JP3360449B2 - 画像濃度制御装置 - Google Patents

画像濃度制御装置

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JP3360449B2
JP3360449B2 JP31213794A JP31213794A JP3360449B2 JP 3360449 B2 JP3360449 B2 JP 3360449B2 JP 31213794 A JP31213794 A JP 31213794A JP 31213794 A JP31213794 A JP 31213794A JP 3360449 B2 JP3360449 B2 JP 3360449B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機やレーザプリン
タ等の画像形成装置において、感光体等の像担持体上に
形成した濃度測定用基準パッチの濃度変化に基づき、感
光体の帯電電位や現像バイアス電位等の画像形成条件を
設定変更する画像濃度制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】複写機やレーザプリンタ等の画像形成装
置において、その記録画像の画像濃度は温度・湿度等の
環境要因の影響を受け易く、例えば、一般的な二成分現
像剤を使用する複写機では低湿環境下で画像濃度が低下
し、高湿環境下では画像濃度が上昇する傾向にある。こ
のため、常に一定の画像濃度を維持するには、像担持体
上に形成される静電潜像のコントラスト電位、現像工程
で印加する現像バイアス電位等の画像形成条件や、現像
器内における現像剤のトナー濃度を環境要因の変化に応
じて的確に制御する必要がある。
【0003】従来、画像濃度を一定に保つためのの制御
方法としては、像担持体上に特定パターンのトナー像
(以下、このトナー像を基準パッチと記す)を形成する
と共に、この基準パッチの濃度を光学的に測定し、その
測定結果に基づいて静電潜像のコントラスト電位、現像
工程で印加する現像バイアス電位を制御する方法が知ら
れている(特開昭63−106672号公報、特開平1
−295281号公報等)。また、基準パッチの濃度測
定結果に基づいて画像データの階調特性を補正し、これ
によって画像濃度を一定に保つ制御方法も提案されてい
る(特開平3−87768号公報)。
【0004】これらの方法では、実際の画像形成に使用
する画像形成条件と同一の画像形成条件を用いて基準パ
ッチを形成しているので、環境要因の変化によって画像
濃度が変動すると、これを基準パッチの濃度変動として
測定することができ、測定した基準パッチの濃度に基づ
いて画像形成条件を制御すれば、画像濃度を略一定に維
持することができる。また、像担持体の帯電電位、露光
強度、現像バイアス電位を変更して濃度制御を行うの
で、制御結果が直ちに画像濃度に反映されるといった特
質を有している。
【0005】その反面、現像器内のトナー濃度が変動す
ると画像濃度を一定に維持することができないので、こ
れを何らかの方法で一定に保っておくことが要求され、
前述の特開平1−295281号公報では現像器内にト
ナー濃度センサを設け、その検出信号に基づいて現像器
に対するトナーの供給を行っている。このため、画像濃
度制御装置としては基準パッチの濃度を測定する光学的
センサ及び現像器内に配設するトナー濃度センサの双方
が必要となり、特に複数の現像装置を有するカラー画像
形成装置においては各現像器毎にトナー濃度センサを設
ける必要があり、構成が複雑になる他、コストが上昇す
るといった問題点があった。
【0006】一方、現像器内のトナー濃度を調整するこ
とによって画像濃度を制御する方法も広く行われてい
る。この制御方法では、やはり像担持体上に基準パッチ
を形成すると共に、この基準パッチの濃度を光学的に測
定し、測定した基準パッチの濃度に基づいて現像器に対
するトナーの供給量を調整し、これによって画像濃度の
制御を行っている。この場合、静電潜像のコントラスト
電位等の画像形成条件は常に一定である。
【0007】しかし、このようにトナーの供給量によっ
て画像濃度を制御する方法では、急激に画像濃度を変更
することができず、画像濃度が大きく変わった場合にこ
れを迅速に補正することができないといった欠点があ
る。すなわち、測定した基準パッチの濃度が低いからと
いって現像器に対して大量にトナーを供給すると、トナ
ーの撹拌不足によって記録画像に下地かぶりやトナー汚
れが生じ、また、パッチ濃度が高いときには画像形成に
よって現像器内のトナーが消費されるのを待つしかない
からである。従って、例えば一晩放置した複写機を始動
