JP3345102B2 - 結合したモジュールをリセットする方法及びこの方法を用いるシステム - Google Patents

結合したモジュールをリセットする方法及びこの方法を用いるシステム

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JP3345102B2 JP16126693A JP16126693A JP3345102B2 JP 3345102 B2 JP3345102 B2 JP 3345102B2 JP 16126693 A JP16126693 A JP 16126693A JP 16126693 A JP16126693 A JP 16126693A JP 3345102 B2 JP3345102 B2 JP 3345102B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、幾つかのサブシステムを包含す
る電子回路又はシステムに関し、特にその中の1つのサ
ブシステムをリセット可能にすると同時に他のサブシス
テムをリセット不能にすることに関する
【0002】
【従来技術とその問題点】システムの動作では、しばし
ば、サブシステムは、その動作を修正するために他のサ
ブシステムの状態に関する情報を使用する。その一例
は、第1のサブシステムが第2のサブシステムに対し
て、この第2サブシステムが第1サブシステムに代わっ
てタスクを実行するように直接要求を行うときである。
ここで、第1サブシステムはその要求をするときにその
タスクが第2サブシステムにより実行されるべきものと
期待していたという情報を第2サブシステムは持ってい
る。若し第1サブシステムの状態が突然変化しそうであ
れば、システムは、例えば、そのタスクが完成したと第
2システムが第1システムに報告したときなどは、誤動
作する可能性がある。一般に、サブシステムは、特別の
時点で他のサブシステムの状態を決定出来るに過ぎず、
従ってシステムの動作は、それらの時点と時点との間で
サブシステムがその状態を変えるという事態に直面する
可能性がある。
【0003】どのようにしてサブシステムがその状態を
不意に変化させるかの例は、それがリセットされるとき
である。普通、リセット信号の受信時に、サブシステム
は直ちに所定の状態にされるのであり、そしてそれは、
他のサブシステムが、リセットされたサブシステムの現
在の状態を他のサブシステムが判定し得るよりも或る程
度前かもしれない。そのとき、システムの誤動作が発生
し得る。この理由から、システム全体が、或いは、シス
テムの、リセットされるべきサブシステムを含む部分
が、一緒にリセットされるのが普通であるが、そのサブ
システムの状態が該システムの他のサブシステムに知ら
れる必要はない。このアプローチは、リセットされたサ
ブシステムにより仕上げられる作業から得られるデータ
を喪失させるかもしれない。
【0004】
【発明が解決すべき課題】本発明の目的は、他のサブシ
ステムが保持している、リセットされようとしているサ
ブシステムの状態に関連する情報を維持しながら、その
サブシステムがリセットされ得るようにすることであ
る。或る状況では、サブシステムは、他のサブシステム
がリセットされているか否か判定できるだけでなくて、
他のサブシステムが実際にリセットされるより或る程度
前に、或いはそのリセット動作が生じようとしていると
きに、その判定を行い得ることが望ましいであろう。例
えば、第2のサブシステムと通信しているリンク・サブ
システムは、リセット前にその通信を終了させるために
少しの時間を必要とするかもしれない。若し第2サブシ
ステムがリセットするならば、そして第1サブシステム
が、早くても、リセットした瞬間に、第2サブシステム
がリセットしてしまったことを判定し得るに過ぎないな
らば、そのリセット動作後の或る期間にわたって第1サ
ブシステムはなお通信しようと試みることになろう。こ
の一例は、通信のための初期接続手順プロトコールを完
了する時であろう。
【0005】従って、本発明の他の目的は、リセットが
実際に発生するより短期間前に他のサブシステムがリセ
ットするはずであることをサブシステムが判定し得るよ
うにすることである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、一面におい
て、通信回路網により互いに結合された複数のモジュー
ルを含むシステムの第1モジュールをリセットする方法
を提供するものであり、その回路網を介しての該モジュ
ール間の信号の交換はプロトコールにより支配され、こ
