JP3360566B2 - 多気筒内燃機関の失火検出装置 - Google Patents

多気筒内燃機関の失火検出装置

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JP3360566B2 JP13393797A JP13393797A JP3360566B2 JP 3360566 B2 JP3360566 B2 JP 3360566B2 JP 13393797 A JP13393797 A JP 13393797A JP 13393797 A JP13393797 A JP 13393797A JP 3360566 B2 JP3360566 B2 JP 3360566B2
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  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
  • Ignition Installations For Internal Combustion Engines (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内燃機関の失火検
出装置、特に多気筒内燃機関の失火検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】火花点火式内燃機関においては、点火が
実行されない、いわゆる失火は燃焼の悪化に直結し、排
気ガスの悪化、運転性の悪化を起こすので、失火が起こ
らないように数々の配慮がなされている。しかしなが
ら、それでも、何らかの原因で失火が発生することがあ
るので、失火した場合にそれを素早く、かつ、正確に把
握することが求められている。例えば、点火順序が連続
する気筒間の、爆発行程の平均回転数の平均偏差が、予
め定めた第1の所定値、第2の所定値(第1の所定値<
第2の所定値)と比較し、第1の所定値と第2の所定値
の双方より大きければ複数気筒が失火していることを検
出し、第1の所定値より大きく第2の所定値より小さい
場合は1つの気筒のみ失火していると判定する多気筒内
燃機関の失火検出装置が公知である(特開平5−337
17号公報参照)。
【0003】ところが上記の装置では、1つの気筒のみ
失火している場合と、連続して2気筒が失火している場
合は検出できるが、2つの失火の間に1つの正常燃焼が
おこなわれる間欠2気筒の失火を複数気筒失火として検
出することができないという問題がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記問題に鑑
み、1つの気筒のみ失火している単気筒失火と、連続し
て2気筒が失火している連続2気筒失火と、2つの失火
の間に1つの正常燃焼がおこなわれる間欠2気筒失火を
分別して検出することが可能な失火検出装置を提供する
ことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明によれ
ば、点火順序が前の気筒の爆発行程中の予め定めた所定
クランク角度間の通過時間に対する、点火順序がその次
の気筒の爆発行程中の予め定めた所定クランク角度間の
通過時間の差をもとめて、点火順序が連続する気筒間の
回転変動量を順次算出する回転変動量算出手段と、算出
された回転変動量が予め定めた第1の判定値を超えた時
に回転変動が失火によるものと仮判定する失火仮判定手
段と、失火と仮判定される回転変動が現出する間隔を検
出する失火仮判定変動現出間隔検出手段と、失火と仮判
定される回転変動が現出する間隔が予め定めた所定の値
である場合に、失火と仮判定される回転変動がある気筒
の点火の度に周期的に発生している周期性変動であると
判定する周期性変動判定手段と、失火と仮判定され、か
つ周期性変動であると判定された回転変動が、第1の判
定値よりも大きい別途予め定めた第2の判定値を超えた
場合に、その回転変動が失火による回転変動であると判
定する失火本判定手段と、前記失火本判定手段により失
火による回転変動と判定された回転変動を発生している
気筒を特定する失火変動気筒特定手段と、前記失火変動
気筒特定手段により失火していると特定された気筒の回
転変動量と、その次の気筒の回転変動量と、その次の次
の気筒の回転変動量とを比較して失火変動気筒特定手段
