JP2990931B2 - カセットローディング装置 - Google Patents

カセットローディング装置

Info

Publication number
JP2990931B2
JP2990931B2 JP4073182A JP7318292A JP2990931B2 JP 2990931 B2 JP2990931 B2 JP 2990931B2 JP 4073182 A JP4073182 A JP 4073182A JP 7318292 A JP7318292 A JP 7318292A JP 2990931 B2 JP2990931 B2 JP 2990931B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cassette
arrow
loading
slider
lock lever
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP4073182A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH05234221A (ja
Inventor
淳行 鵜飼
明 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP4073182A priority Critical patent/JP2990931B2/ja
Publication of JPH05234221A publication Critical patent/JPH05234221A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2990931B2 publication Critical patent/JP2990931B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Feeding And Guiding Record Carriers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばCD−ROMド
ライブに適用するのに最適なカセットローディング装置
に関し、特に、記録媒体を内蔵したカセットをカセット
ホルダー内に自動的に引込むようにしてローディングす
るカセットローディング装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、CD−ROMドライブに適用
されているカセットローディング装置には、オペレータ
がカセットを手でカセットホルダー内に挿入した時、そ
のカセットでローディングレバーを押してローディング
スイッチをONした後、そのローディングレバーの先端
に取り付けたロックレバーをカセットの被係合部に係合
し、ローディングスイッチによって起動されるモータに
よってローディングレバーを駆動してカセットをカセッ
トホルダー内に自動的に引込むようにしたものがある。
そして、このカセットローディング装置は、エジェクト
完了時点でロックレバーをカセットの被係合部から離脱
させている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来は、タイ
ミング的に、ローディングスイッチがONされた後で、
ロックレバーがカセットに係合される動作となるため
に、オペレータがカセットをカセットホルダー内に乱暴
に挿入したような時には、ローディングスイッチがON
された後、ロックレバーがカセットに係合されないうち
に、ローディングレバーの反力によってカセットが押し
戻されてしまい、ロックレバーがカセットに係合されな
いまま、ローディングレバーだけがモータによって駆動
されてしまうようなローディングミスが発生し易いと言
う問題があった。
【0004】また、エジェクト完了時点でロックレバー
をカセットの被係合部から離脱させる方式を採用してい
たために、極度の高熱や低温等の環境温度の変化やドラ
イブの水平度の狂い等により、カセットホルダー内から
のカセットのエジェクト量にバラツキが出易いと言う問
題があった。
【0005】本発明は、上記の問題を解決するためにな
されたものであって、カセットのローディングミスを防
止でき、カセットのエジェクト量を一定にできるカセッ
トローディング装置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明のカセットローディング装置は、記録媒体を
収納したカセットが挿入される挿入位置とその挿入され
たカセットを記録及び/又は再生のために装着する装着
位置との間で往復動自在に構成されたカセットホルダー
と、上記カセットホルダーに摺動自在に取付けられ、こ
のカセットホルダー内に挿入されるカセットによって押
されてローディングスイッチをONするスライダーと、
上記スライダーに取付けられ、上記カセットホルダー内
に挿入されるカセットが上記スライダーに当接される直