した際に、基準パッチの濃度測定結果から画像濃度が低
いことを検知しても、現像器に対しては急激にトナーを
供給することができず、画像濃度を適正なものとするた
めには長時間を要してしまう。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】以上のような観点か
ら、本願発明者は、画像濃度の制御動作に対する応答性
が速く、且つ、簡易な構成でコストの低減化を図ること
が可能な画像濃度制御方法として、前述の二つの従来技
術を組み合わせた画像濃度制御方法、すなわち実際の画
像形成条件下で像担持体上に基準パッチを形成すると共
に、その濃度を光学的に測定し、その検出信号に基づい
て画像形成条件及び現像器に対するトナー供給量の双方
を制御する方法を模索した。この新たな制御方法によれ
ば、現像器に対するトナー供給量を制御することで画像
濃度を細かく補正することができ、加えて基準パッチの
濃度が目標とする画像濃度から大きく外れている場合に
は、画像形成条件を変更することによってこれを迅速に
補正することができる。
【0009】しかし、係る画像濃度制御方法には新たな
問題点があった。以下、図8を参照しながら係る問題点
を説明する。例えば図8に示すように湿度が変化する
と、前述のように当然画像濃度も変動するが、ここでは
基準パッチの濃度変化に基づいて画像の階調特性を補正
すべく、像担持体を露光するレーザビームスキャナに与
える画像データの入出力比を制御している。従って、測
定した基準パッチの濃度に基づいて画像データの制御が
理想的に行われると、その制御結果が速やかに画像濃度
及び基準パッチ濃度に反映される。また、基準パッチ濃
度が速やかに目標とする濃度に到達してしまうので、結
果的に現像器内のトナー濃度は一定に保たれる。
【0010】ここで、複写機を一晩放置した後に再始動
すると共に、基準パッチの測定濃度に基づいて画像デー
タを制御し、その制御量に誤差が含まれていた場合を考
える。すなわち、画像データが一点鎖線で示す理想値に
制御されるべきところを、実線のようにやや低めに制御
されてしまったとする。すると、次に形成された基準パ
ッチはその濃度が僅かに薄いので、現像器に対するトナ
ー供給量が増加され、現像器内のトナー濃度が向上す
る。これにより、画像濃度及び基準パッチ濃度は理想濃
度に回復していくのだが、理想の画像濃度を再現するた
めの画像データは本来の画像データよりも低く、また、
現像器内のトナー濃度は本来よりもやや高いものとなっ
てしまう。
【0011】よって、基準パッチの測定濃度に基づいて
画像データを制御する度に同様な制御誤差が存在すると
すれば、現像器内のトナー濃度はその度毎に上昇するこ
とになり、やがては画像に下地かぶりやトナー汚れを発
生するレベルまでトナー濃度が高くなってしまうことが
予想される。また、これとは逆に画像データが理想値よ
りもやや高めに制御されるとすれば、現像器内のトナー
濃度はその度毎に低下することになり、やがてはキャリ
ア現像等の問題を発生してしまう。
【0012】つまり、前述の従来技術を組み合わせた画
像濃度制御方法では、画像形成条件とトナー供給量のう
ち、その一方の制御誤差が他方の制御量を変動させてし
まい、最終的にはその変動分が積算されて不具合を生じ
る可能性があった。
【0013】本発明はこのような問題点に鑑みなされた
ものであり、その目的とするところは、画像濃度の制御
動作に対する応答性が速く、且つ、簡易な構成でコスト
の低減化を図ることが可能であると共に、制御誤差が存
在する場合であっても影響を受け難い画像濃度制御装置
を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の画像濃度制御装置は、画像情報に応じた静
電潜像を像担持体上に形成すると共に、この静電潜像を
現像器で現像してトナー像を形成するトナー像形成シス
テムと、上記現像器に対してトナーを補給するトナー供
給手段とを備え、上記トナー像を記録体に転写して画像
形成を行う画像形成装置の画像濃度制御装置であって、
上記トナー像形成システムに濃度測定用基準パッチを形
成させる測定制御手段と、上記像担持体上に形成された
基準パッチの濃度を検出する濃度測定手段と、この濃度
測定手段の検出信号に基づいて上記トナー像形成システ
ムにおけるトナー像形成条件及び上記トナー供給手段に
よるトナー補給量を設定変更する濃度制御手段とから構
成され、上記測定制御手段は、上記濃度測定用基準パッ
チの形成時にのみ、トナー像形成システムのトナー像形
成条件を予め定められた値に設定変更する測定条件設定
手段を備えていることを特徴とするものである。
