JP3323688B2 - ディスク演奏方法 - Google Patents

ディスク演奏方法

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JP3323688B2
JP3323688B2 JP1998895A JP1998895A JP3323688B2 JP 3323688 B2 JP3323688 B2 JP 3323688B2 JP 1998895 A JP1998895 A JP 1998895A JP 1998895 A JP1998895 A JP 1998895A JP 3323688 B2 JP3323688 B2 JP 3323688B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はミニディスク(MD)、
コンパクトディスク(CD)等のディスク演奏方法に係
り、特に演奏中に一旦、ポーズ状態としたあとポーズを
解除したときの耐ショック性を改善したディスク演奏方
に関する。
【0002】
【従来の技術】ミニディスクは、コンパクトディスクと
同様に音楽信号をディジタル記録して使用による音質劣
化が生じないようにしたものであるが、コンパクトディ
スクより小さくするとともに、ハードケースに内蔵する
ことで取り扱いの容易性と耐久性を高めた記録媒体であ
る。しかも、音楽信号を圧縮してディジタル記録するこ
とで、コンパクトディスクと同程度の記録時間を確保で
きるようになっている。また、ミニディスクを演奏する
ミニディスクシステムは、ミニディスクから圧縮音楽デ
ータを高速に間欠的に読み出してデータメモリ(DRA
M)に書き込み、該データメモリから通常速度で連続的
に読み出し演奏するようになっており、演奏中にショッ
クで光ピックアップのトラックジャンプが起きても、デ
ータメモリに圧縮音楽データが残っている間に元の位置
に復帰させることで、音切れや音飛びを生じることなく
連続的に演奏できるようにしてあり、車載用や携帯用
等、屋外での使用に最適なシステムとなっている。
上記音飛び防止用のデータメモリ(DRAM)は周知で
あり 該メモリにおける記憶データ量が減少して第1の設
定量S1になると ディスクから高速にデータを読み取っ
てメモリへ書き込むと共に通常の速度で該メモリよりデ
ータを読み取って再生を行い、記憶データ量が増加して
第2の設定量S2(>S1)になるとディスクからの高速読み出
し(メモリへの書き込み)を停止し 通常速度によるメモ
リからのデータの読み取り 再生のみを行う そして
憶データ量が再び減少して第1の設定量S1になると上記
動作を繰り返す すなわち データメモリ(DRAM)の記憶
データ量はS1〜S2の間で変化する
【0003】ところで、ミニディスクシステムでは演奏
中にポーズキーを押圧することで、ポーズ状態とでき、
また、ポーズキーを再度押圧することでポーズ状態を解
除できるようになっている。具体的にはポーズキーが押
圧されると、その時点のディスクからの読み出しアドレ
スをポーズ位置として記憶したあと、ミニディスクから
の新たな圧縮音楽データの読み出しとデータメモリへの
書き込み並びにデータメモリからの読み出しは中断し
(データメモリのクリアはしない)、かつ、トラックジ
ャンプを繰り返して光ピックアップをポーズ位置に保持
してポーズ状態とする。そして、ポーズキーが再度押圧
されたとき、ポーズ位置をサーチしたのちポーズ状態を
解除し、ミニディスクからの圧縮音楽データの読み出し
とデータメモリへの書き込み並びにデータメモリからの
読み出しを再開する。このようにポーズキーを押圧する
ことで、ユーザは演奏を任意に中断することができ、ま
た、ポーズキーを再度押圧することで中断箇所から演奏
を再開することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ミニディスクシステムではポーズ中に曲送りキーまたは
曲戻しキーが押圧されたとき、データメモリの圧縮音楽
データをクリアし、操作に応じた目標曲の曲頭をサーチ
して該曲頭をポーズ位置としてポーズ状態となるように
なっている。この場合、ポーズキーの再度の押圧でポー
ズ状態を解除した直後に振動が加わり、トラックジャン
プが発生して一時的にミニディスクからの圧縮音楽デー
タの読み出しができなくなると、データメモリにデータ
が記憶されていないため あるいは ポーズ解除後に読み
込まれたわずかなデータしか記憶されていないため
ピックアップがジャンプ元に復帰するまで、音切れが生
じてしまう問題があった。以上から本発明の目的は、ポ
ーズ中に曲送りキーまたは曲戻しキーが押圧されたと
き、ポーズ解除操作直後に振動でトラックジャンプが発
生しても、音切れが生じ難いディスク演奏方法を提供す
ることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題は本発明におい
ては、演奏中、ディスクから高速かつ間欠的に読み取ら
れた音楽データを書き込まれ 且つ該音楽データを通常
