JP3332987B2 - 糖衣掛製品の製法 - Google Patents

糖衣掛製品の製法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、製菓業界において、通
常「掛物製品」と称せられている製品の内で、センター
となるべき可食性物品を回転釜内で転動させつつ、これ
に糖質液を適量添加し、乾燥させ、この糖質液添加と乾
燥工程とを何度か繰り返して所望厚みの糖衣層をセンタ
ー物品に施す、糖衣掛製品の製法に係り、殊に低カロリ
ー糖アルコールのみからなる、又は糖アルコールを主成
分とし且つ低カロリー糖を副成分とする糖質液を使用す
る糖衣掛製品の製法に係る。
【0002】
【従来の技術及びその問題点】糖衣掛製品は、従来、上
記のように転動流動法を利用して製造されており、糖質
液としては蔗糖液又はこれに澱粉を添加した溶液が主と
して使用されてきた。しかしながら、近年蔗糖が健康に
及ぼす悪影響、即ちカロリー源の過剰摂取を防止する目
的で、低カロリーの糖アルコールを用いて糖衣層を形成
することが試みられてきた。しかしながらソルビトー
ル、マルチトール、ラクチトール、パラチニット等の低
カロリー糖アルコールやパラチノース等の低カロリー糖
にて調製した糖質液を用いると可食性センター物品を回
転釜で転動させている間に糖質液に粘りが生じて糖衣層
が形成され難く、形成されない場合すらある。
【0003】一方、糖アルコールを用いて糖衣を形成す
る場合に粘りが発生する性質を利用し、蔗糖液中に少量
の糖アルコールを配合した糖質液を用いて糖衣層を形成
する方法が特開平 2 - 207745 公報に開示されている。
しかしながら、この方法は、従来の蔗糖液又は澱粉含有
蔗糖液を糖質液とする従来方法を適用して重量や寸法の
比較的大きなセンター物品、殊に角を有する物品に糖衣
掛を施した場合に、得られた糖衣掛製品は衝撃に対して
弱く、従って糖衣層が破損を受け易いので歩留りや商品
価値が低下することを防止するために糖衣層形成原料中
に少量の糖アルコールを配合して耐衝撃性を向上させる
ことを目的とするものであり、糖アルコールを糖衣層形
成原料の主成分とするものではない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題乃至発明の目的】本発明
が解決しようとする課題は従来法において糖衣層形成原
料として使用されてきた高カロリー糖である蔗糖を低カ
ロリー甘味物質に代替することにある。本発明の目的
は、糖アルコールを全糖質成分とする、又は主成分とし
且つ低カロリー糖を副成分とする糖質液を用い且つ従来
から確立している転動流動法を利用して可食性センター
物品を処理する、糖衣掛製品の製法を提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決し目的を達成する手段及び作用】蔗糖を糖
アルコールや低カロリー糖に代えて糖衣層を形成するこ
とについて検討を行った結果、6 炭糖 (ヘキソース) の
糖アルコールであるソルビトール、2糖類の糖アルコー
ルであるマルチトール、ラクチトール、パラチニット等
又は低カロリー糖であるパラチノース等を単独で用いた
場合には、糖衣層を形成するまでの所要時間が長く且つ
均質な糖衣層を効率よく形成することはできないことが
判明した。一方、4 炭糖 (テトロース) の糖アルコール
であるエリスリトールを用いた場合にはセンターへの付
着性が低く糖衣を形成することが困難であることも判明
した。
【0006】そこで、更に鋭意検討を重ねた結果、単味
ではなく、エリスリトールを主体とし、これに他の糖ア
ルコールから選ばれた 1 種又は 2 種以上又は低カロリ
ー糖の糖質を副成分として用いて調製した糖質液を用い
れば、回転釜を利用すること自体は周知の手法である
が、この周知の手法により効率よく糖衣層を施し得るこ
とを見い出して、本発明を完成するに至った。
【0007】従って、本発明によれば、主成分のエリス
リトール100重量部に対して、副成分としてラクチトー
ル、ソルビトール、マルチトール、パラチニットから選
ばれる 1 種又は 2 種 以上の糖アルコール又はパラチ
ノースである低カロリー糖を5 - 100 重量部添加混合
し、該糖質混合物 100重量部を 40 - 100 重量部の水に
溶解させて糖質液を調製すると共に保温状態に維持し、
一方糖衣掛製品のセンターとなるべき可食性物品を回転
釜内に投入して転動させつつ、これに上記の糖質液を適
