JP3367875B2 - 対数変換回路及びこれを用いたトランスコンダクター - Google Patents

対数変換回路及びこれを用いたトランスコンダクター

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、対数変換回路及び
これを用いたトランスコンダクターに関する。
【0002】
【従来の技術】従来アクティブフィルタを構成する手法
として、例えば図12に示すようにトランスコンダクタ
ーG1〜G8と容量を用いる手法がある。扱える信号振
幅を広くするためため、従来、トランスコンダクターは
図13に示したように線形入力範囲を広くした対数変換
回路1とトランジスタQ20、Q21による差動対で構
成される逆対数変換回路2で構成されてきた。
【0003】また線形入力範囲を広く取れる対数変換回
路として、例えば図14及び図15(a)に示す特開平
06−90127号公報で提案されている対数変換回路
がある。
【0004】図14に示す対数変換回路は、差動入力信
号がIN+ とIN- の間に印加され、トランジスタQ1に電
流I1が流れるようにトランジスタQ5、Q3を介して帰
還がかかり、またトランジスタQ2に電流I2(=I1) が流
れるようにトランジスタQ6、Q4を介して帰還がかか
っている。これによりトランジスタQ1及びQ2のエミ
ッタ電位V1及びV2は、おのおの入力端子IN+ 及びIN
- の電位からVbe だけレベルシフトした電位となり、抵
抗R1にかかる電圧は差動入力信号と等しくなる。
【0005】差動入力信号電圧をVdとすると、トランジ
スタQ3には、I1-Vd/R1なる電流が流れ、トランジスタ
Q4には、I1-Vd/R1なる電流が流れて、おのおの電流に
応じて対数変換された電圧がトランジスタQ3及びQ4
のベース・エミッタ間に発生する。
【0006】図14に示す対数変換回路では、トランジ
スタQ3及びQ4が飽和してしまうとトランジスタQ5
及びQ3、あるいはトランジスタQ6及びQ4で構成さ
れる帰還回路が正常に動作しなくなる。よって、トラン
ジスタQ3及びQ4を非飽和で動作させるためには、ト
ランジスタQ3及びQ4のコレクタ・エミッタ間に0.1V
程度の電圧Vce(sat)が必要となる。また、Q4及びQ5
の共通エミッタ電圧Vcは次に接続される逆対数変換回路
を正常に動作させるために0.1V程度必要となる。よっ
て、この対数変換回路における同相入力電圧の最小値Vc
( 〜0.1V)+Vce(sat)( 〜0.1V)+Vbe(〜0.7V) はほぼ0.9V
となってしまう。
【0007】次に図15(a)に示す対数変換回路で
は、図14に示す構成とは異なり、トランジスタが縦積
みになっていないので、同相入力電圧の最小値Vc( 〜0.
1V)+Vbe は、ほぼ0.8Vと図14の対数変換回路より0.1V
程度小さくすることができ、この分入力電圧範囲を広く
取ることができる。
【0008】しかしながら、図15(a)に示す対数変
換回路を用いて図13示す構成で実現したトランスコン
ダクターの差動入力信号電圧- 出力電流特性は、図16
に示すように差動入力電圧に例えば1V程度かかるとトラ
ンスコンダクタの動作の極性が逆になってしまう。つま
り、対数変換回路の差動出力電圧の極性が逆転してしま
うという問題点があった。
【0009】ここで極性が反転する動作を簡単に説明す
る。線形入力電圧範囲はI1×R1で表される。差動入力信
号電圧Vdが線形入力電圧範囲にある時は、上述の通り、
トランジスタは全て非飽和で動作し、線形入力電圧範囲
にVdがある間、Vdの対数変換された電圧としてV3及びV4
の電位を発生する。Vdが大きくなり、線形入力電圧範囲
から外れると、この時電流I1は全て抵抗R1に流れ、トラ
ンジスタQ5 はオフしてしまう。この様子を図15
(b)に示す。
【0010】この時、電流I1及びI2はトランジスタQ6
に流れ、トランジスタQ6のベース電位V4は、(I1+I2)R
2+Vbe|Q6でほぼ一定の値を取る。この状態でもトランジ
スタQ6は、エミッタ接地の増幅回路として動作し、ト
ランジスタQ3及びQ4は差動増幅回路として動作して
おり、その結果、V8はIN- の電位に応じて下がってい
く。Vdが線形入力電圧範囲から外れると、V7はV8+I1 ×
