JP3365685B2 - 給紙装置 - Google Patents

給紙装置

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JP3365685B2 JP11077794A JP11077794A JP3365685B2 JP 3365685 B2 JP3365685 B2 JP 3365685B2 JP 11077794 A JP11077794 A JP 11077794A JP 11077794 A JP11077794 A JP 11077794A JP 3365685 B2 JP3365685 B2 JP 3365685B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、互いに外周面同士を外
接させたフィードローラとリバースローラとを有し、用
紙が1枚ずつ給紙されている際にはリバースローラをフ
ィードローラに連れ回りさせることにより円滑な給紙を
行ない、2枚以上の用紙がフィードローラとリバースロ
ーラとのニップ部へ入り込んだ際にはリバースローラを
給紙方向と逆方向へ回転駆動させることにより重送を防
止するようにしたFRR(Feed& Reverse Roller) 方式
の給紙装置に関する。 【0002】 【従来の技術】複写機やプリンタ等の画像形成装置にお
いては、用紙を1枚ずつ確実に給紙するために上述した
ようなフィードローラとリバースローラとを有するFR
R方式の給紙装置を採用したものがあり、FRR方式の
給紙装置の構造及びその動作を図5乃至図8に基づいて
説明する。 【0003】まず、用紙1を収容した給紙カセット2が
画像形成装置本体(図示せず)に対して着脱自在に設け
られており、この給紙カセット2の給紙方向先端側に対
向する位置に、互いに外周面同士を外接させたフィード
ローラ3とリバースローラ4とが設けられている。さら
に、給紙カセット2内に収容された用紙1を最上位のも
のから順にフィードローラ3とリバースローラ4とのニ
ップ部に向けて送り込むピックアップローラ5が設けら
れている。 【0004】ここで、前記フィードローラ3には駆動モ
ータ(図示せず)が連結されており、給紙方向(矢印a
方向)へ回転駆動される。また、前記リバースローラ4
はトルクリミッタ6を介してリバースローラ軸7に軸支
されており、さらに、リバースローラ4は加圧スプリン
グ8によりフィードローラ3の外周面に押圧されてい
る。 【0005】つぎに、前記リバースローラ軸7と平行な
軸心を有する駆動軸9が設けられており、この駆動軸9
に固定された駆動ギヤ10とリバースローラ軸7に固定
された従動ギヤ11とが噛み合っている。そして、前記
駆動軸9に連結された駆動モータ(図示せず)からの回
転力は前記リバースローラ4を給紙方向と逆方向へ回転
させる向きに作用している。 【0006】このような構成において、給紙時にはフィ
ードローラ3が給紙方向(矢印a方向)へ回転駆動され
ており、また、リバースローラ4へは駆動軸9から伝達
される回転力がリバースローラ軸7とトルクリミッタ6
とを介してリバースローラ4を給紙方向と逆方向(矢印
b′方向)へ回転させる向きに作用している。しかし、
フィードローラ3に外接しているリバースローラ4は、
フィードローラ3から伝達される回転力によってトルク
リミッタ6に対して空転する状態となり、給紙方向(矢
印b方向)へ連れ回りされる。なお、ピックアップロー
ラ5の作用により1枚の用紙1がフィードローラ3とリ
バースローラ4とのニップ部へ送り込まれた後において
も、図7に示すように、フィードローラ3からの回転力
が用紙1を介してリバースローラ4へ伝達され、リバー
スローラ4は給紙方向へ連れ回りされる。従って、フィ
ードローラ3とリバースローラ4とが共に給紙方向へ回
転することにより、円滑な給紙が行なわれる。 【0007】一方、図8に示すようにフィードローラ3
とリバースローラ4とのニップ部へ2枚以上の用紙1が
送り込まれた場合には、2枚の用紙1間で滑りを生ずる
ようになり、フィードローラ3からリバースローラ4へ
伝達される回転力よりも駆動軸9からリバースローラ4
