JP3374837B2 - スタックトキャパシタ型dramの製造方法 - Google Patents

スタックトキャパシタ型dramの製造方法

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JP3374837B2 JP2000256456A JP2000256456A JP3374837B2 JP 3374837 B2 JP3374837 B2 JP 3374837B2 JP 2000256456 A JP2000256456 A JP 2000256456A JP 2000256456 A JP2000256456 A JP 2000256456A JP 3374837 B2 JP3374837 B2 JP 3374837B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はスタックトキャパシ
タ型DRAM、特にビットラインがワードラインよりも
上層でスタックトキャパシタの下部電極よりも下層にさ
れたスタックトキャパシタ型DRAMの製造方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】スタックトキャパシタ型DRAMは、一
般に、スイッチングトランジスタとなるMOSトランジ
スタの形成後、スタックトキャパシタを形成し、その
後、ビットラインを形成するという方法で製造された。
従って、ワードライン、スタックトキャパシタのストレ
ージノード(下部電極)、プレート電極(スタックトキ
ャパシタの上部電極)、ビットラインの順序で層が上に
なっている。
【0003】しかし、近年、スタックトキャパシタより
も先にビットラインを形成したスタックトキャパシタ型
DRAMが開発された。図8(A)、(B)はそのよう
なスタックトキャパシタ型DRAMを示すものであり、
同図(A)は平面図、同図(B)は同図(A)のB−B
線に沿う断面図である。
【0004】同図において、aはp型半導体基板、b、
c、cは該半導体基板aの表面部に選択的に形成された
型拡散層で、スイッチングトランジスタのソース・
ドレイン領域を成す。拡散層bはビットラインと接続さ
れるソース・ドレイン領域、拡散層c、cはストレージ
ノード(スタックトキャパシタの下部電極)と接続され
るソース・ドレイン領域である。
【0005】dはゲート絶縁膜、eは多結晶シリコンか
らなるワードライン、fは層間絶縁膜、gは多結晶シリ
コンからなるビットライン、hはビットコンタクトホー
ル、iは層間絶縁膜、jは多結晶シリコンからなるスト
レージノード(スタックトキャパシタの下部電極)、k
はノードコンタクトホール、1はスタックトキャパシタ
の誘電体を成す誘電体膜、mはプレート電極(スタック
トキャパシタの上部電極)で、メモリセルアレイ上に全
面的に形成されている。
【0006】このようなスタックトキャパシタ型DRA
Mは、ビットライン間をストレージノードjやプレート
電極mによって静電的にシールドすることができるので
ビット線シールドスタックトキャパシタ型DRAMと称
され、更にはDASHと略称される(IEEE TRA
NSACTIONS ON ELECTRON DEV
ICES.VOL.37.NO.3.MARCH 19
90)。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述した図8に示すス
タックトキャパシタ型DRAMは、ビットライン間をス
トレージノードやプレート電極によって静電的にシール
ドすることができるという利点を有するのでDRAMの
主流となる可能性を有する。しかし、16Mビット、6
4Mビット更には128Mビットという記憶容量増大の
要求に応えることは難しい。というのは、その要求に応
えるにはセルサイズを相当に縮小しなければならず、通
常の技術ではそれが不可能だからである。
【0008】そのため、ビットコンタクト部及びノード
コンタクト部をセルフアラインコンタクト技術を駆使し
て形成することが好ましいと一応はいえる。このセルフ
