JP3369296B2 - Mos型コンデンサ - Google Patents

Mos型コンデンサ

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JP3369296B2 JP05567194A JP5567194A JP3369296B2 JP 3369296 B2 JP3369296 B2 JP 3369296B2 JP 05567194 A JP05567194 A JP 05567194A JP 5567194 A JP5567194 A JP 5567194A JP 3369296 B2 JP3369296 B2 JP 3369296B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】この発明は、周波数特性を向上さ
せたMOS型コンデンサに関する。 【0002】 【従来の技術】従来のMOS型コンデンサを図14及び
図15に示す。P基板7の表面上にゲート酸化膜8を介
してポリシリコン膜2が形成され、ポリシリコン膜2の
上に酸化膜9が形成されている。アルミニウム電極層3
及び5が酸化膜9の上に形成されている。アルミニウム
電極層3の一部は酸化膜9を貫通し、ポリシリコン膜2
と接触してアルミニウムコンタクト6を形成している。
一方、アルミニウム電極層5の一部は酸化膜9を貫通
し、P基板7の表面に形成されたN拡散層10と接触し
てフィールドコンタクト4を形成している。このフィー
ルドコンタクト4は、フィールド酸化膜11によりP基
板7の表面に区画された矩形状のフィールド1の一辺1
aに沿って配置されている。 【0003】アルミニウム電極層3及び5間にチャネル
形成のしきい値Vthより高い電圧Vが印加されると、
チャネルとして作用するN反転層12がN拡散層10の
側から次第にフィールド1内に形成される。ゲート酸化
膜8を介してフィールド1とポリシリコン膜2とが重な
った部分に電荷が蓄積され、コンデンサとして機能す
る。すなわち、図16の等価回路に示されるように、フ
ィールド1の一辺1aから対向する辺1bに向かって多
数の小さなコンデンサが互いに抵抗を介して接続されて
おり、電圧Vを印加すると、フィールド1の一辺1a側
の小コンデンサから順に電圧が印加されていくような状
態である。従って、フィールド1の一辺1a側の小コン
デンサより対向辺1b側の小コンデンサの方が電荷の蓄
積及び放出に時間を要することになる。このため、高い
周波数で電圧が変化する場合には、コンデンサとしての
所望の機能を果たせなくなってしまう。 【0004】MOS型コンデンサの製造プロセスにおい
て、チャネルが形成されるP基板7の表面部分にキャパ
シタドープを打ち込むことによりチャネル形成のしきい
値Vthを低下させることができる。このようにしてし
きい値Vthを低下させれば、フィールド1の対向辺1
b側の小コンデンサでも充放電に要する時間が短縮され
るので、高周波数で動作し得るMOS型コンデンサを形
成することができる。 【0005】しかしながら、このような低いしきい値V
thを有するMOS型コンデンサを例えば、EEPRO
Mの書き込み電圧Vppを供給するか否かを選択するた
めのVppスイッチ回路に使用すると、漏れ電流が多く
なるために、誤動作を生じ易くなってしまう。また、E
EPROMの書き込み電圧Vppを発生させるためのチ
ャージポンプ回路あるいは上述したVppスイッチ回路
においては、これらのチャージポンプ回路あるいはVp
pスイッチ回路が作動していないときでも、内蔵された
コンデンサが存在するために、負荷容量が大きくなり、
消費電流が大きくなる。 【0006】 【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
のMOS型コンデンサは、高周波数に対して機能が低下
するという問題点があった。また、高周波数で動作でき
るようにしきい値Vthを下げると、Vppスイッチ回
路に使用した場合に誤動作を起こし易くなってしまう。
さらに、従来のコンデンサを用いたVppスイッチ回路
及びチャージポンプ回路では、負荷容量に起因して消費
電流が大きくなるという問題点もあった。 【0007】この発明はこのような問題点を解消するた
めになされたもので、高周波数でも動作し得る信頼性の
