JP4153366B2 - 圧接コネクタ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、自動車等に用いられるフラットケーブルからなるワイヤハーネスに圧接される圧接端子を備える圧接コネクタに関し、特に電線との圧接作業を容易にすることができる圧接コネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、電線の被覆を破ることにより電線との導通を図る圧接部を有する圧接端子を収容した圧接コネクタにワイヤハーネスの電線を圧接する場合、圧接専用の治具などを用いた圧接作業が行われている(例えば、特許文献1参照。)。
また、複数の電線を平面状に並設した構造からなるフラットケーブルから構成されるフラットハーネスの電線を圧接コネクタに圧接する場合にも、圧接専用の治具などが用いられることがある(例えば、特許文献2参照。)。
【0003】
【特許文献1】
実開平7−41982号公報(第6頁、第7−9図)
【特許文献2】
特開平10−134861号公報(第3−4頁、第1−7図)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特許文献1及び特許文献2に記載の圧接コネクタでは、電線の圧接に圧接専用の治具が必要となると共に、特に特許文献2の圧接コネクタでは、各圧接端子の圧接部にフラットハーネスの電線を位置合わせを行ってから圧接しなければならないため、圧接作業が繁雑となるという問題がある。
【0005】
この発明は、このような問題点に鑑みてなされたもので、圧接コネクタに収容された圧接端子への電線の圧接作業を容易にすると共に圧接端子を確実にコネクタハウジングに固定ことができる圧接コネクタを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この発明に係る圧接コネクタは、複数の電線を平面状に並設したフラットケーブルと圧接される金属製の複数の圧接端子と、これら複数の圧接端子を収容する複数の端子収容孔を有するコネクタハウジングと、このコネクタハウジングに嵌合されると共に嵌合前の状態では前記フラットケーブルを嵌合方向と直交する方向に沿って直線状に保持するリテーナとを備え、前記複数の圧接端子は、前記端子収容孔内に収容され、相手方接続端子と嵌合する嵌合接続部と、この嵌合接続部の基端側に形成されるとともに前記端子収容孔外に位置し、前記電線が挿入されるスリット部を有する圧接部と、垂直に屈曲してこれら嵌合接続部及び圧接部の間を両者が同一直線上に並ばないように連結する端子本体部とをそれぞれ備えて構成され、前記コネクタハウジングは、前記相手方接続端子を収容した他のコネクタハウジングと嵌合するハウジング嵌合部と、前記複数の端子収容孔と連通すると共に前記リテーナが嵌合する環状のリテーナ嵌合壁が形成されたリテーナ嵌合部とを備えて構成され、前記リテーナは、前記リテーナ嵌合部への嵌合時に前記フラットケーブルをその嵌合方向に対して直交する面と平行に保持するケーブル保持部と、このケーブル保持部から突設され前記複数の端子収容孔を前記端子本体部と共に塞ぐようにそれぞれ前記複数の端子収容孔に挿入される収容孔挿入柱部とを備えて構成され、前記ケーブル保持部は、保持した前記フラットケーブルの一方の面側に前記嵌合時に前記リテーナ嵌合部内で前記圧接部に前記電線を挿入し圧接するための端子側開口部と備えてなることを特徴とする。
【0007】
この発明によれば、リテーナのケーブル保持部において、保持したフラットケーブルの一方の面側に圧接端子と圧接するための端子側開口部を備えたため、このリテーナをコネクタハウジングのリテーナ嵌合部に嵌合する(リテーナをコネクタハウジングに装着する)ことで、ケーブル保持部で保持したフラットケーブルの電線と圧接端子の圧接部とを容易に圧接することが可能となる。これにより、フラットケーブルと圧接端子との圧接作業を容易に行うことができる。
また、リテーナのケーブル保持部にコネクタハウジングの複数の端子収容孔に挿入される収容孔挿入柱部を備えたため、端子収容孔に収容された圧接端子を収容孔挿入柱部でコネクタハウジングに押さえ付け確実に取り付けることができる。
【0008】