【0015】このような技術的手段において、上記トナ
ー像形成システムとは、感光体ドラム等の像担持体上に
トナー像を形成するための一連の工程、すなわち帯電プ
ロセス、潜像形成プロセス、現像プロセスを順次行い得
るものであれば適宜設計変更可能であり、具体的には帯
電器、露光光学系、現像器等から構成される。
【0016】また、上記トナー像形成システムにおける
トナー像形成条件とは、トナー像の濃度に影響を与える
各種の条件であり、具体的には静電潜像のコントラスト
電位や現像バイアス電位等がある。ここで、静電潜像の
コントラスト電位は帯電器による像担持体の帯電電位、
露光光学系による像担持体の露光強度により決定され
る。更に、レーザプリンタのように画像情報を電気的な
画像データとして一旦保持するタイプの画像形成装置に
あっては、画像データの階調特性もトナー像形成条件の
一つである。
【0017】
【作用】上記技術的手段は次のように作用する。画像形
成装置において画像濃度の補正が必要になると、測定制
御手段はトナー像形成システムに濃度測定用の基準パッ
チの作成を指示し、トナー像形成システムは像担持体上
に基準パッチを形成する。このとき、測定条件設定手段
は予め定められているトナー像形成条件をトナー像形成
システムに与え、常に当該条件下で基準パッチを形成さ
せる。ここで、像担持体上に形成した基準パッチの濃度
が目標濃度よりも薄かったと仮定する。
【0018】基準パッチは濃度測定手段によってその濃
度が検出され、濃度制御手段は濃度測定手段の検出信号
から基準パッチの濃度が目標濃度よりも薄いと判断し、
トナー像形成システムのトナー像形成条件及び現像器に
対するトナー供給量を設定変更する。これにより、以降
の画像形成については設定変更された最新のトナー像形
成条件が適用され、画像濃度は速やかに目標濃度に制御
される。
【0019】一方、基準パッチについては測定条件設定
手段が与える所定のトナー像形成条件が適用されるの
で、画像濃度が目標濃度に制御された後であっても、再
度基準パッチを形成するとその濃度は相変わらず目標濃
度よりも薄い。但し、現像器に対するトナー供給量が変
更された結果として現像器中のトナー濃度が向上してい
るので、基準パッチの濃度は少しではあるが目標濃度に
近づいている。このため、基準パッチの濃度検出信号に
基づいて更新されるトナー像形成条件は、前回の設定値
よりは標準値に近い設定となり、画像濃度は目標濃度に
保たれる。
【0020】以降は、基準パッチの形成が繰り返される
毎に現像器中のトナー濃度が向上し、これに伴い基準パ
ッチの濃度は徐々に目標濃度に近づき、最終的には目標
濃度と合致する。また、基準パッチの濃度が目標濃度に
近づくにつれ、トナー像形成条件はより標準値に近い設
定に更新され、最終的には標準値に復帰する。
【0021】従って、現像器中のトナー濃度は基準パッ
チの濃度に基づいてのみ制御されることになり、トナー
像形成条件の制御誤差による影響を受けることがない。
また、最終的には現像器中のトナー濃度のみで画像濃度
を目標濃度に補正していることになるが、制御開始当初
はトナー像形成条件を変更して画像濃度を補正している
ので、画像濃度を迅速に目標濃度に補正することができ
る。
【0022】
【実施例】以下、添付図面に基づいて本発明の画像濃度
制御装置を詳細に説明する。図1はこの発明が適用され
るカラー複写機の第一実施例を示すものである。同図に
おいて、符号20は感光ドラム、21は感光ドラム20
の表面を予め帯電する帯電コロトロン、22は原稿22
2の画像情報を読み取るスキャナー部、228は帯電コ
ロトロン21により帯電された感光ドラム20上に静電
潜像を書込むラスタ走査装置(以下、ROSと記す)、
23はブラック(K)、シアン(C)、マゼンタ
(M)、イエロー(Y)の各トナー像が収容される四つ
の現像器23K,23C,23M,23Yが回転自在に
配設され、適宜切換選択されるロータリ現像ユニット、
25は感光ドラム20上の残留トナーを除去するクリー
ナ、26は感光ドラム20上の残留電荷を除去するイレ
ーズランプである。
【0023】この実施例において、スキャナー部22
は、プラテン221上にセットされた原稿222に光ビ
ームを照射する露光ランプ223と、この露光ランプ2
23を原稿222領域に亘って移動させるキャリッジ2
24と、露光ランプ223による原稿222面からのビ
ームを所定の経路に沿って導く反射ミラー225と、原
稿222面からのビームを各色成分毎のデジタル信号に
変換するCCDセンサ226と、原稿222面からのビ
ームをCCDセンサ226部位に結像させる結像レンズ
227とから構成されている。また、上記ROS228