高いMOS型コンデンサを提供することを目的とする。 【0008】 【課題を解決するための手段】この発明に係るMOS型
コンデンサは、複数のフィールドが区画された半導体基
板と、複数のフィールドを覆うように半導体基板の表面
上に形成されると共に複数のフィールドの内部に対応す
る位置にそれぞれ複数の開口部が形成された絶縁膜と、
絶縁膜の上に形成されると共に複数のフィールドの内部
に対応する位置にそれぞれ複数の開口部が形成された導
電層と、導電層に電気的に接続された第1の電極層と、
複数のフィールドの内部にそれぞれ対応する導電層の複
数の開口部及び絶縁膜の複数の開口部内を通って半導体
基板の複数のフィールドの表面に電気的に接続された第
2の電極層とを備えたものである。 【0009】 【作用】この発明に係るMOS型コンデンサにおいて
は、半導体基板の表面が複数のフィールドに区画され、
各フィールドの内部で第2の電極層が半導体基板の表面
に電気的に接続されるので、周波数特性が向上すると共
にフィールドが分割されているために容量及び抵抗値等
の特性のシミュレーションが容易となる。 【0010】 【実施例】以下、この発明の実施例を添付図面に基づい
て説明する。 実施例1. 図1及び図2にこの発明の実施例1に係るMOS型コン
デンサを示す。P基板27の表面上にフィールド酸化膜
31により矩形状のフィールド21が区画されている。
このフィールド21の上にゲート酸化膜28を介してポ
リシリコン膜22が形成され、ポリシリコン膜22の上
に酸化膜29が形成されている。アルミニウム電極層2
3及び25が酸化膜29の上に形成されている。アルミ
ニウム電極層23の一部は酸化膜29を貫通し、ポリシ
リコン膜22と接触してアルミニウムコンタクト26を
形成している。また、ゲート酸化膜28には4つの開口
部28aが形成されており、ポリシリコン膜22にも対
応する位置に4つの開口部22aが形成されている。こ
れらの開口部28a及び22aはフィールド21内に均
一に配置されている。アルミニウム電極層25の一部は
酸化膜29を貫通し、ポリシリコン膜22の開口部22
a及びゲート酸化膜28の開口部28a内を通ってP基
板27の表面のN拡散層30と接触し、ここにフィール
ドコンタクト24を形成している。すなわち、図1に示
されるように、フィールド21の内部に4個のフィール
ドコンタクト24が均一に配置され、これらのフィール
ドコンタクト24がアルミニウム電極層25に接続され
ている。 【0011】P基板27が半導体基板を、ゲート酸化膜
28が絶縁層を、ポリシリコン膜22が導電層を、アル
ミニウム電極層23及び25がそれぞれ第1及び第2の
電極層を形成している。 【0012】アルミニウム電極層23及び25間にチャ
ネル形成のしきい値Vthより高い電圧Vが印加される
と、チャネルとして作用するN反転層32がフィールド
21内に形成される。ゲート酸化膜28を介してフィー
ルド21とポリシリコン膜22とが重なった部分に電荷
が蓄積され、コンデンサとして機能する。この実施例1
のMOS型コンデンサでは、フィールド21の内部にフ
ィールドコンタクト24が配置されているので、等価回
路は図3のようになり、多数の小コンデンサの中央部か
ら電極を引き出した形になる。このため、抵抗が軽減さ
れ、図14及び図15に示した従来のコンデンサと比較
したところ、図4に示されるように、周波数特性の改善
がなされていることがわかった。従来のコンデンサで
は、周波数が高くなると容量が著しく小さくなるが、こ
の実施例1のコンデンサでは容量の落ち方が少ないこと
がわかる。すなわち、より高い周波数で正常な動作を行
うことができる。 【0013】なお、上記の実施例1では、半導体基板と
してP基板を用いたが、N基板を用いても同様のコンデ
ンサを構成することができる。 【0014】実施例2. 実施例1と同様にして矩形状のフィールド41の内部に
8個のフィールドコンタクト44が配置されたMOS型
コンデンサを図5に示す。この実施例2に係るコンデン
サを用いて従来のコンデンサとの比較を行ってみる。フ
ィールド41の大きさを50×90μm、ポリシリコン
膜及びゲート酸化膜に形成された8個の開口部42a及
び48aのそれぞれの大きさを3.3×3.3μm、ゲ
ートのシート容量を0.83×10−15F/μm2と
すると、実施例2のコンデンサのスタティックな容量C
1は、C1={(50×90)−(3.3×3.3×
