JP3326626B2 - ディスク装置 - Google Patents

ディスク装置

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JP3326626B2 JP24604692A JP24604692A JP3326626B2 JP 3326626 B2 JP3326626 B2 JP 3326626B2 JP 24604692 A JP24604692 A JP 24604692A JP 24604692 A JP24604692 A JP 24604692A JP 3326626 B2 JP3326626 B2 JP 3326626B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばCDプレーヤや
CD−ROMドライブ等に適用するのに最適なディスク
装置に関し、特に、ディスクトレーをディスク装置本体
に対してパワーローディング及びパワーイジェクトする
ものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、CDプレーヤやCD−ROM
ドライブ等のディスク装置において、記録及び/又は再
生用のディスクをディスクトレーによってディスク装置
本体に対してパワーローディング及びパワーイジェクト
するものがある。
【0003】そして、従来のこの種ディスク装置では、
図7に示すように、ディスクトレー(図示せず)の下部
にモータ取付板1を支点軸2を中心に回転自在に取り付
け、このモータ取付板1にローディングモータ3及びそ
のローディングモータ3によって回転駆動されるピニオ
ン4取り付けている。そして、ディスク装置本体(図示
せず)内に取り付けられたラック5のローディング方向
の終端部5aを支点軸2を中心に180°分円弧状に弯
曲させていた。
【0004】そして、ローディング時には、ローディン
グモータ3によってピニオン4を矢印a方向に正回転駆
動することによって、ピニオン4を図7に実線で示す位
置からラック5に沿って矢印b方向に転動させるように
して、ディスクトレーをディスク装置本体内に矢印b方
向にパワーローディングさせる。
【0005】そして、ディスクトレーがローディング位
置に達した後、図7に1点鎖線で示すように、ピニオン
4をラック5の円弧状に弯曲された終端部5aに沿って
支点軸2の周りに矢印c方向に180°分反転走行させ
て、ディスクトレーをそのローディング位置でロックす
る。
【0006】次に、イジェクト時には、ローディングモ
ータ3によってピニオン4を矢印d方向に逆回転駆動す
ることによって、ピニオン4を図7に1点鎖線で示す位
置からラック4の円弧状の終端部5aに沿って支点軸2
の周りに矢印e方向に180°分反転走行させた後、ピ
ニオン4をラック5に沿って矢印e方向に転動させるよ
うにして、ディスクトレーを矢印e方向にパワーイジェ
クトさせるように構成していた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来のパワーローディング及びパワーイジェクト方式で
は、停電時や電気系の故障等によって電源を入れられな
いような緊急時に、ディスクトレーを手動操作でイジェ
クトするエマージェンシー・イジェクトを殆んど行えな
いと言う問題があった。
【0008】本発明は、上記の問題を解決するためにな
されたものであって、ディスクをディスクトレーを用い
てパワーローディング及びパワーイジェクトするディス
ク装置における緊急時のエマージェンシー・イジェクト
を容易に行えるようにしたディスク装置を提供すること
を目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明のディスク装置は、記録及び/又は再生用の
ディスクをディスク装置本体内に対してローディング及
びイジェクトするディスクトレーと、上記ディスクトレ
ーに取り付けられたローディングモータによって正逆回
転駆動されるピニオンと、上記ディスク装置本体内に設
けられて、上記ピニオンが噛合されるラックと、上記デ
ィスク装置本体内に回転自在に取り付けられて、上記デ
ィスクトレーを上記ディスク装置本体内のローディング
位置でロックするラッチと、上記ラッチに対向されて上
記ディスクトレー又はディスク装置本体に設けられたエ
マージェンシー・イジェクト用のピン差込穴とを備えた
ものである。この際、上記ラックを長さ方向に一定範囲
内で移動自在に構成し、このラックに上記ロック手段の
