JP3344046B2 - リーク量検出装置 - Google Patents

リーク量検出装置

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JP3344046B2
JP3344046B2 JP32386893A JP32386893A JP3344046B2 JP 3344046 B2 JP3344046 B2 JP 3344046B2 JP 32386893 A JP32386893 A JP 32386893A JP 32386893 A JP32386893 A JP 32386893A JP 3344046 B2 JP3344046 B2 JP 3344046B2
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    • G01M3/26Investigating fluid-tightness of structures by using fluid or vacuum by measuring rate of loss or gain of fluid, e.g. by pressure-responsive devices, by flow detectors
    • G01M3/28Investigating fluid-tightness of structures by using fluid or vacuum by measuring rate of loss or gain of fluid, e.g. by pressure-responsive devices, by flow detectors for pipes, cables or tubes; for pipe joints or seals; for valves ; for welds
    • G01M3/2876Investigating fluid-tightness of structures by using fluid or vacuum by measuring rate of loss or gain of fluid, e.g. by pressure-responsive devices, by flow detectors for pipes, cables or tubes; for pipe joints or seals; for valves ; for welds for valves

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、気密を必要とする容器
及び部品に対して、リークがあるか否かを判断するリー
ク量検出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種のリーク量検出装置の従来例とし
て、特開昭55−63732号公報に掲載の技術があ
る。
【0003】この公報に掲載の技術は、被計測物内と基
準タンク内とに同一流体圧力を与える手段と、これ等被
計測物及び基準タンク内の圧力差を電気信号として検出
する差圧検出器と、前記被測定物と連通された容積変化
可能な容積変化部と、前記差圧検出器の出力によって前
記容積変化部を上記圧力差が零になるように制御する制
御手段とを具備し、被測定物の内容量に無関係に被測定
物のリーク量が測定され、被測定物及び基準タンクの内
圧の差を検出し、それが零になるように容積可変手段の
容積を変化させるものであり、そのリーク量は一般に僅
かであるから、容積可変手段の容積は小さなものでよ
く、全体として装置を小形化できる。かつ、その構成は
機械的に比較的丈夫なものが使用でき、更に、差圧を検
出し、これが零になるように制御するフイードバック制
御であるため動作が安定である等の特徴を持つ。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のリーク
量検出装置は、被計測物内と基準タンク内とに同一流体
圧力を与え、前記被計測物及び基準タンク内の圧力差を
差圧検出器によって電気信号として検出し、そのときの
ピストン(容積変化部)の変位を判断するものであった
から、現実のリーク量検出における被計測物によるリー
クは僅かであり、その体積変化も僅かとなり、その誤差
による計測ミスが無視できないものであった。特に、リ
ーク量が僅かな被計測物の計測を行なうには長時間の計
