JP3374739B2 - 車両用チャイルドシート検知システム - Google Patents
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- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
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- B60—VEHICLES IN GENERAL
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- B60R21/00—Arrangements or fittings on vehicles for protecting or preventing injuries to occupants or pedestrians in case of accidents or other traffic risks
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- B60R21/015—Electrical circuits for triggering passive safety arrangements, e.g. airbags, safety belt tighteners, in case of vehicle accidents or impending vehicle accidents including means for detecting the presence or position of passengers, passenger seats or child seats, and the related safety parameters therefor, e.g. speed or timing of airbag inflation in relation to occupant position or seat belt use
- B60R21/01556—Child-seat detection systems
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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- B60N2/00—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
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-
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Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は車両用チャイルドシ
ート検知システムに係り、特に助手席上に載置されたチ
ャイルドシートを検知するための車両用チャイルドシー
ト検知システムに関する。
ート検知システムに係り、特に助手席上に載置されたチ
ャイルドシートを検知するための車両用チャイルドシー
ト検知システムに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、助手席上に載置されたチャイルド
シートを検知するための車両用チャイルドシート検知シ
ステムがあり、その例が米国特許５４６８０１４号、独
国特許４４２６６７７号に記載されている。
シートを検知するための車両用チャイルドシート検知シ
ステムがあり、その例が米国特許５４６８０１４号、独
国特許４４２６６７７号に記載されている。
【０００３】図１２及び図１３に示される如く、これら
の発明に記載されているチャイルドシート１００には、
それぞれタングプレート１０２が設けれており、これら
のタングプレート１０２を、車体側（車載シート側）に
固定されたバックル１０４に挿入することによって、チ
ャイルドシート１００を車載シート１０６上に装着して
いる。このため、車載シート１０６上にチャイルドシー
ト１００が装着されているか否かの検知は、図１３に示
される如く、バックル１０４に内設されたスイッチ等の
チャイルドシート検知手段１０８によって検知するよう
になっている。
の発明に記載されているチャイルドシート１００には、
それぞれタングプレート１０２が設けれており、これら
のタングプレート１０２を、車体側（車載シート側）に
固定されたバックル１０４に挿入することによって、チ
ャイルドシート１００を車載シート１０６上に装着して
いる。このため、車載シート１０６上にチャイルドシー
ト１００が装着されているか否かの検知は、図１３に示
される如く、バックル１０４に内設されたスイッチ等の
チャイルドシート検知手段１０８によって検知するよう
になっている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな車両用チャイルドシート検知システムにおいては、
タングプレート１０２をバックル１０４に挿入する、所
謂、バックル−タング方式において、バックル１０４に
内設されたスイッチ等のチャイルドシート検知手段１０
８によって、チャイルドシート１００のタングプレート
１０２がバックル１０４に挿入されたことを検出する構
成となっている。
うな車両用チャイルドシート検知システムにおいては、
タングプレート１０２をバックル１０４に挿入する、所
謂、バックル−タング方式において、バックル１０４に
内設されたスイッチ等のチャイルドシート検知手段１０
８によって、チャイルドシート１００のタングプレート
１０２がバックル１０４に挿入されたことを検出する構
成となっている。
【０００５】このため、この構成では、チャイルドシー
ト側に設けたラッチ等の固定用アタッチメントを、車体
側（車載シート側）に固定された固定バーに連結するこ
とでチャイルドシートを車載シート上に装着する、所
謂、固定バー−ラッチ方式において、車載シート上に装
着されたチャイルドシートを検知することはできない。
ト側に設けたラッチ等の固定用アタッチメントを、車体
側（車載シート側）に固定された固定バーに連結するこ
とでチャイルドシートを車載シート上に装着する、所
謂、固定バー−ラッチ方式において、車載シート上に装
着されたチャイルドシートを検知することはできない。
【０００６】本発明は上記事実を考慮し、固定バー−ラ
ッチ方式においても、車載シート上に装着されたチャイ
ルドシートを検知可能な車両用チャイルドシート検知シ
ステムを得ることが目的である。
ッチ方式においても、車載シート上に装着されたチャイ
ルドシートを検知可能な車両用チャイルドシート検知シ
ステムを得ることが目的である。
【０００７】
【課題を解決するための手段】請求項１記載の本発明
は、チャイルドシートからシート幅方向に所定の間隔を
おいてシート前後方向に延びる固定用アタッチメント
を、車載シートに一体化した固定バーに解除可能に連結
することにより装着されるチャイルドシートを検知する
ための車両用チャイルドシート検知システムにおいて、
前記固定用アタッチメントのロックバーの前記固定バー
への連結に伴う動きを利用してチャイルドシート装着の
有無を検知するチャイルドシート検知手段が車体側に設
けられていることを特徴とする。
は、チャイルドシートからシート幅方向に所定の間隔を
おいてシート前後方向に延びる固定用アタッチメント
を、車載シートに一体化した固定バーに解除可能に連結
することにより装着されるチャイルドシートを検知する
ための車両用チャイルドシート検知システムにおいて、
前記固定用アタッチメントのロックバーの前記固定バー
への連結に伴う動きを利用してチャイルドシート装着の
有無を検知するチャイルドシート検知手段が車体側に設
けられていることを特徴とする。
【０００８】従って、チャイルドシートを車載シートに
装着する場合の、固定用アタッチメントのロックバーの
固定バーへの連結に伴う動きを、車体側に設けられてい
るチャイルドシート検知手段により検知し、車載シート
上に装着されたチャイルドシートの有無を検知する。こ
のため、固定バー−ラッチ方式においても、車載シート
上に装着されたチャイルドシートを確実に検知できる。
装着する場合の、固定用アタッチメントのロックバーの
固定バーへの連結に伴う動きを、車体側に設けられてい
るチャイルドシート検知手段により検知し、車載シート
上に装着されたチャイルドシートの有無を検知する。こ
のため、固定バー−ラッチ方式においても、車載シート
上に装着されたチャイルドシートを確実に検知できる。
【０００９】請求項２記載の本発明は、請求項１記載の
車両用チャイルドシート検知システムにおいて、前記固
定バーは車載シートの左右のシートフレーム間に架設さ
れており、前記チャイルドシート検知手段は前記固定バ
ーに平行に併設され前記固定用アッタチメントの間隔幅
以上の長さを有するロッドと、該ロッドの略中央部に配
設され、前記固定用アタッチメントのラッチにより前記
固定バーと前記ロッドの間隔が所定値以上となった場合
に作動するスイッチと、から成ることを特徴とする。
車両用チャイルドシート検知システムにおいて、前記固
定バーは車載シートの左右のシートフレーム間に架設さ
れており、前記チャイルドシート検知手段は前記固定バ
ーに平行に併設され前記固定用アッタチメントの間隔幅
以上の長さを有するロッドと、該ロッドの略中央部に配
設され、前記固定用アタッチメントのラッチにより前記
固定バーと前記ロッドの間隔が所定値以上となった場合
に作動するスイッチと、から成ることを特徴とする。