制御部を形成したり、上記ラックを上記ディスクトレー
のイジェクト方向に押圧付勢する第1の付勢手段を設け
たり、上記ディスクトレーをローディング位置からイジ
ェクト方向に押圧付勢する第2の付勢手段を設けること
が好ましい。
【0010】
【作用】上記のように構成された本発明のディスク装置
は、ディスクトレーに取り付けられたローディングモー
タによってピニオンを正逆回転駆動することによって、
ピニオンをディスク装置本体内に設けられたラックに沿
って転動させるようにして、ディスクトレーをディスク
装置本体に対してパワーローディング及びパワーイジェ
クトするディスク装置である。そして、ディスクトレー
をローディング位置でラッチによってロックすると共
に、このラッチに対向されたエマージェンシー・イジェ
クト用のピン差込穴をディスクトレー又はディスク装置
本体に設けたので、ピン状部材をピン差込穴内に挿入し
てラッチを手動操作で容易にロック解除することができ
る。
【0011】
【実施例】以下、本発明をCDプレーヤやCD−ROM
ドライブ等のディスク装置に適用した一実施例を図1〜
図6を参照して説明する。
【0012】まず、図4〜図6によって、ディスク装置
全体の概要を説明する。
【0013】このディスク装置は、光ディスクや光磁気
ディスク等のディスク11を記録及び/又は再生するも
のであり、そのディスク11には中心穴11aが形成さ
れている。
【0014】次に、扁平な箱型に形成されたディスク装
置本体12の前端に横長の開口12aが形成されてい
て、この開口12aからディスクトレー13が水平に出
し入れ自在に取り付けられている。
【0015】そして、このディスクトレー13はディス
ク装置本体12内に設けられた左右一対の断面コ字状の
水平なガイドレール14内に左右一対のガイドローラ1
5によって遊嵌され、ディスクトレー13の左右両側面
に形成された一対のガイドレール17をディスク装置本
体12内に設けられた左右一対の溝付ガイドローラ16
に遊嵌されている。そして、これらのガイドレール及び
ガイドローラ14〜17からなるガイド機構によってデ
ィスクトレー13が案内されてディスク装置本体12に
対して水平方向である矢印f、g方向にパワーローディ
ング及びパワーイジェクトされるように構成されてい
る。
【0016】次に、ディスクトレー13の上面にはディ
スク11が装着されるほぼ円形の凹所19が形成されて
いて、この凹所19の中央部にディスクテーブル20が
取り付けられている。そして、ディスクトレー13の下
部に取り付けられたスピンドルモータ21のスピンドル
22によってディスクテーブル20が回転駆動されるよ
うに構成されている。なお、ディスクテーブル20には
3つのボール23を用いたセルフチャッキング機構が取
り付けられている。
【0017】次に、ディスクトレー13にはディスクテ
ーブル20の矢印g方向側に開口部24が形成されてい
て、この開口部24内に対物レンズ25を有する光学ピ
ックアップ26が取り付けられている。この光学ピック
アップ26はディスクトレー13の下部に取り付けられ
たリニアモータ(図示せず)によって開口部24内で矢
印f、g方向に駆動されるように構成されている。
【0018】次に、ディスクトレー13の下部の一側部
には、ローディングモータ28と、そのローディングモ
ータ28によってギアトレイン(図示せず)を介して正
逆回転駆動されるピニオン29が取り付けられている。
【0019】そして、ディスク装置本体12内の一側部
には、ピニオン29が噛合された水平なラック30が取
り付けられている。このラック30は一対のガイドピン
31及び長孔32によって案内されて、ディスク装置本
体12内で一定範囲L内で長さ方向である矢印f、g方
向に移動自在に構成されていて、第1の付勢手段である
圧縮コイルバネ33によって矢印g方向に移動付勢され
ている。
【0020】次に、以上のように構成されたディスク装
置のディスク11のパワーローディング及びパワーイジ
ェクト動作を説明する。
【0021】まず、ローディング時には、図4及び図5
に示すように、ディスク装置本体12外に矢印g方向に
イジェクトされたディスクトレー13の凹所19内にデ
ィスク11を上方から水平に挿入して、そのディスク1
1を中心穴11aによってディスクテーブル20上に水
平に嵌合して、3つのボール23によるセルフチャッキ
ング機構によってセルフチャッキングする。
【0022】すると、ディスク11の記録面が光学ピッ
クアップ26の対物レンズ25上に近接される。
【0023】次に、ディスクトレー13の前端に形成さ