8)}×0.83×10−15=3.66pFとなる。
一方、実施例2と同じ大きさのフィールドを有する図1
4に示した従来の構造のコンデンサでは、スタティック
な容量C2は、C2=50×90×0.83×10−1
5=3.75pFとなる。実施例2のコンデンサでは、
フィールド41の内部に8個のフィールドコンタクト4
4を配置しているので、その分だけ僅かにスタティック
な容量が小さくなっている。 【0015】また、電圧の分布からコンダクタンスβを
計算すると、実施例2のコンデンサでは、L=(Lx+
Ly)/2≒11.2μm、W={(22.5×25)
/L}×8≒401μmとなるので、コンダクタンスβ
1は定数をkとして、β1=(W/L)×k≒35.8
kとなる。一方、従来の構造のコンデンサでは、L=9
0×2=180μm、W=50/2=25μmからコン
ダクタンスβ2は、β2=0.14kとなる。ところ
で、抵抗値はコンダクタンスの逆数として算出されるの
で、この実施例2のコンデンサの抵抗値は同じ大きさの
フィールドを有する従来のコンデンサに比べて約1/2
50となる。 【0016】また、フィールドコンタクト44が配置さ
れるフィールド41の部分は不要な負荷容量を生じる。
実施例2では、8個のフィールドコンタクト44が配置
されているので、面積S1=3.3×3.3×8=8
7.1μm2に相当する不要な負荷容量が生じることに
なる。一方、従来の構造のコンデンサでは、矩形状のフ
ィールドの一辺に沿って直線状にフィールドコンタクト
が形成されるため、この実施例2と同じ50×90μm
の大きさのフィールドの短辺に沿って幅3.3μmのフ
ィールドコンタクトを形成する場合には、面積S2=
3.3×50=165μm2に相当する不要な負荷容量
が生じる。すなわち、実施例2のコンデンサでは、不要
な負荷容量が約1/2に軽減される。また、従来の構造
のコンデンサにおいても、キャパシタドープを打ち込む
ことにより抵抗値を下げることができるが、この場合に
はフィールド全体が常時容量として動作するため、不要
な負荷容量が増加してしまう。 【0017】実施例3. 図6に実施例3に係るMOS型コンデンサを示す。この
コンデンサでは、フィールドが4つのフィールド51に
分割されており、それぞれのフィールド51の中央部に
フィールドコンタクト54が形成されている。これら4
つのフィールドコンタクト54が一つのアルミニウム電
極層55に接続されている。この実施例3のコンデンサ
は、実施例1のコンデンサと同様の特性を有するが、フ
ィールドが分割されているために容量、抵抗値等の特性
のシミュレーションが容易となる。 【0018】実施例4. 図7に実施例4に係るMOS型コンデンサを示す。この
コンデンサでは、フィールド61の中央部に唯一つのフ
ィールドコンタクト64が形成され、このフィールドコ
ンタクト64がアルミニウム電極層65に接続されてい
る。このようにフィールドの中央部のみにフィールドコ
ンタクトを設けた簡単な構造でも、同様に、抵抗値の軽
減、不要な負荷容量の削減が行われ、周波数特性が向上
する。 【0019】実施例5. 図8にこの発明に係るMOS型コンデンサを用いたチャ
ージポンプ回路を示す。複数のトランジスタ71が直列
に接続されると共に各トランジスタ71にこの発明に係
るMOS型コンデンサ72が接続されている。複数のコ
ンデンサ72の一つおきにクロック信号CLK及びイン
バータ回路73によるクロック信号CLKの反転信号が
供給される。このような構成により、直列接続の一端に
位置するトランジスタ71に供給された電圧VDDが、
電圧Vppに昇圧されて直列接続の他端に位置するトラ
ンジスタ71から出力される。このチャージポンプ回路
における、クロック信号CLKと出力電圧Vppとの関
係を図9のタイミングチャートに示す。 【0020】チャージポンプ回路のドライブ能力はクロ
ック信号CLKの周波数と使用されているコンデンサの
容量とでほぼ決定される。この実施例5では従来より高
い周波数で動作し得るコンデンサ72が使用されている
ため、従来と同じパターン面積でチャージポンプ回路を
形成しても、よりドライブ能力の優れたチャージポンプ
回路が得られる。また、この発明に係るコンデンサ72
では、負荷容量の軽減が可能なため、Vcc及びIcc
のマージンを向上させることができる。 【0021】実施例6. 図10にこの発明に係るMOS型コンデンサを用いたV