前にそのカセットの被係合部に係合されるロックレバー
と、上記ローディングスイッチによって起動されるモー
タにより駆動され、上記スライダーをカセット挿入方向
に摺動して上記ロックレバーを介してカセットを上記カ
セットホルダー内に引込むローディング機構とを備えた
ものである。
【0007】
【作用】上記のように構成された本発明のカセットロー
ディング装置は、オペレータがカセットを手でカセット
ホルダー内に挿入した時、カセットがスライダーに当接
される直前にロックレバーがカセットの被係合部に係合
され、この後に、カセットがスライダーに当接されて、
スライダーを押した時に始めてローディングスイッチが
ONされる。エジェクト完了時点でも、ロックレバーは
カセットの被係合部に係合したままの状態を維持する。
【0008】
【実施例】以下、本発明をCD−ROMドライブに適用
したカセットローディング装置の一実施例を図を参照し
て説明する。
【0009】まず、図5〜図7に示すように、偏平な長
方体に形成されたカセット1の内部には記録媒体である
CD−ROM(以下、単にCDと記載する)2が収納さ
れていて、このカセット1の左右両側面1aの前端面1
b側には被係合部である左右一対の凹部3が形成されて
いる。なお、カセット1の底面1cの中央部から前端面
1bにかけて長孔状の底面開口4が形成されていて、こ
の底面開口4を開閉するシャッター5が前端面1bに沿
って矢印a、a′方向に摺動自在に取付けられている。
また、カセット1内のCD2の中央の上部にはクランパ
ー6が収納されている。
【0010】次に、図5〜図10に示すように、シャー
シ7の上部にカセットホルダー8が水平に載置されてい
て、このカセットホルダー8の水平な底板8aの左右両
端縁の上部に沿って断面形状がコ字状をなす左右一対の
カセット挿入ガイド8bが対向状態に一体に形成されて
いる。そして、このカセットホルダー8はシャーシ7上
で、図7に示す上昇位置であるカセット挿入位置と、図
8に示す下降位置であるカセット装着位置との間で水平
姿勢のまま矢印b、b′方向に昇降、即ち、往復動自在
に構成されている。
【0011】この際、カセットホルダー8内の底板8a
から上方に垂下された4本の垂直な支軸9がシャーシ7
を貫通して下方に突出され、これらの支軸9の下端に嵌
着されたストッパーリング10とシャーシ7の下面との
間で、これらの支軸9の外周に嵌装された4つの圧縮コ
イルバネ11によって、カセットホルダー8が下方であ
る矢印b方向に移動付勢されている。また、底板8aの
下面に水平なスライド板13が複数のガイド溝14及び
ガイドピン15によって案内されてカセット挿入、排出
方向である矢印c、c′方向に摺動、即ち、往復動自在
に取付けられている。そして、このスライド板13の下
面の四隅に橇状突起である4つのカム16が固着され、
これらのカム16の摺動軌跡上でシャーシ7にはカムガ
イド片17を有する4つのカム溝18が形成されてい
る。
【0012】そして、スライド板13がカセットホルダ
ー8に対して矢印c、c′方向に往復動されることによ
って、これらのカム16がそれぞれカムガイド片17で
案内されながらカム溝18に対して同時に出入りされ、
4つの圧縮コイルバネ11との協働作用によってカセッ
トホルダー8がシャーシ7に対して矢印b、b′方向に
往復動されるように構成されている。
【0013】次に、図5〜図8に示すように、カセット
ホルダー8の底板8a上で矢印c方向及び矢印a方向側
に偏位された位置にスライダー20が載置されている。
このスライダー20はガイド溝21及びガイドピン22
と、一方のカセット挿入ガイド8bの側板から矢印c方
向に延長されたガイド板23とによって案内されて矢印
c、c′方向に摺動自在に取付けられている。そして、
図4に示すように、このスライダー20の矢印c′方向
側の端部上には矢印c、c′方向に対して直角なカセッ
ト当接片24が形成され、このスライダー20の矢印
a′方向側の端部上にはガイド溝21と平行なスイッチ
操作片25が形成されている。
【0014】次に、図1〜図4に示すように、スライダ
ー20上にはロックレバー27が垂直な支点ピン28を
介して矢印d、d′方向に回転自在に取付けられてい
る。このロックレバー27の矢印c′方向の先端部に矢
印a′方向に向けて形成されたフック27aがスライダ
ー20のカセット当接片24を迂回して矢印c′方向側
に延出されている。なお、このフック27aの先端の矢
印c′方向側には斜面29が形成されている。そして、
このロックレバー27はカセット当接片24との間に架
設された引張りコイルバネ30によって矢印d′方向に
回転付勢され、このロックレバー27の矢印c方向側の
遊端部27bがスライダー20上に形成されたストッパ
ー片31に当接されている。また、ロックレバー27上
で支点ピン28の矢印a方向側の横には垂直なストッパ
ー片32が形成され、このストッパー片32が一方のカ
セット挿入ガイド8bの上面から矢印c方向に延長され