は、上記CCDセンサ226で取り込んだ各色成分の画
像データに基づいてレーザビームを照射する半導体レー
ザ228a、半導体レーザ228aからのビームを感光
ドラム20の主走査方向に亘つて振り分け偏向するポリ
ゴンミラー228b、半導体レーザ228aからのビー
ムを感光ドラム20の主走査方向ラインに沿って結像さ
せる結像レンズ228c及びビーム経路を規制する反射
ミラー228dにて構成されている。
【0024】また、感光体ドラム20に対する静電潜像
の書き込み位置と現像位置との間には感光体ドラム20
の帯電電位を測定する電位計27が配設される一方、現
像位置と転写位置との間には感光体ドラム20上に形成
された基準パッチの濃度を測定する光センサ28が配設
されている。この光センサ28はLEDによって感光体
ドラムを照射し、その反射光量をフォトダイオードで測
定する反射型光センサである。
【0025】更に、符号31は周面に記録シート30が
巻付け保持され、この記録シート30に感光ドラム20
上の各色成分トナー像を順次多重転写する転写ドラムで
ある。この転写ドラム31には、記録シート30保持時
にドラムシート35を帯電する吸着コロトロン41と、
感光ドラム20上のトナー像を記録シート30側へ転写
させる転写コロトロン42と、最終色の転写工程が終了
した記録シート30を除電する除電コロトロン43と、
最終色の転写工程が終了したドラムシート35上の電荷
を除去するクリーニング除電コロトロン44と、最終色
の転写工程が終了したドラムシート35に付着した紙粉
等を清掃するクリーニングブラシ45と、記録シート3
0を剥離する時にドラムシート35を内側から押し上げ
る内押しロール46と、記録シート30を剥離する剥離
フィンガ47とが設けられている。尚、符号48は図示
外のシート給送カセットから供給された記録シート30
を各モードに応じた所定のタイミングで吸着コロトロン
41部位へ搬送するシート搬送系である。
【0026】更に、符号50は転写工程の終了した記録
シート30を挿通させ、記録シート30上に未定着トナ
ー像を定着させる定着器であり、この実施例では、内部
にヒータが内蔵された加熱ロール51とこの加熱ロール
51に圧接配置される加圧ロール52とで構成され、上
記転写ドラム31からの記録シート30が案内プレート
53を介して定着器50へ搬送されるようになってい
る。また、符号54は定着器50を通過した記録シート
30を搬送するフューザ出口ロール、55は定着器50
を通過した記録シート30の後端検出用のフューザ出口
スイッチ、56は定着された記録シート30が収容され
る排出トレイ、57は排出トレイ56へ記録シート30
を送出するための出口ロールである。
【0027】以上のように構成されたカラー複写機で
は、先ず、ユーザーがコピーのスタートスイッチを操作
すると、原稿222の走査がなされ、感光体ドラム20
上にはブラックKに対応した静電潜像の書き込みが行わ
れる。一方、ロータリー現像ユニット23ではブラック
現像器23Kが感光体ドラム20との対向位置に設定さ
れ、上記静電潜像はブラック現像器23Kによってその
書き込みタイミングから少し遅れて現像される。そし
て、このようにして形成されたブラックKのトナー像
は、転写ドラム31に保持された記録シート30に転写
される。また、ブラック現像器23Kによる現像工程が
終了すると、転写ドラム31が1回転サイクルを終了す
る迄の間に現像器の交換が行われ、ロータリ現像ユニッ
ト23の90°回転によってイエロー現像器23Yが感
光体ドラム20との対向位置に設定される。
【0028】以降は転写ドラム31の1回転サイクル毎
にこれら動作が繰り返され、その度毎にイエローY、マ
ゼンタM及びシアンCのトナー像が感光体ドラム20か
ら転写ドラム31に保持された記録シート30に転写さ
れ、記録シート30上には4色のトナー像による重ね合
わせトナー像が形成される。そして、シアンCのトナー
像の転写が終了した記録シート30はそのまま転写ドラ
ム31から剥離され、定着器50を経て排出トレイ56
に排出される。
【0029】図2はこのカラー複写機の制御系を示すブ
ロック図である。先ず、スキャナー部22において、C
CDセンサ226で読み取られた画像データは増幅器6
0で適当なレベルまで増幅された後、A/D変換器61
で8ビットのデジタル信号に変換される。そして、シェ
ーディング補正、ギャッフ補正の後に濃度変換器62で
反射率データから濃度データに変換され、画像処理部に
送られる。
【0030】画像処理部に送られた画像データは、先ず
色変換部63でカラー複写機としての基本的な画像処
