JP3329949B2 - 暗渠ブロック製造用型枠の天端成形装置 - Google Patents

暗渠ブロック製造用型枠の天端成形装置

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JP3329949B2
JP3329949B2 JP19194794A JP19194794A JP3329949B2 JP 3329949 B2 JP3329949 B2 JP 3329949B2 JP 19194794 A JP19194794 A JP 19194794A JP 19194794 A JP19194794 A JP 19194794A JP 3329949 B2 JP3329949 B2 JP 3329949B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】天端勾配と天端厚(高さ)さが可
変で、蓋掛用の開口部を設けた暗渠ブロックの製造用型
枠に用いる天端成形装置であって、生産ラインの自動化
が容易になり省力化の計れる暗渠ブロック製造用型枠を
造ることができる。
【0002】
【従来の技術】順不同ではあるが、図9を参照し天端に
蓋掛用の開口部を設けた従来の暗渠ブロックBを説明
し、図10により暗渠ブロックBを製造する従来型枠K
の蓋掛用の開口部を形成する入子ILを説明する。
【0003】図9(a)は、従来の暗渠ブロックの斜視
図で、図中に示す暗渠ブロックBは、空洞部(流水部)
4及び底面5と平行な天端1の中央部に蓋またはグレー
チングを装着する蓋掛部fを有する開口部kaを設けた
汎用の物品で、図9(b)に示す施工概略図のように道
路勾配と平行に設置した場合、勿論道路勾配6と水路勾
配7は同勾配になり、道路勾配6と反対側へ流水させる
と沈澱物等の堆積が多くなり、最近要望されている道路
勾配6と水路勾配7が異なる場合の設計条件を満たすこ
とはできない。なお、図中の符号8は暗渠ブロックを設
置する基礎工である。
【0004】図10は、従来型枠Kの開口部を形成する
入子ILの説明図で、型枠Kの台枠D上の底面部T上に
蓋掛部fと開口部kaを形成する入子ILを固着して、
コンクリートを打設し(コンクリートを型枠に投入する
こと)、脱型時(養生の終わった製品を型枠から取り出
す時)には、型枠Kの中子Nを縮小し暗渠ブロックBか
ら中子Nを抜き出して前・後妻板F,Rと両側板Sを開
いた後、暗渠ブロックBを吊上げて入子ILを型枠Kの
底面T上に残したまま上方へ脱型している。
【0005】従来型枠Kの入子ILを装着したものは、
脱型時の暗渠ブロックB吊上げ時に僅かでも水平状態が
狂うと、養生直後のコンクリートの強度が未だ低いた
め、蓋掛部を含む開口部周辺が破損し脱型後に同部の補
修を必要とすることが多く、脱型作業に熟練者のこつを
要し、型枠組付時に入子ILと密着する中子Nの装着が
煩雑で、型枠の脱型(型枠開きを含む)・打設(型枠組
付を含む)工程の自動化も困難なため、製造用型枠の入
子ILに代わる天端成形装置の改善が要望されていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来技術の欠点を排除
し、蓋掛用の開口部を設けると共に、従来できなかった
天端勾配と天端厚さが自由に選択でき、生産ラインの自
動化が容易であって、脱型・打設工程の省力化と時間短
縮が計れる暗渠ブロック製造用型枠の天端成形装置を提
供すること。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1では、天端勾配と天端厚さが可変で蓋掛用
の開口部を設けた暗渠ブロックを、天地逆に製造する暗
渠ブロック製造用型枠の天端成形装置であって、台枠5
0上の前部側と後部側に2組の夫々独立して操作可能な
第1昇降機構150,150’を設け、該第1昇降機構
150,150’の上部連結軸160を、蓋掛部入子7
0が遊挿可能な開口部65を穿設した昇降ベース60両
端下側の長孔部66に摺動可能に挿入し、該昇降ベース
60を揺動且つ昇降自在に設け、製品天端1を形成する
と共に蓋掛部入子70が封着且つ摺動して出没可能な開
口部80を設けた天端成形板90を、前記昇降ベース6
0上部に所定間隔を設けて重合し、該昇降ベース60上