たストッパー片33に矢印c′方向から当接可能に構成
されている。なお、フック27aはガイド板23に形成
された長孔34内で矢印c、c′方向及び矢印d、d′
方向に移動可能に配置されている。
【0015】次に、カセットホルダー8の底板8a上で
スライダー20の矢印a′方向側の近傍位置にローディ
ングスイッチ36が取付けられていて、そのローディン
グスイッチ36の***作部36aがスライダー20のス
イッチ操作片25側に配置されている。
【0016】次に、図5〜図10に示すように、カセッ
トホルダー8の底板8aの矢印c方向側に偏位された位
置にローディング機構38が取付けられている。このロ
ーディング機構38は底板8aの下面に取付けられたモ
ータ39及びそのモータ39によってギアトレイン40
を介して駆動されるピニオン41と、スライダー20の
下面で矢印c方向側の端部にスライダー20と平行に取
付けられて上記ピニオン41によって駆動されるラック
42と、底板8a上に垂直な支点ピン43を介して矢印
e、e′方向に回転自在に取付けられたローディングレ
バー44とによって構成されている。
【0017】そして、ローディングレバー44はほぼL
字形に形成されていて、その一方のアーム44aの先端
の下面に垂直に取付けられたピン45が底板8aの円弧
孔46を貫通して下方に突出され、このピン45の下端
がスライド板13に形成された駆動溝47内に遊嵌され
ている。また、ローディングレバー44の他方のアーム
44bの先端の上面に垂直に取付けられたピン48がス
ライダー20にカセット当接片24と平行に形成された
溝49内に遊びを有して遊嵌されている。なお、ローデ
ィングレバー44は支点ピン43の外周に嵌装されて、
両端が底板8aと他方のアーム44bに係止された捩り
コイルバネ50によって矢印e′方向に回転付勢されて
いる。
【0018】また、駆動溝47は円弧状に形成されたピ
ン駆動部47aの矢印c方向側の端部に直線状のピンロ
ック部47bを形成したものであり、ピン駆動部47a
の矢印c′方向の先端47cはピンロック部47bとほ
ぼ平行な方向に屈曲されている。
【0019】また、スライド板13の下面でラック42
の反対側の位置にほぼ三角形状のスイッチ操作用突起5
1が取付けられていて、この突起51の矢印c、c′方
向への移動によって交互に操作されるローディング完了
スイッチ52及びエジェクト完了スイッチ53が底板8
aにブラケット(図示せず)を介して取付けられてい
る。
【0020】また、底板8a上でスライダー20の反対
側の位置にシャッター開閉レバー54が垂直な支点ピン
55を介して矢印f、f′方向に回転自在に取付けら
れ、このシャッター開閉レバー54は支点ピン55の外
周に嵌装されて、両端が底板8aとこのシャッター開閉
レバー54とに係止された捩りコイルバネ56によって
矢印f′方向に回転付勢されて底板8aのストッパー5
7に当接されている。
【0021】そして、シャーシ7上に取付けられたスピ
ンドルモータ60上のディスクテーブル61及び光学ピ
ックアップ62がスライド板13及びカセットホルダー
8の底板8aに形成された開口63、64の下部に配置
されている。
【0022】次に、以上のように構成されたカセットロ
ーディング装置の動作を説明する。
【0023】まず、ローディング開始前は、図7に示す
ように、スライド板13が矢印c方向に摺動されて、カ
ム16がシャーシ7上に乗り上げて、カセットホルダー
8がカセット挿入位置まで矢印b′方向に上昇されてい
る。
【0024】また、図5に示すように、ローディングレ
バー44が矢印e′方向に回転されて、スライダー20
が矢印c′方向に摺動されている。そこで、ローディン
グ時には、まず、図5及び図7に示すように、オペレー
タが手でカセット1をカセットホルダー8のカセット挿
入ガイド8b間に矢印c方向から水平に挿入する。する
と、その前端面1bによってシャッター開閉レバー54
の先端上のピン54aが押されて、シャッター開閉レバ
ー54が捩りコイルバネ56に抗して矢印f方向に回転
され、そのピン54aがカセット1のシャッター5を内
蔵バネ(図示せず)に抗して矢印a方向に開く。
【0025】そして、カセット1が図5の実線に示す位
置まで矢印c方向に挿入された時、ロックレバー27の
フック27aがカセット1の一方の側面1aの凹部3に
係合され、この直後に、カセット1の前端面1bがスラ
イダー20を矢印c方向に押す。
【0026】この際、まず、図1の(A)に示すよう
に、矢印c方向に挿入されるカセット1の前端面1bの
円弧状のコーナー1dがロックレバー27のフック27
aの斜面29に当接されて、ロックレバー27が引張り
コイルバネ30に抗して矢印d方向に逃げた後、図1の
(B)に示すように、ロックレバー27が引張りコイル
バネ30によって矢印d′方向に復動して、フック27
aがカセット1の凹部3内に係合され、ロックレバー2
7によってカセット1が保持される。