測時間を必要とし、検査効率が良くなかった。また、リ
ーク量に対してピストンの変位を大きくするにはピスト
ンの径を小さくし、長くする必要があるが、その種のピ
ストンは現実的に製造困難である。
【0005】また、差圧検出器で被測定物と連通された
ピストンを制御しても、タイムラグがあり、また、被計
測物内と基準タンク内の圧力の歪みの影響を受けてS/
N比が低く、その精度を向上することができなかった。
【0006】そこで、本発明は微少リークの検出を短時
間で行なうと共に、その測定精度を向上させたリーク量
検出装置の提供を課題とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明にかかるリーク量
検出装置は、被計測物を接続した被試験流体回路と標準
となるマスター流体回路内に同一流体圧力を与える第1
の圧力供給手段から被試験流体回路とマスター流体回路
内に同一流体圧力を与え、その流体圧力を加えた状態で
各々独立して第1の圧力供給手段との関係を断つように
各々独立して開閉するバルブ手段と、前記被試験流体回
路内の流体圧力を検出する圧力検出手段と、前記第1の
圧力供給手段から被試験流体回路とマスター流体回路内
に同一流体圧力を与え、そして、前記第1の圧力供給手
段との関係を断った後、前記圧力検出手段の検出値によ
って、前記被試験流体回路内の流体圧力を所定の値に維
持するように被試験流体回路内に流体を供給すると共
、前記被試験流体回路内に流体を供給した流体の供給
量と同一の流体量をマスター流体回路内にも供給する第
2の圧力供給手段とを具備するものである。
【0008】
【作用】本発明においては、第1の圧力供給手段によっ
て被計測物を接続した被試験流体回路と標準となるマス
ター流体回路内に同一流体圧力を与え、その流体圧を加
えた状態で各々独立してバルブ手段で第1の圧力供給手
段との関係を断ち、そして、前記被試験流体回路内に供
給する流体圧力を圧力検出手段で検出し、前記圧力検出
手段の検出値によって、前記被試験流体回路内の流体圧
力を所定の値に維持するように第2の圧力供給手段で被
試験流体回路内に流体を供給すると共に、前記被試験流
体回路内に流体を供給した流体の供給量と同一の流体量
をマスター流体回路内にも供給する。そして、前記被試
験流体回路とマスター流体回路との流体圧力の差圧を差
圧検出手段で検出する。
【0009】
【実施例】以下、本発明における実施例を説明する。
【0010】図1は本発明の一実施例のリーク量検出装
置における全体回路構成図で、また、図2は本発明の一
実施例のリーク量検出装置のプログラム制御を行なうフ
ローチャートである。そして、図3は本発明の一実施例
のリーク量検出装置の制御のタイミングを示す特性図で
ある。
【0011】図1において、標準接続口1及び試験接続
口2は同一の接続口を使用し、標準接続口1は被試験材
としてのシール弁3を正確に螺入したときの封止状態を
維持するものであり、その良好な封止状態を維持するた
め接着または溶着等により固着されている。試験接続口
2は被試験材としてのシール弁3を螺入するもので、試
験接続口2とシール弁3との螺入によるシール弁3の封
止状態を判定するものである。電磁バルブ4は後述する
第1の圧力供給手段10に給気する場合に開、第1の圧
力供給手段10から標準接続口1及び試験接続口2に圧
力を供給する場合に閉と制御するものである。また、電
磁バルブ5及び電磁バルブ6は後述する第1の圧力供給
手段10から標準接続口1及び試験接続口2に圧力を供
給する場合に開、試験接続口2に被試験材としてのシー
ル弁3を螺入して試験中のときに閉と制御するものであ
る。電磁バルブ6と試験接続口2とを接続する管路から
なる流体回路2aと、電磁バルブ5と標準接続口1とを
接続する管路からなる流体回路1aとの間には、流体回
路2aと流体回路1aとの圧力差を検出する差圧検出器
7が接続されている。更に、電磁バルブ6と試験接続口
2とを接続する流体回路2aには圧力検出器8が接続さ
れている。
【0012】第1の圧力供給手段10は、ステッピング
モータ11及びそのステッピングモータ11に直結され
たボールネジ12、及びそのボールネジ12を回動する
ことにより往復動するピストン13、及びそのピストン
13によってその容積を可変されるシリンダ14によっ
て構成されており、シリンダ14は電磁バルブ4、電磁
バルブ5を介して標準接続口1に、電磁バルブ6を介し
