JP3320612B2 - 開閉器におけるブッシングの支持構造 - Google Patents

開閉器におけるブッシングの支持構造

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、開閉器におけるブ
ッシングの支持構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、ブッシングの支持構造として
は、例えば、図7(a),7(b)に示すものがある。
即ち、開閉器ケース20の側壁に形成した貫通孔20a
にはブッシング21が貫通され、そのブッシング21の
外周面にはフランジ部22が突設されている。フランジ
部22の外周に対応する開閉器ケース20外側面には、
ボルト23の頭部23aが溶接により固定され、このボ
ルト23には押さえ金具24の孔が挿通されている。そ
して、ボルト23の先端へのナット24の締付けによ
り、押さえ金具24がフランジ部22の当接面22aを
開閉器ケース20側に押圧し、フランジ部22が開閉器
ケース20の外側面に押さえ付けられる。この押さえ付
けによりブッシング21は開閉器ケース20に対して支
持されている。
【0003】前記ブッシング21は磁器製であるため、
その径には製造上のばらつきがある。(具体的には±4
mm程度)のため、開閉器ケース20の貫通孔20aの
内径とブッシング21の挿入部分外径との間には遊度を
もった隙間があり、前記押さえ金具24は押さえ付けだ
けでなく、フランジ不22が押圧される位置を調節して
ブッシング21を芯出し保持する機能をも有していた。
【0004】そこで、この種の開閉器にあっては、主要
部である開閉部の位置決めは重要な問題であり、前記貫
通孔20aとブッシング21との隙間での芯出し調節が
重要な役割を果たす。この芯出し調節を行う場合、開閉
器ケース20に対して調節位置にブッシング21のフラ
ンジ部22を手等で仮押さえしたり、あるいは貫通孔2
0aに調節部材をあてがった状態でボルト23へのナッ
ト25の締め付けにて押さえ金具24の圧接で調節位置
を保持するようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記ブッシ
ングの芯出し調節には、調整位置にブッシングを仮押さ
えする必要があり、又、数種類の調節部材を用意する必
要があるとともに、その調節部材を選定したり、位置決
めしたりする等の面倒な作業が伴うものであった。
【0006】この発明は前記各問題を解決するためにな
されたものであり、通常時において開閉器のブッシング
を固定するための手段に使用されるボルトを活用するも
のであり、その目的はブッシングの仮押さえや、調節部
材を使用することなくブッシングの芯出しを簡単に行う
ことにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、外周にフランジ部が突設されたブッシングを開閉器
ケースに貫通し、開閉器ケースの外側面には前記フラン
ジ部の外周面に対応するように取付部材を設け、この取
付部材にはフランジ部を開閉器ケースの外側面側へ押圧
する押圧部材を設けた開閉器におけるブッシングの支持
構造において、前記取付部材には同取付部材と係合する
係合部材が設けられ、この係合部材はフランジ部の外周
面に当接されるものであり、前記取付部材にフランジ部
の外周面を支持する機能を持たせたことを要旨とする。
従って、請求項1に記載の発明によれば、開閉器ケース
にブッシングを組付ける際において、そのフランジ部の
外周面は取付部材によって支持されるため、手等でブッ
シングを仮押さえする必要がない。また、係合部材がフ
ランジ部の外周面に当接されることにより、同フランジ
部の外周面は取付部材に支持される。
【0008】
【0009】請求項に記載の発明は、前記係合部材は
取付部材に対してフランジ部が当たった際に緩衝するた
めの緩衝材であることを要旨とする。従って、請求項
に記載の発明によれば、請求項に記載の発明の作用に
加え、開閉器ケースにブッシングを組付ける場合等にお
いて、フランジ部が取付部材に直接当たることなく、緩
衝材に当たって緩衝される。
【0010】請求項に記載の発明は、前記緩衝材は合
成樹脂からなることを要旨とする。従って、請求項
記載の発明は、請求項又は請求項に記載の発明の作