により失火していると特定された気筒のみの単気筒失火
が発生しているか、前記特定された気筒とその次の気筒
が連続して失火する連続2気筒失火が発生しているか、
前記特定された気筒とその次の次の気筒が失火する間欠
2気筒失火が発生しているかを判定する失火パターン判
別手段を備える多気筒内燃機関の失火検出装置が提供さ
れる。
【0006】この様に構成された多気筒内燃機関の失火
検出装置では、回転変動量算出手段により点火順序が連
続する気筒間の回転変動量を順次算出され、失火仮判定
手段によって算出された回転変動量が予め定めた第1の
判定値を超えた時に回転変動が失火によるものと仮判定
され、失火仮判定変動現出間隔検出手段によって失火と
仮判定される回転変動が現出する間隔が検出され、周期
性変動判定手段によって失火と仮判定される回転変動が
現出する間隔が予め定めた所定の値である場合に、失火
と仮判定される回転変動がある気筒の点火の度に周期的
に発生している周期性変動であると判定される。そし
て、失火と仮判定され、かつ周期性変動であると判定さ
れた回転変動が、第1の判定値よりも大きい別途予め定
めた第2の判定値を超えた場合に、その回転変動が失火
による回転変動である失火本判定手段により判定され
る。失火本判定手段により失火による回転変動と判定さ
れた回転変動を発生している気筒を失火変動気筒特定手
段で特定し、失火パターン判別手段によって、失火して
いると特定された気筒の回転変動量と、その次の気筒の
回転変動量と、その次の次の気筒の回転変動量とを比較
して 失火変動気筒特定手段により失火していると特定
された気筒のみの単気筒失火が発生しているか、前記特
定された気筒とその次の気筒が連続して失火する連続2
気筒失火が発生しているか、前記特定された気筒とその
次の次の気筒が失火する間欠2気筒失火が発生している
かを判定する。
【0007】請求項2の発明によれば、請求項1の発明
において、前記失火パターン判別手段が、前記失火変動
気筒特定手段により失火していると特定された気筒をN
1気筒としその回転変動量をΔ1とし、その次の気筒を
N2気筒としその回転変動量Δ2とし、その次の気筒を
N3気筒としその回転変動量Δ3とし、k1とk2を予
め定めた定数とした時に、(1)Δ1×k1<Δ3のと
きN1気筒とN3気筒の間欠2気筒失火が発生している
と判定とし、(2)Δ1×k1<Δ3が不成立で、かつ
Δ1×k2<Δ2のときN1気筒とN2気筒の連続2気
筒失火が発生していると判定とし、(3)Δ1×k1<
Δ3と、Δ1×k2<Δ2がともに不成立の時にN1気
筒の単気筒失火が発生していると判定するようにされた
失火検出装置が提供される。
【0008】この様に構成された、失火検出装置では、
失火変動気筒特定手段により失火していると特定された
気筒をN1気筒としその回転変動量Δ1とし、その次の
気筒をN2気筒としその回転変動量Δ2とし、その次の
気筒をN3気筒としその回転変動量Δ3とし、k1とk
2を予め定めた定数とした時に、上記の判断基準にした
がって、間欠2気筒失火、連続2気筒失火、単気筒失火
が分別判定される。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を用いて本発明の
実施の形態を説明する。図1は本発明による失火検出装
置の構成図である。図1において、1は自動車に搭載さ
れたV型6気筒のエンジンであり、一方のバンクに#
1、#3、#5の各気筒が配置され、他方のバンクに#
2、#4、#6の各気筒が配置されている。エンジン1
には各気筒毎には点火栓8が設けられていて、点火順序
は、#1→#2→#3→#4→#5→#6である。
【0010】エンジン1は吸気通路2を備え、吸気通路
2にはエアクリーナ3から導入された吸入空気量を検出
するエアフローメータ4、およびスロットルバルブ5が
配設されている。また、6はエンジン1のクランクシャ
フトの回転を検出するクランク角センサであって、7は
カムシャフトの回転からクランクシャフトの基準位置信
号を発生する基準位置センサであって、クランクシャフ
トの2回転、すなわち、720°CA毎に#1気筒の圧
縮上死点において基準位置信号を発生する。
【0011】10はエンジン制御ユニット(以下ECU
という)であって、ECU10はデジタルコンピュータ
から成り、相互に接続された入力インターフェイス1
1、CPU12、RAM13、ROM14、出力インタ
