JP3336047B2 - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JP3336047B2
JP3336047B2 JP31484492A JP31484492A JP3336047B2 JP 3336047 B2 JP3336047 B2 JP 3336047B2 JP 31484492 A JP31484492 A JP 31484492A JP 31484492 A JP31484492 A JP 31484492A JP 3336047 B2 JP3336047 B2 JP 3336047B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、原稿画像情報をCCD
などの画像読取装置で読み取ってデジタル画像データに
変換する画像処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】CCDなどの画像読取装置で原稿を読み
取る際には、通常、シェーディング補正が行われる。シ
ェーディング補正は、原稿走査前に基準白板を読み取っ
てその濃度(主走査方向に並ぶ各画素のそれぞれの濃
度)を記憶し、記憶した濃度を参照しながら原稿の濃度
を読み取ることにより、光源の照度ムラやCCDエレメ
ントのバラツキ等による原稿画像信号の濃度ずれを補正
するものである。
【0003】一方、複写機やファクシミリ等において
は、機械をテストモードにして動作させることにより、
機械(のメモリ)が基準画像パターンを発生してそれを
プリント出力するものがある。オペレータはプリント出
力より、機械の画像形成の適否を判断し、機械の調整,
消耗品の補充あるいは部品交換を行なう。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、プリント出力
は、基準画像パターンに対して基準板画像信号に基づい
たシェーディング補正を施したものとなる。すなわち、
テストモードで得られるシェーディング補正後の画像信
号は、基準画像パターン画像信号に、原稿照明灯の明る
さおよびその主走査方向の分布ならびにCCDなど撮像
素子の主走査方向の変換特性のばらつきなどの濃度変動
分を補償したものとなる。その結果、画像読取装置にお
けるCCD等撮像素子とシェーディング補正回路の間に
介挿された信号処理回路の不良を、基準画像パターンの
プリントアウト画像から一意的に判定できない。例えば
信号処理回路が正常であっても、照明灯,CCDあるい
は基準板が不調の場合には、信号処理回路出力は基準画
像パターン画像信号より劣化したものとなるので、プリ
ント出力は画像品質が劣化したものとなる。
【0005】また、複写機やファクシミリではシェーデ
ィング補正後にデジタル画像処理が施こされ、更にプリ
ンタ出力用の書込処理が施こされるが、基準画像パター
ンのプリントアウト画像より、画像処理の不調又は欠陥
が、画像読取装置のアナログ信号処理回路の不調又は故
障によるものか、デジタル画像処理の不調又は故障によ
るものか、あるいは書込処理の不調又は故障によるもの
かを、一意的に判定できないという問題がある。
【0006】本発明は、画像読取装置の信号処理回路の
不調もしくは異常を比較的容易に認識しうる画像処理装
置を提供することを第1の目的とし、画像読取装置の信
号処理,デジタル画像処理および書込処理のいずれが不
調もしくは異常であるかを比較的容易に認識しうる画像
処理装置を提供することを第2の目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本願の第1発明は、基準
板(39),該基準板および原稿を光学的に読み取り画像信
号を発生するイメージセンサ(9),該イメージセンサが
発生する画像信号を処理する信号処理回路(103) 及び
該信号処理回路が出力する画像信号をデジタルデータす
なわち画像データに変換するA/D変換手段(104 を含
画像読取手段(100)基準板(39)の画像データに応じ
て原稿の画像データにシェーディング補正を行う補正手
段(301)および、シェーディング補正を行った原稿の
画像信号に画像処理を施こす画像処理手段(303)を備
える画像処理装置において、テスト指示を入力するテス
ト指示手段(500,507)テスト指示があるとき基準板の
画像信号代替の基準板パターン画像信号を 原稿を読み
取る通常モードの場合に前記基準板を読み取るタイミン
グと同じタイミングで発生し前記信号処理回路(103)
与える基準板パターン発生手段(107,106)および、
記基準板パターン画像信号を前記信号処理回路(103)に