用に加え、緩衝材は合成樹脂からなるため、緩衝機能が
高いものとなる。
【0011】請求項に記載の発明は、前記係合部材は
フランジ部の取付位置を調節可能な形状をなすものであ
ることを要旨とする。従って、請求項に記載の発明に
よれば、請求項〜請求項のうち何れかに記載の発明
の作用に加え、係合部材によりフランジ部の取付位置が
調節される。
【0012】請求項に記載の発明は、前記係合部材に
は取付部材が係入される係入部が形成され、この係入部
は偏心した位置に設けられていることを要旨とする。従
って、請求項に記載の発明によれば、請求項〜請求
のうち何れかに記載の発明の作用に加え、係入部を
中心にして係合部材の向きを変更することにより、取付
部材から係合部材の外端縁までの距離を自在に調節され
る。従って、この距離が調節されることにより、フラン
ジ部の取付位置が調節される。
【0013】請求項に記載の発明によれば、前記取付
部材はボルト又はナットであって、このボルトの頭部又
はナットと前記押圧部材との間に前記係合部材は隙間な
く介在されるものであることを要旨とする。従って、請
求項に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明の
作用に加え、押圧部材とボルトの頭部又はナットとの間
に隙間がないため、押圧部材が押圧されても変形するこ
とはない。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明をガス開閉器におけ
るブッシングの支持構造に具体化した一実施形態を図面
に基づいて説明する。
【0015】図1,図2に示すように、開閉器ケース1
の側壁には3相分のブッシング2が貫通されている。各
ブッシング2の外周面には環状をなすフランジ部3が突
設されている。このフランジ部3の外周面3aに対応す
る開閉器ケース1の外側面には取付部材としてのボルト
4が同一円周上に等間隔で4つ設けられている。このボ
ルト4の頭部4aは開閉器ケース1の外側面に溶接によ
り取り付けられている。ボルト4のネジ部4bには押圧
部材としての押さえ金具5、スペーサ6及びスプリング
ワッシャ7の順で挿通されている。そして、ネジ部4b
の先端に螺合されたナット8を締付けることにより、押
さえ金具5がフランジ部3との当接面3bを開閉器ケー
ス1側へ押圧するため、フランジ部3は開閉器ケース1
の外側面に押さえ付けられるようになっている。
【0016】前記各ボルト4のネジ部4bには係合部材
としてのスペーサ6がそれぞれ取り付けられ、各スペー
サ6はボルト4の頭部4aと押さえ金具5との間に配置
されている。図3に示すように、スペーサ6はポリプロ
ピレンからなり正面略正方形状に形成され、その各コー
ナ部はそれぞれ面取り部9となっている。スペーサ6に
は係入部としての係入孔10が形成され、この係入孔1
0にはボルト4のネジ部4bに挿通されている。この係
入孔10の径はボルト4のネジ部4bの径と同一である
ため、両者4,10の間に隙間は存在していない。
【0017】前記面取り部9を除く各スペーサ6の外端
は第1〜第4の当接部11a〜11dとなっている。即
ち、前記係入孔10の中心C1を通り、かつスペーサ6
の外端縁に対し直交する仮想線α,βと、スペーサ6の
外端縁との交差点がそれぞれの当接部11a〜11dと
なっている。この実施形態においては各ボルト4におけ
る何れのスペーサ6も第4の当接部11dがブッシング
2におけるフランジ部3の外周面3aに当接されてい
る。前記各ボルト4のネジ部4bはスペーサ6を介して
フランジ部3の外周面3aを4か所で支持しており、こ
の支持によりフランジ部3がその径方向へ移動規制され
ている。
【0018】又、スペーサ6における第1〜第4の当接
部11a〜11dは何れもボルト4における頭部4aの
外周縁よりも外方へ突出されている。そのため、ブッシ
ング2を開閉器ケース1に組付ける際などにおいて、そ
れぞれのスペーサ6はボルト4のネジ部4bに対するフ
ランジ部3が当たるのを緩和する緩衝材となっている。
図3に示すように、スペーサ6の係入孔10は偏心し
た位置に形成され、その中心C1はスペーサ6の中心C
2からずれたところに位置している。即ち、スペーサ6
の中心C2を通りかつスペーサ6の外端縁に直交する境
界線S1,S2で区画される第1〜第4の領域a〜dを