ppスイッチ回路を示す。トランジスタ81のゲート・
ソース間にトランジスタ82及び83が直列に接続さ
れ、これらのトランジスタ82及び83にそれぞれこの
発明に係るMOS型コンデンサ84及び85が接続され
ている。コンデンサ84及び85にはクロック信号CL
K及びインバータ回路86によるクロック信号CLKの
反転信号が供給される。トランジスタ81のゲートに
は、書き込み電圧Vppを供給するか否かを選択するた
めの選択信号線SELが接続されている。選択信号線S
ELがハイレベルのときには、トランジスタ81のドレ
インに供給される電圧Vppが選択信号線SELに供給
され、ローレベルのときには、電圧Vppが選択信号線
SELに供給されない。 【0022】Vppスイッチ回路のドライブ能力はクロ
ック信号CLKの周波数と使用されているコンデンサの
容量とでほぼ決定される。この実施例6では従来より高
い周波数で動作し得るコンデンサ84及び85が使用さ
れているため、従来と同じパターン面積でVppスイッ
チ回路を形成しても、よりドライブ能力の優れた回路が
得られる。また、この発明に係るコンデンサ84及び8
5では、負荷容量の軽減が可能なため、Vcc及びIc
cのマージンを向上させることができる。 【0023】実施例7. 実施例6のVppスイッチ回路に使用されるコンデンサ
のしきい値、すなわち反転層を形成するために必要な電
圧レベルVthを、Vppスイッチ回路内の他のトラン
ジスタのしきい値以上に設定すれば、誤動作の防止及び
Iccの向上を図ることができる。Vppスイッチ回路
の選択信号線SELがローレベルのときには、電圧Vp
pがコンデンサ84及び85に供給されないが、これら
のコンデンサのしきい値Vthがトランジスタ82及び
83のしきい値より低く設定されていると、選択信号線
SELのレベルが漏れ電流によってチャージアップされ
て反転する恐れがある。そこで、この実施例7のよう
に、コンデンサ84及び85のしきい値Vthをトラン
ジスタ82及び83のしきい値より高く設定すれば、選
択信号線SELの誤反転を防止することができる。 【0024】実施例8. 図11にこの発明に係るMOS型コンデンサを用いた
EPROMを示す。このEEPROMには、実施例5に
示したチャージポンプ回路及び実施例6あるいは7に示
したVppスイッチ回路が用いられている。複数のメモ
リセル91を有するメモリセルアレイ92にVppスイ
ッチ回路群93が接続されている。Vppスイッチ回路
群93は、メモリセルアレイ92の各ビット線及び各ワ
ード線にそれぞれ対応して設けられた実施例6あるいは
7の複数のVppスイッチ回路を含んでいる。すなわ
ち、各Vppスイッチ回路は、図10に示されるよう
に、それぞれフィールドの内部に少なくとも一つのフィ
ールドコンタクトが設けられた第2のMOS型コンデン
サ84及び85と、書き込み電圧Vppを供給するか否
かを選択するための選択信号線SELと、第2のMOS
型コンデンサ84及び85に接続されると共に選択信号
線のレベルに応じてオン/オフされる第2のトランジス
タ81〜83とを備えている。 【0025】このVppスイッチ回路群93に実施例5
に示したチャージポンプ回路94が接続されている。す
なわち、チャージポンプ回路94は、図8に示されるよ
うに、それぞれフィールドの内部に少なくとも一つのフ
ィールドコンタクトが設けられた複数の第1のMOS型
コンデンサ72と、それぞれ対応するMOS型コンデン
サ72に接続されると共に互いに直列に接続された複数
の第1のトランジスタ71とを備えている。さらに、チ
ャージポンプ回路94にクロック発生回路95が接続さ
れている。また、Vppスイッチ回路群93に制御回路
96が接続されている。この発明に係るMOS型コンデ
ンサを用いた複数のVppスイッチ回路及びチャージポ
ンプ回路が使用されているので、高い周波数で信頼性の
高い動作が行なわれると共にIcc及びVccのマージ
ンの向上が可能になる。 【0026】実施例9. 図12にこの発明に係るMOS型コンデンサを用いた
EPROM内蔵マイクロコンピュータを示す。このマイ
クロコンピュータは、信号処理を行うためのCPU97
と、実施例8のEEPROM98とを有している。従っ
て、高い周波数で信頼性の高い動作が行なわれると共に