与えた後 基準画像パターン画像信号を発生し副走査方
向の画像有効範囲内を表す信号内のタイミングで前記
号処理回路に与える基準画像パターン発生手段(108〜11
0,106)を備えることを特徴とする。なお、カッコ内の
記号は後述する実施例の対応要素又は対応事項を示す。
【0008】本願の第2発明は、基準板(39),該基準板
および原稿を光学的に読み取り画像信号を発生するイメ
ージセンサ(9),該イメージセンサが発生する画像信号
を処理する信号処理回路(103) 及び 該信号処理回路が
出力する画像信号をデジタルデータすなわち画像データ
に変換するA/D変換手段(104) を含む画像読取手段(1
00)基準板(39)の画像データに応じて原稿の画像デー
にシェーディング補正を行う補正手段(301)シェー
ディング補正を行った原稿の画像信号に画像処理を施こ
す画像処理手段(303)画像処理を施した画像信号に記
録のための処理を施こす書込処理手段(202)および、
書込処理手段(202)が与える画像信号を記録媒体に記録
する手段(203);を備える画像処理装置において、テス
ト指示を入力するテスト指示手段(500,507)テスト指
示があるとき基準板の画像信号代替の基準板パターン画
像信号を 原稿を読み取る通常モードの場合に前記基準
板を読み取るタイミングと同じタイミングで発生し前記
信号処理回路(103)に与える基準板パターン発生手段(1
07,106)および、前記基準板パタ ーン画像信号を前記
信号処理回路(103)に与えた後 基準画像パターン画像信
号を発生し副走査方向の画像有効範囲内を表す信号内の
タイミングで前記信号処理回路に与える基準画像パター
ン発生手段(108〜110,106)テスト指示があるとき画像
処理テストパターン画像信号を発生し前記画像処理手段
(303)に与える画像処理テストパターン発生手段(304)
前記テスト指示があるとき書込処理テストパターン画像
信号を発生し前記書込処理手段(202)に与える書込処理
テストパターン発生手段(204)および、前記基準画像
パターン画像信号,画像処理テストパターン画像信号お
よび書込処理テストパターン画像信号の発生を、一枚の
画像領域内において順次に指定するタイミング手段(45
0)を備えることを特徴とする。
【0009】本願の第1発明および第2発明の好ましい
実施例は、基準画像パターン発生手段(106)は、複数個
の基準画像パターンの画像信号を時系列で実質上連続し
て発生し前記信号処理回路(103)に与える。
【0010】
【作用】本願の第1発明によれば、テスト指示の入力が
あると、基準板パターン発生手段(107,106)が、基準板
(39)の画像信号代替の基準板パターン画像信号を発生し
信号処理回路(103)に与え、その後基準画像パターン発
生手段(108〜110,106)、基準画像パターン画像信号を
発生し同じく信号処理回路(103)に与える。
【0011】これにより補正手段(301)は、信号処理回
路(103)が処理しA/D変換手段(104)がデジタル変換し
基準画像パターン画像データに対して、信号処理回路
(103)が処理しA/D変換手段(104)がデジタル変換した
基準板パターン画像データに基づいたシェーディング補
正を施す。すなわち、既知の信号(一定の信号)の基準
画像パターン画像データを基準板パターン画像データに
基づいてシェーディング補正するので、シェーディング
補正後の基準画像パターン画像データが表す画像は、画
像読取手段(100)の信号処理回路(103)およびA/D変換
手段(104)の機能状態の影響を受けたものとなるが 時系
列的に変動する光源の照度ムラやイメ ージセンサ(9)
バラツキ等の影響を受けることはない。よって、画像読
取手段(100)の信号処理回路(103)およびA/D変換手段
(104)の不調もしくは異常を比較的容易に認識しうる。
【0012】本願の第2発明によれば、更に テスト指
示の入力があると、画像処理テストパターン発生手段(3
04)は画像処理テストパターン画像信号を発生し画像処
理手段(303)に与え、書込処理テストパターン発生手段
(204)は書込処理テストパターン画像信号を発生し書込
処理手段(202)に与え、タイミング手段(450)は基準画像
パターン画像信号,画像処理テストパターン画像信号お
よび書込処理テストパターン画像信号を順次に発生させ
るので、画像読取手段(100)の信号処理回路(103),画像
処理手段(303)および書込処理手段(202)のいずれが不調
もしくは異常であるかを比較的容易に認識しうる。
【0013】また、タイミング手段(450)は前記基準画
像パターン画像信号,画像処理テストパターン画像信号