速度で連続的に読み出されるメモリと、ポーズ中に曲送
りまたは曲戻し操作がされたとき、メモリの音楽データ
をクリアするとともに操作に応じた目標曲の曲頭をサー
チする手段と サーチ後、メモリに一定量の音楽データ
がたまるまでディスクからの音楽データの読み出しとメ
モリへの書き込みを続け、メモリに一定量の音楽データ
がたまったところで、ディスクからの音楽データの読み
出しとメモリへの書き込みを停止する手段と、その後、
ポーズ解除操作がされたとき、ポーズ状態を解除し、デ
ィスクから高速かつ間欠的に音楽データを読み出してメ
モリに書き込み、かつ、該メモリから音楽データを通常
速度で連続的に読み出す手段とを設けたことにより達成
される。
【0006】
【作用】本発明によれば、ポーズ中に曲送りまたは曲戻
し操作がされたとき、メモリの音楽データをクリアする
とともに操作に応じた目標曲の曲頭をサーチし、サーチ
後、メモリに一定量の音楽データがたまるまでディスク
からの音楽データの読み出しとメモリへの書き込みを続
け、メモリに一定量の音楽データがたまったところで、
ポーズ状態となる。これにより、ポーズ中に曲送り操作
または曲戻し操作がされたとき、操作に応じた目標曲の
曲頭の音楽データでメモリを一杯にしておくことがで
き、ポーズ状態を解除した直後に振動が加わり、トラッ
クジャンプが発生して一時的にディスクからの音楽デー
タの読み出しができなくなっても、光ピックアップがジ
ャンプ元に復帰し終わるまでメモリから音楽データを読
み出し続けることができ、音切れが発生しない。
【0007】
【0008】
【実施例】図1は本発明の一実施例に係るディスク演奏
方法を具現したミニディスクシステムの全体構成図であ
る。1は音楽信号が圧縮してディジタル記録されたミニ
ディスク、2はミニディスクを所定の高速な一定線速度
で回転するスピンドルモータ、3はミニディスクの記録
信号を検出する光ピックアップ、4は光ピックアップを
ミニディスクの半径方向に送る送りモータ、5は光ピッ
クアップの検出信号からEFM信号、エラー信号、アド
レス変調信号(録再兼用ミニディスクの場合)、CLV
制御信号等を作成するRFアンプであり、このRFアン
プ5はショックによりトラックジャンプが発生すると、
これを検出して後述するシステムコントローラにトラッ
クジャンプ検出信号を出力する機能も有している。
【0009】6はエラー信号、CLV制御信号等を用い
てシステムコントローラの指令に従いスピンドルモー
タ、光ピックアップ、送りモータに対し所定のサーボを
掛けるサーボ回路、7は録再兼用ミニディスクの場合に
RFアンプ5から出力されるアドレス変調信号からアド
レスの復調を行うアドレスデコーダ、8はEFM信号に
対し同期、ディインターリーブ、誤り訂正等を行い、T
OC情報(再生専用ミニディスクの場合)またはUTO
C情報(録再兼用ミニディスクの場合)を復調してシス
テムコントローラへ出力したり、圧縮音楽データを復調
して後述するショックプルーフメモリコントローラへ出
力したりするディジタル信号処理回路である。このディ
ジタル信号処理回路8は、ミニディスク上に圧縮音楽デ
ータと並べて記録されたサブデータを復調してシステム
コントローラへ出力する機能も有している。
【0010】再生専用ミニディスクでは、サブデータ中
に、ディスク上の位置を示すアドレスが含まれている。
このアドレスは、ディスク上のクラスタ位置、クラスタ
内のセクタ位置、セクタ内のサウンドグループ位置を示
すデータから成る。録再兼用ミニディスクでは、ディス
ク全体に渡ってスパイラル状に刻設されたプリグルーブ
により13.3ms間隔のアドレスデータが記録されてい
る。
【0011】9はデータメモリとしてのDRAMであ
り、図2に示す如く、第1記憶領域にTOC情報(再生
専用ミニディスクの場合)またはUTOC情報(録再兼
用ミニディスクの場合)を読み書き自在に記憶し、第2
記憶領域に圧縮音楽データを読み書き自在に記憶する。
DRAM9が2Mビットの場合、第2記憶領域には約6
秒間分のデータを記憶できる。10はシステムコントロ
ーラから演奏開始指令を受けるとディジタル信号処理回
路から入力した圧縮音楽データをDRAMに高速かつ間
欠的に書き込み、該書き込みと平行してDRAMから通
常速度で連続的に読み出すショックプルーフメモリコン
トローラであり、DRAMに圧縮音楽データが一定量た
まって満杯になるとシステムコントローラへデータフル
通知をするとともに、読み出しは継続しながら一時的に
圧縮音楽データの書き込みを中断し、その後、圧縮音楽
データの読み出しでDRAMに一定量の空きが生じると
システムコントローラへ空き発生通知をするとともに、
ディジタル信号処理回路から入力する圧縮音楽データの
書き込みを再開する。
【0012】また、ショックプルーフメモリコントロー
ラ10は、システムコントローラからショックによるト
ラックジャンプ発生通知を受けたとき、読み出しは継続
しながら一時的に圧縮音楽データの書き込みを中断し、
その後、システムコントローラからジャンプ前の位置に
光ピックアップが復帰したことを示す復帰通知を受ける