アラインコンタクト技術を説明すると、ワードライン
e、e、…を形成した後該ワードラインe、e、…上に
適宜な厚さのダミー膜を形成し、その後サイドウォール
技術により絶縁膜からなるサイドウォールを形成し、サ
イドウォール間に生じる間隙をコンタクトホールとして
利用してビットラインgと拡散層bとのコンタクト、即
ち、ビットコンタクトをとる。そして、ビットライン
g、g、…の形成後該ビットラインg、g、…上に適宜
な厚さの絶縁膜jを層間絶縁膜として形成し、その後サ
イドウォール技術を駆使してビットラインg、g、…の
側面に絶縁膜からなるサイドウォールを形成し、しかる
後、ストレージノードjを形成するというものである。
【0009】しかしながら、このような技術によれば、
加工性が悪く、層間耐圧不良が起き易いという問題があ
る。というのは、ビットラインiの側面のサイドウォー
ルはそれと同じ材質からなる層間絶縁膜fを下地として
形成され、サイドウォール形成のための異方性エッチン
グの際にエッチングストッパとなるものがなく、その異
方性エッチングにより層間絶縁膜fが侵蝕されてしまう
可能性があるからである。
【0010】だからといって、それに代えて通常のアラ
インコンタクト技術、即ち、下地配線に対して一定距離
をおいてパターニングできる大きさのコンタクトホール
を形成するという技術によれば、加工性が悪く耐圧低下
の虞れがあるという問題は解決できるが、フォトレジス
トを用いての微細加工技術の限界を越えて微細なコンタ
クトホールを形成することができず、セルフサイズが大
幅に大きくなってしまうのである。
【0011】本発明はこのような問題点を解決すべく為
されたものであり、層間耐圧を確保しつつメモリセルの
小型化を図ることができるスタックトキャパシタ型DR
AMの製造方法を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明スタックトキャパ
シタ型DRAMの製造方法は、上記問題点を解決するた
め、ビットコンタクトを、層間絶縁膜上にダミー膜を形
成し(、その後、該ダミー膜上にエッチングストッパ及
び終点検出用多結晶シリコン層を形成しても良い。)、
該ダミー膜(及び上記エッチングストッパ及び終点検出
用多結晶シリコン層)にフォトレジスト膜をマスクとす
るエッチングにより開口を形成し、該開口の内周面にサ
イドウォールを形成し、該サイドウォールをマスクとす
る上記層間絶縁膜の選択的エッチングにより上記開口よ
り径の小さな開口を形成し、上記ダミー膜及び上記サイ
ドウォールを除去し、その後、ビットラインを成す配線
膜を形成する方法でとり、ノードコンタクトを、ストレ
ージノードを成す配線膜の形成後、該配線膜のノードコ
ンタクト形成部に形成した開口内にサイドウォールを形
成することにより内径を小さくしたノードコンタクトホ
ールを形成し、その後、下部電極を形成するという方法
でとるものである。
【0013】本発明スタックトキャパシタ型DRAMの
製造方法によれば、ビットコンタクトを、層間絶縁膜上
にダミー膜を形成し、該ダミー膜にフォトレジスト膜を
マスクとするエッチングにより開口を形成し、該開口の
内周面にサイドウォールを形成し、該サイドウォールを
マスクとする上記層間絶縁膜の選択的エッチングにより
上記開口より径の小さな開口を形成し、上記ダミー膜及
び上記サイドウォールを除去し、その後、ビットライン
を成す配線膜を形成する方法でとるので、開口の内側面
にダミー膜の厚さに対応した幅を有するサイドウォール
を形成することにより内径を必要なだけ小さくしたビッ
トコンタクトホールを形成することができ、フォトレジ
ストを用いての微細加工技術の限界を任意の量だけ越え
て微細化したビットコンタクトホールを形成することが
できる。
【0014】そして、ダミー膜の形成後、該ダミー膜上
にエッチングストッパ及び終点検出用多結晶シリコン層
を形成するようにした場合には、該ダミー膜の開口の内
側面にサイドウォールを形成する異方性エッチングの際
に、その多結晶シリコン層をエッチングストッパ及び終
点検出に用いることができ、サイドウォールを高い信頼