ーフェイス15を備える。CPU12は入力インターフ
ェイス11を介して入力されたエアフローメータ4、ク
ランク角センサ6、基準位置センサ7の信号を基に後述
する演算をおこなって本発明の失火検出をおこなうが、
この他にも、燃料噴射量の制御、点火時期の制御等の基
本的な制御を含め、多くの制御をおこない、その為に必
要な上記以外の多くのセンサがエンジン1等に取り付け
られているが図示しない。
【0012】図2はエンジン1の#1気筒の圧縮上死点
を0°CAとした時の各気筒の爆発行程の現出時期と順
番を示したものである。図2においてハッチングで示す
部分が各気筒における爆発行程であって、それぞれ、そ
の内の、両方向矢印を付したCNで示される圧縮上死点
後30°CAから圧縮上死点後150°CAまでの12
0°CAの間の所要時間を計測する。
【0013】次に、TNを以下のように定義する。 T1:今回点火された気筒の爆発行程中の所定の120
°CA区間であるC1の通過所要時間 T2:今回より1回前に点火された気筒の爆発行程中の
所定の120°CA区間であるC2の通過所要時間 T3:今回より2回前に点火された気筒の爆発行程中の
所定の120°CA区間であるC3の通過所要時間 T4:今回より3回前に点火された気筒の爆発行程中の
所定の120°CA区間であるC4の通過所要時間 以下、 TN:今回よりN−1回前に点火された気筒の爆発行程
中の所定の120°CA区間であるCNの通過所要時間
【0014】そして、さらにΔTNを以下を次のように
定義する。 ΔT1=T1−T2 ΔT2=T2−T3 ΔT3=T3−T4 ΔT4=T4−T5 以下、 ΔTN=TN−T(N+1) ΔT6=T6−T5 これらは、それぞれ、点火順序が連続する2つの気筒
の、爆発行程の所定の120°CAの間の通過所要時間
の差をあらわしている。すなわち、連続して爆発する2
つの気筒の間の回転変動の量を表している。請求項にお
いては、Δ1,Δ2,Δ3等で示しているが、ここで
は、時間差で示されるのでΔTNで示している。
【0015】図3は#1気筒の単気筒失火が周期的に発
生している場合の回転変動量ΔTNの変化を示した図で
ある。図4は#1気筒と#2気筒の連続2気筒失火が周
期的に発生している場合の回転変動量ΔTNの変化を示
した図である。図5は#1気筒と#3気筒の間欠2気筒
失火が周期的に発生している場合の回転変動量ΔTNの
変化を示した図である。それぞれ、最も新しい回転変動
ΔT1は、#3気筒の(その前に点火された#2気筒に
対する)回転変動として示してある。
【0016】図3を参照すると#1気筒の回転変動量Δ
T3が大きくプラス側に振れているが、これは#1気筒
が失火したことによって、#1気筒の爆発行程の所定の
120°CAの間(図2のC3)の通過所要時間(T
3)が、その前に点火された#6気筒の爆発行程の所定
の120°CAの間(図2のC4)の通過所要時間(T
4)に比して長くなったことを示している。#2気筒の
回転変動量ΔT2は、プラス側に振れており、これは#
2気筒の爆発行程の所定の120°CAの間(図2のC
2)の通過所要時間(T2)は#1気筒の爆発行程の所
定の120°CAの間(図2のC3)の通過所要時間
(T3)よりもさらに長くなっていることを意味してい
るが、その幅は小さく、#2気筒は失火していない。#
1に続けて#2が失火した場合は図4に示されるよう
に、もっと大きくプラス側にふれる。#3気筒の回転変
動量ΔT1は、マイナス側に振れており、これは#3気
筒の爆発行程の所定の120°CAの間(図2のC1)
の通過所要時間(T1)は#2気筒の爆発行程の所定の
120°CAの間の通過所要時間(ここではT2)より
も短くなっており、回転が速まっていることを意味して
おり、失火していないことは明らかである。
【0017】図4を参照すると、図3と同様に、#1気
筒の回転変動量ΔT3が大きくプラス側に振れている
が、これは#1気筒が失火したことによって、#1気筒
の爆発行程の所定の120°CAの間の通過所要時間
が、その前に点火された#6気筒の爆発行程の所定の1
20°CAの間の通過所要時間に比して長くなったこと
を示している。#2気筒の回転変動量ΔT2は、#1気
筒の回転変動量ΔT3と同等にプラス側に振れており、
これは#2気筒が失火することによって、これは#2気
筒の爆発行程の所定の120°CAの間の通過所要時間