Icc及びVccのマージンの向上が可能になる。 【0027】実施例10. 図13にこの発明に係るMOS型コンデンサを用いた
Cカードを示す。このICカードには、実施例9に示し
たEEPROM内蔵のマイクロコンピュータ99が搭載
されている。マイクロコンピュータ99を内蔵するため
に、Icc及びVccのマージンが向上され、例えば電
圧3Vの電池一つによるICカードの動作が可能にな
る。また、ICカードの動作の信頼性が向上する。 【0028】 【発明の効果】以上説明したように、この発明に係る
OS型コンデンサは、複数のフィールドが区画された半
導体基板と、複数のフィールドを覆うように半導体基板
の表面上に形成されると共に複数のフィールドの内部に
対応する位置にそれぞれ複数の開口部が形成された絶縁
膜と、絶縁膜の上に形成されると共に複数のフィールド
の内部に対応する位置にそれぞれ複数の開口部が形成さ
れた導電層と、導電層に電気的に接続された第1の電極
層と、複数のフィールドの内部にそれぞれ対応する導電
層の複数の開口部及び絶縁膜の複数の開口部内を通って
半導体基板の複数のフィールドの表面に電気的に接続さ
れた第2の電極層とを備えているので、周波数特性が向
上すると共にフィールドが分割されているために容量及
び抵抗値等の特性のシミュレーションを容易に行うこと
ができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】 この発明の実施例1に係るMOS型コンデン
サを示す平面図である。 【図2】 図1のI−I線断面図である。 【図3】 実施例1のコンデンサの等価回路図である。 【図4】 実施例1のコンデンサの周波数特性を示す図
である。 【図5】 実施例2に係るMOS型コンデンサを示す平
面図である。 【図6】 実施例3に係るMOS型コンデンサを示す平
面図である。 【図7】 実施例4に係るMOS型コンデンサを示す平
面図である。 【図8】 実施例5に係るチャージポンプ回路を示す回
路図である。 【図9】 実施例5の動作を示すタイミングチャートで
ある。 【図10】 実施例6に係るVppスイッチ回路を示す
回路図である。 【図11】 実施例8に係るEEPROMを示すブロッ
ク図である。 【図12】 実施例9に係るマイクロコンピュータを示
す図である。 【図13】 実施例10に係るICカードを示す図であ
る。 【図14】 従来のMOS型コンデンサを示す平面図で
ある。 【図15】 図14のII−II線断面図である。 【図16】 図14のコンデンサの等価回路図である。 【符号の説明】 21,41,51,61 フィールド、22 ポリシリ
コン膜、22a,28a,42a,48a 開口部、2
3,25,55,65 アルミニウム電極層、24,4
4,54,64 フィールドコンタクト、26 アルミ
ニウムコンタクト、27 P基板、28 ゲート酸化
膜、71,81,82,83 トランジスタ、72,8
4,85 MOS型コンデンサ、91 メモリセル、9
2 メモリセルアレイ、93 Vppスイッチ回路群、
94 チャージポンプ回路、97CPU、98 EEP
ROM、99 マイクロコンピュータ。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/822 G06F 15/78 510 G06K 19/07 H01L 27/04 H01L 29/00

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 複数のフィールドが区画された半導体基
    板と、 前記複数のフィールドを覆うように前記半導体基板の表
    面上に形成されると共に前記複数のフィールドの内部に
    対応する位置にそれぞれ複数の開口部が形成された絶縁
    膜と、 前記絶縁膜の上に形成されると共に前記複数のフィール
    ドの内部に対応する位置にそれぞれ複数の開口部が形成
    された導電層と、 前記導電層に電気的に接続された第1の電極層と、 前記複数のフィールドの内部にそれぞれ対応する前記導
    電層の複数の開口部及び前記絶縁膜の複数の開口部内を
    通って前記半導体基板の前記複数のフィールドの表面に
    電気的に接続された第2の電極層とを備えたことを特徴
    とするMOS型コンデンサ。
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