て試験接続口2に接続されている。
【0013】したがって、第1の圧力供給手段10は、
ステッピングモータ11の回転により、ボールネジ12
が回転し、それによってピストン13が往復動し、その
ピストン13によってシリンダ14の容積が変化する。
例えば、ステッピングモータ11の右回転によりシリン
ダ14の容積が増大し、ステッピングモータ11の左回
転によりシリンダ14の容積が減少する。このとき、電
磁バルブ4が開、電磁バルブ5及び電磁バルブ6が閉で
あれば、大気をシリンダ14の増大する容積に収容し、
電磁バルブ4が閉、電磁バルブ5及び電磁バルブ6が開
であれば、シリンダ14の減少する容積により、圧縮さ
れた圧力は標準接続口1及び試験接続口2側に供給され
る。
【0014】また、第2の圧力供給手段20は、ステッ
ピングモータ21及びそのステッピングモータ21に直
結されたボールネジ22、及びそのボールネジ22を回
転することにより同時に往復動するピストン23a及び
ピストン23b、そのピストン23a及びピストン23
bによってその容積を同一に可変されるシリンダ24
a、シリンダ24bによって構成されており、シリンダ
24aは電磁バルブ5と標準接続口1の流体回路1aに
接続され、シリンダ24bは電磁バルブ6と試験接続口
2の流体回路2aに接続されている。
【0015】したがって、第2の圧力供給手段20は、
ステッピングモータ21の回転により、ボールネジ22
が回転し、それによってピストン23a及びピストン2
3bが同時に往復動し、そのピストン23a及びピスト
ン23bによってシリンダ24a及びシリンダ24bの
容積が同時に、かつ、一様に変化する。例えば、ステッ
ピングモータ21の右回転によりシリンダ24a及びシ
リンダ24bの容積が増大し、ステッピングモータ21
の左回転によりシリンダ24a及びシリンダ24bの容
積が減少する。このとき、電磁バルブ4、電磁バルブ5
及び電磁バルブ6が開であれば、大気をシリンダ24a
及びシリンダ24bの増大する容積に収容し、電磁バル
ブ5及び電磁バルブ6が閉であれば、シリンダ24a及
びシリンダ24bの減少する容積により、各圧縮された
圧力は同時に標準接続口1及び試験接続口2側に供給さ
れる。
【0016】そして、制御回路30はマイクロコンピュ
ータからなり、差圧検出器7、圧力検出器8の出力及び
スタートスイッチSWの開閉信号が入力されている。ま
た、第1の圧力供給手段10のステッピングモータ11
及び第2の圧力供給手段20のステッピングモータ2
1、電磁バルブ4、電磁バルブ5及び電磁バルブ6、リ
ーク量Leak が所定の閾値を越えたとき、不良を明示す
るLED表示LNO、また、リーク量Leak が所定の閾値
未満にあるとき、良好を明示するLED表示LOKを出力
側に接続している。
【0017】次に、本実施例のリーク量検出装置のプロ
グラム制御について説明する。
【0018】まず、このルーチンは試験接続口2は被試
験材としてのシール弁3を螺入した状態でスタートスイ
ッチSWがオンされることによってスタートする。
【0019】ステップS1で初期化して、圧力検出器8
をリセット状態として『ゼロ』較正を行なう。電磁バル
ブ4、電磁バルブ5及び電磁バルブ6を開とし、ステッ
ピングモータ11及びステッピングモータ21を初期位
置に戻し、ピストン13によってシリンダ14の容積を
最大とし、また、ピストン23aによってシリンダ24
aの容積を最大、ピストン23bによってシリンダ24
bの容積を最大とし、大気をシリンダ14、シリンダ2
4a、シリンダ24bに最大に収容させる。
【0020】ステップS2で電磁バルブ4を閉じ、そし
て、ステップS3及びステップS4で圧力検出器8の検
出値をみながら、第1の圧力供給手段10のステッピン
グモータ11の左回転によりシリンダ14の容積を減少
させ、圧縮された圧力を流体回路1a及び標準接続口1
並びに流体回路2a及び試験接続口2側に供給し、所定
の圧力Psになるまでその圧力を上昇させる。ステップ
S5で圧力検出器8の検出値が所定の圧力Psになって
から、流体歪が除去できるに足る安定時間の経過を待っ
て(図3参照)、ステップS6で電磁バルブ5及び電磁
バルブ6を閉とし、流体回路1a及び標準接続口1と流
体回路2a及び試験接続口2とを独立させる。この時点
の両者の圧力差がないことを判断するため、ステップS