へ伝達される回転力が大きくなり、リバースローラ4は
給紙方向と逆方向(矢印b′方向)へ回転駆動される。
これにより、リバースローラ4に接触する側の用紙1は
給紙カセット2内へ戻される状態となり、用紙1の重送
が防止される。 【0008】 【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した給紙
装置においては、リバースローラ4に対して給紙方向と
逆方向の回転力を伝達するリバース機構、具体的には、
駆動軸9、駆動ギヤ10、従動ギヤ11、駆動軸9に連
結された駆動モータ等が必要であり、また、このリバー
ス機構を配置するスペースを確保しなければならず、画
像形成装置が大型化すると共に部品点数の増加等により
コストアップとなる。 【0009】そこで、リバース機構を設置するスペース
の省スペース化及び部品点数の削減によるコストダウン
を図るため、リバースローラ4が給紙方向へ連れ回りさ
れるときの力をコイルスプリングやトーションスプリン
グによりリバースローラを給紙方向と逆方向へ回転させ
る回転力として蓄え、2枚以上の用紙1がフィードロー
ラ3とリバースローラ4とのニップ部へ送り込まれた際
にコイルスプリング等に蓄えた力でリバースローラ4を
給紙方向と逆方向へ回転させるようにした給紙装置も提
案されている。 【0010】しかし、コイルスプリングやトーションス
プリングに蓄えられる回転力によってはリバースローラ
4を給紙方向と逆方向へ1/2〜1回転しか回転させる
ことができず、従って、3〜10枚の用紙1がフィード
ローラ3とリバースローラ4とのニップ部へ送り込まれ
た場合には、用紙1の重送を完全に防止することはでき
ない。 【0011】 【課題を解決するための手段】発明は、給紙方向へ回
転駆動されるフィードローラと、リバースローラ軸にト
ルクリミッタを介して軸支されると共に前記フィードロ
ーラに外接されたリバースローラとを有する給紙装置に
おいて、中心端が前記リバースローラ軸に固定されると
共にこのリバースローラ軸が前記リバースローラと共に
前記フィードローラにより給紙方向へ連れ回りされる時
に巻き締められて前記リバースローラを給紙方向と逆方
向へ回転させる回転力を蓄えるゼンマイバネを設けた。 【0012】この場合において、画像形成装置本体に対
して着脱自在な給紙カセットにリバースローラ軸とトル
クリミッタとリバースローラとを取り付け、前記画像形
成装置本体からの前記給紙カセットの取り外しに伴う前
記リバースローラの前記フィードローラからの離反時に
前記リバースローラ軸の回転を規制する回転規制部材を
設けてもよい。 【0013】 【作用】発明では、給紙方向へ回転するフィードロー
ラによってリバースローラ軸がリバースローラと共に給
紙方向へ連れ回りされる時、中心端をリバースローラ軸
に固定されたゼンマイバネが巻き締められ、リバースロ
ーラを給紙方向と逆方向へ回転させる回転力が蓄えられ
られる。フィードローラとリバースローラとのニップ部
に2枚以上の用紙が入り込んだ際には、蓄えられた回転
力によってリバースローラが給紙方向と逆方向へ回転駆
動され、用紙の重送が防止される。なお、ゼンマイバネ
にはリバースローラを給紙方向と逆方向へ多数回回転さ
せる回転力を蓄えることが可能であり、フィードローラ
とリバースローラとのニップ部へ3枚以上の用紙が入り
込んだ場合でも、ゼンマイバネの回転力によってリバー
スローラを給紙方向と逆方向へ多数回回転させ、用紙1
の重送を完全に防止する。 【0014】また、前述の回転規制部材を設けた場合に
は、給紙カセットを画像形成装置本体から取り外すこと
によりリバースローラがフィードローラから離反した時
に、回転規制部材がリバースローラ軸の回転を規制する
ため、ゼンマイバネに蓄えられたリバースローラを給紙
方向と逆方向へ回転させる回転力が開放されずに保持さ
れる。このため、給紙カセットを画像形成装置本体にセ
ットして給紙を開始した直後に2枚以上の用紙がフィー
ドローラとリバースローラとのニップ部に入り込んだ状
態となっても、リバースローラはゼンマイバネに蓄えら
れている回転力によって給紙方向と逆方向へ回転され、
