JP3356733B2 - ケーブルドラグチェーン - Google Patents

ケーブルドラグチェーン

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JP3356733B2
JP3356733B2 JP29699899A JP29699899A JP3356733B2 JP 3356733 B2 JP3356733 B2 JP 3356733B2 JP 29699899 A JP29699899 A JP 29699899A JP 29699899 A JP29699899 A JP 29699899A JP 3356733 B2 JP3356733 B2 JP 3356733B2
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upper connecting
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庄一郎 小宮
孝之 松田
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Tsubakimoto Chain Co
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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    • F16H7/00Gearings for conveying rotary motion by endless flexible members
    • F16H7/18Means for guiding or supporting belts, ropes, or chains
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02GINSTALLATION OF ELECTRIC CABLES OR LINES, OR OF COMBINED OPTICAL AND ELECTRIC CABLES OR LINES
    • H02G11/00Arrangements of electric cables or lines between relatively-movable parts
    • H02G11/006Arrangements of electric cables or lines between relatively-movable parts using extensible carrier for the cable, e.g. self-coiling spring
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16GBELTS, CABLES, OR ROPES, PREDOMINANTLY USED FOR DRIVING PURPOSES; CHAINS; FITTINGS PREDOMINANTLY USED THEREFOR
    • F16G13/00Chains
    • F16G13/12Hauling- or hoisting-chains so called ornamental chains
    • F16G13/16Hauling- or hoisting-chains so called ornamental chains with arrangements for holding electric cables, hoses, or the like
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S59/00Chain, staple, and horseshoe making
    • Y10S59/90Plastic

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Electric Cable Arrangement Between Relatively Moving Parts (AREA)