度で形成することができる。
【0015】また、ノードコンタクトについても、スト
レージノードを成す配線膜の形成後、該配線膜のノード
コンタクト形成部に形成した開口にサイドウォールを形
成することにより内径を小さくしたノードコンタクトホ
ールを形成し、その後、下部電極を形成するという方法
でコンタクトをとるので、内側面にノードコンタクトを
成す配線膜の厚さに対応した幅を有するサイドウォール
を形成することにより内径を必要なだけ小さくしたノー
ドコンタクトホールを形成することができる。従って、
フォトレジストを用いての微細加工技術の限界を任意の
量だけ越えて微細化したノードコンタクトホールを形成
することができる。
【0016】
【実施例】以下、本発明スタックトキャパシタ型DRA
Mの製造方法を図示実施例に従って詳細に説明する。図
1及び図2は本発明スタックトキャパシタ型DRAMの
製造方法の一つの実施例により製造されるスタックトキ
ャパシタ型DRAMの一例を示すもので、図1は平面
図、図2は図1の2−2線に沿う断面図である。
【0017】図面において、1はp型半導体基板、2は
半導体基板1の表面部の選択酸化により形成されたフィ
ールド絶縁膜、3はゲート絶縁膜、4はポリサイドから
なるワードライン(ゲート電極)、5はワードライン4
の側面に形成されたSiOからなるサイドウォール、
6a、6bはソース・ドレイン領域を成す拡散層で、6
aはビットラインと接続された拡散層、6bはストレー
ジノードと接続された拡散層、7はSiOとPSGと
からなる二層構造の層間絶縁膜、8は該層間絶縁膜7に
形成されたビットコンタクトホールであり、開口にサイ
ドウォールを形成することにより内径を小径にするとい
う技術により形成されており、層間絶縁膜7に対するフ
ォトエッチング処理により形成されているのではない。
尚、このビットコンタクトホール8の形成は、後におけ
る図3〜図6に従っての説明において明らかにされる。
【0018】9はポリサイドからなるビットラインで、
多結晶シリコン膜9aとシリサイド膜9bからなる。該
ビットライン9、特にその多結晶シリコン膜9aが上記
ビットコンタクトホール8を通して拡散層6aに接続さ
れている。10は層間絶縁膜で、SiOとPSGとか
らなる。11は層間絶縁膜10及び上記層間絶縁膜7に
形成されたノードコンタクトホールで、これも開口にサ
イドウォールを形成することにより内径を小径にすると
いう技術により形成されている。
【0019】12は多結晶シリコンからなるストレージ
ノード、13は該ストレージノード12の側面に形成さ
れたサイドウォールで、上記小径のノードコンタクトホ
ール11の形成に寄与したサイドウォールがこれであ
り、SiOとPSGからなる。14はストレージノー
ド12と拡散層6bとの間を接続する多結晶シリコン層
であり、ノードコンタクトホール11を通して拡散層6
bに接続されている。15は誘電体膜、16はメモリセ
ルアレイ上に全面的に形成されたプレート電極である。
【0020】このようなスタックトキャパシタ型DRA
Mによれば、ビットコンタクトホール8及びノードコン
タクト11が共に開口にサイドウォールを形成すること
により内径を小さくしたコンタクトホールを形成すると
いう技術により形成されており、フォトレジストを用い
ての微細加工技術の限界を越えて微細なコンタクトホー
ルを形成することができる。従って、ワードライン間の
間隔をより小さくすることができ、メモリセルサイズを
小さくすることができる。
【0021】図3(A)乃至(E)、図4(F)乃至
(J)、図5(K)乃至(N)及び図6(O)乃至
(R)は第1図及び第2図に示したスタックトキャパシ
タ型DRAMの製造方法の工程(A)乃至(R)を順に
示す断面図である。 (A)従来のスタックトキャパシタ型DRAMの製造方
法と同様の方法でスイッチングトランジスタを形成す
る。図3(A)はスイッチングトランジスタの拡散層6
a、6bの形成後の状態を示す。
【0022】(B)次に、層間絶縁膜7を表面に形成
し、更に該層間絶縁膜7上にエッチングストップ及びエ
