JP3326270B2 - 孔版印刷装置 - Google Patents

孔版印刷装置

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JP3326270B2
JP3326270B2 JP05041794A JP5041794A JP3326270B2 JP 3326270 B2 JP3326270 B2 JP 3326270B2 JP 05041794 A JP05041794 A JP 05041794A JP 5041794 A JP5041794 A JP 5041794A JP 3326270 B2 JP3326270 B2 JP 3326270B2
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plate
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康一郎 飯田
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Riso Kagaku Corp
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41LAPPARATUS OR DEVICES FOR MANIFOLDING, DUPLICATING OR PRINTING FOR OFFICE OR OTHER COMMERCIAL PURPOSES; ADDRESSING MACHINES OR LIKE SERIES-PRINTING MACHINES
    • B41L13/00Stencilling apparatus for office or other commercial use
    • B41L13/04Stencilling apparatus for office or other commercial use with curved or rotary stencil carriers
    • B41L13/06Stencilling apparatus for office or other commercial use with curved or rotary stencil carriers with a single cylinder carrying the stencil

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  • Manufacture Or Reproduction Of Printing Formes (AREA)
  • Inking, Control Or Cleaning Of Printing Machines (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、孔版印刷装置に関し、
特に版胴に孔版原紙が装着されているか否かに応じて所
要の処理を行う孔版印刷装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】版胴が所定の着版開始回転位置(ホーム
ポジション)に位置している状態にて版胴に対し着版す
べき孔版原紙を送り込み、版胴を一回転することによっ
て孔版原紙を版胴の外周面に巻き付け装着する孔版印刷
装置は知られており、これは、例えば特公昭62−30
117号公報に示されている。
【0003】この種の孔版印刷装置においては、新たに
孔版原紙を版胴に装着する際には、先ず版胴に孔版原紙
が巻き付け装着されているか、否かを検出し、版胴に孔
版原紙が巻き付け装着されていれば、孔版原紙を版胴よ
り取り外す排版処理を行い、この排版処理後に、新たに
孔版原紙を版胴に巻き付け装着する着版処理を開始し、
これに対し版胴に孔版原紙が巻き付け装着されていなけ
れば、新たに孔版原紙を版胴に巻き付け装着する着版処
理をすぐに開始と云う所要の処理を行う。
【0004】そして、この後に版胴に新しい孔版原紙が
巻き付け装着されたことを確認して給紙を開始すること
により印刷を開始する。
【0005】従来、版胴に孔版原紙が巻き付け装着され
ているか、否かの検出、即ち原紙有無検出は、版胴の原
