JP3350603B2 - 車両用バンパーステップの取付構造 - Google Patents

車両用バンパーステップの取付構造

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JP3350603B2
JP3350603B2 JP30057994A JP30057994A JP3350603B2 JP 3350603 B2 JP3350603 B2 JP 3350603B2 JP 30057994 A JP30057994 A JP 30057994A JP 30057994 A JP30057994 A JP 30057994A JP 3350603 B2 JP3350603 B2 JP 3350603B2
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bumper
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bumper step
groove
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広明 伊勢谷
勇 中沢
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UD Trucks Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両用バンパーステッ
プの取付構造に関し、特に、バンパーステップをバンパ
ーに取り付けるボルトの取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の車両用バンパーステップの取付構
造として、図6及び図7に示すようなものがある(実開
平3−83139号公報参照)。このものでは、パンパ
ー1上面に樹脂からなるバンパーステップ2を支持さ
せ、このバンパーステップ2とバンパー1夫々の複数の
取付孔2a,1aにバンパーステップ2上面側からねじ
3やボルトを夫々挿入し、バンパー1の内面側におい
て、各ねじ3やボルトにナット4を嵌合する構成であ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の車両用バンパーステップの取付構造にあって
は、バンパーステップ2上面にねじ3やボルトの頭部が
露出するため、見栄えが悪い。又、ねじ3やボルトに雨
水等がかかり易く、ねじ3やボルトの錆の発生も顕著で
ある。
【0004】一方、バンパーステップ2内にねじやボル
トを埋め込むようにしたものもあるが、これでは、熱の
影響により樹脂製のバンパーステップが収縮、膨張した
場合や滑りを生じた場合、収縮、膨張、滑り時のバンパ
ーステップの逃げがボルトにより阻止されるため、即
ち、収縮、膨張、滑り時のバンパーステップの逃げがな
くなるため、バンパーステップが変形するという問題が
ある。
【0005】本発明は以上のような従来の問題点に鑑
み、車両用バンパーステップの取付構造において、ボル
トの取付構造の改良を図って、見栄えを向上すると共
に、熱の影響によるバンパーステップの変形等を防止す
ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】このため、請求項1記載
の発明は、車両用バンパーステップをボルトとナットと
によりバンパーに取り付けるようにした構造において、
前記バンパーステップのバンパーへの取付面側に、略箱
状のボルト保持部を設け、前記ボルト保持部は、ボルト
軸部が略直角に延びるように、方形板状のボルト頭部を
スライド可能に保持する保持用溝部と、該保持用溝部か
らボルト軸部を突出させると共に、ボルト頭部と軸部と
の間に形成された円形板部を嵌合させるための略楕円形
状の貫通孔部と、前記保持用溝部の一部をバンパーステ
ップ側方に向けて開放することにより形成されて前記保
持用溝部に対してのボルト着脱時のボルト頭部及び円形
板部の出入口部と、前記貫通孔部の一部をバンパーステ
ップ側方に向けて開放することにより形成されて前記保
持用溝部に対してのボルト着脱時のボルト軸部の通過用
溝部とを有する構成とした。
【0007】
【作用】請求項1記載の発明において、バンパーステッ
プをバンパーに取り付ける場合には、バンパーステップ
のバンパーへの取付面に設けられた各ボルト保持部にボ
ルトを保持させる。この場合、ボルト頭部及び円形板部