【００１０】従って、チャイルドシートを車載シートに
装着する場合に、チャイルドシートの固定用アタッチメ
ントを、車載シートに架設した固定バーに連結すると、
固定用アタッチメントのラッチが固定バーとロッドとの
間に侵入し、両者の間隔を広げる。この結果、固定バー
とロッドとの間隔が所定値以上になると、スイッチが作
動して、チャイルドシート有りの検知を行う。このた
め、簡単な構成でチャイルドシートの装着有無を検知す
ることができる。更に、スイッチが作動する固定バーと
ロッドの間隔を左右の固定用アタッチメントの両方が固
定バーに係合した場合の間隔に設定することで、１個の
スイッチでチャイルドシートが確実に装着されたか否か
を検知できる。
装着する場合に、チャイルドシートの固定用アタッチメ
ントを、車載シートに架設した固定バーに連結すると、
固定用アタッチメントのラッチが固定バーとロッドとの
間に侵入し、両者の間隔を広げる。この結果、固定バー
とロッドとの間隔が所定値以上になると、スイッチが作
動して、チャイルドシート有りの検知を行う。このた
め、簡単な構成でチャイルドシートの装着有無を検知す
ることができる。更に、スイッチが作動する固定バーと
ロッドの間隔を左右の固定用アタッチメントの両方が固
定バーに係合した場合の間隔に設定することで、１個の
スイッチでチャイルドシートが確実に装着されたか否か
を検知できる。
【００１１】請求項３記載の本発明は、請求項１記載の
車両用チャイルドシート検知システムにおいて、前記チ
ャイルドシート検知手段は左右のチャイルドシート固定
用アタッチメントの少なくとも一方に対向して設定され
ており、前記固定バーに取付けられた基体と、該基体内
に収納され付勢手段によって前記固定バー側に押圧され
ると共に前記固定用アタッチメントのラッチにより前記
固定バーと離間する方向へ移動される移動手段と、該移
動手段の移動により作動するスイッチと、から成ること
を特徴とする。
車両用チャイルドシート検知システムにおいて、前記チ
ャイルドシート検知手段は左右のチャイルドシート固定
用アタッチメントの少なくとも一方に対向して設定され
ており、前記固定バーに取付けられた基体と、該基体内
に収納され付勢手段によって前記固定バー側に押圧され
ると共に前記固定用アタッチメントのラッチにより前記
固定バーと離間する方向へ移動される移動手段と、該移
動手段の移動により作動するスイッチと、から成ること
を特徴とする。
【００１２】従って、チャイルドシートを車載シートに
装着する場合に、チャイルドシートの固定用アタッチメ
ントを固定バーに連結すると、付勢手段によって固定バ
ー側に押圧されている移動手段が、固定用アタッチメン
トのラッチにより固定バーと離間する方向へ移動移動さ
れる。この移動によって、スイッチが作動して、チャイ
ルドシート有りの検知を行う。従って、簡単な構成でチ
ャイルドシートの装着有無を確実に検知することができ
る。
装着する場合に、チャイルドシートの固定用アタッチメ
ントを固定バーに連結すると、付勢手段によって固定バ
ー側に押圧されている移動手段が、固定用アタッチメン
トのラッチにより固定バーと離間する方向へ移動移動さ
れる。この移動によって、スイッチが作動して、チャイ
ルドシート有りの検知を行う。従って、簡単な構成でチ
ャイルドシートの装着有無を確実に検知することができ
る。
【００１３】請求項４記載の本発明は、請求項１記載の
車両用チャイルドシート検知システムにおいて、前記固
定バーは車載シートの左右のシートフレーム間に架設さ
れており、前記チャイルドシート検知手段は前記固定バ
ーに平行に併設され前記固定用アッタチメントの係合部
位を通過するロッドと、該ロッドと前記固定バーとを連
結する連結手段と、前記ロッドに取付た歪測定手段と、
から成ることを特徴とする。
車両用チャイルドシート検知システムにおいて、前記固
定バーは車載シートの左右のシートフレーム間に架設さ
れており、前記チャイルドシート検知手段は前記固定バ
ーに平行に併設され前記固定用アッタチメントの係合部
位を通過するロッドと、該ロッドと前記固定バーとを連
結する連結手段と、前記ロッドに取付た歪測定手段と、
から成ることを特徴とする。
【００１４】従って、チャイルドシートを車載シートに
装着する場合に、チャイルドシートの固定用アタッチメ
ントを固定バーに連結すると、ロッドが撓み、このロッ
ドの撓みを歪測定手段により検知することによって、チ
ャイルドシート有りの検知を行う。従って、簡単な構成
でチャイルドシートの装着有無を確実に検知することが
できる。
装着する場合に、チャイルドシートの固定用アタッチメ
ントを固定バーに連結すると、ロッドが撓み、このロッ
ドの撓みを歪測定手段により検知することによって、チ
ャイルドシート有りの検知を行う。従って、簡単な構成
でチャイルドシートの装着有無を確実に検知することが
できる。
【００１５】請求項５記載の本発明は、請求項１記載の
車両用チャイルドシート検知システムにおいて、前記チ
ャイルドシート検知手段は左右のチャイルドシート固定
用アタッチメントの少なくとも一方に対向して設定され
ており、前記固定バーに取付けられたストライカと、付
勢手段によって前記ストライカ側に押圧されると共に前
記固定用アタッチメントのラッチにより前記固定バーと
離間する方向へ移動される移動手段と、該移動手段の移
動により作動するスイッチと、から成ることを特徴とす
る。
車両用チャイルドシート検知システムにおいて、前記チ
ャイルドシート検知手段は左右のチャイルドシート固定
用アタッチメントの少なくとも一方に対向して設定され
ており、前記固定バーに取付けられたストライカと、付
勢手段によって前記ストライカ側に押圧されると共に前
記固定用アタッチメントのラッチにより前記固定バーと
離間する方向へ移動される移動手段と、該移動手段の移
動により作動するスイッチと、から成ることを特徴とす
る。
【００１６】従って、チャイルドシートを車載シートに
装着する場合に、チャイルドシートの固定用アタッチメ
ントを固定バーに連結すると、付勢手段によってストラ
イカ側に押圧されている移動手段が、固定用アタッチメ
ントのラッチにより固定バーと離間する方向へ移動され
る。この移動によって、スイッチが作動して、チャイル
ドシート有りの検知を行う。従って、簡単な構成でチャ
イルドシートの装着有無を確実に検知することができ
る。また、チャイルドシートの固定用アタッチメントが
固定される相手をストライカとしたので装置を小型化で
きる。
装着する場合に、チャイルドシートの固定用アタッチメ
ントを固定バーに連結すると、付勢手段によってストラ
イカ側に押圧されている移動手段が、固定用アタッチメ
ントのラッチにより固定バーと離間する方向へ移動され
る。この移動によって、スイッチが作動して、チャイル
ドシート有りの検知を行う。従って、簡単な構成でチャ
イルドシートの装着有無を確実に検知することができ
る。また、チャイルドシートの固定用アタッチメントが
固定される相手をストライカとしたので装置を小型化で
きる。
【００１７】
【発明の実施の形態】本発明の車両用チャイルドシート
検知システムの第１実施形態について図１〜図６に従っ
て説明する。
検知システムの第１実施形態について図１〜図６に従っ
て説明する。
【００１８】なお、図中矢印ＦＲは車両前方方向を、矢
印ＵＰは車両上方方向を示す。図１に示される如く、車
両１０のフロア面１２には乗員が着座する車載シートと
しての助手席１４が、車両前後方向に平行に設置された
左右一対のシートアジャスタ１３（図２参照）を介して
取り付けられている。これにより、助手席１４はフロア
面１２に対して車両前後方向の所定の位置に移動できる
ようになっている。助手席１４の車両前側上方にはウイ
ンドシールドガラス１６が設けられている。ウインドシ
ールドガラス１６は一端がルーフ１７に接続され、他端
が図示しないボンネットに接続されている。また、助手
席１４の前方にはフロア面１２とウインドシールドガラ
ス１６との間にインストルメントパネル１８が設置され
ている。インストルメントパネル１８は合成樹脂製で略
Ｕ字型の断面をもち、その略Ｕ字型断面の開口部が車両
前方を向くように配設されている。
印ＵＰは車両上方方向を示す。図１に示される如く、車
両１０のフロア面１２には乗員が着座する車載シートと
しての助手席１４が、車両前後方向に平行に設置された
左右一対のシートアジャスタ１３（図２参照）を介して
取り付けられている。これにより、助手席１４はフロア
面１２に対して車両前後方向の所定の位置に移動できる
ようになっている。助手席１４の車両前側上方にはウイ
ンドシールドガラス１６が設けられている。ウインドシ
ールドガラス１６は一端がルーフ１７に接続され、他端
が図示しないボンネットに接続されている。また、助手
席１４の前方にはフロア面１２とウインドシールドガラ
ス１６との間にインストルメントパネル１８が設置され
ている。インストルメントパネル１８は合成樹脂製で略
Ｕ字型の断面をもち、その略Ｕ字型断面の開口部が車両
前方を向くように配設されている。
【００１９】インストルメントパネル１８の内部にはエ
アバッグ装置２０が設置されている。エアバッグ装置２
０のエアバッグケース２８は略Ｕ字型の断面をもち、そ
の略Ｕ字型断面の開口部が車両後方上側に向くように配
設されている。エアバッグケース２８の底部にはインフ
レータ３０が配設されており、エアバッグケース２８の
開口部近傍には、エアバッグ袋体３１が折り畳んだ状態
で収容されている。エアバッグ袋体３１はインフレータ
３０がガスを発生させると膨張され、インストルメント
パネル１８の開口部から助手席１４に着座した大人乗員