は#1気筒の爆発行程の所定の120°CAの間の通過
所要時間よりもさらに長くなっているためである。#3
気筒の回転変動量ΔT1は、プラス側に振れているが、
その幅は小さく、#3気筒は失火していない。
【0018】図5を参照すると、図3と同様に、#1気
筒の回転変動量ΔT3が大きくプラス側に振れている
が、これは#1気筒が失火したことによって、#1気筒
の爆発行程の所定の120°CAの間の通過所要時間
が、その前に点火された#6気筒の爆発行程の所定の1
20°CAの間の通過所要時間に比して長くなったこと
を示している。#2気筒の回転変動量ΔT2は、プラス
側に振れているが、図4に示したものよりは小さい。#
3気筒の回転変動量ΔT1は大きくプラス側に振れてい
るが、これは#3気筒が失火したことによって、#3気
筒の爆発行程の所定の120°CAの間の通過所要時間
が、その前に点火された#2気筒の爆発行程の所定の1
20°CAの間の通過所要時間に比して長くなったこと
を示している。
【0019】ここで、本発明の目的は、上述したよう
な、単一気筒、連続2気筒、間欠2気筒の周期的な失火
を検出することである。そこで、まず周期的な回転変動
であるかどうかを確認する必要がある。ここで、図3〜
図5に示した図を注意深く見ると、失火による回転変動
の最初の立ち上がりが6気筒毎に発生していることがわ
かる。すなわち、この場合は、#1気筒の単一失火、#
1気筒と#2気筒の連続失火、#1と#3の間欠2気筒
失火のいずれの場合も失火による回転変動の最初の立ち
上がりは#1気筒のところでおこっている。
【0020】したがって、回転変動の立ち上がり、この
場合は、#1気筒の変動の立ち上がりから次の#1気筒
の変動の立ち上がりまでの間隔をカウントし、それが、
6気筒分、あれば、継続的な回転変動であると判定する
ことができる。より具体的に説明すれば、回転変動の立
ち上がりを検出できる判定値、この判定値を第1判定値
H1という、を設け、この第1判定値H1を超えてか
ら、1気筒分経過する毎にカウントアップするカウンタ
を設け、次に、第1判定値H1が超える変動が発生した
時までのカウント値が所定の数、例えば、6気筒の場合
には、6−1=5までカウントアップされていれば、継
続的な回転変動であると判定することができる。
【0021】この第1判定値H1は、回転変動が周期的
に発生していることを検出するのが目的であって、その
変動が失火であるかどうかは、後述のように第2判定値
H2で判定するので、大きな値に設定する必要はない。
なぜならば、単一気筒、連続2気筒、間欠2気筒の失火
が発生する場合には、実際上は、上記のような最初の回
転変動の前の気筒の回転は正常な回転であって、その正
常な回転からの回転変動であるので、変化の立ち上がり
がハッキリしているからである。そこで、本発明では、
請求項1において、算出された回転変動量が予め定めた
第1の判定値を超えた時に回転変動が失火によるものと
仮判定する失火仮判定手段を構成要素の一つとしてお
り、上記の立ち上がりが検出されるようにされている。
逆に、立ち下がりの変化は、急峻さに欠ける場合が多く
誤判定しやすい。
【0022】上記のようにして継続的な回転変動が発生
していることが確認された後に、単気筒失火、連続2気
筒失火、間欠2気筒失火の判別をおこなう。そのために
は、連続的に点火される3気筒分について回転変動を調
べる必要があり、少なくともその内の最初に点火された
気筒が失火していることが前提条件となる。そこで、現
在ΔT1の回転変動量まで計算されている場合には、2
点火前のΔT3が失火によるものかどうかを判定する。
そのために、前述の第1の判定値より大きな第2判定値
H2を予め設定しておき、ΔT3がH2をを超えたかど
うかを判定する。そして、その結果が、肯定判定された
時にのみ、単気筒失火、連続2気筒失火、間欠2気筒失
火の判別をおこなう。
【0023】そして、図3〜図5に示した、単気筒失
火、連続2気筒失火、間欠2気筒失火の回転変動量の変
化のパターンの差に基づいて、判別をおこなう。そこ
で、単気筒失火、連続2気筒失火、間欠2気筒失火の回
転変動量の変化のパターンの特徴を以下の様に捉える。 (1)単気筒失火 連続的に点火される3気筒中の 1番目の気筒:回転変動大 2番目の気筒:回転変動小 3番目の気筒:回転変動小 (2)連続2気筒失火 連続的に点火される3気筒中の 1番目の気筒:回転変動大 2番目の気筒:回転変動大 3番目の気筒:回転変動小 (3)間欠2気筒失火 連続的に点火される3気筒中の 1番目の気筒:回転変動大 2番目の気筒:回転変動小 3番目の気筒:回転変動大