および書込処理テストパターン画像信号の発生を、一枚
の画像領域内において順次に指定するので、検査箇所の
数に応じた数の記録シートを出力する必要はなく、記録
シートや時間の無駄を省ける。
【0014】また第1発明および第2発明の好ましい実
施例によれば、基準画像パターン発生手段(108〜110,10
6)は、複数個の基準画像パターンの画像信号を時系列で
実質上連続して発生し画像読取手段(100)の信号処理回
路(103)に与えるので、信号処理回路(103)内の複数の機
能のうちいずれが不調もしくは異常であるかを個別に認
識しうる。
【0015】本願の各発明の他の目的および特徴は、図
面を参照した以下の実施例の説明より明らかになろう。
【0016】
【実施例】図1に、本発明を実施するデジタル複写機の
内部機構の概要を示す。内部機構はスキャナ部100お
よびプリンタ部200から構成されている。スキャナ部
100とプリンタ部200は図のように一体構造の場合
が多いが、ときに分離され電気的のみに接続されること
もある。
【0017】スキャナ部100の、原稿(図示せず)を
載置するためのコンタクトガラス1は、光源2a,2b
によって照明され、読取原稿からの反射光(原稿像)は
ミラー3,4,5,およびレンズ8を介してCCDイメ
ージセンサ9の受光面に結像される。光源2(2a,2
b)およびミラー3は、コンタクトガラス1の下面をコ
ンタクトガラス1と平行に副走査方向(図1において左
右方向)に移動する走行体10に搭載され、ミラー4,
5はその走行体10に連動して1/2の速度で副走査方
向に移動する走行体11に搭載されている。主走査方向
は、CCDイメージセンサ9の固体走査によって原稿画
像は読み取られ、前述のように光学系が移動することで
原稿全面が走査されるようになっている。なお、コンタ
クトガラス1上の、原稿読み取り開始位置前にはシェー
ディング補正用の基準白板39が配置され、ミラー5と
レンズ8の間にはシェーディング補正板12が配置され
ている。
【0018】プリンタ部200は、レーザ書込み系、画
像再生系ならびに給紙系により構成される。レーザ書込
み系は、レーザ出力ユニット21、結像レンズ22なら
びにミラー23を備えている。レーザ出力ユニット21
の内部には、レーザ光源であるレーザダイオード及び電
気モータによって高速で定速回転する多角形ミラー(ポ
リゴンミラー)が設けられている。レーザ書込み系から
出力されるレーザ光が、画像再生系の感光体ドラム24
に照射される。感光体ドラム24の周囲には、帯電チャ
ーシャ25、イレーサ26、現像ユニット27、転写チ
ャージャ28、分離チャージャ29、分離爪30、クリ
ーニングユニット31などが備わっている。なお、感光
体ドラム24の一端近傍でレーザビームが照射される位
置に主走査同期信号(MSYNC)を発生するビームセ
ンサ(図示せず)が配置されている。
【0019】このプリンタ部200における画像再生プ
ロセスを簡単に説明する。感光体ドラム24の周面は、
帯電チャージャ25によって一様に高電位に帯電され
る。その周面にレーザ光が照射されると、照射された部
分は電位が下がる。レーザ光は記録再生の黒/白に応じ
てオン/オフ制御され、感光体ドラム24の周面に記録
画像に対応する電位分布、すなわち静電潜像が形成され
る。静電潜像が形成された部分が現像ユニット27を通
ると、その電位の高低に応じてトナーが付着し、静電潜
像が可視化したトナー像となる。トナー像が形成された
部分に、所定のタイミングで記録シート32がカセット
から送り込まれ、トナー像に重なる。このトナー像は転
写チャージャ28によって記録シート32に転写し、そ
の後分離チャージャ29ならびに分離爪30によって、
感光体ドラム24から分離される。分離された記録シー
ト32は、搬送ベルト34によって搬送され、ヒータを
内蔵した定着ローラ35によって加熱着された後、排紙
トレイ36に排紙される。
【0020】本実施例では、レーザプリンタ200は給
紙系を2系統有している。一方の給紙系には、上段給紙
カセット33aおよび手差し給紙台33cが備わってお
り、上段給紙カセット33aまたは手差し給紙台33c
にセットされた記録シート32aは、給紙ローラ37a
によって給紙される。もう一方の給紙系には下段給紙カ
セット33bが備わり、下段給紙カセット33b内の記
録シート32bは、給紙ローラ37bによって給紙され
る。そしていずれかの給紙ローラから給紙された記録シ
ート32は、レジストローラ38に当接した状態で一旦
停止し、記録プロセスの進行に同期したタイミングで感
光体ドラム24に送り込まれる。なお各給紙系にはカセ
ット33a,33bに収納されている記録シート32
