JP3355755B2 - 車両用エアバッグ - Google Patents

車両用エアバッグ

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は車両用エアバッグ装置の
エアバッグ袋体に係り、詳しくは、インフレータのガス
フローを内設した布によってコントロールする車両用エ
アバッグに関するものである。
【0002】
【従来の技術】上記の如きエアバッグは、例えば、イン
フレータ側布と乗員側布の2枚の円形布を重合し、これ
らの外周縁部を縫合することによってその外形が形成さ
れるものであり、上記インフレータ側基布の略中心には
インフレータの頭部が挿入される開口部が形成されてい
る。
【0003】そしてこのエアバッグは、図4,図5に示
すように、上記インフレータ側布1と乗員側布(図示せ
ず)の間に、上記開口部4を覆うようにガス流路制御用
布9を添設し、このガス流路制御用布9の外周部を部分
的にインフレータ側布1に縫製10によって縫着した構
成を有している。
【0004】即ち、上記エアバッグでは、インフレータ
1から出る噴出ガスGが上記ガス流路制御用布9に当た
って放射状に外周部に流れ、さらにガス流路制御用布9
の縫着部の間に形成される流路12を通ってエアバッグ
を偏平形状に膨張させる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のエアバッグにおいては、上記ガスの流路を形成する
ために、ガス流路制御用布の縫製を複数に分割された断
続的な状態で行うものであり、しかもこの縫製はインフ
レータのガス圧に対して強固に施されなければならない
ことから、上記断続的な縫製パターンはエアバッグ製造
時の工数や処理時間に不利な条件となる。
【0006】本発明は叙上の如き実状に対処し、前記開
口部に重合された補強布とガス流路制御用布とを一体に
形成することにより、上記断続縫製の箇所を減じ、エア
バッグの生産効率の向上を図ることを目的とするもので
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】即ち、上記目的に適合す
る本発明エアバッグの特徴は、インフレータ側布にイン
フレータ取付用の開口部を形成する一方、この開口部を
覆うようにガス流路制御用布を添設し、インフレータの
ガスの流れ制御するエアバッグであって、上記開口部周
囲に重合する補強布と上記ガス流路制御用布とを一部が
連続した一体形状に形成し、上記補強布を上記開口部周
囲に縫着すると共に、上記ガス流路制御用布を上記連続
部で折り返して上記インフレータ側布に縫着したところ
にある。
【0008】
【作用】上記本発明のエアバッグにおいては、開口部周
囲に縫着される補強布とガス流路制御用布とを連続した
形に形成したことにより、上記補強布との連続部がガス
流路制御用布の固定部として強固な縫製の代用となり、
これによって、上記ガス流路制御用布を固定する前記断
続縫製を、従来に比べ1乃至2箇所減じることが可能で
ある。
【0009】
【実施例】以下、さらに添付図面を参照して、本発明の
実施例を説明する。
【0010】図1は本発明実施例のエアバッグの要部を
示す斜視図、図2は同、断面図、図3はガス流路制御用
布の平面図である。図1に示すようにこのエアバッグ
は、インフレータ側布1と乗員側布2の外周縁部を縫合
することによりエアバッグの外形が形成されており、上
記インフレータ側布1の略中心にはインフレータの頭部
(図示せず)が挿入される開口部4が、また、その外周
側にはベントホール3が夫々形成されている。そして図
2にも示す如く、エアバッグの内面には、上記開口部4
を覆うようにガス流路制御用布5が添設され、インフレ
ータのガスの流れを制御するようになっている。
【0011】そして、本発明実施例では、図3に示すよ
うに上記ガス流路制御用布5と、上記開口部4周囲に重
合する補強布6とを、一部が連続した一体形状に形成
し、図1,図2に示すように上記補強布6の内,外周部
全周を開口部4の周囲に通常通りに縫着する一方、上記
ガス流路制御用布5を補強布6との連続部7で折り返し
て、その先端側の両脇2箇所を強固な縫製8によって縫
着している。
【0012】即ち、このガス流路制御用布5は、この2
箇所の縫製8と、縫着された前記補強布6に継ながる連
続部7とによって、インフレータ側布1に等分的に3箇
所が固定されている。そして、これら縫製8と連続部7
の間がインフレータガスの流路12となっている。
【0013】この補強布6と一体となったガス流路制御
用布5は、66ナイロン織布の片面シリコーンゴム等の
引布や66ナイロン織布等を用いることができる。
【0014】また、これらガス流路制御用布5と補強布
6の連続部7の幅は適宜変更が可能であるが、これを所
要幅広く形成すると共に、図1に示す如くベントホール
3をこの連続部7の影に配位することによって、エアバ
ッグ展開時のベントホール3からのインフレータガスの
余分な抜けを抑制することが可能となる。
【0015】しかして、上記本発明実施例のエアバッグ
では、開口部4の周囲に縫着された補強布6と上記ガス
流路制御用布5とを一部が連続した形に形成したことに
より、上記補強布6との連続部7がこのガス流路制御用
布5の固定部として強固な縫製の代用となり、これによ
って、上記ガス流路制御用布5を固定する断続的な縫製
8を、従来の4箇所に比べ1乃至2箇所減じて、2もし
くは3箇所にすることが可能である。
【0016】以上、本発明の実施例を説明したが、図3
における8′は縫製予定箇所を示すものである。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の車両用エ
アバッグは、インフレータ用開口部を覆うようにガス流
路制御用布を添設し、インフレータのガスの流れを制御
するエアバッグにおいて、上記開口部周囲に重合する補
強布と上記ガス流路制御用布とを一部が連続した一体形
状に形成し、上記補強布を上記開口部周囲に縫着する一
方、上記ガス流路制御用布を上記連続部で折り返して上
記インフレータ側布に縫着したものであり、全周縫製さ
れる補強布と上記ガス流路制御用布とを連続して一体に
形成したことにより、上記補強布との連続部が固定部と
して強い縫製の代用となり、これによって上記ガス流路
制御用布を固定する断続的な縫製箇所を減じ、エアバッ
グ製造時の工数や処理時間を削減してエアバッグの生産
効率を向上させるとの効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例のエアバッグの要部を示す斜視図
である。
【図2】同、断面図である。
【図3】ガス流路制御用布の平面図である。
【図4】従来のエアバッグの要部を示す断面図である。
【図5】同、平面図である。
【符号の説明】
1 インフレータ側布 2 乗員側布 3 ベントホール 4 開口部 5 ガス流路制御用布 6 補強布 7 連続部 8 縫製
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 杉浦 智宏 愛知県西加茂郡三好町大字打越字生賀山 3番地 東洋ゴム工業株式会社 自動車 部品技術センター内 (56)参考文献 特開 平5−213143(JP,A) 特開 平5−319192(JP,A) 特開 平7−149199(JP,A) 特開 平6−199196(JP,A) 実開 平4−109661(JP,U) 実開 平5−92002(JP,U) 実開 平1−150156(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60R 21/16 - 21/32

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インフレータ側布にインフレータ取付用
    の開口部を形成する一方、この開口部を覆うようにガス
    流路制御用布を添設し、インフレータのガスの流れを制
    御する車両用エアバッグにおいて、上記開口部周囲に重
    合する補強布と上記ガス流路制御用布とを一部が連続し
    た一体形状に形成し、上記補強布を上記開口部周囲に縫
    着すると共に、上記ガス流路制御用布を上記連続部で折
    り返して上記インフレータ側布に縫着したことを特徴と
    する車両用エアバッグ。
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