【0024】上記を、比較すると、間欠2気筒失火の場
合は3番目の気筒の回転変動量が大きく、単気筒失火、
連続2気筒失火は3番目の気筒の回転変動量が小さい。
単気筒失火、連続2気筒失火は共に3番目の気筒の回転
変動量が小さいが、連続2気筒失火は2番目の気筒の回
転変動量が大きく、単気筒失火は2番目の気筒の回転変
動量が小さい、ということがわかる。
【0025】そこで、現在、最新の回転変動量ΔT1と
して、上記における3番目の気筒の回転変動量が求めら
れているとして、その値が、失火が確認された2点火前
の気筒の回転変動量ΔT3に、実験的に求めたある係数
k1を乗じたものより大きいかどうかを判定し、肯定判
定されれば、間欠2気筒失火であると判定する。逆に、
否定判定されれば、連続2気筒失火、または、単気筒失
火であるので、次に、1点火前の気筒の回転変動量ΔT
2が、2点火前の気筒の回転変動量ΔT3に、実験的に
求めた別のある係数k2を乗じたものより大きいかどう
かを判定し、肯定判定されれば、連続2気筒失火と判定
し、否定判定されれば、単気筒失火と判定する。
【0026】また、何番気筒が失火しているのかを特定
する。ここで、この実施の形態においては、720°C
A毎に、#1気筒の上死点を示す基準位置センサ7と、
30°CA毎に信号を発するクランク角センサ6を備え
ている。したがって、上記のように第2判定値を超える
失火判定の出た時期が、基準位置(=#1気筒の圧縮上
死点)から30°CA毎の信号が何回発生したところで
起きたかを計算することで何番気筒であるかを特定する
ことができる。詳細についてはフローチャートで説明す
る。
【0027】以下、上記の考え方に基づきECU10に
おいて実行される本発明の失火検出ルーチンを図6〜7
に示すフローチャートに基づき説明する。このルーチン
は30°CA毎に割り込み処理される。ステップ1では
今回の割り込みタイミングが、基準位置センサ7が72
0°CA毎に発信する#1気筒の上死点後、30°C
A、150°CA、270°CA、390°CA、51
0°CA、630°CAにあるかどうかを判定する。こ
れは回転変動計測の起点とするためである。
【0028】ここで、この実施の形態においては、クラ
ンクシャフトに取り付けられたクランク角センサ6のロ
ータ(図示しない)は30°CA毎に凸部が設けられて
いて、エンジン2回転で24個のパルスを発生する。そ
して、クランク角カウンタ(図示しない)を有してい
て、クランク角カウンタのカウント値CCRNKは#1
気筒の圧縮TDCで(基準位置センサ7の信号で)0に
リセットされ、その後、30°CA毎に、パルスが入力
される毎に1づつカウントアップされる。したがって、
CCRNKは0≦CCRNK≦23の値をとる。
【0029】そこで、ステップ1ではまずクランク角カ
ウンタCCRNKの値を読み込み、ステップ2におい
て、その値が、#1気筒の上死点後、30°CA、15
0°CA、270°CA、390°CA、510°C
A、630°CAに相当する値である1、5、9、1
3、17、21のいずれかであるかどうかを判定し、肯
定判定されれば、ステップ3に進む。そして、今回の割
り込みタイミングが上記の時点でなければリターンす
る。
【0030】ステップ3では、前回の割り込み時点にリ
セットされたタイマーの今回の割り込み時点の値をT1
として読み込んでリセットし、次回の割り込み時点まで
の120°CAの間の所要時間の計測を開始する。ステ
ップ3では、その他、このルーチンの演算に必要な各種
パラメータを読み込む。その中には、RAM13に記憶
されている、ΔTN、後述する、変動インターバルカウ
ンタCFNの値、エンジン回転数NE、吸入空気量GN
等の値が含まれている。
【0031】ステップ4では、T1からT2を減算し
て、今回の爆発行程の所定の120°CAの所要通過時
間の、前回の値に対する差ΔT1をもとめる。ステップ
5では、ΔT2、すなわち前回の爆発行程の所定の12
0°CAの所要通過時間T2の、その前の爆発行程の所
定の120°CAの所要通過時間T3に対する差ΔT2
が、前述した第1の判定値H1よりも、小さく、今回の