なお、この圧接コネクタの、例えばそれぞれ対向する一対のリテーナ嵌合壁の内壁面とケーブル保持部の側面とには、嵌合時にフラットケーブルを屈曲した状態で保持するための凹部がそれぞれ形成されていると良い。このようにすれば、リテーナをコネクタハウジングに嵌合したときにケーブル保持部が保持したフラットケーブルを屈曲した状態で保持することができるため、フラットケーブルと圧接端子との圧接部分にいわゆるストレインリリーフ構造を具備することができる。
【0009】
そして、凹部が形成された内壁面及び側面以外のそれぞれ対向する他の一対の内壁面及び側面には、リテーナとリテーナ嵌合部との嵌合状態を保持するためのリテーナ係止部が形成されており、リテーナ係止部は、内壁面及び側面のいずれか一方に形成されたリテーナ係止突起と、いずれか他方に形成されたリテーナ係止突起と係合するリテーナ係止凹部とから構成されている。
【0010】
なお、圧接コネクタは、例えばコネクタハウジングとリテーナとの嵌合部分に形成され両者を電線と圧接部との圧接部分と共に封止固定する樹脂モールド部を更に備えていても良く、この場合、ケーブル保持部は、例えば保持したフラットケーブルの他方の面側にリテーナ嵌合部内に樹脂モールド部を形成するモールド樹脂を充填するための注入開口部を更に備えてなる。
【0011】
また、リテーナのケーブル保持部は、例えばフラットケーブルを介して対向配置されフラットケーブルをその厚さ方向に挟み込んで挟持固定する複数の挟持部材と、これら複数の挟持部材の一方の端部同士を結合するヒンジ部と、複数の挟持部材の他方の端部同士を係合して固定する係合部とを一体的に形成して構成されており、係合部は、複数の挟持部材のうちの一方の挟持部材の他方の端部に形成された係合凹部と、複数の挟持部材のうちの他方の挟持部材の他方の端部に形成された、係合凹部と係合する係合突起部を有するプレート係合片部とから構成されている。
【0012】
また、複数の挟持部材は、例えばフラットケーブルとの対向面にフラットケーブルを構成する各電線の被覆外周径に合わせて形成された、各電線の芯線方向に延び各電線の配列方向に複数配列形成された固定溝部を備える。
【0013】
なお、圧接コネクタは、例えばリテーナ嵌合壁の外壁面に嵌る壁部を有しリテーナ嵌合部を覆う形状に形成された蓋部を更に備えて構成され、蓋部は、内壁面及び側面の凹部で保持されたフラットケーブルをそのままの状態でコネクタハウジングの基端方向に露出するための切欠部及びフラットケーブルを180°折り返した状態でコネクタハウジングの先端方向に露出するための間隙部の少なくとも1つを備えて構成されている。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、添付の図面を参照して、この発明の好ましい実施の形態を説明する。
図1〜図3は、この発明の一実施形態に係る圧接コネクタを説明するための斜視図、図4は、この圧接コネクタのリテーナの展開斜視図、図5は、図3のA−A´断面図、図6は、図3のB−B´断面図である。
圧接コネクタ1は、主に例えば樹脂成型部材からなるコネクタハウジング10と、このコネクタハウジング10に装着(嵌合)されると共に嵌合前の状態ではフラットケーブル40を嵌合方向と交差する方向に沿って直線状に保持する同じく樹脂成型部材からなるリテーナ20とを備え、更にこれらの嵌合部分にコネクタハウジング10及びリテーナ20を封止固定する後述する樹脂モールド部80(図3参照)を形成して構成されている。
【0015】
コネクタハウジング10は、主に金属製の複数の圧接端子30を内部に収容する複数の端子収容孔11(図5及び図6参照)と、ハウジング先端側に圧接端子30と接続する相手方接続端子(図示せず)を内部に収容した他のコネクタハウジングと嵌合するハウジング嵌合部12(図5及び図6参照)と、ハウジング基端側に端子収容孔11と連通し環状のリテーナ嵌合壁13が形成された、リテーナ20が内部に嵌合するリテーナ嵌合部14とを備えて構成されている。
【0016】
なお、リテーナ20に保持されるフラットケーブル40は、この例では絶縁被覆41に芯線42が覆われた複数の電線43を平面状に並設し、各電線43間を絶縁被覆41と同じく絶縁樹脂からなるブリッジ部44で連結した構造からなり、可撓性を備える。そして、圧接端子30の後述する圧接部との圧接を容易にするために、少なくともリテーナ20に保持される部分には、ブリッジ部44に該当する部分にスリット45が形成されている。ここで、このフラットケーブル40としては、単体からなる複数の電線43を平面状に並設したものでも良い。
【0017】