用紙の重送が防止される。 【0015】 【実施例】発明の一実施例を図1及び図2に基づいて
説明する。なお、図5乃至図8において説明した部分と
同一部分は同一符号で示し、説明も省略する(以下、同
様)。外周面同士を外接させたフィードローラ3とリバ
ースローラ4とが設けられており、リバースローラ4は
トルクリミッタ6を介してリバースローラ軸7に軸支さ
れている。なお、前記フィードローラ3には、このフィ
ードローラ3を給紙方向(矢印a方向)へ回転駆動させ
る駆動モータが連結されている。 【0016】つぎに、中心端を前記リバースローラ軸7
に固定されたゼンマイバネ12が設けられており、この
ゼンマイバネ12は、前記リバースローラ軸7が前記リ
バースローラ4と共にフィードローラ3により連れ回り
される時に巻き締められる向きに取り付けられている。 【0017】このような構成において、フィードローラ
3がリバースローラ4の外接した状態で、又は、フィー
ドローラ3とリバースローラ4とのニップ部へ1枚の用
紙1が送り込まれた状態で給紙方向へ回転駆動される
と、フィードローラ3から伝達される回転力により給紙
方向(矢印b方向)へ連れ回りされる。そして、リバー
スローラ4が給紙方向への連れ回りを開始した直後にお
いては、トルクリミッタ6とリバースローラ軸7とがリ
バースローラ4と一体に給紙方向へ連れ回りされる。 【0018】ここで、リバースローラ軸7が給紙方向
(矢印b方向)へ連れ回りされることにより、中心端を
このリバースローラ軸7に固定されたゼンマイバネ12
が次第に巻き締められ、このゼンマイバネ12にリバー
スローラ4を給紙方向と逆方向(矢印b′方向)へ回転
させる回転力が蓄えられる。なお、ゼンマイバネ12が
所定状態まで巻き締められると、リバースローラ4の給
紙方向へ連れ回りする回転力によってはトルクリミッタ
6及びリバースローラ軸7を給紙方向へ連れ回りさせる
ことができなくなり、リバースローラ4はトルクリミッ
タ6に対して滑る状態となり、リバースローラ4のみが
給紙方向へ連れ回りされる。 【0019】つぎに、フィードローラ3とリバースロー
ラ4とのニップ部へ2枚以上の用紙1が送り込まれる
と、2枚の用紙1間で滑りを生ずるようになり、フィー
ドローラ3からリバースローラ4へ伝達される回転力が
小さくなる。そして、リバースローラ4を給紙方向へ連
れ回りさせる回転力よりもゼンマイバネ12に蓄えられ
た回転力が大きくなり、このゼンマイバネ12に蓄えら
れた回転力によってリバースローラ4はリバースローラ
軸7とトルクリミッタ6と共に給紙方向と逆方向(矢印
b′方向)へ回転駆動される。これにより、リバースロ
ーラ4に接する側の用紙1は給紙カセット2内へ戻され
る状態となり、用紙1の重送が防止される。 【0020】ここで、リバースローラ4を給紙方向と逆
方向へ回転させるためのリバース機構としてはゼンマイ
バネ12を設けるだけでよく、極めて構造が簡単になる
と共に部品点数が減少し、コストダウンが達成される。
さらに、大きな設置スペースを必要としないため、画像
形成装置の小型軽量化も達成される。 【0021】しかも、ゼンマイバネ12はリバースロー
ラ4を多数回回転させる回転力を蓄えることができ、こ
のため、3〜10枚の多数枚の用紙1がフィードローラ
3とリバースローラ4とのニップ部へ入り込んだ場合に
は、リバースローラ4は2枚目以上の用紙1を全て給紙
カセット2内へ戻すまで何回も給紙方向と逆方向へ回転
し、用紙1の重送が完全に防止される。 【0022】ついで、発明の別の実施例を図3及び図
4に基づいて説明する。本実施例は、リバースローラ軸
7とトルクリミッタ6とリバースローラ4とは画像形成
装置本体に対して着脱自在な給紙カセット2に取り付け
られており、また、リバースローラ軸7にはゼンマイバ
ネ12の中心端が固定されている。また、前記リバース
ローラ軸7は加圧アーム13によって保持されており、
この加圧アーム13を上下動させることによりリバース
ローラ4がフィードローラ3に対して接離する構造とな
っている。 【0023】つぎに、前記給紙カセット2には、支軸1
4の回りに回動自在に支持されると共に3本のアーム部