【0027】そして、この直後に、図2の(A)に示す
ように、カセット1の前端面1bがスライダー20のカ
セット当接片24に矢印c方向にから当接して、カセッ
ト1がスライダー20を矢印c方向にストロークS1
押し込む。
【0028】すると、図2の(A)に示すように、スラ
イダー20のスイッチ操作片25がローディングスイッ
チ36の***作部36aを矢印g方向に押し込んで、ロ
ーディングスイッチ36がONとなり、ローディング機
構38のモータ39が正回転駆動を開始する。
【0029】なおこの際、図9に示すように、スライド
板13の駆動溝47の先端47c内でのピン45の矢印
e方向への遊び分だけ、スライダー20に連動してロー
ディングレバー44が実線の位置から点線の位置まで捩
りコイルバネ50に抗して矢印e方向に回転されて停止
されるので、スライダー20は図2の(A)に示すスト
ロークS1 分矢印c方向に押し込まれたところで停止す
る。そこで、オペレータはカセット1から手を離せば良
い。
【0030】そして、モータ39が正回転駆動される
と、ギアトレイン40を介してピニオン41が図7で矢
印h方向に正回転駆動され、このピニオン41がラック
42を矢印c′方向に駆動して、スライド板13が図9
の位置から図10の位置まで矢印c′方向に摺動され
る。
【0031】すると、図10に示すように、スライド板
13の駆動溝47が矢印c′方向に移動し、そのピン駆
動部47aによってピン45が矢印e方向に駆動され
て、ローディングレバー44が図2の(A)に示す位置
から図2の(B)に示す位置まで矢印e方向に捩りコイ
ルバネ50に抗して回転駆動される。
【0032】そして、図2の(B)に示すように、ロー
ディングレバー44のピン48がスライダー20をスト
ロークS2 分矢印c方向に駆動し、スライダー20と一
体に矢印c方向に移動されるロックレバー27のフック
27aによってカセット1がカセットホルダー8の内部
に向って矢印c方向にストロークS2 分自動的に引込ま
れる。
【0033】なおこの際、ローディングスイッチ36の
***作部36aはスライダー20のスイッチ操作片25
によって押されたままとなり、ローディングスイッチ3
6はON状態を維持する。
【0034】そして、図6に示すように、カセットホル
ダー8の内部まで矢印c方向に自動的に引込まれたカセ
ット1のCD2がディスクテーブル61の真上に達した
時、図10に示すように、ローディングレバー44のピ
ン45がスライド板13の駆動溝47のピンロック部4
7b内に入り込んで、ローディングレバー44がロック
され、スライダー20及びロックレバー27が図2の
(B)に示す位置で停止され、カセット1の矢印c方向
の引込み動作が終了する。
【0035】またこの際、図6に示すように、矢印c方
向に自動的に押し込まれるカセット1によってシャッタ
ー開閉レバー54が捩りコイルバネ56に抗して矢印f
方向に回転され、その先端のピン54aによってシャッ
ター5が矢印a方向に完全に開かれる。
【0036】一方、スライド板13の矢印c′方向への
摺動により、カム16が図7に示す位置から図8に示す
位置まで矢印c′方向に移動されて、カム16がシャー
シ7上からカムガイド片17によって案内されてカム溝
18内に落ち込む。
【0037】すると、圧縮コイルバネ11の付勢力によ
って、カセットホルダー8が図7に示すカセット挿入位
置から図8に示すカセット装着位置まで矢印b方向に下
降されて、ディスクテーブル61及び光学ピックアップ
62がカセット1の底面開口4内に下方から相対的に挿
入されて、カセット1内のCD2がディスクテーブル6
1上にクランパー6によってマグネットチャッキングさ
れ、CD2が光学ピックアップ62上に近接される。
【0038】そして、最後に、図10に示すように、ス
ライド板13のスイッチ操作用突起51がローディング
完了スイッチ52をONして、モータ39が停止され、
一連のローディング動作が完了する。
【0039】そして、この後に、スピンドルモータ60
によってディスクテーブル61と一体にCD2が回転駆
動され、光学ピックアップ62によってCD2の記録、
再生が行われる。
【0040】なお、エジェクト動作は、上述したローデ
ィング動作の逆動作となり、エジェクト釦(図示せず)
が押されると、モータ39が逆回転駆動され、ピニオン
41が図10で矢印h′方向へ逆回転駆動されることに
より、スライド板13が図10の位置から図9の位置ま
で矢印c方向に摺動され、カム16がカムガイド片17
によって案内されてカム溝18内からシャーシ7上に引
上げられることによって、カセットホルダー8が図8に
示すカセット装着位置から図7に示すカセット挿入位置
まで矢印b′方向に圧縮コイルバネ11に抗して上昇さ
れる。
【0041】また、スライド板13の駆動溝47によっ
てローディングレバー44が図6に示す位置から図5に
示す位置まで矢印e′方向に回転駆動され、スライダー
20が図6に示す位置から図5に示す位置まで矢印c′