R1で決まっているので、Vdが大きくなるにつれ(つま
り、IN+ の電位が上がり、IN- の電位が下がる)、V7は
V8に応じて下がる。V7はIN+ の電位より低いためトラン
ジスタQ2もオフする。トランジスタQ1のエミッタか
ら電流I5を流そうとするがコレクタに供給される電流I3
は、I3=I5/2 なので、トランジスタQ1は飽和し、トラ
ンジスタQ1のベースから残りの電流I5/2が供給され
る。
【0011】トランジスタQ1のコレクタ電位V3は、ト
ランジスタQ1が飽和しているため、エミッタ電位V5か
らおよそ0.1V程度高い電位まで急激に下がる。しかし、
V5は、IN+ の電位に応じて上がるため、従って、V3もIN
+ の電位に応じて上がる。この状態から、さらにVdを大
きくする(IN+ の電位を高くし、IN-の電位を低くす
る)と、やがて、V3とV4が逆転してし、極性が反転す
る。
【0012】よって、このトランスコンダクターを用い
て実現したフィルタでは、一旦、1V程度の電圧がいずれ
かのトランスコンダクターにかかってしまうと、そのト
ランスコンダクターを介したループが正帰還となってし
まい、発振を引き起こすという問題があった。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
の線形入力範囲の広い対数変換回路では、同相入力電圧
範囲が狭まったり、あるいは、過大な差動入力信号電圧
に対して発振を引き起こすという問題があった。
【0014】本発明は、上記従来技術の有する問題点に
鑑みてなされたもので、その目的とするところは、線形
入力範囲及び同相入力電圧が広く、かつ安定に動作する
対数変換回路を提供することである。
【0015】
【課題を解決するための手段】差動入力信号を増幅する
第1及び第2の増幅手段と、第1及び第2の増幅手段の
出力電圧をレベルシフトする第1及び第2のレベルシフ
ト手段と、第1及び第2のレベルシフト手段の出力端に
ベースがそれぞれ接続され、エミッタが互いに結合さ
れ、コレクタから第1及び第2の増幅手段にそれぞれ帰
還が施された第1及び第2のトランジスタと、第1及び
第2のトランジスタのコレクタ間に配設されたインピー
ダンス素子と、第1及び第2のトランジスタのベース・
エミッタ間電圧に応じた出力信号を取り出す出力手段と
を備えることを特徴とする。
【0016】
【作用】本発明の対数変換回路によれば、用いる増幅手
段の正入力端と負入力端の間に正入力端が低くなるよう
な電圧が印加された開ループ時の増幅手段の出力電圧
が、増幅手段の負入力端の電位に依存するような場合で
も、線形入力電圧範囲を外れて差動入力信号電圧が印加
された時にオフする第1 あるいは第2 のトランジスタの
ベース電位はレベルシフト手段にて増幅手段の出力電圧
より低くなるため、線形入力電圧範囲を外れて対数変換
回路に入力される差動入力信号電圧が大きくなり対数変
換回路の出力電圧の極性が逆転する入力電圧をレベルシ
フト電圧に応じて大きくできるので、過大な差動入力信
号電圧に対する安定性を改善することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1(a)は本発明が適用された
対数変換回路を示す図で、図2は図1(a)に差動入力
信号電圧Vdを印加した時の各ノード電圧を示している。
また、図3は図12示す構成で実現したトランスコンダ
クターに差動入力信号電圧Vdを印加した時の差動入力信
号電圧- 出力電流特性である。
【0018】図1(a)の対数変換回路において、トラ
ンジスタQ1、Q2及び電流源I3,I5 にて増幅手段11
を構成し、トランジスタQ3、Q4及び電流源I4,I6 に
て増幅手段12を構成し、トランジスタQ7及び電流源
I7はレベルシフト手段13を構成し、トランジスタQ8
及び電流源I8はレベルシフト手段14を構成し、増幅手
段11の負入力端であるトランジスタQ1のベースは入
力端子IN+ に接続され、出力端であるトランジスタQ1
のコレクタは、レベルシフト手段13を介してトランジ
スタQ5のベースに接続され、増幅手段12の負入力端
であるトランジスタQ3のベースは入力端子IN- に接続
され、出力端であるトランジスタQ3のコレクタは、レ
ベルシフト手段14を介してトランジスタQ6のベース