15a〜15cを有する回転規制部材15が設けられて
いる。アーム部15aの先端部には前記リバースローラ
軸7に圧入されているスプリングピン16に係脱自在に
係合する係合部17が設けられ、アーム部15bの先端
部はリンク機構18を介して前記加圧アーム13に連結
され、アーム部15cは給紙カセット2を画像形成装置
本体へセットした時にこの画像形成装置本体内に設けた
固定軸19に当接して回転規制部材15を支軸14の回
りに矢印c方向へ回動させる働きをする。なお、前記回
転規制部材15には、この回転規制部材15を支軸14
の回りに矢印c′方向へ回動させる向きに付勢するスプ
リング(図示せず)が設けられている。 【0024】このような構成において、図3は給紙カセ
ット2を画像形成装置本体へセットした状態を示すもの
であり、アーム部15cが固定軸19へ当接することに
より回転規制部材15が矢印c方向へ回動し、アーム部
15aの先端部に設けた係合部17とスプリングピン1
6との係合状態が解除され、また、アーム部15bの先
端側が上昇することによりリンク機構18を介して連結
された加圧アーム13が押し上げられ、リバースローラ
4がフィードローラ3の外周面に押し付けられている。 【0025】そして、このように給紙カセット2を画像
形成装置本体へセットした後に給紙動作を開始させるこ
とにより、図1及び図2に基づいて説明した実施例と同
様に、給紙方向へ回転駆動されるフィードローラ3によ
ってリバースローラ4が連れ回りされ、ゼンマイバネ1
2が巻き締められてリバースローラ4を給紙方向と逆方
向へ回転させる回転力が蓄えられる。 【0026】そして、フィードローラ3とリバースロー
ラ4とのニップ部に2枚以上の用紙1が送り込まれた時
に、ゼンマイバネ12に蓄えられた回転力によってリバ
ースローラ4が給紙方向と逆方向へ回転駆動され、用紙
1の重送が防止される。 【0027】つぎに、図4は給紙カセット2を画像形成
装置本体から取り外した状態を示すものであり、アーム
部15cが固定軸19から離反することにより回転規制
部材15が支軸14の回りに矢印c′方向へ回動し、ア
ーム部15aの先端部に設けた係合部17がスプリング
ピン16に係合し、リバースローラ軸7の回転を規制し
ている。なお、回転規制部材15が矢印c′方向へ回動
することによりアーム部15bの先端側が書こうし、リ
ンク機構18を介して連結された加圧アーム13を引き
下げることによってリバースローラ4がフィードローラ
3から離反する位置へ下降している。従って、給紙カセ
ット2を画像形成装置本体から取り外す際には、リバー
スローラ4がフィードローラ3から離反した状態となる
ため、リバースローラ4とフィードローラ3とが擦れ合
うことなくスムーズに取り出し作業を行なえる。 【0028】ここで、リバースローラ4がフィードロー
ラ3から離反することによりフィードローラ3からリバ
ースローラ4へ作用していた圧力がなくなると、ゼンマ
イバネ12に蓄えられた回転力によってリバースローラ
軸7やリバースローラ4等が給紙方向と逆方向へ回転し
ようとする。しかし、リバースローラ4がフィードロー
ラ3から離反するのと略同時に係合部17がスプリング
ピン16に係合してリバースローラ軸7及びリバースロ
ーラ4の給紙方向と逆方向への回転を規制する。従っ
て、給紙カセット2を画像形成装置本体から取り出すこ
とに伴ってリバースローラ4がフィードローラ3から離
反した状態においても、ゼンマイバネ12に蓄えられた
リバースローラ4を給紙方向と逆方向へ回転させる回転
力が開放されずに保持される。 【0029】このため、給紙カセット2を画像形成装置
本体へセットして給紙を開始した直後に2枚以上の用紙
1がフィードローラ3とリバースローラ4とのニップ部
へ入り込んだ状態となっても、リバースローラ4はゼン
マイバネ12に蓄えられている回転力によって給紙方向
と逆方向へ回転することになり、用紙1の重送が防止さ
れる。 【0030】 【発明の効果】発明は上述のように、給紙方向へ回転
駆動されるフィードローラと、リバースローラ軸にトル
クリミッタを介して軸支されると共に前記フィードロー
ラに外接されたリバースローラとを有する給紙装置にお