a,33bのサイズを検知するセンサ(図示せず)がそ
れぞれ備わっている。なお、図4に示すように記録シー
トの副走査方向の長さはFGATE信号として出力され
る。
【0021】複写動作の基準となるライン同期信号は、
通常ポリゴンモータの回転を基準とし、ポリゴンの回転
でレーザビームが走査する際、走査開始直前の位置に光
センサを設けビームを検知して得られる信号を画像クロ
ックと同期(厳密にはクロックをビーム検知に同期)さ
せている。この検知信号(PMSYNC)を周期としC
CDイメージセンサ9の駆動信号を作る。
【0022】図2に、図1に示すデジタル複写機の電装
部の構成概要を示す。電装部は主に原稿を読み取って画
像信号を出力するスキャナ部100,画像信号を加工す
る画像処理部300,画像信号に基づいて記録を行うプ
リンタ部200,各種処理モードの入力および表示等を
行うための操作表示部500,スキャナ部等に出力する
タイミング信号を発生するタイミング信号発生回路45
0,および、これらの構成部等を制御するCPU400
等により構成される。
【0023】図3に、この複写機の上面前部に備わる操
作部ユニット500の外観の一部を示す。各キーおよび
表示について説明する。501はコピースタート指示を
入力するプリントスタートキー、502はコピーセット
枚数等を入力するためのテンキー、503はコピーセッ
ト枚数のクリア及びコピー中断等の指示を入力するスト
ップ/クリアキー、504は原稿セット枚数の7セグメ
ント表示器、505はコピー処理枚数の7セグメント表
示器、506は装置の状態等を表示するパネル、およ
び、本発明に関連する507は装置の機能状態のチェッ
クの指示を入力するテストスイッチ、をそれぞれ示す。
テストスイッチ507は通常サービスマンが使用するス
イッチであり、スイッチの押下により後述のテストパタ
ーン処理を行う。また、再度押下することによりテスト
パターン処理は解除され、通常モードに戻る。なお、操
作ボード500上には他にも,濃度を調整する濃度キ
ー,縮小や拡大を設定する変倍キー等、種々のキーおよ
び表示器があるが、ここでは省略する。
【0024】再度図2を参照して、通常モード,テスト
パターンの場合の信号処理についてそれぞれ説明する。
【0025】通常モードの場合 CPU400は、各セレクタ102,302,201
に、図5に示すように、LOWレベルのセレクト(SE
LECT)信号1〜3を出力する。LOWレベルのSE
LECT信号1〜3で各セレクタ102,302,20
1はL側に入力される信号を選択する。これにより、C
CDイメージセンサ9で所定のサンプリング密度で読み
取られた画像信号はバッファ101で、ある決められた
電圧振幅に増幅され、信号処理回路103で所定の処理
が施された後、A/D変換回路104で1画素あたり数
階調のデジタルデータに変換される。
【0026】その後、シェーディング補正回路301で
光源2a,2bの照度ムラ,およびCCDイメージセン
サ9の各素子間の感度ばらつき等を補正するシェーディ
ング補正が施される。そして、画像処理回路303で文
字や線字の解像力をあげるMTF補正,写真等のノイズ
を除去する平滑化処理等が施される。
【0027】その後、書込処理回路202でプリンタの
γ特性を考慮したγ補正,プリンタの階調再現性を考慮
した中間調表現処理等が施され、書き込み信号がLD2
03に出力される。LD203からは変調されたレーザ
光が出射され、上述した画像再生プロセスを経て原稿画
像の複写された記録シート32が出力される。
【0028】テストパターンの場合 テストスイッチ507が押下されるとCPU400は、
セレクタ102に、図6に示すように、HIGHレベル
のSELECT信号1を出力し、セレクタ302,20
1にはLOWレベルのSELECT信号2,3を出力す
る。HIGHレベルのSELECT信号1でセレクタ1
02はH側に入力される信号を出力し、LOWレベルの
SELECT信号2,3でセレクタ302,201は通
常モードの場合と同様にL側に入力される信号を選択す
る。
【0029】このときCPU400はタイミング信号発
生回路450のCS1を選択して、ROM107に格納
されているシェーディング補正用の白基準信号を信号処
理テストパターン発生回路106から、通常モードの場
合に基準白板39を読み取るタイミング(SLEAD)
信号と同じタイミングで、セレクタ102のH側に入力
する。次に、CPU400はタイミング信号発生回路4
50のCS2を選択して、ROM108に格納されてい
る信号処理回路103の所定の第1部分の機能チェック
用のテストパターン1信号を信号処理テストパターン発