を、ボルト保持部の出入口部から保持用溝部内に挿入す
る。このとき、ボルト軸部は、通過用溝部を通過して貫
通孔部に挿入されると共に、円形板部は貫通孔部に嵌合
される
【0008】このようにボルトを保持させたバンパース
テップをバンパー上面にセットし、各ボルト保持部のボ
ルト軸部をバンパーに挿通してバンパー内面側から突出
させる。バンパー内面側から突出するボルト軸部にはナ
ットが嵌合され、ナットの締め付けによって、バンパー
ステップがバンパーに固定取付される。このようにバン
パーステップのバンパーへの取付面に略箱状のボルト保
持部を設けて、このボルト保持部に頭部がスライド可能
に保持されたボルトとナットとにより、バンパーステッ
プをバンパーに取り付けるようにしたから、バンパース
テップ上面にボルトの頭部が露出せず、見栄えが良好で
ある。又、ボルトに雨水等がかかり難くなり、ボルトの
錆の発生を抑制できる。
【0009】更に、ボルト頭部は、ボルト保持部に固定
されずにスライド可能に保持されるため、熱の影響によ
り樹脂製のバンパーステップが収縮、膨張した場合や滑
りを生じた場合にも、この収縮、膨張、滑りがボルト頭
部と保持用溝部との間のスライド構造により吸収され、
収縮、膨張、滑りを生じるバンパーステップの逃げがボ
ルトにより阻止されないため、バンパーステップが変形
するのを防止することができる。
【0010】
【実施例】以下、添付された図面を参照して本発明を詳
述する。図1〜図5において、樹脂製の車両用バンパー
ステップ10は、複数のボルト11とナット12とによ
りSS製のバンパー13に取り付けられる。ボルト11
は、方形板状のボルト頭部11bと、該ボルト頭部11
bの一方の面の中央部に形成された円形板部11cと、
該円形板部11cから突出するボルト軸部11aと、か
ら構成されている。前記バンパーステップ10は、バン
パー13の上面の長手方向に沿って長く形成され、その
上面は平面に、下面はバンパー13上面の湾曲形状に沿
って湾曲面に形成されている。
【0011】かかるバンパーステップ10の下面、即
ち、バンパー13への取付面側には、複数の略箱状のボ
ルト保持部14が所定間隔毎に一体成形されている。各
ボルト保持部14には、ボルト軸部11aが略直角に延
びるようにボルト頭部11bをスライド可能に保持する
保持用溝部14aと、該保持用溝部14aからボルト軸
部11aを突出させると共に、ボルト11の円形板部1
1cを嵌合させるための貫通孔部14bと、前記保持用
溝部14aの一部をバンパーステップ10側方に向けて
開放することにより形成されて前記保持用溝部14aに
対してのボルト11着脱時のボルト頭部11b及び円形
板部11cの出入口部14cと、前記貫通孔部14bの
一部をバンパーステップ10側方に向けて開放すること
により形成されて前記保持用溝部14aに対してのボル
ト11着脱時のボルト軸部11aの通過用溝部14dと
が形成されている。
【0012】この場合、各ボルト保持部14は、バンパ
ーステップ10の下面から略直角に立ち上がる3つの壁
部14eと、これら壁部14eからなる略箱部の上面開
放口を覆うように形成された壁部14fとから構成さ
れ、バンパーステップ10下面との間に、バンパーステ
ップ10側方に向けて開放された方形状の保持用溝部1
4aを形成する。この保持用溝部14aの開放された部
分がボルト頭部11b及び円形板部11cの出入口部1
4cとなる。又、前記壁部14fには、略楕円形状の貫
通孔部14bが形成されている。更に、前記壁部14f
出入口部14cに対応する部位には切欠が形成されて
おり、この切欠により、前記ボルト軸部11aの通過用
溝部14dが形成される。
【0013】かかる構成において、バンパーステップ1
0をバンパー13に取り付ける場合には、次のようにす
る。
【0014】即ち、バンパーステップ10の下面に設け
られた各ボルト保持部14にボルト11を保持させる。
この場合、ボルト頭部11b及び円形板部11cを、ボ
ルト保持部14の出入口部14cから保持用溝部14a
内に挿入する。このとき、ボルト軸部11aは、通過用
溝部14dを通過して貫通孔部14bに挿入され、円形
板部11cは貫通孔部14bに嵌合される。
【0015】このようにボルト11を保持させたバンパ
ーステップ10をバンパー13上面にセットし、各ボル
ト保持部14のボルト軸部11aをバンパー13に形成
された各ボルト挿通孔13aに挿通し、バンパー13内