と、事前にデータフル通知をしていないときはそのまま
ディジタル信号処理回路8から入力する圧縮音楽データ
の書き込みを再開し、事前にデータフル通知をしていた
ときはDRAM9の第2記憶領域に一定量の空きが生じ
たあと空き発生通知を行ってから圧縮音楽データの書き
込みを再開する。
【0013】11はショックプルーフメモリから連続的
に入力する圧縮音楽データから2ch分のオーディオサ
ンプルデータを復調するATRACデコーダ、12と1
3はチャンネル別のD/A変換器である。14はミニデ
ィスク1の装填/排出を検出する装填検出回路、15は
電源オンキー、PLAYキー、STOPキー、ポーズキ
ー、曲送りキー、曲戻しキー等を有し、ユーザが各種演
奏操作を行う操作部、16は操作部での操作に従い、シ
ステムの全体的な制御を行ってユーザ所望の演奏動作を
行わせるシステムコントローラであり、具体的には、サ
ーボ回路6、ディジタル信号処理回路8、ショックプル
ーフメモリコントローラ10に対しサーチ制御をした
り、演奏開始,演奏停止制御をしたりする。また、演奏
中にショックプルーフメモリコントローラ10からデー
タフル通知を受けたとき、その時点のミニディスク1か
らの読み出しアドレスをポーズ位置としてRAM16A
に登録し、サーボ回路6とディジタル信号処理回路8に
対しポーズ制御を行い、ミニディスク1からの圧縮音楽
データの読み出しを中断させ(このときDRAM9から
の圧縮音楽データの読み出しは継続される)、その後、
空き発生通知を受けたときにポーズ解除制御を行う。
【0014】また、システムコントローラ16は、RF
アンプからトラックジャンプ検出信号を入力すると、そ
の時点でディジタル信号処理回路8から入力したサブデ
ータ中のアドレス(再生専用ミニディスクの場合)やア
ドレスデコーダで復調されたアドレス(録再兼用ミニデ
ィスクの場合)を記憶するとともに、ショックプルーフ
メモリコントローラ10に対しトラックジャンプ発生通
知を行い、このあと、光ピックアップ3をジャンプ前に
戻す復帰制御をし、復帰完了後、復帰通知をショックプ
ルーフメモリコントローラ10に出力する。
【0015】更に、システムコントローラ16は、ミニ
ディスク1が新たに装填されて装填検出回路14から装
填検出信号が入力されたとき、光ピックアップ3をリー
ドインのTOCエリアに移動させ、光ピックアップ3、
RFアンプ5、ディジタル信号処理回路8によりTOC
情報を読み取らせる。そして、TOC情報からミニディ
スクの種類が再生専用か録再兼用か解読してRAM16
Aに登録し、再生専用の場合はTOC情報(曲別のスタ
ートアドレスとエンドアドレスを含む)をDRAM9の
第1記憶領域に記憶させ、録再兼用の場合は光ピックア
ップ3をプログラムエリアの先頭のUTOCエリアに移
動させ、UTOC情報(曲別のスタートアドレスとエン
ドアドレスを含む)を読み取らせてDRAM9の第1記
憶領域に記憶させる。そして、曲送り操作、曲戻し操作
がされたとき、DRAM9に記憶させたTOC情報(再
生専用ミニディスクの場合)またはUTOC情報(録再
兼用ミニディスクの場合)を参照してサーチ制御を行
い、所望曲の先頭位置に光ピックアップ3を移動し、演
奏開始制御を行って演奏を開始させる。
【0016】また、システムコントローラ16は演奏
中、操作部15でポーズキーが押圧されたか監視し、ポ
ーズキーが押圧されたとき、まず、ショックプルーフメ
モリコントローラ10に対しDRAM9への圧縮音楽デ
ータの書き込みは継続させながらDRAM9からの圧縮
音楽データの読み出しを中断させる。そして、DRAM
9に一定量の圧縮音楽データがたまって満杯になり、シ
ョックプルーフメモリコントローラ10からデータフル
通知を受けると、その時点のミニディスク1からの読み
出しアドレスをポーズ位置としてRAM16Aに登録し
てサーボ回路6、ディジタル信号処理回路8に対しポー
ズ制御を行い、ミニディスク1からの圧縮音楽データの
読み出しとDRAM9への圧縮音楽データの書き込みを
中断させる。その後、再度、ポーズキーが押圧されたと
きにDRAM9からの圧縮音楽データの読み出しを再開
させ、ショックプルーフメモリコントローラ10から空
き発生通知を入力したところでポーズ解除制御を行い、
ミニディスク1のポーズ位置以降の圧縮音楽データの読
み出しとDRAM9への圧縮音楽データの書き込みを再
開させる。
【0017】若し、ポーズ中に曲送りキーの押圧または
曲戻しキーの押圧がされたとき、システムコントローラ
16はショックプルーフメモリコントローラ10にDR
AM9の第2記憶領域をクリアさせ、DRAM9の第1
記憶領域のTOC情報(再生専用ミニディスクの場合)
またはUTOC情報(録再兼用ミニディスクの場合)を
参照して、サーボ回路6とディジタル信号処理回路8に
対する曲送り操作または曲戻し操作に応じた目標曲の曲
頭のサーチ制御をする。サーチ後、ミニディスク1から
の圧縮音楽データの読み出しとDRAM9への圧縮音楽
データの書き込みを行わせ、DRAM9に一定量の圧縮