  • Guides For Winding Or Rewinding, Or Guides For Filamentary Materials (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、可動機械にエネル
ギーを供給するケーブルやホース等の可撓体を安全確実
に保護するケーブルドラグチェーンに関する。本発明
は、より詳細には、左右で対向した一対のリンクプレー
トと、一対のリンクプレートの下端を連結する下部連結
杆と、一対のリンクプレートの上端とを連結する上部連
結杆よりなるリンク本体を屈曲自在に連結したケーブル
ドラグチェーンにおいて、上部連結杆の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】ケーブルドラグチェーンは、前後端が互
いに屈曲可能に連結された複数のリンク体から構成され
る。ケーブルドラグチェーンは、一端が可動機械に取付
けられ、他端が固定フレームや床面に取付けられる。そ
れぞれのリンク体は内部に中空空間を有し、ケーブルや
ホース等の可撓体は連続する複数のリンク体の中空空間
内部に収納される。このようなケーブルドラグチェーン
は、例えば、実公平3−72774号公報に記載されて
いる。それぞれのリンク体は、左右に対向した一対のリ
ンクプレートと、左右一対のリンクプレートのそれぞれ
の下端を連結する下部連結杆と、左右一対のリンクプレ
ートのそれぞれの上端を連結する上部連結杆とを有す
る。上部連結杆は、ケーブルドラグチェーン内に可撓体
を収納するため、それぞれのリンクプレートにヒンジ結
合されている。前記公報のケーブルドラグチェーンで
は、それぞれのリンクプレートの上端中央に係合ピンが
設けられており、上部連結杆はその両端においてリンク
プレートの係合ピンにスナップ係合するフックが設けら
れている。この上部連結杆は、まず、一端を一方のリン
クプレートの係合ピンにスナップ係合させて回転自在に
取り付けた後、他端を他方のリンクプレートの係合ピン
にスナップ係合させて、リンクプレートに取付けられ
る。
【0003】また、特開平10−28310号公報に
は、他の構造のケーブルドラグチェーンが記載されてい
る。このケーブルドラグチェーンにおいて、それぞれの
リンク体は、左右に対向した一対のリンクプレートと、
左右一対のリンクプレートのそれぞれの下端を連結する
下部連結杆と、左右一対のリンクプレートのそれぞれの
上端を連結する上部連結杆とを有する。上部連結杆は、
それぞれのリンクプレートと一体に成形され、ヒンジ部
により連結されている。この公報記載のケーブルドラグ
チェーンでは、ヒンジ部がリンクプレートと上部連結杆
との間の切欠部として形成されており、それぞれのリン
ク体の内部に可撓体を収納した後、ヒンジ部を中心にし
て上部連結杆をほぼ直角に折り曲げ、上部連結杆の他端
に形成されたフックをリンクプレートに引っ掛けること
により、それぞれのリンク体が組み立てられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、まず、実公
平3−72774号公報記載のケーブルドラグチェーン
では、上部連結杆がリンクプレートとは別体であるた
め、次の問題がある。 (1)上部連結杆の両端を左右のリンクプレートにそれ
ぞれスナップ係合させてリンク体を構成しているので、
ケーブルドラグチェーンがねじれ等によって変形した場
合に上部連結杆が外れやすく、ケーブルやホース等の可
撓体を収納・保護する基本的な機能が失われる。 (2)上部連結杆の両端を左右のリンクプレートにそれ
ぞれスナップ係合させているので、保守や点検時に上部
連結杆の一端を外したとき、上部連結杆の他端も外れる
畏れがあり、上部連結杆を紛失しやすい。 (3)上部連結杆の両端を左右のリンクプレートにそれ
ぞれスナップ係合させているので、保守や点検時に上部
連結杆の一端を外したとき、もう一方の端部がリンクプ
レートに対して回転自在になっているために上部連結杆
の一端が自由端となり姿勢が不安定である。そのため、
上部連結杆が保守作業や点検作業の邪魔になって作業効
率が低下する。 (4)上部連結杆が別体であるので、リンクプレート及
び下部連結杆を製造するための金型の他に、上部連結杆
