JP3336837B2 - ブラシレスモータの組み立て方法 - Google Patents

ブラシレスモータの組み立て方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、P.P.C.,プ
リンターなどのOA機器に使用されるブラシレスモータ
の組み立て方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、P.P.C.,プリンターなどの
OA機器はユーザーニーズに伴い高機能,小型化の傾向
にあり、なおかつパーソナル化により安価な商品が要望
されている。このような市場状況にあって、OA機器の
駆動源として使用されるブラシレスモータも高出力,小
型,低価格の商品が要望されている。
【0003】以下に従来のブラシレスモータの構造につ
いて説明する。図2は従来のブラシレスモータの構造を
示すものである。図2において13はプレートで、電子
部品を実装したプリント基板12を保持しハウジング2
をカシメ付けにより保持する。8は絶縁層9を介して巻
線10が施されたコアで、ネジ11により締め付けられ
ハウジング2に圧接固定され、前記プレート13とプリ
ント基板12と共にステータ組立を構成する。3はハウ
ジング2に軸方向に摺動自在に保持されたベアリング
で、4はハウジング2に外輪の端面と側面を保持された
ベアリングである。5はハウジング2とベアリング3の
間に配置した予圧バネで、16はプーリーまたはギヤ1
6aを一体成形したロータ軸で、コア8の外周方向に空
隙を介して配置したマグネット7を接着保持したロータ
フレーム6と前記ベアリング3およびベアリング4の内
輪に固定される。15は止め輪でベアリング3に微少空
隙を介してロータ軸16に固定される。
【0004】以上のように構成されたブラシレスモータ
の組立手順について説明する。電子部品を実装したプリ
ント基板12と絶縁層9を介して巻線10が施されたコ
ア8の巻線端末を電気的に接続し、プリント基板12と
コア8をカシメ付けにより一体となったプレート13と
ハウジング2にネジ11とネジ14により固定しステー
タ組立とする。そして、反出力側よりベアリング4とマ
グネット7を接着保持したロータフレーム6を圧入固定
したロータ軸16を挿入する。その後、出力側より予圧
バネ5を挿入し、べアリング3をロータ軸16に圧入固
定する。最後に止め輪15をロータ軸を挿入し組立が完
了する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成では、衝撃によるベアリングの抜け止めに止め輪
が必要であり、止め輪を配置するスペースが必要なた
め、部品点数が多くモータサイズや組立工数が大きくな
る傾向にあり、またロータ軸に一体に成形したプーリー
またはギヤの外径の大きさにより、出力側ベアリングの
内径を選択せねばならず部品の共用化が図れないという
問題を有していた。
【0006】本発明は上記の問題点を解決するもので、
止め輪の削除とベアリングの共用化により部品点数と組
立工数の削減が可能な小型で安価なブラシレスモータを
提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明のブラシレスモータの組み立て方法は、ハウジ
ングと、このハウジングの第1の側に外輪を軸方向に摺
動自在に保持された第1のベアリングと、この第1のベ
アリングの外輪と前記ハウジングの第1の側の間に配置
した予圧バネと、マグネットを保持したロータフレーム
と、このロータフレームに内輪の一端面を接し外輪を前
記ハウジングの第2の側に保持された第2のべアリング
と、前記第1と第2の二つのベアリングに回転自在に保
持され、前記第1のベアリング側に前記二つのベアリン
グの内輪の内径より大きい外径を有するプーリーまたは
ギヤを一体に成形したロータ軸とを有するブラシレスモ
ータの組み立て方法に於いて、前記ハウジングの第1の
側から先ず前記予圧バネを挿入し、続いて、予め前記第
1のベアリングの内輪を圧入固定した前記ロータ軸を挿
入した後、前記ハウジングの第2の側より前記第2のベ
アリングの内輪と前記ロータフレームを前記ロータ軸に
同時に圧入している。
【0008】
【発明の実施の形態】以下本発明の第1の実施の形態に
ついて、図面を参照しながら説明する。
【0009】図1において13はプレートで、電子部品
を実装したプリント基板12を保持しハウジング2をカ
シメ付けにより保持する。8は絶縁層9を介して巻線1
0が施されたコアで、ネジ11により締め付けられハウ