紙クランプ近傍に設けられるインキ不通過領域の外周面
で、着版された孔版原紙により覆われる箇所に、黒色ス
ポンジなどによる無反射性のセンサ反応片を取り付け、
機枠に反射型のセンサを版胴外周面に向けて固定配置
し、センサ反応部材が孔版原紙により覆われているか否
かによってセンサが受光する光量が変化することを利用
して行われている。この原紙有無検出においては、セン
サ反応片がセンサに対応する所定の回転位置(以下、こ
の回転位置を原紙有無検出位置と云う)に版胴を回転さ
せる必要がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】原紙有無検出位置が着
版開始回転位置であれば、着版に際して版胴に前の孔版
原紙が存在するか否かを検出するために版胴を回転させ
ることはないが、しかしこれでは新しい孔版原紙がクラ
ンプ不良を生じることなく正しく着版されたか否かを着
版スタート直後に検出することができない。
【0007】この両方のことを満足させるためには、着
版開始回転位置を原紙有無検出位置とするセンサと、版
胴が着版開始回転位置より少し、例えば70〜80度程
度回転した位置を原紙有無検出位置とするもう一つのセ
ンサを設けなければならない。
【0008】この二つのセンサを使用した原紙有無検出
について詳細な説明が必要ならば、本願出願人と同一の
出願人による特願平5−173260号の明細書および
図面を参照されたい。
【0009】これに対し版胴が着版開始回転位置より少
し回転した位置を原紙有無検出位置とするセンサのみに
よる場合は、センサを二つ設ける必要がなくなるもの
の、着版に際して版胴に前の孔版原紙が存在するか否か
を検出するために版胴を一回転させなければならず、ま
た印刷に際しての事前の原紙有無チェックに際して版胴
に前の孔版原紙が存在するか否かを検出するために版胴
を一回転させなければならず、このことは、着版、印刷
処理に要する全体の時間を長くし、製版、印刷のスター
トキーが操作されてから、最初の印刷物、即ちファース
トプリントが得られるに要する時間を長くすることにな
る。
【0010】本発明は、上述の如き問題点に着目してな
されたものであり、センサを二つ設けることなく、各状
態にて原紙有無に関する情報を的確に取得して所要の着
版、印刷処理を行い、原紙有無検出に起因するタイムロ
スを少なくし、ファーストプリントまでの時間を短くす
る孔版印刷装置を提供することを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】上述の如き目的は、本発
明によれば、版胴が所定の回転位置に位置することによ
り版胴に孔版原紙が装着されている否かを検出する原紙
有無検出手段と、前記原紙有無検出手段により検出され
た原紙有無に関する検出結果の最新情報を記憶する記憶
手段と、印刷処理または製版処理に際する原紙有無確認
時に前記記憶手段に記憶された原紙有無に関する検出結
果の最新情報(原紙有無情報)に関する情報を読み取
り、この読み取り情報に基づいて所要の印刷処理または
製版処理を行う制御手段とを有することを特徴とする孔
版印刷装置によって達成される。
【0012】また本発明による孔版印刷装置において
は、電源オン直後、あるいは版胴が機外に取出し可能な
構造のものにおいては、版胴が機外に一旦取り出された
場合には、確実性を高める意味で、記憶手段に記憶され
た原紙有無情報を参照せず、これらの場合には、原紙有
無検出手段により版胴に孔版原紙が装着されているか否
かを改めて検出してよい。
【0013】
【作用】上述の如き構成によれば、原紙有無検出手段に
より検出される原紙有無に関する検出結果の最新情報が
記憶手段に記憶され、印刷処理または製版処理に際する
原紙有無確認時にはその記憶手段に記憶された原紙有無
に関する検出結果の最新情報に基づいて所要の印刷処理
または製版処理、即ち、製版処理で原紙有の場合は、排
版処理後に着版処理、製版処理で原紙無の場合は、直ち
に着版処理が行われ、また、印刷処理で原紙有の場合
は、印刷を開始し、印刷処理で原紙無の場合は、印刷を
開始しない処理が行われ、原紙有無確認の都度、版胴を
原紙有無検出位置に回転させる必要がない。