に同期操作可能な2組の昇降機から成る第2昇降機構2
00を設け、該第2昇降機構200の上部連結軸277
を蓋掛部入子70下側の連結孔77に連結し、該蓋掛部
入子70の内側に開口部入子110を封着且つ摺動可能
に挿入し、開口部入子110下側の連結孔111を台枠
50の中央部近傍に設けた第3昇降機構300の上部連
結軸311に連結した、ことを特徴とする暗渠ブロック
製造用型枠の天端成形装置を構成している。
【0008】また、請求項2では、2組の第1昇降機構
150,150’が、螺杆152の回動運動を上下運動
に変換するリンク機構であって、ベース150B上に前
後部を支承した螺杆152の回動により該ベース150
B上を前後に摺動可能なスライドナット159両側に長
リンク156の下部を軸着し、該長リンク156の中間
部に長リンク156の1/2長さの短リンク155の上
部を連結し、該短リンク155の下部を前部軸受157
両端に軸着して設けた、ことを特徴とする請求項1記載
の暗渠ブロック製造用型枠の天端成形装置を構成してい
る。
【0009】また、請求項3では、第2昇降機構200
が、螺杆202の回動運動を上下運動に変換するリンク
機構より成る主動昇降機200Aと、該主動昇降機20
0Aに連結された連結リンク290により従動するリン
ク機構より成る従動昇降機200Bから成る昇降機構で
あって、主動昇降機200Aは、昇降ベース60上に前
後部を支承した螺杆202の回動により該昇降ベース6
0上を前後に摺動可能なスライドナット210両側に長
リンク206の下部を軸着し、該長リンク206の中間
部に長リンク206の1/2長さの短リンク205の上
部を連結し、該短リンク205の下部を後部軸受208
両端に軸着して設け、従動昇降機200Bは、昇降ベー
ス60上の前・後支承部237,238に固着した案内
軸230に、該ベース60上を前後に摺動可能なスライ
ダー285を挿通し、該スライダー285両側に長リン
206の下部を軸着し、前記主動昇降機200Aの
ライドナット210とスライダー285間を連結リンク
290で連結した、ことを特徴とする請求項1または2
何れか1項記載の暗渠ブロック製造用型枠の天端成形装
置を構成している。
【0010】また、請求項4では、第3昇降機構300
が、螺杆302の回動運動を上下運動に変換するリンク
機構であって、台枠50上に前部・中間部・後部を支承
した螺杆302の前部側と後部側に夫々逆位相の螺子部
を螺刻し、夫々の螺刻部に台枠50上を前後に摺動可能
なスライドナット359,359’を螺嵌し、該スライ
ドナット359,359’両側に長リンク306の下部
を軸着し、該長リンク306の中間部に長リンク306
の1/2長さの短リンク305の上部を連結し、該短リ
ンク305の下部を中間軸受部308両端に軸着した、
ことを特徴とする請求項1乃至3何れか1項記載の暗渠
ブロック製造用型枠の天端成形装置を構成している。
【0011】また、請求項5では、コンクリートの振動
締固め時に、各昇降機構の螺杆が上載荷重・各リンク系
の共振等により緩み側へ回転するの避けるため、螺杆の
回動頭部直後に螺杆の緩み防止手段100を設けた、こ
とを特徴とする請求項1乃至4何れか1項記載の暗渠ブ
ロック製造用型枠の天端成形装置を構成している。
【0012】
【作用】先ず、第1昇降機構150,150’,第3昇
降機構300,第2昇降機構200と付属する各部材の
作用を説明した後、本発明の打設時・脱型時の作用を順
次説明する。
【0013】先ず、暗渠ブロックの天端勾配・天端厚さ
(高さ)を設定する2組の第1昇降機構150,15
0’から説明する独立して操作可能な第1昇降機構1
50,150’の回動頭部151を夫々操作すれば、螺
杆152に螺嵌したスライドナット159がベース15
0B上を前後に摺動し、前部軸受157に下部を軸支さ
れた短リンク155の上部と中間部(中点)を連結され
た長リンク156の上部は、前部軸受157の軸支部1
57aの垂直線上を昇降し、長リンク156の上部連結
孔166に嵌合した上部連結軸160に長孔部66を介
して連結した昇降ベース60が昇降し、該昇降ベース6
0に所定間隔を設けて重合した天端成形板90を任意勾
配・任意天端厚さ(高さ)の位置に昇降させる。