の方法は、該第1モジュールにリセット命令信号を印加
するステップを包含しており、該第1モジュールは、該
リセット命令信号に応答してリセット許可要求信号を該
複数のモジュールのうちの該第1モジュール以外の少な
くとも1つのモジュールに印加させ、該リセット許可要
求信号を受信した各モジュールは、該リセット許可要求
信号に応答して、該第1モジュールがリセットされた後
にシステムが誤動作しないことを保証するのに充分な程
度に該プロトコールを完成させ又は修正するのに必要な
動作を行った後に許可承諾信号を送り、更に該方法は、
そのリセット許可要求信号を受信した各モジュールが許
可承諾信号を送ったときを判定し、その判定が行われた
ならば該第1モジュールをリセットするステップを含
む。
【0007】通信回路網により互いに結合された複数の
モジュールを有する第2のシステムであって、該回路網
を介してのモジュール間の信号の交換はプロトコールに
より支配され、このシステムは、第1モジュールにリセ
ット命令信号を印加する第1印加手段と、該第1モジュ
ールによる該リセット命令信号の受信に応答して少なく
とも他のモジュールにリセット許可要求信号を印加する
第2印加手段とを包含しており、該リセット許可要求信
号を受信する各モジュールは、該リセット許可要求信号
に応答して、該第1モジュールがリセットされた後に該
システムが誤動作しないことを保証するのに充分な程度
に該プロトコールを完成させ又は修正するのに必要な動
作を行い、且つ、その動作が行われた後に許可承諾信号
を発生させる手段を包含しており、該リセット許可要求
信号を受信したモジュールが許可承諾信号を発生させた
ときを判定する論理手段と、該論理手段に応答して、そ
の判定が行われるときに該第1モジュールをリセットす
る手段とを包含する。
【0008】
【実施例】添付図面を参照して本発明について説明す
る。図は、システムの図、又はサブシステム又はモジュ
ールに分割されたシステムの部分の図である。図におい
て、モジュールにより送受信される信号の幾つかも示さ
れている。
【0009】図1は、外部発生源からモジュール・リセ
ット信号2を受信する単一のモジュール1を示す。図2
は、それ自身のモジュール・リセット信号4を発生させ
る単一のモジュール3を示す。モジュール・リセット信
号は、モジュールに、そのモジュールを所定状態にする
手順を実行させる。普通は、所定状態への移行は直ちに
発生し、それが発生する瞬間に他のモジュールに該リセ
ットが知らされることを保証するために何らのステップ
も取られない。
【0010】本発明の例においては、モジュール・リセ
ット信号を受信したモジュールは、直ちに所定状態にさ
れるのではなくて、リセットの許可を求める要求を他の
モジュールに送り、そして、それらの他のモジュールが
許可を承諾する信号を送り戻してくるまで待つ。その許
可を受信すると、該モジュールは所定状態にリセットす
る。
【0011】図3は、モジュールを2個だけ持っている
システムの単純な例を示す。モジュール・リセット信号
5を受信すると、第1モジュール6はリセット許可要求
信号7を第2モジュール8に送る。その信号7を受信す
ると、第2モジュールは、直ちに、又は、モジュール6
がリセットするときにシステムが誤動作しないことを保
証するのに必要な動作をモジュール8が行う期間の後
に、第1モジュール6に許可承諾信号9を送り戻す。
【0012】許可承諾信号9を受信すると、第1モジュ
ール6は所定状態にリセットする。この例では、以下に
記載する全ての例の場合と同じく、モジュールが受信す
るモジュール・リセット信号は、外部で(あるいは図1
の場合と同じく他のモジュールにより)、又は図2の場
合と同じく特別の条件に応じて該モジュール自体によ
り、発生され得るものである。
【0013】図4、5及び6は、初期接続手順を使う通
信に対するリセットの不利な効果を示すとともに、それ
が本発明の使用によりどの様にして克服されるかを示
す。これらの図は、モジュール間の或る信号の波形を示
しており、次にそれについて詳しく説明をする。図4
は、通信システムのための普通の初期接続手順プロトコ
ールを示す、第1モジュール(例えば図3に示されてい
るモジュール6)が第2モジュール(図3に示されてい
るモジュール8など)に送るべきデータを持っていると
き、それは、その目的のために設けられているラインを
介して High 信号11を供給することにより、送信要求
信号10を第2モジュールに送信する。或る時間の後
に、第2モジュール8は、他のラインを介して High 信