音楽データがたまって満杯になり、ショックプルーフメ
モリコントローラ10からデータフル通知を受けると、
その時点のミニディスク1からの読み出しアドレスをポ
ーズ位置としてRAM16Aに登録してサーボ回路6、
ディジタル信号処理回路8に対しポーズ制御を行い、ミ
ニディスク1からの圧縮音楽データの読み出しとDRA
M9への圧縮音楽データの書き込みを中断させる。その
後、再度、ポーズキーが押圧されたとき、DRAM9か
らの圧縮音楽データの読み出しを再開させ、ショックプ
ルーフメモリコントローラ10から空き発生通知を入力
したところでポーズ解除制御を行い、ミニディスク1の
ポーズ位置以降の圧縮音楽データの読み出しとDRAM
9への圧縮音楽データの書き込みを再開させる。
【0018】図3〜図6はシステムコントローラ16の
制御動作を示す流れ図であり、以下、これらの図に従っ
て説明する。通常演奏 ユーザがミニディスク1を装填すると装填検出回路14
が装填検出信号を出力し(図3のステップ101)、シ
ステムコントローラ16はサーボを立ち上げ、光ピック
アップ3をミニディスク1のリードインに存在するTO
Cエリアに移動し、光ピックアップ3、RFアンプ5、
ディジタル信号処理回路8をしてTOC情報を読み取ら
せ(ステップ102)、TOC情報からミニディスク1
の種類が再生専用か録再兼用か解読してRAM16Aに
登録し(ステップ103)、また、再生専用の場合はT
OC情報(曲別のスタートアドレスとエンドアドレスを
含む)をDRAM9の第1記憶領域に記憶させる(ステ
ップ104、105)。録再兼用の場合は光ピックアッ
プ3をプログラムエリアの先頭のUTOCエリアに移動
させ、UTOC情報(曲別のスタートアドレスとエンド
アドレスを含む)を読み取らせてDRAM9の第1記憶
領域に記憶させる(ステップ104、106)。
【0019】この後、PLAYキーが押圧されると、シ
ステムコントローラ16はn=1とし(ステップ10
7、108)、DRAM9に記憶されたTOC情報(再
生専用ミニディスクの場合)またはUTOC情報(録再
兼用ミニディスクの場合)を参照して、光ピックアップ
3、RFアンプ4、ディジタル信号処理回路8をして第
n曲のスタートアドレスに該当する第1曲(TNOn)
の先頭をサーチする(ステップ109)。サーチは光ピ
ックアップ3のシーク送りまたはトラックジャンプ、ミ
ニディスク1からのサブデータの読み取り(再生専用ミ
ニディスクの場合)またはアドレスデコーダ7によるア
ドレスの読み取り(録再兼用ミニディスクの場合)、サ
ブデータ中のアドレスまたはアドレスデコーダ7で読み
取ったアドレスがスタートアドレスと一致するかのチェ
ックのチェックを繰り返すことで行う。そして、サーチ
完了後、各部に対し演奏開始制御(ショックプルーフメ
モリコントローラ10に対しては演奏開始指令の出力)
を行って第1曲の演奏を開始させる(ステップ11
0)。
【0020】演奏開始制御を受けて、光ピックアップ
3、RFアンプ5、ディジタル信号処理回路8はミニデ
ィスク1から高速に記録信号を読み取り、圧縮音楽デー
タとサブデータを復調し、前者をショックプルーフメモ
リコントローラ10、後者をシステムコントローラ16
へ出力し、また、ミニディスク1が録再兼用ミニディス
クの場合、アドレスデコーダ7で復調されたアドレスデ
ータをシステムコントローラ16へ出力する。
【0021】演奏開始指令を受けたショックプルーフメ
モリコントローラ10はディジタル信号処理回路8から
入力した圧縮音楽データを高速にDRAM9の第2記憶
領域に書き込み、DRAM9から通常速度で読み出しA
TRACデコーダ11に出力する。ATRACデコーダ
11は圧縮音楽データの伸長を行い、チャンネル別のオ
ーディオサンプルデータを出力し、D/A変換器12、
13がD/A変換して外部へ出力する。また、DRAM
9の第2記憶領域に圧縮音楽データが一定量たまって満
杯になると、ショックプルーフメモリコントローラ10
はシステムコントローラ16にデータフル通知を行い、
DRAM9からの読み出しは継続しながら書き込み動作
を中断する。そして、DRAM9の第2記憶領域に一定
量の空きが発生するとシステムコントローラ16に空き
発生通知を行い、書き込み動作を再開する。
【0022】ショックプルーフメモリコントローラ10
からデータフル通知を受けたシステムコントローラ16
はその時点でディジタル信号処理回路8から入力したサ
ブデータ中のアドレス(再生専用ミニディスクの場合)
またはアドレスデコーダ7で復調されたアドレス(録再
兼用ミニディスクの場合)をポーズ位置としてRAM1
6Aに登録してポーズ制御を行い(ステップ111、1
12)、一時、圧縮音楽データの読み取りを中断させ、
このとき光ピックアップ3をポーズ位置に保持させる。
そして、その後、空き発生通知を受けると(ステップ1
13)、ポーズ解除制御を行い(ステップ114)、ミ
ニディスク1のポーズ位置から圧縮音楽データの読み取
りを再開させる。
【0023】また、ミニディスク1から圧縮音楽データ