爆発行程の所定の120°CAの所要通過時間の、前回
の値に対する差ΔT1がその第1の判定値H1よりも、
大きいか否かを判定する。
【0032】ステップ5で肯定判定された場合にはステ
ップ6で変動インターバルカウンタCFNをクリアして
ステップ8に進み、否定判定された場合は変動インター
バルカウンタCFNを1だけ増加してステップ8に進ん
で変動インターバルカウンタCFNが5であるかどうか
を判定する。ΔT1が最初の立ち上がりの場合は当然ス
テップ6から8に進む。
【0033】ステップ8で否定判定された場合はそのま
まリターンするが、肯定判定され、周期的な変動が発生
していると確認された場合は、ステップ9に進む。前述
の様に、2点火前の気筒が失火していることが、本発明
の判定の前提であるので、ステップ9では、2点火前の
ΔT3が、前述の第2の判定値H2を超えているかどう
かを判定する。
【0034】ステップ10では、2点火前にどの気筒が
失火しているのかを判別するが、その詳細は後述する。
そして、ステップ11から15で単気筒失火か、連続2
気筒失火か、間欠2気筒失火かを判別する。まず、ステ
ップ11ではΔT1>k1×ΔT3かどうかを判定し、
肯定判定されれば間欠2気筒失火と判断されるので間欠
2気筒失火を示すフラグXMF3を立ててステップ16
に進む。ステップ11で否定判定された場合には、ステ
ップ12に進む。
【0035】ステップ12では、ΔT2>k2×ΔT3
かどうかを判定し、肯定判定されれば連続2気筒失火と
判断されるので連続2気筒失火を示すフラグXMF2を
立ててステップ16に進む。ステップ12で否定判定さ
れた場合には、単気筒失火と判断されるので単気筒失火
を示すフラグXMF1を立ててステップ16に進む。そ
して、ステップ16では、次回の計算に備えて、T1を
T2に、ΔT1をΔT2に、ΔT2をΔT3に入れ換え
て、終了する。なお、ステップ13、14、15で間欠
2気筒失火、連続2気筒失火、単気筒失火を示すフラグ
が立てられた後は、特に、図には記していないが、適切
な警報手段で運転者に報知することが好ましい。
【0036】次に、ステップ10における、気筒判別に
ついて説明する。本ルーチンが割り込んだ位置のCCR
NKの値が、例えば、13であるとすると、それは、#
1気筒の上死点から、390°CAのところである(図
2参照)。したがって、T1は図2でC1で示される#
1気筒の上死点後270°CAから390°CAまでの
#3気筒の爆発行程中の120°CAの間の所要時間で
あって、T2は図2でC2で示される#1気筒の上死点
後150°CAから270°CAまでの#2気筒の爆発
行程中の120°CAの間の所要時間であって、T3は
図2でC2で示される#1気筒の上死点後30°CAか
ら150°CAまでの#1気筒の爆発行程中の120°
CAの間の所要時間である。T4は#1気筒の上死点前
90°CAから上死点後30°CAまでの#6気筒の爆
発行程中の120°CAの間の所要時間である。
【0037】そして、ΔT1はT1のT2に対する差で
あり、ΔT2はT2のT3に対する差であり、ΔT3は
T3のT4に対する差である。したがって、ΔT3が、
ステップ9で第2の判定値H2を超えたということは、
少なくとも#1気筒が失火していることを示している。
【0038】そこで以下のようにして気筒を判別する
(図8参照)。CCRNK≧12の場合は、ステップ1
で読み込んだCCRNKから12を減じた値を4で割っ
た値の整数部分の値をCYLWとし、CYLW=0の場
合失火の始まりは第1気筒であり、CYLW=1の場合
失火の始まりは第2気筒であり、CYLW=2の場合失
火の始まりは第3気筒であり、CCRNK<12の場合
は、ステップ1で読み込んだ値を4で割った値の整数部
分の値をCYLWとし、CYLW=0の場合失火の始ま
りは第4気筒であり、CYLW=1の場合失火の始まり
は第5気筒であり、CYLW=2の場合失火の始まりは
第6気筒であると判断する。
【0039】なお、この実施の形態のように、6気筒で
あって、単気筒失火、連続2気筒失火、間欠2気筒失火
しか発生していないことが確認された場合は、3気筒
前、すなわち、360°CA前は必ず正常回転している
ので、ΔT1、ΔT2、ΔT3の代わりに3気筒前の回
転変動との偏差を用いて判定することも可能であって、
例えば、ΔT1とΔT4の差をΔT1360 、ΔT2とΔ