を製造するための金型が必要となり、しかも、それぞれ
の金型同士の寸法調整が必要となって、多大な金型コス
ト及び調整コストを要する。 (5)上部連結杆の両端を左右のリンクプレートにそれ
ぞれスナップ係合させる必要があり、多数のリンク体に
おいてこのような作業を行う場合、組立工数が多大とな
る。
【0005】また、上記実公平3−72774号公報記
載のケーブルドラグチェーンでは、係合ピンを回転軸と
し上部連結杆を回転させ、上部連結杆の他端のフックを
接線方向に係合ピンにスナップ係合するように、フック
が下方に開口を有しており、開口が弾性変形により拡張
・収縮した後、係合ピンを掴むようになっているので、
次の問題がある。 (6)フックの弾性により上部連結杆をリンクプレート
に連結させているので、外力が作用したり、可撓体の重
量が作用したりするだけで、上部連結杆のフックが係合
ピンから外れやすく、ケーブルやホース等の可撓体を収
納・保護する基本的な機能が失われる。 (7)また、開口が上部連結杆他端の接線方向に向いて
おり、上記問題点に対処するために開口を狭くすると、
上部連結杆の両端毎に大きな力でフックをスナップ係合
させなければならず、組立工数が多大となる。
【0006】一方、特開平10−28310号公報記載
のケーブルドラグチェーンは、上部連結杆を一方のリン
クプレートに一体成形しているので、前記公報記載のケ
ーブルドラグチェーンのように、上部連結杆の紛失がな
くなり、製造コストを低減する効果はあるが、問題を十
分に解決するに至っていない。すなわち、このケーブル
ドラグチェーンは、ヒンジ部及び本体の剛性が低いので
次の問題がある。 (1)連続体である本体に屈曲性を持たせるために肉厚
が薄く、特に、ヒンジ部においては幅広の上部連結杆を
容易に開閉させるために極度に薄く製作されているので
剛性が低く、ケーブルドラグチェーンの使用中において
上部連結杆に可撓体からの荷重が直接かかると係合部が
外れて可撓体が飛び出す危険を含んでいる。(2)ケー
ブルドラグチェーンに挿入された可撓体が複数本でそれ
ぞれに大きな重量差があった場合に偏荷重が発生する。
本体は連続した弾性体なので、偏荷重が作用すると剛性
不足により捻れが発生し、上部連結杆を備えたリンクプ
レートが傾くと、捻れによる力と可撓体がリンクプレー
トを押し倒す複合力により上部連結杆の係合部が解除さ
れる可能性がある。 (3)ケーブルドラグチェーンに可撓体が多段積みされ
ると、上側にある可撓体はリンクプレートを水平方向
(壁方向)外側に押し出すので、係合部が解除される可
能性が大きい。 (4)ケーブルドラグチェーンの使用中に屈曲部におい
てはストッパー部が互いに接触しているため、大きな荷
重が作用する。そのとき、それぞれのリンクプレートは
互いに外側に倒れる力が発生し、上部連結杆の係合部が
水平方向に向いているので、この係合は容易に解除され
てしまう。 (5)ヒンジ部の剛性が高いと係合後に上部連結杆を押
し広げる力が作用し、上部連結杆が円弧状に歪み、これ
が床面側にあると本体を支えるときに不安定になり倒れ
やすい。逆に、ヒンジ部の曲げ強さを弱くすると、本体
の剛性が落ちるのでヒンジ部強度の調節が難しくなる。 (6)係合部のフックの係合強度を大きくするとリンク
プレート及び上部連結杆の剛性が低いので、係合時に変
形するため力を伝達しにくく非常に入れにくい。 (7)ケーブルドラグチェーンが直線状態のときには、
リンクプレート間のスリットが塞がれており、係合を解
除する場合、ドライバー等の工具を挿入する場所が無い
ので作業ができない。また、リンクプレートを掴むとこ
ろも無いので、非常に解除しにくい。
【0007】本発明の目的は、樹脂の弾性変形を利用す
ることにより、上部連結杆が組み立て易く、しかも、上
部連結杆が外れにくいケーブルドラグチェーンを提供す
ることである。本発明の他の目的は、成形樹脂を弾性域
で使用して、上部連結杆の開放時にはその復元力で一定
の姿勢を保たせたケーブルドラグチェーンを提供するこ
とである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、左右で対向し
た一対のリンクプレートと、該一対のリンクプレートの