の頭部方向に展開されるようになっている。
アバッグ装置２０が設置されている。エアバッグ装置２
０のエアバッグケース２８は略Ｕ字型の断面をもち、そ
の略Ｕ字型断面の開口部が車両後方上側に向くように配
設されている。エアバッグケース２８の底部にはインフ
レータ３０が配設されており、エアバッグケース２８の
開口部近傍には、エアバッグ袋体３１が折り畳んだ状態
で収容されている。エアバッグ袋体３１はインフレータ
３０がガスを発生させると膨張され、インストルメント
パネル１８の開口部から助手席１４に着座した大人乗員
の頭部方向に展開されるようになっている。
【００２０】エアバッグケース２８内のインフレータ３
０は、マイクロコンピュータを含んで構成されているエ
アバッグ制御回路３２に接続されており、このエアバッ
グ制御回路３２には、衝突時の車両に作用する減速度を
検知する衝突センサ３３が接続されている。
０は、マイクロコンピュータを含んで構成されているエ
アバッグ制御回路３２に接続されており、このエアバッ
グ制御回路３２には、衝突時の車両に作用する減速度を
検知する衝突センサ３３が接続されている。
【００２１】図２に示される如く、左右のシートアジャ
スタ１３のアッパ側に固定された左右のシートクッショ
ンフレーム３６の後部には固定バー４６が架設されてお
り、この固定バー４６の中間部にチャイルドシート検知
装置３８が配設されている。なお、チャイルドシート検
知装置３８もエアバッグ制御回路３２（図１参照）に接
続されている。
スタ１３のアッパ側に固定された左右のシートクッショ
ンフレーム３６の後部には固定バー４６が架設されてお
り、この固定バー４６の中間部にチャイルドシート検知
装置３８が配設されている。なお、チャイルドシート検
知装置３８もエアバッグ制御回路３２（図１参照）に接
続されている。
【００２２】図１に示される如く、助手席１４のシート
クッション４０上に載置されるチャイルドシート（ＣＲ
Ｓ）４２には、チャイルドシートの幅方向に所定の間隔
をおいて左右一対の固定用アタッチメント４４が配設さ
れており、これらの固定用アタッチメント４４は、チャ
イルドシートの前後方向、図１の場合は、チャイルドシ
ートの後方（図面右方）へ向けて延びている。また、チ
ャイルドシート検知装置３８は、この固定バー４６に、
チャイルドシート４２の固定用アタッチメント４４が、
連結したことを検知するようになっている。
クッション４０上に載置されるチャイルドシート（ＣＲ
Ｓ）４２には、チャイルドシートの幅方向に所定の間隔
をおいて左右一対の固定用アタッチメント４４が配設さ
れており、これらの固定用アタッチメント４４は、チャ
イルドシートの前後方向、図１の場合は、チャイルドシ
ートの後方（図面右方）へ向けて延びている。また、チ
ャイルドシート検知装置３８は、この固定バー４６に、
チャイルドシート４２の固定用アタッチメント４４が、
連結したことを検知するようになっている。
【００２３】図２に示される如く、チャイルドシート検
知装置３８は、固定バー４６に平行に併設され、図１に
示される左右の固定用アッタチメント４４の間隔幅以上
の長さを有する丸棒材からなるロッド５０を備えてい
る。
知装置３８は、固定バー４６に平行に併設され、図１に
示される左右の固定用アッタチメント４４の間隔幅以上
の長さを有する丸棒材からなるロッド５０を備えてい
る。
【００２４】図３に示される如く、チャイルドシート検
知装置３８の基体５２は、断面Ｕ字状となっており、Ｕ
字状の底部５２Ａが固定バー４６の前部外周４６Ａに固
定されている。また、基体５２には、ロッド５０が挿通
支持されており、ロッド５０は後方（図３の矢印Ａ方
向）及び前方（図３の矢印Ｂ方向）へ移動可能となって
いる。また、基体５２内を通過するロッド５０の中間部
５０Ａは、断面矩形状とされており、ロッド５０の中間
部５０Ａが固定バー４６の後部外周４６Ｂに当接してい
る。
知装置３８の基体５２は、断面Ｕ字状となっており、Ｕ
字状の底部５２Ａが固定バー４６の前部外周４６Ａに固
定されている。また、基体５２には、ロッド５０が挿通
支持されており、ロッド５０は後方（図３の矢印Ａ方
向）及び前方（図３の矢印Ｂ方向）へ移動可能となって
いる。また、基体５２内を通過するロッド５０の中間部
５０Ａは、断面矩形状とされており、ロッド５０の中間
部５０Ａが固定バー４６の後部外周４６Ｂに当接してい
る。
【００２５】基体５２内の開口部側（後側）には、スイ
ッチ５４が配設されており、スイッチ５４のアクチュエ
ータ５４Ａが、ロッド５０の中間部５０Ａに当接してい
る。スイッチ５４のアクチュエータ５４Ａの周囲には、
付勢手段としてのコイルスプリング５６が配設されてい
る。このコイルスプリング５６は、ロッド５０の中間部
５０Ａとスイッチ５４との間に配設されており、ロッド
５０の中間部５０Ａを固定バー４６と当接する方向（図
３の矢印Ｂ方向）へ付勢している。
ッチ５４が配設されており、スイッチ５４のアクチュエ
ータ５４Ａが、ロッド５０の中間部５０Ａに当接してい
る。スイッチ５４のアクチュエータ５４Ａの周囲には、
付勢手段としてのコイルスプリング５６が配設されてい
る。このコイルスプリング５６は、ロッド５０の中間部
５０Ａとスイッチ５４との間に配設されており、ロッド
５０の中間部５０Ａを固定バー４６と当接する方向（図
３の矢印Ｂ方向）へ付勢している。
【００２６】図４に示される如く、チャイルドシート４
２に形成された左右一対の固定用アタッチメント４４の
先端部には、Ｕ字状の切欠５８が形成されており、この
切欠５８内に固定バー４６と、断面円形となっているロ
ッド５０の両側部５０Ｂが入り込むようになっている。
また、固定用アタッチメント４４の先端部には、図示を
省略した操作レバーを操作することで、またはチャイル
ドシート４２のシート１４への装着に連動して自動的に
上下方向（図４の矢印Ｃ方向及び矢印Ｄ方向）へ揺動す
る断面Ｌ字状のロックバー（ラッチ）６０が取付けられ
ている。
２に形成された左右一対の固定用アタッチメント４４の
先端部には、Ｕ字状の切欠５８が形成されており、この
切欠５８内に固定バー４６と、断面円形となっているロ
ッド５０の両側部５０Ｂが入り込むようになっている。
また、固定用アタッチメント４４の先端部には、図示を
省略した操作レバーを操作することで、またはチャイル
ドシート４２のシート１４への装着に連動して自動的に
上下方向（図４の矢印Ｃ方向及び矢印Ｄ方向）へ揺動す
る断面Ｌ字状のロックバー（ラッチ）６０が取付けられ
ている。
【００２７】従って、図５に示される如く、固定用アタ
ッチメント４４の切欠５８内に固定バー４６とロッド５
０の両側部５０Ｂが入り込んだ状態で、ロックバー６０
が下方（図５の矢印Ｄ方向）へ揺動すると、ロックバー
６０の先端部６０Ａが、固定バー４６とロッド５０の両
側部５０Ｂとの間に割り込み、ロッド５０が後方（図５
の矢印Ｅ方向）へ移動するようになっている。
ッチメント４４の切欠５８内に固定バー４６とロッド５
０の両側部５０Ｂが入り込んだ状態で、ロックバー６０
が下方（図５の矢印Ｄ方向）へ揺動すると、ロックバー
６０の先端部６０Ａが、固定バー４６とロッド５０の両
側部５０Ｂとの間に割り込み、ロッド５０が後方（図５
の矢印Ｅ方向）へ移動するようになっている。
【００２８】図６に示される如く、ロッド５０が後方
（図６の矢印Ｅ方向）へ移動すると、チャイルドシート
検知装置３８の基体５２内に配設された、コイルスプリ
ング５６が圧縮されると共に、スイッチ５４のアクチュ
エータ５４Ａが後方（図６の矢印Ｆ方向）へ移動して、
スイッチ５４がオンするようになっている。また、スイ
ッチ５４がオンするとエアバッグ制御回路３２におい
て、助手席１４のシートクッション４０上にチャイルド
シート４２が載置されたと判定し、エアバッグ装置２０
を不作動にする。
（図６の矢印Ｅ方向）へ移動すると、チャイルドシート
検知装置３８の基体５２内に配設された、コイルスプリ
ング５６が圧縮されると共に、スイッチ５４のアクチュ
エータ５４Ａが後方（図６の矢印Ｆ方向）へ移動して、
スイッチ５４がオンするようになっている。また、スイ
ッチ５４がオンするとエアバッグ制御回路３２におい
て、助手席１４のシートクッション４０上にチャイルド
シート４２が載置されたと判定し、エアバッグ装置２０
を不作動にする。
【００２９】図１に示される如く、インストルメントパ
ネル１８の上部には、インジケータ６４が配設されてい
る。このインジケータ６４は、エアバッグ制御回路３２
に接続されており、エアバッグ制御回路３２からの信号
によって、エアバッグ装置が不作動状態にあることを乗
員に警告するようになっている。
ネル１８の上部には、インジケータ６４が配設されてい
る。このインジケータ６４は、エアバッグ制御回路３２
に接続されており、エアバッグ制御回路３２からの信号
によって、エアバッグ装置が不作動状態にあることを乗
員に警告するようになっている。
【００３０】次に、本実施形態の作用を説明する。本実
施形態では、助手席１４のシートクッション４０上にチ
ャイルドシート４２を載置する場合に、図示を省略した
操作レバーを操作することで、またはチャイルドシート
４２のシート１４への装着に連動して自動的に、ロック
バー６０が上向（図４の矢印Ｃ方向）へ揺動し、図４の
状態となる。この状態で、チャイルドシート４２を車両
前方側から車両後方側へシートクッション４０上に沿っ
て移動させ、チャイルドシート４２に設けられた固定用
アタッチメント４４の切欠５８内に、固定バー４６とロ
ッド５０の両側部５０Ｂが入り込むようにする。
施形態では、助手席１４のシートクッション４０上にチ
ャイルドシート４２を載置する場合に、図示を省略した
