JP3334298B2 - 電気掃除機用吸込具及び電気掃除機 - Google Patents

電気掃除機用吸込具及び電気掃除機

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雅弘 梶
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電気掃除機用吸込具及
び電気掃除機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来この種の吸込具は、例えば実開平3
−50857号公報に記載されているものが一般的であ
った。以下図8を用いて説明する。吸込具1内にアジテ
−タ−2と、前記アジテ−タ−2をベルト3を介し駆動
する駆動源4と、前記駆動源4を制御する制御基板5と
を備え、前記制御基板5表面には前記駆動源4の保護素
子である正特性サ−ミスタ6が設けられ、じゅうたん掃
除においては、前記アジテ−タ−2を回転させてじゅう
たん上の塵埃を掃き出し、ゴミ詰まり等にて前記駆動源
4に過負荷が作用したとき、電流値の増加と共に前記正
特性サ−ミスタ6が発熱し、電流回路を遮断する構造の
ものがあった。前記正特性サ−ミスタ6は温度上昇する
ことにより電流回路を遮断するため、掃除機の吸引風7
にて常時冷却する必要があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような構
造のものでは、制御基板5は吸込具1下面と並行に設け
られており、吸込具1に対する占有面積が大きく、また
吸込具の電子化が進む昨今、前記制御基板5は大型化の
傾向を示しており、前記吸込具1の小型化が困難である
問題があった。また前記駆動源4の保護素子である正特
性サ−ミスタ−6も前記制御基板5上に設けられるた
め、吸込口近傍の風量が多い位置への設置が不可能であ
り、その冷却を十分に行うことができず、負荷の大きな
じゅうたん上を掃除したとき、正特性サ−ミスタ−6が
動作し、アジテ−タ−2の回転が停止しやすいという問
題があった。本発明は上記問題を解決するもので、吸込
具を小型化し、かつ、発熱部品の冷却を効率的に行うこ
とを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】このような従来の問題点
を解決すべく本発明の第1の手段は、上部吸込具および
前方に下方開口を吸込口とした下部吸込具と、前記吸込
口内に設けた回転自在のアジテーターと、前記アジテー
ターの駆動源となるモーターと、前記モーターを制御し
かつ発熱部品を搭載した制御基板とで構成された吸込具
本体において、前記制御基板を前記吸込具本体下面に対
し垂直にかつ発熱部品を吸込口内に突出するように取り
付けると共に、前記下部吸込具に前記発熱部品を保護す
るためのカバーを前記上部吸込具側に延出させるように
したものである。
【0005】本発明の第の手段は、内部に塵埃を集塵
する集塵室と、塵埃吸引用の電動送風機とを備えた本体
と、第1の手段の電気掃除機用吸込具と、前記吸込具と
連通するように接続される吸込口を備えた電気掃除機で
ある。
【0006】
【作用】上記本発明の第1の手段において、制御基板を
吸込具本体下面に対し垂直に設けたため、吸込具本体に
対する占有面積が小さくなり、制御基板の大型化に拘わ
らず吸込具本体の小型化が可能となるものである。
た、制御基板上の発熱部品 を吸引風量の多い吸込口内に
突出させたため、強力な風量により強力に発熱部品の冷
却が行え、連続して支障なく掃除作業が行えるものであ
る。更に、吸込口内に発熱部品を覆うカバーを設けたた
め、強力な風量により吸引された塵埃がカバーにより遮
られ、発熱部品と衝突することが無く、発熱部品が破損
することを防止できるため、連続して支障なく掃除作業
が行えるものである。
【0007】本発明の第の手段は、第1の手段である
掃除機用吸込具を用いた電気掃除機であり、上記し
た作用をそれぞれ有するものである。
【0008】
【実施例】以下、その実施例を添付図面とともに説明す
る。図1〜図3において、10は吸込具本体で、バンバ
−11を介して上部吸込具12、下部吸込具13を結合
して得たものであり、その前方内部には下方開口を吸込
口14とした吸込室15が形成してある。この吸込室1
5の中央は、吸込具本体10の後方で上部吸込具12、
下部吸込具13に俯仰自在に狭持された連通管16、こ
の連通管16に回転自在に結合された接続管17に連通
し、かつ、この接続管17には、電気掃除機の吸引側に
ホ−スを介して連通した延長管が着脱自在に接続され
る。連通管16の左右には、アジテ−タ−駆動用のモ−
タ−18と、これを制御する制御基板19が内設してあ
り、電源コ−ド20で給電される。21は吸込室15内
にこれと平行に設けられたアジテ−タ−で、吸込室15
の両側室壁に配設した軸受A22,同B23で回転自在
に保持されている。前記アジテ−タ−21は、略円柱状
回転子24、この外周面長手螺施方向に連続して装着さ
れた可撓性材料でつくられた攪拌体25より構成されて
いる。前記モ−タ−18のモ−タ−軸26にはモ−タ−
プ−リ−27が圧入固定されており、前記アジテ−タ−
21に接着固定されているアジテ−タ−プ−リ−28
に、ベルト29を介して駆動力を伝達しアジテ−タ−2
1を回転するよう構成している。前記制御基板19は、
前記吸込具本体10下面に対し垂直に、かつ表面に設け
られた正特性サ−ミスタ−30が、前記吸込口14の後
方壁31に近接するべく構成されており、前記後方壁3
1は複数の凹凸のあるフィン形状に構成されている。
【0009】次に、この構成に於ける動作、作用を説明
する。吸込具本体10にて制御基板19が吸込具本体1
0下面に対し垂直に設けられており、吸込具本体10に