それぞれの下縁を連結する下部連結杆と、前記一対のリ
ンクプレートのそれぞれの上縁を連結する上部連結杆よ
りなるリンク体を樹脂材料より成形して複数屈曲自在に
連結したケーブルドラグチェーンにおいて、前記上部連
結杆の一端と前記リンクプレートの一方との間に前記上
部連結杆より曲げ剛性が低く且つ弾性域で変形可能なヒ
ンジ部を設け、前記上部連結杆の他端が前記リンクプレ
ートの他方に倒伏可能な状態で前記ヒンジ部を介して前
記上部連結杆を前記リンクプレートの一方に一体成形
し、前記上部連結杆の他端に前記リンクプレートの他方
に係合可能な係止部を設け、該係止部の先端には係止状
態において上方に突出した先端鍵部が形成されていると
ともに、前記リンクプレートの他方が前記係止部に係合
する係合部を有し、該係合部は、前記リンクプレートの
上縁に形成された凹所と、前記凹所内で前記ケーブルド
ラグチェーンの長手方向に架設された係合梁よりなり、
前記上部連結杆のヒンジ部の弾性復元力が前記係止部の
先端鍵部を前記係合部の係合梁に引っ掛かる方向に押圧
するようにしたことによって、前記課題を解決した。
【0009】
【発明の実施の形態】ケーブルドラグチェーンは、連続
する複数のリンク体の内部にケーブルやホース等の可撓
体を収納してこれを保護する機能を有する。最終的な使
用状態を構成するため、リンク体の連続する中空空間内
にケーブルやホース等の可撓体を収納し、その後、上部
連結杆を固着する作業が必要となる。また、ケーブルや
ホース等の可撓体の保守及び点検のため、それぞれのリ
ンク体の上部連結杆を外す作業が必要となる。本発明で
は、上部連結杆の一端をリンクプレートの一方に一体成
形することにより、金型コスト及び金型調整コストを抑
えることに加えて、ケーブルやホース等の可撓体収納時
に上部連結杆の他端においてのみ固着する作業を必要と
するだけで、複数あるリンク体における上部連結杆の固
着作業が半減し、組立作業の効率化を図ることができ
る。そして、最終的に使用状態に組み立てられた後は、
ケーブルドラグチェーンにねじれ等の外力が作用したと
き、少なくとも上部連結杆の一端ではスナップ係合され
たものに比べて剛性が高く、上部連結杆が外れて、収納
されているケーブルやホース等の可撓体が切断等の危険
にさらされることが少なくなる。さらに、上部連結杆の
一端をリンクプレートの一方に一体成形することによ
り、保守及び点検時において上部連結杆がリンク体から
完全に離れてこれを紛失することがなくなる。
【0010】また、本発明では、上部連結杆の一端とリ
ンクプレートの一方とを単に一体成形するだけでなく、
その間にヒンジ部を設けこのヒンジ部の曲げ剛性を上部
連結杆の曲げ剛性より低くするとともに、弾性域で変形
可能に構成することにより、組み立て時にはヒンジ部が
中心になって曲がり、比較的軽い力でリンク体を組み立
てることができる。ヒンジ部は、例えば、上部連結杆よ
り厚みが薄くなった平板状であり、上部連結杆を曲げる
と、ヒンジ部は両端にモーメントが作用して弾性域で円
弧状に変形する。
【0011】そして、上部連結杆の他端が前記リンクプ
レートの他端に倒伏可能な状態でヒンジ部を介して上部
連結杆をリンクプレートの一方に一体成形することによ
り、成形後の上部連結杆はその他端がリンクプレートの
他方と離れた状態にあり、例えば、リンクプレートと直
列の起立状態で上部連結杆を成形することにより、ケー
ブルやホース等の可撓体の収納作業を効率的に進めるこ
とができる。各リンク体の組立後は、上部連結杆が弾性
域で変形可能であるため、係合が外れない方向に復元力
を作用させることにより、上部連結杆が簡単に外れにく
いようにケーブルドラグチェーンを構成することができ
る。すなわち、前記リンクプレートの他方が前記係止部
に係合するための係合部を有し、前記係合部が、前記リ
ンクプレートの上縁に形成された凹所と、前記凹所内で
前記ケーブルドラグチェーンの長手方向に架設された係
合梁よりなるケーブルドラグチェーンとすることによ
り、ヒンジ部の復元力が係合梁に掛かる方向に作用する
ので、簡単に外れることなく、収納された可撓体を確実
に保護することができる。また、保守及び点検時におい
て上部連結杆をリンクプレートの他方から外すと、上部