想定した場合、係入孔10の中心C1は第2の領域bに
位置している。そのため、係入孔10の中心C1から前
記第1〜第4の当接部11a〜11dまでの距離L1〜
L4は互いに異なっていることになる。従って、開閉器
ケース1にブッシング2を組付ける際において、フラン
ジ部3の直径に合わせて各当接部11a〜11dを選択
可能となっている。なお、本実施形態においては、係入
孔10の中心C1から前記各当接部11a〜11dまで
の距離L1〜L4と、各フランジ部3の直径に基づく各
当接部11a〜11dとの対応関係は下記表1に示す。
【0019】
【表1】 次に、上記のように構成されたガス開閉器におけるブッ
シングの支持構造の作用について説明する。
【0020】開閉器ケース1にブッシング2を組付ける
前において、そのフランジ部3の直径を計る。例えば、
フランジ部3の直径が166mmであれば、上記に示す
表1より第4の当接部11dをフランジ部3の外周面3
aに当接させるように組付けることとなる。そして、開
閉器ケース1にブッシング2を組付けるには、各ボルト
4のネジ部4bにスペーサ6をそれぞれ挿通し、各スペ
ーサ6における第4の当接部11dを、取り付けられる
ブッシング2の軸線方向へ向くように斜めにしておく。
第4の当接部11dを挿入した際において、スペーサ6
の径とネジ部4bの径とはほぼ同一であるため、第4の
当接部11dを斜めにした状態に保持される。その後、
開閉器ケース1の側壁に当接された図示しない貫通孔に
ブッシング2を挿入する。この挿入する際において、ブ
ッシング2が少しでも斜めに挿入されると、フランジ部
3がスペーサ6に当たって緩衝される。つまり、それぞ
れのスペーサ6の第4の当接部11dはボルト4の頭部
4aよりも外方へ位置されているため、フランジ部3の
外周面3aが直接ボルト4の頭部4a又はネジ部4bに
直接当たることはない。
【0021】そして、ブッシング2のフランジ部3が各
スペーサ6の内側にはめ込まれると、フランジ部3の外
周面3aが各スペーサ6の第4の当接部11dに当接さ
れ、開閉器ケース1の貫通孔20aに対するブッシング
2の取付位置が仮設定され、手等にて仮押さえすること
なくこの位置に保持される。その後、各ボルト4のネジ
部4bに押さえ金具5を挿通し、更に、スペーサ6とス
プリングワッシャ7をそれぞれ挿通する。そして、ボル
ト4のネジ部4bにナット8を螺合し、そのナット8を
締付けると、押さえ金具5によりフランジ部3の当接面
3bが開閉器ケース1側へ押圧され、ブッシング2が組
付けられる。なお、同様に残りのブッシング2について
も、そのフランジ部3の直径を計り、その直径に応じた
スペーサ6の各当接部11a〜11dを選択し、選択さ
れた当接部11a〜11dをそれぞれ内側に向け、上述
した方法で取り付ける。このように、前記スペーサ6は
その外周に係入孔10の中心C1から4寸法(L1〜L
4)が選択自在となり、これら4寸法を有する4個のス
ペーサ6にて、開閉器ケース1に対する微妙な6個のブ
ッシング2の芯出しが可能となる。
【0022】本実施形態は以下に示す(1)〜(5)の
効果を有する。 (1)ブッシング2を組み付ける際において、フランジ
部3の外周面3aが各スペーサ6の第4の当接部11d
に当接されることにより、ブッシング2を手等で仮押さ
えする必要がない。又、従来技術に示す数種類の調節部
材を用意する必要がないので、その調節部材を選定した
り、位置決めしたりする等の面倒な作業を省略すること
ができる。従って、ブッシング2の芯出しを簡単に行う
ことができる。
【0023】(2)ボルト4によりスペーサ6を介して
フランジ部3の外周面3aを支持するようにしたため、
開閉器組立時においてブッシング2の先端に接続された
配電線等の揺れにより同ブッシング2に対して外力が加
わっても、ブッシング2のフランジ部3がその径方向へ
位置ずれするのを確実に防止することができ、組立過程
における位置決めされた状態の保持が容易となる。又、
フランジ部3の外周面3aは等間隔をおいて4カ所で、
かつ4寸法の選択寸法をスペーサ6が有することによ
り、微妙なブッシング2の芯出しが容易となるばかり
か、この芯出し作業時も含めブシッシング2のフランジ
部3は常に位置ずれしない状態に保持され、組立次工程
への作業性が良好となる。