に接続され、トランジスタQ5とQ6のエミッタは互い
に結合されて抵抗R2を介して電源Vee に接続され、トラ
ンジスタQ5のコレクタは増幅手段11の正入力端であ
るトランジスタQ2ベースに接続され、トランジスタQ
6のコレクタは増幅手段12の正入力端であるトランジ
スタQ4のベースに接続され、トランジスタQ5とQ6
のコレクタ間に抵抗R1が接続されている。
【0019】差動入力信号電圧がIN+,IN- 端子間に印加
され、トランジスタQ5及びQ6のベース・エミッタ電
圧に応じた電圧が、Out+,Out- 端子から出力される。こ
こで図1(a)に示す対数変換回路の動作を説明する。
差動入力信号電圧Vdが線形入力電圧範囲内にある時は、
図1(b)に示すように、増幅手段11、12の出力か
らレベルシフト手段13、14と、トランジスタQ5、
Q6、電流源I1,I2 及び抵抗R1,R2 で構成される増幅回
路による帰還回路を介して、増幅手段11、12の正入
力に負帰還がかかっており、抵抗R1の両端にはIN+ 及び
IN- 端子に印加される差動入力信号電圧Vdがかかり、抵
抗R1にはVd/R1 なる電流が流れる。よって、トランジス
タQ5及びQ6には、それぞれ、I1-Vd/R1,I1+Vd/R1 な
る電流が流れる。
【0020】トランジスタQ5及びQ6のベース・エミ
ッタ電圧はそれぞれに流れる電流の対数変換し、かつ、
電流電圧変換されたもので、Out+及びOut-端子から差動
入力信号電圧を対数変換した電圧として出力される。
【0021】線形入力電圧範囲は、上記動作をしている
範囲で、I1-Vd/R1=0となるVd、つまり、I1×R1が線形入
力電圧範囲となる。ここで差動入力信号電圧Vdが、線形
入力電圧範囲を超えようとすると、電流I1は全て抵抗R1
を介して、トランジスタQ6に流れ、トランジスタQ5
がオフし、トランジスタQ6のベース電位V41 が決まる
のは従来例で説明した通りである。また、トランジスタ
Q2がオフし、トランジスタQ1が飽和し、増幅手段1
1の出力であるトランジスタのコレクタ電位V3が決まる
のも従来例で説明した通りである。従来例の場合と異な
るのは、レベルシフト手段13によりトランジスタQ5
のベース電位V31 はV3よりレベルシフト手段13を構成
するトランジスタQ7のベース・エミッタ電圧Vbe|Q7だ
け低い点で、従来例では、図17に示すようにVdが線形
入力電圧範囲から外れると、トランジスタQ5のベース
電位(=トランジスタQ1 のコレクタ電位)V3 は0.9V程度
しか下がらないのに対して、本発明の対数変換回路で
は、図2に示すようにトランジスタQ5のベース電位V3
1 は0.1V程度まで下がっている。
【0022】よってVdがさらにΔVd大きくなり、つまり
IN+ の電位がΔVd/2上がり、IN- の電位がΔVd/2下がる
と、飽和しているトランジスタQ1のコレクタ電位V3及
びトランジスタQ5のベース電位V31 は、IN+ の電位に
応じて上がるが、V31 がトランジスタQ6のベース電位
V41 と等しくするには、従来例より、レベルシフト手段
13のレベルシフト電圧であるトランジスタQ7のベー
ス・エミッタ電圧Vbe|Q7だけIN+ の電位を上げないと(
つまり、2 倍のVbe|Q7だけVdを上げないと)V31とV41 は
等しくならない。
【0023】よって、差動入力信号電圧が線形入力電圧
範囲より大きくかかっても、対数変換回路出力の極性が
変わる差動入力信号電圧を従来より大きくできるので、
安定性を改善することができる。
【0024】図3は、図1(a)の対数変換回路を用い
たトランスコンダクターの入力電圧- 出力電流の特性を
示す図で、上述した通り、出力の極性逆転が生じていな
い。図4(a)は、本発明の第2の実施例である対数変
換回路を示す図で、図5は図4(a)に差動入力信号電
圧Vdを印加した時の各ノード電圧を示している。また、
図6は図13示す構成で実現したトランスコンダクター
に差動入力信号電圧Vdを印加した時の差動入力信号電圧
- 出力電流特性である。
【0025】図4(a)の対数変換回路において、トラ
ンジスタQ1、Q2及び電流源I3,I5,I9にて増幅手段1
1を構成し、トランジスタQ3、Q4及び電流源I4,
I6,I10にて増幅手段12を構成し、増幅手段11