操作レバーを操作することで、またはチャイルドシート
４２のシート１４への装着に連動して自動的に、ロック
バー６０が上向（図４の矢印Ｃ方向）へ揺動し、図４の
状態となる。この状態で、チャイルドシート４２を車両
前方側から車両後方側へシートクッション４０上に沿っ
て移動させ、チャイルドシート４２に設けられた固定用
アタッチメント４４の切欠５８内に、固定バー４６とロ
ッド５０の両側部５０Ｂが入り込むようにする。
【００３１】次に、チャイルドシート４２に設けられた
固定用アタッチメント４４の切欠５８内に、固定バー４
６とロッド５０の両側部５０Ｂが入り込んだ状態で、ロ
ックバー６０が下方（図５の矢印Ｄ方向）へ揺動する
と、ロックバー６０の先端部６０Ａが、固定バー４６と
ロッド５０の両側部５０Ｂとの間に割り込む。この結
果、ロッド５０が後方（図５の矢印Ｅ方向）へ移動す
る。
固定用アタッチメント４４の切欠５８内に、固定バー４
６とロッド５０の両側部５０Ｂが入り込んだ状態で、ロ
ックバー６０が下方（図５の矢印Ｄ方向）へ揺動する
と、ロックバー６０の先端部６０Ａが、固定バー４６と
ロッド５０の両側部５０Ｂとの間に割り込む。この結
果、ロッド５０が後方（図５の矢印Ｅ方向）へ移動す
る。
【００３２】ロッド５０が後方（図６の矢印Ｅ方向）へ
移動すると、図６に示される如く、チャイルドシート検
知装置３８の基体５２内に配設された、コイルスプリン
グ５６が圧縮されると共に、スイッチ５４のアクチュエ
ータ５４Ａが後方（図６の矢印Ｆ方向）へ移動して、ス
イッチ５４がオンする。チャイルドシート検知装置３８
のスイッチ５４がオンするとエアバッグ制御回路３２に
おいて、助手席１４のシートクッション４０上にチャイ
ルドシート４２が載置されたと判定し、エアバッグ装置
２０を不作動にすると共に、エアバッグ制御回路３２か
らの信号によって、インジケータ６４は、エアバッグ装
置２０が不作動状態にあることを乗員に警告する。
移動すると、図６に示される如く、チャイルドシート検
知装置３８の基体５２内に配設された、コイルスプリン
グ５６が圧縮されると共に、スイッチ５４のアクチュエ
ータ５４Ａが後方（図６の矢印Ｆ方向）へ移動して、ス
イッチ５４がオンする。チャイルドシート検知装置３８
のスイッチ５４がオンするとエアバッグ制御回路３２に
おいて、助手席１４のシートクッション４０上にチャイ
ルドシート４２が載置されたと判定し、エアバッグ装置
２０を不作動にすると共に、エアバッグ制御回路３２か
らの信号によって、インジケータ６４は、エアバッグ装
置２０が不作動状態にあることを乗員に警告する。
【００３３】従って、本実施形態の車両用チャイルドシ
ート検知システムでは、固定バー−ラッチ方式において
も、車載シート上に装着されたチャイルドシートを確実
に検知することができる。
ート検知システムでは、固定バー−ラッチ方式において
も、車載シート上に装着されたチャイルドシートを確実
に検知することができる。
【００３４】また、本実施形態では、チャイルドシート
４２の左右の固定用アタッチメント４４が両方とも固定
バー４６に係合し、固定バー４６とロッド５０の中間部
５０Ａとの隙間が所定値以上となった場合に、スイッチ
５４がオンする構成となっている。このため、チャイル
ドシート４２のシート１４への装着が不完全な場合、即
ち、チャイルドシート４２の左右の固定用アタッチメン
ト４４の一方のみが固定バー４６に係合した場合には、
固定バー４６とロッド５０の中間部５０Ａとの隙間が所
定値以上とならず、スイッチ５４がオフのままとなる。
この結果、インジケータ６４は、エアバッグ装置２０が
不作動状態にあることを乗員に警告しない。この結果、
作業者は、チャイルドシート４２のシート１４への装着
が不完全であることを知ることができるため、１個のス
イッチ５４でチャイルドシートが確実に装着されたか否
かを検知できる。
４２の左右の固定用アタッチメント４４が両方とも固定
バー４６に係合し、固定バー４６とロッド５０の中間部
５０Ａとの隙間が所定値以上となった場合に、スイッチ
５４がオンする構成となっている。このため、チャイル
ドシート４２のシート１４への装着が不完全な場合、即
ち、チャイルドシート４２の左右の固定用アタッチメン
ト４４の一方のみが固定バー４６に係合した場合には、
固定バー４６とロッド５０の中間部５０Ａとの隙間が所
定値以上とならず、スイッチ５４がオフのままとなる。
この結果、インジケータ６４は、エアバッグ装置２０が
不作動状態にあることを乗員に警告しない。この結果、
作業者は、チャイルドシート４２のシート１４への装着
が不完全であることを知ることができるため、１個のス
イッチ５４でチャイルドシートが確実に装着されたか否
かを検知できる。
【００３５】次に、本発明の車両用チャイルドシート検
知システムの第２実施形態について図７〜図９に従って
説明する。
知システムの第２実施形態について図７〜図９に従って
説明する。
【００３６】なお、第１実施形態と同一部材に付いては
同一符号を付してその説明を省略する。
同一符号を付してその説明を省略する。
【００３７】図７に示される如く、本実施形態では、左
右のチャイルドシート固定用アタッチメント４４の一方
に対応する部位、即ち、固定バー４６の一方の端部近傍
にチャイルドシート検知装置７０が配設されており、こ
のチャイルドシート検知装置７０はエアバッグ制御回路
３２（図１参照）に接続されている。
右のチャイルドシート固定用アタッチメント４４の一方
に対応する部位、即ち、固定バー４６の一方の端部近傍
にチャイルドシート検知装置７０が配設されており、こ
のチャイルドシート検知装置７０はエアバッグ制御回路
３２（図１参照）に接続されている。
【００３８】チャイルドシート検知装置７０の基体７２
の前端部には、左右一対の取付部７２Ａが形成されてい
る。固定バー４６はこれらの取付部７２Ａを貫通してお
り、基体７２はこれらの取付部７２Ａにおいて固定バー
４６に固定されている。
の前端部には、左右一対の取付部７２Ａが形成されてい
る。固定バー４６はこれらの取付部７２Ａを貫通してお
り、基体７２はこれらの取付部７２Ａにおいて固定バー
４６に固定されている。
【００３９】図８に示される如く、基体７２内には、移
動手段としてのスライダー７４が前後方向（図８の矢印
Ｇ方向及びＨ方向）移動可能に収納されている。スライ
ダー７４の前端上部は傾斜面７４Ａとなっており、この
傾斜面７４Ａが、固定用アタッチメント４４の切欠５８
の先端上部に形成された傾斜面４４Ａに当接するように
なっている。また、スライダー７４の後壁部７４Ｂに
は、前方へ向けて凹部７６が形成されている。基体７２
の後部内には、スイッチ５４が収納されており、スイッ
チ５４のアクチュエータ５４Ａが、スライダー７４の凹
部７６に挿入され、凹部７６の底部７６Ａに近接してい
る。スイッチ５４のアクチュエータ５４Ａの周囲には、
コイルスプリング５６が配設されている。このコイルス
プリング５６は、スライダー７４の凹部７６の底部７６
Ａとスイッチ５４との間に配設されており、スライダー
７４を固定バー４６と当接する方向（図８の矢印Ｇ方
向）へ付勢している。
動手段としてのスライダー７４が前後方向（図８の矢印
Ｇ方向及びＨ方向）移動可能に収納されている。スライ
ダー７４の前端上部は傾斜面７４Ａとなっており、この
傾斜面７４Ａが、固定用アタッチメント４４の切欠５８
の先端上部に形成された傾斜面４４Ａに当接するように
なっている。また、スライダー７４の後壁部７４Ｂに
は、前方へ向けて凹部７６が形成されている。基体７２
の後部内には、スイッチ５４が収納されており、スイッ
チ５４のアクチュエータ５４Ａが、スライダー７４の凹
部７６に挿入され、凹部７６の底部７６Ａに近接してい
る。スイッチ５４のアクチュエータ５４Ａの周囲には、
コイルスプリング５６が配設されている。このコイルス
プリング５６は、スライダー７４の凹部７６の底部７６
Ａとスイッチ５４との間に配設されており、スライダー
７４を固定バー４６と当接する方向（図８の矢印Ｇ方
向）へ付勢している。
【００４０】図９に示される如く、チャイルドシート４
２に形成された左右一対の固定用アタッチメント４４の
切欠５８内には、固定バー４６とスライダー７４の前部
が入り込むようになっている。従って、図９に示される
如く、固定用アタッチメント４４の切欠５８内に固定バ
ー４６とスライダー７４の前部が入り込んだ状態で、ロ
ックバー６０が下方（図９の矢印Ｄ方向）へ揺動する
と、ロックバー６０の先端部６０Ａが、固定バー４６と
スライダー７４との間に割り込む。この結果、スライダ
ー７４が後方（図９の矢印Ｈ方向）へ移動するようにな
っている。
２に形成された左右一対の固定用アタッチメント４４の
切欠５８内には、固定バー４６とスライダー７４の前部
が入り込むようになっている。従って、図９に示される
如く、固定用アタッチメント４４の切欠５８内に固定バ
ー４６とスライダー７４の前部が入り込んだ状態で、ロ
ックバー６０が下方（図９の矢印Ｄ方向）へ揺動する
と、ロックバー６０の先端部６０Ａが、固定バー４６と
スライダー７４との間に割り込む。この結果、スライダ
ー７４が後方（図９の矢印Ｈ方向）へ移動するようにな
っている。
【００４１】スライダー７４が後方（図９の矢印Ｈ方
向）へ移動すると、チャイルドシート検知装置７０の基
体７２内に配設された、コイルスプリング５６が圧縮さ
れると共に、スイッチ５４のアクチュエータ５４Ａが後
方（図９の矢印Ｊ方向）へ移動して、スイッチ５４がオ
ンするようになっている。また、スイッチ５４がオンす
るとエアバッグ制御回路３２において、助手席１４のシ
ートクッション４０上にチャイルドシート４２が載置さ