理、すなわち色信号変換、墨再生(UCR)、MTF処
理等が行われ、ブラック、イエロー、シアン及びマゼン
タの画像データに変換される。次に、各色の画像データ
は第1ガンマ補正64に送られ、各複写機のROS22
8及び画像形成部に固有の階調特性に合わせて色階調の
補正がなされる。
【0031】次に、画像データは第2ガンマ補正65に
送られるが、ここでは環境要因の変化によって画像濃度
が変動するのを避けるため、画像データの入出力比の補
正がなされる。補正テーブル66には複数の入出力比テ
ーブルが格納されており、後述するコントローラ74に
よって制御される第1セレクタ67が上記補正テーブル
66の中から最適なテーブルを選び出し、これを第2ガ
ンマ補正65に適用するように構成されている。図3は
補正テーブル66に格納される代表的な3つの入出力比
テーブルを示すものであり、グラフが標準濃度時用テ
ーブル、グラフが高濃度時用テーブル、グラフが低
濃度時用テーブルである。また、図4はこのカラー複写
機における入力画像濃度に対する出力画像濃度の階調性
を示すものであり、グラフは標準時、グラフは高濃
度時、グラフは低濃度時の階調性を夫々示している。
そして、例えば出力画像濃度の階調性が低濃度の階調性
(図7のグラフ)を示す時に、低濃度時用テーブルに
基づいて画像データの入出力比の補正を行うと、出力画
像の階調性が標準時の階調性と略一致するようになって
いる。
【0032】このようにして第2ガンマ補正65が終了
した画像データは、D/A変換器68でアナログデータ
に変換された後、比較器69で三角波発生器70から送
出される所定周期の信号と比較され、パルス幅変調によ
る二値の画像データに変換される。図5は比較器におけ
る画像データの二値化を説明するものであり、入力され
たアナログ画像データを三角波と比較し、アナログ画像
データが三角波より大きい部分を「0」、小さい部分を
「1」として画像データの二値化を行っている。そし
て、この二値画像データは光学部のレーザドライバ71
に送られ、画像データが「0」の時にROS228の半
導体レーザ228aがオフ操作され、画像データが
「1」の時にオン操作される。
【0033】また、画像処理部には、感光体ドラム20
上に基準パッチを形成する際にその画像信号を発生する
パッチ信号発生手段72が設けられており、画像面積率
50%の基準パッチデータを生成する。前述のアナログ
画像データ及び基準パッチデータはコントローラ74に
よって制御される第2セレクタ73に入力され、いずれ
か一方のデータのみが上記比較器69で三角波と比較さ
れて二値化される。
【0034】一方、画像形成部には、電位計27及び光
センサ28の検出信号に基づいて感光体ドラム上20に
形成されるトナー像の濃度を一定に制御するためのコン
トローラ74、このコントローラ74の制御信号に応じ
て帯電器21のグリッド電圧VGを変更する帯電器制御
部75、やはりコントローラ74の制御信号に応じてロ
ータリー現像ユニット23の各現像器に印加する現像バ
イアス電圧VBを変更する現像バイアス制御部76が設
けられている。また、ロータリー現像ユニット23の各
現像器に対してはトナー供給装置77が接続されてお
り、コントローラ74の制御信号に応じてトナー補給が
行われるようになっている。更に、上記コントローラ7
4は光学部のレーザ光量制御部78に対しても制御信号
を送出しており、レーザドライバ71を介して半導体レ
ーザ228aの発光量が調整されるようになっている。
【0035】次に、このカラー複写機における画像濃度
制御の第一実施例について説明するが、この実施例の画
像濃度制御は、感光体ドラム20上に形成した基準パッ
チの濃度を光センサ28で測定し、その測定結果に基づ
いて現像器23に対するトナー供給量を補正し、また、
第2ガンマ補正65に適用する入出力比テーブルを選択
して行われる。
【0036】先ず、コントローラ74はカラー複写機の
電源を投入した直後と以下10コピー毎にパッチ信号発
生手段72に対して基準パッチデータの発生を要求し、
次いで第2セレクタ73に対して基準パッチデータの選
択を要求する。これにより、基準パッチデータは二値化
されてレーザドライバ71に供給され、既に説明した通
常の画像形成プロセスと同様にして感光体ドラム20上
に各色の基準パッチが順次形成される。
【0037】形成された基準パッチはその濃度が光セン
サ28で検出され、コントローラ74は光センサ28の
検出信号から基準パッチの濃度が目標濃度と合致するか
否かを判断する。ここで、仮に基準パッチの濃度が目標
濃度よりも薄かったとすると、コントローラ74はトナ
ー供給装置77に対してトナー供給量の増加を指示し、