量添加し、乾燥させ、この糖質液添加と乾燥工程とを繰
り返して上記の可食性物品に糖衣層を形成する、糖衣掛
製品の製法により既述の課題が解決されると共に、既述
の目的が達成される。
【0008】本発明方法を実施する場合に、主成分の
リスリトール以外の糖アルコールとして低カロリーのも
のであれば種々のものを用いることができるが、その代
表例としては既述のソルビトール、マルチトール、ラク
チトール及びパラチニットを挙げることができる。一
方、低カロリー糖としても同様であるが、代表例として
既述のパラチノースを挙げることができる。
【0009】本発明方法において、主成分のエリスリト
ール 100 重量部に対して、副成分として他の糖アルコ
ール又は低カロリー糖等の糖質を 5 - 100 重量部配合
するのは、後者の配合量が 5 重量部未満であると、原
因は判明していないが糖衣形成能が低く、剥離し易いた
めに均斉な糖衣掛製品を得難く、又 100 重量部を越え
て配合した場合には糖質液からの糖質の晶化が遅延し且
つ粘稠性を呈し、従って均斉な糖衣層を効率よく形成す
ることが困難となるからである。又、糖質混合物 100
重量部を 40 - 100 重量部の水に溶解させて糖質液を調
製するのは、水の使用量が 40 重量部未満であると、得
られる糖質液の糖質濃度が高過ぎて糖質液が可食性物品
の表面を完全に被覆する前に晶化・固化現象が生じ、そ
れによって均斉で硬質な糖衣層を形成することができ
ず、又水を 100 重量部を越えて使用すると糖衣形成の
ために蒸発させるべき水分量が過剰となり、その結果糖
衣形成所要時間が長くなり、糖衣形成効率が低下するか
らである。
【0010】このようにして調製された糖質液を添加す
る場合に、当該糖質液の温度を 50- 80℃ に保つのが好
ましい。何故ならば、50℃ 未満では、主成分であるエ
リスリトールに晶化が生じる可能性があり、一方 80℃
を越える場合には糖質液の糖質濃度が高過ぎるものとな
る場合があり、均斉な糖衣層を形成することが困難にな
る虞れがあるからである。尚、乾燥は送風により行う
が、この場合に 20 - 40℃ の温風を使用するのが好ま
しい。何故ならば、20℃ 未満では乾燥速度が遅く、従
って作業上効率的ではなく、一方 40℃ を越えるとセン
ターとしての可食性物品の表面に付着した糖質液からの
水分の蒸発・逃散が不均斉となるので好ましくない。
【0011】
【実施例等】次に、幾つかの代表的な試験例、実施例及
び比較例を挙げて、本発明を更に詳細に且つ具体的に説
明する。
【0012】試験例 1 主成分の エリスリトール 100 重量部に対して、副成分
を代表してラクチトール又は (及び) ソルビトー ルを
各種の配合量( 5 - 100 重量部)で添加し、設定され
た範囲の量の水に溶解させ、50 - 80℃ に保温して糖質
液とし、これを用いて作業性及び糖衣形成状況を調べ
た。結果は下記の表 1 に示されている通りであり、エ
リスリトール 100 重量部に対して、他の糖アルコール
であるラクチトール又は (及び) ソルビトールを 5 -10
0 重量部の範囲の配合量で添加した場合に作業性及び糖
衣形成能が共に良好乃至これに近いことが判明した。
【表1】
【0013】試験例 2 主成分の エリスリトール 100 重量部に対して、副成分
の代表としてソルビトールを 10 重量部配合して糖質原
料とし、この混合糖質原料 100 重量部に対して水を各
種の量割合(試験範囲:15〜160重量部、製品化適用範
囲: 40 - 100重量部)で添加して溶解させ、50 - 80℃
に保温して糖質液とし、これを用いて表面が平滑な糖
衣層が形成されるか否か及び糖衣形成効率を調べた。結
果は下記の表 2 に示されている通りであり、溶解する
ための水の量が 40重量部未満であると糖質の濃度が高
過ぎ、糖質液が可食性センター物品の表面を均斉に被覆
する前に部分的に固化が生じて平滑で且つ均斉な糖衣層
の形成が不可能であり、一方溶解するための水の量が 1
00 重量部を越えると蒸発・逃散させるべき水分量が多
過ぎるために、乾燥速度が遅延し、従って糖衣形成効率
が低下することが判明した。
【0014】
【表2】
【0015】試験例 3 主成分である エリスリトールに、副成分である他の糖ア
ルコール又は低カロリー糖を設定された範囲で配合して
糖質原料とし、この混合糖質原料 100 重量部に対し
て、水を 40 - 100 重量部添加して溶解させた糖質液を