【0014】また、第1昇降機構150,150’の昇
降差による昇降ベース60への勾配付与時には、第1昇
降機構150,150’の上部連結軸160,160間
の距離が延びるが、昇降ベース60が長孔部66を介し
て上部連結軸160,160上を摺動することで平行時
との寸法誤差が吸収され、第1昇降機構150,15
0’の昇降力は支障なく伝達される。
【0015】次に、台枠50の中央部近傍に設けた第3
昇降機構300の作用を説明する第3昇降機構300
の回動頭部301を降下側に回転すれば、該第3昇降機
構300の上部に連結した開口部入子110が、前記天
端成形板90の水平時・勾配付与時に係わらず蓋掛部入
子70内を封着されたまま摺動して垂直に降下し、逆回
転すれば封着されたまま摺動して垂直に上昇し開口部入
子110の先端部が中子底面に密着する。
【0016】次に、昇降ベース60上に設けた第2昇降
機構200の作用を説明する第2昇降機構200の主
動昇降機200Aの螺杆202を降下側に回転すれば、
開口部形成入子110の昇降する空間を避けるため、連
結リンク290により連結された主動昇降機200Aと
従動昇降機200Bは同期して降下し、主動昇降機20
0Aと従動昇降機200Bの上部に連結され天端成形板
90の開口部80内に上部を突出していた蓋掛部入子7
0が天端成形板90と平行に降下し、逆回転すれば天端
成形板90と平行に上昇する。なお、蓋掛部入子70
は、4枚の内側へ付勢されたL形パッキン73,74か
ら成る漏洩防止手段75(後述する)により、天端成形
板90の勾配付与時に於いても、挿入されている開口部
入子110の摺接面を封着したまま昇降する。
【0017】以上のように各昇降機構と各部材が作用す
るので、暗渠ブロックの打設時には、第1昇降機構15
0,150’を調整して(同一寸法・同一勾配の場合は
毎回の調整は不要)天端成形板90を任意の天端厚さ
(高さ)・任意勾配に設定した後、第2昇降機構200
を操作すれば蓋掛部入子70が天端成形板90の開口部
80から蓋掛部を形成する所定寸法分突出する次に、
第3昇降機構200を操作し開口部入子110を上昇さ
せれば、蓋掛部入子70内を摺動しながら開口部成入子
110が中子30底面に当接するまで上昇し密着して、
型枠KS内に製品の蓋掛部3と開口部2を形成する空間
ができ、型枠KSを閉じれば(中子30の拡幅を含め)
即打設可能となる。
【0018】また、脱型時に、本発明を適用した型枠K
Sの前妻板20を開けば後妻板25が後退する、両側板
を開き後妻板25に支持された中子断面を縮小した後、
第3昇降機構200を逆操作して開口部入子110を降
下させ、第2昇降機構200を逆操作して蓋掛部入子7
0を降下させれば、天端成形板90上に突起物が無くな
るため、暗渠ブロックBの底面部5を図示しない脱型機
のバキュームパットで吸着し僅か吊り上げれば、同時に
型枠KSの中子30が上方への遊び寸法を設けて支持さ
れているため上昇し、天端成形板90と製品天端1間に
間隙ができ、暗渠ブロックを型枠KSの前妻板20方向
へ短時間で容易に脱型することができる。なお、天端成
形板90に凹凸紋様を付けた場合も同様に脱型すること
ができる。
【0019】次に請求項5記載の実施例では、第1乃至
第3昇降機構の各螺杆の回動頭部直後に、平歯車状の歯
車105の歯とロックする爪部106がバランスウエイ
ト106wまたはスプリング106s等により常時噛合
状態に付勢され、生産ラインに設けた各昇降機構操作用
自動機の駆動軸DSのソケット部Soの嵌挿時のみ爪部
106が押されて外れる、螺杆の緩み防止手段100を
設けているので、コンクリート締固め時の強力な加振時
に打設したコンクリート重量(上載荷重)・各リンク系
の共振等により、螺杆が降下側へ自然に回転し各リンク
機構が変位することによる、製品の寸法不良・品質不良
等の発生を防止する作用がある。
【0020】
【実施例】図1乃至図6は、本発明の請求項1乃至5に
係る実施例を示す図で、図1は、本発明の型枠への装着
状態を示す側面図、図2は、本発明の第1昇降機構,第
3昇降機構及び開口部入子の実施例を示す斜視図、図3
は、本発明の第2昇降機構の実施例を示す斜視図、図4
は、本発明の蓋掛部入子の実施例を示す斜視図、図5