連結杆は、ヒンジ部の復元力によってリンク体の内部を
露出する姿勢となり、その都度、上部連結杆を作業しや
すい姿勢に保持する必要がなく、保守及び点検作業を効
率的に進めることができるようになっている。
【0012】さらに、上部連結杆を曲げ剛性が高い両端
部と曲げ剛性が低い中央部より構成することが好まし
い。上部連結杆が倒伏されて係止部が係合部に係合する
とき、上部連結杆が中央部で集中的に撓む。両端部は、
それぞれヒンジ部との連結のため及び係合部との係合の
ために剛性が要求されるが、中央部はむしろ積極的に変
形させて、上部連結杆のリンクプレートへの取り付け作
業を効率的に行なわせることが望ましい。例えば、上部
連結杆は両端部において肉厚部として形成され、中央部
で肉薄部として形成されており、中央部の曲げ剛性が両
端部より低くなっている。また、上部連結杆は両端部に
おいて幅広部として形成され、中央部に幅狭部として形
成されており、中央部の曲げ剛性が両端部より低くなっ
ている。こうすることにより、上部連結杆を倒伏させて
上部連結杆の他端がリンクプレートに当接したとき、中
央部を押圧することでその中央部において集中的に凹状
に変形し、上部連結杆の見かけの長さが短くなり、上部
連結杆の他端はリンクプレートの係合部の係合梁の下方
に入り込み易くなる。従って、組み立て作業時におい
て、簡単な作業で次々の上部連結杆をリンクプレートに
取り付けることができる。
【0013】
【実施例】以下、図面を参照して本発明によるケーブル
ドラグチェーンの一実施例を説明する。図1は、ケーブ
ルドラグチェーン10の側面図である。本実施例のケー
ブルドラグチェーン10は、前後端が互いに屈曲可能に
連結された複数のリンク体12を有する。ケーブルドラ
グチェーン10の一端は、可動機械(図示せず)に取付
けられ、その他端は床面(図示せず)に取付けられる。
そのため、両端には取付金具14が組み込まれている。
図2は、リンク体12の上面図であり、図3は、リンク
体12の側面図であり、図4は、リンク体12の正面図
である。リンク体12は、左右一対のリンクプレート1
6,17と、それぞれのリンクプレート16,17の下
縁を連結する下部連結杆18と、それぞれのリンクプレ
ート16,17の上縁を連結する上部連結杆20とを有
する。それぞれのリンク体12は、樹脂材料から射出成
形加工されており、下部連結杆18は両端においてリン
クプレート16,17と一体に成形されている。また、
上部連結杆20も、その一端において一方のリンクプレ
ート16と一体に成形されている。従来では別体であっ
た上部連結杆20を一方のリンクプレート16と一体に
成形することにより、樹脂金型が1つ少なくなり、金型
コスト及び金型調整コストを削減することができるとと
もに、上部連結杆20を一方のリンクプレート16に取
付けるための工数がなくなって組立コストを削減するこ
とができる。また、上部連結杆20をリンクプレート1
6と一体に成形することにより、ランナーやスプールに
費やされる材料の歩留まりも半分になるとともに、成形
コストも半分になる。これに加えて、組立時だけでな
く、ケーブルやホース等の可撓体の保守及び点検時にお
いて、上部連結杆20がリンクプレート16から離反し
て紛失する畏れもない。さらに、上部連結杆20の一端
においてリンクプレート16と一体成形することによ
り、リンク体12及びケーブルドラグチェーン10はね
じれ等の外力に対して剛性を高めることができる。
【0014】一方のリンクプレート16は、ケーブルド
ラグチェーン10の長手方向中央部において、幅方向に
貫通する矩形の切欠部22を有する。この切欠部22の
底面から板状のヒンジ部24が鉛直方向、すなわち、リ
ンクプレート16と整列する方向に延びている。ヒンジ
部24は、底面のみに連続している。また、ヒンジ部2
4は、その内面がリンクプレート16の内面に整列し
て、それぞれの内面が互いに面一になっている。
【0015】図3及び図5に詳細に示されるように、上
部連結杆20は、一端においてヒンジ部24を介してリ
ンクプレート16に連続している。ヒンジ部24は、一
定の長さを有し、その両端においてR面が形成されてい
る。このヒンジ部24には、外面中央に円形の凹所25