れた飾り板13aを指で矢印f方向に軽く押すと、後述
するローディングスイッチがONされ、ローディングモ
ータ28が正回転駆動されて、ピニオン29が矢印h方
向に正回転駆動される。
【0024】すると、ピニオン29がラック30に沿っ
て矢印f方向に転動されて、図6に示すように、ディス
クトレー13が矢印f方向にパワーローディングされ
る。そして、ディスクトレー13によって、ディスク1
1がディスクテーブル20上にセルフチャッキングされ
たまま、スピンドルモータ21及び光学ピックアップ2
6等と一緒にディスク装置本体12内にパワーローディ
ングされる。
【0025】そして、図6に示すローディング状態で、
ホストコンピュータのコマンド等によってスピンドルモ
ータ21によってディスクテーブル20を介してディス
ク11を回転駆動すると共に、光学ピックアップ26を
リニアモータによって開口部24内で矢印f、g方向に
駆動して、ディスク11の記録及び/又は再生を行う。
【0026】次に、イジェクト時には、図6に示すディ
スクトレー13の飾り板13aを指で矢印f方向に再び
軽く押すと、後述するイジェクトスイッチがONされ、
ローディングモータ28が逆回転駆動されて、ピニオン
29が矢印i方向に逆回転駆動される。
【0027】すると、ピニオン29がラック30に沿っ
て矢印g方向に転動されて、図4及び図5に示すよう
に、ディスクトレー13が矢印g方向にパワーイジェク
トされる。
【0028】次に、図1〜図3によって、ラッチ機構及
びエマージェンシー・イジェクト機構を説明する。
【0029】まず、ディスク装置本体12内の開口12
aの近傍位置であるラック30の矢印g方向側の端部近
傍位置にラッチ35が配置されていて、このラッチ35
は水平な支点軸36を介してディスク装置本体12内に
上下方向である矢印j、k方向にシーソー状に回転自在
に取り付けられている。そして、このラッチ35の矢印
g方向側の端部上には爪部35が一体成形されていて、
その爪部35の矢印g方向側の端面はほぼ円弧状に形成
されたカム面35bに形成されている。なお、ラッチ3
5は第3の付勢手段である圧縮コイルハネ37(図3参
照)によって矢印j方向に回転付勢されている。
【0030】次に、このラッチ35の矢印f方向側の端
部下に一体成形されたカム突起38と、ラック30の矢
印g方向側の端部上に成形されたカム凹部39によって
ラッチ35を矢印j、k方向に回転制御する制御部40
が形成されている。
【0031】次に、ディスクトレー13の飾り板13a
側の端部近傍位置の下面に、上記ラッチ35によってロ
ックされる被ロック部41が一体成形されている。
【0032】次に、ディスクトレー13の飾り板13a
にはラッチ35の爪部35aに矢印f方向から対向する
ように、エマージェンシー・イジェクト用のピン差込穴
42が形成されている。なお、場合によっては、このピ
ン差込穴42をディスク装置本体12に設けても良い。
【0033】次に、ディスクトレー13の矢印f方向側
の端部に第2の付勢手段である板バネ43が取り付けら
れていて、ディスク装置本体12内には、その板バネ4
3が矢印f方向から押圧されるストッパー44が設けら
れている。
【0034】次に、ディスクトレー13のパワーローデ
ィング、パワーイジェクト及びエマージェンシー・イジ
ェクトの各動作の詳細を説明する。
【0035】まず、図1の(A)は、イジェクト完了状
態を示しており、ディスク装置本体12内からディスク
トレー13がイジェクト位置まで矢印g方向にイジェク
トされている。この時、圧縮コイルバネ33の矢印g方
向の押圧力がラック30及びピニオン29を介してディ
スクトレー13に伝達されて、ディスクトレー13が矢
印g方向に押圧付勢されている。
【0036】次に、ローディング時には、図1の(A)
において、ディスクトレー13の飾り板13aを指で圧
縮コイルバネ33に抗して矢印f方向に軽く押す。
【0037】すると、ディスク装置本体12内に設けら
れたローディングスイッチ46がONされて、ローディ
ングモータ28が正回転駆動されて、ピニオン29が矢
印h方向に正回転駆動される。
【0038】すると、図1の(B)に示すように、ピニ
オン29がラック30に沿って矢印f方向に転動して、
ディスクトレー13がディスク装置本体12内へ矢印f
方向にパワーローディングされる。
【0039】そして、ディスクトレー13がディスク装
置本体12内のローディング位置に達した時、図1の
(B)に示すように、ディスクトレー13の被ロック部