は、本発明の天端成形板の斜視図、図6は、本発明の請
求項5に係る螺杆の緩み防止手段の説明図、図7は、天
端勾配と蓋掛用開口部の付いた暗渠ブロックの斜視図、
図8は、天端勾配と蓋掛用開口部の付いた暗渠ブロック
の使用状態を示す説明図、図9は、従来の暗渠ブロック
の斜視図、図10は、従来型枠の蓋掛用開口部の入子の
説明図である。
【0021】順不同であるが、先ず、図7を参照して、
本発明で造る天端勾配と蓋掛用開口部の付いた暗渠ブロ
ックBSを説明し、図8により、本発明で造る天端勾配
と蓋掛用開口部の付いた暗渠ブロックBSの使用状態を
説明する。
【0022】図7は、天端勾配と蓋掛用開口部の付いた
暗渠ブロックBSの斜視図であり、通常、底面部5及び
空洞部(流水部)4と平行である天端(製品上面)1
に、設計条件にマッチした勾配を付け、中央部に蓋また
はグレーチングを装着する蓋掛部3の付いた蓋掛用開口
部2を設けている。なお、後述する本発明の第1昇降機
構を調整すれば、天端を空洞部と平行にする・天端の高
さ(天端厚さ)の変更等も自由にできる、図中の符号8
は暗渠ブロックを設置する基礎工である。 なお、空洞
部4は丸形・角形・隅部にアールを付けた角形等任意断
面形状にすることができる。
【0023】図8は、天端勾配と蓋掛用開口部の付いた
暗渠ブロックBSの使用状態を示す説明図で、天端勾配
を付けることにより、道路勾配6と流水勾配7の異なる
地形現場の設計条件に対応可能となり、汚泥等沈澱物の
堆積が掃流されメンテナンスの少ない経済的な水路を構
築することができる。
【0024】次に図1乃至図6を参照し本発明の実施例
を説明する。図1は、本発明の型枠への装着状態を示す
側面図で、一部を断面図で示している、本発明を適用し
た暗渠ブロック製造用型枠KS(例えば出願人が先に出
願した平成4年実用新案登録願第32031号の暗渠ブ
ロック製造用型枠)は、要部以外を省略し二点鎖線で示
している、暗渠ブロック製造用型枠KSは、台枠50の
矢符f方向に開く前妻板20と該前妻板20の開閉に連
動して立設したまま矢符r方向へ開く後妻板25と該後
妻板25に水平に支持された拡縮自在(断面寸法が)な
中子30(型枠KSの中子は上方・左右・前後に遊びを
設けて支持されている)と、図示しない開閉自在な両側
板等から成り、本発明は、台枠50上と中子30の底面
間の前妻板20,後妻板25と両側板で囲まれた空間内
に装着している。
【0025】図1に示す実施例では、生産ラインの都合
上(型枠開き時に前妻板を図左側に倒すと各昇降機構操
作用自動機の駆動軸DSが長くなるため)後妻板25側
に片側の第1昇降機構150と脱型・打設の度に操作頻
度の高い第2昇降機構200及び第3昇降機構300の
操作用の回動頭部を設けているが、第1昇降機構15
0,第2昇降機構200,第3昇降機構300の操作用
の回動頭部を逆に前妻板20側に設けることもできる。
【0026】図1を参照し本発明の概略構成を述べる
と、型枠KSの台枠50上の後妻板25側と前妻板20
側に2組の夫々独立して操作可能な第1昇降機構15
0,150’を設け、該第1昇降機構150,150’
の上部に、開口部入子110を挿通した蓋掛部入子70
が遊挿可能な開口部65を穿設した昇降ベース60を設
け、該昇降ベース60の両端下側の長孔部66に前記第
1昇降機構150,150’の連結軸160を連結し、
該昇降ベース60を揺動且つ昇降自在に設け、製品天端
1を形成(上面に紋様を付けることもできる)すると共
に蓋掛部入子70が封着且つ摺動して出没可能な開口部
80を設けた天端成形板90を、前記昇降ベース60上
部に所定間隔を設けて連結し、該昇降ベース60上に第
2昇降機構200を設け、該第2昇降機構200の上部
を蓋掛部入子70の下面連結孔77に連結し、該蓋掛部
入子70の内側に開口部入子110を封着且つ摺動可能
に挿入し、台枠50上の中央部近傍に第3昇降機構30
0を設け、該第3昇降機構300の上部を前記開口部入
子110の下面連結孔111に連結し構成している。次
に図2を参照し天端勾配と天端厚さ(高さ)を調整する
第1昇降機構150,150’と開口部入子110を昇
降する第3昇降機構300を詳記する。
【0027】図2は、本発明の第1昇降機構と第3昇降