7で差圧検出器7をリセット状態として『ゼロ』較正を
行なう。
【0021】ステップS8乃至ステップS10で所定の
試験経過時間が設定された試験時間Tを経過するまで、
圧力検出器8の検出値が所定の圧力Psになっているか
判断して、低下したときには、ステップS9で第2の圧
力供給手段20のステッピングモータ21の左回転によ
りシリンダ24a及びシリンダ24bの容積を減少さ
せ、各シリンダ24a及びシリンダ24bで圧縮された
圧力は同時に流体回路1a及び標準接続口1及び流体回
路2a及び試験接続口2側に供給される。即ち、所定の
試験時間Tを経過するまで、圧力検出器8の検出値が所
定の圧力Psになるように、第2の圧力供給手段20の
ステッピングモータ21の左回転によりシリンダ24b
の容積を減少させ、流体回路2a及び試験接続口2の圧
力を常に圧力Psを維持するようにする。このとき、流
体回路2a及び試験接続口2の圧力を常に圧力Psを維
持するように供給された空気量は、シリンダ24aの容
積を減少させ、流体回路1a及び標準接続口1の圧力を
所定の圧力Psよりも上昇させ、最終的に図3に示すよ
うに、圧力Peになったとする。
【0022】ステップS11で差圧検出器7の検出値を
読込み、ステップS12でそれを演算する。
【0023】その演算は、流体回路1a及び標準接続口
1の内容積は流体回路2a及び試験接続口2の内容積に
ほぼ等しく、その内容積をVs、試験時間Tの間の測定
されたリーク量をL、試験時間Tの間の実際のリーク量
をLeak 、外乱要因による圧縮体積をv、差圧検出器7
で検出した差圧圧力をPdとするとき、 Ps・Vs=Pe(Vs−L−v) Leak =v+L=Vs(Pe−Ps)/Pe =Vs・Pd/Pe =C・Pd となる。
【0024】ここで、C=Vs/Peであり、定数であ
る。実際には、リーク量Leak が少ない範囲では最終的
な圧力Peは所定の圧力Psとの差が少なく、Vs/P
eはVs/Psにほぼ等しく、結果的に、流体回路1a
及び標準接続口1の内容積及び流体回路2a及び試験接
続口2の内容積の条件によって決定されるC=Vs/P
sと置くことができ、実験によって定数Cを決定するこ
とができる。
【0025】即ち、ステップS12では差圧検出器7で
検出した差圧圧力をPdと実験によって得た定数Cとの
積を得る。
【0026】そして、ステップS13において、リーク
量Leak が所定の閾値を越えたとき、『不良』を明示す
るLED表示LNOを点灯し、また、リーク量Leak が所
定の閾値未満にあるとき、『良好』を明示するLED表
示LOKを点灯し、このルーチンを脱する。
【0027】なお、このときの、試験接続口2は被試験
材としてのシール弁3を螺入した状態で、検査をスター
トした後、所定の試験圧力を圧力Psとして立上るタイ
ミングは図3に示すように、急激に変化することができ
る。ステップS5の安定時間の経過を待機するのは、図
3に示すように、圧力検出器8の検出値が所定の圧力P
sに上昇させる際に与える流体回路1a及び標準接続口
1の内容積、流体回路2a及び試験接続口2の内容積の
歪により、差圧検出器7で検出した差圧圧力から流体歪
が除去できるに足る時間の経過を待つもので、誤差の要
因を除去するものである。
【0028】このように、本実施例のリーク量検出装置
は、被試験材としてのシール弁3からなる被計測物を接
続した流体回路2a及び試験接続口2からなる被試験流
体回路と標準となる流体回路1a及び標準接続口1から
なるマスター流体回路内に同一流体圧力を与える第1の
圧力供給手段10と、第1の圧力供給手段10から流体
回路2a及び試験接続口2からなる被試験流体回路と流
体回路1a及び標準接続口1からなるマスター流体回路
内に供給する流体を各々独立して開閉する電磁バルブ5
及び電磁バルブ6からなるバルブ手段と、流体回路2a
及び試験接続口2からなる被試験流体回路内に供給する
流体圧力を検出する圧力検出器8からなる圧力検出手段
と、圧力検出器8からなる圧力検出手段の検出値によっ
て、流体回路2a及び試験接続口2からなる被試験流体
回路内の流体圧力を所定の圧力Psの値に維持するよう
に流体回路2a及び試験接続口2からなる被試験流体回
路内に流体を供給すると共に、流体回路2a及び試験接
続口2からなる被試験流体回路内に流体を供給した流体
の供給量と同一の流体量を流体回路1a及び標準接続口
1からなるマスター流体回路内にも供給する第2の圧力
