JP3345870B2 - 電動ホッチキスにおける綴り準備機構 - Google Patents

電動ホッチキスにおける綴り準備機構

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JP3345870B2
JP3345870B2 JP06380396A JP6380396A JP3345870B2 JP 3345870 B2 JP3345870 B2 JP 3345870B2 JP 06380396 A JP06380396 A JP 06380396A JP 6380396 A JP6380396 A JP 6380396A JP 3345870 B2 JP3345870 B2 JP 3345870B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、真直状のステープ
ル針をコ字形に成形した後に打ち出す方式の電動ホッチ
キスにおいて、電源を入れて複数回空打ちした後に打ち
込み準備が完了する状態にする綴り準備機構に関する。
【0002】
【従来技術】一般にこの種の電動ホッチキスは、真直状
のステープル針をシート状に連結したシート状ステープ
ルを送りローラの回転によってフォーミングプレートの
真下に送り、フォーミングプレートを下動させて前部の
ステープル針をコ字形に成形した後にドライバプレート
の真下に供給し、このドライバプレートを下動させて打
ち出すものとして構成されている。このように、シート
状ステープルを送りローラによってフォーミングプレー
トの真下まで送り、さらに送られたステープル針をフォ
ーミングプレートによってコ字形に成形した後に初めて
ドライバプレートによって実打することが準備された状
態となる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、フォー
ミングプレートとドライバプレートと送る送りローラと
は互いに連動するものとして構成されているから、上記
の送り工程と成形工程の間にもドライバは上下動して空
打ちを繰り返すことになる。このため、新品のステープ
ラーに全く新しくステープルを装填した場合や、針詰ま
りが発生したためステープラーからシート状ステープル
を除去した後に改めてステープルを装填したような場合
は、いつ打ち込み準備が可能になるかが不明となり、用
紙をセットする前にステープルが出てくるまで無駄打ち
をしなければならず、この作業も面倒であった。
【0004】本発明は上記問題点に鑑みて成立したもの
で、簡単な構造により、シート状ステープルの先頭のス
テープルがドライバの真下に位置するまで複数回空打ち
を繰り返すことで打ち込み準備を完了させ、セットされ
た用紙を直ちに綴ることができる状態にすることができ
る電動ホッチキスにおける綴り準備機構を提供すること
をその課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明に係る電動ホッチキスにおける綴り準備機構
は、送りローラにより真直状のステープル針をシート状
に連結してなるシート状ステープルをフォーミングプレ
ートの真下に供給してコ字形に成形し、さらに成形され
たステープルをドライバの真下に供給して打ち出すとと
もに、上記送りローラとフォーミングプレートとドライ
バプレートとを連動させる電動ホッチキスにおいて、上
記フォーミングプレートのシート状ステープル供給側に
サブフォーミングプレートを上下動可能に重なり状に配
置し、電源をオンしたときに上記送りローラにより供給
されたシート状ステープルの前端がサブフォーミングプ
レートに当たらないときは、サブフォーミングプレート
をシート状ステープルの進路を塞ぐ位置に保持させ、上
記送りローラにより供給されたシート状ステープルがサ
ブフォーミングプレートに当たったときは、これを検出
して検出信号を出力するとともに、上記サブフォーミン
グプレートを上下動させて上記シート状ステープルがサ
ブフォーミングプレートとフォーミングプレートの真下
に送られるのを許容することを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】図1は電動ホッチキスのステープ
ル打ち出し部分の要部を示す。この電動ホッチキスは、
マガジン1に真直状のステープル針をシート状に連結し
てなるシート状ステープル2を装填するとともに、この
シート状ステープル2を供給用通路3に沿ってマガジン
1の前方に供給し、図2及び図3に示されるようにステ
ープル供給通路3の前端の凸部3a上に送られた先頭ス
テープル針(2a)をフォーミングプレート4でコ字形
に成形して成形ステ−プルSとし、フォーミングプレー
ト4が上方に復帰移動したときに成形ステープルSをプ
ッシャ5によって打ち込み通路17に押出し、さらにド
ライバプレート6を下動させて成形ステープルSを打ち
出し、綴り台7上の被綴り材8に打ち込むもので、詳し
い機構は実公平2−14940号公報等に示されてい
る。フォーミングプレート4とドライバプレート6とは
重なり状に(離間してもよい)配置され、電動モータ
(図示せず)によって一体に作動するように構成されて
いる。
【0007】上記打ち込み通路17は図3に示されるよ
うにマガジン1の前端に配置されたフェースプレート9
の裏面に、ドライバプレート6と成形ステープルSを摺
動案内可能に形成されている。また、シート状ステープ
ル2の供給用通路3の前端に形成された凸部3aは、打
ち込み通路17の後側に位置するとともに、フォーミン
グプレート4と後述のサブフォーミングプレート10の
真下に位置している。
【0008】なお、フォーミングプレート4の下部は二
股状に形成され、下動時に凸部3a上のステープル針2
aの両側を下方に押し込んでコ字形に成形するように構
成されている。後述のサブフォーミングプレート10も
同様である。
【0009】次に、図4(a) に示すようにシート状ステ
ープル2の下面には送りローラ11が接触し、シート状
ステープルは送りローラ11によりマガジン1の前方に
供給される。送りローラ11とフォーミングプレート4
とドライバプレート6とは図示しない駆動源に作動連結
し、互いに連動するものである。また、送りローラ11
の近傍には駆動歯車12が送りローラ11と噛合可能に
設けられている。この駆動歯車12の側面の偏心位置に