41がラッチ35の爪部35aのカム面35bを矢印f
方向に乗り越えて、ラッチ35が圧縮コイルバネ37
(図3参照)に抗して矢印k、j方向に1往復回転し
て、その爪部35aが被ロック部41に自動的に係合し
て、ディスクトレー13をローディング位置に自動的に
ロックする。
【0040】そしてこの時、図1の(B)に示すよう
に、ディスクトレー13の板バネ43がストッパー44
に矢印f方向から押圧される。そして、この後に、ロー
ディングモータ28が自動的に停止される。
【0041】次に、イジェクト時には、図2の(A)に
示すように、ディスクトレー13の飾り板13aを指で
板バネ44及び圧縮コイルバネ33に抗して矢印f方向
に軽く押す。
【0042】すると、ディスク装置本体12内に設けら
れたイジェクトスイッチ47がONされて、ローディン
グモータ28が逆回転駆動されて、ピニオン29が矢印
i方向に逆回転駆動される。
【0043】すると、図2の(A)に示すように、ピニ
オン29によってラック30が一定範囲L(図3参照)
だけ圧縮コイルバネ33に抗して矢印f方向に移動され
て、制御部40のカム凹部39がラッチ35のカム突起
38を矢印k方向に押し上げる。
【0044】これにより、ラッチ35が圧縮コイルバネ
37(図3参照)に抗して矢印k方向に回転制御され
て、その爪部35aがディスクトレー13の被ロック部
41から矢印k方向に外れて、ローディング位置でのデ
ィスクトレー13のロックが自動的に解除される。
【0045】一方、ラック30は一定範囲L(図3参
照)だけ矢印f方向に移動されて停止し、ピニオン29
は矢印i方向に引き続き回転駆動されるので、ディスク
トレー13のロックが解除された瞬間からは、図2の
(B)に示すように、ピニオン29がラック30に沿っ
て矢印g方向に転動することになって、ディスクトレー
13が矢印g方向にパワーイジェクトされる。
【0046】そして、図1の(A)に示すように、ディ
スクトレー13がディスク装置本体12外のイジェクト
位置まで矢印g方向にイジェクトされて、ローディング
モータ28が停止されると、ラック30が一定範囲L
(図3参照)だけ圧縮コイルバネ33によって矢印g方
向に移動復帰される。
【0047】すると、ラッチ35が圧縮コイルバネ(図
3参照)によって矢印j方向に回転復帰して、制御部4
0のカム突起38がカム凹部39内に矢印j方向から再
び入り込む。
【0048】次に、停電時や電気系の故障等によって電
源を入れられないような緊急時に、ディスクトレー13
を手動操作でイジェクトするエアージェンシー・イジェ
クト時には、図1の(B)に1点鎖線で示すように、ピ
ン状部材48をディスクトレー13のピン差込穴42内
に矢印f方向から差し込む。
【0049】すると、図1の(B)に1点鎖線で示すよ
うに、ピン状部材48がラッチ35の爪部35aのカム
面35bに矢印f方向から押圧されて、そのカム面35
bによる案内作用によってラッチ35が圧縮コイルバネ
37(図3参照)に抗して矢印k方向に回転して、爪部
35aがディスクトレー13の被ロック部41から矢印
k方向に外れて、ディスクトレー13のローディング位
置でのロックが解除される。
【0050】そして、この時、板バネ43のストッパー
44に対する矢印f方向からの押圧反発力によって、デ
ィスクトレー13がポップ・アップ動作によって矢印g
方向に少しだけ自動的に押し出される。
【0051】そこで、ディスクトレー13の飾り板13
aに手をかけて、ディスクトレー13を手動操作によっ
て矢印g方向にイジェクトすることができる。
【0052】以上、本発明の一実施例に付き述べたが、
本発明は上記の実施例に限定されることなく、本発明の
技術的思想に基づいて各種の変更が可能である。
【0053】
【発明の効果】以上のように構成された本発明のディス
ク装置は次のような効果を奏する。
【0054】請求項1は、ディスクトレーに取り付けら
れたローディングモータによってピニオンを正逆回転駆
動することによって、ピニオンをディスク装置本体内に
設けられたラックに沿って転動させるようにして、ディ
スクトレーをディスク装置本体に対してパワーローディ
ング及びパワーイジェクトするディスク装置でありなが
ら、ディスクトレーをローディング位置でラッチによっ
てロックすると共に、このラッチに対向されたエマージ
ェンシー・イジェクト用のピン差込穴をディスクトレー
又はディスク装置本体に設けたので、ピン状部材をピン
差込穴内に挿入してラッチを手動操作で容易にロック解