を読み取り中にRFアンプ5からトラックジャンプ検出
信号を入力すると、その時点でディジタル信号処理回路
8から入力したサブデータ中のアドレス(再生専用ミニ
ディスクの場合)またはアドレスデコーダ7で復調され
たアドレス(録再兼用ミニディスクの場合)をRAM1
6Aに記憶するとともに(図4のステップ201、20
2)、ショックプルーフメモリコントローラ10にトラ
ックジャンプ発生通知を行いDRAM9の第2記憶領域
からの圧縮音楽データの読み出しは継続しながら当該第
2記憶領域への書き込みは中断させ(ステップ20
3)、光ピックアップ3をジャンプ前の位置に戻したあ
と(ステップ204)、かつ、ショックプルーフメモリ
コントローラ10へ復帰通知を行ったのち演奏を再開さ
せる(ステップ205、206)。復帰通知を受けたシ
ョックプルーフメモリコントローラ10は事前にデータ
フル通知をしていないので、直ちに、DRAM9の第2
記憶領域への圧縮音楽データの書き込みを再開する。
【0024】若し、図3のステップ112でのポーズ中
にRFアンプ5からトラックジャンプ検出信号を入力す
ると、ショックプルーフメモリコントローラ10にトラ
ックジャンプ発生通知を行い(図5のステップ301、
302)、光ピックアップ3を現在のポーズ位置に戻す
(ステップ303)。そしてショックプルーフメモリコ
ントローラ10へ復帰通知を行う。ショックプルーフメ
モリコントローラ10は事前にデータフル通知をしてい
た状態でトラックジャンプ発生通知を受けると、DRA
M9の第2記憶領域への圧縮音楽データの書き込みは中
断したまま当該第2記憶領域からの読み出しは継続し、
復帰通知を受けたとき、DRAM9の第2記憶領域に一
定量の空きが生じたところで空き発生通知を行い、書き
込み動作を再開する。空き発生通知を受けたシステムコ
ントローラ16は図3のステップ113でYESと判断
し、ポーズ解除制御を行い(ステップ114)、ミニデ
ィスク1のポーズ位置から圧縮音楽データの読み取りを
再開させる。
【0025】演奏中、システムコントローラ16はミニ
ディスク1の現在の読み取りアドレスをDRAM9に記
憶されたTOC情報(再生専用ミニディスクの場合)ま
たはUTOC情報(録再兼用ミニディスクの場合)と比
較し、第1曲のエンドアドレスと一致したか判断してい
る(ステップ207)。演奏が進み、読み取りアドレス
が第1曲のエンドアドレスと一致した所で(ステップ2
07でYES)、nをインクリメントし(ステップ20
8)、そして、図3のステップ109に戻って第2曲の
先頭をサーチしたのち演奏を開始させる(ステップ11
0)。以下、同様の処理を繰り返すことで、ディスクを
第1曲から順に連続的に演奏する。なお、ステップ20
8ではインクリメントでnがミニディスク1に記録され
た曲数Mを越えたときは、nを1に戻してステップ10
9に進む。
【0026】ポーズ 演奏中にユーザが一時停止させるため操作部15のポー
ズキーを押圧したとき、システムコントローラ16は図
6のステップ401でYESと判断し、まず、ショック
プルーフメモリコントローラ10に対しDRAM9の第
2記憶領域への圧縮音楽データの書き込みは継続させな
がらDRAM9からの圧縮音楽データの読み出しを中断
させる(ステップ402)。そして、DRAM9に一定
量の圧縮音楽データがたまって満杯になり、ショックプ
ルーフメモリコントローラ10からデータフル通知を受
けると(ステップ403でYES)、その時点でディジ
タル信号処理回路8から入力したサブデータ中のアドレ
ス(再生専用ミニディスクの場合)またはアドレスデコ
ーダ7で復調されたアドレス(録再兼用ミニディスクの
場合)をポーズ位置としてRAM16Aに登録してサー
ボ回路6、ディジタル信号処理回路8、ショックプルー
フメモリコントローラ10に対しポーズ制御を行い、ミ
ニディスク1からの圧縮音楽データの読み出しとDRA
M9への圧縮音楽データの書き込みを中断させる(ステ
ップ404)。このようにして、ポーズキーの押圧でポ
ーズ状態となるとき、DRAM9の第2記憶領域は圧縮
音楽データで満杯とされる。
【0027】ポーズ解除 その後、ユーザが演奏を再開させるため操作部15のポ
ーズキーを再度、押圧したとき、システムコントローラ
16はステップ405でYESと判断し、ショックプル
ーフメモリコントローラ10に対しDRAM9からの圧
縮音楽データの読み出しを再開させる(ステップ40
6)。そして、図3のステップ113に進み、DRAM
9の第2記憶領域に一定量の空きができ、ショックプル
ーフメモリコントローラ10から空き発生通知が入力さ
れたところで、サーボ回路6、ディジタル信号処理回路
8、ショックプルーフメモリコントローラ10に対しポ
ーズ解除制御を行い、ミニディスク1のポーズ位置から
圧縮音楽データの読み取りを再開させる(図3のステッ
プ113でYES、114)。
【0028】但し、図6のステップ406でDRAM9
からの圧縮音楽データの読み出しを再開したあと、ショ
ックでトラックジャンプが発生すると、システムコント