方向に摺動されて、そのスライダー20のカセット当接
片24によってカセット1がカセットホルダー8内から
一定のエジェクト量S3 (但し、S3 =S1 +S2 )分
矢印c′方向にエジェクト(排出)される。
【0042】そして、図9に示すように、スイッチ操作
用突起51がエジェクト完了スイッチ51をONして、
モータ39が停止されると共に、図3の(A)に示すよ
うに、スライダー20のスイッチ操作片25がローディ
ングスイッチ36の***作部36aから矢印c′方向に
離れて、***作部36aが矢印g′方向に復帰して、ロ
ーディングスイッチ36がOFFとなり、一連のエジェ
クト動作が完了する。
【0043】そして、このエジェクト時には、図3の
(A)に示すように、ロックレバー27のフック27a
がカセット1の凹部3内に係合して、ロックレバー27
でカセット1を保持したままで、スライダー20のカセ
ット当接片24によってカセット1を矢印c′方向にエ
ジェクトする上に、そのエジェクト完了状態でも、ロッ
クレバー27のフック27aはカセット1の凹部3内に
係合したままの状態を保持する。
【0044】従って、カセット1のエジェクト量S3
スライダー20の矢印c′方向の摺動量に一致し、その
エジェクト量S3 を常に一定に揃えることができる。
【0045】なお、図3の(B)に示すように、エジェ
クト完了後に、オペレータがカセット1をカセットホル
ダー8内から矢印c′方向に引抜く際、図3の(A)に
示すスライダー20の溝49内でのピン48のガタS4
分だけ、スライダー20が矢印c′方向に偏位される。
この時、ロックレバー27のストッパー片32がカセッ
トホルダー8のストッパー片33に当接された状態で、
スライダー20の支点ピン28が矢印c′方向に偏位さ
れるため、その時のテコ作用により、ロックレバー27
が引張りコイルバネ30に抗して矢印d方向に回転して
逃げる。従って、カセット1を矢印c′方向に軽く引張
るだけで、ロックレバー27のフック27aを凹部3か
ら容易に外すことができる。
【0046】以上、本発明の一実施例に付き述べたが、
本発明は上記の実施例に限定されることなく、本発明の
技術的思想に基づいて各種の変更が可能である。例え
ば、本発明はCD−ROMドライブのカセットローディ
ング装置に限定されることなく、各種の記録媒体が収納
された各種のカセットの記録再生装置のカセットローデ
ィング装置に適用可能である。
【0047】
【発明の効果】以上のように構成された本発明のカセッ
トローディング装置は次のような効果を奏する。
【0048】オペレータがカセットを手でカセットホル
ダー内に挿入した時、カセットがスライダーに当接され
る直前にロックレバーがカセットの被係合部に係合さ
れ、この後に、カセットがスライダーに当接されてスラ
イダーを押した時に始めてローディングスイッチがON
されるようにしたので、オペレータがカセットをカセッ
トホルダー内に乱暴に挿入した時でも、必ず、ロックレ
バーがカセットに係合された後に、ローディングスイッ
チがONされる。従って、オペレータによるカセット挿
入操作の強さや速さに全く左右されずに、挿入されたカ
セットをロックレバーで常に確実に保持して自動的に引
込むことができるので、カセットローディングミスを確
実に防止でき、常に安定したカセットローディングを行
える。
【0049】エジェクト完了時点でも、ロックレバーが
カセットに係合したままの状態を維持するので、エジェ
クト量をスライダーの摺動量に一致させることができ
る。従って、極度の高温や低温等の環境温度の変化やド
ライブの水平度の狂い等により、カセットのエジェクト
量にバラツキが出るようなことが全くなく、カセットの
エジェクト量を常に一定値に安定させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるカセットローディング
装置の要部のローディング動作を説明する一部切欠き平
面図である。
【図2】上記要部のローディング動作の引続きを説明す
る一部切欠き平面図である。
【図3】上記要部のエジェクト動作を説明する一部切欠
き平面図である。
【図4】上記要部の斜視図である。
【図5】カセットローディング装置全体のカセットの挿
入動作を説明する平面図である。
【図6】カセットローディング装置全体のカセットのロ
ーディング完了状態を説明する平面図である。
【図7】カセットローディング装置全体のカセットの挿
入動作を説明する一部切欠き側面図である。
【図8】カセットローディング装置全体のカセットのロ
ーディング完了状態を説明する一部切欠き側面図であ
る。
【図9】図7のA−A矢視での平面図である。
【図10】図8のB−B矢視での平面図である。
【符号の説明】 1 カセット 2 CD−ROM(記録媒体) 3 凹部(被係合部) 8 カセットホルダー 20 スライダー 27 ロックレバー 36 ローディングスイッチ 38 ローディング機構 39 モータ 44 ローディングレバー