T5の差をΔT2360 、ΔT3とΔT6の差をΔT3
360 として、これらの値を用いて判定することができ
る。この様にすれば、クランク角センサ6を構成するク
ランクロータの歯の加工のばらつきが除去されより精確
な制御が可能となる。
【0040】
【発明の効果】本発明によれば、単気筒失火、連続2気
筒失火、間欠2気筒失火が精度よく判別できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の全体の構成を示す図である。
【図2】本発明の実施の形態において、通過所要時間が
計測される、エンジンの各気筒の爆発行程中の期間を示
す図である。
【図3】単気筒失火の場合の回転変動を示す図である。
【図4】連続2気筒失火の場合の回転変動を示す図であ
る。
【図5】間欠2気筒失火の場合の回転変動を示す図であ
る。
【図6】本発明の制御のルーチンのフローチャートであ
る。
【図7】本発明の制御のルーチンのフローチャートであ
る。
【図8】気筒判別を説明する図である。
【符号の説明】
1…エンジン 6…クランク角センサ 7…基準位置センサ 10…ECU
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F02D 41/00 - 45/00 F02P 5/145 - 5/155

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 点火順序が前の気筒の爆発行程中の予め
    定めた所定クランク角度間の通過時間に対する、点火順
    序がその次の気筒の爆発行程中の予め定めた所定クラン
    ク角度間の通過時間の差をもとめて、点火順序が連続す
    る気筒間の回転変動量を順次算出する回転変動量算出手
    段と、 算出された回転変動量が予め定めた第1の判定値を超え
    た時に回転変動が失火によるものと仮判定する失火仮判
    定手段と、 失火と仮判定される回転変動が現出する間隔を検出する
    失火仮判定変動現出間隔検出手段と、 失火と仮判定される回転変動が現出する間隔が予め定め
    た所定の値である場合に、失火と仮判定される回転変動
    がある気筒の点火の度に周期的に発生している周期性変
    動であると判定する周期性変動判定手段と、 失火と仮判定され、かつ周期性変動であると判定された
    回転変動が、第1の判定値よりも大きい別途予め定めた
    第2の判定値を超えた場合に、その回転変動が失火によ
    る回転変動であると判定する失火本判定手段と、 前記失火本判定手段により失火による回転変動と判定さ
    れた回転変動を発生している気筒を特定する失火変動気
    筒特定手段と、 前記失火変動気筒特定手段により失火していると特定さ
    れた気筒の回転変動量と、その次の気筒の回転変動量
    と、その次の次の気筒の回転変動量とを比較して失火変
    動気筒特定手段により失火していると特定された気筒の
    みの単気筒失火が発生しているか、前記特定された気筒
    とその次の気筒が連続して失火する連続2気筒失火が発
    生しているか、前記特定された気筒とその次の次の気筒
    が失火する間欠2気筒失火が発生しているかを判定する
    失火パターン判別手段を備えることを特徴とする多気筒
    内燃機関の失火検出装置。
  2. 【請求項2】 前記失火パターン判別手段が、 前記失火変動気筒特定手段により失火していると特定さ
    れた気筒をN1気筒としその回転変動量をΔ1とし、そ
    の次の気筒をN2気筒としその回転変動量Δ2とし、そ
    の次の気筒をN3気筒としその回転変動量Δ3とし、 k1とk2を予め定めた定数とした時に、(1)Δ1×
    k1<Δ3のときN1気筒とN3気筒の間欠2気筒の失
    火が発生していると判定とし、(2)Δ1×k1<Δ3
    が不成立で、かつΔ1×k2<Δ2のときN1気筒とN
    2気筒の連続2気筒の失火が発生していると判定とし、
    (3)Δ1×k1<Δ3と、Δ1×k2<Δ2がともに
    不成立の時にN1気筒の単独失火が発生していると判定
    することを特徴とする請求項1に記載の失火検出装置。
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