ッチング終点検出用多結晶シリコン膜17を形成し、該
多結晶シリコン膜17上にダミーSiO膜18を形成
する。図3(B)はダミーSiO膜18形成後の状態
を示す。 (C)次に、フォトレジスト膜19をマスクとするエッ
チングにより同図(C)に示すようにダミーSiO
18のビットコンタクトをとるべき位置に開口20を形
成する。dはこの開口20の径である。
【0023】(D)次に、同図(D)に示すように、上
記開口20の内周面にSiOからなるサイドウォール
21を形成する。このサイドウォール21は例えばSi
とシリコンナイトライドからなる。 (E)次に、同図(E)に示すように、上記エッチング
ストップ及びエッチング終点検出用多結晶シリコン膜1
7を、上記ダミーSiO膜18及びサイドウォール2
1をマスクとしてエッチングする。
【0024】(F)次に、図4(F)に示すように、S
iOをエッチバックすることによりダミーSiO
18及びサイドウォール21を除去すると共にビットコ
ンタクトホール8を形成する。このビットコンタクトホ
ール8の径は上記開口20の径dよりも相当に小さくな
る。 (G)次に、同図(G)に示すように多結晶シリコン膜
9aを形成する。該多結晶シリコン膜9aはビットコン
タクトホール8にて拡散層6aとコンタクトし、また、
上記エッチングストップ及びエッチング終点検出用多結
晶シリコン膜17と一体化してポリサイドからなるビッ
トライン9を構成する多結晶シリコン膜となるのであ
る。
【0025】(H)次に、同図(H)に示すようにビッ
トライン9を構成するシリサイド膜9bを形成する。 (I)次に、同図(I)に示すようにレジスト膜22を
マスクとして多結晶シリコン膜9a及びシリサイド膜9
bを選択的にエッチングすることによりビットライン9
を形成する。 (J)次に、同図(J)に示すように、SiO及びP
SGからなる層間絶縁膜10を形成する。
【0026】(K)次に、図5(K)に示すように、ス
トレージノードとなる多結晶シリコン膜12を形成す
る。 (L)次に、同図(L)に示すように、多結晶シリコン
膜12のノードコンタクトをとるべき部分をレジスト膜
23をマスクとする選択的エッチングにより除去する。
24はこのエッチングにより多結晶シリコン膜12のノ
ードコンタクトをとるべき部分に形成された開口であ
る。
【0027】(M)次に、同図(M)に示すように、多
結晶シリコン膜12の開口24の内側面にSiOとシ
リコンナイトライドからなるサイドウォール13を形成
する。 (N)次に、同図(N)に示すように、多結晶シリコン
膜12及びサイドウォール13をマスクとして層間絶縁
膜7及び10をエッチングすることによりノードコンタ
クトホール11を形成する。
【0028】(O)次に、図6(O)に示すように、多
結晶シリコン膜14を形成する。該多結晶シリコン膜1
4はノードコンタクトホール11にて拡散層6bとコン
タクトし、ストレージノード12ともコンタクトしてい
る。即ち、該多結晶シリコン膜14は拡散層6bとスト
レージノード12との間を電気的に接続する役目を果
す。 (P)次に、同図(P)に示すように、多結晶シリコン
膜14及び12を、レジスト膜25をマスクとするエッ
チングによりパターニングすることによりストレージノ
ード12を形成する。
【0029】(Q)次に、同図(Q)に示すように、誘
電体膜15を形成する。 (R)その後、同図(R)に示すように、多結晶シリコ
ンからなるプレート電極16を全面的に形成する。
【0030】尚、図3乃至図6に示す製造方法におい
て、図3(B)に示す工程(B)の終了後、薄い多結晶
シリコン膜を形成するようにしても良い。図7は該多結
晶シリコン膜26形成後にレジスト膜25を形成した状
態を示している。この多結晶シリコン膜26はサイドウ
ォール21の形成のための異方性エッチングの際のエッ
チングストッパ及び終点検出手段として利用できる。
【0031】
【発明の効果】本発明スタックトキャパシタ型DRAM
の製造方法は、ビットラインがワードラインよりも上層
でスタックトキャパシタの下部電極よりも下層にされた