【0014】
【実施例】以下に添付の図を参照して本発明を実施例に
ついて詳細に説明する。
【0015】図1は本発明による孔版印刷装置の一実施
例を示している。図1に示されている孔版印刷装置は、
製版機能付きの全自動孔版印刷装置であり、これは、光
電式の原稿画像読み取り部1と、感熱式の製版部3と、
孔版印刷機構部5と、排版部7と、給紙部9と、排紙部
11とを有している。
【0016】原稿画像読み取り部1は、印刷すべき原稿
を載置される原稿セット台21と、原稿画像読み取り部
1における原稿の有無を検出する反射型の原稿センサ2
3および25と、原稿搬送ローラ対27と、原稿搬送ロ
ーラ対27を回転駆動するステッピングモータ29と、
原稿の画像を光学的に読み取り、これを電気信号に変換
する密着型のイメージセンサ31と、原稿排出トレー3
3とを具備している。
【0017】製版部3は、複数個の発熱体を紙面を貫通
する方向に整列状態にて有し孔版原紙Sに感熱式に穿孔
製版を行うサーマルヘッド35と、プラテンローラ37
と、原紙搬送ローラ対39と、プラテンローラ37およ
び原紙搬送ローラ対39を回転駆動するステッピングモ
ータ41と、原紙カッタ43とを具備している。
【0018】孔版印刷機構部5は、自身の中心軸線周り
に回転可能なインキ通過構造の円筒状の版胴45と、版
胴45のインキ不通過領域の外周面部に設けられた原紙
クランプ47と、版胴45内に配置されたスキージロー
ラ49とドクタロッド51とを含むインキ供給機構部5
3と、版胴45を図1にて反時計廻り方向へ回転駆動す
るメインモータ55と、プレスローラ59と、プレスロ
ーラ駆動用のソレノイド装置61とを具備している。
【0019】排版部7は、排版ボックス63と、版胴4
5より使用済みの孔版原紙Sを排版ボックス63へ向け
て引き剥し搬送する排版搬送ローラ対65と、排版搬送
ローラ対65を回転駆動するDCモータ67と、排版搬
送ローラ対65部分における孔版原紙Sの有無を検出す
る透過型の排版センサ69とを具備している。
【0020】給紙部9は、印刷用紙Pを積載されて不図
示の上下動機構により上下動される給紙台71と、給紙
台71より印刷用紙Pを一枚ずつ取り出すピックアップ
ローラ73と、メインモータ55の回転をピックアップ
ローラ73に断続伝達する給紙クラッチ75と、印刷用
紙Pを版胴45とプレスローラ59との間へ所定のタイ
ミングをもって送り出す用紙搬送ローラ対77と、用紙
搬送ローラ対77部分における印刷用紙Pの有無を検出
する透過型の用紙センサ79とを具備している。
【0021】排紙部11は、印刷済みの印刷用紙Pを版
胴45より分離する用紙分離爪81と、印刷済みの印刷
用紙Pを積層載置される排紙台83とを具備している。
【0022】版胴45の端部には磁石片85が取り付け
られており、また本体側には図1に示されている如く、
原紙クランプ47が真上に位置する回転位置、即ち着版
開始回転位置に版胴45が位置している状態の時に磁石
片85に応動する磁気センサにより構成された着版開始
回転位置センサ87が固定配置されている。またメイン
モータ55にはロータリエンコーダ89が接続されてお
り、ロータリエンコーダ89は着版開始回転位置センサ
87の出力信号によりリセットされて版胴45の回転位
置を定量的に検出する。
【0023】版胴45の外周面部の原紙クランプ配置位
置近くのインキ不通過領域には黒色スポンジなどによる
無反射性のセンサ反応片91が固定装着されている。こ
のセンサ反応片91の配置位置は原紙クランプ47の配
置位置より版胴45の回転方向(図1にて反時計廻り方
向)で見て30度程度回転方向遅れ側の位置に設定され
ている。
【0024】機枠には版胴45が着版開始回転位置より
給紙開始回転位置へ回転変位する回転角範囲内にてセン
サ反応片91と対応する位置に反射型の原紙有無センサ
93が固定配置されている。センサ反応片91が原紙有
無センサ93と対応する位置、即ち原紙有無検出位置
は、この実施例では、版胴45が着版開始回転位置より
75度回転した位置に設定されている。
【0025】原紙有無センサ93は、センサ反応片91
に対応する回転位置に版胴45が回転変位している状態
下にて、センサ反応片91が孔版原紙Sにより覆われて