【0024】(3)ブッシング2を開閉器ケース1に対
して強固に取り付けるために、ボルト4の先端にあるナ
ット8を強く締め付けて、フランジ部3の当接面3bに
対する押さえ金具5の押圧力を高めなくてもよい。即
ち、ナット8を強く締付けなくてもよいため、押さえ金
具5の外端が変形するのを防止することができる。又、
万が一ナット8を強く締め付けることがあったとして
も、ボルト4の頭部4aと押さえ金具5との間にはスペ
ーサ6が介在されている。即ち、スペーサ6により押さ
え金具5とボルト4の頭部4aとの間の隙間がなくなる
ため、押さえ金具5の外端部が変形することはない。
【0025】(4)開閉器ケース1にブッシング2を組
み付ける際において、開閉器ケース1にブッシング2が
斜めに挿入されても、そのフランジ部3の外周面3aは
スペーサ6に当たって緩衝される。そのため、フランジ
部3の外周面3aが直接ボルト4の頭部4a又はネジ部
4bに当たらないので傷ついたりするのを防止すること
ができる。しかも、スペーサ6の材質はポリプロピレン
からなるため、ブッシング2よりも軟質材料であるた
め、フランジ部3の外周面3aが傷ついたりするのをよ
り一層防止することができる。
【0026】(5)スペーサ6の係入孔10を偏心させ
たため、係入孔10から各当接部11a〜11dまでの
距離L1〜L4を多段階に設定することができる。その
ため、各ブッシング2におけるフランジ部3の直径に応
じて各当接部11a〜11dのうちどの当接部11a〜
11dにすればよいかを多くのスペーサ6を用いること
なく、一つのスペーサ6で対応することができる。従っ
て、部品点数が増加するのを防止することができ、製造
コストの上昇を防止することができる。
【0027】なお、本発明は前記実施形態以外に以下の
ように構成してもよい。 (a)前記実施形態では、スペーサ6を介して各ボルト
4のネジ部4bによりブッシング2のフランジ部3を支
持した。これ以外にも、スペーサ6を省略してボルト4
の頭部4aの外側面をフランジ部3の外周面3aに当接
することにより、同フランジ部3を支持するようにして
もよい。この構成にすれば、部品点数を少なくできるた
め更なるコストダウンを図ることができる。
【0028】(b)前記実施形態では、4つのボルト4
によりフランジ部3を4か所で支持したが、ボルト4の
数を変更し、3か所以上でフランジ部3を支持すれば幾
つでもよい。
【0029】(c)前記実施形態では、開閉器ケース1
にボルト4を溶接により取り付けた。これ以外にも、ボ
ルト4及びナット8の関係を逆にしてナット8を溶接に
より取り付け、このナット8にボルト4を締め付けるよ
うにしてもよい。
【0030】(d)前記実施形態では、ボルト4のネジ
部4bにスペーサ6を挿通したが、例えば図4に示すよ
うな構成に変更してもよい。即ち、図4(a)に示すよ
うに、ボルト4の頭部4aとブッシング2のフランジ部
3との間に板状をなすスペーサ6aを介在してもよい。
この場合において、ブッシング2を組付ける前にボルト
4の頭部4aに接着剤等により接着しておく必要があ
る。又、図4(b)に示すように、ボルト4の頭部4a
にはめ込み可能な六角形状をなすスペーサ6bにしても
よい。又、前記各スペーサ6a,6bの厚みを変更する
ことにより、フランジ部3の径にばらつきがあっても芯
出しすることができる。
【0031】(e)前記実施形態では、スペーサ6にお
ける係入孔10の中心C1を同スペーサ6の第2の領域
bに位置させた。これ以外にも、例えば、図5に示すよ
うに、第2の領域bと第3の領域cとの境界に位置させ
るようにしてもよい。
【0032】(f)前記実施形態では、略正方形状をな
すスペーサ6としたが、任意の形状に変更してもよい。
例えば、図6(a)に示すように、三角形状をなすスペ
ーサ6cにしたり、図6(b)に示すように、円形状を
なすスペーサ6dにしてもよい。これらの場合、係入孔
10の中心は各スペーサ6c,6dの中心からずらして
おく。
【0033】(g)前記実施形態では、スペーサ6の材
質を合成樹脂(ポリプロピレン)としたが、例えは、硬
質ゴムや金属等のように任意の材質に変更してもよい。 (h)前記実施形態では、ガス開閉器におけるブッシン
グ2の支持構造に具体化したが、ガス開閉器以外にも気
中開閉器等、ブッシング2が貫通する開閉器ケース1を