号13を供給することにより確認信号12を送り戻す。
その短時間後に、両方のラインが Lowに解放され、デー
タが送信される。
【0014】図5は、確認信号12が戻される前に第1
モジュール6がリセットされると発生することになる問
題を示す。リセットされるとき、第1モジュール6は送
信要求信号10を終端させるので、該ラインの High レ
ベルは時刻14に解除される。その状態は、初期接続手
順プロトコールの一部として第2モジュール8により予
期されている状態ではないので、モジュール8のそれ以
上の挙動は予測不能且つ/又は誤りとなる。それは、単
に、時刻15において予期されない確認信号を今やリセ
ットされている第1モジュールに対して発するかもしれ
ない。
【0015】図6は、本発明を用いて作用している2つ
のモジュールが、図5を参照して今説明した問題などの
様に克服するかを示す。送信要求信号16を発した後に
第1モジュール6はモジュール・リセット信号5を受信
すると仮定する。そのとき第1モジュール6はリセット
許可要求信号7を時刻17において第2モジュール8に
対して発し、そのとき第2モジュール8は、確認信号が
発せられるのを阻止して時刻18において許可承諾信号
9を第1モジュールに送る。
【0016】許可承諾信号9を受信すると、第1モジュ
ール6は解除され、リセット信号に応答し、その所定状
態へと変化する。一般にモジュールは、自分と通信をし
ている他の数個のモジュールの全てにリセット許可要求
信号を送らなければならないことがあり、リセットされ
る前にそれら全てから許可承諾信号を受信するべきであ
る。
【0017】今説明したモジュールのような第2のモジ
ュールが第1モジュールからリセット許可要求信号を受
信し且つ第3のモジュールに対してリセット許可要求信
号を発したときには、より複雑な状況が生じる。次の出
来事は、第2モジュールが許可承諾信号を第1モジュー
ルに発することか、又は第2モジュールが第3モジュー
ルから許可承諾信号を受信することであり得る。
【0018】この第1の場合には第1モジュールはリセ
ットして、第2モジュールはリセットする前に第3モジ
ュールからの許可承諾信号を待つ。第2の場合には第2
モジュールがリセットする。このために第2モジュール
は所定状態となるので、それは、第1モジュールが、解
答を受け取るまでそのリセット要求信号を維持しなけれ
ば第1モジュールが要求を発したことに気付かないで、
その要求を連続的に送り続けるか或いは時折その要求を
再発行するであろう。第2モジュールは、リセットした
後、維持されているリセット要求信号にも応答するべき
である。
【0019】第1モジュールが要求を維持し続ける代わ
りに、第2モジュールがリセット後に該要求に応答出来
るように、リセット前に第1モジュールからのリセット
許可要求信号を受け取ったという記録を第2モジュール
がリセット後に維持してもよい。これは、第2モジュー
ルがフラグを維持することにより達成され得るが、それ
は該モジュールの残りの部分がリセットされるときにリ
セットされないが、第2モジュールがリセット許可要求
を受信したけれども許可承諾信号で答えなかったときに
該フラグはセットされる。
【0020】そのいずれもがリセット許可要求を相手に
対して発することの出来る2つのモジュールを有するシ
ステムには、これらの代替構成のいずれをも適用するこ
とが出来る。システムは、2以上のモジュールからリセ
ット許可要求を受信しなければならず、或いはそれらを
他の2以上のモジュールに送らなければならないモジュ
ールを持ってもよい。その様なシステムが図7及び8に
示されている。
【0021】図7は、モジュール・リセット信号23を
受信するときに、リセット出来るようになる前に他の3
つのモジュール20、21、22の許可を必要とする第
1モジュール19を示す。その許可を得るために第1モ
ジュールは、そのモジュールの各々に対してリセット許
可要求24、25、26を発する。3つのモジュール2
0、21、22の各々が第1モジュールがリセットする
ことを許すことの出来る状態であるときには、それは許
可承諾信号27、28、29を第1モジュールへ戻す。
第1モジュールは、他の3つのモジュールの全てから許
可を受け取った後にはじめてリセットする。
【0022】勿論、第1モジュールから発せられた単一
のリセット許可要求が他の3つのモジュールの各々に印
加されることとなるように4つのモジュールを接続する
ことは可能である。何らかの論理手段を用いて許可承諾