いるか否かによって受光する光量を変化し、この光量変
化により版胴45の外周面に孔版原紙Sが巻き付け装着
されているか否かを検出する。
【0026】版胴45は不図示の公知の引き出し構造に
より機枠より出し入れ交換可能になっており、この版胴
45の出し入れ部には、版胴45が正規の印刷位置にセ
ットされたことを検出する版胴セットスイッチ95(図
2参照)が設けられている。
【0027】なお、この版胴45は出し入れ構造につい
て詳細な説明が必要ならば、特公昭62−28758号
公報を参照されたい。
【0028】図2は、上述の如く構成された孔版印刷装
置の制御系を示している。この制御系は、装置全体の動
作を制御するCPUを含むマイクロコンピュータ式の制
御装置100を有している。制御装置100は、システ
ムプログラムを格納するROM102と、各種情報を書
換可能に記憶するワーキングメモリとしてのRAM10
3と、製版スタートキー、印刷スタートキー、印刷枚数
を入力するためのテンキー、エラー等を表示する表示器
を含む操作パネル部104より各種情報を入力し、また
原稿センサ23、25、排版センサ69、用紙センサ7
9、着版開始回転位置センサ87、ロータリエンコーダ
89、原紙有無センサ93、版胴セットスイッチ95の
各々より検出信号を入力し、システムプログラムに従っ
て、原稿画像読み取り部1を駆動する原稿画像読み取り
部駆動回路106と、製版部3を駆動する製版部駆動回
路108と、原紙カッタ43を駆動するカッタ駆動回路
110と、孔版印刷機構部5を駆動する孔版印刷機構部
駆動回路112と、排版部7を駆動する排版部駆動回路
114と、給紙部9を駆動する給紙部駆動回路116の
各々へ駆動指令信号を出力する。
【0029】制御装置100は原紙有無センサ93によ
り検出された原紙有無に関する検出結果の最新情報(原
紙有無情報)をRAM103に書き込む処理と、版胴4
5の取出しにより版胴セットスイッチ95が一旦オフ状
態になったか否かに関する最新情報(版胴取出し情報)
をRAM103に書き込む処理とを行い、印刷処理また
は製版処理に際する原紙有無確認時に、RAM103に
記憶されている版胴取出し情報を読み取り、この版胴取
出し情報が版胴取出しが行われていないことを示すもの
であって電源オン直後でない場合にはRAM103に記
憶された原紙有無情報を読み込み、この原紙有無情報に
基づいて所要の処理、即ち、後に詳細に説明するよう
に、製版処理で原紙有の場合は、版胴45に装着されて
いる孔版原紙Sを版胴45より取り除く排版処理後に、
新たな孔版原紙Sを版胴45に装着する着版処理、製版
処理で原紙無の場合は、排版処理の必要がないから直ち
に着版処理を、また、印刷処理で原紙有の場合は、直ち
に印刷処理、印刷処理で原紙無の場合は、印刷しない処
を行い、版胴取出し情報が版胴取出しが行われたこと
を示すものである場合あるいは電源オン直後の少なくと
も何れか一方である場合には版胴45を回転させて原紙
有無センサ93により版胴45に孔版原紙Sが装着され
ているか否かを検出し、この検出結果に基づいて上記と
同様の所要の処理を行う。
【0030】次に、上述の如く構成された孔版印刷装置
の動作を、図3〜図6に示された動作フローに基づき説
明する。この動作フローにおいては、セットフラグと有
無フラグとが使用され、各フラグを次のように定義す
る。
【0031】セットフラグは、版胴セットスイッチ95
が一旦オフ状態になるか、あるいは電源がオフされる
と、換言すれば電源オン直後には0に設定され、原紙有
無センサ93により原紙有無検出が行われると、1に設
定され、版胴取出し情報と電源オンオフ情報としてRA
M103に書き込まれる。
【0032】有無フラグは、原紙有無情報であり、原紙
有無センサ93による原紙有無検出結果が原紙有りの場
合(センサ・オン時)には1に設定され、原紙無しの場
合(センサ・オフ時)には0に設定され、RAM103
に書き込まれる。
【0033】図3はゼネラル動作フローを示しており、
この動作フローは電源オンにより始まり、先ずセットフ
ラグを0に設定し(ステップ10)、版胴45を着版開
始回転位置に位置させるなどの所要の初期化処理を行う
(ステップ20)。