ローラ16は図5のステップ301でYESと判断し、
ショックプルーフメモリコントローラ10にトラックジ
ャンプ発生通知を行い(ステップ302)、光ピックア
ップ3を現在のポーズ位置に戻す(ステップ303)。
そしてショックプルーフメモリコントローラ10へ復帰
通知を行う。ショックプルーフメモリコントローラ10
は事前にデータフル通知をしていた状態でトラックジャ
ンプ発生通知を受けると、DRAM9の第2記憶領域へ
の圧縮音楽データの書き込みは中断したまま当該第2記
憶領域からの読み出しは継続し、復帰通知を受けたと
き、DRAM9の第2記憶領域に一定量の空きが生じた
ところで空き発生通知を行い、書き込み動作を再開す
る。空き発生通知を受けたシステムコントローラ16は
図3のステップ113でYESと判断し、ポーズ解除制
御を行い(ステップ114)、ミニディスク1のポーズ
位置から圧縮音楽データの読み取りを再開させる。
【0029】このように、ポーズキーの再度の押圧でD
RAM9の第2記憶領域からの圧縮音楽データの読み出
しを再開したあと、ショックでトラックジャンプが発生
したとき、DRAM9の第2記憶領域には圧縮音楽デー
タが一杯たまっていたことから、DRAM9から全ての
圧縮音楽データを読み出し終わる前に確実に光ピックア
ップ3をジャンプ元であるポーズ位置に復帰させること
ができ、音切れが生じるのを防止できる。
【0030】ポーズ中の曲送り 例えば、第3曲の演奏中にポーズキーの押圧でポーズ状
態としたあとユーザが第4曲以降に曲送りしたい場合、
操作部15で曲送りキーを1回、または複数回、押圧す
る。すると、システムコントローラ16は図4のステッ
プ407または409でYESと判断し、押圧回数分だ
けnをインクリメントする(ステップ408)。ここで
は、2回、押圧されたものとすると、n=5となる。そ
して、曲送りキーが再度、押圧されることなく一定時間
経過すれば、システムコントローラ16はショックプル
ーフメモリコントローラ10にDRAM9の第2記憶領
域をクリアさせ(ステップ409、410)、DRAM
9の第1記憶領域のTOC情報(再生専用ミニディスク
の場合)またはUTOC情報(録再兼用ミニディスクの
場合)を参照して、サーボ回路6とディジタル信号処理
回路8に対し第5曲の曲頭のサーチ制御をする(ステッ
プ411)。
【0031】サーチ後、DRAM9の第2記憶領域から
の圧縮音楽データの読み出しは中断したまま、ミニディ
スク1からの圧縮音楽データの読み出しとDRAM9へ
の圧縮音楽データの書き込みを行わせ(ステップ41
2)、DRAM9に一定量の圧縮音楽データがたまって
満杯になり、ショックプルーフメモリコントローラ10
からデータフル通知を受けると、その時点のミニディス
ク1からの読み出しアドレスをポーズ位置としてRAM
16Aに登録してサーボ回路6、ディジタル信号処理回
路8に対しポーズ制御を行い、ミニディスク1からの圧
縮音楽データの読み出しを中断させる(ステップ40
3、404)。
【0032】曲送り後のポーズ解除 その後、ユーザがポーズ状態を解除し、第5曲の先頭か
ら演奏を再開させるため操作部15のポーズキーを再
度、押圧したとき、システムコントローラ16はステッ
プ405でYESと判断し、ショックプルーフメモリコ
ントローラ10に対しDRAM9からの圧縮音楽データ
の読み出しを再開させる(ステップ406)。そして、
図3のステップ113に進み、DRAM9の第2記憶領
域に一定量の空きができ、ショックプルーフメモリコン
トローラ10から空き発生通知が入力されたところで、
サーボ回路6、ディジタル信号処理回路8、ショックプ
ルーフメモリコントローラ10に対しポーズ解除制御を
行い、ミニディスク1のポーズ位置から圧縮音楽データ
の読み取りを再開させる(図3のステップ113でYE
S、114)。このようにして、ポーズキーが再度押圧
されると、第4曲の先頭から演奏が開始される。
【0033】但し、図6のステップ406でDRAM9
からの圧縮音楽データの読み出しを再開したあと、ショ
ックでトラックジャンプが発生すると、システムコント
ローラ16は図5のステップ301でYESと判断し、
ショックプルーフメモリコントローラ10にトラックジ
ャンプ発生通知を行い(ステップ302)、光ピックア
ップ3を現在のポーズ位置に戻す(ステップ303)。
そしてショックプルーフメモリコントローラ10へ復帰
通知を行う。ショックプルーフメモリコントローラ10
は事前にデータフル通知をしていた状態でトラックジャ
ンプ発生通知を受けると、DRAM9の第2記憶領域へ
の圧縮音楽データの書き込みは中断したまま当該第2記
憶領域からの読み出しは継続し、復帰通知を受けたと
き、DRAM9の第2記憶領域に一定量の空きが生じた
ところで空き発生通知を行い、書き込み動作を再開す
る。空き発生通知を受けたシステムコントローラ16は
図3のステップ113でYESと判断し、ポーズ解除制
御を行い(ステップ114)、ミニディスク1のポーズ
位置から圧縮音楽データの読み取りを再開させる。