が形成されている。凹所25が形成されたヒンジ部24
は、中央において断面積が小さくなり、曲がりやすく、
且つ曲がる部分が特定されやすい。従って、上部連結杆
20は、ヒンジ部24の中央で容易に且つ確実に曲げら
れる。また、凹所25が形成されたヒンジ部24は、断
面積を小さくすることで応力が低減され、素材の弾性域
でヒンジ部24を変形させることが容易になる。なお、
凹所25は表裏に貫通しておらず、凹所25の下流側へ
の樹脂の流れがスムースである。仮に、表裏に貫通させ
ていないため、凹所25の下流側に破損の原因となるウ
ェルドラインができることがない。また、凹所25とし
て窪ませただけなので、断面積が大幅に減少せず、剛性
を保つことができる。なお、本実施例では、円形の凹所
25を例示したが、これに代えて、楕円形の凹所や矩形
の凹所を形成してもよい。また、上部連結杆20は、他
端において係止部26を有する。ヒンジ部24と係止部
26の間は、リンクプレート16とリンクプレート17
を横架する梁状である。本実施例の上部連結杆20は、
ヒンジ部24と同じ幅(ケーブルドラグチェーンの長手
方向)である。しかし、組立容易性及び強度向上を目的
として、本実施例では上部連結杆20の厚みに変化をも
たせている。ヒンジ部24及び係止部26に隣接する両
端部には肉厚部28,30が形成されており、これらの
肉厚部28,30の間に肉薄部32が形成されている。
また、ヒンジ部24との関連において、肉薄部32はヒ
ンジ部24より厚い。従って、横幅が同じである場合、
曲げ剛性は、ヒンジ部24、肉薄部32、肉厚部28,
30の順となる。
【0016】次に、図6に示されるように、上部連結杆
20をリンクプレート17に連結するに当り、まず、上
部連結杆20は起立姿勢から倒伏姿勢に倒される。ヒン
ジ部24の曲げ剛性が最も低いので、上部連結杆20は
真っすぐな状態を保ったままリンクプレート17に向っ
て倒される。このとき、ヒンジ部24は弾性域で変形し
て塑性ヒンジとならないように、樹脂材料の最大引張応
力及び最大圧縮応力を考慮して幅・厚みが決定されてい
る。リンクプレート17の上縁中央には係合部34が形
成されており、上部連結杆20を倒すと、係止部26が
係合部34に当接する。このとき、ヒンジ部24は略9
0°曲がった状態にあり、上部連結杆20の中央部、す
なわち、肉薄部32を押し込むことにより、上部連結杆
20は肉薄部32において弧を描くように弾性変形して
集中的に撓む。リンクプレート17の係合部34は、リ
ンクプレート16の切欠部のように、幅方向に貫通する
凹所36と、凹所36内でケーブルドラグチェーンの長
手方向に架設された係合梁38よりなる。係合梁38は
リンクプレート17の板厚方向の中央に配置形成されて
おり、リンクプレート17の表裏面の内側に存在する。
また、係合梁38は、リンク体12の内部に向って傾斜
するガイド面40を有する。一方、上部連結杆20の係
止部26は、肉厚部30より幅狭であり、凹所36と係
止部26は互いに嵌合する。そして、係止部26の先端
には係合梁38との係止状態において上方に突出した先
端鍵部26aが形成されている。
【0017】図7に示されるように、上部連結杆20を
倒して係止部26が係合部34に当接し、その上部連結
杆20が肉薄部32において撓むと、ガイド面40の作
用により、リンクプレート17が外方へ倒れ、上部連結
杆20も肉薄部32が撓んで見かけの長さが短くなる。
さらに、上部連結杆20及びリンクプレート17を撓ま
せると、係止部26が係合梁38のガイド面40から滑
り落ちて凹所36の底面に当接する。これとほぼ同時
に、上部連結杆20及びリンクプレート17の復元力に
より、係止部26が係合梁38の下方に進入し、今度
は、ヒンジ部24の復元力により、係止部26の先端鍵
部26aが係合梁38に引っ掛かる。このようにして、
上部連結杆20を押し込むだけで、リンク体12が組み
立てられる。図8は、組み立てられたリンク体の断面図
であり、この状態において、上部連結杆20は簡単に外
れることなく、さらに、ヒンジ部24の復元力により、
係止部26の先端鍵部26aは係合部34の係合梁38
に引っ掛かる方向に押圧されている。しかも、通常のケ
ーブルドラグチェーン10の使用時にはリンクプレート