【0034】次に版胴セットスイッチ95のオンオフ状
態より版胴45が正規の印刷位置にセットされているか
否かを判定する。版胴45が正規の印刷位置にセットさ
れていない場合、即ち版胴セットスイッチ95がオフ状
態であれば、ステップ10に戻ってセットフラグが0で
あることを維持、あるいはセットフラグを0に設定す
る。
【0035】版胴45が正規の印刷位置にセットされて
いれば、即ち版胴セットスイッチ95がオン状態であれ
ば、次に操作パネル部104の製版スタートキー、ある
いは印刷スタートキーがオンされたか否かを監視する
(ステップ40、60)。
【0036】製版スタートキーと印刷スタートキーの何
れもがオンされない場合にはステップ30に戻って版胴
45が正規の印刷位置にセットされているか否かを判定
する。
【0037】製版スタートキーがオンされると、製版処
理ルーチンを実行する(ステップ50)。
【0038】印刷スタートキーがオンされると、印刷処
理ルーチンを実行する(ステップ70)。
【0039】図4、図5は製版処理ルーチンを示してい
る。製版処理ルーチンにおいては、先ず原稿センサ23
よりの信号により原稿セット台21に原稿がセットされ
ているが否かを判別し(ステップ100)、原稿セット
が未完の場合には製版処理ルーチンを終了する。原稿セ
ットが完了していれば、原稿搬送ローラ対27によって
原稿をイーメジセンサ31による読み込み位置まで搬送
する(ステップ110)。
【0040】次にセットフラグが1であるか否かを判定
する(ステップ120)。セットフラグが0である場合
は、電源オン直後であるか、版胴45の取出しが行われ
た場合であり、この場合には版胴45を低速度にて一回
転させる。この回転過程にて版胴45が原紙有無検出位
置に位置すると(ステップ140肯定)、セットフラグ
を1に設定し(ステップ150)、原紙有無センサ93
の出力がオンであるか否かを判定する(ステップ16
0)。原紙有無センサ93の出力がオンであれば、即ち
原紙有りの場合には有無フラグを1に設定し(ステップ
170)、原紙有無センサ93の出力がオフであれば、
即ち原紙無しの場合には有無フラグを0に設定する(ス
テップ180)。この有無フラグの設定後にステップ1
90へ進む。
【0041】なお、版胴45が原紙有無検出位置に位置
したことの検出はロータリエンコーダ89により行われ
る。
【0042】これに対しセットフラグが1である場合、
換言すれば、電源オン後あるいは版胴取出し後に一度で
も有無フラグの設定が行われていれば、ステップ130
〜180による原紙有無検出動作が省略され、ステップ
190へ進む。これにより製版処理の所要時間が短縮さ
れる。
【0043】ステップ190では有無フラグが1である
か否かを判定する。有無フラグが1であれば、版胴45
に装着されている孔版原紙Sを版胴45より取り除く排
版処理を実行し(ステップ200)、有無フラグが1で
なければ、排版の必要がないからステップ210へジャ
ンプし、サーマルヘッド35による製版を開始する。
【0044】次に製版に伴い製版部3より版胴45へ向
けて送り出される孔版原紙Sの先端を原紙クランプ47
によって版胴45に係止する原紙クランプ処理を行う
(ステップ220)。
【0045】原紙クランプ処理が完了すると、版胴45
を所定の着版速度にて回転駆動する(ステップ23
0)。この回転過程にて版胴45が原紙有無検出位置に
位置すると(ステップ240肯定)、セットフラグを1
に設定し(ステップ250)、原紙有無センサ93の出
力がオンであるか否かを判定する(ステップ260)。
原紙有無センサ93の出力がオンであれば、原紙クラン
プが正常に行われ、新しい孔版原紙Sが正しく着版され
たとして有無フラグを1に設定し(ステップ270)、
給紙などのファーストプリント処理を行う(ステップ2
80)。
【0046】これに対し原紙有無センサ93の出力がオ
フであれば、有無フラグを0に設定(ステップ290)
し、新しい孔版原紙Sが正しく着版されていないとして
直ちに製版動作を停止する処理を行い(ステップ30
0)、着版ミス表示を行う(ステップ310)。
【0047】図6は印刷処理ルーチンを示している。印
刷処理ルーチンにおいては、先ず印刷枚数がセットされ