れたと判定し、エアバッグ装置２０を不作動にするよう
になっている。
向）へ移動すると、チャイルドシート検知装置７０の基
体７２内に配設された、コイルスプリング５６が圧縮さ
れると共に、スイッチ５４のアクチュエータ５４Ａが後
方（図９の矢印Ｊ方向）へ移動して、スイッチ５４がオ
ンするようになっている。また、スイッチ５４がオンす
るとエアバッグ制御回路３２において、助手席１４のシ
ートクッション４０上にチャイルドシート４２が載置さ
れたと判定し、エアバッグ装置２０を不作動にするよう
になっている。
【００４２】次に、本実施形態の作用を説明する。本実
施形態では、助手席１４のシートクッション４０上にチ
ャイルドシート４２を載置する場合に、図示を省略した
操作レバーを操作することで、またはチャイルドシート
４２のシート１４への装着に連動して自動的に、ロック
バー６０が上向（図８の矢印Ｃ方向）へ揺動し、図８の
状態となる。この状態で、チャイルドシート４２を車両
前方側から車両後方側へシートクッション４０上に沿っ
て移動させ、チャイルドシート４２に設けられた固定用
アタッチメント４４の切欠５８内に、固定バー４６とス
ライダー７４の前部が入り込むようにする。
施形態では、助手席１４のシートクッション４０上にチ
ャイルドシート４２を載置する場合に、図示を省略した
操作レバーを操作することで、またはチャイルドシート
４２のシート１４への装着に連動して自動的に、ロック
バー６０が上向（図８の矢印Ｃ方向）へ揺動し、図８の
状態となる。この状態で、チャイルドシート４２を車両
前方側から車両後方側へシートクッション４０上に沿っ
て移動させ、チャイルドシート４２に設けられた固定用
アタッチメント４４の切欠５８内に、固定バー４６とス
ライダー７４の前部が入り込むようにする。
【００４３】なお、この状態では、スライダー７４の傾
斜面７４Ａが、固定用アタッチメント４４の傾斜面４４
Ａに当接し、固定バー４６とスライダー７４との間に僅
かな隙間が形成されている。このため、次に、ロックバ
ー６０が下方（図９の矢印Ｄ方向）へ揺動すると、ロッ
クバー６０の先端部６０Ａは、前記隙間により、容易且
つ確実に固定バー４６とスライダー７４との間に割り込
む。この結果、スライダー７４が後方（図９の矢印Ｈ方
向）へ移動する。
斜面７４Ａが、固定用アタッチメント４４の傾斜面４４
Ａに当接し、固定バー４６とスライダー７４との間に僅
かな隙間が形成されている。このため、次に、ロックバ
ー６０が下方（図９の矢印Ｄ方向）へ揺動すると、ロッ
クバー６０の先端部６０Ａは、前記隙間により、容易且
つ確実に固定バー４６とスライダー７４との間に割り込
む。この結果、スライダー７４が後方（図９の矢印Ｈ方
向）へ移動する。
【００４４】スライダー７４が後方へ移動すると、図９
に示される如く、チャイルドシート検知装置７０の基体
７２内に配設された、コイルスプリング５６が圧縮され
ると共に、スイッチ５４のアクチュエータ５４Ａが後方
（図９の矢印Ｊ方向）へ移動して、スイッチ５４がオン
する。チャイルドシート検知装置３８のスイッチ５４が
オンするとエアバッグ制御回路３２において、助手席１
４のシートクッション４０上にチャイルドシート４２が
載置されたと判定し、エアバッグ装置２０を不作動にす
ると共に、エアバッグ制御回路３２からの信号によっ
て、インジケータ６４は、エアバッグ装置２０が不作動
状態にあることを乗員に警告する。
に示される如く、チャイルドシート検知装置７０の基体
７２内に配設された、コイルスプリング５６が圧縮され
ると共に、スイッチ５４のアクチュエータ５４Ａが後方
（図９の矢印Ｊ方向）へ移動して、スイッチ５４がオン
する。チャイルドシート検知装置３８のスイッチ５４が
オンするとエアバッグ制御回路３２において、助手席１
４のシートクッション４０上にチャイルドシート４２が
載置されたと判定し、エアバッグ装置２０を不作動にす
ると共に、エアバッグ制御回路３２からの信号によっ
て、インジケータ６４は、エアバッグ装置２０が不作動
状態にあることを乗員に警告する。
【００４５】従って、本実施形態の車両用チャイルドシ
ート検知システムでは、固定バー−ラッチ方式において
も、車載シート上に装着されたチャイルドシートを確実
に検知することができる。
ート検知システムでは、固定バー−ラッチ方式において
も、車載シート上に装着されたチャイルドシートを確実
に検知することができる。
【００４６】次に、本発明の車両用チャイルドシート検
知システムの第３実施形態について図１０に従って説明
する。
知システムの第３実施形態について図１０に従って説明
する。
【００４７】なお、第１実施形態と同一部材に付いては
同一符号を付してその説明を省略する。
同一符号を付してその説明を省略する。
【００４８】図１０に示される如く、本実施形態では、
固定バー４６の後部にロッド８０が平行に併設されてい
る。固定バー４６の中間部の後側面４６Ｃは平面とされ
ており、この後側面４６Ｃに、薄板状とされたロッド８
０の中間部８０Ａが、連結手段としての金属製のバンド
８２によって固定されている。ロッド８０のバンド８２
に隣接した部位の後側面には歪測定手段としての左右一
対の歪ゲージ８４が取付けられており、こられの歪ゲー
ジ８４は、信号変換器８６を介して、エアバッグ制御回
路３２（図１参照）に接続されている。
固定バー４６の後部にロッド８０が平行に併設されてい
る。固定バー４６の中間部の後側面４６Ｃは平面とされ
ており、この後側面４６Ｃに、薄板状とされたロッド８
０の中間部８０Ａが、連結手段としての金属製のバンド
８２によって固定されている。ロッド８０のバンド８２
に隣接した部位の後側面には歪測定手段としての左右一
対の歪ゲージ８４が取付けられており、こられの歪ゲー
ジ８４は、信号変換器８６を介して、エアバッグ制御回
路３２（図１参照）に接続されている。
【００４９】従って、固定バー４６とロッド８０との間
に、固定用アタッチメント４４のロックバー６０の先端
部６０Ａが割り込むと、ロッド８０の中間部８０Ａの両
側が後方へ撓み、この時生じる、ロッド８０の歪を歪ゲ
ージ８４で検出し、信号変換器８６によりスイッチ信号
に変換してエアバッグ制御回路３２へ出力するようにな
っている。
に、固定用アタッチメント４４のロックバー６０の先端
部６０Ａが割り込むと、ロッド８０の中間部８０Ａの両
側が後方へ撓み、この時生じる、ロッド８０の歪を歪ゲ
ージ８４で検出し、信号変換器８６によりスイッチ信号
に変換してエアバッグ制御回路３２へ出力するようにな
っている。
【００５０】次に、本実施形態の作用を説明する。本実
施形態では、助手席１４のシートクッション４０上にチ
ャイルドシート４２を載置する場合に、図示を省略した
操作レバーを操作することで、またはチャイルドシート
４２のシート１４への装着に連動して自動的に、ロック
バー６０が上向へ揺動し、この状態で、チャイルドシー
ト４２を車両前方側から車両後方側へシートクッション
４０上に沿って移動させ、チャイルドシート４２に設け
られた固定用アタッチメント４４の切欠５８内に、固定
バー４６とロッド８０の前部が入り込むようにする。
施形態では、助手席１４のシートクッション４０上にチ
ャイルドシート４２を載置する場合に、図示を省略した
操作レバーを操作することで、またはチャイルドシート
４２のシート１４への装着に連動して自動的に、ロック
バー６０が上向へ揺動し、この状態で、チャイルドシー
ト４２を車両前方側から車両後方側へシートクッション
４０上に沿って移動させ、チャイルドシート４２に設け
られた固定用アタッチメント４４の切欠５８内に、固定
バー４６とロッド８０の前部が入り込むようにする。
【００５１】次に、チャイルドシート４２に設けられた
固定用アタッチメント４４の切欠５８内に、固定バー４
６とロッド８０の前部が入り込んだ状態で、ロックバー
６０が下方へ揺動すると、ロックバー６０の先端部６０
Ａが、固定バー４６とスライダー７４との間に割り込
む。この結果、ロッド８０の中間部８０Ａの両側が後方
へ撓む。
固定用アタッチメント４４の切欠５８内に、固定バー４
６とロッド８０の前部が入り込んだ状態で、ロックバー
６０が下方へ揺動すると、ロックバー６０の先端部６０
Ａが、固定バー４６とスライダー７４との間に割り込
む。この結果、ロッド８０の中間部８０Ａの両側が後方
へ撓む。
【００５２】ロッド８０の中間部８０Ａの両側が後方へ
撓み、ロッド８０に歪が生じると、この歪を歪ゲージ８
４で検出し、信号変換器８６によりスイッチ信号に変換
してエアバッグ制御回路３２へ出力する。この出力信号
に基づいて、エアバッグ制御回路３２では、助手席１４
のシートクッション４０上にチャイルドシート４２が載
置されたと判定し、エアバッグ装置２０を不作動にする
と共に、エアバッグ制御回路３２からの信号によって、
インジケータ６４は、エアバッグ装置２０が不作動状態
にあることを乗員に警告する。
撓み、ロッド８０に歪が生じると、この歪を歪ゲージ８
４で検出し、信号変換器８６によりスイッチ信号に変換
してエアバッグ制御回路３２へ出力する。この出力信号
に基づいて、エアバッグ制御回路３２では、助手席１４
のシートクッション４０上にチャイルドシート４２が載
置されたと判定し、エアバッグ装置２０を不作動にする
と共に、エアバッグ制御回路３２からの信号によって、
インジケータ６４は、エアバッグ装置２０が不作動状態
にあることを乗員に警告する。
【００５３】従って、本実施形態の車両用チャイルドシ
ート検知システムでは、固定バー−ラッチ方式において
も、車載シート上に装着されたチャイルドシートを確実
に検知することができる。