【0034】このように、ポーズキーの再度の押圧で第
5曲の先頭から演奏を開始したあと、ショックでトラッ
クジャンプが発生したとき、DRAM9の第2記憶領域
には第5曲の先頭部分の圧縮音楽データが一杯たまって
いたことから、DRAM9から全ての圧縮音楽データを
読み出し終わる前に確実に光ピックアップ3をジャンプ
元であるポーズ位置に復帰させることができ、音切れが
生じるのを防止できる。
【0035】ポーズ中の曲戻し 例えば、第3曲の演奏中にポーズキーの押圧でポーズ状
態としたあとユーザが第3曲以前に曲戻ししたい場合、
操作部15で曲戻しキーを1回、または複数回、押圧す
る。すると、システムコントローラ16は図4のステッ
プ413または414または416でYESと判断し、
(押圧回数−1)回分だけnをディクリメントする(ス
テップ415)。ここでは、2回、押圧されたものとす
ると、n=2となる(1回だけ押圧されたときnは3の
ままとなる)。そして、曲戻しキーが再度、押圧される
ことなく一定時間経過すれば、システムコントローラ1
6はショックプルーフメモリコントローラ10にDRA
M9の第2記憶領域をクリアさせ(ステップ410)、
DRAM9の第1記憶領域のTOC情報(再生専用ミニ
ディスクの場合)またはUTOC情報(録再兼用ミニデ
ィスクの場合)を参照して、サーボ回路6とディジタル
信号処理回路8に対し第2曲の曲頭のサーチ制御をする
(ステップ411)。
【0036】サーチ後、DRAM9の第2記憶領域から
の圧縮音楽データの読み出しは中断したまま、ミニディ
スク1からの圧縮音楽データの読み出しとDRAM9へ
の圧縮音楽データの書き込みを行わせ(ステップ41
2)、DRAM9に一定量の圧縮音楽データがたまって
満杯になり、ショックプルーフメモリコントローラ10
からデータフル通知を受けると、その時点のミニディス
ク1からの読み出しアドレスをポーズ位置としてRAM
16Aに登録してサーボ回路6、ディジタル信号処理回
路8に対しポーズ制御を行い、ミニディスク1からの圧
縮音楽データの読み出しを中断させる(ステップ40
3、404)。
【0037】曲戻し後のポーズ解除 その後、ユーザがポーズ状態を解除し、第2曲の先頭か
ら演奏を再開させるため操作部15のポーズキーを再
度、押圧したとき、システムコントローラ16はステッ
プ405でYESと判断し、ショックプルーフメモリコ
ントローラ10に対しDRAM9からの圧縮音楽データ
の読み出しを再開させる(ステップ406)。そして、
図3のステップ113に進み、DRAM9の第2記憶領
域に一定量の空きができ、ショックプルーフメモリコン
トローラ10から空き発生通知が入力されたところで、
サーボ回路6、ディジタル信号処理回路8、ショックプ
ルーフメモリコントローラ10に対しポーズ解除制御を
行い、ミニディスク1のポーズ位置から圧縮音楽データ
の読み取りを再開させる(図3のステップ113でYE
S、114)。このようにして、ポーズキーが再度押圧
されると、第2曲の先頭から演奏が開始される。
【0038】但し、図6のステップ406でDRAM9
からの圧縮音楽データの読み出しを再開したあと、ショ
ックでトラックジャンプが発生すると、システムコント
ローラ16は図5のステップ301でYESと判断し、
ショックプルーフメモリコントローラ10にトラックジ
ャンプ発生通知を行い(ステップ302)、光ピックア
ップ3を現在のポーズ位置に戻す(ステップ303)。
そしてショックプルーフメモリコントローラ10へ復帰
通知を行う。ショックプルーフメモリコントローラ10
は事前にデータフル通知をしていた状態でトラックジャ
ンプ発生通知を受けると、DRAM9の第2記憶領域へ
の圧縮音楽データの書き込みは中断したまま当該第2記
憶領域からの読み出しは継続し、復帰通知を受けたと
き、DRAM9の第2記憶領域に一定量の空きが生じた
ところで空き発生通知を行い、書き込み動作を再開す
る。空き発生通知を受けたシステムコントローラ16は
図3のステップ113でYESと判断し、ポーズ解除制
御を行い(ステップ114)、ミニディスク1のポーズ
位置から圧縮音楽データの読み取りを再開させる。
【0039】このように、ポーズキーの再度の押圧で第
2曲の先頭から演奏を開始したあと、ショックでトラッ
クジャンプが発生したとき、DRAM9の第2記憶領域
には第2曲の先頭部分の圧縮音楽データが一杯たまって
いたことから、DRAM9から全ての圧縮音楽データを
読み出し終わる前に確実に光ピックアップ3をジャンプ
元であるポーズ位置に復帰させることができ、音切れが
生じるのを防止できる。
【0040】なお、ステップ408ではインクリメント
後のnがミニディスク1に記録された最大曲数Mを越え
たときn=1とし、ステップ415ではディクリメント
後のnが0となったとき、n=Mとする。
【0041】この実施例によれば、ポーズキーの押圧に
よりポーズ状態となったとき、DRAM9の第2記憶領
域を圧縮音楽データで一杯にしておくことができるの
で、ポーズキーを再度押圧してポーズ状態を解除した直