スタックトキャパシタ型DRAMの製造方法において、
上記ビットラインと半導体基板表面部の拡散層とのコン
タクトであるビットコンタクトを、該層間絶縁膜上にダ
ミー膜を形成し、該ダミー膜のビットコンタクトをとる
べき位置に開口をフォトレジスト膜をマスクとするエッ
チングにより形成し、該開口の内周面にサイドウォール
を形成し、該サイドウォールをマスクとして上記層間絶
縁膜をエッチングすることにより上記開口より径の小さ
な開口を形成し、その後、上記ダミー膜及び上記サイド
ウォールを除去し、しかる後、ビットラインを成し上記
径の小さな開口を通じて上記拡散層と接続される配線層
を形成する方法でとり、上記スタックトキャパシタの下
部電極と半導体基板表面部の別の拡散層とのコンタクト
であるノードコンタクトを、ストレージノードを成す配
線膜の形成後、該配線膜のノードコンタクト形成部に形
成した開口にサイドウォールを形成することにより内径
を小さくしたノードコンタクトホールを形成し、その
後、該ノードコンタクトホールを通じて上記別の拡散層
に接続される下部電極を成す配線膜を形成するという方
法でとることを特徴とするものであり、上記ダミー膜の
形成後、該ダミー膜上に、エッチングストッパ及び終点
検出用多結晶シリコン層を形成するようにしても良い。
【0032】従って、本発明スタックトキャパシタ型D
RAMの製造方法によれば、ビットコンタクトを、層間
絶縁膜上にダミー膜を形成し、該ダミー膜にフォトレジ
スト膜をマスクとするエッチングにより開口を形成し、
該開口の内周面にサイドウォールを形成し、該サイドウ
ォールをマスクとする上記層間絶縁膜の選択的エッチン
グにより上記開口より径の小さな開口を形成し、上記ダ
ミー膜及び上記サイドウォールを除去し、その後、ビッ
トラインを成す配線膜を形成する方法でとるので、開口
の内側面にダミー膜の厚さに対応した幅を有するサイド
ウォールを形成することにより内径を必要なだけ小さく
したビットコンタクトホールを形成することができ、フ
ォトレジストを用いての微細加工技術の限界を任意の量
だけ越えて微細化したビットコンタクトホールを形成す
ることができる。
【0033】そして、ダミー膜の形成後、該ダミー膜上
にエッチングストッパ及び終点検出用多結晶シリコン層
を形成するようにした場合には、該ダミー膜の開口の内
側面にサイドウォールを形成する異方性エッチングの際
に、その多結晶シリコン層をエッチングストッパ及び終
点検出に用いることができ、サイドウォールを高い信頼
度で形成することができる。
【0034】また、ノードコンタクトについても、スト
レージノードを成す配線膜の形成後、該配線膜のノード
コンタクト形成部に形成した開口にサイドウォールを形
成することにより内径を小さくしたノードコンタクトホ
ールを形成し、その後、下部電極を形成するという方法
でコンタクトをとるので、内周面にノードコンタクトを
成す配線膜の厚さに対応した幅を有するサイドウォール
を形成することにより内径を必要なだけ小さくしたノー
ドコンタクトホールを形成することができる。従って、
フォトレジストを用いての微細加工技術の限界を任意の
量だけ越えて微細化したノードコンタクトホールを形成
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明スタックトキャパシタ型DRAMの製造
方法の一つの実施例により製造されるスタックトキャパ
シタ型DRAMの一例を示す平面図である。
【図2】図1の2−2線に沿う断面図である。
【図3】(A)〜(E)は本発明スタックトキャパシタ
型DRAMの製造方法の一つの実施例の工程(A)〜
(E)を示す断面図である。
【図4】(F)〜(J)は上記実施例の工程(F)〜
(J)を示す断面図である。
【図5】(K)〜(N)は上記実施例の工程(K)〜
(N)を示す断面図である。
【図6】(O)〜(R)は上記実施例の工程(O)〜
(R)を示す断面図である。
【図7】上記実施例と別の実施例を説明するための断面
図である。
【図8】(A)、(B)は従来のスタックトキャパシタ