ート検知システムでは、固定バー−ラッチ方式において
も、車載シート上に装着されたチャイルドシートを確実
に検知することができる。
【００５４】なお、本実施形態では、連結手段としてバ
ンド８２を使用したが、連結手段はバンド８２に限定さ
れず、ボルト等の締結部材でも良く、また、溶接、接着
剤等による連結でも良い。
ンド８２を使用したが、連結手段はバンド８２に限定さ
れず、ボルト等の締結部材でも良く、また、溶接、接着
剤等による連結でも良い。
【００５５】次に、本発明の車両用チャイルドシート検
知システムの第４実施形態について図１１に従って説明
する。
知システムの第４実施形態について図１１に従って説明
する。
【００５６】なお、第２実施形態と同一部材に付いては
同一符号を付してその説明を省略する。
同一符号を付してその説明を省略する。
【００５７】図１１に示される如く、本実施形態では、
断面矩形状の固定バー９０が左右シートクッションフレ
ーム３６（図２参照）の後部間に架設されており、固定
バー９０の前面９０Ａには、左右一対のストライカ９２
が溶接等によって固定されている（図１１では一方のス
トライカ９２のみを示している）。ストライカ９２はハ
ット状に屈曲されており、固定バー９０の前面９０Ａと
平行な中央部９２Ａが、チャイルドシートに設けられた
固定用アタッチメント４４の切欠５８内に入るようにな
っている。左右一対のストライカ９２のうちの少なくと
も一方には、両側部９２Ｂの間にチャイルドシート検知
装置７０が配設されており、このチャイルドシート検知
装置７０はエアバッグ制御回路３２（図１参照）に接続
されている。
断面矩形状の固定バー９０が左右シートクッションフレ
ーム３６（図２参照）の後部間に架設されており、固定
バー９０の前面９０Ａには、左右一対のストライカ９２
が溶接等によって固定されている（図１１では一方のス
トライカ９２のみを示している）。ストライカ９２はハ
ット状に屈曲されており、固定バー９０の前面９０Ａと
平行な中央部９２Ａが、チャイルドシートに設けられた
固定用アタッチメント４４の切欠５８内に入るようにな
っている。左右一対のストライカ９２のうちの少なくと
も一方には、両側部９２Ｂの間にチャイルドシート検知
装置７０が配設されており、このチャイルドシート検知
装置７０はエアバッグ制御回路３２（図１参照）に接続
されている。
【００５８】なお、チャイルドシート検知装置７０は、
第２実施形態（図８参照）と同じ構成になっており、固
定用アタッチメント４４の切欠５８内にストライカ９２
の中央部９２Ａとスライダー７４の前部が入り込んだ状
態で、ロックバー６０が下方へ揺動すると、ロックバー
６０の先端部６０Ａが、ストライカ９２とスライダー７
４との間に割り込む。この結果、スライダー７４が後方
へ移動する。
第２実施形態（図８参照）と同じ構成になっており、固
定用アタッチメント４４の切欠５８内にストライカ９２
の中央部９２Ａとスライダー７４の前部が入り込んだ状
態で、ロックバー６０が下方へ揺動すると、ロックバー
６０の先端部６０Ａが、ストライカ９２とスライダー７
４との間に割り込む。この結果、スライダー７４が後方
へ移動する。
【００５９】スライダー７４が後方へ移動すると、チャ
イルドシート検知装置７０の基体７２内に配設された、
コイルスプリングが圧縮されると共に、スイッチのアク
チュエータが後方へ移動して、スイッチがオンするよう
になっている。また、スイッチがオンすると図１に示さ
れる如く、エアバッグ制御回路３２において、助手席１
４のシートクッション４０上にチャイルドシート４２が
載置されたと判定し、エアバッグ装置２０を不作動にす
るようになっている。
イルドシート検知装置７０の基体７２内に配設された、
コイルスプリングが圧縮されると共に、スイッチのアク
チュエータが後方へ移動して、スイッチがオンするよう
になっている。また、スイッチがオンすると図１に示さ
れる如く、エアバッグ制御回路３２において、助手席１
４のシートクッション４０上にチャイルドシート４２が
載置されたと判定し、エアバッグ装置２０を不作動にす
るようになっている。
【００６０】次に、本実施形態の作用を説明する。本実
施形態では、助手席１４のシートクッション４０上にチ
ャイルドシート４２を載置する場合に、図示を省略した
操作レバーを操作することで、またはチャイルドシート
４２のシート１４への装着に連動して自動的に、ロック
バー６０が上向へ揺動し、この状態で、チャイルドシー
ト４２を車両前方側から車両後方側へシートクッション
４０上に沿って移動させ、チャイルドシート４２に設け
られた固定用アタッチメント４４の切欠５８内に、スト
ライカ９２の中央部９２Ａとスライダー７４の前部が入
り込むようにする。
施形態では、助手席１４のシートクッション４０上にチ
ャイルドシート４２を載置する場合に、図示を省略した
操作レバーを操作することで、またはチャイルドシート
４２のシート１４への装着に連動して自動的に、ロック
バー６０が上向へ揺動し、この状態で、チャイルドシー
ト４２を車両前方側から車両後方側へシートクッション
４０上に沿って移動させ、チャイルドシート４２に設け
られた固定用アタッチメント４４の切欠５８内に、スト
ライカ９２の中央部９２Ａとスライダー７４の前部が入
り込むようにする。
【００６１】次に、チャイルドシート４２に設けられた
固定用アタッチメント４４の切欠５８内に、ストライカ
９２の中央部９２Ａとスライダー７４の前部が入り込ん
だ状態で、ロックバー６０が下方へ揺動すると、ロック
バー６０の先端部６０Ａが、ストライカ９２とスライダ
ー７４との間に割り込む。この結果、スライダー７４が
後方へ移動する。
固定用アタッチメント４４の切欠５８内に、ストライカ
９２の中央部９２Ａとスライダー７４の前部が入り込ん
だ状態で、ロックバー６０が下方へ揺動すると、ロック
バー６０の先端部６０Ａが、ストライカ９２とスライダ
ー７４との間に割り込む。この結果、スライダー７４が
後方へ移動する。
【００６２】スライダー７４が後方へ移動すると、チャ
イルドシート検知装置７０の基体７２内に配設されたス
イッチがオンする。チャイルドシート検知装置７０のス
イッチがオンするとエアバッグ制御回路３２において、
助手席１４のシートクッション４０上にチャイルドシー
ト４２が載置されたと判定し、エアバッグ装置２０を不
作動にすると共に、エアバッグ制御回路３２からの信号
によって、インジケータ６４は、エアバッグ装置２０が
不作動状態にあることを乗員に警告する。
イルドシート検知装置７０の基体７２内に配設されたス
イッチがオンする。チャイルドシート検知装置７０のス
イッチがオンするとエアバッグ制御回路３２において、
助手席１４のシートクッション４０上にチャイルドシー
ト４２が載置されたと判定し、エアバッグ装置２０を不
作動にすると共に、エアバッグ制御回路３２からの信号
によって、インジケータ６４は、エアバッグ装置２０が
不作動状態にあることを乗員に警告する。
【００６３】従って、本実施形態の車両用チャイルドシ
ート検知システムでは、固定バー−ラッチ方式において
も、車載シート上に装着されたチャイルドシートを確実
に検知することができる。
ート検知システムでは、固定バー−ラッチ方式において
も、車載シート上に装着されたチャイルドシートを確実
に検知することができる。
【００６４】また、本実施形態では、チャイルドシート
４２の固定用アタッチメント４４が固定される相手を、
シート幅方向の長さが比較的短いストライカ９２とし、
且つストライカ９２の内側にチャイルドシート検知装置
７０を配設したので装置を小型化できる。
４２の固定用アタッチメント４４が固定される相手を、
シート幅方向の長さが比較的短いストライカ９２とし、
且つストライカ９２の内側にチャイルドシート検知装置
７０を配設したので装置を小型化できる。
【００６５】以上に於いては、本発明を特定の実施形態
について詳細に説明したが、本発明はかかる実施形態に
限定されるものではなく、本発明の範囲内にて他の種々
の実施形態が可能であることは当業者にとって明らかで
ある。例えば、本発明の車両用チャイルドシート検知シ
ステムの第２実施形態では、図７に示される如く、左右
のチャイルドシート固定用アタッチメント４４の一方に
対応する部位、即ち、固定バー４６の一方の端部近傍に
チャイルドシート検知装置７０を配設したが、チャイル
ドシート検知装置７０は、左右のチャイルドシート固定
用アタッチメントの双方に対応する２箇所に配設しても
良い。また、図１１に示す第４実施形態においても、チ
ャイルドシート検知装置７０を、左右のチャイルドシー
ト固定用アタッチメントの双方に対応する２箇所に配設
しても良い。
について詳細に説明したが、本発明はかかる実施形態に
限定されるものではなく、本発明の範囲内にて他の種々
の実施形態が可能であることは当業者にとって明らかで
ある。例えば、本発明の車両用チャイルドシート検知シ
ステムの第２実施形態では、図７に示される如く、左右
のチャイルドシート固定用アタッチメント４４の一方に
対応する部位、即ち、固定バー４６の一方の端部近傍に
チャイルドシート検知装置７０を配設したが、チャイル
ドシート検知装置７０は、左右のチャイルドシート固定
用アタッチメントの双方に対応する２箇所に配設しても
良い。また、図１１に示す第４実施形態においても、チ
ャイルドシート検知装置７０を、左右のチャイルドシー
ト固定用アタッチメントの双方に対応する２箇所に配設
しても良い。
【００６６】
【発明の効果】請求項１記載の本発明は、チャイルドシ
ートからシート幅方向に所定の間隔をおいてシート前後
方向に延びる固定用アタッチメントを、車載シートに一