対する面積占有率が小さくなるため、前記制御基板19
の大きさに拘らず、小型の吸込具が実現できるものであ
る。また前記吸込具本体10にて吸着の強いじゅうたん
上を掃除したとき、モ−タ−18に過大な負荷が加わ
り、安全素子である正特性サ−ミスタ−30に過大な電
流が流れ発熱するが、前記正特性サ−ミスタ−30に近
接する後方壁31に、複数の凹凸のあるフィン形状を設
けているため、表面積が大きく放熱量が多いため、前記
正特性サ−ミスタ−30の発熱を効率よく放熱できるも
のである。
【0010】次に、図4〜図5において、制御基板19
が、前記吸込具本体10下面に対し垂直に、かつ表面に
設けられた正特性サ−ミスタ−30が、前記吸込口14
に突出するべく構成されており、前記吸込具本体10内
部への塵埃侵入を防止するべく、前記正特性サ−ミスタ
−30外周部にタイト体32が設けられ、前記正特性サ
−ミスタ−30の吸込口14突出部の保護のため、カバ
−33が構成されている。
【0011】次に、動作、作用を説明する。吸込具本体
10にて吸着の強いじゅうたん上を掃除したとき、モ−
タ−18に過大な負荷が加わり、安全素子である正特性
サ−ミスタ−30に過大な電流が流れ発熱するが、前記
正特性サ−ミスタ−30が吸込口14に突出しているた
め、強力な掃除機吸引風が直接接触し、強力に冷却を行
うため、前記正特性サ−ミスタ−30の温度上昇もな
く、正特性サ−ミスタ−30の動作により掃除作業が中
断することもない。
【0012】次に、図6〜図7において、制御基板19
が、前記吸込具本体10下面に対し垂直に設けられてお
り、正特性サ−ミスタ−30の冷却を行うべく、連通管
16より吸込具本体10後方まで冷却通路34を構成し
ている。前記連通管16回動軸35先端部には開口36
が設けられ、掃除機吸引風により、吸込具本体10後方
より冷却風を取り入れ、正特性サ−ミスタ−30−を冷
却し、前記連通管16の回動軸35まで吸引できる。
【0013】次に、動作、作用を説明する。吸込具本体
10にて吸着の強いじゅうたん上を掃除したとき、モ−
タ−18に過大な負荷が加わり、安全素子である正特性
サ−ミスタ−30に過大な電流が流れ発熱するが、冷却
通路34内を通過する冷却風により、前記正特性サ−ミ
スタ−30が効率よく冷却され、前記正特性サ−ミスタ
−30の温度上昇もなく、正特性サ−ミスタ−30の動
作により掃除作業が中断することもない。また冷却通路
34は、上部吸込具 12、下部吸込具13よりリブを
設け吸込具本体10内部に容易に形成でき、吸込具本体
10外観に凹凸ができる等の美観を損ねることもない。
【0014】なお、本実施例においては、制御基板19
上の発熱部品として正特性サ−ミスタ−30で説明した
が、正特性温度感応型抵抗器等の発熱部品であれば、他
の部品でも同様の効果が得られる。
【0015】
【発明の効果】以上の実施例からも明らかなように、本
発明によれば制御基板を吸込具本体下面に対し垂直に設
けたため、制御基板の面積占有率を小さくできるため、
制御基板の大小に拘らず吸込具本体を小型化できるもの
である。また、制御基板上の発熱部品を吸引風量の多い
吸込口内に突出させたため、強力な風量により強力に発
熱部品の冷却が行え、連続して支障なく掃除作業が行え
るものである。更に、吸込口内に発熱部品を覆うカバー
を設けたため、強力な風量により吸引された塵埃がカバ
ーにより遮られ、発熱部品と衝突することが無く、発熱
部品が破損することを防止できるため、連続して支障な
く掃除作業が行えるため、操作性がよく、耐久性のあ
る、使い勝手のよい電気掃除機吸込具およびそれを備
えた電気掃除機を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施例を示す吸込具の上部吸込口
を取り外した状態図
【図2】同吸込具の主要部を示す平面図
【図3】同吸込具の主要部を示す断面図
【図4】同吸込具の主要部を示す平面図
【図5】同吸込具の主要部を示す断面図
【図6】同吸込具の主要部を示す平面図
【図7】同吸込具の主要部を示す断面図
【図8】従来の吸込具の上部吸込口を取り外した状態図
【符号の説明】
10 吸込具本体 14 吸込口 18 モ−タ− 19 制御基板 21 アジテ−タ− 30 正特性サ−ミスタ− 31 後方壁 34 冷却通路
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−297032(JP,A) 特開 昭63−246124(JP,A) 特開 昭63−97129(JP,A) 実開 昭62−155751(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47L 9/04

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上部吸込具および前方に下方開口を吸込
    口とした下部吸込具と、前記吸込口内に設けた回転自在
    のアジテーターと、前記アジテーターの駆動源となるモ
    ーターと、前記モーターを制御しかつ発熱部品を搭載し
    た制御基板とで構成された吸込具本体において、前記制
    御基板を前記吸込具本体下面に対し垂直にかつ発熱部品
    を吸込口内に突出するように取り付けると共に、前記下
    部吸込具に前記発熱部品を保護するためのカバーを前記
    上部吸込具側に延出させた電気掃除機用吸込具。
  2. 【請求項2】 内部に塵埃を集塵する集塵室と、塵埃吸
    引用の電動送風機とを備えた本体と、請求項1項に記載
    の電気掃除機用吸込具と、前記吸込具と連通するように
    接続される吸込口を備えた電気掃除機。
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