開閉器であれば特定の開閉器に限定されることはない。
【0034】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、ブッシ
ングの仮押さえする作業や、ブッシングの位置を調節す
るための調節部材を位置決めしたりする作業が必要ない
ため、ブッシングの芯出しを簡単に行うことができる。
【0035】請求項に記載の発明によれば、請求項
に記載の発明の効果に加え、例えば開閉器ケースにブッ
シングを組付ける場合等において、ブッシングのフラン
ジ部が緩衝材に当たって緩衝されるため、同フランジ部
が傷付くのを防止することができる。
【0036】請求項に記載の発明によれば、請求項
又は請求項に記載の発明の効果に加え、フランジ部に
対する緩衝性能をより一層向上させることができる。請
求項に記載の発明によれば、請求項〜請求項のう
ち何れかに記載の発明の効果に加え、フランジ部の取付
位置を調節することにより、低コストでブッシングを芯
出しを行うことができる。
【0037】請求項に記載の発明によれば、請求項
〜請求項のうち何れかに記載の発明の効果に加え、簡
単な構造でブッシングの芯出しを行うことができる。請
求項に記載の発明によれば、前記請求項1に記載の発
明の効果に加え、押さえ金具を変形させることなく、ブ
ッシングの位置ずれを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を具体化したガス開閉器の正面図。
【図2】同じく、ガス開閉器の拡大側面図。
【図3】同じく、スペーサとブッシングの当接した状態
を示す拡大正面図。
【図4】別の実施形態を示し、(a),(b)はスペー
サの拡大正面図。
【図5】同じく、スペーサの拡大正面図。
【図6】同じく、(a),(b)はスペーサの形状を変
更した場合における拡大正面図。
【図7】従来の技術を示し、(a)は開閉器の一部切欠
側面図で、(b)は開閉器の一部切欠正面図。
【符号の説明】
1…開閉器ケース、2…ブッシング、3…フランジ部、
4…ボルト(取付部材) 5…押さえ金具(押圧部材)、6…スペーサ(係合部
材,緩衝材)、10…係入孔(係入部)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01H 33/28 - 33/59 H01B 17/26

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】外周にフランジ部が突設されたブッシング
    を開閉器ケースに貫通し、開閉器ケースの外側面には前
    記フランジ部の外周面に対応するように取付部材を設
    け、この取付部材にはフランジ部を開閉器ケースの外側
    面側へ押圧する押圧部材を設けた開閉器におけるブッシ
    ングの支持構造において、前記取付部材には同取付部材と係合する係合部材が設け
    られ、この係合部材はフランジ部の外周面に当接される
    ものであり、 前記取付部材にフランジ部の外周面を支持
    する機能を持たせた開閉器におけるブッシングの支持構
    造。
  2. 【請求項2】前記係合部材は取付部材に対してフランジ
    部が当たった際に緩衝するための緩衝材である請求項1
    に記載の開閉器におけるブッシングの支持構造。
  3. 【請求項3】前記緩衝材は合成樹脂からなる請求項1又
    は請求項2に記載の開閉器におけるブッシングの支持構
    造。
  4. 【請求項4】前記係合部材はフランジ部の取付位置を調
    節可能な形状をなすものである請求項1〜請求項3のう
    ち何れかに記載の開閉器におけるブッシングの支持構
    造。
  5. 【請求項5】前記係合部材には取付部材が係入される係
    入部が形成され、この係入部は偏心した位置に設けられ
    ている請求項1〜請求項4のうち何れかに記載の開閉器
    におけるブッシングの支持構造。
  6. 【請求項6】前記取付部材はボルト又はナットであっ
    て、このボルトの頭部又はナットと前記押圧部材との間
    に前記係合部材は隙間なく介在されるものである請求項
    1に記載の開閉器におけるブッシングの支持構造。
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