は連結ピン13が形成されている。
【0010】また、上記フォーミングプレート4のシー
ト状ステープル2の供給側には、フォーミングプレート
4とともにステープル針を成形するサブフォーミングプ
レート10が重なり状に配置されている。サブフォーミ
ングプレート10も二股状に形成されているとともに、
その両側面には突片14が形成され、これらの突片14
には連結軸15が取り付けられている。この連結軸15
と上記駆動歯車12の連結ピン13とはリンク16を介
して連結されている。また、図示しない作動部材が駆動
歯車12を移動させることにより送りローラ11と駆動
歯車12とを噛合、離脱させるように構成されている。
これにより、サブフォーミングプレート10は上記フォ
ーミングプレート4とは独立であるが、送りローラ11
とともに歯車12を回転させることによりリンク16で
上下動する。そして、ステープル供給用通路3上にシー
ト状ステープル2がないときは、送りローラ11と駆動
歯車12とは噛合せず、またサブフォーミングプレート
10も下死点位置(ステープル進路を塞ぐ位置)にある
ように設定されている。
【0011】ところで、上記送りローラ11の回転負荷
が大きくなると電流値が上がるので、これを検出して上
記作動部材が送りローラ11と駆動歯車12とを噛合さ
せてサブフォーミングプレート10を上下動させ、送り
ローラ11の回転負荷が急減すると電流値が下がるの
で、これを検出したときに上記噛合が解除されてサブフ
ォーミングプレート10はシート状ステープル2の進路
を塞ぐように設定されている。
【0012】上記構成によれば、ステープル供給通路3
上にシート状ステープル2がない状態のときに電源をオ
ンし、送りローラ11を作動させると、送りローラ11
は無負荷になるので、これを検出した検出信号によりサ
ブフォーミングプレート10はシート状ステープル2の
進路を塞ぐ位置に保持される。
【0013】これに対し、マガジン1にシート状ステー
プル2が装填されてステープル供給通路3上にシート状
ステープル2がある状態のときに電源をオンすると、送
りローラ11が回転しシート状ステープル2は前方に供
給され、図4(a) のようにその前端がサブフォーミング
プレート10に当たる。このため、送りローラ11の回
転に対する負荷が増えるので減速回転し、これが検出さ
れて同図(b) のように送りローラ11と駆動歯車12と
が噛合する。これにより駆動歯車12が回転するから、
サブフォーミングプレート10が上下動し、同図(c) の
ようにステープル通路3が開かれる。このため、サブフ
ォーミングプレート10に当接した先頭のステープル針
2aがサブフォーミングプレート10及びフォーミング
プレート4の真下に供給される。これまでの段階でドラ
イバプレート6とフォーミングプレート4も何回か空打
ちを繰り返すが、ステープル針2aがフォーミングプレ
ート4の真下に送られた後の打ち込みサイクルではフォ
ーミングプレート4が下動してステープル針2aを折り
曲げ成形し、同図(d) のようにプッシャ(5)が打ち込
み通路(17)に成形ステープルSを押し出す。さらに
その次の打ち込みサイクルでは成形ステープルSがドラ
イバプレート6によって打ち出される。
【0014】送りローラ11とドライバプレート6とフ
ォーミングプレート4とは連動しているので、サブフォ
ーミングプレート10が上動した後は、送りローラ11
の回転数によってシート状ステープル2の送り量とドラ
イバプレート6及びフォーミングプレート4の上下動サ
イクルとを算出することができる。したがって、サブフ
ォーミングプレート10の上動を検出する検出信号が出
力されるようにすることにより、検出信号の受取りとそ
の後の送りローラ11の回転数とによって打ち込みの準
備完了状態が確実に予測できるので、綴り準備を行なう
ことができる。
【0015】なお、サブフォーミングプレート10は駆
動歯車12に噛合している間は上下動するので、その二
股部でステープル針2aを予備的に成形する。この針は
フォーミングプレート4の真下に送られた後に再度成形
されるから、バックリングのない正確な成形ができる。
そして、ステープル通路3上にシート状ステープル2が
なくなると、送りローラ11の回転負荷が急減するの
で、これを検出したときに送りローラ11が駆動歯車1
2から分離され、サブフォーミングプレート10は再び
ステープル通路3を閉じる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電動ホッチキスの要部の概要説明
【図2】ステ−プル針の成形態様説明図
【図3】ステープル針の打込態様説明図
【図4】(a) 〜(d) は綴り準備の態様説明図
【符号の説明】
1 マガジン 2 シート状ステープル 4 フォーミングプレート 6 ドライバプレート 10 サブフォーミングプレート 11 送りローラ 16 リンク

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送りローラにより真直状のステープル針
    をシート状に連結してなるシート状ステープルをフォー
    ミングプレートの真下に供給してコ字形に成形し、さら
    に成形されたステープルをドライバの真下に供給して打
    ち出すとともに、上記送りローラとフォーミングプレー
    トとドライバプレートとを連動させる電動ホッチキスに
    おいて、 上記フォーミングプレートのシート状ステープル供給側
    にサブフォーミングプレートを上下動可能に重なり状に
    配置し、 電源をオンしたときに上記送りローラにより供給された
    シート状ステープルの前端がサブフォーミングプレート
    に当たらないときは、サブフォーミングプレートをシー
    ト状ステープルの進路を塞ぐ位置に保持させ、上記送り
    ローラにより供給されたシート状ステープルがサブフォ
    ーミングプレートに当たったときは、これを検出して検
    出信号を出力するとともに、上記サブフォーミングプレ
    ートを上下動させて上記シート状ステープルがサブフォ
    ーミングプレートとフォーミングプレートの真下に送ら
    れるのを許容することを特徴とする電動ホッチキスにお
    ける綴り準備機構。
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