信号を組み合わせて、3モジュールの全部が許可を承諾
したことを示す単一の信号を与え、その単一の信号を第
1のモジュールに印加させることも可能であるが、この
とき第1モジュールはそれに応じてリセットする。
【0023】図8は、第1モジュール30と、リセット
出来るようになる前に第1モジュールの許可を必要とす
る他の3つのモジュール31、32、33とを示す。モ
ジュール・リセット信号34、35又は36を受信する
と、3つのモジュール31、32又は32のうちの1つ
は、リセット許可要求信号37、38又は39を発し
て、許可承諾信号40、41又は42が戻されてくるの
を待つ。第1モジュール30は、許可要求信号を発した
モジュールを識別出来るように構成されるのが好まし
く、そのモジュールに許可承諾信号を発する。しかし、
第1モジュール30にとっては、例えばリセット許可要
求のための共通の入力を持っていて一般的許可信号を発
することにより、リセット許可要求信号の出所を識別出
来ることなく動作することは可能である。しかし、3つ
のモジュールのうちの2つ以上が同時にリセット許可要
求を行うことにより引き起こされる問題を解決するため
に何らかの手段を設けなければならないかもしれず、3
つのモジュールの各々が、若し許可要求を発していなけ
れば、許可承諾信号に応じてリセットすることを阻止さ
れるべきである。一方、リセットすることにより常に許
可承諾信号に応答するように該モジュールが構成されて
いるならば、4つのモジュールの全てが同時に簡単な方
法でリセットされることが出来る。システム・リセット
信号を受信するとき、第1モジュールは、許可承諾信号
を他のモジュールの各々に発してそれらをリセットさせ
ると共に自分自身もリセットする。
【0024】上記の技術は、サブシステムに分割され得
る如何なる電子システム又は回路にも適用され得るもの
であり、上記した構成からシステムを構築することによ
って、サブシステムのうちの他のものからの許可を必要
とするサブシステムのより複雑な構成を提供することも
出来る。或るシステムでは、全てのモジュールが同じシ
ステムの一部であっても、他のモジュールをリセットす
ること無しに幾つかのモジュールをリセット出来ること
が必要となるかもしれない。例として、図8は、並行し
て動作する3つの処理装置31、32、33と、他の3
つの処理装置の間でのデータの転送を調整する転送処理
装置30とを有するコンピューターであることが出来
る。若しその転送処理装置が並列の処理装置31、3
2、33の1つにデータを送ろうと試みているならば、
リセットはデータの転送を中断させて、エラーを生じさ
せる可能性があるので、それは、その処理装置がリセッ
トを望んでいるか否かを知る必要がある。上記したリセ
ット許可要求信号及び許可承諾信号の使用は、この問題
を回避することを可能にする。処理装置31は、他の処
理装置32、33にタスクを割り当てる役割を果たすマ
スター処理装置であるかもしれない。エラー状態が発生
し、或いはタスクが仕上げられたときには、このマスタ
ー処理装置は他の並列の処理装置のうちの1つ又は両方
にリセットすることを要求することが出来るが、それは
モジュール・リセット信号35又は36をその処理装置
に提供することにより行われる。
【0025】リセット許可要求信号及び許可承諾信号を
伝送するために、例えばデータ・バス、アドレス・バス
及び制御バスの他に専用の導体を設けることが出来る。
モジュールが2以上のモジュールから許可承諾信号を受
信し、或いは許可承諾信号を2以上のモジュールへ送信
する場合には、図7及び8を参照して上記したように別
々の導体又は共通の導体を使用することが出来る。
【0026】しかし、専用の導体は不要かもしれない。
例えば、モジュール間のデータ、アドレス又は制御バス
で他には使用されていないコードを用いて該信号を送信
することが出来る。以上の記載に関連して、以下の各項
を開示する。 (1) 通信回路網により互いに結合された複数のモジュ
ールを含むシステムの第1モジュールをリセットする方
法であって、その回路網を介しての該モジュール間の信
号の交換はプロトコールにより支配され、この方法は、
該第1モジュールにリセット命令信号を印加するステッ
プを包含しており、該第1モジュールは、該リセット命
令信号に応答してリセット許可要求信号を該複数のモジ
ュールのうちの該第1モジュール以外の少なくとも1つ
のモジュールに印加させ、該リセット許可要求信号を受
信した各モジュールは、該リセット許可要求信号に応答
して、該第1モジュールがリセットされた後に該システ