また、コネクタハウジング10の端子収容孔11に収容される圧接端子30は、図5に示すように、例えば相手方接続端子が嵌合する筒状の嵌合接続部31と、この嵌合接続部31の基端側に形成されフラットケーブル40の電線43が挿入されるスリット部32を有する圧接部33と、これら嵌合接続部31及び圧接部33の間を両者が同一直線上に並ばないように連結する端子本体部34とを備えて構成されている。なお、嵌合接続部31には、例えば相手方接続端子との接続状態を良好にするための弾性接触片35が形成されている。
【0018】
一方、リテーナ20は、コネクタハウジング10のリテーナ嵌合部14への嵌合時にフラットケーブル40をその嵌合方向に対して直交する面と平行に保持する枠状のケーブル保持部21と、このケーブル保持部21から突設されコネクタハウジング10の端子収容孔11を塞ぐように端子収容孔11に挿入される収容孔挿入柱部22とを備えて構成されている。この例のケーブル保持部21は、例えばフラットケーブル40を介して対向配置されフラットケーブル40をその厚さ方向に挟み込んで挟持固定する矩形枠状の第1及び第2挟持部材23,24(図4参照)と、これら第1及び第2挟持部材23,24の一方の端部同士を結合するヒンジ部25と、第1及び第2挟持部材23,24の他方の端部同士を係合して固定する係合部26とを一体的に形成して構成されている。なお、係合部26は、第1挟持部材23のヒンジ部25側と反対側の端部に形成された係合凹部27と、第2挟持部材24のヒンジ部25側と反対側の端部に形成された、係合凹部27と係合する係合突起部28を有する係合片部29とから構成されている。ここで、第1及び第2挟持部材23,24は、ヒンジ部25で一体的に連結された構造以外に両者を着脱可能に分割することができる構造からなるものでも良い。
【0019】
このケーブル保持部21の第1挟持部材23には、例えば後述する樹脂モールド部80を形成するモールド樹脂を充填するための注入開口部23aが形成され、第2挟持部材24には、例えば圧接端子30の圧接部33にフラットケーブル40の電線43を挿入して圧接するための端子側開口部24aが形成されている。そして、第1及び第2挟持部材23,24のそれぞれの対向端部には、例えばフラットケーブル40を構成する各電線43の被覆外周径に合わせて形成された各電線43の芯線方向に延びると共に各電線43の配列方向に複数配列形成された固定溝部21cが備えられている。
【0020】
また、このケーブル保持部21の第1挟持部材23の一対の側面には、フラットケーブル40の電線43の被覆外周径に合わせて形成されたリテーナ側凹部21aが複数形成されており、コネクタハウジング10のリテーナ嵌合部14におけるこれらリテーナ側凹部21aと対向するリテーナ嵌合壁13の一対の内壁面には、同じくフラットケーブル40の電線43の被覆外周径に合わせて形成されたハウジング側凹部13aが複数形成されている。これらリテーナ側凹部21a及びハウジング側凹部13aでリテーナ20のリテーナ嵌合部14への嵌合時にケーブル保持部21がその嵌合方向に対して直交する面と平行に保持していたフラットケーブル40を図2に示すように屈曲した状態に保持するため、圧接端子30の圧接部33とフラットケーブル40の電線43との圧接部分に対していわゆるストレインリリーフ構造を具備させることが可能となる。
【0021】
なお、ケーブル保持部21とリテーナ嵌合壁13におけるリテーナ側凹部21aとハウジング側凹部13aとが形成された以外の側面及び内壁面には、リテーナ係止部が形成されている。このリテーナ係止部は、例えばケーブル保持部21の第1挟持部材23の側面に形成されたリテーナ係止突起21bと、リテーナ嵌合壁13の内壁面に形成されたリテーナ係止突起21bと係合するリテーナ係止凹部13bとから構成されている。このリテーナ係止部により、リテーナ20とコネクタハウジング10との嵌合状態を確実に継続させることができる。
【0022】
こうして、フラットケーブル40を保持したリテーナ20をコネクタハウジング10のリテーナ嵌合部14に嵌合し、リテーナ20とリテーナ嵌合部14とを電線43と圧接部33との圧接部分と共に樹脂モールド部80で封止固定すれば、リテーナ20とコネクタハウジング10とを更に確実に固定することができる。このとき、モールド樹脂はリテーナ20のケーブル保持部21の第1挟持部材23に形成された注入開口部23aからリテーナ嵌合部14内を満たすように充填される。なお、リテーナ20にはケーブル保持部21の第2挟持部材24に、端子収容孔11を塞ぐ収容孔挿入柱部22が備えられているため、注入開口部23aから充填されたモールド樹脂が端子収容孔11内に入り圧接端子30の嵌合接続部31を塞いでしまう不具合が発生することはない。また、収容孔挿入柱部22が端子収容孔11に収容された圧接端子30を端子収容孔11の内孔面に押さえ付けるため、圧接端子30をコネクタハウジング10に確実に固定することができる。