機構及び開口部入子の実施例を示す斜視図で、各昇降機
構の操作頻度の高い後妻板25側を手前側(左側)に図
示(図2乃至5)している。
【0028】図2に示す2組の第1昇降機構150(後
妻板側),150’(前妻板側)は、螺杆152の回動
運動を上下運動に変換するリンク機構であって、型枠K
Sの台枠50上の後妻板側と前妻板側に設けたベース1
50B,150B上に配設し、後妻板側と前妻板側から
操作可能に設けられ、夫々先端に回動頭部151を設け
た螺杆152に、両端に軸支部159aを設けたスライ
ドナット159を螺嵌し、該螺杆152の前部側(夫々
の螺杆の先端側)を両端に軸支部157aを設けた前部
軸受157で支承し、後部側を後部軸受158で支承
し、螺杆152の回動によりスライドナット159がベ
ース150B上を前後に摺動可能に設け、下部連結孔1
55aと上部連結孔155bを穿設した短リンク155
と、該短リンク155の2倍長さで下部連結孔156a
と中間部連結孔156bと上部連結孔166を穿設した
長リンク156を設け、前部軸受157の軸支部157
aに短リンク155の下部連結孔155aを軸着し、該
短リンク155の上部連結孔155bを、前記スライド
ナット159両端の軸支部159aに下部連結孔156
aを軸着した長リンク156の中間部連結孔156bと
連結し、該長リンク156上部連結孔166に嵌合した
連結軸160を介して後に図3を参照し詳述する昇降ベ
ース60の長孔部66に連結し、該昇降ベース60の勾
配付与時の傾斜距離の延び寸法に対応可能に設けてい
る。次に、第3昇降機構300について説明する。
【0029】図2に示す第3昇降機構300は、螺杆3
02の回動運動を上下運動に変換するリンク機構であっ
て、台枠50上に前部・中間部・後部を支承した螺杆3
02の前部側と後部側に夫々逆位相の螺子部を螺刻し、
夫々の螺刻部に台枠50上を前後に摺動可能なスライド
ナット359,359’を螺嵌し、該スライドナット3
59,359’両側の軸支部359aに長リンク306
の下部連結孔306aを軸着し、該長リンク306の中
間部連結孔306bに長リンク長さの1/2長さの短リ
ンク305の上部連結孔305bを連結し、該短リンク
305の下部連結孔305aを中間軸受部308両端の
軸支部308aに軸着し、長リンク306上部連結孔3
10に嵌合した連結軸311を開口部入子110の下部
連結孔111に連結し、螺杆302の回動により開口部
入子110を、次に説明する蓋掛部入子70内に摺接し
て垂直に昇降可能に構成している。なお、開口部入子1
10の先端部には当接時中子30底面に密着可能にゴム
・ウレタン樹脂等による弾性体パッキン112を設けて
も良く、開口部入子110の外殻部をポリエチレン・ウ
レタン等の高分子樹脂で造ることもできる。
【0030】図3は、本発明の第2昇降機構の実施例を
示す斜視図で、第2昇降機構200は、蓋掛部入子70
を昇降させる昇降機構で、螺杆202の回動運動を上下
運動に変換するリンク機構の主動昇降機200Aと、連
結リンク290により主動昇降機200Aに同期して従
動する同一寸法のリンク機構の従動昇降機200Bから
構成され、昇降ベース60上の開口部入子110が昇降
する空間部65を避けて配設している。
【0031】主動昇降機200Aは、先端に回動頭部2
01を設けた螺杆202に、両端に軸支部210aを設
けたスライドナット210を螺嵌し、該螺杆202の前
部側を前部軸受207で軸支し後部を両端に軸支部20
8aを設けた後部軸受208で回動自在に支承し、螺杆
202の回動によりスライドナット210が昇降ベース
60上を前後に摺動可能に設け、下部連結孔205aと
上部連結孔205bを穿設した短リンク205と、該短
リンク205の2倍長さの長リンク206に下部連結孔
206aと中間部連結孔206bと上部連結孔267を
設け、短リンク205の上部連結孔205bと長リンク
206の中間部連結孔206bを連結し、前記軸支部2
08aに短リンク205の下部連結孔205aを軸着
し、長リンク206の下部連結孔206aを前記スライ
ドナット210の軸支部210aに軸着し、前記前・後
部軸受207,208を昇降ベース60上の手前側に固