現像器23内のトナー濃度を高める。また、これとは逆
に基準パッチの濃度が目標濃度よりも濃かったとする
と、コントローラ74はトナー供給装置77に対してト
ナー供給の停止を指示し、現像器23内のトナー濃度を
低下させる。これにより、画像濃度を目標濃度に近づけ
ることができる。
【0038】また、現像器23内のトナー濃度の変化が
画像濃度に反映されるまでには時間を要するので、本実
施例では第2ガンマ補正65を用いて画像データの入出
力比を補正している。すなわち、コントローラ74は第
1セレクタ67に対して制御信号を送出し、補正テーブ
ル66に格納された複数の入出力比テーブルの中から基
準パッチの濃度を目標濃度に近づけるのに最適なテーブ
ルを選択させる。例えば、基準パッチの濃度が目標濃度
よりも薄い場合には、図3に示される三つの入出力比テ
ーブルから低濃度時用のテーブルを選択させる一方、基
準パッチの濃度が目標濃度よりも濃い場合には高濃度時
用のテーブルを選択させ、第2ガンマ補正65における
補正内容を変更する。これによって画像濃度は速やかに
補正され、トナー濃度の変更による濃度補正の欠点を補
うことができる。
【0039】尚、図3では入出力比テーブルが三つのみ
であったが、入出力比テーブルの数が少なく各テーブル
間の差が大きいと、基準パッチを測定して入出力比テー
ブルを変更する毎に画像濃度が大きく変動してしまう。
実験結果によれば、本実施例では七つの入出力比テーブ
ルを用いることで、画像濃度ジャンプを抑えて実用上問
題のない画像濃度を得ることができた。
【0040】次に、図6を参照しながら本実施例におけ
る画像濃度制御の具体例を説明する。先ず、複写機の稼
働中において基準パッチ濃度及び画像濃度が共に目標濃
度に制御されていたと仮定する。ここで、画像濃度を決
定するための一因である湿度が変化したとすると、基準
パッチ濃度及び画像濃度は共に変動することになる。す
ると、コントローラ74は光センサ28の検出信号に基
づいて基準パッチの濃度が目標濃度から外れたことを検
出し、トナー供給装置77に対してはトナー供給量の増
減を指示する一方、第1セレクタ67に対しては第2ガ
ンマ補正65に用いる最適なテーブルの選択を指示す
る。但し、湿度が変化する直前まで基準パッチ濃度は目
標濃度に制御されていたのであるから、基準パッチ濃度
の変動分は僅かであり、結果的に第1セレクタ67は補
正テーブル66の中から標準濃度時用テーブルを選択す
ることになる。従って、画像データに対する第2ガンマ
補正65は行われず、現像器23内のトナー濃度が変化
することによって画像濃度か一定に保持される。
【0041】次に、複写機を一晩放置した後に再稼働さ
せると、放置中は画像濃度制御が行われないので、画像
濃度及び基準パッチ濃度は共に大きく目標濃度から外れ
た状態にある。ここで基準パッチ濃度及び画像濃度が共
に目標濃度よりも大幅に薄かったとすると、コントロー
ラは第1セレクタ67に対して低濃度時用のテーブルの
選択を指示すると共に、トナー供給装置に対してはトナ
ー供給量の増加を指示する。現像器23内のトナー濃度
は急激に上昇させることができず、トナー濃度の変化に
よって画像濃度が回復するのを期待することはできない
が、第2ガンマ補正65の結果は直ちに画像濃度に反映
されるので、このような制御により画像濃度は目標濃度
にまで上昇する。
【0042】しかし、パッチ信号発生手段72から送出
される基準パッチデータは、第2ガンマ補正65を介す
ることなく光学部のレーザドライバ71に印加されてい
るので、画像濃度が目標濃度に復帰しても、次に形成さ
れる基準パッチの濃度は依然として目標濃度よりも薄い
ままである。但し、現像器23内のトナー濃度は僅かづ
つ上昇してきているので、基準パッチの濃度は前回基準
パッチを形成したときよりも濃くなっている。従って、
コントローラ74は第1セレクタ67に対して前回選択
したテーブルよりも標準濃度時用テーブルに近いテーブ
ルの選択を指示し、画像濃度を目標濃度に保つ。その一
方で、トナー供給装置77に対しては引き続きトナー供
給量の増加を指示する。
【0043】以降は、基準パッチが形成される度にこの
ような制御がなされ、現像器23内のトナー濃度が十分
に高くなると基準パッチの濃度が目標濃度に復帰する。
また、基準パッチの濃度が目標濃度に近づくにつれ、第
1セレクタ67はより一層標準濃度時用テーブルに近い
テーブルを選択し、最後には標準濃度時用テーブルを選
択するようになる。
【0044】このように本実施例の画像濃度制御装置で
は、基準パッチに対して第2ガンマ補正65の結果が反
映されないので、譬え第2ガンマ補正65の補正内容に