ジング2に圧接固定され、前記プレート13とプリント
基板12と共にステータ組立を構成する。3はハウジン
グ2に軸方向に摺動自在に保持されたベアリングで、4
はハウジング2に外輪の端面と側面を保持されたベアリ
ングである。5はハウジング2とベアリング3の間に配
置した予圧バネである。1はプーリーまたはギヤ1aを
一体成形したロータ軸で、コア8の外周方向に空隙を介
して配置したマグネット7を接着保持したロータフレー
ム6とプーリーまたはギヤ1aの端面と微少空隙を介し
て配置した前記ベアリング3と前記ベアリング4の内輪
に圧入固定される。
【0010】以上のように構成されたブラシレスモータ
の組立手順について説明する。電子部品を実装したプリ
ント基板12と絶縁層9を介して巻線10が施されたコ
ア8の巻線端末を電気的に接続し、プリント基板12と
コア8をカシメ付けにより一体となったプレート13と
ハウジング2にネジ11とネジ14により固定しステー
タ組立とする。そして、出力側より予圧バネ5と、プー
リーまたはギヤ1aの端面と微少空隙を設けてベアリン
グ3を圧入固定したロータ軸を挿入する。その後、反出
力側よりベアリング4とマグネット7を接着保持したロ
ータフレーム6をロータ軸に同時圧入し組立が完了す
る。
【0011】この構成によって、一体に成形したプーリ
ーまたはギヤの端面が抜け止め用の止め輪の機能を兼ね
ることによって小型化と部品点数および組み立て工数の
削減を得ることができる。さらに、組み立て工程におい
て一体に成形したプーリーまたはギヤの端面と隣接する
ベアリングとの間に微少空隙を設けることにより、ベア
リング圧入時にベアリングに過大な荷重がかかる恐れが
なくなり安定した品質が得られる。
【0012】
【発明の効果】以上のように本発明は、一体に成形した
プーリーまたはギヤの端面が抜け止め用の止め輪の機能
を兼ねることによって小型化と部品点数および組み立て
工数の削減を得ることができ、さらに組み立て工程にお
いて一体に成形したプーリーまたはギヤの端面と隣接す
るベアリングとの間に微少空隙を設けることにより、ベ
アリング圧入時にベアリングに過大な荷重がかかる恐れ
がなくなり安定した品質が得られ、小型で安価なブラシ
レスモータを実現できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態によるブラシレスモ
ータの説明図
【図2】従来のブラシレスモータの説明図
【符号の説明】
1,16 ロータ軸 1a,16a ロータ軸に一体成形したプーリーまたは
ギヤ 2 ハウジング 3,4 ベアリング 5 予圧バネ 6 ロータフレーム 7 マグネット 8 コア 9 絶縁層 10 巻線 11,14 ネジ 12 プリント基板 13 プレート 15 止め輪
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02K 29/00 H02K 5/173 H02K 7/08 H02K 21/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハウジングと、このハウジングの第1の
    に外輪を軸方向に摺動自在に保持された第1のベアリ
    ングと、この第1のベアリングの外輪前記ハウジング
    の第1の側の間に配置した予圧バネと、マグネットを保
    持したロータフレームと、このロータフレームに内輪の
    一端面を接し外輪を前記ハウジングの第2の側に保持さ
    れた第2のべアリングと、前記第1と第2の二つのベア
    リングに回転自在に保持され、前記第1のベアリング側
    に前記二つのベアリングの内輪の内径より大きい外径を
    有するプーリーまたはギヤを一体に成形したロータ軸と
    を有するブラシレスモータの組み立て方法に於いて、前
    記ハウジングの第1の側から先ず前記予圧バネを挿入
    し、続いて、予め前記第1のベアリングの内輪を圧入固
    定した前記ロータ軸を挿入した後、前記ハウジングの第
    2の側より前記第2のベアリングの内輪と前記ロータフ
    レームを前記ロータ軸に同時に圧入することを特徴とす
    るブラシレスモータの組み立て方法。
  2. 【請求項2】 一体に成形したプーリーまたはギヤの端
    面と第1のベアリングとの間に微少空隙を備えて圧入し
    ことを特徴とする請求項1記載のブラシレスモータ
    組み立て方法。
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