16,17が内側に倒れる力が作用するので、上部連結
杆20が外れるようなことは殆どない。また、上部連結
杆20の他端側の肉厚部30がリンクプレート17の内
面に当接し、リンクプレート16,17は、内倒れも外
倒れも拘束された状態になる。次に、ケーブルやホース
等の可撓体の保守及び点検時において、上部連結杆20
の係止部26を係合部34から外すと、弾性域で変形し
ているヒンジ部24の復元力により、上部連結杆20は
起立状態に復帰する。
【0018】図2乃至図4に示されるように、上部連結
杆20及びヒンジ部24は、リンクプレート16に対し
て起立するように成形されている。この理由は、各リン
ク体12を一部品として樹脂を金型に射出して成形する
場合、型開きを容易にして生産効率を向上させるためで
あり、本実施例のリンク体12は、前述のように、上部
連結杆20及びヒンジ部24をリンクプレート16に直
列するように起立させることにより、複雑な金型や移動
金型を用いることなく成形することができる形状となっ
ている。そして、上部連結杆20及びヒンジ部24の内
面をリンクプレート16の内面と面一にすることによっ
ても、金型コストを低減している。
【0019】また、樹脂成形する場合において、溶融樹
脂のゲート位置が樹脂成形品の強度に影響するので、本
実施例では、下部連結杆にゲートを設けている。こうす
ることにより、溶融樹脂は、下部連結杆18から進入
し、リンクプレート16,17に流れ、ヒンジ部24、
上部連結杆20に進入する。従って、ヒンジ部24にお
ける樹脂の配向性が上部連結杆20の曲げ方向と直角に
なり、上部連結杆20を組み立てる際に曲げ力が作用し
たり、ケーブルドラグチェーン10にねじれ等の外力が
作用したりしても、このヒンジ部24の強度を大幅に増
すことができる。また、溶融樹脂の流れは、リンクプレ
ート16の内面、ヒンジ部24の内面、上部連結杆20
の内面を面一にすることでスムーズに流れ、充填不足等
による不良品発生も抑えることができる。
【0020】
【発明の効果】請求項1の発明では、部品数削減によ
り、金型コスト、金型調整コスト及び組立コストを含め
た製造コストが低減できることに加えて、弾性域で変形
可能なヒンジ部を介して上部連結杆の一端をリンクプレ
ートの一方に一体成形したので、上部連結杆を繰り返し
倒伏させたときでも、ヒンジ部の剛性低下を招くことな
く、繰り返し上部連結杆を開閉することができる。ま
た、ヒンジ部を弾性域で変形させているので、その部分
の剛性を維持したまま、容易に各リンク体を組み立てる
ことができる。
【0021】また、弾性域において変形可能なヒンジ部
によって上部連結杆とリンクプレートとを一体成形し、
上部連結杆の他端を倒伏可能な状態、すなわち、上部連
結杆の他端がリンクプレートの他方に取付けられていな
い開放状態で成形することにより、通常は、ケーブルや
ホース等の可撓体を収納する姿勢にあり、従って、上部
連結杆の他端をリンクプレートの他方に取付けるには、
ヒンジ部を弾性変形させるだけでよいから、組立が非常
に簡単で作業効率を向上する。そこで、ケーブルやホー
ス等の可撓体の保守及び点検時には、上部連結杆の他端
をリンクプレートの他方から外すだけで、ヒンジ部の復
元力によって上部連結杆は元の姿勢に復帰し、その姿勢
を維持するので、保守及び点検時に上部連結杆の姿勢を
維持させる別途の工数が不要であり、保守等の作業効率
も向上する。
【0022】そして、リンクプレートの係合部におい
て、凹所に架設された係合梁に上部連結杆の他端の係止
部を係合させることにより、ヒンジ部の復元力が係止部
の先端鍵部を外れない方向で係合梁に引っ掛かる方向に
押圧するので、上部連結杆は簡単にリンクプレートから
外れることなく、リンク体の内部にケーブルやホース等
の可撓体を確実に保護することができる。ケーブルドラ
グチェーンの姿勢如何によっては、ケーブルやホース等
の可撓体が上部連結杆を外す方向に押圧する場合もある
が、このような押圧力が作用しても、上部連結杆はその
係止部の先端鍵部がリンクプレートの係合梁に引っ掛か
る方向に押圧するだけであるから、上部連結杆の係止部
がリンクプレートの係合部から容易に外れるようなこと
もない。