生回路106から、副走査方向の画像有効範囲となるF
GATE信号内のタイミングでセレクタ102のH側に
入力する。次に、タイミング信号発生回路450のCS
2をCS3に切り換えて、ROM109に格納されてい
る信号処理回路103の所定の第2部分(第1部分とは
異なる部分)の機能チェック用のテストパターン2信号
を信号処理テストパターン発生回路106から、FGA
TE信号内のタイミングでセレクタ102のH側に入力
する。次に、タイミング信号発生回路450のCS3を
CS4に切り換えて、ROM110に格納されている信
号処理回路103の所定の第3部分(第1,第2部分と
は異なる部分)の機能チェック用のテストパターン3信
号を信号処理テストパターン発生回路106から、FG
ATE信号内のタイミングでセレクタ102のH側に入
力する。
【0030】次に、CPU400はセレクタ102にL
OWレベルのSELECT信号1を出力し、セレクタ3
02にHIGHレベルのSELECT信号2を出力し
て、画像処理回路303の機能チェック用のテストパタ
ーン信号を画像処理テストパターン発生回路304か
ら、FGATE信号内のタイミングでセレクタ302の
H側に入力する。
【0031】次に、セレクタ302にLOWレベルのS
ELECT信号2を出力し、セレクタ201にHIGH
レベルのSELECT信号3を出力して、書込処理回路
202の機能チェック用のテストパターン信号を書込処
理テストパターン発生回路204から、FGATE信号
内のタイミングでセレクタ201のH側に入力する。そ
して、セレクタ201にLOWレベルのSELECT信
号3を出力する。
【0032】これにより、光源の照度ムラ等の影響を受
けることなく、スキャナ部100の信号処理回路103
の各部分(第1〜第3部分)の機能状態,画像処理部3
00,およびプリンタ部200の電気回路の機能状態を
示す画像が一枚の記録シート32に出力される。
【0033】なお本実施例では、テストパターンによる
機能状態を示す画像をプリントアウトするようにした
が、チェックする部分に対応してLED550(図2)
を設けて不良箇所のLEDを点灯させるようにしたり、
あるいは不良箇所,およびその状態を操作表示部500
の表示パネル506に表示させるようにしてもよい。こ
れによれば、画像処理部300やプリンタ部200の故
障に起因して機能状態を示す画像のプリントアウトがで
きなかった場合等においても不良箇所等を検出すること
ができる。また、テストパターン信号の発生時にはCC
D9からの読取信号,読取動作や光源の点灯は不要とな
るためCCD9を駆動するCLK1信号(図2)の発生
を禁止したり、遅くしたりしてもよく、通常モード時に
はテストパターン発生回路を駆動する必要はないためC
LK2〜4(図2)の発生を禁止したり、遅くしたりし
てもよい。これによれば、消費電力が減少する。また、
基準白板のパターンを固定値にすることによりROMが
不要となりコストダウンが図れる。
【0034】
【発明の効果】以上の通り本願の第1発明によれば、画
像処理手段(100)の時系列的に変動する光源の照度ムラ
イメージセンサ(9)のバラツキ等の影響を受けること
なく、画像読取手段(100)の信号処理回路(103)の不調も
しくは異常を比較的容易に認識しうる。
【0035】本願の第2発明によれば、画像読取手段(1
00)の信号処理回路(103),画像処理手段(303)および書
込処理手段(202)のいずれが不調もしくは異常であるか
を比較的容易に認識でき、また記録シートや時間の無駄
を省ける。
【0036】また第1発明および第2発明の好ましい実
施例によれば、信号処理回路(103)内の複数の機能のう
ちいずれが不調もしくは異常であるかを個別に認識しう
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例の機構部の構成概要を示す
断面図である。
【図2】 図1に示すデジタル複写機の電装部の構成概
要を示すブロック図である。
【図3】 図2に示す操作表示部500の一部を示す拡
大平面図である。
【図4】 記録シート32および、記録シート32の副
走査方向の長さを示す(FGATE)信号を示す平面図
である。
【図5】 通常モードの場合の、各タイミング信号の関
係を示すタイムチャートである。
【図6】 テストパターンの場合の、各タイミング信号
の関係を示すタイムチャートである。
【符号の説明】
9:CCDイメージセンサ 24:感光体ドラム 32:記録シート 39:基準白板 100:スキャナ部 102:セレクタ 103:信号処理回路 104:A/D変換回路 106:信号処理テストパターン発生回路 107〜110:ROM 200:プリンタ部 201:セレクタ 202:書込処理回路 203:LD 204:書込処理テストパ