制御誤差(入出力比テーブルの選択誤り等)があったと
しても、現像器23に対するトナー供給がその影響を受
けることがない。従って、現像器23内のトナー濃度
は、画像データを一定に保持した場合に、湿度特性によ
って決定されるある範囲内のみを上下し、下地かぶり、
トナー汚れ又はキャリア現像を発生してしまう程高くな
ったり、低くなったりすることがない。
【0045】尚、本実施例では、パッチ信号発生手段7
2から送出した基準パッチデータが第2ガンマ補正65
を介することなく比較器69に入力されているが、基準
パッチデータも第2ガンマ補正65に入力される構成と
し、基準パッチの形成時には第1セレクタ67が必ず標
準濃度時用テーブルを選択するようにしても良い。
【0046】次に、このカラー複写機における画像濃度
制御の第二実施例について説明するが、この実施例では
感光体ドラム20上に形成する静電潜像のコントラスト
電位及び現像バイアス電位を制御することによって画像
濃度の制御を行っている。
【0047】係る制御は電位計27で感光体ドラム20
の表面電位を測定し、図7に示すフローチャートに沿っ
て帯電器21のグリッド電位VGS、ROS228のレー
ザ光量LDS、現像バイアス電位VBを決定して行われ
る。表面電位の測定は複写機の電源投入直後のコピー開
始前と、以降は30分経過後のコピー開始前に行う。も
ちろん、使用する感光体ドラム20の感度変動特性に応
じて、これより短いあるいは長いスパンで行っても良
い。
【0048】コントローラ74には予め目標暗電位
HS、目標露光部電位VLS、目標暗電位VHSから現像バ
イアス電位VB迄のカブリ防止電位差VCが記憶されてお
り、これに基づいて上記VGS、LDS、VBが決定され
る。フローチャートに沿って説明すると、先ず、コント
ローラ74は帯電器制御部75に制御信号を送出し、異
なるグリッド電圧VG1、VG2で感光体ドラム20を帯電
させる。そして、電位計27を用いてその時の暗電位V
H1、VH2を測定し(ST1)、目標暗電位VHSを得るの
に必要なグリッド電位VGSを以下の式で計算する(ST
2)。
【0049】
【数1】
【0050】次に、ST2で求めたグリッド電位VGS
用いて感光体ドラム20を帯電させる一方、コントロー
ラ74はレーザ光量制御部78に対して制御信号を送出
し、二通りのレーザ光量LD1、LD2を用いてROS22
8に感光体ドラム20を露光させる。そして、電位計を
用いて各露光部位について露光部電位VL1、VL2を測定
し(ST3)、目標露光部電位VLSを得るのに必要なレ
ーザ光量LDSを以下の式で計算する(ST4)。
【0051】
【数2】
【0052】最後に、目標暗電位VHSとカブリ防止電位
差VCを用いて現像バイアス電位VBを計算し(ST
5)、算出されたグリッド電位VGSを帯電器制御部75
へ、レーザ光量LDSをレーザ光量制御部78へ、現像バ
イアス電位VBを現像バイアス制御部76へ夫々設定す
る。
【0053】そして、具体的な画像濃度制御はと言え
ば、第一実施例と同様に基準パッチを感光体ドラム20
上に形成し、その濃度を光センサ28で測定して行われ
る。このとき、コントローラ74は光センサ28の検出
信号に基づいて目標露光部電位VLSに加算するオフセッ
ト値αを選択する。基準パッチ濃度が低い時はオフセッ
ト値αを負の値とし、基準パッチ濃度が高い時はオフセ
ット値αを正の値とする。
【0054】これにより、図7のフローチャートに示す
感光体ドラム20の電位制御が行われると、オフセット
値αが負の値であれば、目標露光部電位VLSは小さくな
る一方、計算によって求められる新たなレーザ光量
DS′が大きくなって画像部電位が低下する。このた
め、画像部電位と現像バイアス電位との差が大きくな
り、画像濃度が上昇する。
【0055】逆に、オフセット値αが正の値であれば、
目標露光部電位VLSが大きくなる一方、計算によって求
められる新たなレーザ光量LDS′が小さくなって画像部
電位が上昇する。このため、画像部電位と現像バイアス
電位との差が小さくなり、画像濃度が低下する。
【0056】このように、本実施例では基準パッチの濃
度に基づいて目標露光部電位VLSに加算するオフセット
値αを選択し、画像濃度を目標濃度に補正するのに必要
な新たなレーザ光量LDS′を演算しているが、コントロ
ーラ74がパッチ信号発生手段72に対して基準パッチ
データの発生を要求するとき、すなわち感光体ドラム2
0上に基準パッチを形成するときには、オフセット値α
を0とした場合に計算されるレーザ光量がレーザ光量制
御部78に設定される。
【0057】つまり、基準パッチの濃度に基づいた感光