着し構成している。次に従動昇降機200Bを説明す
る。
【0032】従動昇降機200Bは、前記空間部65を
避けた昇降ベース60上に前部支承部237と後部支承
部238で支承した案内軸230に、両端に軸支部28
5aを設けたスライダー285を挿通して昇降ベース6
0上を摺動可能に設け、下部連結孔205aと上部連結
孔205bを穿設した短リンク205と、該短リンク2
05の2倍長さの長リンク206に下部連結孔206a
と中間部連結孔206bと上部連結孔267を設け、短
リンク205の上部連結孔205bと長リンク206の
中間部連結孔206bを連結し、前記後部支承部238
両端の軸支部238aに短リンク205の下部連結孔2
05aを軸着し、長リンク206の下部連結孔206a
を前記スライダー285両端の軸支部285aに軸着
し、前記スライドナット210の軸支部210aとスラ
イダー285の軸支部285a間を連結リンク290で
連結し、主動昇降機構200Aの昇降動作に同期して従
動昇降機200Bを昇降させ、両昇降機の上部に連結し
た蓋掛部入子70を天端成形板90と平行(天端勾配時
にも)に昇降可能に構成している。
【0033】図4は、本発明の蓋掛部入子の実施例を示
す斜視図で、図右下に要部である漏洩防止手段75を示
している蓋掛部入子70は、上面左・右に蓋掛部を形
成する平面部76を設け中央部に開口部入子110が遊
挿可能な空間部79を設け外周に抜きテーパを付けた筐
体で、左右内側に上部を突出させた断面L形の弾性体パ
ッキン73を中心方向cへ付勢して設け、前後内側にも
上部を突出させた断面L形の弾性体パッキン74を中心
方向cへ付勢すると共に両端部74eを、前記弾性体パ
ッキン73の端部内側73eに摺接させて設け、両パッ
キンで囲まれた空間内79に挿入した開口部入子110
の昇降時に両弾性体パッキン73,74との摺接面が封
着且つ摺動可能に構成している。
【0034】上記構成による蓋掛部入子70の左・右下
面を、支持部材71上に固着し、該支持部材71の両端
部に連結孔77を設け、該連結孔77を前記第2昇降機
構200の長リンク206の上部連結孔267に連結
し、前記第2昇降機構200の操作により後述する天端
成形板90の上面に出没可能に構成している。
【0035】図5は、本発明の天端成形板90の斜視図
で、天端成形板90は、中央部に前記蓋掛部入子70の
出没する開口部80を設け、前後端部には天端成形板9
0の昇降、勾配付与時に前妻板と後妻板間の漏洩を防止
するL形断面のパッキン99を装着し、両側面にもパッ
キン98を設け前記開口部80内面にもパッキン88を
周設し、下面に設けた連結部材96により所定間隔を設
けて図3で説明した昇降ベース60上に固着し、前記第
1昇降機構150,150’の昇降高さ及び昇降差によ
り天端厚さ(高さ)・勾配可変に構成している。
【0036】図6は、本発明の請求項5に係る螺杆の緩
み防止手段の説明図で、図6(a)にロック状態で示す
螺杆の緩み防止手段100は、強力なバイブレータによ
るコンクリートの振動締固め時に、各昇降機構の螺杆が
上載荷重・各リンク系の共振等により緩み側へ自然回転
するの防止するもので、第1乃至第3昇降機構の各螺杆
の回動頭部直後に平歯車状の歯車105を設け、該歯車
105とバランスウエイト106wまたはスプリング1
06s等により付勢され常時噛合可能な爪部106を軸
支部103に軸着して設けている。
【0037】図6(b)は螺杆の開放状態を示す図で、
生産ラインに設けた各昇降機構操作用自動機の駆動軸D
SのソケットSoを外挿すれば、爪部106がソケット
Soの端縁部Soaに押されて後方へ回転し、螺杆のロ
ックが開放されるよう構成しているまた、螺杆の緩み
防止手段100の爪部106は、複数の歯をもつもの、
または、内側に歯を設けたリング状のものにして、背面
部に常時歯合状態に付勢する蔓巻状のスプリングを設け
て構成してもよい。なお、図中に二点鎖線で示す自在継
手UJは、昇降機構が傾斜する第2昇降機構200操作
用自動機の駆動軸DS用のものである。
【0038】
【発明の効果】本発明を暗渠ブロック製造用型枠(例え
ば本出願人が既に出願した平成4年実用新案登録願第3
2031号の暗渠ブロック製造用型枠に装着すれば、第