面側から突出させる。バンパー13内面側から突出する
ボルト軸部11aにはナット12が嵌合され、ナット1
2の締め付けによって、バンパーステップ10がバンパ
ー13に固定取付される。
【0016】かかる構成のバンパーステップ取付構造に
よると、バンパーステップ10のバンパー13への取付
面に略箱状のボルト保持部14を設けて、このボルト保
持部14にボルト頭部11bがスライド可能に保持され
たボルト11とナット12とにより、バンパーステップ
10をバンパー13に取り付けるようにしたから、バン
パーステップ10上面にボルト頭部11bが露出せず、
見栄えが良好である。又、ボルト11に雨水等がかかり
難くなり、ボルト11の錆の発生を抑制できる。
【0017】更に、ボルト頭部11bは、ボルト保持部
14に固定されずにスライド可能に保持されるため、熱
の影響により樹脂製のバンパーステップ10が収縮、膨
張した場合や滑りを生じた場合にも、この収縮、膨張が
ボルト頭部11bと保持用溝14aとの間のスライド構
造により吸収され、収縮、膨張、滑りを発生するバンパ
ーステップ10の逃げがボルト11により阻止されない
ため、バンパーステップ10が変形するのを防止するこ
とができる。
【0018】尚、具体的には、図1のX部分で、上記収
縮、膨張、滑りが吸収される。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明によれば、バンパーステップ上面にボルトの頭部が露
出せず、見栄えが良好であると共に、ボルトに雨水等が
かかり難くなり、ボルトの錆の発生を抑制でき、特に、
ボルト頭部は、ボルト保持部に固定されずにスライド可
能に保持されるため、熱の影響により樹脂製等のバンパ
ーステップが収縮、膨張した場合や滑りを生じた場合に
も、この収縮、膨張、滑りがボルト頭部と保持用溝部と
の間のスライド構造により吸収され、収縮、膨張するバ
ンパーステップの逃げがボルトにより阻止されないた
め、バンパーステップが変形するのを防止することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 請求項1記載の発明の一実施例を示す図で、
図2のA−A矢視断面図
【図2】 同上実施例の斜視図
【図3】 図2中B矢視図
【図4】 ボルトの保持動作時を示す斜視図
【図5】 図3中C矢視図
【図6】 従来のバンパーステップ取付構造を示す斜視
【図7】 同上のバンパーステップ取付構造を示す断面
【符号の説明】
10 車両用バンパーステップ 11 ボルト 11a ボルト軸部 11b ボルト頭部11c 円形板部 12 ナット 13 バンパー 14 ボルト保持部 14a 保持用溝部 14b 貫通孔部 14c 出入口部 14d 通過用溝部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平8−156716(JP,A) 実開 昭56−3045(JP,U) 実開 昭61−190750(JP,U) 実開 平3−83139(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60R 19/48

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車両用バンパーステップをボルトとナット
    とによりバンパーに取り付けるようにした構造におい
    て、 前記バンパーステップのバンパーへの取付面側に、略箱
    状のボルト保持部を設け、 前記ボルト保持部は、ボルト軸部が略直角に延びるよう
    に、方形板状のボルト頭部をスライド可能に保持する保
    持用溝部と、該保持用溝部からボルト軸部を突出させる
    と共に、ボルト頭部と軸部との間に形成された円形板部
    を嵌合させるための略楕円形状の貫通孔部と、前記保持
    用溝部の一部をバンパーステップ側方に向けて開放する
    ことにより形成されて前記保持用溝部に対してのボルト
    着脱時のボルト頭部及び円形板部の出入口部と、前記貫
    通孔部の一部をバンパーステップ側方に向けて開放する
    ことにより形成されて前記保持用溝部に対してのボルト
    着脱時のボルト軸部の通過用溝部とを有することを特徴
    とする車両用バンパーステップの取付構造。
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