放置した場合に、糖質液の液温が 50℃ 未満になるとエ
リスリトールの晶化が生じ、一方 80℃ を越えると糖質
濃度が高過ぎるものとなる場合があり、この場合には均
斉な糖衣層を形成すること困難となることが判明した。
従って、50 - 80℃ に調温した糖質液を回転釜内で転動
している可食性センターに適量流下させ、送風して乾燥
させることにより薄い糖衣層を形成し、この糖質液流下
及び送風・乾燥操作を常法通りに何度か繰り返して所定
厚みの糖衣層を形成させるのであるが、風温が 20℃ 未
満であると乾燥速度が遅くて効率的ではなく、一方 40
℃ を越える場合には糖衣層内の含水量が部分的に不均
一となるので好ましくないことが判明した。
【0016】実施例 1 エリスリトール 100 重量部に対してソルビトールを 5
重量部添加して混合し、該混合糖質原料 100 重量部を
40 重量部の水に添加し、混合して溶解させる。この糖
質液を容器に入れ、調温水槽中に静置して、糖質液を液
温 80℃ に保つ。一方、ロースト済みアーモンドナッツ
を回転釜に投入し、転動状態にしておく。予め設定され
且つ転動しているナッツの表面を均斉に被覆できるだけ
の量の上記の糖質液を徐々に回転釜内に流下させ、ナッ
ツの表面が糖質液にて被覆されたことを確認した後に、
直ちに 20℃ の空気流を回転釜内に送る。この場合に、
ナッツの表面に塗布された糖質液が晶化し、乾燥して薄
い糖衣層が形成されるが、この糖衣層が乾燥により硬質
化したことを確認した後に、上記の糖質液流下・送風乾
燥操作を繰り返して所定厚みの糖衣層を形成させて製品
とする。この糖衣掛アーモンド製品をサンプリングして
調べた処、糖衣層は硬質且つ均斉な厚みを有しており、
表面は平滑であって、ローストアーモンド 100 重量部
に対して糖衣層は 10 重量部以上であった。尚、試食し
た処、糖質がエリスリトールとソルビトールであるため
にサッパリした甘味を有していた。
【0017】比較例 1 エリスリトール 100 重量部を水 40 重量部に溶解させ
て糖質液を調製した点及び糖質がエリスリトールのみで
ある関係上乾燥用空気の風温を 40℃ に設定した以外
は、実施例 1 と同じ要領で処理したが、糖衣層は一旦
形成されるも剥離してしまい、糖衣掛アーモンド製品は
得られなかった。
【0018】比較例 2 ソルビトール 100 重量部を水 40 重量部に溶解させて
糖質液を調製した点を除き、実施例 1 と同じ要領で処
理したが、送風開始から 60 分経過してもソルビトール
液は粘稠性を帯びた儘であり糖衣層を形成することはで
きなかった。
【0019】実施例 2 エリスリトール 100 重量部に対してマルチトールを 15
重量部を添加して混合し、該混合糖質原料 100 重量部
を 75 重量部の水に添加し、混合して溶解させることに
より糖質液を得た。一方球状チョコレート成型物を回転
釜内に投入し転動状態にしておく。以下、実施例 1 に
記載の要領で処理することにより糖衣掛チョコレート製
品を得た。この糖衣掛チョコレート製品をサンプリング
して調べた処、糖衣層は硬質且つ均斉な厚みを有してお
り、表面は平滑であって、チョコレート 100 重量部に
対して糖衣層は 10 重量部以上であった。尚、試食した
処、糖質がエリスリトールとマルチトールであるために
サッパリした甘味を有するものであった。
【0020】実施例 3 エリスリトール 100 重量部に対してソルビトール及び
マルチトールをそれぞれ 50 重量部を添加混合し、該混
合糖質原料 100 重量部を 100 重量部の水に添加し、混
合して溶解させることにより糖質液を得た。一方球状チ
ョコレート成型物を回転釜内に投入し転動状態にしてお
く。以下、実施例 1 に記載の要領で処理することによ
り糖衣掛チョコレート製品を得た。この糖衣掛チョコレ
ート製品をサンプリングして調べた処、糖衣層は硬質且
つ均斉な厚みを有しており、表面は平滑であって、チョ
コレート 100 重量部に対して糖衣層は 10 重量部以上
であった。
【0021】実施例 4 エリスリトール 100 重量部に対してパラチニット 50
重量部とラクチトール30 重量部とを添加して混合し、
該混合糖質原料 100 重量部を 100 重量部の水に添加
し、混合して溶解させることにより糖質液を得た。この
糖質液を容器に入れ、調温水槽内に静置して液温を 50
℃ に保つ。一方球状チューインガム成型物を回転釜内
に投入し転動状態にしておく。以下、実施例 1 に記載