いて、中心端が前記リバースローラ軸に固定されると共
にこのリバースローラ軸が前記リバースローラと共に前
記フィードローラにより給紙方向へ連れ回りされる時に
巻き締められて前記リバースローラを給紙方向と逆方向
へ回転させる回転力を蓄えるゼンマイバネを設けたの
で、フィードローラとリバースローラとのニップ部に2
枚以上の用紙が入り込んだ際にリバースローラを給紙方
向と逆方向へ回転させて用紙の重送を防止する機構をゼ
ンマイバネをリバースローラ軸に取り付けるという簡単
な構造によって実現することができ、しかも、このゼン
マイバネに蓄えられた回転力によりリバースローラを回
転させる際にはリバースローラを多数回連続して回転さ
せることができるため、フィードローラとリバースロー
ラとのニップ部へ3枚以上の用紙が入り込んだ場合で
も、ゼンマイバネが多数回連続して回転することにより
フィードローラに接触している用紙以外の全ての用紙を
給紙方向と逆方向へ戻すことができ、用紙の重送を完全
に防止することができる等の効果を有する。 【0031】また、画像形成装置本体に対して着脱自在
な給紙カセットにリバースローラ軸とトルクリミッタと
リバースローラとを取り付け、前記画像形成装置本体か
らの前記給紙カセットの取り外しに伴う前記リバースロ
ーラの前記フィードローラからの離反時に前記リバース
ローラ軸の回転を規制する回転規制部材を設けたので、
給紙カセットを画像形成装置本体から取り外した際には
回転規制部材によってリバースローラ軸の回転を規制す
ることができ、これによって、ゼンマイバネに蓄えられ
た回転力を開放させずに保持することができ、従って、
給紙カセットを画像形成装置本体にセットして給紙を開
始した直後に2枚以上の用紙がフィードローラとリバー
スローラとのニップ部に入り込んだ状態となっても、リ
バースローラをゼンマイバネに蓄えられている回転力に
よって給紙方向と逆方向へ回転させることができ、従っ
て、給紙カセットを画像形成装置本体へセットした直後
においても用紙の重送を防止することができる等の効果
を有する。
【図面の簡単な説明】 【図1】発明の一実施例を示す正面図である。 【図2】その斜視図である。 【図3】発明の別の実施例における給紙カセットを画
像形成装置本体へセットした状態を示す正面図である。 【図4】給紙カセットを画像形成装置本体から取り出し
た状態を示す正面図である。 【図5】従来例を示す側面図である。 【図6】その正面図である。 【図7】1枚の用紙を給紙している際のフィードローラ
とリバースローラとの回転状態を説明する側面図であ
る。 【図8】フィードローラとリバースローラとのニップ部
へ2枚の用紙が入り込んだ際のフィードローラとリバー
スローラとの回転状態を説明する側面図である。 【符号の説明】 2 給紙カセット 3 フィードローラ 4 リバースローラ 6 トルクリミッタ 7 リバースローラ軸 12 ゼンマイバネ 15 回転規制部材

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 給紙方向へ回転駆動されるフィードロー
    ラと、リバースローラ軸にトルクリミッタを介して軸支
    されると共に前記フィードローラに外接されたリバース
    ローラとを有する給紙装置において、中心端が前記リバ
    ースローラ軸に固定されると共にこのリバースローラ軸
    が前記リバースローラと共に前記フィードローラにより
    給紙方向へ連れ回りされる時に巻き締められて前記リバ
    ースローラを給紙方向と逆方向へ回転させる回転力を蓄
    えるゼンマイバネを設け、画像形成装置本体に対して着
    脱自在な給紙カセットに前記リバースローラ軸と前記ト
    ルクリミッタと前記リバースローラとを取り付け、前記
    画像形成装置本体からの前記給紙カセットの取り外しに
    伴う前記リバースローラの前記フィードローラからの離
    反時に前記リバースローラ軸の回転を規制する回転規制
    部材を設けたことを特徴とする給紙装置。
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