ターン発生回路 300:画像処理部 301:シェーディング補
正回路 302:セレクタ 303:画像処理回路 304:画像処理テストパターン発生回路 400:CPU 450:タイミング信号発
生回路 500:操作表示部 507:テストスイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 相 原 俊 之 海老名市東柏ケ谷4−12−3 リコー電 子工業株式会社内 (72)発明者 土 子 誠 二 海老名市東柏ケ谷4−12−3 リコー電 子工業株式会社内 (56)参考文献 特開 平1−233957(JP,A) 特開 平3−208458(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 1/40 - 1/409

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基準板,該基準板および原稿を光学的に読
    み取り画像信号を発生するイメージセンサ,該イメージ
    センサが発生する画像信号を処理する信号処理回路
    該信号処理回路が出力する画像信号をデジタルデー
    タすなわち画像データに変換するA/D変換手段 を含
    画像読取手段基準板の画像データに応じて原稿の
    像データにシェーディング補正を行う補正手段およ
    び、シェーディング補正を行った原稿の画像信号に画像
    処理を施こす画像処理手段を備える画像処理装置にお
    いて、 テスト指示を入力するテスト指示手段テスト指示があ
    るとき基準板の画像信号代替の基準板パターン画像信号
    原稿を読み取る通常モードの場合に前記基準板を読
    み取るタイミングと同じタイミングで発生し前記信号処
    理回路に与える基準板パターン発生手段および、
    記基準板パターン画像信号を前記信号処理回路に与えた
    基準画像パターン画像信号を発生し副走査方向の画
    像有効範囲内を表す信号内のタイミングで前記信号処理
    回路に与える基準画像パターン発生手段を備えること
    を特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】基準板,該基準板および原稿を光学的に読
    み取り画像信号を発生するイメージセンサ,該イメージ
    センサが発生する画像信号を処理する信号処理回路
    該信号処理回路が出力する画像信号をデジタルデー
    タすなわち画像データに変換するA/D変換手段 を含
    画像読取手段基準板の画像データに応じて原稿の
    像データにシェーディング補正を行う補正手段シェー
    ディング補正を行った原稿の画像信号に画像処理を施こ
    す画像処理手段画像処理を施した画像データに記録の
    ための処理を施こす書込処理手段および、書込処理手
    段が与える画像信号を記録媒体に記録する手段を備え
    る画像処理装置において、 テスト指示を入力するテスト指示手段テスト指示があ
    るとき基準板の画像信号代替の基準板パターン画像信号
    原稿を読み取る通常モードの場合に前記基 準板を読
    み取るタイミングと同じタイミングで発生し前記信号処
    理回路に与える基準板パターン発生手段;前記基準板
    パターン画像信号を前記信号処理回路に与えた後 基準
    画像パターン画像信号を発生し副走査方向の画像有効範
    囲内を表す信号内のタイミングで前記信号処理回路に与
    える基準画像パターン発生手段テスト指示があるとき
    画像処理テストパターン画像信号を発生し前記画像処理
    手段に与える画像処理テストパターン発生手段テスト
    指示があるとき書込処理テストパターン画像信号を発生
    し前記書込処理手段に与える書込処理テストパターン発
    生手段および、前記基準画像パターン画像信号,画像
    処理テストパターン画像信号および書込処理テストパタ
    ーン画像信号の発生を、一枚の画像領域内において順次
    に指定するタイミング手段を備えることを特徴とする
    画像処理装置。
  3. 【請求項3】基準画像パターン発生手段は、複数個の基
    準画像パターンの画像信号を時系列で実質上連続して発
    生し前記信号処理回路に与える、請求項1又は請求項2
    に記載の画像処理装置。
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