の要領で処理することにより糖衣掛チューインガム製品
を得た。この糖衣掛チューインガム製品をサンプリング
して調べた処、糖衣層は硬質且つ均斉な厚みを有してお
り、表面は平滑であって、チョコレート 100 重量部に
対して糖衣層は 10 重量部以上であった。
【0022】比較例 3 エリスリトール 100 重量部に対してラクチトール 150
重量部を添加して混合し、該混合糖質原料 100 重量部
を 40 重量部の水に添加し、混合して溶解させることに
より糖質液を得た。この糖質液を回転釜内で転動してい
るローストアーモンドナッツに掛け、40℃ 温風を送っ
て乾燥させようとしたが、時間の経過につれて塗布され
た糖質液の粘性が増加し、均斉な糖衣層を形成すること
ができなかった。
【0023】比較例 4 エリスリトール 100 重量部に対してパラチノース 50
重量部を添加して混合し、該混合糖質原料 100 重量部
を 20 重量部の水に添加し、混合して溶解させることに
より糖質液を得た。この糖質液を使用し且つ実施例 3
に記載の要領で糖衣掛作業を行った結果、糖衣層は形成
されたが、均斉なものではなかった。
【0024】比較例 5 エリスリトール 100 重量部に対してパラチノース 30
重量部を添加混合し、該混合糖質原料 100 重量部を 50
重量部の水に添加し、混合して溶解させることにより
糖質液を得た。この糖質液を容器に入れ、調温水槽内に
静置して液温を30℃ に保つ。該糖質液を使用し且つ実
施例 1 に記載の要領で糖衣掛作業を行おうとしたが、
糖質液が容器内で既に起晶しており、従って糖衣掛作業
は断念せざるを得なかった。
【0025】
【発明の効果】従来、糖衣掛製品を調製するためには回
転釜内で転動している可食性センター物品に適量の糖質
液を流下させてセンター物品に塗布し、次いで送風・乾
燥させて薄い糖衣層を形成させし、糖質液の流下塗布・
送風乾燥工程を複数回繰り返して所望厚みの糖衣層を形
成するのであるが、糖質として蔗糖が使用されるので、
甘味が強すぎるのみならずカロリーが高い。一方、低カ
ロリーの糖アルコール又は低カロリー糖を単味で用いる
と、常法で糖衣層を形成することができなかったり、糖
衣層の形成に長時間を要したり、又形成される糖衣層が
均斉なものではなかったりする。これに対して、本発明
では 4 炭糖の糖アルコールであり且つ低カロリーなエ
リスリトールを主成分とし、他の低カロリー糖アルコー
ル及び低カロリー糖から選択された 1 又は 2 種以上の
物質を副成分とする糖質混合物が使用され、その結果常
法による糖衣掛が可能となり、作業性も良好となり、斯
くて低カロリーの糖衣掛製品を提供することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−249349(JP,A) 特開 昭63−167743(JP,A) 特開 平4−316455(JP,A) 特開 平4−320647(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A23G 3/00 A61K 9/28

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主成分のエリスリトール 100 重量部に
    対し、副成分としてラクチトール、ソルビトール、マル
    チトール、パラチニットから選ばれる 1 種又は 2 種
    以上の糖アルコール又はパラチノースである低カロリー
    糖を 5 - 100重量部添加混合し、該糖質混合物 100 重
    量部を 40 - 100 重量部の水に溶解させて糖質液を調製
    すると共に保温状態に維持し、一方糖衣掛製品のセンタ
    ーとなるべき可食性物品を回転釜内に投入して転動させ
    つつ、これに上記の糖質液を適量添加し、乾燥させ、こ
    の糖質液添加と乾燥工程とを繰り返して上記の可食性物
    品に糖衣層を形成することを特徴とする、糖衣掛製品の
    製法。
  2. 【請求項2】 糖質液の保温が、 50 - 80℃ の範囲であ
    ること特徴とする、請求項 1 に記載の糖衣掛製品の製
    法。
  3. 【請求項3】 20 - 40℃ の温風を送風することにより
    乾燥が行われることを特徴とする、請求項 1 乃至2に
    載の糖衣掛製品の製法。
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