【0023】
このように構成された圧接コネクタ1では、フラットケーブル40を保持したリテーナ20をコネクタハウジング10に装着するだけで、フラットケーブル40の電線43を圧接端子30の圧接部33に挿入して圧接することができると共に、圧接端子30をコネクタハウジング10に固定することができる。また、フラットケーブル40を屈曲した状態で保持し、いわゆるストレインリリーフ構造を具備することができるため、圧接作業を容易にしつつフラットケーブル40への引っ張り力に強い圧接コネクタ1を実現することができる。
【0024】
なお、図3に示すように、リテーナ20とコネクタハウジング10とで屈曲状態に保持されたフラットケーブル40をリテーナ嵌合壁13の周縁部で再び折り曲げるようにすれば、更に強いストレインリリーフ構造を具備することができる。また、図5に示すように、圧接コネクタ1は、リテーナ嵌合壁13の外壁面に嵌る壁部91を有するリテーナ嵌合部14を覆う形状の蓋部90を更に備えて構成されていても良い。蓋部90を備えれば、リテーナ20とコネクタハウジング10との嵌合部分を保護することができる。この場合、蓋部90には、リテーナ嵌合壁13の内壁面のハウジング側凹部13aとケーブル保持部21の側面のリテーナ側凹部21aとで屈曲状態に保持したフラットケーブル40をそのままの状態でコネクタハウジング10の基端方向に露出するための切欠部92や、180°折り返した状態でコネクタハウジング10の先端方向に露出するための間隙部93が形成されていても良い。切欠部92や間隙部93でリテーナ20によりコネクタハウジング10の圧接端子30に圧接されたフラットケーブル40の配線方向を、ストレインリリーフ構造を具備したまま任意の方向に変更したり設定したりすることが可能となる。
【0025】
【発明の効果】
以上述べたように、この発明によれば、リテーナのケーブル保持部において、保持したフラットケーブルの一方の面側に圧接端子と圧接するための端子側開口部を備えたため、このリテーナをコネクタハウジングのリテーナ嵌合部に嵌合する(リテーナをコネクタハウジングに装着する)ことで、ケーブル保持部で保持したフラットケーブルの電線と圧接端子の圧接部とを容易に圧接することが可能となる。これにより、フラットケーブルと圧接端子との圧接作業を容易に行うことができる。
【0026】
また、リテーナのケーブル保持部にコネクタハウジングの複数の端子収容孔に挿入される収容孔挿入柱部を備えたため、端子収容孔に収容された圧接端子を収容孔挿入柱部でコネクタハウジングに押さえ付け確実に取り付けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施形態に係る圧接コネクタを説明するための斜視図である。
【図2】 同圧接コネクタを説明するための斜視図である。
【図3】 同圧接コネクタを説明するための斜視図である。
【図4】 同圧接コネクタのリテーナの展開斜視図である。
【図5】 図3のA−A´断面図である。
【図6】 図3のB−B´断面図である。
【符号の説明】
1…圧接コネクタ、10…コネクタハウジング、11…端子収容孔、12…ハウジング嵌合部、13…リテーナ嵌合壁、13a…ハウジング側凹部、14…リテーナ嵌合部、20…リテーナ、21…ケーブル保持部、21a…リテーナ側凹部、22…収容孔挿入柱部、23…第1挟持部材、24…第2挟持部材、25…ヒンジ部、26…係合部、30…圧接端子、31…嵌合接続部、33…圧接部、34…端子本体部、40…フラットケーブル、80…樹脂モールド部、90…蓋部。

Claims (7)

  1. 複数の電線を平面状に並設したフラットケーブルと圧接される金属製の複数の圧接端子と、
    これら複数の圧接端子を収容する複数の端子収容孔を有するコネクタハウジングと、
    このコネクタハウジングに嵌合されると共に嵌合前の状態では前記フラットケーブルを嵌合方向と直交する方向に沿って直線状に保持するリテーナと
    を備え、
    前記複数の圧接端子は、