1昇降機構150,150’を調整すれば、製品天端の
任意勾配・任意天端厚さ等が自由に設定できるため(同
一寸法・勾配の場合は毎回の調整不要)、同一型枠の適
用範囲を広げることができる。
【0039】暗渠ブロックの打設時に、第1昇降機構1
50,150’を調整して、天端成形板90を任意の天
端高さ・任意勾配に設定した後、第2昇降機構200を
操作すれば蓋掛部入子70が天端成形板90の開口部8
0から突出する、第3昇降機構200を操作し開口部入
子110を上昇させれば、蓋掛部入子70内を摺動しな
がら開口部入子110が中子30(拡幅させた)底面に
当接し、型枠KS内に製品の蓋掛部3と開口部2を形成
する空間ができ、型枠を閉じれば即打設可能となる。
【0040】また、脱型時には、本発明を装着した型枠
KSの前妻板20を開けば後妻板25が後退する、次
に、両側板を開き後妻板25に上方・左右・前後方向に
遊びを設けて支持された中子30の断面を縮小させた
後、第3昇降機構200の螺杆を所定方向へ回転すれ
ば、開口部入子110が降下し、第2昇降機構200の
螺杆を所定方向へ回転すれば、蓋掛部入子70を降下
し、天端成形板90上に突起物が無くなるため、暗渠ブ
ロックBの底面部5を脱型機のバキュームパットVPで
吸着し僅か吊り上げれば、暗渠ブロックと天端成形板9
0の間に間隙ができ、暗渠ブロックBを型枠の前妻板2
0方向へ短時間で容易に脱型することができ、型枠KS
の型枠開き時間を含め約3.5分(社内実験による)の
短時間で開口部の破損も無く脱型工程が終了し、同時に
省力化が計れる効果がある。なお、製品天端に紋様を付
けた暗渠ブロックも破損することなく容易に脱型でき
る。
【0041】更に、請求項5記載のものは、第1乃至第
3昇降機構の各螺杆の回動頭部直後に、平歯車状の歯車
とロック部材の爪部が常時噛合し、各昇降機構操作用の
駆動軸のソケットsoの嵌挿時のみ爪部106の噛合が
開放される螺杆の緩み防止手段を設けているので、コン
クリート締固め時の加振時に螺杆が軽荷重方向へ自然に
回転して各リンク機構が降下側へ変位するのを防止で
き、暗渠ブロックの品質・寸法精度を向上させる効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】は、本発明の型枠への装着状態を示す側面図。
【図2】は、本発明の第1昇降機構,第3昇降機構及び
開口部入子の実施例を示す斜視図。
【図3】は、本発明の第2昇降機構の実施例を示す斜視
図。
【図4】は、本発明の蓋掛部入子の実施例を示す斜視
図。
【図5】は、本発明の天端成形板の実施例を示す斜視
図。
【図6】は、本発明の請求項5に係る螺杆の緩み防止手
段の説明図。
【図7】は、天端勾配と蓋掛用開口部の付いた暗渠ブロ
ックの斜視図。
【図8】は、天端勾配と蓋掛用開口部の付いた暗渠ブロ
ックの使用状態を示す説明図。
【図9】は、従来の暗渠ブロックの斜視図。
【図10】は、従来の暗渠ブロック製造用型枠の入子の
説明図。
【符号の説明】
BS─本発明で造る天端勾配と蓋掛用開口部の付いた暗
渠ブロック 1─天端 2─開口部(天端1上の) 3─蓋掛部(開口部2内の) K─従来型枠 KS─本発明を装着した暗渠ブロック製造用型枠 20─前妻板(型枠KSの) 25─後妻板(型枠KSの) 30─中子(型枠KSの) 50─台枠 60─昇降ベース 66─長孔部 70─蓋掛部入子 80─開口部(天端成形板の) 90─天端成形板 100─各昇降機構の螺杆の緩み防止手段 110─開口部入子 150,150’─第1昇降機構 152─螺杆(第1昇降機構の) 155─短リンク(第1昇降機構の) 156─長リンク(第1昇降機構の) 200─第2昇降機構 200A─主動昇降機 200B─従動昇降機 202─螺杆(第2昇降機構の) 206─短リンク(第2昇降機構の) 207─長リンク(第2昇降機構の) 300─第3昇降機構 302─螺杆(第3昇降機構の) 305─短リンク(第3昇降機構の) 306─長リンク(第3昇降機構の)

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 天端勾配と天端厚さが可変で蓋掛用の開
    口部を設けた暗渠ブロックを、天地逆に製造する暗渠ブ