ているか否かを判定し、印刷枚数がセットされていなけ
れば、印刷処理ルーチンを終了する。印刷枚数がセット
されていれば、次にセットフラグが1であるか否かを判
別する(ステップ410)。セットフラグが0であれ
ば、原紙有無検出のために版胴45を低速度にて一回転
させる(ステップ420)。この回転過程にて版胴45
が原紙有無検出位置に位置すると(ステップ430肯
定)、セットフラグを1に設定し(ステップ450)、
原紙有無センサ93の出力がオンであるか否かを判定す
る(ステップ460)。原紙有無センサ93の出力がオ
ンであれば、即ち原紙有りの場合には有無フラグを1に
設定し(ステップ470)、ステップ520へ進む。
【0048】これに対し原紙有無センサ93の出力がオ
フであれば、即ち原紙無しの場合には有無フラグを0に
設定し(ステップ480)、印刷動作を停止し(ステッ
プ490)、原紙無し表示を行う(ステップ500)。
【0049】ステップ410における判定にてセットフ
ラグが1である場合、換言すれば、電源オン後あるいは
版胴取出し後に一度でも有無フラグの設定が行われてい
れば、ステップ420〜480による原紙有無検出動作
が省略され、ステップ510へ進む。これにより印刷開
始までの所要時間が短縮される。
【0050】ステップ510では、有無フラグが1であ
るか否かを判定する。有無フラグが1でない場合は版胴
45に孔版原紙Sが装着されていなから、ステップ49
0へ進んで印刷動作を停止し、原紙無し表示を行う(ス
テップ500)。
【0051】有無フラグが1であれば、印刷処理を開始
する(ステップ520)。操作パネル104にあるスト
ップキーがオンされるか(ステップ525肯定)、設定
枚数の印刷が終了すると(ステップ530肯定)、版胴
45を低速度にて一回転させる(ステップ540)。こ
の回転過程にて版胴45が原紙有無検出位置に位置する
と(ステップ550肯定)、セットフラグを1に設定し
(ステップ560)、原紙有無センサ93の出力がオン
であるか否かを判定する(ステップ570)。原紙有無
センサ93の出力がオンであれば、有無フラグを1に設
定し(ステップ580)、原紙有無センサ93の出力が
オフであれば、有無フラグを0に設定する(ステップ5
90)。
【0052】
【発明の効果】以上の説明より理解される如く、本発明
による孔版印刷装置に於いては、原紙有無センサなどに
よる原紙有無検出手段により検出される原紙有無に関す
る検出結果の最新情報がフラグなどにより記憶手段に記
憶され、印刷処理または製版処理に際する原紙有無確認
時にはその記憶手段に記憶された原紙有無に関する検出
結果の最新情報に基づいて所要の処理が行われ、原紙有
無確認の都度、版胴を原紙有無検出位置に回転させる必
要がないから、原紙有無検出に起因するタイムロスが少
なくなり、ファーストプリントまでの時間を短縮するこ
とができる。
【0053】また電源オン直後、あるいは版胴が機外に
取出し可能な構造のものおいては、版胴が機外に一旦取
り出された場合には、記憶手段に記憶された原紙有無情
報を参照せず、これらの場合には、原紙有無検出手段に
より版胴に孔版原紙が装着されているか否かを改めて検
出するから、装置休止中や版胴取出し時に孔版原紙が手
によって版胴より取り除かれても、支障を来すことがな
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による孔版印刷装置の一実施例を示す概
略構成図。
【図2】本発明による孔版印刷装置の制御系の一実施例
を示すブロック線図。
【図3】本発明による孔版印刷装置のゼネラル動作フロ
ーを示すフローチャート。
【図4】本発明による孔版印刷装置の製版処理ルーチン
の前半部分を示すフローチャート。
【図5】本発明による孔版印刷装置の製版処理ルーチン
の後半部分を示すフローチャート。
【図6】本発明による孔版印刷装置の印刷処理ルーチン
を示すフローチャート。
【符号の説明】