    前記端子収容孔内に収容され、相手方接続端子と嵌合する嵌合接続部と、この嵌合接続部の基端側に形成されるとともに前記端子収容孔の外に位置し、前記電線が挿入されるスリット部を有する圧接部と、垂直に屈曲してこれら嵌合接続部及び圧接部の間を両者が同一直線上に並ばないように連結する端子本体部とをそれぞれ備えて構成され、
    前記コネクタハウジングは、
    前記相手方接続端子を収容した他のコネクタハウジングと嵌合するハウジング嵌合部と、前記複数の端子収容孔と連通すると共に前記リテーナが嵌合する環状のリテーナ嵌合壁が形成されたリテーナ嵌合部とを備えて構成され、
    前記リテーナは、
    前記リテーナ嵌合部への嵌合時に前記フラットケーブルをその嵌合方向に対して直交する面と平行に保持するケーブル保持部と、このケーブル保持部から突設され前記複数の端子収容孔を前記端子本体部と共に塞ぐようにそれぞれ前記複数の端子収容孔に挿入される収容孔挿入柱部とを備えて構成され、
    前記ケーブル保持部は、
    保持した前記フラットケーブルの一方の面側に前記嵌合時に前記リテーナ嵌合部内で前記圧接部に前記電線を挿入し圧接するための端子側開口部と備えてなる
    ことを特徴とする圧接コネクタ。
  2. それぞれ対向する一対の前記リテーナ嵌合壁の内壁面と前記ケーブル保持部の側面とには、前記嵌合時に前記フラットケーブルを屈曲した状態で保持するための凹部がそれぞれ形成されている
    ことを特徴とする請求項1記載の圧接コネクタ。
  3. 前記凹部が形成された前記内壁面及び前記側面以外のそれぞれ対向する他の一対の前記内壁面及び側面には、前記リテーナと前記リテーナ嵌合部との嵌合状態を保持するためのリテーナ係止部が形成され、
    前記リテーナ係止部は、前記内壁面及び前記側面のいずれか一方に形成されたリテーナ係止突起と、いずれか他方に形成された前記リテーナ係止突起と係合するリテーナ係止凹部とから構成されている
    ことを特徴とする請求項2記載の圧接コネクタ。
  4. 前記コネクタハウジングと前記リテーナとの嵌合部分に形成され両者を前記電線と前記圧接部との圧接部分と共に封止固定する樹脂モールド部を更に備え、
    前記ケーブル保持部は、保持した前記フラットケーブルの他方の面側に前記リテーナ嵌合部内に前記樹脂モールド部を形成するモールド樹脂を充填するための注入開口部を更に備えてなる
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項記載の圧接コネクタ。
  5. 前記ケーブル保持部は、前記フラットケーブルを介して対向配置され前記フラットケーブルをその厚さ方向に挟み込んで挟持固定する複数の挟持部材と、
    これら複数の挟持部材の一方の端部同士を結合するヒンジ部と、
    前記複数の挟持部材の他方の端部同士を係合して固定する係合部とを一体的に形成して構成され、
    前記係合部は、
    前記複数の挟持部材のうちの一方の挟持部材の前記他方の端部に形成された係合凹部と、
    前記複数の挟持部材のうちの他方の挟持部材の前記他方の端部に形成された、前記係合凹部と係合する係合突起部を有する係合片部とから構成されている
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項記載の圧接コネクタ。
  6. 前記複数の挟持部材は、
    前記フラットケーブルとの対向面に前記フラットケーブルを構成する各電線の被覆外周径に合わせて形成された、前記各電線の芯線方向に延び前記各電線の配列方向に複数配列形成された固定溝部を備える
    ことを特徴とする請求項5記載の圧接コネクタ。
  7. 前記リテーナ嵌合壁の外壁面に嵌まる壁部を有し前記リテーナ嵌合部を覆う形状に形成された蓋部を更に備えて構成され、
    前記蓋部は、前記内壁面及び前記側面の凹部で保持された前記フラットケーブルをそのままの状態で前記コネクタハウジングの基端方向に露出するための切欠部及び前記フラットケーブルを180°折り返した状態で前記コネクタハウジングの先端方向に露出するための間隙部の少なくとも1つを備えて構成されている
    ことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項記載の圧接コネクタ。
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