JP2510216Y2 - コネクタ - Google Patents
コネクタInfo
- Publication number
- JP2510216Y2 JP2510216Y2 JP11323290U JP11323290U JP2510216Y2 JP 2510216 Y2 JP2510216 Y2 JP 2510216Y2 JP 11323290 U JP11323290 U JP 11323290U JP 11323290 U JP11323290 U JP 11323290U JP 2510216 Y2 JP2510216 Y2 JP 2510216Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- connector
- contact
- partition wall
- electric wire
- fitting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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- Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、コンピュータ等の電子機器と外部機器との
電気的接続を行うのに好適なコネクタに関する。
電気的接続を行うのに好適なコネクタに関する。
この種のコネクタとして第3図に示されるれる如くの
ものが考えられている。この第3図に示されるコネクタ
50は、その前面3aに複数本の筒状のコンタクト部5とそ
れらを包囲する保護壁部6とが突設されたモールド基体
3と、このモールド基体3を覆うように装着されるカバ
ー部材4とからなるコネクタ本体2を備えている。
ものが考えられている。この第3図に示されるコネクタ
50は、その前面3aに複数本の筒状のコンタクト部5とそ
れらを包囲する保護壁部6とが突設されたモールド基体
3と、このモールド基体3を覆うように装着されるカバ
ー部材4とからなるコネクタ本体2を備えている。
各コンタクト部5のコンタクトホール5aには、カバー
部材4内に挿入されたケーブル9のクランパー金具17よ
り前方で分岐された電線14に第4図に示される如く、か
しめられて固定されたコンタクト金具(ソケット金具1
1)が組み込まれている。
部材4内に挿入されたケーブル9のクランパー金具17よ
り前方で分岐された電線14に第4図に示される如く、か
しめられて固定されたコンタクト金具(ソケット金具1
1)が組み込まれている。
このソケット金具11を組み込むにあたっては、第5図
において一点鎖線で示される如く、モールド基体3に設
けられた蓋部20を開いた状態でモールド基体3の内部に
設けられた断面が半円状の載置部22上にソケット金具11
のかしめ部11aが位置するようにソケット金具11のソケ
ット部をコンタクトホール5a内に挿着し、その後蓋部20
を第5図に示される如く閉じ、その蓋部20に設けられた
断面が半円状の押さえ部24でかしめ部11aを押さえるよ
うにする。
において一点鎖線で示される如く、モールド基体3に設
けられた蓋部20を開いた状態でモールド基体3の内部に
設けられた断面が半円状の載置部22上にソケット金具11
のかしめ部11aが位置するようにソケット金具11のソケ
ット部をコンタクトホール5a内に挿着し、その後蓋部20
を第5図に示される如く閉じ、その蓋部20に設けられた
断面が半円状の押さえ部24でかしめ部11aを押さえるよ
うにする。
このようにしてソケット金具11をモールド基体3に組
み込んだ後、モールド基体3をカバー部材4に挿入し、
モールド基体3の爪部26をカバー部材4の係止孔27に嵌
合させてコネクタ1を組み立てる。
み込んだ後、モールド基体3をカバー部材4に挿入し、
モールド基体3の爪部26をカバー部材4の係止孔27に嵌
合させてコネクタ1を組み立てる。
上述の如くの構成を有するコネクタ1にあっては、電
線14にソケット金具11をかしめて固定した際、電線14の
芯線(例えば銅箔線)の一部が、第4図において一点鎖
線で示される如く、はみ出すことがある(以下、このは
み出し部分をはみ出し部14aと呼ぶ)。このように電線1
4の芯線の一部がはみ出した状態でコネクタ1を組み立
てると、第5図において一点鎖線で示される如くに、は