の正入力端であるトランジスタQ1のベースは入力端子
IN+ に接続されている。負出力端であるトランジス
タQ1のコレクタは、トランジスタQ5のベースに接続
され、増幅手段12の正入力端であるトランジスタQ3
のベースは入力端子IN- に接続されている。また負出力
端であるトランジスタQ3のコレクタは、トランジスタ
Q6のベースに接続され、トランジスタQ5とQ6のエ
ミッタは互いに結合されて抵抗R2を介して電源Vee に接
続され、トランジスタQ5のコレクタは増幅手段11の
負入力端であるトランジスタQ2のベースと正出力端で
あるトランジスタQ2のコレクタに接続されている。ま
たトランジスタQ6のコレクタは増幅手段12の負入力
端であるトランジスタQ4のベースと正出力端であるト
ランジスタQ4 のコレクタに接続され、トランジスタQ
5とQ6のコレクタ間に抵抗R1が接続されている。
【0026】このように差動入力信号電圧がIN+,IN- 端
子間に印加され、トランジスタQ5及びQ6のベース・
エミッタ電圧に応じた電圧が、Out+,Out- 端子から出力
される。
【0027】図4(a)に示す対数変換回路の動作を説
明する。差動入力信号電圧Vdが線形入力電圧範囲内にあ
る時は、4(b)に示すように、増幅手段11、12は
おのおの正出力端と負入力端が接続されたボルテージフ
ォロアの構成となっており、抵抗R1の両端にはIN+ 及び
IN- 端子に印加される差動入力信号電圧Vdがかかってい
る。また、増幅手段11、12の負出力端からトランジ
スタQ5, Q6,電流源I1,I2 及び抵抗R1,R2 で構成さ
れる増幅回路による帰還回路を介して、増幅手段11、
12の負入力端に負帰還がかかっており、このループで
も抵抗R1の両端にはIN+ 及びIN- 端子に印加される差動
入力信号電圧Vdがかかるように動作する。
【0028】よって、抵抗R1にはVd/R1 なる電流が流
れ、トランジスタQ5及びQ6には、それぞれ、I1-Vd/
R1,I1+Vd/R1 なる電流が流れる。トランジスタQ5及び
Q6のベース・エミッタ電圧はそれぞれに流れる電流の
対数変換し、かつ電流電圧変換されたもので、Out+及び
Out-端子から差動入力信号電圧を対数変換した電圧とし
て出力される。線形入力電圧範囲は、上記動作をしてい
る範囲で、I1-Vd/R1=0となるVd、つまり、I1×R1が線形
入力電圧範囲となる。
【0029】Vdが線形入力電圧範囲を超えようとする
と、電流I1は全て抵抗R1を介して、トランジスタQ6に
流れ、トランジスタQ5がオフしてトランジスタQ5の
ベース電位V3が0.9V程度に下がるのは従来例で説明した
通りである。さらに、差動入力信号電圧が線形入力電圧
範囲より大きくなると、これに応じてトランジスタQ5
のベース電位V3が大きくなるのは従来例で説明した通り
である。
【0030】トランジスタQ6のベース電位V4が決まる
のは従来例で説明した通りであるが、本対数変換回路で
は、Vdが線形入力電圧範囲を超えて大きくすると、徐々
にトランジスタQ2に流れていた電流I9がR1を介してト
ランジスタQ6に流れ、トランジスタQ6のエミッタ電
位V9が高くなる。Vdが大きくなり電流I9が全てR1を介し
てトランジスタQ6に流れた時のトランジスタQ6のベ
ース電位V4は、(I1+I2+I9)R2+Vbe|Q6 で、Vdをこれ以上
大きくしてもほぼ一定の値を取る。
【0031】よって、従来にくらべ、トランジスタQ6
のベース電位V4をI9×R2だけ高くする事ができるので、
差動入力信号電圧Vdが線形入力電圧範囲より大きくな
り、トランジスタQ5のベース電位V3が上がり、トラン
ジスタQ6のベース電位V4と大小関係が逆転して、極性
が反転する差動入力信号電圧を従来より大きくできるの
で、安定性を改善することができる。
【0032】図6は、図4(a)の対数変換回路を用い
たトランスコンダクターの入力電圧- 出力電流の特性を
示す図で、上述した通り、出力の極性逆転が生じていな
い。なお、図4(a)に示す対数変換回路において、電
流源I9とI1を、また、電流源I2とI10 をひとつにまとめ
てもよい。
【0033】また、図7に示すように、図4(a)に示
す対数変換回路に、図1(a)の対数変換回路で説明し