ムが誤動作しないことを保証するのに充分な程度に該プ
ロトコールを完成させ又は修正するのに必要な動作を行
った後に許可承諾信号を送り、更に該方法は、そのリセ
ット許可要求信号を受信した各モジュールが許可承諾信
号を送ったときを判定し、その判定が行われたならば該
第1モジュールをリセットするステップを含むことを特
徴とする方法。
【0027】(2) 該リセット命令信号は、該第1モジ
ュールの中で発生させられることを特徴とする上記
(1)項に記載の方法。 (3) 該リセット命令信号は、該第1モジュールの外で
発生させられることを特徴とする上記(2)項に記載の
方法。 (4) リセット許可要求信号を受信するモジュールがリ
セットされるならば、それはリセットされるにも係わら
ずその要求を受け取ったという指示を記録し、その指示
に応答して、リセットした後に許可承諾信号を送ること
を特徴とする上記(1)項ないし(3)項のいずれか1
つに記載の方法。
【0028】(5) リセット許可要求信号は連続的に又
は反復的にモジュールに印加され、許可承諾信号がその
モジュールから受け取られるような時までは、このモジ
ュールは、それに応じて許可承諾信号を発生させる前に
リセットすることが出来ることを特徴とする上記(1)
項ないし(3)項のいずれか1つに記載の方法。 (6) 通信回路網により互いに結合された複数のモジュ
ールを有するシステムであって、該回路網を介してのモ
ジュール間の信号の交換はプロトコールにより支配さ
れ、このシステムは、第1モジュールにリセット命令信
号を印加する第1印加手段と、該第1モジュールによる
該リセット命令信号の受信に応答して少なくとも他のモ
ジュールにリセット許可要求信号を印加する第2印加手
段とを包含しており、該リセット許可要求信号を受信す
る各モジュールは、該リセット許可要求信号に応答し
て、該第1モジュールがリセットされた後に該システム
が誤動作しないことを保証するのに充分な程度に該プロ
トコールを完成させ又は修正するのに必要な動作を行
い、且つ、その動作が行われた後に許可承諾を発生させ
る手段を包含しており、該リセット許可要求信号を受信
したモジュールが許可承諾信号を発生させたときを判定
する論理手段と、該論理手段に応答して、その判定が行
われるときに該第1モジュールをリセットする手段とを
包含することを特徴とするシステム。
【0029】(7) 該第1印加手段は、該第1モジュー
ルの一部であり、該第1モジュールの状態に応答するこ
とを特徴とする上記(6)項に記載のシステム。 (8) 該第1印加手段は該第1モジュールの外にあるこ
とを特徴とする上記(6)項に記載のシステム。 (9) リセット許可要求信号を受信する少なくとも1つ
の他のモジュールは、その特定のモジュールがリセット
許可要求信号を受信したけれども許可承諾信号を未だ発
生させていないときの指示を受け取って記憶するメモリ
ー手段と、その特定のモジュールがリセットされるとき
にその指示に応じて、第1モジュールがリセットされた
後に該システムが誤動作しないことを保証するのに充分
な程度に該プロトコールを完成させ又は修正するのに必
要な動作を行う手段とを包含することを特徴とする上記
(6)項ないし(8)項のいずれか1つに記載のシステ
ム。
【0030】(10) 該第2印加手段は、リセット許可要
求信号を少なくとも1つの他のモジュールに連続的に又
は反復的に印加するように構成されており、その様な他
のモジュールは、各々、リセット許可要求信号に応じ
て、自分がリセットされた後に許可承諾信号を発生させ
る手段を含んでいることを特徴とする上記(6)項ない
し(8)項のいずれか1つに記載のシステム。
【0031】(11) モジュール間の通信を支配するプロ
トコールで回路網により互いに結合された複数のモジュ
ールを含むシステムにおいて、モジュールがリセットさ
れるとき、それは、それと結合しているモジュールへ、
リセット許可を要求する信号を送る。許可要求信号を受
信したモジュールは、場合によっては通信を完了させる
ために近道を用いて、その信号を発したモジュールと進
行中の通信を完了せさせ、次に許可承諾信号を発する。
それが許可要求信号を送るモジュールの全てから許可承
諾信号を受け取ったとき、最初に述べたモジュールはリ
セットされる。若し特定のモジュールがその時にリセッ
トされれば、該モジュールがリセットされた後に許可承
諾信号を発することが出来る様に、モジュールの連鎖に
接続されたモジュールは、許可要求信号が受信されたけ
れども、それに対する解答が行われていないという指示