1 原稿画像読み取り部 3 製版部 5 孔版印刷機構部 7 排版部 9 給紙部 11 排紙部 31 イメージセンサ 35 サーマルヘッド 43 原紙カッタ 45 版胴 47 原紙クランプ 53 インキ供給機構部 55 メインモータ 59 プレスローラ 63 排版ボックス 71 給紙台 87 着版開始回転位置センサ 89 ロータリエンコーダ 91 センサ反応片 93 原紙有無センサ 95 版胴セットスイッチ 100 制御装置 104 操作パネル部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41L 13/16 B41L 13/14 B41L 13/04

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 版胴が所定の回転位置に位置することに
    より版胴に孔版原紙が装着されている否かを検出する
    原紙有無検出手段と、 前記原紙有無検出手段により検出された原紙有無に関す
    る検出結果の最新情報を記憶する記憶手段と、 印刷処理または製版処理に際する原紙有無確認時に前記
    記憶手段に記憶された原紙有無に関する検出結果の最新
    情報を読み取り、この読み取り情報に基づいて所要の
    刷処理または製版処理を行う制御手段と、 を有することを特徴とする孔版印刷装置。
  2. 【請求項2】 版胴が所定の回転位置に位置することに
    より版胴に孔版原紙が装着されているか否かを検出する
    原紙有無検出手段と、 前記原紙有無検出手段により検出された原紙有無に関す
    る検出結果の最新情報を記憶する原紙有無情報記憶手段
    と、 印刷処理または製版処理に際する原紙有無確認時に、電
    源オン直後を除き前記原紙有無情報記憶手段に記憶され
    た原紙有無情報を読み込み、この原紙有無情報に基づい
    て所要の処理を行い、電源オン直後である場合には版胴
    を回転させて前記原紙有無検出手段により版胴に孔版原
    紙が装着されているか否かを検出し、この検出結果に基
    づいて所要の印刷処理または製版処理を行う制御手段
    と、 を有することを特徴とする孔版印刷装置。
  3. 【請求項3】 版胴が機外に取出し可能な構造の孔版印
    刷装置において、 版胴が所定の回転位置に位置することにより版胴に孔版
    原紙が装着されているか否かを検出する原紙有無検出手
    段と、 前記原紙有無検出手段により検出された原紙有無に関す
    る検出結果の最新情報を記憶する原紙有無情報記憶手段
    と、 版胴が機外に取り出されたことを検出する版胴取出し検
    出手段と、 前記版胴取出し検出手段により検出された版胴取出しに
    関する検出結果の最新情報を記憶する版胴取出し情報記
    憶手段と、 印刷処理または製版処理に際する原紙有無確認時に、前
    記版胴取出し情報記憶手段に記憶された版胴取出し情報
    を読み取り、この版胴取出し情報が版胴取出しが行われ
    ていないことを示すものである場合には前記原紙有無情
    報記憶手段に記憶された原紙有無情報を読み込み、この
    原紙有無情報に基づいて所要の処理を行い、版胴取出し
    情報が版胴取出しが行われたことを示すものである場合
    には版胴を回転させて前記原紙有無検出手段により版胴
    に孔版原紙が装着されているか否かを検出し、この検出
    結果に基づいて所要の印刷処理または製版処理を行う制
    御手段と、 を有することを特徴とする孔版印刷装置。
  4. 【請求項4】 上記制御手段に製版処理を開始させる製
    版スタートキーと、印刷処理を開始させる印刷スタート
    キーとを更に有し、 上記制御手段には、 孔版原紙が装着されていて上記製版スタートキーがオン
    されたとき、製版処理開始前に排版処理を開始させる手
    段と、 孔版原紙が装着されていないで上記製版スタートキーが
    オンされたとき、製版処理を開始させる手段と、 孔版原紙が装着されていて上記印刷スタートキーがオン
    されたとき、印刷処理を開始させる手段と、 孔版原紙が装着されていないで上記印刷スタートキーが
    オンされたとき、印刷処理をさせない手段とを有する、 請求項1、2または3記載の孔版印刷装置。
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