供給手段20と、流体回路2a及び試験接続口2からな
る被試験流体回路と流体回路1a及び標準接続口1から
なるマスター流体回路との流体圧力の差圧を検出する差
圧検出器7からなる差圧検出手段とを具備するものであ
る。
【0029】上記構成により、第1の圧力供給手段10
によって被試験材としてのシール弁3からなる被計測物
を接続した流体回路2a及び試験接続口2からなる被試
験流体回路と標準となる流体回路1a及び標準接続口1
からなるマスター流体回路内に同一流体圧力を与え、そ
の流体圧力Psを加えた状態で各々独立して電磁バルブ
5及び電磁バルブ6からなるバルブ手段で第1の圧力供
給手段10との関係を断ち、そして、前記被試験流体回
路内に供給する流体圧力を圧力検出器8からなる圧力検
出手段で検出し、圧力検出器8からなる圧力検出手段の
検出値によって、前記被試験流体回路内の流体圧力を所
定の圧力Psに維持するように第2の圧力供給手段20
で前記被試験流体回路内に流体を供給すると共に、前記
被試験流体回路内に流体を供給した流体の供給量と同一
の流体量を前記マスター流体回路内にも供給する。そし
て、前記被試験流体回路と前記マスター流体回路との流
体圧力の差圧を差圧検出器7からなる差圧検出手段で検
出し、被試験材としてのシール弁3からなる被計測物の
不良を検出している。
【0030】したがって、被試験材としてのシール弁3
からなる被計測物の不良の検出のとき、流体回路2a及
び試験接続口2からなる被試験流体回路内の流体圧力を
所定の圧力Psに維持するように第2の圧力供給手段2
0で流体回路2a及び試験接続口2からなる被試験流体
回路内に流体を供給すると同時に、その供給した流体の
供給量と同一の流体量を流体回路1a及び標準接続口1
からなるマスター流体回路内にも供給し、流体回路2a
及び試験接続口2からなる被試験流体回路と流体回路1
a及び標準接続口1からなるマスター流体回路との流体
圧力の差圧を差圧検出器7からなる差圧検出手段で検出
するものであるから、差圧を検出する差圧検出器7から
なる差圧検出手段の検出感度を上げれば、その検出精度
を上げることができる。
【0031】また、第1の圧力供給手段10によって被
試験材としてのシール弁3からなる被計測物を接続した
流体回路2a及び試験接続口2からなる被試験流体回路
と標準となる流体回路1a及び標準接続口1からなるマ
スター流体回路内に同一流体圧力を与え、そして、第2
の圧力供給手段20でリーク量に相当する流体を補給す
るものであるから、第1の圧力供給手段10によって前
記被試験流体回路及びマスター流体回路内に流体圧力を
急速に所定の検査する圧力Psに上昇させることがで
き、それだけ検査速度を短期間とすることができる。
【0032】ところで、上記実施例の被試験流体回路と
マスター流体回路は、被試験材としてのシール弁3から
なる被計測物を接続した流体回路2a及び試験接続口2
からなる被試験流体回路と標準となる流体回路1a及び
標準接続口1からなるマスター流体回路からなるもので
あるが、本発明を実施する場合には、両体積がほぼ均一
な流体回路となる被計測物を接続した被試験流体回路及
び標準となるマスター流体回路を構成できればよい。
【0033】また、上記実施例の第1の圧力供給手段1
0は、ステッピングモータ11、ボールネジ12、ピス
トン13及びシリンダ14によって構成されているが、
本発明を実施する場合には、所定の圧力を供給できる手
段であればよく、圧力ポンプまたは圧力ボンベ等を使用
することもできる。
【0034】そして、上記実施例の第2の圧力供給手段
20は、ステッピングモータ21、ボールネジ22、ピ
ストン23a及びピストン23b、シリンダ24a及び
シリンダ24bによって構成されているが、本発明を実
施する場合には、所定の圧力を供給できる手段であれば
よく、圧力ポンプまたは圧力ボンベ等を使用することも
できる。
【0035】更に、上記実施例のバルブ手段は、第1の
圧力供給手段10から流体回路2a及び試験接続口2か
らなる被試験流体回路と流体回路1a及び標準接続口1
からなるマスター流体回路内に供給する流体を各々独立
して開閉する電磁バルブ5及び電磁バルブ6からなる
が、本発明を実施する場合には、1個のバルブで被試験
流体回路とマスター流体回路とを独立して導通及び遮断
してもよい。
【0036】更にまた、上記実施例の圧力検出手段は、