除することができる。従って、停電時や電気系の故障等
によって電源を入れられないような緊急時に、ディスク
トレーを手動操作でイジェクトするエマージェンシー・
イジェクト操作を容易に行える。
【0055】請求項2は、上記ラックを長さ方向に一定
範囲内で移動自在に構成し、このラックに上記ロック手
段の制御部を形成したので、パワーイジェクト時に、ラ
ックによってラッチを自動的にロック解除することがで
きて、ラッチのロック解除機構を簡単にできる。
【0056】請求項3は、上記ラックを上記ディスクト
レーのイジェクト方向に押圧付勢する第1の付勢手段を
設けたので、パワーイジェクト時のラックによるラッチ
の自動ロック解除動作を円滑かつ確実に行うことができ
る。
【0057】請求項4は、上記ディスクトレーをローデ
ィング位置からイジェクト方向に押圧付勢する第2の付
勢手段を設けたので、エマージェンシー・イジェクト時
に、ディスクトレーをポップ・アップ動作によって少し
自動的に押し出すことができて、ディスクトレーに手を
かけ易くなるので、ディスクトレーの手動イジェクト操
作を容易に行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1の(A)は本発明の一実施例であるディス
ク装置のディスクトレーのイジェクト完了状態を概略的
に示した一部切欠き側面図であり、図1の(B)はロー
ディング完了状態とエマージェンシー・イジェクト動作
とを概略的に示した一部切欠き側面図である。
【図2】図2の(A)はイジェクト時のラッチのロック
解除動作を概略的に示した一部切欠き側面図であり、図
2の(B)はイジェクト動作を概略的に示した一部切欠
き側面図である。
【図3】図3の(A)はラッチとラックの関係を概略的
に示した一部切欠き平面図であり、図3の(B)は図3
の(A)の側面図である。
【図4】ディスク装置全体の透視図である。
【図5】ディスクトレーのイジェクト完了状態を示した
ディスク装置全体の平面図である。
【図6】ディスクトレーのローディング完了状態を示し
たディスク装置全体の平面図である。
【図7】従来のディスク装置のラックとピニオンとの関
係を示した概略平面図である。
【符号の説明】
11 ディスク 12 ディスク装置本体 13 ディスクトレー 28 ローディングモータ 29 ピニオン 30 ラック 31 ガイドピン 32 長孔 33 圧縮コイルバネ(第1の付勢手段) 35 ラッチ 35a ラッチの爪部 35b ラッチのカム面 36 支点軸 38 カム突起 39 カム凹部 40 制御部 41 被ロック部 42 ピン差込穴 43 板バネ(第2の付勢手段) 44 ストッパー 46 ローディングスイッチ 47 イジェクトスイッチ 48 ピン状部材

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】記録及び/又は再生用のディスクをディス
    ク装置本体内に対してローディング及びイジェクトする
    ディスクトレーと、 上記ディスクトレーに取り付けられたローディングモー
    タによって正逆回転駆動されるピニオンと、 上記ディスク装置本体内に設けられて、上記ピニオンが
    噛合されるラックと、 上記ディスク装置本体内に回転自在に取り付けられて、
    上記ディスクトレーを上記ディスク装置本体内のローデ
    ィング位置でロックするラッチと、 上記ラッチに対向されて上記ディスクトレー又はディス
    ク装置本体に設けられたエマージェンシー・イジェクト
    用のピン差込穴とを備えたディスク装置。
  2. 【請求項2】上記ラックを長さ方向に一定範囲内で移動
    自在に構成し、このラックに上記ロック手段の制御部を
    形成したことを特徴とする請求項1記載のディスク装
    置。
  3. 【請求項3】上記ラックを上記ディスクトレーのイジェ
    クト方向に押圧付勢する第1の付勢手段を設けたことを
    特徴とするディスク装置。
  4. 【請求項4】上記ディスクトレーをローディング位置か
    らイジェクト方向に押圧付勢する第2の付勢手段を設け
    たことを特徴とする請求項1記載のディスク装置。
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KR100622962B1 (ko) * 2005-01-19 2006-09-14 삼성전자주식회사 디스크 플레이어

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