嵌合固定さ
れるほぼL字状の基板部34を有し、この基板部34から一
対の刃受板部35,36が形成されている。一方の刃受板部
35は他方の刃受板部36の中央部分をほぼ舌片状に切り起
こし形成たものであり、他方の刃受板部36は中央部分
がくり抜かれたほぼU字状に形成されており、他方の刃
受板部36の基部部分を湾曲させることによって、両刃受
板部35,36の先端位置を同じ位置にしている。
【0019】連結部32は、基板部34からほぼL字状に折
曲され、突状部24の側面24a に沿わされる。
【0020】電線圧着部33は、連結部32の先端両側縁か
ら一対のかしめ片部37が形成され、このかしめ片部37に
よって被覆電線13の被覆13a の端部から突出する芯線13
b がかしめによって圧着固定されている。なお、芯線13
b はより線からなる。
【0021】ケース体14は、熱可塑性樹脂にて、中子11
から被覆電線13の一部までを一体に覆う本体部41および
この本体部41より突出する被覆電線13の部分を覆う電線
ガード部42が一体成形されている。本体部41は、左右両
側方向に幅広で、上下方向に幅狭に形成されている。
【0022】次に、本実施例の作用を説明する。
【0023】配線器具を製造するには、まず、被覆電線
13の芯線13b を電線圧着部33に接続した刃受金具12の刃
受部31を中子11の各収納部21の後面から挿入し、基板部
34を収納部21の後面に圧入して閉塞状態に固定する。こ
れにより、刃受金具12の刃受部31のみが中子11の収納部
21内に収納され、連結部32は中子11の突状部24の側面24
a に沿って配置される。
【0024】この中子11と刃受金具12との組立体を成形
型に入れて熱可塑性樹脂を流し込み、中子11、刃受金具
12の中子11から突出する部分および被覆電線13の一部の
外周囲にケース体14を一体成形する。
【0025】このように構成された配線器具は、熱硬化
性樹脂からなる中子11から刃受金具12の電線圧着部33ま
で突状部24を突出させたため、熱可塑性樹脂からなるケ
ース体14で覆われる電線圧着部33に加わる応力を低減で
き、ケース体14に加わる外力に対して強くできる。
【0026】また、刃受金具12の刃受部31と電線圧着部
33とを連結する連結部32を突状部24に沿わせることによ
り、ケース体14で覆われる連結部32に加わる応力を低減
でき、ケース体14に加わる外力に対して強くできる。
【0027】また、ケース体14の側面幅狭方向すなわち
曲がりやすい方向に対して刃受金具12の連結部32をほぼ
垂直に配設したため、ケース体14の曲げの繰り返しに対
して強くできる。
【0028】そして、このように構成された配線器具を
電気器具と組み合わせて電気装置を構成できる。
【0029】
【発明の効果】請求項1記載の配線器具によれば、熱硬
化性樹脂からなる中子から刃受金具の電線圧着部まで突
状部を突出し、かつ、刃受金具の刃受部と電線圧着部と
を連結する連結部を突状部に沿うように形成したため、
熱可塑性樹脂からなるケース体で覆われる電線圧着部に
加わる応力を低減できるとともに、ケース体で覆われる
連結部に加わる応力を低減できるので、電線圧着部およ
び連結部をケース体に加わる外力に対して強くできる。
【0030】さらに、連結部は、突状部に沿うように平
板状で、かつ、電線圧着部が突状部と反対側に設けられ
るように形成されたことにより、ケース体曲がりやす
い方向に対してほぼ垂直に配設されるため、連結部およ
び電線圧着部をケース体の曲げの繰り返しに対して強く
できる。
【0031】求項記載の電気装置によれば、電気器
具に請求項1記載の配線器具を用いて最適にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す配線器具の横断面図で
ある。
【図2】同上実施例の配線器具の縦断面図である。
【図3】同上実施例の配線器具の平面図である。
【図4】同上実施例の配線器具の側面図である。
【図5】同上実施例の配線器具の正面図である。
【図6】従来の配線器具の横断面図である。
【符号の説明】
11 中子 12 刃受金 14 ケース体 21 収納部 24 突状部24a 側面 31 刃受部 32 連結部 33 電線圧着部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−222272(JP,A) 特開 平4−163868(JP,A) 実開 昭62−104380(JP,U) 実開 昭60−62783(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01R 13/46 303 H01R 13/405 H01R 13/56

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端側に刃受部を有するとともに他端側
    に電線圧着部を有する刃受金具と; 刃受金具の刃受部を収納する収納部と、刃受金具の電線
    圧着部まで収納部から突設された突状部とを有する熱硬
    化性樹脂からなる中子と; 中子を内部に配置した熱可塑性樹脂からなるケース体
    と;刃受金具の刃受部と電線圧着部とを連結するとともに、
    中子の突状部の側面に沿うように平板状に形成され、か
    つ、電線圧着部が突状部と反対側に設けられるように形
    成された連結部と; を具備していることを特徴とする配線器具。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の配線器具と; 配線器具と接続された電気器具と; を具備していることを特徴とする電気装置。
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