流体回路2a及び試験接続口2からなる被試験流体回路
内に供給する流体圧力を検出する圧力検出器8からなる
ものであるが、本発明を実施する場合には、公知の圧力
センサであればよい。
【0037】加えて、上記実施例の差圧検出手段は、流
体回路2a及び試験接続口2からなる被試験流体回路と
流体回路1a及び標準接続口1からなるマスター流体回
路との流体圧力の差圧を検出する差圧検出器7からなる
ものであるが、本発明を実施する場合には、公知の差圧
センサであればよい。
【0038】
【発明の効果】以上のように、本発明のリーク量検出装
置は、第1の圧力供給手段によって被計測物を接続した
被試験流体回路と標準となるマスター流体回路内に同一
流体圧力を与え、その流体圧を加えた状態で各々独立し
てバルブ手段で第1の圧力供給手段との関係を断ち、そ
して、前記被試験流体回路内に供給する流体圧力を圧力
検出手段で検出し、前記圧力検出手段の検出値によっ
て、前記被試験流体回路内の流体圧力を所定の値に維持
するように第2の圧力供給手段で被試験流体回路内に流
体を供給すると共に、前記被試験流体回路内に流体を供
給した流体の供給量と同一の流体量をマスター流体回路
内にも供給する。そして、前記被試験流体回路とマスタ
ー流体回路との流体圧力の差圧を差圧検出手段で検出
し、被計測物の良否を判定している。
【0039】したがって、被計測物の不良の検出のと
き、被試験流体回路内の流体圧力を所定の圧力に維持す
るように第2の圧力供給手段で被試験流体回路内に流体
を供給すると同時に、その供給した流体の供給量と同一
の流体量をマスター流体回路内にも供給し、被試験流体
回路とマスター流体回路との流体圧力の差圧を差圧検出
手段で検出するものであるから、差圧を検出する差圧検
出手段の検出感度を上げれば、その検出精度を上げるこ
とができる。
【0040】また、第1の圧力供給手段によって被計測
物を接続した被試験流体回路と標準となるマスター流体
回路内に同一流体圧力を与え、そして、第2の圧力供給
手段でリーク量に相当する流体を補給するものであるか
ら、第1の圧力供給手段によって前記被試験流体回路及
びマスター流体回路内に流体圧力を急速に所定の試験圧
力に上昇させることができ、それだけ検査速度を短期間
とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の一実施例のリーク量検出装置に
おける全体回路構成図である。
【図2】図2は本発明の一実施例のリーク量検出装置の
プログラム制御を行なうフローチャートである。
【図3】図3は本発明の一実施例のリーク量検出装置の
制御のタイミングを示す特性図である。
【符号の説明】
1 標準接続口 1a 流体回路 2 試験接続口 2a 流体回路 3 シール弁 4,5,6 電磁バルブ 7 差圧検出器 8 圧力検出器 10 第1の圧力供給手段 20 第2の圧力供給手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01M 3/26

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被計測物を接続した被試験流体回路と標
    準となるマスター流体回路内に同一流体圧力を与える第
    1の圧力供給手段と、 前記第1の圧力供給手段から被試験流体回路とマスター
    流体回路内に同一流体圧力を与え、その流体圧力を加え
    た状態で各々独立して第1の圧力供給手段との関係を断
    つように各々独立して開閉するバルブ手段と、 前記被試験流体回路内の流体圧力を検出する圧力検出手
    段と、前記第1の圧力供給手段から被試験流体回路とマスター
    流体回路内に同一流体圧力を与え、そして、前記第1の
    圧力供給手段との関係を断った後、 前記圧力検出手段の
    検出値によって、前記被試験流体回路内の流体圧力を所
    定の値に維持するように被試験流体回路内に流体を供給
    すると共に、前記被試験流体回路内に流体を供給した流
    体の供給量と同一の流体量をマスター流体回路内にも供
    給する第2の圧力供給手段と、 前記被試験流体回路とマスター流体回路との流体圧力の
    差圧を検出する差圧検出手段とを具備することを特徴と
    するリーク量検出装置。
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