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】記録媒体を収納したカセットが挿入される
    挿入位置とその挿入されたカセットを記録及び/又は再
    生のために装着する装着位置との間で往復動自在に構成
    されたカセットホルダーと、 上記カセットホルダーに摺動自在に取付けられ、このカ
    セットホルダー内に挿入されるカセットによって押され
    てローディングスイッチをONするスライダーと、 上記スライダーに取付けられ、上記カセットホルダー内
    に挿入されるカセットが上記スライダーに当接される直
    前にそのカセットの被係合部に係合されるロックレバー
    と、 上記ローディングスイッチによって起動されるモータに
    より駆動され、上記スライダーをカセット挿入方向に摺
    動して上記ロックレバーを介してカセットを上記カセッ
    トホルダー内に引込むローディング機構とを備えたカセ
    ットローディング装置。
JP4073182A 1992-02-25 1992-02-25 カセットローディング装置 Expired - Lifetime JP2990931B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4073182A JP2990931B2 (ja) 1992-02-25 1992-02-25 カセットローディング装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4073182A JP2990931B2 (ja) 1992-02-25 1992-02-25 カセットローディング装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05234221A JPH05234221A (ja) 1993-09-10
JP2990931B2 true JP2990931B2 (ja) 1999-12-13

Family

ID=13510744

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4073182A Expired - Lifetime JP2990931B2 (ja) 1992-02-25 1992-02-25 カセットローディング装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2990931B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH05234221A (ja) 1993-09-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100251251B1 (ko) 디스크형 기록 매체용 신호 기록 및 재생장치
JP3021931B2 (ja) ディスクドライブ装置におけるカートリッジ自動引込み装置
JP2990931B2 (ja) カセットローディング装置
JP2000348414A (ja) 記録媒体装着装置
JP3082428B2 (ja) ディスクカートリッジローディング装置
JP3495511B2 (ja) ディスク装填装置
JPH04370563A (ja) ディスクチェンジャー装置
JP3694381B2 (ja) ディスク装置
JP3105026B2 (ja) ディスクカートリッジのシャッタ開閉機構
JP3044889B2 (ja) 記録及び/又は再生装置
JP3528243B2 (ja) ディスクドライブ装置
JP3791242B2 (ja) 記録媒体装着装置
JP3094520B2 (ja) ディスクチェンジャー
JP3082427B2 (ja) ディスクカートリッジローディング装置
EP0944067B1 (en) Disc player
JP2511109Y2 (ja) ディスク装置
JP2988110B2 (ja) ディスクドライブ装置におけるカートリッジ自動引込み装置
JP2501823Y2 (ja) ディスクドライブ装置
JP3082429B2 (ja) ディスクカートリッジローディング装置
JP2000123456A (ja) ディスクドライブ装置
JPH05114273A (ja) カセツトのシヤツター開放機構
JP2004246971A (ja) 再生記録装置
JPH0492252A (ja) 光ディスク駆動装置
JPS62107462A (ja) カ−トリツジのロ−デイング装置
JPH0744968A (ja) 記録媒体記録再生装置における記録媒体排出機構

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091015

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091015

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101015

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101015

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111015

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111015

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121015

Year of fee payment: 13

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121015

Year of fee payment: 13