たレベルシフト手段を適用して、極性が反転する差動入
力信号電圧をさらに大きくできる。
【0034】図8に示すように、図4(a)に示す対数
変換回路において、抵抗R1を配設する位置をトランジ
スタQ5及びQ6のコレクタ間から、トランジスタQ1
及びQ2のエミッタ間に変えてもよい。
【0035】図9は図8に示す対数変換回路に差動入力
信号電圧Vdを印加した時の各ノード電圧を示している。
また、図10は図13示す構成で実現したトランスコン
ダクターに差動入力信号電圧Vdを印加した時の差動入力
信号電圧- 出力電流特性である。
【0036】ここで図8に示す対数変換回路の動作を説
明する。説明を簡単にするため、図8中に示す電流源の
電流の関係は以下の通りとする。I1=I2=I3=I4=I9=I10=I
5/2=I6/2差動入力信号電圧Vdが線形入力電圧範囲内にあ
るときは、トランジスタQ1及びQ2におのおの電流I3
及びI4が流れるようにトランジスタQ1及びQ3のコレ
クタから、トランジスタQ5及びQ6とレベルシフト段
として動作するダイオードQ2及びQ4を介してトラン
ジスタQ1及びQ3のエミッタにそれぞれ帰還されてい
る。これにより、トランジスタQ1及びQ3のエミッタ
電位V5及びV6は、おのおの入力端子IN+ 及びIN- の電位
からVbe だけレベルシフトした電位となる。
【0037】つまり、IN+ とIN- に印加される差動入力
信号電圧Vdは、抵抗R1の両端にかかる。この時、抵抗R1
には、Vd/R1 なる電流が流れ、ダイオードQ2にはI9+V
d/R1なる電流が流れ、ダイオードQ4にはI10-Vd/R1 な
る電流が流れ、また、トランジスタQ5にはI1-Vd/R1な
る電流が流れ、トランジスタQ6にはI2+Vd/R1なる電流
が流れる。
【0038】トランジスタQ5及びQ6のベース・エミ
ッタ電圧は、それぞれに流れる電流の対数変換し、かつ
電流電圧変換されたもので、Out+及びOut-端子から差動
入力信号電圧を対数変換した電圧として出力される。
【0039】線形入力電圧範囲は、上記動作をしている
範囲で、I1-Vd/R1=0となるVd、つまり、I1×R1が線形入
力電圧範囲となる。差動入力信号電圧Vdが、線形入力電
圧範囲を超えようとすると、電流I1は全てダイオードQ
2及び抵抗R1を介して電流源I6に流れる。この時、電流
I4は全てトランジスタQ3を介して電流源I6に流れてお
り、I1+I4=I6なので、電流I10 は、ダイオードQ4を介
して流れることなく、全てトランジスタQ6に流れる。
【0040】また、トランジスタQ5には電流が流れな
くなるためオフし、その結果トランジスタQ5を介した
帰還がかからなくなり、トランジスタQ1は飽和し、ト
ランジスタQ1のコレクタ電位V3が0.9V程度まで下が
る。
【0041】さらに差動入力信号電圧Vdが線形入力電圧
範囲より大きくなると、これに応じてトランジスタQ5
のベース電位V3が大きくなるのは従来例で説明した通り
である。
【0042】また、図9に示すように、V5が上がり、ト
ランジスタQ1のベース電流Ibが抵抗R1を介して電流源
I6に流れるため、トランジスタQ3を介して供給されて
いた電流はI4からI4-Ib となり、Ib分はトランジスタQ
6のベースに流れ込みベース電位を上げる。Vdが大きく
なり、Ib=I4 となると、電流源I4から供給される電流は
全てトランジスタQ6のベースに流れ込み、トランジス
タQ6のベース電位V4を従来に比べI4×R2だけ高くする
ことができるので差動入力信号電圧Vdが線形入力電圧範
囲より大きくなり、Q5のベース電位V3が上がり、Q6
のベース電位V4と大小関係が逆転して、極性が反転する
差動入力信号電圧を従来より大きくできるので、安定性
を改善することができる。
【0043】図10に示すように、図8の対数変換回路
を用いたトランスコンダクターの入力電圧- 出力電流の
特性を示す図で、上述した通り、出力の極性逆転が生じ
ていない。
【0044】なお、図8に示す対数変換回路において、
電流源I9とI1を、また、電流源I2とI10 をひとつにまと
めてもよい。また、図11に示すように、図8に示す対
数変換回路に、図1(a)の対数変換回路で説明したレ
ベルシフト手段を適用して、極性が反転する差動入力信
号電圧をさらに大きくできる。