    ロック製造用型枠の天端成形装置であって、台枠50上
    の前部側と後部側に2組の夫々独立して操作可能な第1
    昇降機構150,150’を設け、該第1昇降機構15
    0,150’の上部連結軸160を、蓋掛部入子70が
    遊挿可能な開口部65を穿設した昇降ベース60両端下
    側の長孔部66に摺動可能に挿入し、該昇降ベース60
    を揺動且つ昇降自在に設け、製品天端1を形成すると共
    に蓋掛部入子70が封着且つ摺動して出没可能な開口部
    80を設けた天端成形板90を、前記昇降ベース60上
    部に所定間隔を設けて重合し、該昇降ベース60上に同
    期操作可能な2組の昇降機から成る第2昇降機構200
    を設け、該第2昇降機構200の上部連結軸277を蓋
    掛部入子70下面の連結孔77に連結し、該蓋掛部入子
    70の内側に開口部入子110を封着且つ摺動可能に挿
    入し、開口部入子110下側の連結孔111を台枠50
    の中央部近傍に設けた第3昇降機構300の上部連結軸
    311に連結した、ことを特徴とする暗渠ブロック製造
    用型枠の天端成形装置。
  2. 【請求項2】 2組の第1昇降機構150,150’
    が、螺杆152の回動運動を上下運動に変換するリンク
    機構であって、ベース150B上に前後部を支承した螺
    杆152の回動により該ベース150B上を前後に摺動
    可能なスライドナット159両側に長リンク156の下
    部を軸着し、該長リンク156の中間部に長リンク15
    6の1/2長さの短リンク155の上部を連結し、該短
    リンク155の下部を前部軸受157両端に軸着して設
    けた、ことを特徴とする請求項1記載の暗渠ブロック製
    造用型枠の天端成形装置。
  3. 【請求項3】 第2昇降機構200が、螺杆202の回
    動運動を上下運動に変換するリンク機構より成る主動昇
    降機200Aと、該主動昇降機200Aに連結された連
    結リンク290により従動するリンク機構より成る従動
    昇降機200Bから成る昇降機構であって、主動昇降機
    200Aは、昇降ベース60上に前後部を支承した螺杆
    202の回動により該昇降ベース60上を前後に摺動可
    能なスライドナット210両側に長リンク206の下部
    を軸着し、該長リンク206の中間部に長リンク206
    の1/2長さの短リンク205の上部を連結し、該短リ
    ンク205の下部を後部軸受208両端に軸着して設
    け、従動昇降機200Bは、昇降ベース60上の前・後
    支承部237,238に固着した案内軸230に、該ベ
    ース60上を前後に摺動可能なスライダー285を挿通
    し、該スライダー285両側に長リンク206の下部を
    軸着し、前記主動昇降機200Aのスライドナット21
    0とスライダー285間を連結リンク290で連結し
    た、ことを特徴とする請求項1または2何れか1項記載
    の暗渠ブロック製造用型枠の天端成形装置。
  4. 【請求項4】 第3昇降機構300が、螺杆302の回
    動運動を上下運動に変換するリンク機構であって、台枠
    50上に前部・中間部・後部を支承した螺杆302の前
    部側と後部側に夫々逆位相の螺子部を螺刻し、夫々の螺
    刻部に台枠50上を前後に摺動可能なスライドナット3
    59,359’を螺嵌し、該スライドナット359,3
    59’両側に長リンク306の下部を軸着し、該長リン
    ク306の中間部に長リンク306の1/2長さの短リ
    ンク305の上部を連結し、該短リンク305の下部を
    中間軸受部308両端に軸着した、ことを特徴とする請
    求項1乃至3何れか1項記載の暗渠ブロック製造用型枠
    の天端成形装置。
  5. 【請求項5】 螺杆の回動頭部直後に、螺杆の緩み防止
    手段100を設けた、ことを特徴とする請求項1乃至4
    何れか1項記載の暗渠ブロック製造用型枠の天端成形装
    置。
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