型DPAMを示すもので、(A)は平面図、(B)は
(A)のB−B線に沿う断面図である。
【符号の説明】
1・・・半導体基板、4・・・ワードライン、 6a、
6b・・・拡散層、8・・・ビットコンタクトホール、
9(9a、9b)・・・ビットライン、11・・・ノー
ドコンタクトホール、12・・・ストレージノード(ス
タックトキャパシタの下部電極)、20・・・開口、2
4・・・開口、26・・・エッチングストッパ及び終点
検出用多結晶シリコン層。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/2842 H01L 27/108

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ビットラインがワードラインよりも上層
    でスタックトキャパシタの下部電極よりも下層にされた
    スタックトキャパシタ型DRAMの製造方法において、 上記ビットラインと半導体基板表面部の拡散層とのコン
    タクトであるビットコンタクトを、該層間絶縁膜上にダ
    ミー膜を形成し、該ダミー膜のビットコンタクトをとる
    べき位置に開口をフォトレジスト膜をマスクとするエッ
    チングにより形成し、該開口の内周面にサイドウォール
    を形成し、該サイドウォールをマスクとして上記層間絶
    縁膜をエッチングすることにより上記開口より径の小さ
    な開口を形成し、その後、上記ダミー膜及び上記サイド
    ウォールを除去し、しかる後、ビットラインを成し上記
    径の小さな開口を通じて上記拡散層と接続される配線層
    を形成する方法でとり、 上記スタックトキャパシタの下部電極と半導体基板表面
    部の別の拡散層とのコンタクトであるノードコンタクト
    を、ストレージノードを成す配線膜の形成後、該配線膜
    のノードコンタクト形成部に形成した開口内にサイドウ
    ォールを形成することにより内径を小さくしたノードコ
    ンタクトホールを形成し、その後、該ノードコンタクト
    ホールを通じて上記別の拡散層に接続される下部電極を
    成す配線膜を形成するという方法でとることを特徴とす
    るスタックトキャパシタ型DRAMの製造方法。
  2. 【請求項2】 ビットラインがワードラインよりも上層
    でスタックトキャパシタの下部電極よりも下層にされた
    スタックトキャパシタ型DRAMの製造方法において、 上記ビットラインと半導体基板表面部の拡散層とのコン
    タクトであるビットコンタクトを、該層間絶縁膜上にダ
    ミー膜を形成し、該ダミー膜上にエッチングストッパ及
    び終点検出用多結晶シリコン層を形成し、上記ダミー膜
    及び該エッチングストッパ及び終点検出用多結晶シリコ
    ン層のビットコンタクトをとるべき位置に開口をフォト
    レジスト膜をマスクとするエッチングにより形成し、該
    開口の内周面にサイドウォールを形成し、該サイドウォ
    ールをマスクとして上記層間絶縁膜をエッチングするこ
    とにより上記開口より径の小さな開口を形成し、その
    後、上記ダミー膜及び上記サイドウォールを除去し、し
    かる後、ビットラインを成し上記径の小さな開口を通じ
    て上記拡散層と接続される配線層を形成する方法でと
    り、 上記スタックトキャパシタの下部電極と半導体基板表面
    部の別の拡散層とのコンタクトであるノードコンタクト
    を、ストレージノードを成す配線膜の形成後、該配線膜
    のノードコンタクト形成部に形成した開口内にサイドウ
    ォールを形成することにより内径を小さくしたノードコ
    ンタクトホールを形成し、その後、該ノードコンタクト
    ホールを通じて上記別の拡散層に接続される下部電極を
    成す配線膜を形成するという方法でとることを特徴とす
    るスタックトキャパシタ型DRAMの製造方法。
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