【0045】以上説明してきた本発明の対数変換回路と
図13に示すように差動対を用いた逆対数変換回路によ
るトランスコンダクターを集積化する際、図18に示す
ように対数変換回路で用いている電流源は集積化した抵
抗素子の値に逆比例するように電流を発生させ、逆対数
変換回路で用いる電流源は、集積回路の外部に設けた抵
抗素子Rextの値に逆比例するように電流を発生させるこ
とにより、集積化した抵抗素子の抵抗値がばらついても
トランスコンダクターで実現するトランスコンダクタン
スのばらつきを抑えることができる。
【0046】以下、図1(a)の対数変換回路を用いた
図13に示すトランスコンダクターで詳細に説明する。
トランスコンダクタンスGは、トランスコンダクターが
出力できる最大電流と、入力できる線形入力電圧範囲の
比となり、次式で表される。
【0047】G = I20/(2R1*I1) 対数変換回路の電流I1をはじめとするバイアス電流をln
4 倍のVT(=kT/q、ここではk はボルツマン定数、T は絶
対温度、q は電子の電荷)が集積化した抵抗Rintかかる
ようにトランジスタQB1とQB2のエミッタ面積比を
1:4にとる構成としたVT比例電流源で得られる電流を
トランジスタQB4〜QB14と抵抗RB2〜RB12
で構成されるカレントミラー回路で複製して供給し、逆
対数変換回路の電流I20 をはじめとするバイアス電流を
ln4 倍のVTが集積回路の外部に設けた抵抗Rextにかか
るようにトランジスタQB15とQB16のエミッタ面
積比を1:4にとる構成としたVT比例電流源で得られ
る電流をトランジスタQB15〜QB23と抵抗RB1
3〜RB19で構成されるカレントミラー回路で複製し
て供給するトランスコンダクタンスGは、 G = Rint/(R1*Rext) となり、集積化した抵抗(R1,Rinit) がおのおのα倍に
ばらついても上の式に示す通り、αがキャンセルされ
る。また、集積回路の外部に設けた抵抗Rextは精度が1
%のもので実現できるのでトランスコンダクタンスはほ
とんどばらつかない。
【0048】また、線形入力電圧範囲はR1と集積化した
抵抗素子の値に逆比例をするように発生した電流の積と
なるので、集積化した抵抗がおのおのα倍されても、線
形入力電圧範囲は一定となりばらつかない。
【0049】図18に示した電流発生手段は図19に示
すように逆対数関数回路の電流I20を始めとするバイア
ス電流を、ln4 倍のVTが集積化した抵抗Rintにかかる
ようにトランジスタQB1とQB2のエミッタ面積比を
1:4にとる構成をしたVT比例電流源で得られる電流
をカレントミラー回路(QB16、QB17、Rint2、R
ext)で複製する際に図示するように一方の抵抗を積回
路の外部に設けた抵抗Rextとし、たとえば、Rint2=Rint
とすることで、トランジスタQB17に流れる電流を (ln4 * VT) / Rext として実現しても良い。
【0050】以上説明したように逆対数変換回路で用い
る電流源は、集積回路の外側に設けた抵抗素子Rextの値
に逆比例をするように電流を発生させるようにすること
で、集積化した抵抗素子がばらついてもトランスコンダ
クタンス及び線形入力電圧範囲をばらつかないようにす
ることができる。
【0051】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明の対数
変換回路及びトランスコンダクターによれば線形入力範
囲及び同相入力電圧が広く、かつ安定に動作する対数変
換回路及びトランスコンダクターを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の対数変換回路の説
明図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態の対数変換回路の動
作説明図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態の対数変換回路を用
いたトランスコンダクターの入力電圧- 出力電流の特性
図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態の対数変換回路の説