後に振動が加わり、トラックジャンプが発生して一時的
にディスクからの音楽データの読み出しができなくなっ
ても、光ピックアップ3がジャンプ元に復帰し終わるま
でDRAM9から圧縮音楽データを読み出し続けること
ができ、音切れが発生しない。また、ポーズ中に曲送り
または曲戻し操作がされたとき、DRAM9の第2記憶
領域をクリアするとともに操作に応じた目標曲の曲頭を
サーチし、サーチ後、DRAM9の第2記憶領域に一定
量の音楽データがたまるまでミニディスク1からの圧縮
音楽データの読み出しとDRAM9への書き込みを続
け、一定量の圧縮音楽データがたまったところで、ポー
ズ状態となる。これにより、ポーズ中に曲送り操作また
は曲戻し操作がされたとき、操作に応じた目標曲の曲頭
の圧縮音楽データでDRAM9の第2記憶領域を一杯に
しておくことができ、ポーズ状態を解除した直後に振動
が加わり、トラックジャンプが発生して一時的にミニデ
ィスク1からの圧縮音楽データの読み出しができなくな
っても、光ピックアップ3がジャンプ元に復帰し終わる
までDRAM9の第2記憶領域から圧縮音楽データを読
み出し続けることができ、音切れが発生しない。
【0042】なお、上記した実施例ではミニディスクを
例に挙げて説明したが、本発明は何らこれに限定され
ず、コンパクトディスク、CD−ROMなど他のディス
クにも同様に適用することができる。
【0043】
【発明の効果】以上本発明によれば、ポーズ中に曲送り
または曲戻し操作がされたとき、メモリの音楽データを
クリアするとともに操作に応じた目標曲の曲頭をサーチ
し、サーチ後、メモリに一定量の音楽データがたまるま
でディスクからの音楽データの読み出しとメモリへの書
き込みを続け、メモリに一定量の音楽データがたまった
ところで、ポーズ状態となるように構成したので、ポー
ズ中に曲送り操作または曲戻し操作がされたとき、操作
に応じた目標曲の曲頭の音楽データでメモリを一杯にし
ておくことができ、ポーズ状態を解除した直後に振動が
加わり、トラックジャンプが発生して一時的にディスク
からの音楽データの読み出しができなくなっても、光ピ
ックアップがジャンプ元に復帰し終わるまでメモリから
音楽データを読み出し続けることができ、音切れが発生
しない。
【0044】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るディスク演奏方法を具
現したミニディスクシステムの全体構成図である。
【図2】DRAMに記憶されるデータの説明図である。
【図3】システムコントローラの動作を示す第1の流れ
図である。
【図4】システムコントローラの動作を示す第2の流れ
図である。
【図5】システムコントローラの動作を示す第3の流れ
図である。
【図6】システムコントローラの動作を示す第4の流れ
図である。
【符号の説明】
1 ミニディスク 3 光ピックアップ 5 RFアンプ 8 ディジタル信号処理回路 9 DRAM 10 ショックプルーフメモリコントローラ 15 操作部 16 システムコントローラ 16A RAM
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松野 文幸 東京都品川区西五反田1丁目1番8号 アルパイン株式会社内 (56)参考文献 特開 平5−314655(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 20/10 G11B 19/00 - 19/16

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 演奏中、ディスクから高速かつ間欠的に
    音楽データを読み出してメモリに書き込み、該メモリか
    ら音楽データを通常速度で連続的に読み出し、ショック
    でトラックジャンプが発生したとき、メモリからの音楽
    データの読み出しは継続しながらディスクからの読み出
    しとメモリへの書き込みは中断し、光ピックアップをジ
    ャンプ元に復帰させたあと、ディスクからの高速かつ間
    欠的な音楽データの読み出しを再開するようにしたディ
    スク装置において、ポーズ中に曲送りまたは曲戻し操作がされたとき、メモ
    リの音楽データをクリアするとともに操作に応じた目標
    曲の曲頭をサーチし、 サーチ後、メモリに一定量の音楽データがたまるまでデ
    ィスクからの音楽データの読み出しとメモリへの書き込
    みを続け、 メモリに一定量の音楽データがたまったところで、ディ
    スクからの音楽データの読み出しとメモリへの書き込み
    を停止し、 その後、ポーズ解除操作がされたとき、ポーズ状態を解
    除し、ディスクから高速かつ間欠的に音楽データを読み
    出してメモリに書き込み、かつ、該メモリから音楽デー
    タを通常速度で連続的に読み出すようにしたこと、 を特徴とするディスク演奏方法。
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