体化した固定バーに解除可能に連結することにより装着
されるチャイルドシートを検知するための車両用チャイ
ルドシート検知システムにおいて、固定用アタッチメン
トのロックバーの固定バーへの連結に伴う動きを利用し
てチャイルドシート装着の有無を検知するチャイルドシ
ート検知手段が車体側に設けられているため、固定バー
−ラッチ方式においても、車載シート上に装着されたチ
ャイルドシートを確実に検知できるという優れた効果を
有する。
ートからシート幅方向に所定の間隔をおいてシート前後
方向に延びる固定用アタッチメントを、車載シートに一
体化した固定バーに解除可能に連結することにより装着
されるチャイルドシートを検知するための車両用チャイ
ルドシート検知システムにおいて、固定用アタッチメン
トのロックバーの固定バーへの連結に伴う動きを利用し
てチャイルドシート装着の有無を検知するチャイルドシ
ート検知手段が車体側に設けられているため、固定バー
−ラッチ方式においても、車載シート上に装着されたチ
ャイルドシートを確実に検知できるという優れた効果を
有する。
【００６７】請求項２記載の本発明は、請求項１記載の
車両用チャイルドシート検知システムにおいて、固定バ
ーは車載シートの左右のシートフレーム間に架設されて
おり、チャイルドシート検知手段は固定バーに平行に併
設され固定用アッタチメントの間隔幅以上の長さを有す
るロッドと、ロッドの略中央部に配設され、固定用アタ
ッチメントのラッチにより固定バーとロッドの間隔が所
定値以上となった場合に作動するスイッチと、から成る
ため、固定バー−ラッチ方式においても、車載シート上
に装着されたチャイルドシートを確実に検知できるとい
う優れた効果を有する。また、１個のスイッチでチャイ
ルドシートが確実に装着されたか否かを検知できるとい
う優れた効果を有する。
車両用チャイルドシート検知システムにおいて、固定バ
ーは車載シートの左右のシートフレーム間に架設されて
おり、チャイルドシート検知手段は固定バーに平行に併
設され固定用アッタチメントの間隔幅以上の長さを有す
るロッドと、ロッドの略中央部に配設され、固定用アタ
ッチメントのラッチにより固定バーとロッドの間隔が所
定値以上となった場合に作動するスイッチと、から成る
ため、固定バー−ラッチ方式においても、車載シート上
に装着されたチャイルドシートを確実に検知できるとい
う優れた効果を有する。また、１個のスイッチでチャイ
ルドシートが確実に装着されたか否かを検知できるとい
う優れた効果を有する。
【００６８】請求項３記載の本発明は、請求項１記載の
車両用チャイルドシート検知システムにおいて、チャイ
ルドシート検知手段は左右のチャイルドシート固定用ア
タッチメントの少なくとも一方に対向して設定されてお
り、固定バーに取付けられた基体と、基体内に収納され
付勢手段によって固定バー側に押圧されると共に固定用
アタッチメントのラッチにより固定バーと離間する方向
へ移動される移動手段と、から成るため、固定バー−ラ
ッチ方式においても、車載シート上に装着されたチャイ
ルドシートを確実に検知できるという優れた効果を有す
る。
車両用チャイルドシート検知システムにおいて、チャイ
ルドシート検知手段は左右のチャイルドシート固定用ア
タッチメントの少なくとも一方に対向して設定されてお
り、固定バーに取付けられた基体と、基体内に収納され
付勢手段によって固定バー側に押圧されると共に固定用
アタッチメントのラッチにより固定バーと離間する方向
へ移動される移動手段と、から成るため、固定バー−ラ
ッチ方式においても、車載シート上に装着されたチャイ
ルドシートを確実に検知できるという優れた効果を有す
る。
【００６９】請求項４記載の本発明は、請求項１記載の
車両用チャイルドシート検知システムにおいて、固定バ
ーは車載シートの左右のシートフレーム間に架設されて
おり、チャイルドシート検知手段は固定バーに平行に併
設され固定用アッタチメントの係合部位を通過するロッ
ドと、ロッドと固定バーとを連結する連結手段と、ロッ
ドに取付た歪測定手段と、から成るため、固定バー−ラ
ッチ方式においても、車載シート上に装着されたチャイ
ルドシートを確実に検知できるという優れた効果を有す
る。
車両用チャイルドシート検知システムにおいて、固定バ
ーは車載シートの左右のシートフレーム間に架設されて
おり、チャイルドシート検知手段は固定バーに平行に併
設され固定用アッタチメントの係合部位を通過するロッ
ドと、ロッドと固定バーとを連結する連結手段と、ロッ
ドに取付た歪測定手段と、から成るため、固定バー−ラ
ッチ方式においても、車載シート上に装着されたチャイ
ルドシートを確実に検知できるという優れた効果を有す
る。
【００７０】請求項５記載の本発明は、請求項１記載の
車両用チャイルドシート検知システムにおいて、チャイ
ルドシート検知手段は左右のチャイルドシート固定用ア
タッチメントの少なくとも一方に対向して設定されてお
り、固定バーに取付けられたストライカと、付勢手段に
よってストライカ側に押圧されると共に固定用アタッチ
メントのラッチにより固定バーと離間する方向へ移動さ
れる移動手段と、移動手段の移動により作動するスイッ
チと、から成るため、固定バー−ラッチ方式において
も、車載シート上に装着されたチャイルドシートを確実
に検知できるという優れた効果を有する。また、装置を
小型化できるという優れた効果を有する。
車両用チャイルドシート検知システムにおいて、チャイ
ルドシート検知手段は左右のチャイルドシート固定用ア
タッチメントの少なくとも一方に対向して設定されてお
り、固定バーに取付けられたストライカと、付勢手段に
よってストライカ側に押圧されると共に固定用アタッチ
メントのラッチにより固定バーと離間する方向へ移動さ
れる移動手段と、移動手段の移動により作動するスイッ
チと、から成るため、固定バー−ラッチ方式において
も、車載シート上に装着されたチャイルドシートを確実
に検知できるという優れた効果を有する。また、装置を
小型化できるという優れた効果を有する。
【図１】本発明の第１実施形態に係る車両用チャイルド
シート検知システムを示す概略側断面図である。
シート検知システムを示す概略側断面図である。
【図２】本発明の第１実施形態に係る車両用チャイルド
シート検知システムの要部を示す車両斜め前方から見た
斜視図である。
シート検知システムの要部を示す車両斜め前方から見た
斜視図である。
【図３】図２の３−３線に沿った拡大断面図である。
【図４】本発明の第１実施形態に係る車両用チャイルド
シート検知システムの作用説明図で、チャイルドシート
装着直前の状態を示す図である。
シート検知システムの作用説明図で、チャイルドシート
装着直前の状態を示す図である。
【図５】本発明の第１実施形態に係る車両用チャイルド
シート検知システムの作用説明図で、チャイルドシート
装着状態を示す図である。
シート検知システムの作用説明図で、チャイルドシート
装着状態を示す図である。
【図６】本発明の第１実施形態に係る車両用チャイルド
シート検知システムのチャイルドシート装着状態を示す
図３に対応する断面図である。
シート検知システムのチャイルドシート装着状態を示す
図３に対応する断面図である。
【図７】本発明の第２実施形態に係る車両用チャイルド
シート検知システムの要部を示す車両斜め前方から見た
斜視図である。
シート検知システムの要部を示す車両斜め前方から見た
斜視図である。
【図８】図７の８−８線に沿った拡大断面図である。
【図９】本発明の第２実施形態に係る車両用チャイルド
シート検知システムのチャイルドシート装着状態を示す
図８に対応する断面図である。
シート検知システムのチャイルドシート装着状態を示す
図８に対応する断面図である。
【図１０】本発明の第３実施形態に係る車両用チャイル
ドシート検知システムの要部を示す車両斜め後方から見
た斜視図である。
ドシート検知システムの要部を示す車両斜め後方から見
た斜視図である。
【図１１】本発明の第４実施形態に係る車両用チャイル
ドシート検知システムの要部を示す車両斜め前方から見
た斜視図である。
ドシート検知システムの要部を示す車両斜め前方から見
た斜視図である。
【図１２】従来の実施形態に係る車両用チャイルドシー
ト検知システムを示す車両斜め前方から見た斜視図であ
る。
ト検知システムを示す車両斜め前方から見た斜視図であ
る。
【図１３】従来の他の実施形態に係る車両用チャイルド
シート検知システムを示す概略側断面図である。
シート検知システムを示す概略側断面図である。
１４ 助手席（車載シート）
２０ エアバッグ装置
３２ エアバッグ制御回路
３６ シートクッションフレーム
３８ チャイルドシート検知装置
４２ チャイルドシート
４４ 固定用アタッチメント
４６ 固定バー
５０ ロッド
５２ チャイルドシート検知装置の基体
５４ スイッチ
５６ コイルスプリング（付勢手段）
６０ ロックバー（ラッチ）
６４ インジケータ
７０ チャイルドシート検知装置
７２ 基体
７４ スライダー（移動手段）
８０ ロッド
８２ バンド（連結手段）
８４ 歪ゲージ（歪測定手段）
９０ 固定バー
９２ ストライカ
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名)
B60N 2/28
B60R 21/32
G01V 9/00
Claims (5)
- 【請求項１】 チャイルドシートからシート幅方向に所
定の間隔をおいてシート前後方向に延びる固定用アタッ
チメントを、車載シートに一体化した固定バーに解除可
能に連結することにより装着されるチャイルドシートを
検知するための車両用チャイルドシート検知システムに
おいて、 前記固定用アタッチメントのロックバーの前記固定バー