明図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態の対数変換回路の動
作説明図である。
【図6】本発明の第2の実施の形態の対数変換回路を用
いたトランスコンダクターの入力電圧- 出力電流の特性
図である。
【図7】本発明の第3の実施の形態の対数変換回路の説
明図である。
【図8】本発明の第4の実施の形態の対数変換回路の説
明図である。
【図9】本発明の第4の実施の形態の対数変換回路の動
作説明図である。
【図10】本発明の第4の実施の形態の対数変換回路を
用いたトランスコンダクターの入力電圧- 出力電流の特
性図である。
【図11】本発明の第5の実施の形態の対数変換回路の
説明図である。
【図12】本発明のトランスコンダクターを用いたアク
ティブフィルタの構成図である。
【図13】本発明のトランスコンダクターの構成図であ
る。
【図14】従来の対数変換回路を示す構成図である。
【図15】従来の対数変換回路の動作を示す動作説明図
である。
【図16】従来の対数変換回路を用いたトランスコンダ
クターの入力本発明のトランスコンダクターの入力電圧
- 出力
【図17】従来の対数変換回路の動作を示す動作説明図
である。
【図18】本発明のトランスコンダクターを示す説明図
である。
【図19】本発明のトランスコンダクターを示す説明図
である。
【符号の説明】
1・・・対数変換回路 2・・・逆対数変換回路 11、12・・・増幅手段 13、14・・・レベルシフト手段 Q1〜Q8・・・トランジスタ IN+ 、IN- ・・・入力端子 Out+、Qut-・・・対数変数回路の出力端子 I1〜I10 ・・・電流源 Vcc ・・・第1の電源電位点 Vee ・・・第2の電源電位点 R1,R2 ・・・抵抗
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−90127(JP,A) 特開 平1−177208(JP,A) 特開 昭61−214811(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H03G 11/08 H03F 3/34 H03H 11/04

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力信号を増幅する第1及び第2の増幅手
    段と、 前記第1及び第2の増幅手段の出力電圧をそれぞれレベ
    ルシフトする第1及び第2のレベルシフト手段と、 前記第1及び第2のレベルシフト手段の出力端にベース
    がそれぞれ接続され、エミッタが互いに結合され、コレ
    クタから前記第1及び第2の増幅手段にそれぞれ帰還が
    施された第1及び第2のトランジスタと、 前記第1及び第2のトランジスタのコレクタ間に配設さ
    れたインピーダンス素子と、 前記第1及び第2のトランジスタのベース・エミッタ間
    電圧に応じた出力信号を取り出す出力手段とを備えたこ
    とを特徴とする対数変換回路。
  2. 【請求項2】第1及び第2の入力端子がそれぞれ正の入
    力端に接続され、正の出力端から負の入力端に帰還経路
    を備える第1及び第2の増幅手段と、 前記第1及び第2の増幅手段の負の出力端にベースがそ
    れぞれ接続され、エミッタが互いに結合され、コレクタ
    から前記第1及び第2の増幅手段の負の入力端に帰還が
    施された第1及び第2のトランジスタと、 前記第1及び第2のトランジスタのコレクタ間に接続さ
    れたインピーダンス素子と、 前記第1及び第2のトランジスタのベース・エミッタ間
    電圧に応じた出力信号を取り出す出力手段とを備えたこ
    とを特徴とする対数変換回路。
  3. 【請求項3】第1及び第2の入力端子がそれぞれ正の入
    力端に接続され、正の出力端から負の入力端に帰還経路
    を備える第1及び第2の増幅手段と、 前記第1及び第2の増幅手段の負出力の出力電圧をレベ
    ルシフトする第1及び第2のレベルシフト手段と、 前記第1及び第2のレベルシフト手段の出力端にベース
    がそれぞれ接続され、エミッタが互いに結合され、コレ
    クタから前記第1及び第2の増幅手段の負の入力端に帰
    還が施された第1及び第2のトランジスタと、 前記第1及び第2のトランジスタのコレクタ間に接続さ