を記憶するための手段を持つことが出来る。また、許可
要求信号は、許可承諾信号が受信されるまで連続的に又
は反復的に印加されてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】モジュール外の発生源からモジュール・リセッ
ト信号を受信する、システムのモジュールの図である。
【図2】それ自身のモジュール・リセット信号を発生さ
せているモジュールの図である。
【図3】2モジュール・システム又はシステムの一部を
示す図である。
【図4】初期接続手順通信に対するリセットの不利な効
果を示すとともに、それが本発明によりどのようにして
克服されるかを示す図である。
【図5】初期接続手順通信に対するリセットの不利な効
果を示すとともに、それが本発明によりどのようにして
克服されるかを示す図である。
【図6】初期接続手順通信に対するリセットの不利な効
果を示すとともに、それが本発明によりどのようにして
克服されるかを示す図である。
【図7】リセット許可要求を2以上のモジュールに送る
モジュールを有するシステムを示す図である。
【図8】2以上のモジュールからリセット許可要求を受
信するモジュールとを有するシステムを示す図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭59−174923(JP,A) 特開 昭61−166617(JP,A) 特開 昭60−201420(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 29/08 G06F 13/00 351

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信回路網により互いに結合された複数
    のモジュールを含むシステムの第1モジュールをリセッ
    トする方法であって、その回路網を介しての該モジュー
    ル間の信号の交換はプロトコールにより支配され、この
    方法は、該第1モジュールにリセット命令信号を印加す
    るステップを包含しており、該第1モジュールは、該リ
    セット命令信号に応答してリセット許可要求信号を該複
    数のモジュールのうちの該第1モジュール以外の少なく
    とも1つのモジュールに印加させ、該リセット許可要求
    信号を受信した各モジュールは、該リセット許可要求信
    号に応答して、該第1モジュールがリセットされた後に
    該システムが誤動作しないことを保証するのに充分な程
    度に該プロトコールを完成させ又は修正するのに必要な
    動作を行った後に許可承諾信号を送り、更に該方法は、
    そのリセット許可要求信号を受信した各モジュールが許
    可承諾信号を送ったときを判定し、その判定が行われた
    ならば該第1モジュールをリセットするステップを含む
    ことを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 通信回路網により互いに結合された複数
    のモジュールを有するシステムであって、該回路網を介
    してのモジュール間の信号の交換はプロトコールにより
    支配され、このシステムは、第1モジュールにリセット
    命令信号を印加する第1印加手段と、該第1モジュール
    による該リセット命令信号の受信に応答して少なくとも
    他のモジュールにリセット許可要求信号を印加する第2
    印加手段とを包含しており、該リセット許可要求信号を
    受信する各モジュールは、該リセット許可要求信号に応
    答して、該第1モジュールがリセットされた後に該シス
    テムが誤動作しないことを保証するのに充分な程度に該
    プロトコールを完成させ又は修正するのに必要な動作を
    行い、且つ、その動作が行われた後に許可承諾を発生さ
    せる手段を包含しており、該リセット許可要求信号を受
    信したモジュールが許可承諾信号を発生させたときを判
    定する論理手段と、該論理手段に応答して、その判定が
    行われるときに該第1モジュールをリセットする手段と
    を包含することを特徴とするシステム。
JP16126693A 1992-07-03 1993-06-30 結合したモジュールをリセットする方法及びこの方法を用いるシステム Expired - Fee Related JP3345102B2 (ja)

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