体ドラム20の電位制御は、画像形成のときにのみ適用
され、基準パッチの形成には適用されないので、基準パ
ッチの濃度は第一実施例と同様に現像器23内のトナー
濃度によってのみ影響を受けることとなる。このため、
オフセット値αの選択に誤差が存在する場合であって
も、現像器23内のトナー濃度はその影響を受けること
がなく、湿度特性によって決定されるある範囲内のみを
上下し、下地かぶり、トナー汚れ又はキャリア現像を発
生してしまう程高くなったり、低くなったりすることが
ない。
【0058】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明の画像
濃度制御装置によれば、像担持体上に形成された基準パ
ッチの濃度に基づいてトナー像形成条件が変更されてい
る場合であっても、基準パッチの形成に当たっては予め
定められたトナー像形成条件が適用されるので、基準パ
ッチの濃度は現像器中のトナー濃度に基づいてのみ制御
されることになり、トナー像形成条件の制御に誤差が存
在する場合であっても現像器中のトナー濃度にその影響
が及ばず、下地かぶりやトナー汚れ、キャリア現像とい
った不具合の発生を防止することができる。
【0059】また、基準パッチの濃度に基づいてトナー
像形成条件を変更しているので、画像濃度を迅速に目標
濃度に補正することができる。
【0060】更に、像担持体上に形成した基準パッチの
濃度を検出する濃度測定手段のみで、トナー像の形成条
件及び現像器中のトナー濃度を制御するので、カラー複
写機のように複数の現像器を備えた画像形成装置におい
ても簡易な構成で且つ低コストで画像濃度の制御を行う
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の画像濃度制御装置が適用されるカラ
ー複写機の構成を示す図である。
【図2】 実施例に係るカラー複写機の制御系を示すブ
ロック図である。
【図3】 実施例に係る第2ガンマ補正で使用される画
像データの入出力比テーブルを例示するグラフである。
【図4】 実施例に係るカラー複写機の階調特性を例示
するグラフである。
【図5】 実施例に係る比較器の作用を示す説明図であ
る。
【図6】 第一実施例に係る画像濃度制御の具体例を示
すタイミングチャートである。
【図7】 第二実施例において感光体ドラムの電位制御
を行う際の手順を示すフローチャートである。
【図8】 従来の画像濃度制御の具体例を示すタイミン
グチャートである。
【符号の説明】
20…感光体ドラム(像担持体)、23…ロータリ現像
ユニット(現像器)、28…光センサ(濃度測定手
段)、30…記録体、74…コントローラ(濃度制御手
段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 15/00 303 G03G 21/00 370 - 540 G03G 15/08 G03G 21/14

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像情報に応じた静電潜像を像担持体上
    に形成すると共に、この静電潜像を現像器で現像してト
    ナー像を形成するトナー像形成システムと、上記現像器
    に対してトナーを補給するトナー供給手段とを備え、上
    記トナー像を記録体に転写して画像形成を行う画像形成
    装置の画像濃度制御装置であって、 上記トナー像形成システムに濃度測定用基準パッチを形
    成させる測定制御手段と、上記像担持体上に形成された
    基準パッチの濃度を検出する濃度測定手段と、この濃度
    測定手段の検出信号に基づいて上記トナー像形成システ
    ムにおけるトナー像形成条件及び上記トナー供給手段に
    よるトナー補給量を設定変更する濃度制御手段とから構
    成され、 上記測定制御手段は、上記濃度測定用基準パッチの形成
    時にのみ、トナー像形成システムの総てのトナー像形成
    条件を予め定められた値に設定変更する測定条件設定手
    段を備えていることを特徴とする画像濃度制御装置。
  2. 【請求項2】 上記トナー像形成システムは、像担持体
    に静電潜像を書き込むための光学部と、入力された電気
    的な画像データに対して一定の処理を加えてから上記光
    学部へ出力する画像処理部を備え、 上記濃度制御手段により設定変更されるトナー像形成条
    件が、上記画像処理部に対する画像データの入出力比で
    あること を特徴とする請求項1記載の画像濃度制御装
    置。
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