【0023】さらに、請求項2の発明では、上部連結杆
が倒伏されて係止部が係合部に係合するとき、上部連結
杆が中央部で集中的に撓み、上部連結杆は見かけの長さ
が短くなって、その係止部が係合梁の下側に進入するの
で、多数のリンク体の組立時には、作業者は上部連結杆
の中央部を押圧するだけで、次々の上部連結杆をリンク
プレートに組みつけることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 ケーブルドラグチェーンの使用状態の側面
図。
【図2】 リンク体の上面図。
【図3】 リンク体の側面図。
【図4】 リンク体の正面図。
【図5】 リンクプレート、ヒンジ部及び上部連結杆の
拡大正面図。
【図6】 それぞれのリンク体の組立時の断面図。
【図7】 図6のリンク体の係合部の拡大断面図。
【図8】 組立完成時のリンク体の断面図。
【符号の説明】
10 ・・・ ケーブルドラグチェーン 12 ・・・ リンク体 14 ・・・ 取付金具 16,17 ・・・ リンクプレート 18 ・・・ 下部連結杆 20 ・・・ 上部連結杆 22 ・・・ 切欠部 24 ・・・ ヒンジ部 26 ・・・ 係止部 26a・・・ 先端鍵部 28,30 ・・・ 肉厚部 32 ・・・ 肉薄部 34 ・・・ 係合部 36 ・・・ 凹所 38 ・・・ 係合梁 40 ・・・ ガイド面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−141481(JP,A) 特開 平5−73339(JP,A) 特開 平10−28310(JP,A) 特開 平8−205362(JP,A) 実開 平5−46757(JP,U) 実公 平3−72774(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16G 13/00 - 17/00 F16L 3/00 - 3/24 F16L 9/22 F16L 11/00 - 11/18 F16L 27/02 F16L 57/00 - 58/18 B65H 57/00 - 57/28 H02G 3/00 - 3/28 H02G 11/00 - 11/02 F16B 5/00 - 5/12 F16C 11/00 - 11/12

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 左右で対向した一対のリンクプレート
    と、該一対のリンクプレートのそれぞれの下縁を連結す
    る下部連結杆と、前記一対のリンクプレートのそれぞれ
    の上縁を連結する上部連結杆よりなるリンク体を樹脂材
    料より成形して複数屈曲自在に連結したケーブルドラグ
    チェーンにおいて、 前記上部連結杆の一端と前記リンクプレートの一方との
    間に前記上部連結杆より曲げ剛性が低く且つ弾性域で変
    形可能なヒンジ部を設け、前記上部連結杆の他端が前記
    リンクプレートの他方に倒伏可能な状態で前記ヒンジ部
    を介して前記上部連結杆を前記リンクプレートの一方に
    一体成形し、前記上部連結杆の他端に前記リンクプレー
    トの他方に係合可能な係止部を設け、該係止部の先端に
    は係止状態において上方に突出した先端鍵部が形成され
    ているとともに、 前記リンクプレートの他方が前記係止部に係合する係合
    部を有し、該係合部は、前記リンクプレートの上縁に形
    成された凹所と、前記凹所内で前記ケーブルドラグチェ
    ーンの長手方向に架設された係合梁よりなり、 前記上部連結杆のヒンジ部の弾性復元力が前記係止部の
    先端鍵部を前記係合部の係合梁に引っ掛かる方向に押圧
    するようにしたことを特徴とするケーブルドラグチェー
    ン。
  2. 【請求項2】 前記上部連結杆は曲げ剛性が高い両端部
    と曲げ剛性が低い中央部よりなり、上部連結杆が倒伏さ
    れて前記係止部が前記係合部に係合するときに前記上部
    連結杆が前記中央部で集中的に撓むことを特徴とする請
    求項1記載のケーブルドラグチェーン。
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