み出し部14aが隣接するコンタクト部5に挿着されたソ
ケット金具11等に接触し短絡が発生するおそれがある。
線14にソケット金具11をかしめて固定した際、電線14の
芯線(例えば銅箔線)の一部が、第4図において一点鎖
線で示される如く、はみ出すことがある(以下、このは
み出し部分をはみ出し部14aと呼ぶ)。このように電線1
4の芯線の一部がはみ出した状態でコネクタ1を組み立
てると、第5図において一点鎖線で示される如くに、は
み出し部14aが隣接するコンタクト部5に挿着されたソ
ケット金具11等に接触し短絡が発生するおそれがある。
かかる点に鑑み本考案は、電線にコンタクト金具をか
しめて固定した際、電線の芯線の一部がはみ出してもそ
れに起因する短絡等が生じ難くされたコネクタを提供す
ることを目的とする。
しめて固定した際、電線の芯線の一部がはみ出してもそ
れに起因する短絡等が生じ難くされたコネクタを提供す
ることを目的とする。
上述の目的を達成すべく、本考案に係るコネクタは、
コネクタ本体と、このコネクタ本体に並設され、接続ケ
ーブルの端末分岐電線にかしめられて固定されたコンタ
クト金具が組み込まれる複数のコンタクト部と、上記コ
ンタクト金具のかしめ部を覆うように被せられる蓋部と
を具備し、上記コンタクト金具の隣合うかしめ部間を仕
切るように上記コネクタ本体側に仕切り壁が立設される
とともに、この仕切り壁に嵌合する溝が上記蓋部に設け
られていることを特徴としている。
コネクタ本体と、このコネクタ本体に並設され、接続ケ
ーブルの端末分岐電線にかしめられて固定されたコンタ
クト金具が組み込まれる複数のコンタクト部と、上記コ
ンタクト金具のかしめ部を覆うように被せられる蓋部と
を具備し、上記コンタクト金具の隣合うかしめ部間を仕
切るように上記コネクタ本体側に仕切り壁が立設される
とともに、この仕切り壁に嵌合する溝が上記蓋部に設け
られていることを特徴としている。
上述の如くの構成とされた本考案に係るコネクタにお
いては、電線の芯線に一部がはみ出していても、仕切り
壁と蓋部によりはみ出し部の伸延が遮られて隣接するコ
ンタクト部には届かない。従って、電線の芯線の一部が
はみ出してもそれに起因する短絡等は生じない。
いては、電線の芯線に一部がはみ出していても、仕切り
壁と蓋部によりはみ出し部の伸延が遮られて隣接するコ
ンタクト部には届かない。従って、電線の芯線の一部が
はみ出してもそれに起因する短絡等は生じない。
〔実施例〕 以下、本考案の実施例を図面を参照して説明する。
第1図及び第2図は本考案に係るコネクタの一実施例
の主要部を示す断面図である。
の主要部を示す断面図である。
この例の外観及び特徴部分以外の各部は、前述した第
3図〜第5図に示されるコネクタ50と略同様であるの
で、第3図〜第5図に示される各部に対応する部分には
同一の符号を付してそれらの重複説明を省略する。
3図〜第5図に示されるコネクタ50と略同様であるの
で、第3図〜第5図に示される各部に対応する部分には
同一の符号を付してそれらの重複説明を省略する。
本実施例においては、前述の第5図に対応する第1図
及び第2図に示される如く、コネクタ1の主要部とされ
るモールド基体3における載置部22の間、即ち、そこに
載置されるコンタクト金具11の隣合うかしめ部11a間を
仕切るように仕切り壁15が立設されるとともに、蓋部20
にその仕切り壁15に嵌合する溝25が設けられている。
及び第2図に示される如く、コネクタ1の主要部とされ
るモールド基体3における載置部22の間、即ち、そこに
載置されるコンタクト金具11の隣合うかしめ部11a間を
仕切るように仕切り壁15が立設されるとともに、蓋部20
にその仕切り壁15に嵌合する溝25が設けられている。
従って、ソケット金具11がコンタクト部5に挿着され
た状態で蓋部20を閉じると、各ソケット金具11のかしめ
部11a間は仕切り壁15と蓋部20とで完全に隔離された状
態となり、その結果、電線14の芯線の一部がはみ出して
いても、はみ出し部の伸延が遮られて隣接するコンタク
ト部5には届かない。従って、電線14の芯線の一部がは
み出してもそれに起因する短絡等は生じない。
た状態で蓋部20を閉じると、各ソケット金具11のかしめ
部11a間は仕切り壁15と蓋部20とで完全に隔離された状
態となり、その結果、電線14の芯線の一部がはみ出して