    れたインピーダンス素子と、 前記第1及び第2のトランジスタのベース・エミッタ間
    電圧に応じた出力信号を取り出す出力手段とを備えたこ
    とを特徴とする対数変換回路。
  4. 【請求項4】ベースが第1及び第2の入力端子にそれぞ
    れ接続された第1及び第2のトランジスタと、 コレクタが前記第1及び第2のトランジスタのエミッタ
    にそれぞれ第1及び第2のレベルシフト手段を介して接
    続され、エミッタが互いに結合された第3及び第4のト
    ランジスタと、 前記第3及び第4のトランジスタのコレクタ間に接続さ
    れたインピーダンス素子と、 前記第1及び第2のトランジスタのコレクタが前記第3
    及び第4のトランジスタのベースに接続され、前記第3
    及び第4のトランジスタのベース・エミッタ間電圧に応
    じた出力信号を取り出す出力手段とを備えたことを特徴
    とする対数変換回路。
  5. 【請求項5】ベースが第1及び第2の入力端子にそれぞ
    れ接続された第1及び第2のトランジスタと、 コレクタが前記第1及び第2のトランジスタのエミッタ
    にそれぞれ第1及び第2のレベルシフト手段を介して接
    続され、エミッタが互いに結合された第3及び第4のト
    ランジスタと、 前記第3及び第4のトランジスタのコレクタ間に接続さ
    れたインピーダンス素子と、 前記第1及び第2のトランジスタのコレクタから前記第
    3及び第4のベースに第3及び第4のレベルシフト手段
    を介して接続され、前記第3及び第4のトランジスタの
    ベース・エミッタ間電圧に応じた出力信号を取り出す出
    力手段とを備えたことを特徴とする対数変換回路。
  6. 【請求項6】ベースが第1及び第2の入力端子にそれぞ
    れ接続された第1及び第2のトランジスタと、 コレクタが前記第1及び第2のトランジスタのエミッタ
    にそれぞれ第1及び第2のレベルシフト手段を介して接
    続され、エミッタが互いに結合された第3及び第4のト
    ランジスタと、 前記第1及び第2のトランジスタのエミッタ間に接続さ
    れたインピーダンス素子と、 前記第1及び第2のトランジスタのコレクタが前記第3
    及び第4のトランジスタのベースに接続され、前記第3
    及び第4のトランジスタのベース・エミッタ間電圧に応
    じた出力信号を取り出す出力手段とを備えたことを特徴
    とする対数変換回路。
  7. 【請求項7】ベースが第1及び第2の入力端子にそれぞ
    れ接続された第1及び第2のトランジスタと、 コレクタが前記第1及び第2のトランジスタのエミッタ
    にそれぞれ第1及び第2のレベルシフト手段を介して接
    続され、エミッタが互いに結合された第3及び第4のト
    ランジスタと、 前記第1及び第2のトランジスタのエミッタ間に接続さ
    れたインピーダンス素子と、 前記第1及び第2のトランジスタのコレクタから前記第
    3及び第4のベースに第3及び第4のレベルシフト手段
    を介して接続され、前記第3及び第4のトランジスタの
    ベース・エミッタ間電圧に応じた出力信号を取り出す出
    力手段とを備えたことを特徴とする対数変換回路。
  8. 【請求項8】対数変換回路と、差動対により構成される
    逆対数変換回路により構成されたトランスコンダクター
    において、前記対数変換回路は請求項1乃至7記載の対
    数変換回路であることを特徴とするトランスコンダクタ
    ー。
  9. 【請求項9】集積回路上に形成されたトランスコンダク
    ターにおいて、前記トランスコンダクターは請求項8記
    載のトランスコンダクターであり、前記対数変換回路の
    前記インピーダンス素子は集積化された抵抗素子であ
    り、前記対数変換回路は集積化された抵抗素子を用いた
    第1のバイアス電流発生手段を具備し、前記逆対数変換
    回路は集積回路の外部に設けられた抵抗素子を用いた第
    2のバイアス電流発生手段を具備することを特徴とする
    トランスコンダクター。
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