への連結に伴う動きを利用してチャイルドシート装着の
有無を検知するチャイルドシート検知手段が車体側に設
けられていることを特徴とする車両用チャイルドシート
検知システム。 - 【請求項２】 前記固定バーは車載シートの左右のシー
トフレーム間に架設されており、前記チャイルドシート
検知手段は前記固定バーに平行に併設され前記固定用ア
ッタチメントの間隔幅以上の長さを有するロッドと、該
ロッドの略中央部に配設され、前記固定用アタッチメン
トのラッチにより前記固定バーと前記ロッドの間隔が所
定値以上となった場合に作動するスイッチと、から成る
ことを特徴とする請求項１記載の車両用チャイルドシー
ト検知システム。 - 【請求項３】 前記チャイルドシート検知手段は左右の
チャイルドシート固定用アタッチメントの少なくとも一
方に対向して設定されており、前記固定バーに取付けら
れた基体と、該基体内に収納され付勢手段によって前記
固定バー側に押圧されると共に前記固定用アタッチメン
トのラッチにより前記固定バーと離間する方向へ移動さ
れる移動手段と、該移動手段の移動により作動するスイ
ッチと、から成ることを特徴とする請求項１記載の車両
用チャイルドシート検知システム。 - 【請求項４】 前記固定バーは車載シートの左右のシー
トフレーム間に架設されており、前記チャイルドシート
検知手段は前記固定バーに平行に併設され前記固定用ア
ッタチメントの係合部位を通過するロッドと、該ロッド
と前記固定バーとを連結する連結手段と、前記ロッドに
取付た歪測定手段と、から成ることを特徴とする請求項
１記載の車両用チャイルドシート検知システム。 - 【請求項５】 前記チャイルドシート検知手段は左右の
チャイルドシート固定用アタッチメントの少なくとも一
方に対向して設定されており、前記固定バーに取付けら
れたストライカと、付勢手段によって前記ストライカ側
に押圧されると共に前記固定用アタッチメントのラッチ
により前記固定バーと離間する方向へ移動される移動手
段と、該移動手段の移動により作動するスイッチと、か
ら成ることを特徴とする請求項１記載の車両用チャイル
ドシート検知システム。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP00309898A JP3374739B2 (ja) | 1998-01-09 | 1998-01-09 | 車両用チャイルドシート検知システム |
| US09/220,803 US6561543B1 (en) | 1998-01-09 | 1998-12-28 | Vehicular child seat detection system |
| DE69904245T DE69904245T2 (de) | 1998-01-09 | 1999-01-05 | Kindersitz-Erkennungssystem für ein Kraftfahrzeug |
| EP99100086A EP0928716B1 (en) | 1998-01-09 | 1999-01-05 | Child seat detection system for a vehicle |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP00309898A JP3374739B2 (ja) | 1998-01-09 | 1998-01-09 | 車両用チャイルドシート検知システム |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11198695A JPH11198695A (ja) | 1999-07-27 |
| JP3374739B2 true JP3374739B2 (ja) | 2003-02-10 |
Family
ID=11547880
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP00309898A Expired - Fee Related JP3374739B2 (ja) | 1998-01-09 | 1998-01-09 | 車両用チャイルドシート検知システム |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6561543B1 (ja) |
| EP (1) | EP0928716B1 (ja) |
| JP (1) | JP3374739B2 (ja) |
| DE (1) | DE69904245T2 (ja) |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| JP3938454B2 (ja) | 2000-01-19 | 2007-06-27 | 三菱自動車工業株式会社 | 車両用シート構造 |
| DE10216111B4 (de) * | 2002-04-12 | 2009-12-03 | GM Global Technology Operations, Inc., Detroit | Fahrzeug mit einem im Fond- oder Frontbereich angeordneten Kindersitz |
| US7159686B2 (en) * | 2003-09-17 | 2007-01-09 | Delphi Technologies, Inc. | Apparatus and method for detection of a latching device |
| US7168738B2 (en) * | 2003-10-17 | 2007-01-30 | General Motors Corporation | Child restraint seat detection devices |
| JP4605456B2 (ja) * | 2005-03-25 | 2011-01-05 | アイシン精機株式会社 | ロック装置および車両用シート |
| KR100787670B1 (ko) | 2006-12-07 | 2007-12-21 | 현대자동차주식회사 | 차량용 유아시트 장착에 따른 에어백 미전개 장치 |
| JP2008238924A (ja) * | 2007-03-27 | 2008-10-09 | Mitsubishi Motors Corp | 車両用シート |
| NL1036452C2 (en) * | 2009-01-23 | 2010-07-26 | Maxi Miliaan Bv | A child vehicle seat as well as a chassis suitable for such a child vehicle seat. |
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| CN101700748B (zh) * | 2009-09-03 | 2011-06-08 | 江苏万工科技集团有限公司 | 一种用于汽车上的儿童乘员约束装置 |
| DE102013216220B3 (de) * | 2013-06-28 | 2014-12-04 | Johnson Controls Components Gmbh & Co. Kg | Verriegelungseinheit für einen Fahrzeugsitz und Fahrzeugsitz |
| DE102015222419B4 (de) * | 2015-11-13 | 2020-11-19 | Hartmann-exact KG | Airbag-Deaktivierungseinrichtung |
| US10065529B1 (en) * | 2017-02-22 | 2018-09-04 | Ford Global Technologies, Llc | Child safety seat anchor assembly |
| DE102019208932A1 (de) * | 2019-06-19 | 2020-12-24 | Volkswagen Aktiengesellschaft | Verfahren zur Anzeige der Anordnung von Komponenten in einem Fahrzeug |
| US11358499B2 (en) * | 2019-10-17 | 2022-06-14 | GM Global Technology Operations LLC | Lower and upper latch anchor use detection sensing device |
| KR20220045639A (ko) | 2020-10-06 | 2022-04-13 | 현대자동차주식회사 | 차량용 차일드 시트의 전원 공급 장치 |
Family Cites Families (25)
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|---|---|---|---|---|
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| WO1995002526A1 (en) * | 1993-07-16 | 1995-01-26 | New Lennox Industries, Inc. | Air bag-equipped child's vehicle seat and alarm/arming system therefor |
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