いても、はみ出し部の伸延が遮られて隣接するコンタク
ト部5には届かない。従って、電線14の芯線の一部がは
み出してもそれに起因する短絡等は生じない。
以上の説明から明らかな如く、本考案に係るコネクタ
によれば、電線にコンタクト金具をかしめて固定した
際、電線の芯線の一部がはみ出していても、仕切り壁と
蓋部によりはみ出し部の伸延が遮られて隣接するコンタ
クト部には届かない。従って、電線の芯線の一部がはみ
出していてもそれに起因する短絡等を防止することがで
きる。
によれば、電線にコンタクト金具をかしめて固定した
際、電線の芯線の一部がはみ出していても、仕切り壁と
蓋部によりはみ出し部の伸延が遮られて隣接するコンタ
クト部には届かない。従って、電線の芯線の一部がはみ
出していてもそれに起因する短絡等を防止することがで
きる。
第1図及び第2図は、本考案に係るコネクタの一実施例
の主要部を示す断面図、第3図〜第5図はそれぞれ従来
のコネクタの一例の説明に供される分解斜視図,部分拡
大図,及び第3図のV−V線に従う断面図である。 1……コネクタ、2……コネクタ本体、3……モールド
基体、4……カバー部材、5……コンタクト部、9……
ケーブル、11……ソケット金具、11a……かしめ部、14
……電線、14a……はみ出し部、15……仕切り壁、20…
…蓋部、25……溝。
の主要部を示す断面図、第3図〜第5図はそれぞれ従来
のコネクタの一例の説明に供される分解斜視図,部分拡
大図,及び第3図のV−V線に従う断面図である。 1……コネクタ、2……コネクタ本体、3……モールド
基体、4……カバー部材、5……コンタクト部、9……
ケーブル、11……ソケット金具、11a……かしめ部、14
……電線、14a……はみ出し部、15……仕切り壁、20…
…蓋部、25……溝。
Claims (1)
- 【請求項1】コネクタ本体と、このコネクタ本体に並設
され、接続ケーブルの端末分岐電線にかしめられて固定
されたコンタクト金具が組み込まれる複数のコンタクト
部と、上記コンタクト金具のかしめ部を覆うように被せ
られる蓋部とを具備し、上記コンタクト金具の隣合うか
しめ部間を仕切るように上記コネクタ本体側に仕切り壁
が立設されるとともに、この仕切り壁に嵌合する溝が上
記蓋部に設けられていることを特徴とするコネクタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11323290U JP2510216Y2 (ja) | 1990-10-29 | 1990-10-29 | コネクタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11323290U JP2510216Y2 (ja) | 1990-10-29 | 1990-10-29 | コネクタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0469866U JPH0469866U (ja) | 1992-06-19 |
JP2510216Y2 true JP2510216Y2 (ja) | 1996-09-11 |
Family
ID=31860791
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11323290U Expired - Fee Related JP2510216Y2 (ja) | 1990-10-29 | 1990-10-29 | コネクタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2510216Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3412201B2 (ja) * | 1993-08-20 | 2003-06-03 | 住友電装株式会社 | ノイズフィルタ |
-
1990
- 1990-10-29 JP JP11323290U patent/JP2510216Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0469866U (ja) | 1992-06-19 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |